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『ブラック・ショーマン』大ヒット御礼舞台挨拶「ブラック・ショーマン」公式サイト 原作・東野圭吾×主演・福山雅治による映画「ブラック・ショーマン」の大ヒットを記念して9月23日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催され、福山雅治さん、有村架純さん、田中亮監督が揃って登壇しました。有村さんが、福山さんにマジックをプレゼントし、それに対し、福山さんも華麗なコインマジックを生で披露するというサプライズも! こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 大ヒット御礼舞台挨拶 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 田中亮監督 福山さん本日は、この日比谷にお越しいただきありがとうございます。そして、日本全国の映画館からもご覧になっていただきありがとうございます。長崎の皆さんや九州の皆さん、そして、北海道に至るまで、全国各地からご覧いただいているとうかがっています。本当にありがとうございます。 有村さん劇場にお越しの皆さん、そして配信を楽しんでいただいている皆さん、どうもありがとうございます。今日は祝日ですよね? 福山さんそう、そう! 有村さん本日のこのイベントが、祝日の良い時間になったら良いなと思います。少しばかりですが、楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。 田中監督皆さん、「ブラック・ショーマン」は楽しんでいただけましたでしょうか。 ■会場から大きな拍手! 田中監督ありがとうございます。映画の醍醐味は、作品を観て楽しんでいただいた皆さんの表情を直接拝見できることだと思います。我々としては、非常にうれしい機会ですね。この「ブラック・ショーマン」は、撮影地の岐阜の中津川、郡上八幡に大変お世話になりましたね。愛知県の足助(豊田市足助町)の香嵐渓(こうらんけい)の紅葉も映画では大きなポイントとなりました。本当に映画作りに協力していただいて、感謝申し上げます。今日、こうして会場にいらっしゃる皆さん、また全国から見てくださっている皆さんは、我々と共に、この「ブラック・ショーマン」を今後も盛り上げてくれる仲間だと思っています。今後ともよろしくお願いします。 MC本作は9月12日に公開を迎え、9月22日までの興行収入は13.3億円、観客動員数96.5万人となり、本日中には100万人を突破することが確実です。公開4日間の成績としては、2022年公開「沈黙のパレード」の107%で、興行収入30億円超を狙える大ヒットスタートとなっております。 福山さんもちろん作品のヒットを目指して、監督・スタッフ、キャストの皆さんと一丸となって頑張ってきたわけですが、夢中になって作品を作ってきました。ですから、実際にこうした結果が出るとね、本当に、本当にうれしいです。そして、やっぱりエンターテインメントですから、皆さんに楽しんでいただけていることが、何よりもうれしいです。また、様々な考察も始まっていると思います。「この映画ってこうだよね」とか、「マジック面白いよね」「楽しいよね」っていうところから始まり、皆さんが少しずつ本作が描いているテーマのようなものに気づいてくれていることを感じてうれしいです。日本のみならず世界中が抱えている、地域経済の問題であるとか、本当は言いたいけど言えないといった同調圧力みたいなことに対しても触れています。僕らが監督も含めて、セリフやお芝居一つ一つを多面的に作っていったものに対して、少しずつ皆さんが語っていくれているのを感じて、それがうれしいですね。 有村さん気軽に「あ、この映画観てみようかな」とか、「福山さんが出ているから観てみようかな」とか、「観てみようかな」の入りは、たくさんあると思います。本作には、興味をそそられる何かが宿っているのかもしれないですが、「ブラック・ショーマン」という作品が、皆さんの中で、気軽に足を運べる作品で、観終わった後に「ああ、何かいい2時間ちょっとだったな」という気持ちになった方々がこれだけたくさんいたんだと思うと、本作に参加できて良かったなと思います。 田中監督まずは、何はなくとも東野先生の原作の力によるところが大きいと思います。その上で、福山さん、有村さんと共に、映画としてより良いものにしようと、仕上げた作品が、受け入れられていることが本当にうれしいです。「観客動員数100万人」と聞くと、すごいことに思いますが、ここにいるお一人お一人がいての100万人です。その顔を、こうして見ることができるのは、本当にうれしいですね。 MC周りの方からの反響などはありましたか? 福山さんありましたね。「マジック頑張りましたね」って褒められました。やっぱりね、褒めてもらえて良かったなと思うんですけど、私も50代ですからね…。50代の人が、今までやったことがないことに挑戦して、できている感じを、「いや、良かったね、ちゃんとできていたよ」みたいな親心のような感じで褒めてくれているんでしょうね(笑)。それはでも、褒めていただけるのはうれしいことですよ。だって、年を取るっていうことは、それまでできていたことができなくなる方がどっちかっていうと多くなっていくじゃないですか。速く走れなくなったり、階段を上ると10段でもう息が上がるようになるわけですからね。そんな中で、新しいことができるようになるというのは、僕にとっても励みになりましたね。だから、そういうことを「ちゃんとできてましたね」って褒めてもらえるのは、うれしいことですよ。 有村さん以前、私と一緒に頑張ってくれていたマネージャーさんがポスターと一緒に(ポスターを指差したポーズで)こうやって写真を撮って「観たよ」って言ってくださったり、日頃から身体のケアをしていただいている方も「観ました」って言ってくださいました。 田中監督いろいろな感想をいただいているんですが、一番聞いたのが、「ラストのトラップハンドで、英一さんと真世さんの二人のやり取りに涙した」ということですね。そんな感想を周りの方からも聞いて、それは伝わって良かったなと思いました。そこからのエンドロールの「幻界」を聴いて、晴れやかな気分で劇場を出たというお話も聞いて、観終わるまで楽しんでいただけたんだなって思ってすごくうれしい感想でしたね。 MC福山さん、最後にあの曲がかかって、あれがカッコ良くて、より感動が深まったという意見もすごく多いです。 福山さん撮影中は楽曲制作に全く取りかかれなくて、撮影が終わった後にやっと取りかかれたんで、プレッシャーでしたね。遅いんですよね、作るのがね(苦笑)。本当に申し訳ないです…。最初のベガスのショーは、最後の教室のシーンを撮った後でしたよね。居残りだったんです、私。 有村さん撮影は三日間でしたっけ? 田中監督練習も含めると、もっとですよね? 福山さんいや、あれも疲れましたね。 田中監督あれも褒めていただけました。 福山さん褒めていただけて良かった。教室のシーンが終わって、オープニングのシーンを撮ったおかげで「あ、こういうサウンドが鳴っていても良いんだな」と思いましたね。撮り終えたからこそ浮かび上がってきたんですよね。ご覧になって、お気づきになる方はお気づきだと思うんですが、あれは戦闘シーンではないです。本当の戦闘シーンだったら、もうちょっと違う殺陣になっていくと思います。今回のは、演武というか、剣舞というか…。且つ、「日本人がやっているベガスのショー」なんで、監督と相談をして、いろいろな日本映画や有名な映画のアクションシーンをコラージュして散りばめるというアイデアを元にやったんですよね。最初の刀のシーンで、腕でギューっと刀を拭くような仕草は「十三人の刺客」の役所広司さんへのオマージュです。あとはジャッキー・チェンの「酔拳」へのオマージュだったりとか、「座頭市」へのオマージュです。そうやっていろいろなものを散りばめていって、恐縮ながらですが、タランティーノ的解釈というか、日本映画に対してのオマージュ的な演出をしました。「あ、この方法ありだな」と思って、実は「幻界」という楽曲の中にも、ものすごく有名な楽曲のフレーズを一度、分解して再構築したものが何曲も散りばめられているんです。それが、ある意味、マジック的表現というか…。マジックにはタネが必ずあるように、「幻界」という曲の中に、その元ネタとなる世界的に有名な楽曲のフレーズが散りばめてあるけれど、言わなければ分からないような感じで仕込んであるんです。映画のオープニングの殺陣には映画の有名なシーンのオマージュをコラージュをしていて、「幻界」には有名なフレーズのオマージュをコラージュされているという作り方なんですよね。 MCもうすでに本作を観るのは二回目、三回目ですよっていう方もたくさんいらっしゃいます。本作を何度も観ることを“追いショーマン”と言うそうです。そこで、二回目、三回目に本作を観る時、こういうところに注目したら面白いかもよっていうポイントがあれば教えてください。 田中監督“追いショーマンポイント”ですね。二つ上げても良いですか?まず一つ目は、こういう舞台挨拶でよく話題になる、福山さんと生瀬さんの最初のシーンで、警察手帳やスマホなどを抜き取る「ピックポケット」って言われるマジックのシーンですね。実際に福山さんにマジックをやっていただいているんですが、スマホを抜き取る時、実は観客の皆さんにはチラッと見えるようなカメラアングルとカメラワークで撮っているんです。でも、生瀬さんと丸山(智巳)さんと、有村さんからは見えないような視線になっているので、それに気づいた上で観ていただくと、武史さんとの共犯関係の上で、あのマジックを堪能できると思います。なので、そこはぜひもう一回観ていただきたいです。あと、もう一つは、僕がこの映画の中で好きなショットです。物語中盤で、公園で武史さんが真世さんに「もう手を引け、足手まといはもういらない」と言うシーンです。真世さんはそれでも食い下がるんですが、武史さんは行ってしまうというあのシーンのラストカットの最後に振り向いた真世さんの顔が、今まで叔父に振り回されてきた姪ではなく、一人の大人として事件を解決するという成長を見せる表情を一発で表現していただきました。且つ、夕日を背負った素晴らしく美しいショットになっているので、あそこは何回観ても良いんじゃないかと思います。 MC有村さんは“追いショーマン”ポイントありますか? 有村さん教室の長いシーンがあったと思うんですが、あのシーンは実は三日間かけて撮っているんですね。で、もしかしたら、分かる人には「あれ? これ次の日かな?」とか分かるかもしれません…。 福山さんそんな部分ありましたか? 有村さん、途中で髪を切ったりしました? 有村さんえ(笑)? 福山さんまさかそんなことはやっていないよね? 有村さん教室のシーンを撮る前に半年空いたんですよね。で、その間に、皆さん別の作品の撮影が入ったりして…。私は、髪を切りました! 福山さんそれはそうですよね。 MC半年空けてもう一度撮るとなって…。 有村さん私は髪を戻してから撮影に挑みました。撮影は順撮りでしたが、「ここまでは今日」「ここまでは翌日」、「ここから最後までは三日目」という感じの撮影だったので、間で一度寝たりしているので…。 MC顔がむくんだりしている人いるんですか? 有村さん(何度もうなずく)。 田中監督コンディションが分かる(笑)? 有村さん皆さんプロですし、私も気持ちを繋げるために、準備は100%にして行きましたが、もしかしたら分かる人には、「あ、これ次の日だな」って分かるかも…(笑)。 MC誰かの顔がむくんでいるってことですね(笑)? 田中監督それは一回では分かんないと思いますので、“追いショーマン”を何度もしてもらわないと…。 MC福山さんは何かありますか? 福山さんそうですね、まあ前回もお話しましたが、やっぱり一番苦労したのは、生瀬さんとのライターマジックのところですね。風が吹くと火がついちゃうんですよ。だから無風の時を狙うしかなくて、あれはもう本当に大変だったんで、気に入っています。肝入りのシーンです。あとは、皆さんからいただいた感想で、監督がおっしゃったラストシーンですね。「英一さんが娘の真世に対しての思いを表現しているところで泣けた」というのは、すごくうれしいことですね。事件も解決したし、真世との「叔父さんって言われるのが…」というくだりもあって、そこで終わりでも良いじゃないですか。だから、その後に持ってくる話っていうのは、冗長というか、まあちょっと長いかなっていうところだと思うんです。でも、あそこでもう一回、真世の気持ちと英一さんの気持ちに物語を持っていけるのは、この「ブラック・ショーマン」という作品の奥行きの深さだと思います。そして、それが伝わっているというのは、何回も観ていただけるものになっていると思います。やっぱり「泣ける」っていうのはすごいですよ。泣ける作品っていうのは、なかなかないので、また泣きに来ていただければと思います。(会場の皆さんに向かって)泣くっていうのは、つまりあれでしょ? 皆さんにも思い当たる節があるんでしょ? MCいやいやいや、お客さんを問い詰めるのやめてください。 福山さんいやいや、そうじゃなくて、家族というものに対して、愛情はあるけれどもという部分がね…。真世だって、英一さんに対して愛情があるけれども、そんなにさ、「お父さん、大好き」「愛している」とか、感情表現はなかなかできないですからね。 (会場の皆さんに向かって)…皆さんも思い当たる節あるんでしょ? 家族に対して素直になれないみたいなところがね。そういったところも踏まえて、感じていただけるとうれしいなと思います。 MC福山さんと有村さんは初共演でありながら、撮影そしてプロモーション活動も一緒にやってきました。もう完璧に息がぴったりな最強バディにもなっていると思います。そこで、それを確かめるために、一問お二人に、せーので答えてもらってもいいですか? ■有村さんがうなずく。 福山さん有村さんは度胸がある人なので「大丈夫ですよ。はい、分かりました。何でもどうぞ」みたいなところがあるんです(笑)。でも、私は「絶対うまくいかない…」と、思っていますよ(苦笑)。 MC今日は秋分の日ということで「○○の秋」とよく言いますので、二人に「○○の秋」とせーので言っていただければ、バチっと合うんじゃないかと思います。 福山さんえ?「○○の秋」? 何を聞いているの? MCいやいやいや(笑)。例えば「芸術の秋」とか言う答えを、お二人でせーので答えていただきたいと…。 福山さんあぁ、秋について聞きたいと? 一問だけ?(会場:笑) MC今、この間にマジック的な感じで二人で打ち合わせをしていますか(笑)? 福山さんいやいや、秋について答えれば良いの? 「〇〇の秋」って?(会場:笑) …今の流れだと合う気がしてきました。 有村さんうんうん。 MC行きますか? 福山さん…うん。(その間に会場:笑) 有村さん「○○の秋」ですよ? 福山さんこれ「○○の秋」と言っても、必ずしも二文字に収まる必要はないわけですよね? 有村さん「秋と言えば何ですか?」ということですね。 MCでは、「秋と言えば〇〇」にしますか? 福山さん「今年の秋」と言えばですか?(会場:笑) MCまあ、そうですね。急に去年の秋のことは聞かないですね。 福山さん地球が誕生して以来の秋の話ではなく、2025年の秋と言えばの方が合うんじゃないかな? 有史以来の秋ではなく…。 MCそうですね。「ブラック・ショーマン」の公開を迎えた今年の秋ということで。ではせーので行きたいと思います! せーの! 福山さん:「『ブラック・ショーマン』の秋」 有村さん:「芸術の秋」 【「〇〇の秋」の答え】 ■福山さん&有村さん笑い。会場からは大きな拍手。 福山さん今、何ておっしゃいました? 有村さんそれ(福山さんの答えの「ブラック・ショーマン」)も含めて「芸術の秋」です。 ■会場から大きな拍手! MCいやいや、今のは拍手ですか? おかしくないですか? 完全に「芸術」って言っていましたよ! 福山さんそれも含めて入っているんです。 MC映画も芸術だから「ブラック・ショーマン」も映画だから芸術という…。 福山さん「○○」って言っちゃうと、「芸術の秋」みたいな漢字二文字が入っちゃうから…「〇〇の秋」だとアレだなと思ったんですよ。だって、今何のために来ているかって「ブラック・ショーマン」の宣伝のために来ているわけでしょう? 宣伝のためというならば、「ブラック・ショーマン」という言葉をこすり続けるしかないでしょう? だから、「2025年の」って、「有史以来の秋ではなく」って言ったじゃない。 MC私も「ブラック・ショーマン」が公開される今年の秋と言いました。 福山さん言ったよね? だからね、有村さんもさすがに「『ブラック・ショーマン』の秋」と言うと思った。ただ、まあ芸術という枠の中には入っているからね。息ぴったりでしたね? ■会場から拍手! MC有村さんは、本日、福山さんに披露したいものがあるそうですね? 何なんでしょうか。 有村さん何なんでしょうか…? MC私に聞き返さないでください! 有村さんあ、マジックを…。 MC自信あるんですよね、有村さん? 有村さん(あっさりと)はい、もう。 福山さん有村さんは「やりますか?」って言われると、やってくれる人だから(笑)。ここまで散々マジックの映画だなんだって言って、最初のイベント(完成報告会)では扉から登場したり、新宿ペペではカードを当てたりしてきて……相当、ハードルが上がった中で何をやるんですか? ■台に乗った銀の器と蓋が登場! 有村さんこの器に蓋をします。…はい、では「It's Show time!」(有村さんがマイクに指を近づけて指を鳴らそうとするが上手くいかず何度もチャレンジする) 福山さんいやいや、ちょっと待ってください。そこで大事なのはキレでしょ?(有村さん:笑) 有村さん(もう一度指を鳴らして、蓋を開ける) ■器の中にバラの花束が登場! MCマジック大成功です。 ■有村さんから、そのバラの花束を福山さんにプレゼント! MCどうですか?この上達ぶり。 福山さんいや、すごい! MCすごいでしょ? 福山さん(苦笑いしながら)……今、何かしました(笑)? 有村さん(笑)。 福山さんこれ(バラの花束)を監督に渡したら、監督が消すみたいな…。 田中監督できませんよ(笑)! 福山さんありがとうございました。 MC最後に有村さん、福山さんから皆さんにメッセージをお願いします。 有村さん本当にたくさんの方々にこの「ブラック・ショーマン」を楽しんでいただけて、本当にうれしく思います。作品に参加しているキャストの方々、スタッフの方々が全力で現場を楽しんでいたり、「良いものを作ろう」という同じ気持ちで、同じ方向に向かって作り上げる作品は、こうやって観てくださる方々に届くものなんだなっていうことを改めて再確認しました。今後そういう気持ちで頑張ろうと思えるような作品に出会えて、私もすごくうれしいです。引き続き「ブラック・ショーマン」を“追いショーマン”して楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。 福山さん大ヒットなので、僕も何かやりましょうか?(会場:拍手) ■福山さんは持っていたマイクを監督に渡すと、ポケットからコインを取り出す。 MC急にですか? コインを持っているんですね! 福山さんコインロールと呼ばれるものをずっとやっていました。見えますか? 中継の皆さんにはカメラで見えると思いますが…。 ■福山さん、華麗にコインを掌の上で操る。 福山さん「リテンションバニッシュ」(手に持っていたコインを消すマジック)というものがあるんですが、なかなか披露する場がないですからね。(指でつまんだコインを反対の手の平に置く)こうやって置いて…。(手を握ってふっと息を吹きかけて手を開くとコインが消失すると、会場から拍手が湧き上がる)(手を開いたり、重ねたりしながら、両手を握って)今、コインはどっちにあると思いますか? 福山さん(右手を広げるとコインがない。左手を広げてもコインがない。会場から驚きの声が挙がる)…そして、有村さんのお顔から…(有村さんの顔の近くで指を鳴らすと、コインが出てくると会場から拍手が沸き起こりました) MCおおっ! 福山さんこういったことを細々とやっています。こういうことを一個ずつ積み重ねて、この作品は作られています。マジックは虚構ですが映画もそうですよね。その虚構を見せるためには、本物のことが起こらなければ虚構が見せられないということの証明なのかなと、本作のことを思います。この「ブラック・ショーマン」という作品の根幹、骨子になっているものは、本当のことがベースになって虚構が描かれています。そして、それがエンターテインメントになっている。最終的には、虚構といっても、そこで描かれているものが皆さんの心に本物の感情として届いていくということなのかなと思っています。なので、……まあ、もうちょっと“追いショーマン”していただきたいなと思っています(笑)。そのために、今日はいままであまり見せてこなかった生マジックを披露しました。生マジックの請求は、“追いショーマン”でよろしくお願いします。本当に今日はありがとうございました。「ブラック・ショーマン」を引き続き愛していただければと思います。「It's Show time!」
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『沈黙の艦隊 北極海大海戦』劇場用パンフレットのお知らせ©2025 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved. ©かわぐちかいじ/講談社 2025年9月26日(金)公開『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の上映劇場で販売いたします。 パンフレットは公開劇場にてお買い求めください。 A4横 P48(表紙込み) 定価1,100円 (税込) 『沈黙の艦隊 北極海大海戦』 Playback ドラマ 沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~ ※以降のページには物語の核心に触れる記述が含まれます。 映画鑑賞後にお読みになることをお勧めいたします。 Introduction Story Character Chart Production Notes Cast Interview 大沢たかお Cast Comment 上戸 彩 津田健次郎 中村 蒼 前原 滉 松岡広大 渡邊圭祐 酒向 芳 岡本多緒 夏川結衣 風吹ジュン 笹野高史 江口洋介 リック・アムスバリー ブライアン・ガルシア ドミニク・パワー トーリアン・トーマス 【かわぐちかいじ先生 劇場パンフレット特別描き下ろしイラスト】 原作:かわぐちかいじ Dector's Interview 監督:吉野耕平 Storyboard CG &VFX Special Talk 監督:吉野耕平 VFXスーパーバイザー:西田 裕(オムニバス・ジャパン) CGFXディレクター:米岡 馨(ステルスワークス) Staff Profile Column 白石 光(戦史研究家) Theme Song 主題歌「風と私の物語」歌詞紹介 Comment Ado 作詞・作曲:宮本浩次 編曲:まふまふ Credit -
SAKAMOTO DAYS2026年4月29日(水・祝)公開 ©鈴木祐斗/集英社 ©2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
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劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公開記念舞台挨拶劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公式サイト 原作は、鬼才の漫画家・藤本タツキさんが、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で人気連載中の漫画『チェンソーマン』。今作は、TV シリーズの最終回からつながる物語、【エピソード「レゼ篇」】を映画化しており、主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語です。 9月19日公開を迎えた本作。翌20日にTOHOシネマズ 日比谷にて公開記念舞台挨拶を実施し、戸谷菊之介さん、楠木ともりさん、坂田将吾さん、内田夕夜さん、内田真礼さん、高橋花林さん、上田麗奈さんが登壇しました。また、原作者の藤本先生からメッセージとイラストが寄せられました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。 公開記念舞台挨拶 デンジ役 戸谷菊之介さん マキマ役 楠木ともりさん 早川アキ役 坂田将吾さん 暴力の魔人役 内田夕夜さん 天使の悪魔役 内田真礼さん 東山コベニ役 高橋花林さん レゼ役 上田麗奈さん MC本日は、全国346の劇場で中継がされております。ちょっと手を振って話しかけてください。 戸谷さん(中継カメラに手を振りながら)見てる~? (登壇者の皆さん:笑) MC全国ですので、どこでも地名をおっしゃってください! 戸谷さんえっ!? 内田(夕)さん(カメラに向かって手を振りながら)福岡ー! 内田(真)さん(カメラに向かって手を振りながら)大阪ー! 坂田さん(カメラに向かって手を振りながら)(熊本)光の森ー! 地元の映画館なんです。 楠木さん(カメラに向かって手を振りながら)愛知ー! 戸谷さん(カメラに向かって手を振りながら)京都ー! MCそれでは会場と全国の皆さんに向けてご挨拶をお願いします。 戸谷さん本日は、いろいろな話ができたらと思います。ぜひ最後まで楽しんで帰ってください。 楠木さん無事に公開できて、こうして本日皆さんとお話しできるのを楽しみにしておりました。 坂田さん皆さん、上映後の余韻の中だと思いますが、楽しんでいただければ幸いです。 内田(夕)さん(ハンドサインをしながら、暴力の魔人の原作のセリフから)「ラブ&ピース」です! 内田(真)さんまた、本日は皆さんと『チェンソーマン』のお話がたくさんできることを楽しみにして参りました。 高橋さん皆さん、ご覧になったということなのでね。(コベニのセリフから)なんか、ごめんなさい。(会場:笑) 上田さん今日はそれぞれのバディの皆さんも来てくださっているので、お話をうかがえるのがとっても楽しみです。今日は楽しんでいってください。 MC夕夜さんの瞳は今日グリーンなんですよね? 内田(夕)さんそうなんですよ。皆さん、それぞれキャラクターのカラーを纏(まと)うということで、暴力の魔人はグリーンがイメージカラーで、「レゼ篇」ということでレゼのグリーンアイにも敬意を表して、グリーンアイ(のカラーコンタクトレンズ)を入れてきました。今、思いっきり目を開いていますが、見えるかな? 見えない方のために、ちゃんと胸ポケットに暴力の魔人(のアクリルスタンド)を連れてきています。これは、昨日妻が映画館で買ってきてくれました。 高橋さんすごい! 上田さん本当だ! かわいい! MC皆さんは、本作を観終わった後ですので、いろいろなことをお話しいただけます。ですが、公開直後ということで結末だけはお控えください。まずは、この情報をお伝えさせてください。昨日、無事に初日を迎えた本作ですが、公開一日目で観客動員数27万2000人、興行収入4億2000万円を突破したということです。最終興行収入50億円を狙える大ヒットスタートを切っています。(登壇者の皆さん&会場:拍手) 登壇者の皆さんありがとうございます! MC戸谷さん、すでに、こんなにたくさんの方が映画館に来ていただいているというのはいかがですか? 戸谷さんありがたいですね。反響もすごくいいです。SNSのハッシュタグのつぶやきも見ています。皆さん、興奮冷めやらぬ文章でつぶやいてくださっていて、本当にうれしいです。 MCキャストの皆さんも、本作をご覧になっていますよね? ぜひその感想と、劇場版だからこそのシーンとか、すごいと思うところをお聞かせください。 戸谷さん音響がすごくて、そこは映画館で観る価値があると思っていました。オープニングから、この音響で聴けるのが、めちゃくちゃ興奮しました。途中で、静かになる夜の学校のシーンとか、殺し屋が出てきてちょっとホラー調になる時の音響とか、もちろんアクションシーンの音響もずっと興奮しっぱなしでした。 楠木さん私は、ここが(スクリーンに映っているポスター画像を指さして)劇場で観たかったんです。大きなスクリーンとリッチな音響で観て、視界いっぱいに広がる花火を観て絶望したかった…。(登壇者の皆さん:笑) 戸谷さん絶望ですか? 楠木さん(笑)。ここに向かっていくシーンも含めて劇場で観られてうれしかったです。 坂田さん僕は、デンジとマキマさんのデートシーンですね。あのシーンは、すごく映画館の中が描写されますよね。それを、映画館の席で観ていると、何か変な気がして、楽しいというか…。 戸谷さん確かに。 坂田さんあのシーンを映画館で観られて良かったです。 内田(夕)さん僕も同じことを思っていたんですよ。映画館で(デンジとマキマが)二人きりで観るようなところもあるし、満席状態で観ているのもある。「もしかして、ふと横を見たら、デンジくんが座っているかもしれない」という感覚になりました。自分と客観性がいったりきたりする感覚が、映画館ならではだと思いました。 内田(真)さん私は、水の表現がすごかったなぁと思いました。水にもいろいろなパターンがあって、息ができなくなるような感覚と、鼓動がドキドキして止まらなくなる感覚がありました。だから、「このドキドキは何のドキドキだろう?」という時がありました。 MC戸谷さん、プールのシーンはキレイでしたよね。 戸谷さんめっちゃキレイでしたね。制作さんの「レゼを美しく描こう!」という意図を感じました。その美しさがダイレクトに伝わってきました。 高橋さん私は、最初の漫画に入っていくような感じが、大きいスクリーンで観ると、没入感がすごくあると思いました。画の質感がシーンで変わって、サイケデリックなところがあったり、リアル調なところがあったり、そういう素敵な場面描写を大きいスクリーンで観るのはいいなと思いました。 上田さん花火のシーンや、プールのシーンは、原作を読んでいた時から楽しみにしていたシーンだったのですが、実際に観て感動しました。でも、なんてことないシーンにもグッとくることが多かった印象もあります。ただ歩いているシーンとか、カフェ「二道」に向かうレゼの姿は、原作の時にスルーしてしまった部分だったのですが、映画になって、そのドラマ部分の尺が伸びたからこその、印象の残り方だったような感じがしています。そこでグッと来たので、最後に向かって、その積もり積もったものがあったからだなあと思っています。だから、「二回観るとよりグッとくるな」と思いました。ぜひ二度、三度と観てください。 MC今まで、本作でレゼとボムの二役をされていることは公表していませんでした。デンジの前に現れるレゼという女の子、後半ではチェンソーマンと戦うボムという全く違うキャラクターを演じましたが、どのような思いで二つの役を演じられましたか。 上田さんレゼに関しては、「デンジがマキマさんとレゼのどちらを好きなんだろう?」と、迷うぐらい魅力的な女の子を演じなければと思いました。レゼは、マキマさんとは違うタイプなので、距離の近さ・テンポ感・デンジとのノリの近さや年齢の近さなど、手が届くかわいい女の子を意識して、デンジをドキドキさせられるように頑張りました。 MCあのマキマさんから心を持ってくるのは、相当ハードルが高いですよね? 上田さん高いですよね。だから、本当に緊張したんですが、スタッフの皆さんのお力も盛大に借りして演じました。ボムに関しては、デンジをドキドキさせる必要がなくなるので、今度は引き算になりました。「心を奪う」ことが目的のように動いていたレゼとは違って、「心臓を奪う」ことに集中力を切り替えたので、レゼとはまた違ったクールさが見えるように自然となったと思います。そのレゼとボムの中にもう一人“三人目のレゼでもボムでもない彼女”が、いるように心がけたので、全くの別人ではない形になったと思います。 MC戸谷さんは、一緒に収録されたんですよね? 戸谷さんそうですね。上田さんとは、全編同じところで収録しました。レゼと出会うシーンから一緒にやったんですが、距離の近さをめちゃくちゃ感じました。言葉の一つ一つに「この子は、デンジのことが好きなのでは?」と感じさせるような、うれしさや、あざとくない自然な好意が、言葉に出ていました。それを感じながら一緒にできたので、やっぱり一緒にやれて良かったです。後半は、先ほどおっしゃっていた「デンジを惚れさせる必要がなくなった」ところに怖さを感じました。その落差が、デンジも「自分にはもう興味がないのかも」と期待がなくなって、「今までが嘘だった」というショックとか、後半の怒りに表れていったと思います。その落差は、上田さんの演技によって、引き出された感じです。 MC今「上田さんに引き出された」とありました。一緒に収録したことで気づいたことや、こんなお芝居をしたとか、ありますか? 上田さん戸谷さんは、すごくライブ感を持ってお芝居される役者さんです。だからこそ、予定調和ではなく、その時々の感情をまっすぐ届けて共有してくれました。だから、レゼも今まで体験したことのない楽しさに引っ張られていって、「もしかして、レゼも楽しんでいる?」と、皆さんに思ってもらえるようなところまで、引っ張ってもらった感覚がありました。 MC楠木さん、今その話を横で静かに微笑みながら聞いていらっしゃいましたね。 楠木さんはい、微笑ましいなと思いました。私の収録は、基本戸谷さんとやっていたので、レゼとデンジの掛け合いのシーンの収録は、あまり見ていないんですが、マキマに対するデンジはよく見ていました。デンジは、マキマを掴み取ろうと必死というか、ある意味ガメついというか、そういうまっすぐさがあります。でも、レゼと話している時のデンジは、大事に壊さないように自分の気持ちに気付きながら、思春期の男の子の純粋なかわいらしさが出ているから、二人を見ていると本当に辛いですね。(胸に手をあて)ギュッてなって…「あぁ、なんて苦しいんだ」と思いながら劇場で観ていました。そこに、私は心を動かされました。 MCそんな風に楠木さんが思っていることを戸谷さんは感じながら演じているわけでしょう? 戸谷さんマキマさんとレゼで葛藤していますね。二人への接し方は確かにかなり違いますよね。僕も客観的に「レゼと接している時はカッコつけているな!」って思いました(笑)。それもデンジのかわいいところだなって僕は思いました。 MCそれでは、(内田)真礼さんと高橋さんからうかがいます。これまでTVシリーズからデンジを見てきて、正直なところ、二人(デンジとレゼ)の関係はどういう風に映りましたか? 内田(真)さん正直に言っても良いですか?思っていたよりデンジがちょっとバカになった気がしています。まあ、TVシリーズの時から、割と頭悪かったと思うんですが……。 戸谷さん(笑)。直球ですね! 内田(真)さん恋愛って、どこか人をおかしくするところがありますよね。私も、レゼを見ていて、「とても魅力的」だと思ったので、「それはそうだよね」って思いました。そのデンジをお芝居する戸谷くんの演技が、「ハードにバカだな!」って…。(会場:笑) 戸谷さん(苦笑)。初めて言われました。 内田(真)さんいや、本当に素晴らしい演技だったの! すごく良いと思いましたし、今回のデンジは、より魅力的で大好きでした。 高橋さんマキマさんに対するデンジは、「憧れのお姉さん」というか、年上の人に養われたいとか、快楽に直球という感じのイメージがありました。でも、レゼといる時は、クラスメイトといる感じで、心が見えづらかったデンジに、「切ない気持ち」や「悲しい気持ち」といった人間味を増す感情を生ませたのがレゼなのかなって思いました。先ほどの上田さんの話を聞いて、それが、デンジの成長につながっていったんだなってしっくりきました。 戸谷さん確かにそうかもしれない。マキマさんからは、全て与えられて、言われるがままでしたが、レゼと接している時は、例えばプールのシーンでも自分から飛び込んでいこうとする瞬間が生まれたのは、レゼがいたからなのかなと思います。 高橋さん「自分で考えることを始めた」感じがしました。 楠木さんやっぱり、ちょっとバカなんだ(笑)。 MC坂田さん、(内田)夕夜さん、男性はレゼのこと好きになりますよね? 内田(夕)さんやはり男性は往々にして、快楽に直球なハードなバカたちですからね! それはそうなりますよ。(会場:笑) 戸谷さん主語がデカい! MC一方で、マキマさんの私服の破壊力がヤバかったです。 坂田さん袖が細くなっているのが良い! 戸谷さん細かいな!(会場:笑) 坂田さん 後ろで手を組んだ時に、フワッとしたカーディガンのシルエットから手首にかけてシュッとなっているのが良いですよね。(登壇者の皆さん:大笑い) MCすみません、坂田さんもハードな感じなんですか? 内田(夕)さんだから言いましたよね? (大きな声で)快楽に直球なハードなバカ!(登壇者の皆さん:大笑い) 坂田さん (めげずに話を続ける)そこで、大人っぽさを演出していると思いました。…熱弁しちゃってすみません。 MC揺れ動く気持ち分かりますよね? 内田(夕)さん僕らだけじゃなくて、客席の男性が全員うなずいていますからね。 坂田さん映画は、デンジの気持ちで見ちゃうじゃないですか。彼は16歳で、男子高校一年生ですよ。そんなの、揺れ動くに決まっているじゃないですか。 MC先ほども触れましたが、本日は二組のバディが揃っています。改めて早川アキと天使の悪魔のバディも見どころの一つだと思います。 坂田さん「レゼ篇」のアキと天使の悪魔は、バディができ上がるまでの話だと思っています。二人の最初の出会いからして、お互いに「何だ、こいつ!」と思っている感じがして、あまり良い感じではありませんでした。だから、本作では「バディとしてどう成立させていくか」という話なんだと、なんとなく思っています。 内田(真)さん今回は、そのスタート地点からなので、アキが命をかけて助けてくれたのは、アイスを食べながら仕事をする天使の心が動く地点だったと思います。あのシーンは一緒に録りましたが、坂田くんのお芝居が本当にすごかったです。本当に死にそうになりながらお芝居していました。坂田くんも一カ月分くらい寿命を削りながらやっていたのかな(笑)? 坂田さんかもしれない(笑)。そんなの安いもんですよ! (会場:笑) 内田(真)さん心が動いた「レゼ篇」での二人は、「ここから先が観たい!」と思わせるシーンでした。 MC(内田)夕夜さん、高橋さんはバディとしてお互いのキャラクターの印象はどうでしたか? 高橋さん最初の「コベニちゃーん」と話しかけてくるところで、「わっ、素敵!」ってなりました。「二人は仲良さそうかな」って思いました。 内田(夕)さんバディということで、愛しい感じもありましたが、コベニちゃんのヘッポコ具合がたまりませんでしたね。あれで、より一層「私はコベニちゃんを守らなければいけない」となりました。すごく強くなりました。 高橋さんうれしいです。ありがとうございます! MC戸谷さんは、ビーム役の花江夏樹さんについてうかがいます。あの二人の相性、相当良い気がします。 戸谷さん相性良いんですかね(笑)。最初は、デンジがビームを無下に扱いすぎて「男は嫌いだ」とグーパンチ入れていますからね。その時はあまりバディ感はなかったですが、戦いになると、デンジのセンスが炸裂して、なぜかビームも従ってくれるので、そこは観ていて「良いバディだな」となりました。 MC花江さんが演じるビームがすごく良かったですね。 戸谷さんすごいですよね。劇場で観て「すごく騒がしい二人だな」と思いました。でも、それが観ていて楽しいに直結する感じがしました。 MCレゼから観て、相当戦いづらい相手なのではないかと思いましたがいかがでしたか? 上田さんお二人を観ているだけでも楽しかったです。観ている方が楽しくなってくるほど、アクションシーンの情報量がすごく多くて、すさまじい気合いの入れようなのに、その中でデンジとビームの声が賑やかであればあるほど、緊張と緩和のバランスがとても心地よくて、最後まで満足度たっぷりに飽きずに観ることができました。本当に素晴らしいお芝居でした。そこにレゼも、ボムとして戦いに加わっていくんですが、その時も、「デンジに引っ張られて楽しいのかな」それとも「デンジとだから楽しいのかな」と思っていました。命の取り合いをしているはずなのに、まるで戯れているような感じがしました。 戸谷さんレゼのセリフにも楽しさを感じるところが端々にあって、観ていても良かったです。 上田さん良いシーンが生まれたと思います。 MCさて、本日公開二日目のイベントということで、とある方からメッセージを預かってまいりました。私がご紹介させていただきます。 ■原作者の藤本タツキ先生からのメッセージと直筆イラストがスクリーンに。 見た後に レゼちゃんのことを考えて 眠れなくなりました! すげーよかったです! ビーム君も漫画の2倍くらい 頑張ってたのでもっと 丁寧に扱えばよかったです! 映画を作ってくれた皆さん! 関係者の皆さん! 見てくれた皆さん! ありがとうございました! タツキ 【原作者・藤本タツキ先生からのメッセージ】 戸谷さんタツキ先生が、喜んでくださっていることがうれしいです。しかも、このイラストは、レゼが制服を着ているじゃないですか。 上田さんねっ! 戸谷さん学校に行っているところを描いてくださったのが、神! 楠木さんこのコメントを見て、安心しました。ここでは詳しくお話ししませんが、試写を観た時に、タツキ先生がいたのを遠目に見ていました。本当に楽しまれていたのを見て分かるくらいでした。すごくこの劇場版に熱い思いを持って観ていただけたと感じました。それを、このメッセージを聞いて思い出しました。イラスト、うれしいです。ありがとうございます。 内田(夕)さん(上田さんにスクリーンの)イラストをガン見し過ぎ! MCお客さんにお尻を向けてしまっていますからね。 上田さんごめんなさい。喜んでくださっていることが何よりうれしいです。それに「レゼちゃんのことをいっぱい考えながらこの絵を描いてくださったのかな」って思うと、よりすごくうれしいです。もしかして、これは頬が赤らんでいない…ですかね?(また後ろのスクリーンを見上げてしまう) 内田(夕)さん前を向きなさい。 上田さんこれは、頬が赤らんでいないレゼですか? それがすごく良い! 私は今、ネタバレを全部踏んでしゃべりたい! うー(と耐える)。(会場:笑) 本当にありがとうございます。 登壇者の皆さん(頭を下げて)ありがとうございました。 MC最後に一言ずつ、ご挨拶をお願いします。 高橋さん本日はご来場、そしてご視聴の皆さん、ありがとうございます。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が皆さんに愛されて、公開一日目ですごい記録になりました。これからもたくさんの方に観ていただきたいと思います。私も本当に素敵な作品に参加できてうれしく思っています。これからも『チェンソーマン』を愛していただけたらうれしいです。ありがとうございました。 MCそれでは、内田真礼さんお願いいたします。 内田(夕)さん&内田(真)さんはい。 内田(夕)さんあ! ごめんごめん。 高橋さん内田さんが二人いらっしゃるから(笑)。 内田(夕)さん途中まで一緒で名前も似ているから…。ここに内田雄馬がいないだけセーフなんです。(会場:笑) MCそれでは、真礼さんお願いいたします。 内田(真)さんご来場の皆さん、ご鑑賞の皆さん、今日は本当にありがとうございます。私もですね。TVシリーズから引き続き天使の悪魔を担当し、今回はたくさんエピソードを演じたことがうれしかったです。『チェンソーマン』の物語をここから先をもっと観たいと思えるような劇場版作品になっていると思いました。すでに、たくさんの方に観ていただけていますが、これからもたくさんの方に観ていただきたいので、 SNSとかにいっぱい書いてくれたらうれしく思います。今日は本当にありがとうございました。 内田(夕)さんもう内田真礼の言う通りです! スタートダッシュがすごかったと先ほどお話がありましたが、そのダッシュは“全”ではなく、今日観てくださった“個(皆さんお一人お一人)”の結果です。皆さんが思ったことをそのまま伝えてくだされば、もっともっと本作が広がっていくだろうと思います。ぜひ皆さんご自身も、周りに伝えていただけるとうれしいです。最後は、「ラブ&ピース」でよろしくお願いします。 坂田さん本日はご来場いただきまして本当にありがとうございます。僕は、昨日の夜に試写から数えたら二回目になりますが、観に行きました。来週あたり、もう一回行きたいと思っています。そして次は、やっぱりあのポップコーンの入れ物を買いたいと思っています。 戸谷さんあれ、ほしい! 登壇者の皆さん ほしい! 坂田さんめちゃくちゃ良いよね! 買いたいと思います。皆さんも、また劇場に足を運んでいただけると幸いでございます。ありがとうございました。 楠木さん本日はご来場いただき、そして全国でご覧いただきありがとうございます。私は、実は「レゼ篇」がきっかけでマキマを好きになりました。なので、このような形で演じことを、改めてとてもうれしく思っています。きっと、この作品を今観た方は、「もう一回ぐらい観たいな」とほとんどの方が思われていると思います。すごく細かく、いろいろなところにこだわっているので、一度では抱えきれないぐらい、本当に素晴らしい作品になっています。劇中で、マキマさんが言っていたように、 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を何度もご覧いただいて、皆さんの心に深く刻まれて「人生において印象深い一本の作品」になったらいいなと願っています。ぜひ、今後とも『チェンソーマン』をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 上田さん 本日はご来場いただき、そしてご鑑賞いただきありがとうございます。デンジに感情移入しながら観てくださった方も多いと思いますが、私は、この台本を読んだ時から、ずっとレゼを中心に観ていました。そうすると、私が先ほどお話したレゼとボム、そして「もう一人誰かがいる」っていうのが見えてくる気がします。いろいろなところに、その子がチラッと顔をのぞかせているので、ぜひ見つけてあげてほしいです。何度も観て、「ココはこうだったんだ」って、細かいところまで楽しんでいただけたらうれしいです。本日は、ありがとうございました。 戸谷さん本日はご来場いただいて、全国でご覧いただいて、ありがとうございます。皆さん、おっしゃっていますが、「この作品は、何回観ても楽しめる映画」だと思っています。一回観た時は、ずっと興奮しっぱなしだったので、「いつの間にか終わっていた」となっていました。でも、本作には細かい演出や、こだわりや小ネタもあるので、そういう部分を含めて何回も観られる作品です。今日は、「どう演じたか」というお話もしましたが、インタビュー記事を読んでから観るとまた本作の見方が変わったり、視点が変わったりして、より没入できて、より感じるものが多くなると思います。そういう楽しみ方もあると思うので、ぜひ二回とは言わず、三回、四回と観てくださ
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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」公開記念舞台挨拶「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」公式サイト劇場版最新作となる第27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が、4月12日に公開となりました! そして、翌日13日、TOHOシネマズ 日比谷にて公開記念舞台挨拶が行われました。レギュラー声優の高山みなみさん、山崎和佳奈さん、山口勝平さん、堀川りょうさん、宮村優子さん、ゲスト声優の大泉洋さんが登壇し、ついにベールを脱いだ本作の感想や見どころについて語りました。さらに、原作者・青山剛昌先生描き下ろしの色紙を、ゲスト声優を務めた大泉さんに、壇上でサプライズプレゼント! こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。公開記念舞台挨拶江戸川コナン役高山みなみさん毛利蘭役山崎和佳奈さん怪盗キッド役山口勝平さん服部平次役堀川りょうさん遠山和葉役宮村優子さん川添善久役大泉洋さんMCついに第27弾を迎えた、国民的アニメ「名探偵コナン」。公開日の深夜0時に、全国10大都市23劇場という前作を上回る規模で行われた世界最速上映も、チケットはすべて完売し、例年を超える大盛況でスタートしております。高山さん今いらっしゃる皆さんは、もう本作をご覧になったんですよね。いかがでしたか?(会場:大きな拍手)良かった! これを聞くと安心するよね。今日は短い間ですがお付き合いください。 山崎さん今日はお越しいただいてどうもありがとうございます。皆さんは本作を観終わって「あぁ…」と浸っているところだと思います。とても情報量が多い映画なので、一回観ただけでは私も分かりませんでした。なので、何回もご覧になって疑問点を解決していただきたいと思います。 堀川さん(服部平次の声で)「俺が西の名探偵・服部平次や!」皆さん、こんにちは。皆さんは、たぶんこの後何回もご覧になるんだと思いますが、是非たくさん観てください。きっと最初観た時に気がつかなかったことがたくさん出てくると思います。そちらも併せて楽しんでください。 宮村さん(遠山和葉の声で)「平次の幼なじみをやらせてもろてます」本作は平次と和葉のラブストーリーですね。黒ずくめの組織とか、警察の過去の話とかは出てこないですが、今回はちょっとそちらの話は置いといて…。新たなキャラクターたちもたくさん出てきます。私も一ファンとして「またグッズを買わなければ」と思っております。 MC会場には平次のうちわもありますね! 宮村さん(遠山和葉の声で)「惚れたらあかんよ!」 堀川さんありがとうございます! 山口さん(怪盗キッドの声で)「レディース&ジェントルマン!さぁ、楽しいショーの始まりだぜ!」今日という日を迎えられて、本当にほっとしております。僕は昨日劇場でこっそり観てきました。観た方の反応を楽しみながら、「今年の映画がスタートしたな」という感じです。今日も短い時間ですが楽しんでいってください。 大泉さん(怪盗キッドの声を真似て)「レディース&ジェントルマン!さぁ、楽しいショーの始まりだぜ!」というわけで、怪盗キッドをやらせていただいております。 MC違いますね(笑)! 怪盗キッドは山口さんです! でも、すごく似ていらっしゃいました。 大泉さん怪盗キッドは山口さんですか? 山口さん完成度が、上がっています! 大泉さん次回作からの怪盗キッド役を狙っています! 今回は、川添善久をやりました。 MC本作、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」は、昨日時点で興行収入9.6億円、観客動員数63万人と、前作対比112%を記録し、さらなる記録を狙える大ヒットスタートとなりました。 高山さんすごいねぇ。昨日って金曜日ですよね。 大泉さん平日から何をやっているんですか?! 高山さんえー! そこ、怒っちゃいますか?! 大泉さん働きなさい!(会場:笑) 山口さんありがたいことです。 MC皆さん、本作はいかがだったでしょうか?(会場:大きな拍手) 高山さん本当にうれしいねぇ。 MC昨日、初日を迎えたばかりで、まだ実感が湧かないとは思いますが、多くの方に観ていただいているという事実としてはいかがですか? 高山さん私は、公開記念の舞台挨拶をした時に、皆さんのお顔を見て「無事に始まった!」って思うんですね。今回も、登壇した時に、まず皆さんのお顔を見て、「満足いただいている気がする!」って感じて、すごくうれしかったです。 MC前作を上回る勢いのスタートです。大泉さん、いかがでしょうか? 大泉さんすごいですね。本当に驚きます。初日だけで63万人! 山口さん大泉さんのおかげ! 大泉さんいや~、そうは感じませんねぇ。実写映画に出ている役者からすれば、その数字は興行期間一カ月とか二カ月の間の目標ですよね。「何とか10億は目指したい!」みたいな感じを、コナンくんは一日で!私の北海道の事務所の後輩でNORD(ノール)っていうグループの安保卓城くんが、とんでもないコナンファンなんです。彼から昨日連絡が来て、「大泉さん、朝一の回を観てきました。傑作です!コナンの傑作に大泉さんは出たんですね。良かったですね。夜にもう一回観に行きます」って書いてありました。 高山さんありがたいです。 大泉さん当たり前のように二回観ていく。 山口さん皆さんも、うなずいていらっしゃいますよ。 大泉さん皆さん、目がキラキラして、すごいですね。そんな中、私のうちわを思った方があちらに。…あの方は完全にアウェイですよね(笑) MC高山さんはまだ本作を観ていないということですが…。 高山さん先週のファンミーティングの時にも、「まだ観ていないんです。みんなと一緒にドキドキしています」って言いましたが、まだ観ていないです。 大泉さんまだ観ていないのですか? 高山さんそうなんです! 山崎さん面白いよ~! 高山さん完成一歩手前のものは観ているので、ストーリーは追えているんですけど、完成版だと細部が違うんだろうなって思っています。 MC一番観たいシーンはありますか? 高山さんロープウェイをスケボーで…。 大泉さん(わざと)ああ、あそこはカットされていますよ!(会場:笑) 高山さんマジですか!?…会場のみんなが、今「うんうん」って言っていたじゃないですか! あったでしょ!? 大泉さん(笑)。ありました。 高山さんあるでしょう! あのバランス感覚をちゃんと確かめたい。 山口さんすごくカッコ良かったですよ! 大泉さんでもね、ああいうことをされると、函館のロープウェイで同じことを真似しようとする子がいるから危ないんですよ! 絶対ダメなの。 高山さんでも、テロップで「良い子は真似をしてしないでください!」って出ているでしょ? 大泉さん(テロップ)出ていませんよ! 高山さんあのスケボーってどうなっているか、知っていますか? 一応エンジンが付いていて、ソーラーで動くとか、いろんな仕掛けがあるので、普通のスケボーじゃないんですよ。 大泉さん(拗ねたように)分かっていますよ、そんなことは!(会場:笑) 高山さん真似しないでくださいよ! 大泉さんしないですよ、誰もそんなことは。 MC今回のキーパーソンは、服部平次と怪盗キッドですね。冒頭はライバル的な関係でしたが、そこから少し変化をして、最後の方は連携というか協力するシーンもありました。コナンの正体を知る数少ない人物として、演じる上で意識している距離感などありますか? 高山さん平次とは友だちみたいな感じで、割と何でもお互いよく分かっている感じです。推理になった時に、どっちかっていうと、平次からけしかけられることが多いですね。 堀川さんバディー感がすごく良くて、凸凹なところが良いですね。 高山さんキッドとは、捕まえたい側と捕まりたくない側・探偵と泥棒という関係ですが、今回は少し事情が違うので、協力? 山口さんうん、助けてもらっている。 高山さん平次も含めて、三角のバランスをとって捜査している感じ。 堀川さんやっぱり三人でしゃべっているのはね…。 山口さんそうそう、部活の後みたいだよね。 高山さん本当にそんな感じがしますね。ちょうど夕日が入ってくるから放課後の教室みたい。三人でちゃんと話すのは初めてですよね? MCとても珍しく貴重なシーンだったと思います。山崎さん、前作はアクションシーンがたくさんあって大活躍でしたが、今回は打って変わり、平次に“恋の先輩”としてアシストすることが多く、振り幅の広さを感じました。 堀川さんありがとうございました、いろいろと。 山崎さんいえいえ(笑)。昨日、テレビで「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」を放送していて「むっちゃ戦ってるやん」って思いました。今回は本当に、友だちの世話を焼きたい女の子的な感じになっていました。蘭ちゃんも新一と付き合ったばかりなので、そんなに余裕はないんですが、でもこの服部くんと和葉ちゃんの“にぶさ”がまた輪をかけてすごいので、もうこれは絶対に…。 高山さん“これは言われたくない”という感じもあるよね。 堀川さんこれまで蘭ちゃんと平次があんなにしゃべったことないんじゃないの? 山崎さんそうですね、あんまり……。だって和葉ちゃん怒っちゃうかもしれないから。 宮村さん(笑)。 山崎さんとにかく、蘭の世話焼き加減がすごかったですね。 山口さん最後の手刀は素晴らしかった! 山崎さんそれなりに仕事をさせてもらいました。 山口さん唯一のアクションシーンですよね。 高山さん平次の背中の地図を見ただけで分かっちゃうところもすごかった。さすが探偵の娘だと思った。 山崎さんいや、たぶんそこは“女子力”なのでは? 高山さんそっちか! 山崎さんエンディングでaikoさんの主題歌「相思相愛」が流れて、それを聴いた時に「これは和葉ちゃんの歌だ!」って思いました。和葉ちゃんの心情そのままで胸がキュンキュンしました。これからも二人のコンビに期待したいと思います。 宮村さん完成した本作を観た時に、「ビックベンより上よ」って断言してくれたので、私泣きそうになっちゃって…。「蘭ちゃん、ありがとう!」ってなりました。 MC堀川さん、今回はアクション、推理、そして和葉との恋模様と無双していましたね。 堀川さんそうなんです。普通では考えられない、とんでもないところで戦っていますからね。 大泉さんマネをする子が出てくるので、函館の上空でああいうことをやるのはやめてもらいたいです。(会場:笑)。 山口さん風で飛ばされちゃうんじゃない? 堀川さんでも、服部平次としては、ようやくやるべきことをやったという満足感があります。結果「何だよ~」みたいな感じでしたけれどね。 MC見ていて、“平次ってこんなにかわいかったっけ?”と思いました。堀川さんから見て、平次の魅力はどんなところでしょうか? 堀川さん平次はかわいいんですよ! ごまかすことができなくて、どこまでもまっすぐなところですね。そういう意味で、男の清々しさみたいなのは感じるかな。 山口さん何か平次は途中から事件とは違うことばかり考えていましたよね。 山崎さん上の空というかね。 MCなぜかと言うと、今回は新たな恋のライバル福城聖が出現したからでしたが、声を担当された松岡禎丞さんとのアフレコはいかがでしたか。 堀川さん凄い場所で真剣に向き合わなきゃいけないシーンだったので、とにかく臨場感を出すことを心掛けました。(アフレコ中は)本当に体も動くし、飛ばされないように…というシチュエーションでの立ち回りだから、お互いにやりとりは大事にやりました。どうでしたか?(会場:拍手)ありがとうございます。 MC松岡さんがアフレコの時にとても緊張されていたという情報があります。そんな中、高山さんがすごく優しくしてくれたとうかがいました。 高山さん「ご飯食べなくて大丈夫?」って聞いたことですかね? 堀川さんそうそう。 高山さん誰でも緊張はするものなので、その時は、緊張していることが分からなかったんです。それに、松岡さんはもともとおとなしい方で、みんながお昼ご飯を食べているのに、全然手をつけようとしないので、「松岡くん、大丈夫?ご飯食べないと、先は長いよ」と言いました。そしたら「大丈夫です」って。頑張っていました。 MC平次と聖のバトルシーンもすごく魅力的でしたね。 高山さん「お腹減っているのによくできたなぁ」と思って…。でも、もしかしたら緊張感ってお腹いっぱいになると途切れちゃったりするので、そういう意味もあったのかもしれないですね。 MC宮村さんは「から紅の恋歌(ラブレター)」以来、七年ぶりのご登壇となります。今の心境はいかがでしょうか。 宮村さん私、毎年コナンの映画を劇場に観に行っているんです。去年の「黒鉄の魚影(サブマリン)」の時に、「蘭ちゃん、カッコいいなあ」「ああ、哀ちゃん!」と思っていました。エンディング後の来年の予告シーンの時に、「あれ?平次?今、平次の声聞こえた。じゃあ、私は来年の作品に出るんだ」って思いました。 堀川さんあれ、一年前に分かるんだよね! 宮村さん私は、劇場で知りました(笑) MC声優の皆さんも、一般の方と同じタイミングで知るんですか?! 堀川さんそうです! 今年の劇場版が始まる直前にそれを撮るんですよ。その時に呼ばれると「来年出るんだ!」ってなります。 MCラブコメのキーパーソンとしては、今回は和葉が大活躍しました。 宮村さん蘭ちゃんにめちゃめちゃ応援してもらいました。平次はいつも素敵なシチュエーションを探しているけれど、「あぁ、五稜郭か……北海道で告白されるんだ!ドキドキ」と思って、台本読みました。 MC「ついにこの二人が」というところでしたものね。 宮村さん……ちぇっ!(会場:笑) 堀川さんでも、あれ実は本当は聞こえているんでしょう? 宮村さんちょっと待って、(体を張って止める)それはちょっと「ピピピピピ!」まだ観ていない方もいらっしゃるので。 堀川さんそっか! ごめんごめん。 宮村さんまぁ、今回はいろんな事情がありましたけど、「いつか心から聞きたいなぁ~」って思います。 MC堀川さん、いかがですか。 堀川さん(あえて)あ、何でしたっけ?(会場:笑) MCそして山口さん、大変ですよ! 衝撃の事実が! 山口さんですね! なかなかびっくりしましたよね。 MC怪盗キッド、黒羽快斗、工藤新一という三役を演じる上でのキャラクターの演じ分けは、どのようにされているのでしょうか。 山口さん演じ分けですか? 快斗は、普通の高校生なのでね。怪盗キッドは、全体的にエンターテインメントっていう感じで演じています。工藤新一をやる時は、少しでも(コナン役の高山)みなみさんに寄せられるようにと思いながらやっています。ただ、困ったことに、年々みなみさんがカッコ良くなり過ぎて、コナンくんのモノローグを聞いていると、「みなみさんの方が声低いんじゃないか?めっちゃカッコ良いじゃん!」と思っています。 高山さんそんなことないよ! 山口さんだから、いつか、みなみさんが工藤新一もやっちゃうんじゃないかって思っています。そして、大泉さんにキッドをとられて……。(会場:笑) 大泉さん(大笑い)。 山口さんそうなると、快斗役しかなくなっちゃう。そういう危機感を覚えつつ楽しみながらやっています。 MCそして、キッドが最初に扮装していた配送員は、縁のある方だそうですね。 山口さん(笑)。ちょっと声が似ていると思いませんでしたか? 次に観る時にちょっとそこに気をつけて聞いてほしいんですが、あれは僕の息子です。 MC最初、山口さんが声を演じ分けているんだと完全に思っていました! 山口さん本作に、息子も娘も出してもらいました。親子で「名探偵コナン」のお世話になっております。コナン様様でございます。 大泉さん娘さんも出ているんですか? 何役で? 山口さん娘も息子も名前がある役ではなくて、息子は運転手と警察、娘は受付の役をやっています。 大泉さんそうですかぁ。皆さんが勝平さんと同じ仕事をしているってことなんですか? 山口さんはい。そうなんです。 大泉さんそうなんですか…。お名前は、「勝平」何って言うんですか?(会場:笑) 宮村さん「勝平」は苗字じゃないですよ! 山口さん山口が苗字で、山口竜之介と山口茜です。 大泉さん良いなぁ。じゃあ「勝平」は継いでいないんだ!(会場:笑) 高山さんそこは継ぐところなのか?! MC大泉さん、先日のファンミーティングでは、「娘さんから、『カッコ良くないキャラクター』だと言われてしまった」と、おっしゃっていましたが、めちゃくちゃ重要なキャラクターじゃないですか! 大泉さん(カッコつけて)実は、そうなんです! MCアフレコの際に意識したことはありますか? 大泉さんそんなに意識したことはなかったですね。「何かちょっとここは怖がらせてください」とか、「ここはカッコ良く」などの指示通りにやりました。あんまり難しいことは考えずに演じました。 山口さん僕、昨日劇場で観て、“大泉さんが気に入っているシーン”が分かりました! 大泉さん毛利小五郎さんと絡むシーンね!(大泉さんが大好きな「24 -TWENTY FOUR-」の主人公の声を小山力也が担当されているので)ジャック・バウアーと絡んでいるみたいでうれしかったんです。小五郎さんに「行くぞ!」って言われて、善久が「はい!」と答えるシーンがあるんです。 山口さんそれで、看護婦さんに叱られるんですよね。 大泉さんそこが、ジャック・バウアーと絡んだ気がしてうれしかったんです。コナンとは関係がなくてごめんなさい。長く皆さんのお話を聞いていて思ったんですが、「善久には、全然恋の話がなかったな」というところが不満なんですよね。 MCラブコメに絡みたかった? 大泉さんそりゃあ、絡みたいですよね。…まず、善久ってことに、皆さんあまりピンときていないみたいですが、私、川添善久役を演じたんですよ。 宮村さん(川添は)謎解きツアーに行かれていたので……。 大泉さんそれでもそこは絡みたいじゃないですか。善久に誰かいないですか? 今後、相手は出てこないですか? 山口さん(客席に)善久良いなって人いますか?(手が挙がる)大泉さんこれで全員ですか? これ、僕のファンぐらいで、会場の一割にも満たないじゃないですか。あと、申し訳ないですが、来年の予告みたいのに呼ばれなかったんですが。(会場:笑) やっぱり善久は出ないじゃない! 山口さん北海道が舞台じゃないと出ないんじゃない? 大泉さん北海道が舞台なんて二度と来ないかもしれないでしょう! 高山さん分からないですよ~! 大泉さん善久、出なさそうなんだよな。 山口さん皆さんが、「善久、素敵です。また出してください!」ってご意見を送ればきっと。 大泉さんじゃあ、送ってくださいよ。 高山さんなんで不貞腐れちゃっているの(笑)。 大泉さん海外が舞台のものが良いですね。勝平さん、シンガポールに舞台挨拶に行ったんでしょ? 山口さん行きました! 大泉さんそういうのが良いわ! 山口さん今回は地元でしたからね! MC北海道を飛び出すかも注目したいですね。 大泉さん川添がインターポールに入って、ドバイで捜査とかの話が良いですね!(笑) ■大泉さんのCVアフレココーナー MCそして、ファンミーティングでは、怪盗キッド役への立候補もされていましたが、ここで実際にアフレコに挑戦して奪いにいってみるのはいかがですか? 大泉さん公開オーディションっていうことですね!? 相当精度上げていますんで、ほぼほぼ芝居は(山口さんとの違いは)分からないと思います。 高山さんアフレコといっても、画があるわけではなく生でやるの? 大泉さんそれはもう、オーディションを受ける身なので何でもやりますよ! MCせっかくなので、怪盗キッドの予告状を読んでもらいたいと思います。 ■スクリーンに怪盗キッドの予告状が映し出される。山口さん函館のロケバスの中でずっと練習していたやつですよね? MCでは練習済みですね。一応、山口さんのお手本を…。 大泉さん勝平さん、一回お手本を見せてもらってもいいですか?それで私、挑戦をしますから。 山口さん分かりました! じゃあ、いきますね。(怪盗キッドの声で)「日本のみなさん ショーの準備は整いました 4月12日より皆様のハートを頂きに参上します 怪盗キッド」(会場:拍手) MCそれでは、大泉さんよろしくお願いいたします。 大泉さん(怪盗キッドの声を真似て)「日本のみなさん ショーの準備は整いました 4月12日より皆様のハートを頂きに参上します 怪盗キッド」……ちょっと、勝平さんよりのキッドでしたね? 山口さんというかキッドというよりルパン三世かな!(笑) 大泉さんルパンじゃないですよ! ルパンはもっとこう……(ルパン三世風に)「日本の皆さん、ショーの準備は…(笑ってしまう)。 高山さんごめんなさい! 違いが分からない!(笑) 大泉さんこれはプロデューサーが判断してくれれば。 MC会場の皆さん、大泉さんの怪盗キッド、いかがだったでしょうか。(会場:拍手) 大泉さん「次回作から大泉で良いと思っている人」拍手お願いします!(会場からパラパラと拍手が)…(大泉さんの)熱烈なファンが拍手を…(笑)。…ありがとう! 山口さん次回作にも大泉さんが出るために、他の役にも挑戦してみては? 大泉さん怪盗キッドはダメでしたからね。 高山さん何ならできそうですか? 大泉さんじゃあ、コナンくんをお願いします! 山口さん(爆笑)。 大泉さんこれだけお会いしていれば、できるようになっていますから! 高山さんじゃあ、コナンくん(の着ぐるみ)に声に合わせて動いてもらいましょうか。 山口さんみなみさん、お手本を! 高山さんじゃあ、コナンくんを見ていてくださいね。(コナンの声で)「あれれ~、おかしいぞ!」「おい、服部、これが道標(みちしるべ)なんじゃないか?」(会場:拍手) 大泉さんかわいいコナンくんから、カッコ良くなる瞬間、あそこをやってみます。(コナンの声を真似て)「あれれ~、おかしいぞ!」「おい、服部、これが道標なんじゃないか?」(笑)。高山さん笑っているし。 大泉さんコナンをやれって言われてできるわけがないでしょ! ちょっと平次をお願いします。平次はできると思います! MC本当ですか? では、堀川さん、お手本をお願いします。 堀川さんじゃあ、いきます。(服部平次の声で)「お前だけは絶対に許さん、言うたやろ!」 大泉さん(平次の声を真似て)「お前だけは絶対に許さん、言うたやろ!」(会場:大きな拍手) 声優陣の皆さんおお!! あれ? 高山さんあ、何か! 山崎さん声、似てた! 山口さんあれ? 大泉さんそうでしょう! 堀川さん大阪弁のアクセントがバッチリでした! 大泉さん(大興奮で)平次か! 次回作は、平次でいかせてもらいます!(平次の声を真似て)「平次やったんや! 服部平次や!」 高山さん落ち着いてください!(笑) 大泉さんできるようになったのでうれしくて。 MCそんな大泉さんにサプライズがございます。なんと「名探偵コナン」の原作者・青山先生が、大泉さんが演じられた川添善久のイラストとサインを色紙に描いてくれました。 大泉さん(テンション爆上げ)やったーーーー! MCコナンくん、お渡ししてください。 コナンくん大泉さん、どうもありがとうございました。大泉さんやった! めっちゃうれしいー! 青山先生、ありがとうございます。山口さん次は平次役を狙うんだから、「平次、描いて」って言わないと! 大泉さんいや、やっぱり僕は善久でいきます。青山先生、これから善久のスピンオフを描いてください! MCこちらは、ここでしか見ることができません。 大泉さんやった! うらやましいだろう!(会場:拍手)■フォトセッション。 MC最後に高山みなみさんから締めのご挨拶をお願いします。 高山さん皆さん、今日はどうもありがとうございました。いよいよ開幕しました。これから何度も何度も…(会場から五回目の鑑賞との声)え、ご、五振り(ふり)も献上された?…それは高貴なお方ですね。このようにですね、幾振りでも、あなたの推しに献上しに、劇場に足をお運びください。きっとロングランすると思いますので、長い期間ですがよろしくお願いします。ど
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「秒速5センチメートル」完成披露試写会「秒速5センチメートル」公式サイト 「君の名は。」(2016年公開)、「天気の子」(2019年公開)、「すずめの戸締まり」(2022年公開)など、記録的な大ヒット作を生み出してきた新海誠さんの劇場アニメーションを実写映画化する「秒速5センチメートル」が、10月10日に公開となります。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描き出す本作。 9月17日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露試写会舞台挨拶が行われ、松村北斗さん、高畑充希さん、森七菜さん、青木柚さん、木竜麻生さん、上田悠斗さん、白山乃愛さん、宮﨑あおいさん、吉岡秀隆さん、奥山由之監督が出席しました。観客にはサプライズで、原作の新海誠さんが駆けつけ、本作への思いを明かしました。この日の模様を詳しくレポートします! 完成披露試写会 遠野貴樹役 松村北斗さん 篠原明里役 高畑充希さん 澄田花苗役 森七菜さん 高校時代の貴樹役 青木柚さん 水野理紗役 木竜麻生さん 幼少期の貴樹役 上田悠斗さん 幼少期の明里役 白山乃愛さん 輿水美鳥役 宮﨑あおいさん 小川龍一役 吉岡秀隆さん 奥山由之監督 原作 新海誠さん 松村さん今日は足をお運びいただき、誠にありがとうございます。世界で初めて、ここにいる皆さんに実写「秒速5センチメートル」を観ていただけるのだと思うと、すごく感動的です。アニメーションの「秒速5センチメートル」が、すでに世の中にはありますが、このように実写映画も完成しました。本作を観た皆さんの中で、アニメーションと実写でどのような違いを感じて、どのような共通点が生まれるのか…。そして、本作で初めて「秒速5センチメートル」の世界に触れる方々が、心の中でどのように作品を育ててくれるのか、すごく楽しみです。今日はよろしくお願いします。 奥山監督今日はお越しくださいまして、本当にありがとうございます。(キャスト陣を見渡しながら)この作品は、ご覧のように、誠実にそして、真摯に作品に向き合ってくれる皆さんと、ひとシーン、ひとシーンを大切に、誠実な思いで積み重ねて作った作品です。こうして、皆さんにご覧いただける日が来たことを、心からうれしく思います。 MC新海誠監督作品としては、本作が初の実写映画化となります。注目度もとても高く、皆さんにとっても大きなチャレンジとなった作品だと思います。そして、完成した作品を一般のお客さんがご覧になるのは、今日が初めてとなりますが、今の率直なお気持ちを教えてください。 松村さん原作であるアニメーション作品への尊敬もありますし、もちろん実写化ということで、作品の基盤はアニメーションにあるんですが、今回の実写版で初めてこの物語と触れる方も多くいると思っています。なので、そこのバランスや、本作を観て「アニメーションの時ってどうだったんだろう」という興味であったり、「ものを見る・知る」ということへのきらめきが皆さんの中に増えていくと良いなと思います。まだ公開をしていないので、まだ誰も観ていないから、何だかちょっと夢の中で話しているような感覚です(笑)。何とか作品について伝えたいんですが、皆さんがまだ「本作はどういうものなんだろう」と思っている、この僕たちとのギャップがちょっといじらしくも感じます。そういったことも楽しいイベントだなと思います。とにかく今は、皆さんに本作が届くのが楽しみですね。 MC「秒速5センチメートル」という作品は、実写映画とアニメーションでは、それぞれ心の中での育て方が違いそうな作品でもあります。 松村さんそうですね。奥山さんもその辺を特に意識されていましたが、アニメーションだから描けることと、生身の人間だから描けるものは、それぞれに素晴らしさを持っていると思います。奥山さんが、この作品を「生身の人間がやる理由」を追求してくださったので、アニメーションと実写の違いに、きっと感動していただけるんじゃないかと期待しています。 高畑さん緊張しています。正直、すごくドキドキしています。アニメーションのファンの方はたくさんいらっしゃると思います。原作のストーリー自体、すごく人を引き付けるものがある作品です。もちろん一生懸命やったんですが、生身の人間が演じてどう届くのか、皆さんの反応を、薄目で見たいという感じがしています。各部署の方々の原作への熱量や「絶対に良いものにするぞ」という熱量が素晴らしい現場だったので、参加できて、ここまでたどり着けたことは、すごくありがたいことだと思っています。 森さんもちろん今も緊張しているんですが、撮影の時もすごく緊張していました。それは、本作には皆さんにとっても、自分たちにとっても、大切な原作があるからです。原作を大事に、寄り添いながら演じ、それを撮ってもらった日々でした。原作ファンの皆さんに観ていただくことへの緊張ももちろんありますが、すごく大事に作った結果、原作をまだ観たことがない方には、「すごく良い新しい作品が観られた」と思っていただける出会いになると思っています。原作を知っている人、知らない人、観たことがある人、大好きな人…、いろいろな方がいると思いますが、どんな方でも楽しめる独特の魅力がある作品だと思います。 青木さんアニメ「秒速5センチメートル」は、リアルに高校生の時に観ていたので、そこに自分が参加することには緊張もありました。出演が決まってからも、撮影に入ってからも、ずっと実感が湧かなかったんですが、今日こうして登壇者の皆さんが揃われているのを見たり、お客さんを前にしたり、(後ろに飾られた大きなパネルを見ながら)このどデカパネルを見て(笑)、やっと本当に公開するんだという実感が湧いてきました。ただ、ちょっと今坊主になってしまっていて…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) みんなに気づかれなくて、実感がまた薄れつつあるんですが、本編ではちゃんとあります。 森さん髪の毛が「あります」ってことだよね?(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 青木さんそうそう。劇中では髪の毛があります。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)撮影はずっと種子島でしていました。「忘れられない夏」とよく言われますが、本当に「忘れられない夏」になりました。この先、この思い出を超えられるだろうかという気持ちです。その思い出が映像にも詰まっていると思うので、楽しみに観ていただけたらと思います。 木竜さん私はパートで言うと「現代」パートに参加しました。撮影に入る前に、先ほど森さんや青木さんがおっしゃっていた種子島の映像を、これから撮影する私たちにも共有してくれました。その映像を見たことで、生きている時代が違うパートを撮ってはいましたが、まるでチームのみんなでバトンを繋いでいくような、そんな力をもらいながら撮影に臨むことができました。このチームでこの作品を作れたこと、そして参加ができて挑戦できたことも、すごくうれしく思っています。今日来ていただいた皆さんに、楽しんで観ていただけたらと思っています。 上田さん初めてのこういう舞台で、しかも僕は初めて俳優として参加した作品なので、すごく緊張しています。 MC緊張感が伝わります。今の気持ちはいかがですか? 上田さん怖い…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 松村さん(上田さんを励ますように)怖いよな、こんなにいっぱい人がいたらな。会場にもいっぱい人がいると思って、横を見ても登壇者の皆さんがいっぱいいるしね。 MC撮影はリラックスして臨めましたか? 上田さんはい、すごく楽しくできました。 MCそれは、白山さんと仲良くなれたからでしょうか。 上田さんはい。 MC上田さんは、松村さんの大ファンだとうかがっています。 松村さん(上田さんの反応を見て)ちょっと違うっぽいですよ。 上田さん違くはないです。 松村さん違くはないんだ…。すごくうれしいんですが、照れくさいですね。僕は、どうしてもそういう話は「違う」ということに無理やりしちゃうんですよ。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) …好きでいてくれているんだ。 上田さんはい。 松村さん(しみじみと)ありがとう。きっと裏で具体的に僕の好きなところについて話してくれると思うんですが、ちょっと今は、皆さんが怖いので無理かな…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 冗談ですからね。 白山さん私は、これから観る皆さんに、明里として認めてもらえるかという不安な気持ちと、やっと観ていただけるというワクワクした気持ちが混ざっています。 MC高畑さんからご覧になって、幼少期の明里を演じた白山さんにはどのような印象を持ちましたか? 高畑さん(噛み締めるように)かわいい…。(会場のお客さん:笑)実は、撮影は私の方が先だったんです。だから、「乃愛ちゃんの明里はどんな感じかな」「(白山さんの演じる明里に)合わせたいな」と、ずっと思っていたんですが、撮影の順番で「大人の明里はこうなります」と、そっと差し出す感じになってしまいました。でも、すごく素敵なシーンを(上田さんと白山さんが)二人で紡いでくださいました。お二人が幼少期を演じてくださってうれしいです。 宮﨑さんすごい作品に参加したんだなと、改めて感じています。試写で奥山監督の「秒速5センチメートル」を観た後に、新海監督の「秒速5センチメートル」を観直す機会がありました。素直に「どちらも好きだな」と思えて、そんな風に感じられたことがとても幸せだと思いました。これから本作を観る方にも、そう思ってほしいなと感じています。先ほど青木さんがおっしゃったように、去年の夏に種子島で「今後、あの夏を超えられないんじゃないか」と思うくらい、すごくキラキラとした楽しい時間を過ごしました。撮影が終わった後、飛行機に乗る前に(森さんと青木さんと)三人で海をバックに記念撮影をしたんです。あの写真がすごく好きで、いまだに「良い夏だったなぁ…」と思いながら見返しています。この作品の中にも、種子島のとても素敵な時間が流れているので、ぜひそこも楽しんでいただきたいと思います。 森さん(青木さんと顔を見合わせてうれしそうに)見返してくださっているなんて…。 青木さん(しみじみと)やったぁ…。うれしいなあ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 吉岡さん(申し訳なさそうに)僕、撮影期間が二日間だったので…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 皆さんの素敵なお話を聞いて、僕は撮影が二日間しかなかったのに、「こんな華々しいところにいて良いのかな」という気持ちになっています。すみません。でき上がった作品を観たら、五十五歳の僕でも、キュンキュンするような素晴らしい作品になっていました。その中に僕も役としていられたことは、とても光栄なことですし、何よりも奥山作品がまた生まれたことがうれしいです。 MC吉岡さんは、貴樹に影響を与える人物を演じています。とても重要な役どころですね。 吉岡さん僕は、貴樹の気持ちが分からないではなくて、それと同時に、現場では北斗くんが貴樹そのものに見えました。彼が持っている、憂いを帯びた、ちょっと悲しげな切ない視線が、いつも僕を(演じた)館長にしてくれるような気がしていました。 奥山監督原作となる新海さんのアニメーションを、十八年を経て実写化していますが、「秒速5センチメートル」は、いつの時代でも、誰もが普遍的に感じるずっと大切に抱いている原風景のような作品だと思います。例えば、“小さい頃の大切な人との思い出”や、“青春の時の真っ直ぐな気持ち”、“大人になることへの迷いや惑い”など、誰しもが感じることが描かれています。今回、改めて実写として「秒速5センチメートル」という物語を、皆さんにお届けできること、そして作品の監督として関わらせていただいたことが、ものすごく誇らしく、そしてうれしく思っています。 MC本作は大切な人との「巡り合わせ」を描いた物語です。皆さんにとって、「巡り合わせ」を感じた瞬間について教えてください。 松村さん僕の一番仲の良い、高校からの友だちが似たような仕事をしていて、最近珍しく舞台に出たんです。うれしくて、僕も観に行ったら、僕が芸能界に入るために受けたオーディションで、一緒にオーディションを受けて、その後違う道に進んだ方が、主演をされていました。あれが2009年のことなので、もう十六年前のことになります。その後会って話したりはしていないんですが、今も変わらず頑張っているところを目の前で見て、すごく刺激になりました。 MCそういった巡り合わせは、自分の背中を押してくれる存在になりますね。 松村さんその方が主演をされているとは知らずに観に行ったので「なんか似ているな」と思いながら、ただ、お互いにいろいろな経験も重ねているので、ちょっと確信が持てなかったんですよ。でも「似ているな、似ているな」と思っていて…。終わった後に親友とご飯に行ったら、「あの人、オーディションで一緒だったらしいよ」と言われて、「ああ、やっぱり!」となりました。その瞬間にいろいろなことを考え始めちゃって、しばらく黙ってご飯を食べていました。 MC十六年前の姿を覚えていたんですね。 松村さんたくさんいた中で、話しをすることができたのは数人だったんですが、その方がそのうちの一人でした。みんなが緊張している中で、ムードメーカー的な存在だったので、これからもたくさんの人に元気を与えるんだろうなと思うと、負けていられないなと思いました。 高畑さん私はこの作品のことになるんですが、以前、歌番組(フジテレビ系列にて放送の「2022FNS歌謡祭 第1夜」)で歌うことになった時に、「何の曲でも良いですよ」と言われたんです。なので、周りの人に「何が良いと思う?」と聞いて、歌うことに決まった曲が、山崎まさよしさんの「One more time,One more chance」だったんです。それを歌わせていただいてから間もなくして、この作品のお話をいただいたので「エモい…!」と思って、すごくうれしくてお受けした記憶があります。 奥山監督この作品では、図らずも、たまたまの巡り合わせのようなことが多々起きていました。そういった、奇跡が詰まっているような制作過程でした。 森さん今年の初めぐらいにカナダに留学へ行っていたんですが、そこで同じクラスだった男の子が、私が初めて主演を務めたドラマで制作部にいて、一緒にドラマを作っていた男の子でした。「こんなところでまた再会できるんだ」と思って、すごく不思議な気持ちになりました。ちょうどその子も「勉強したい」と、シフトチェンジしたタイミングで、私も「ここは行けるな」と思ってカナダに行ったタイミングで、そのタイミングがガチっとハマったのがすごくうれしかったです。その後もその子を含めて、みんなでご飯を食べたり、スキー場に行ったりしました。 MC吉岡さんも俳優生活の中で、そういった巡り合わせを経験したことはありますか? 吉岡さん(突然話を振られて驚きつつ)僕ですか…? ないですね…(苦笑)。ただ、最近の話なんですが、ちょっと前にテレビを点けて「なんか見たことある子供がいるな」と思ったら、僕でした。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)「北の国から」(1981年からフジテレビ系列にて放送。吉岡さんが黒板純役を演じたドラマ)が放送されていたんです。自分に向かって「お前これからまだまだ(俳優業を)四十年後もやっているぞ」という気持ちになりました。これは巡り合わせでしょうか? MCそれは吉岡さんしかできない巡り合わせです。宮﨑さんはいかがでしょうか。 宮﨑さん十代の頃からお世話になっているスタイリストさんがいるんですが、その方とバッタリ会う確率がすごく多いんです。商業施設のエレベーターで待っていて扉が開いたらそこにいたり、スーパーから出たら目の前にいたり、街を歩いていたら目の前から歩いて来たりします。(劇中で演じた)美鳥さんが「会いたい人とは会える」というセリフを言う場面があるんですが、それはすごく実感を持って、自分の中から自然に出てくるセリフだったと感じています。最近も移動車に乗っていた時に、後ろを振り返ったらその人の車がいたことがありました。だから、お互いが引き寄せ合うって、すごくあることなんだなぁと思っています。私も会いたい人とは会えるタイプだと思うので、美鳥さんの気持ちがよく分かります。 奥山監督僕も、たまたま会いましたよね。 宮﨑さんたまたま会いました! 奥山監督この作品の打ち合わせをした数日後に、街で「奥山さん」と声をかけられました。眼鏡をかけていたので、最初は「誰だろう」と思っていたら、「宮﨑です」と挨拶をしてくれました。「え、宮﨑あおい!?」ってなりました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) すごくびっくりしました。だって、街中で宮﨑あおいさんに会うことなんてないじゃないですか。だから、これは不思議な巡り合わせだなと思いました。 MC会場の皆さんにはお伝えしていなかったんですが、本日はもうお一人、素敵なゲストの方にお越しいただいております。 ■山崎まさよしさんの楽曲「One more time,One more chance」が流れる中、新海誠さんがステージに登場。大きな拍手を浴びました。 新海さん皆さんの話を裏で聞いていたんですが、原作にとても気を遣っていただいて、まるで不朽の名作みたいに言ってくださって…。でも、本当に大した作品じゃないんです。二十年前くらいに、まだアニメの作り方もよく分からないまま、アパートの一室でスタッフを集めて、見よう見まねで作った作品なので、「こんなもので良かったんだろうか」という後悔がずっとありました。もちろん必死に作った作品ですが、自分の心残りみたいなものがギュッと詰まった、でも愛おしい作品でもあります。今回、実写映画化していただくと聞いて、「この作品で良いんですか」と、すごく不安で申し訳ない気持ちになったんです。もっと他に素晴らしい原作があるんじゃないかと思ったんですが、脚本を読んで、キャストの方に会って、試写を拝見したら、あまりにも素晴らしい作品になっていました。ここで原作者がでしゃばるのは良くないと思ったんですが、今日は皆さんにお礼だけお伝えしたく、少しだけお邪魔しに参りました。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。(会場のお客さん:拍手) MC試写をご覧になった時には、どのような感想を持たれましたか? 新海さん最初はどういう気持ちで観て良いのか分からなかったんですが、観ている内に何だかよく分からない涙が出てきてしまって…。もしかしたら、当時の辛かった制作のことを思い出して泣いているのか、あるいは当時の映画に含まれていたかもしれない、いくつかの要素をものすごく広げてくれた物語の強さに泣いているのか。または、もう過ぎ去ってしまった2000年代という、日本が持っていた可能性みたいなものに泣いているのか…。何だか分からないままに、自分が原作を作ったにも関わらず、奥山組の作品に泣かされてしまいました。本当に経験したことのない、感動でした。皆さん、期待して観ていただいて良いと思います。 MC映画の中で生きる、貴樹と明里はいかがでしたか? 新海さん先ほどアニメを見よう見まねで作ったと申し上げましたが、当時はキャラクターを描くというのが、どういうことかもよく分かっていなかったので、貴樹がどういう男なのか、明里がどういう女性なのかは、よく分からないまま作っていたんです。特に、「明里はどういう女性なんだろう」と、未だに分かりませんでした。でも、本作を観たら、北斗くんと高畑さん、奥山監督から、「貴樹はこういう男です」「明里はこういう人です」と、教えていただきました。だから、ようやく貴樹と明里と知り合えたような気がしました。 松村さん原作がある以上、やはり「原作者の方にとって良い映画である」というのが、必要な要素というか、大切にしたいものだと思っています。実は、新海さんが原作者であるということが、僕の中でプレッシャーでもあったので、こういう感想をいただだいて、やっと安心しました。これで、100パーセントの気持ちでお客さんに向けて一歩踏みだすことができます。今、新海さんからいただいた言葉は、まさにそんな言葉でした。 高畑さん私もホッとしたというのが一番大きいです。衣装合わせの段階でも「明里ってどんな人なのだろう」と、分からない要素が多かったので「どうしよう、どうしよう」と監督に泣きついたりもしていたんです。でも、新海さんも今「分からなかった」とおっしゃっていたので、ちょっとホッとしました。 新海さん(笑)。 高畑さん一緒に悩んでくれるチームの皆さんがいて良かったと思いましたし、新海さんが涙して作品を観てくださったのは、本当にありがたいことだと思います。 奥山監督まずは本当に、光栄です。ありがとうございます。新海さんが先ほどおっしゃっていた、「なぜ涙しているのかわからないような感動」は「こうだから感動できる」「こうだから泣ける」みたいに説明できることを超えた、心の内から体から感動する瞬間だと思っています。そういう経験を僕は何度かしたことがあるんですが、新海さんのお言葉で、本作をそういう作品にできたという自信を持たせていただきました。そして、実写化したことの意義を感じることができました。まずは、我が子のような原作・物語を預けていただいたことを、本当にありがたく思っています。(新海さんの方を見ながら)ありがとうございます。(お互いの距離がステージ上で離れた場所にいたことから)距離が遠くて、すみません。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 新海さん遠いですね(笑)。でも、本当に素敵な作品にしてくださって、心から感謝しています。 奥山監督ありがとうございます。 MCキャストの皆さんの中には、これまでの新海監督作品に参加されている方もいらっしゃいます。「すずめの戸締まり」には松村さん、「天気の子」には森さん、「雲のむこう、約束の場所」(2004年公開)には吉岡さんが出演されていました。新海さんから、森さん、吉岡さんに伝えたいことはありますか? 新海さんこんな巡り合わせがあるということで、誰がキャストを決めたんだろうと思ったりしました。七菜ちゃんに関しては、(森さんが彰子役を演じた公開中の映画)「国宝」を観ましたよ。 森さんありがとうございます(照笑)。 新海さん「国宝」を観た方がたくさんいらっしゃると思いますが、本当に素晴らしかったです。すごく大人っぽい役をやっていたので、僕の知っている七菜ちゃんとは違う、遠いところまで行った役者さんになっていて、びっくりしたんです。でも、同じような時期に「秒速5センチメートル」を観たら、こっちでは高校生の花苗になっていました。僕が知り合ったばかりの、大分の高校生の女の子の時と同じ七菜ちゃんが、スクリーンの中にいました。そこで、七菜ちゃんの天才性みたいなものを目の当たりにしました。2019年に「天気の子」に出演していただいてからここまで、彼女の獲得してきたものの大きさを「秒速5センチメートル」を観ながら感じました。(実感を込めながら)すごいですね…。 森さん身に余るお言葉です。そもそもこの舞台に、新海さんと一緒に立たせていただけること自体が、本当に光栄なことです。 新海さん久しぶりですね。 森さんとても久しぶりです。素敵な言葉をいただいて、とてもうれしいです。ありがとうございます。 新海さん「雲のむこう、約束の場所」は、もう20年前の作品になります。僕の商業長編デビュー作なんですが、吉岡さんには、その作品の主役をやっていただきました。あの時は、本当に怖いもの知らずで「一番好きな声の人だから」という理由で、吉岡さんにお願いしてしまいましたが、まさかお受けしてくださるとは…。僕は子どもの頃からずっと、吉岡さんが好きです。「北の国から」は、いろいろなものの原点です。吉岡さんとは二歳くらい年齢が違うんですが、「北の国から」で純くんが遭ういろいろなひどい出来事が、自分の未来予想図みたいに思えて、自分の未来の姿、
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「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作報告会「もしも徳川家康が総理大臣になったら」公式サイトビジネス小説としては異例の14万部を突破する大ヒットを記録した原作を、「テルマエ・ロマエ」シリーズや「翔んで埼玉」シリーズで知られる武内英樹監督のメガホンによって映画化した「もしも徳川家康が総理大臣になったら」。 コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生して総理が急死した日本に、日本の歴史に名を刻むそうそうたる偉人が議員バッジをつけて大集結するエンターテインメントムービーが、7月26日より全国公開となります。 4月22日に製作報告会が行われ、浜辺美波さん、赤楚衛二さん、GACKTさん、観月ありささん、竹中直人さん、野村萬斎さん、武内監督が出席しました。偉人たちが顔をそろえた撮影現場の様子を、笑顔いっぱいに振り返りました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします!製作報告会西村理沙役浜辺美波さん坂本龍馬役赤楚衛二さん織田信長役GACKTさん紫式部役観月ありささん豊臣秀吉役竹中直人さん徳川家康役野村萬斎さん武内英樹監督浜辺さんたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。本日から本作のプロモーションが始まるということで、気合を入れて夏まで駆け抜けたいと思います。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 赤楚さん坂本龍馬役を演じました。今日は短い時間ですが、本作の魅力を少しでも伝えられたらなと思うぜよ。(会場:笑) GACKTさん最後まで、楽しんで帰っていただければと思います。 観月さん原作には、私の演じた紫式部の役はなく、男性の偉人だけなんです。でも、今回の映画版では「女性の偉人も」ということで、紫式部を演じました。“偉人ジャーズ”の中の一員に入れたことをとてもうれしく思っています。笑って、感動して、驚くようなお祭りムービーになっていると思いますので、皆さんぜひよろしくお願いいたします。 竹中さんすごいメンバーが揃っているので、今日はめちゃくちゃ楽しい会見になると思います。皆さん最後まで楽しんでいってください。 萬斎さん今日は、ようこそおいでくださいました。三英傑を演じるのは初めてで、それがまさか家康になるとは思いもよりませんでした。この顔ぶれを見ただけでもすでに楽しい感じがすると思います。今日はぜひ楽しんでいただきたいと思います。 武内監督監督役を演じました。(登壇者の皆さん:笑) 画面には映っていませんが、現場では演じながら皆さんを盛り上げて作品を作りました。最近は「もしトランプが大統領になったら」という、“もしトラ”という略された言葉が流行っていますが、「もし徳」の方が先です(笑)。向こうがパクっているのかは分からないですが(笑)、一応そこだけは言わせていただきたいと思います。今日はよろしくお願いします。 MC監督ご自身も、歴史好きだとうかがっております。究極の「もしも」を描いた原作を映画化するに至ったきっかけや、原作小説を読まれた時の印象をお聞かせください。 武内監督いろいろな原作のオファーがあった中で、まずタイトルに惹かれました。歴史が好きだったこともあり、この各時代の偉人のアベンジャーズのような人たちが揃ったら、とんでもない映像になるなと思いました。びっくり箱みたいな面白い設定なんですが、読み終わった時に日本人として背筋が伸びるような思いもしました。「偉人たちは、今の日本人を見た時にどういう風に思うんだろうか」と考えた時に、すごく引き込まれて映画を作りたいと思いました。 MC本作は、現代と歴史上の偉人という、強烈なミスマッチも魅力の一つだと思います。実写化するにあたって、どのような作品を目指されたのでしょうか。 武内監督面白くてためになる作品を目指して作りました。老若男女、それから、海外の方にも観てほしいと思っています。今は「SHOGUN 将軍」とかも流行っているので、日本のトラディショナルなコスチュームにも興味があるんじゃないかと思います。なので、海外の方にも観てほしいです。 MC世界中の方々に観てほしいですね。 武内監督そうですね。 MC浜辺さんは、“偉人ジャーズ”の皆さんと対面して、現場でのお芝居は、いかがでしたか? 浜辺さん“偉人ジャーズ”の皆さんと初めてお会いしたのは、本読みや顔合わせの時ではなく、撮影現場だったと思います。お衣装を着た完成した姿を初めて見て、テレビで見ているような感覚というか…(笑)。豪華過ぎて、待ち時間もずっと偉人の皆さんを見ていました。偉人パートと、こちらの記者側の撮影はちょっと時間に差があったんです。その待ち時間に、ずっと偉人の方々を眺めているだけで時間が過ぎていきました。豪華過ぎて、不思議な感覚でした。 MC偉人役の方々は、ずっと偉人姿のまま現場にいたのですね? 浜辺さんそうなんです。衣装はすぐには脱げないし、着るのも大変なので、ずっと偉人のままでいてくださいました。それに、出演者の皆さんが、俳優業をしていてもなかなかお会いできない方ばかりなので、そこに対しての興味も尽きなくて、観察していました。 MC偉人役の方々とお話したことで、覚えていることはありますか? 浜辺さん萬斎さんと、撮影初日にお話したことを覚えています。私は、緊張すると変なことを口走ってしまう癖がありまして…(笑)。萬斎さんに「狂言って汗をかくんですか?」と聞いたんです。 萬斎さん(笑)。 浜辺さん 「ま、かきますねえ」と、答えてくださいました(笑)。その後も「やっぱり動くので汗はかきますよ。ただ不思議なことに、僕は首から上はかかないんだ。体はかくんだけどね」と、優しくこんな質問にも丁寧に答えてくださいました。なので、「優しい方なんだな、この撮影は大丈夫だな」と思いました。(登壇者の皆さん:笑) 萬斎さんおぼろげに、思い出し始めましたね。 MCあまり「汗をかくんですか?」という質問は、されたことはないですよね。 萬斎さん(笑)。(偉人役の)みんな、普段のこういった格好とは掛け離れたものすごい格好をしていて、中身の人間が見えませんからね。浜辺さんそうです、そうです。 萬斎さんみんなすごかったもんね。 MC赤楚さんは坂本龍馬を演じました。解禁されたビジュアルや本編映像からも分かる通り、かなりワイルドな印象があります。見た目はどのように作り上げましたか? 赤楚さん見た目でまず気をつけたのは、武内監督とお話をして、ワイルドにカッコ良く、男らしくというところでした。ただ、それを求めて頑張ってきたものの、僕は一つ前の作品で顔がちょっとプクッとなっちゃいまして…(苦笑)。若い感じの顔になっていたので、ご飯を節制して痩せていこうという話になり、六キロぐらい落としました。そうしたら顔つきもキリッときつくなっていきました。 MC監督から「痩せてください」というお話があったんですか? 武内監督ぽっちゃりしていたので、痩せてくださいって言いました。赤楚くんはめちゃくちゃ優しくて、人が良すぎるので、最初はワイルドな龍馬にならなかったんです。夜に飲みに行って、酔っ払いながら「もっと強い男になってくれ!」と、ぴょんぴょん跳ねながら説教をしていたら、次の日から良くなりました。(登壇者の皆さん:笑) 赤楚さんいろいろな人に、どうやったらカッコ良く坂本龍馬が演じられるのかを聞きました。GACKTさんからも「座り方一つで見え方が変わるんだよ」と教えていただきました。本当にいろんな人に助けていただきました。 GACKTさんたぶん、その話をしたのは撮影の終わりだったんじゃないですかね。(登壇者の皆さん:笑) MC遅かったんですね(笑)。赤楚さんは、あのヒゲもご自身のものだそうですね。 赤楚さん自前です。ヒゲを剃らなくて良いのはすごく楽でした(笑)。 MC前の作品でも、浜辺さんと赤楚さんはご一緒だったとのことですが、赤楚さんの雰囲気は、前作とはガラッと変わりましたか? 浜辺さん前の作品は、大学四年生の就活生役だったので、若い俳優陣に合わせて、ちょっと年齢が下に見えるように役作りをされていたと思います。そこから撮影期間をあまり空けずに、本作の撮影に入ったので、体重を落とすのも大変だったと思います。急激にげっそりされていてびっくりしました。 MC萬斎さんは、これ以上にないぐらい濃いメンバーの中で、最強内閣を束ねていく徳川家康役を演じました。オファーを受けた時の感想を教えてください。 萬斎さんちょうど大河ドラマ(「どうする家康」2023年放送)で、家康を教育する今川義元役をやっていました。なので、「今度は家康なんだ」という驚きもありました。久々に映画で時代劇をやれるということがすごくうれしかったですね。 MCとはいえ、いわゆる普通の時代劇ではない時代劇ですね。 萬斎さん本当の時代劇になってしまうと、現代との差別化や、区別されてしまうところがあります。本作は現代とがっつり交わるというところで、時代劇の面白さも、現代劇の面白さもある作品というところが魅力だと思います。 MC“偉人ジャーズ”を束ねるというのは、どのようなご経験になりましたか。 萬斎さん別に僕が束ねていたわけではないんですがね(笑)。でも、ストーリー上は束ねたことにはなりますが、(偉人を演じた皆さんを見渡しながら)これだけバリエーションの豊富な“偉人ジャーズ”ですから、楽しかったですね。 MC撮影の時の思い出があれば教えてください。 萬斎さん皆さんの、普段の行動も面白かったですよ。(竹中さんをチラリと見る) 竹中さん(笑)。 萬斎さんずっと口笛を吹いている方がいたりね。 MC竹中さんは口笛を吹いていたんですか? 竹中さん音が鳴っていないと寂しくてね(笑)。ついつい吹いちゃうんですよ。みんな大人ですからね、現場は静かに進行していて、普通は静かにしているのが当たり前じゃないですか。みんな本当に迷惑だったと思います(笑)。(周囲から「そんなことない」との声が上がる) 萬斎さん時々ものすごい勢いの口笛を吹かれたりしていましたね。あと、いろいろなことが始まるんですね。(竹中さんの方を向いて)どう説明したら良いんですかね。 竹中さん悪魔の真似をしたり、「エクソシスト」をやったり…。 浜辺さんええ! そんなことをしていたんですか? 観月さんしていました。急に奇声を発するので、みんなすごく驚いていました(笑)。 竹中さんちょっと、それは誤解を生むんじゃないかな(笑)! 観月さん(笑)! 竹中さん撮影の士気を上げるためにやっているんだよ。冗談で怒ったようなふりをしても、本当に怒っているように思われるようになってしまったんですよね。人間性はそう変わっていないのに、年を取ると「ベテラン」とか「大御所」とか言われちゃったりするでしょう? ただ年を取っただけなのにね。「何?撮影?何をしているの?」とか、映画の撮影をしていることに気づいた、街の人の真似なんかをやったりしても、もう冗談に聞こえないみたいなんですよ。 観月さんリアル過ぎるんですよ。 竹中さん大人しくしていなきゃいけないと思いながら…。 MC浜辺さんも、最初はびっくりしましたか? 浜辺さんそうなんです。撮影をロケでしている時に、一般の方が「何やっているの?撮影?」という感じで…。 竹中さん(実際に自由演技が始まり)「何?撮影?」 浜辺さん(その演技に乗っかり)「撮影をしています。すみません。」 竹中さん「誰が来ているの?」 浜辺さん「それはちょっと言えなくて…。」 竹中さん「あれ?テレビに出ているな!あ!何て言ったっけ!」(自由演技を終えて)こういう感じのやつですね。 浜辺さんこれを三回ぐらいやりました(笑)。初回の時、本当にしゃべっているのを遠回しに怒られているんだと思ったんですよね。 赤楚さんはい(笑)。 浜辺さん「そういうご指導の仕方をする方なのかな」と思って、ちょっとびっくりしたんです。でも、途中から「これはコミュニケーションなんだ」と気づきました。優しさでした。 竹中さん何だか寂しい気持ちになっちゃったなあ(笑)。冗談のつもりでやっていても、誤解されちゃうんだ。 浜辺さん本当に演技がお上手過ぎなんですよ。 MC武内監督は、萬斎さんの家康役はいかがでしたか? 武内監督安心ですね。威厳もあるし、長セリフもあったのに、全然長セリフに感じない。一言一言がビシバシ入ってくるので、さすがだと思いました。 萬斎さん監督の演出は本当に的確というか、一つ一つのシーンのセリフのテンポや、色なんかが見えている方でした。だから、本当にこちらは大船に乗ったつもりで演じていました。 MC偉人キャストの中で、GACKTさん、観月さん、竹中さんは、これまでにも武内組を経験されている方々です。本作の撮影現場や、武内監督とのお仕事はいかがでしたか。 GACKTさんオファーがあった時に、まず、話も聞かないで断ったんですよ。(登壇者の皆さん:笑) でも、「信長だ」と言うので、「信長って何ですか?織田信長ですか?」と聞きました。そこから、「ちょっと話を聞いて良いですか?」となって、「武内監督が一番求めていることは何ですか?」という話をしました。そしたら、「今までの映画やドラマのどの織田信長よりも一番カッコ良い信長をやってほしい」と言われたんで、「それなら、もしかしたらできるかもしれないですね」と答えました。(登壇者の皆さん:笑)。撮影に入ると、武内監督が褒めてくれるんです。でも、その褒め方が下手過ぎるんですよ。カットがかかると、「無駄にカッコ良い!」って言うんです。全然うれしくないんですよ。「無駄」って言葉いります? そういう現場でした。(登壇者の皆さん:笑) 武内監督(GACKTさんの信長は)現場で、めちゃくちゃ怖かったですね。「カッコ良くもあり、ミステリアスな信長を演じてほしいと」お願いしたら、現場でも異様に怖かった。GACKTだけが現場で浮いていましたね(笑)。 MCそれは意図したものがあったのでしょうか? GACKTさんいえ、意図はしていないです。意図はしていないんですが、キャラクター的に(威圧感溢れる信長役なので)「他の共演者の方と仲良くなっちゃいけないのかな」とか、僕なりにいろいろと感じていたんです。なので、最初に僕に声をかけてくれたのは(徳川吉宗役の)高嶋(政宏)さんだけです。(登壇者の皆さん:笑)高嶋さんは、僕に声をかけてくれて、最初に話したのはSMの話だった。(登壇者の皆さん:笑)「そうなんですね」と答えていましたが、その会話を他の方たちはおそらく遠巻きに聞いていたんだと思います。それをきっかけに、他の方は誰も話してくれなくなりました。(登壇者の皆さん:笑) MCGACKTさんは、信長のオーラをずっとまとっていたんですね。 武内監督そうです。役作りでやっているんだろうと思ってはいましたが、本当に怖かったです。 MC浜辺さんも、怖かったり、近寄りがたかったりしましたか? 浜辺さん近寄りがたくはありました。オーラみたいなものがすごくあったので、軽々しく話しかけられないような気がしました。私も、きちんと会話をしたのは、ほぼクランクアップの時に「ありがとうございました」とお話ししたくらいでした。 GACKTさんそうですよ。僕が話しかけられたのは、本当に最後の瞬間だけでしたよ。(登壇者の皆さん:笑)浜辺さん話しかけたかったんですが、役作りもあるかなと思って…(笑)。 赤楚さん浜辺さんは「しゃべれなかった」と言っていましたが、(GACKTさん主演の映画「翔んで埼玉」の“埼玉ポーズ”を実演しながら)裏では、ずっと “埼玉ポーズ”を取っていたりしたので、「やってんな」と思いました(笑)。 浜辺さん(タジタジになりながら)クランクアップしちゃうから、前日に「翔んで埼玉」を観に行って、ずっと裏で(“埼玉ポーズ”を実演)、こっそりやっていました(笑)。MC竹中さんも、武内監督とはこれまでにもご一緒されていますが、今回はいかがでしたか? 竹中さん僕も大好きな監督です。とてもテンポ感を大事にする監督で、最高の作品を作ろうとしている監督の思いがギンギンに伝わってくるので、幸せな時間でしたね。 MC竹中さんにとっては、五回目の秀吉役となります。 竹中さん役は別に何でも良いんですよね。基本的には、共演者と監督を愛するということしかないんですよ。武内監督のたたずまいは相変わらず美しく、カッコ良いですよ。監督としての色気というか、魅力がすごいので、「監督が何か言ってきたら全て監督の思う通りに芝居をしなければいけない」という思いが強くなります。 武内監督無駄に褒めてもらいました(笑)。竹中さんとは「のだめカンタービレ」(フジテレビ系列にて2006年放送されたドラマ版)からずっと一緒にやっています。現場で、いつも口笛を口ずさんでいるのも当時から同じです。「のだめ」の時もいつもすごい口笛を吹いてくれました。本当にそれで現場が和むので、いつも感謝しています。 MC観月さんは今回、紫式部役を演じました。 観月さん武内監督に紫式部の役で呼んでいただいたので、監督の意向に沿えるようにと、とにかく頑張りました。私も竹中さんと同じで、紫式部を演じるというよりは、監督の意向に沿って、本作の中で良いキャラクターになるようにと考えながら演じました。偉人感を出そうとすると、どうしてもセリフ(のテンポ)がゆったりと、ゆっくりになってしまうんです。そうすると、監督が飛んできて「遅い!皆さん、ちょっとテンポを上げましょうか」と、セリフのテンポにすごくこだわっていました。私も偉人の役ではありながら、セリフはなるべく速く言うようにしていました。紫式部ですが、いろいろと自分の尺を考えながら演じました。 MC十二単での演技も大変だったのではないでしょうか。 観月さん本当に大変でした(笑)。周りのみんなからも「大変ですね、大変ですね」と同情されながらあの衣装を着ていました。あの十二単、十三キロもあるんですね。それを着て、カツラをつけるので、十五、六キロのものを抱えてお芝居をしていました。もう、前進しかできない。後ろに下がったり、横に移動したりができないので(笑)、着たらもう、着たままでした。そのまま立つか、座るかしかできないんです。お芝居をしながら、本当はもう少し動いたりしたいんですが、着物があって、幅を取るから他の偉人の方の近くに寄ることもできなくて、割と一人でずっと立っている孤独な戦いでした。でも、竹中さんが後ろからいろいろないたずらを仕掛けてきていました(笑)。後ろから肩をトントンとして、振り向くともう竹中さんはあっちの方でニヤっと笑っていたりしましたね。(登壇者の皆さん:笑)そんな、小学生のようないたずらをたくさん仕掛けてくださったので、孤独をそれほど感じることなく、とても楽しい現場でした。「もっと長く一緒にいた」と感じるくらい、仲良く、和気あいあいとした現場でした。 MC改めて萬斎さんにおうかがいします。圧倒的な行動力と想像力で、コロナウイルスに立ち向かい、日本のピンチを救う家康というヒーローを演じられて、いかがでしたか? 萬斎さん改めて、江戸幕府が長く続いたという安定感を感じました。とはいえ、やっぱりその前の段階で、信長、秀吉の時代があり、そして他の偉人たちもそれぞれの時代を生き抜いてきた。そこには知恵があるんでしょうね。それをうまく使って今回の話が進んでいくので、歴史好きもニヤリとするところや、「そう来たか」とツボるところがいろいろとあると思います。これはハマりますよ! MC本作は、「現代人がイメージする偉人像がAIで蘇る」という設定で物語が進行します。それぞれの偉人をご覧になっていかがでしたか? 浜辺さんまず、キャスティングを聞いた時に、豪華過ぎてちょっと笑ってしまいました。さらに、どういう衣装を着るんだろうと思っていたら、イメージの絵を見た時にもうぴったり過ぎだと思いました。豪華×豪華だなと思いました。皆さんが知っているような豪華な偉人たちが復活して、そこのキャスティングがまた豪華なので、豪華の掛け合わせだと思います。とても観たくなる作品だと思いました。私がお客さんだったら、絶対に劇場に観に行くと思います。 MC偉人の中で、特に推しの偉人はいますか? 浜辺さん私は、大好きな憧れの先輩としてずっと挙げている高嶋政宏さんが演じる、徳川吉宗です。お写真一枚からも分かるんですが、威厳を感じる目力が素晴らしいんですよ。目が「パッ!」としていて、こういう目をした方が歴史的にも活躍していたんだろうなと納得してしまうような目力でした。実際にお会いしても、「この目はどういう作りでこうなっているんだろう?」と思いました。あの扮装をした高嶋さんに会えたことがすごくうれしかったです。 MC赤楚さんはいかがですか? 赤楚さん僕は、初めて皆さんとお会いした時に、登場する偉人の時代がバラバラ過ぎて、ちょっと脳の処理が追いつかない…みたいなことになったんです(笑)。皆さん素敵なんですが、面白いなと思ったのは、(江口のり子さんの演じた)北条政子さんですね。たたずまいからして面白かったです。 萬斎さん聖徳太子役を長井短さんが女性でありながら演じているというところも良いですね。扮装も、「一人だけ楽だ」と言っていましたね。 浜辺さん「むくんでも隠せる」とおっしゃっていました(笑)。 萬斎さん重い衣装を着ている方もいれば、「ほとんどパジャマじゃないか」みたいな感じの人もいますからね。(登壇者の皆さん:笑) GACKTさん皆さん、キャラ立ちがすごいんですよ。撮影初日に、全員が揃ったんですが、本当に豪華キャストで、そのキャストの方たちが全てキャラクターの格好をしているタイミングで、僕も現場に入りました。「初めまして」の方たちもかなり多く、皆さんピリピリしている空気感もあったんです。その中で、竹中さんが一人、口笛を吹いていたんですね。その口笛が、ホールの中で響くんですよ。その時に「やっぱり大御所になると、こういう人の威圧の仕方があるんだ」と思いました。(登壇者の皆さん:笑) 「この無音の中での口笛は、一体誰に対しての威圧なんだろう」とずっと考えていました。(登壇者の皆さん:笑)ちょうどそのすぐ後に、竹中さんと一緒のシーンだったので、「お前、しっかりやれよ」という僕に対するメッセージなのかなとか、いろいろ考えました。(信長として)僕が「サル!」と秀吉を呼ぶんですが、呼ぶとファーッと走ってきて「殿!」って言うんです。でも、妙に目が怖いんですよね。「やっぱり違うな」と思いました。そんな竹中さんが、僕にとってのファーストインパクトでした。 MC推しでもあるということでしょうか。 GACKTさんそうです。 竹中さんGACKTさん、ありがとうございます(笑)。威圧…。赤楚くんも美波ちゃんも、僕と共演してさ、最初のうちは怖いと思ったかもしれないけれど…。「おい、何なんだ。どうなってんだよ!」って威圧を与える人じゃなかったでしょ? 「赤楚、芝居が違うんだよ!それじゃ、俺は受けられないんだよ!」なんてやっていなかったでしょ? (登壇者の皆さん:笑)赤楚さん全くないです(笑)! 竹中さん全然ないよね! 威圧感、与えてないよね? 口笛が威圧に感じたのなら本当に申し訳なかった! これじゃあ、今日は夜眠れないよ…。(登壇者の皆さん:笑)でも、GACKTさんから「サル!」と呼ばれた時は感動しました。秀吉は「サル」と呼ばれていたので、GACKTさんが「サル!」と呼んでくれると、若かった頃を思い出すんですよ。昔、秀吉を演じていたので、その当時のことなど、いろいろな記憶が思い出されて、GACKTさんと共演する時はとてもドキドキしましたね。(GACKTさんが)スタジオに入ってくるだけで、空気が変わるんですよ。GACKTさんの空気がブワッと静かに押し寄せてくるので、こっちも真剣になる。だから怖くなっちゃったというか、(秀吉の)お館様に対する緊張感として見上げていました。(再び威圧感を与えていたかを気にし始めて)基本的に、僕は、優しい人間だよね? 赤楚くん、美波ちゃん。(登壇者の皆さん:笑) 赤楚さん優しいです。めちゃめちゃ優しいです(
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「名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」×「ひなこい」プレミアムトークイベント「名探偵コナン 黒鉄の魚影」公式サイト5月23日、劇場版「名探偵コナン」の26作品目と「名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」と、日向坂46の公式ゲームアプリ「ひなこい」とのコラボレーションを記念した、プレミアムトークイベントがTOHOシネマズ 日比谷にて開催されました。日向坂46から影山優佳さん、加藤史帆さん、高本彩花さん、小坂菜緒さん、丹生明里さんが出席し、当日のイベントMCを影山さんが務めました。おひさま(日向坂46ファンネーム)さん約400名が集まった、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。プレミアムトークイベント影山優佳さん(日向坂46)加藤史帆さん(日向坂46)高本彩花さん(日向坂46)小坂菜緒さん(日向坂46)丹生明里さん(日向坂46)MC(影山さん)皆さま、こんばんは。日向坂46の影山優佳です。本日は、お足元も少し悪い中、お集まりいただき本当にありがとうございます。そして、今回は「ひなこい」と「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のコラボイベントを皆さんと一緒に迎えられて本当に幸せです。改めて本当にありがとうございます。本日は、イベントのMCを私が務めます。慣れないお仕事になりますので、緊張しております。メンバーもかなりテンションが高まっていたので、温かい目で見守っていただけますと嬉しいです。よろしくお願いします。それでは盛大な拍手でお迎えください!加藤さん今日はよろしくお願いします。 高本さんよろしくお願いします。 小坂さん本日は、よろしくお願いします。 丹生さん本日は来てくださってありがとうございます。 MC(影山さん)ここからはトークパートとしてメンバーに話を伺います。おひさま(日向坂46グループのファンネーム)400名の皆さんはご存知だと思いますが、私たちが「名探偵コナン」の大ファンであることがきっかけとなって今回のコラボが実現しました。 加藤&高本&小坂&丹生さん(声をあわせて)ありがとうございます。 MC(影山さん)まずはとしちゃん! 今日のイベントには、「緊急参加決定」ということですが。 加藤さんはい! あだ名が「としちゃん」です。そうなんです。急に現れてすみません。 MC(影山さん)先日、世界初の自動制御ペンライトを使った「自動制御ペンライト演出付き発声可能応援上映」を体験されたんですよね? 加藤さんはい。「ひなこい」YouTubeでもその様子が公開されましたが、皆さん、見てくださいましたか?(会場:拍手)ありがとうございます。皆さんはライブでペンライトを持つと思うんですが、映画館で持つことはないと思うんです。しかも、日向坂46のライブでは皆さんが手動でペンライトの色を変えてくれますが、この応援上映では自動でめちゃくちゃキラキラ、パパパパっとライトの色が変わります! 作品自体が楽しいのに、さらにキャラクターやシーンのセリフに合わせて盛り上げてくれる演出が楽しめます。皆さん、すごく楽しいので絶対に観に行ってください! オススメは、お友だちと行くことですね! 私はシャイなので、一人で「ひっ!」みたいな感じでしたが、「自動制御ペンライト演出付き発声可能応援上映」は声を出しても良いので、お友だちと観に行くとかなり楽しいと思います。MC(影山さん)彩ちゃんと菜緒ちゃんと丹生ちゃんは、コラボレーション「ひな写」(影山さん、高本さん、小坂さん、丹生さんの四人が江戸川コナン、灰原哀、ジン(黒ずくめの組織)をイメージした衣装に身を包んで撮影)の撮影をしましたね? それからコナンくんに名前を呼んでもらったコラボムービーも記憶に新しいです。三人になりきっての撮影はいかがでしたか。 高本さん衣装を着ている自分に「まさか!」と衝撃を受けながら撮影をしました。ジンの時は、ジンが憑依して顔がジンっぽくなっていたと思うんですが、どうでしたか?(会場:拍手) なかなかの悪い顔でしたよね。 MC(影山さん)菜緒ちゃんは、三人のキャラクターのうち、お気に入りはありますか。 小坂さん哀ちゃんです。 MC(影山さん)似合っていた! ぜんぶ似合っていた! 小坂さんみんなで同じ日に撮影をしました。同じタイミングで、丹生ちゃんがコナンくん、私が哀ちゃんの衣装を着ていた時があって、横目で「あ、コナンくんがいる」って思っていました。丹生さん嬉しい! ありがとう! MC(影山さん)そんな丹生ちゃんもハマリ役でしたね。 丹生さんスタッフさんが「丹生コナン」って呼んでくれて、心の中で「私は丹生コナンだ」と思って撮影をしました。麻酔銃を撃つポーズとかいろいろなポーズをしましたが、やってみたら意外と難しくて……。改めて「コナンくん、すごいな」って思いました。コナンの世界の衣装を着られてとても楽しかったです。 MC(影山さん)私も一緒に撮影をしました。アニメの中の衣装に限りなく近く再現されていて、自分たちが作品の中に飛び込んだような感覚になれて、すごく楽しかったです。貴重な経験をさせていただきました。 全員ありがとうございます。 MC(影山さん)「名探偵コナン 黒鉄の魚影」ですが、5月21日の公開31日間で、興行収入117.3億円、観客動員数827万人を突破しました。(会場:拍手)あまり聞いたことがない数字ですね。私も公開初日に、としちゃんと一緒に観に行きました。 加藤さん帰る時に周りのお客さんも「良かった!」「もう一回、観にいかなきゃ」って言いながら帰っていたね。 MC(影山さん)おひさまの皆さんは、このトークイベントの後に本作を観るとのことです。とても羨ましいです。 加藤さん一緒に観たい! MC(影山さん)もうすでに映画館で観た方はいらっしゃいますか? (会場からたくさんの手が挙がる)ほぼ全員の方が! ありがとうございます。 加藤さん何回観ても楽しいですよね。影山さんは何回観ているんですか? MC(影山さん)コナン愛が強いヲタクなので、昨日までで、五回観ています! 今日の登壇メンバーも試写会で観ているし、せっかくのコラボイベントですから本作のお話しもしましょう! でも、上映前のイベントなので、ネタバレに注意しつつお話しをしていきたいと思います。……その前に、今日はあの方たちがサプライズでかけつけてくれました! 加藤さん(サプライズに対して)聞いてない! 何? 丹生さん「たち」ってことは複数人? 加藤さんこれでキャプテン(佐々木久美さん)だったらどうしよう?(会場:笑) MC(影山さん)江戸川コナンくんと灰原哀ちゃんです! 加藤&高本&小坂&丹生さん(歓声や「かわいい!」等など大興奮の様子) MC(影山さん)サプライズで来てくれました。加藤さん初めまして。嬉しい! どうしよう! 小学生の時から大好きだった人に初めて会った! 後で一緒に写真を撮ってください。 MC(影山さん)せっかくコナンくんと哀ちゃんが来てくれたので、本作の感想とこれから観るおひさまの皆さんに向けての注目ポイントなどをお願いします。 加藤さん本人たちの前でめっちゃ恥ずかしいですね。 丹生さんでも、直接愛を伝えられる機会なんてないですから! 高本さん&小坂さん確かに! MC(影山さん)ここは、としちゃん! 加藤さんこの中で一番語彙力がないのに……。(見つめるコナンくんに、照れて)ちょっと待って、こっちをあんまり見ないでください。本作が始まったら展開がすごく早くて、ワクワク、ドキドキ、キュンキュンとかいろいろな感情が次々にくるので、あっという間でした。私が大興奮したのは、アクションシーンです。ネタバレが怖くて詳しくは話せないですが、とにかくアクションが激しくてカッコ良いです。皆さん、楽しみにしてください。 丹生さん劇場版では、毎回オープニングのBGMが作品に合わせてアレンジされるので、「今回はどんな感じなんだろう?」と思って毎回観ています。今回も「黒鉄の魚影」という感じだったので、注目していただきたいです。隣の哀ちゃんが、たくさん登場するので……観るたびに「哀ちゃん!」となります。注目ポイントは哀ちゃんです。MC(影山さん)哀ちゃんのことがもっと好きになる作品なので、ぜひそこにもご注目ください。 加藤さんこのままコナンくんと哀ちゃんにはさまれてイベントは続くんですか? MC(影山さん)そうですよ。 加藤さんオセロで言うと、私たちもコナンのキャラクターになれそうですね!(と一回転してみせる) ■会場の「ひなこい」ユーザーの方からいただいた質問に答える。MC(影山さん)それでは質問を…(質問箱に手を入れて、一枚ひく)。 【なべさんからの質問】皆さん、こんばんは。これから漫画の「名探偵コナン」を最初から読む場合、注目すべきポイントや、これを知っておくとより楽しめることをぜひ教えてください。 加藤さん何も考えなくてもすっごく楽しいですよ。私は小学校の三年生から漫画を読んで、そこからハマっているので、小さい子から大人まで誰でも絶対に楽しめます。 高本さん私は映画から観始めて、昨年、全巻を買って徐々に読んでいます。楽しむためには、お友だちに語るのがおすすめです。私は菜緒ちゃんに良かったことを語っています。お友だちを巻き込んでください。 【トリケラトプスのケイさんからの質問】皆さんが「名探偵コナン」にハマったきっかけを教えてください。 小坂さん私は、小学生の時に一番仲の良かった女の子のお友だちが、すっごく「名探偵コナン」が好きで、その子の家に遊びに行って、漫画を読んだことがきっかけで好きになりました。 丹生さん私は、何かがあったわけではなく、気がついたら好きになっていました。たぶん小学生の時にお母さんと映画を観に行きました。身近な環境にあったのだと思います。 MC(影山さん)漫画、アニメ、映画などいろいろな媒体があるので、お好きな媒体で楽しんでもらえたらと思います。お時間の関係で次の質問がラストになります。 【まっつんさんからの質問】これまでの「名探偵コナン」の映画で最も印象に残っているタイトル、あるいはシーンを教えてください。 MC(影山さん)思いついた人から話してください。 丹生さん私の一番好きな映画は「名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊」(2002年公開)なんですが…。 加藤さん待って、一緒なんだけど………菜緒ちゃんもだよね! 小坂さん(うなずいて手を挙げる) MC(影山さん)取り合わないで! 加藤さんすみません……。 丹生さんごめんごめん! そんなつもりはなかったんです。高本さん(丹生さんに)どこが好きなんですか? 丹生さん物語ですね。あの時代にあの作品が思い浮かぶってすごくないですか? 全員確かに! 丹生さん(動きを再現しつつ)体感型シミュレーションゲーム「コクーン」に入って! やっぱりストーリーとして一番展開が熱いので好きです。 MC(影山さん)菜緒ちゃんの好きポイントはどこですか? 小坂さん普段あまり出てこない工藤優作さんが出てきたりして、珍しいキャラクターの登場が多い作品です。それと少年探偵団がものすごく活躍する作品なので、いつもと違う楽しみ方をできるのがポイントだと思います。 MC(影山さん)としちゃんも? 加藤さん「名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)」(2010年公開)の話でも良いですか? コナンくんが悪い人にさらわれて、飛行船から助けを求めて……。店員さんに変装していた怪盗キッドが、「あ!」って一緒に窓から飛び込むじゃないですか。今あのシーンをぴゅっと思い出しました。 MC(影山さん)カッコ良いよね! 私は「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」(2016年公開)が一番好きで、十回ぐらい観ています。 加藤さんこの話はずっと話していられるね。…あ、ごめん……彩ちゃん! この話は楽屋でしゃべろうね。(会場:笑) 高本さん私は「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」(2000年公開)です。初めて観た時に、噴水のコーラ缶のシーンが衝撃的でウワーッってなって……。そのシーンが今フラッシュバックしています。そのシーンを観たいがために、何度も観てしまいます。 MC(影山さん)見直したくなりますね。今話に上がった作品をご覧になったことがない皆さんはぜひ、みんなの注目シーンがいつくるのかを注目して、観ていただければと思います。たくさんの質問をありがとうございました。本日は、企画が盛りだくさんになっております。今日の登壇メンバーは、「名探偵コナン」が大大大好きということでございまして、今回はスタッフさんが、このような企画を用意してくれました。題して「コナン愛を叫べ!大声選手権」です。大声選手権をやったことがある人はいますか? 加藤さん日向坂46の冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京にて放送中)で、オードリーの春日さんのお尻をバットでたたいて以来なので、純粋なのは初めてです。 高木さんそうだね。全員初めて。 MC(影山さん)それじゃあ、準備の間に本作の好きなポイントを話しましょうか。 高木さん私、あります! ちょっとマニアックですが、黒ずくめの組織のウォッカさん。悪役なのにすっごく愛おしくなる。ウォッカさんの優しい一面……ちょっと恋に落ちそうですね。 丹生さんそこまで言っちゃいますか? 加藤さんでも、黒ずくめの組織のちょっと深刻なシーンはハラハラして、今回はそこがポイントになっていたりするので……。 高本さんそうだね! 加藤さん何かズーンとした感じ! ……組織のメンバーがたくさん出てくるので最高です! ■「コナン愛を叫べ!大声選手権」センターの大声計測器に向かって、一人ずつコナン愛を叫び、それを数値化して舞台上のモニターに表示。 MC(影山さん)一位は誰かを予想をしながら見てください。最初は、加藤さん、意気込みをどうぞ。 加藤さん東京ドームのライブを思い出して、今まで生きてきた中で一番大きな声を出します! 【加藤さんのチャレンジ】「バーロー、大好きに決まってるだろう!」結果:99.5点加藤さん100点まであと0.5点。ちょっと悔しいかも……負けたくなかった。 MC(影山さん)次は彩ちゃん! 高本さんコナン愛を伝えつつ、個人的には短めの言葉でいこうと思います。としちゃんを超えたいと思います! 【高本さんのチャレンジ】「ら~ん(蘭)!」結果:106.5点MC(影山さん)何と言ったか確認しても良いですか? 高本さん一応、「らーん」と言ったんですが…、「らー」だったかもしれません。 MC(影山さん)私は(インドのパン)「ナン」って聞こえました。ナンが飛んでいったのかと思いました。次は、菜緒ちゃん! 小坂さんライブであおりをしたことがなくて……緊張しているんですが、全力でコナン愛を伝えていきたいと思います! 【小坂さんのチャレンジ】「哀ちゃん、可愛すぎー!」結果:85.3点加藤さん菜緒ちゃんも可愛すぎ! 次のライブであおりをやってもらおう! MC(影山さん)即採用です! 愛も伝わりましたね。 ■哀ちゃんが喜んでいると、日向坂の皆さんも大喜び。 MC(影山さん)さあ続いて、丹生ちゃん行ってみましょうか。 丹生さん私、声が通りやすいんです。でも、この距離感は初めて…。好きなキャラクターを叫びたいと思います。 【丹生さんのチャレンジ】「(怪盗)キッド……さまー!」結果:97.9点MC(影山さん)喉は大丈夫かな? クラウチングスタートはめっちゃきれいだったのに……。 丹生さん何か急に(声が)しおれちゃった…97で惜しかった。一番、好きなキャラがキッドなので、園子になりきって、「キッド様」と言いたかった。 ■丹生さんのセリフにコナンくんたちがすねてしまうと、日向坂の皆さんが「大好きだよ」「ごめーん」「本当に大好きなんです」と…。丹生さん気まずい……。お二人も大好きなんです。 加藤さん私が言った言葉の解説をするのを忘れちゃったんですが、アニメの「名探偵コナン 紅の修学旅行 鮮紅編/恋紅編」で工藤新一が蘭に送ったメール「バーロー、つきあっているのに決まっているだろ」のオマージュだったんです。 ■加藤さんの言葉に思わず照れるコナンくん。 加藤さん(コナンくんが照れていることにびっくりして)コナンくんそれ、どういうこと? MC(影山さん)コナンくんが送ったセリフだから照れちゃったのかな。 加藤さんああ、そういうことか。かわいい。 MC(影山さん)ちょっと私もやらせていただきます。これまでのチャレンジを見ていて、長くてもグラデーションで一番高いところにもっていけば良いと思ったので……長年の夢を語りたいと思います。 【影山さんのチャレンジ】「組織の一員になりたぁーい!」結果:108.5点MC(影山さん)やったー!小さい頃、黒ずくめの組織のメンバーのベルモットがすごく大好きで…。(コナンくんと哀ちゃんの微妙な感じを察する)……気まずい…発言には気をつけなければいけないなと思いました。でも、生い立ちとかやっていることではなく「カッコ良い女性になりたい」という抽象的なイメージです。 加藤さん救急医とかね、カッコいいよね。 MC(影山さん)「理系がカッコ良い!」っていう。 加藤さんじゃあ、影が一位じゃん。 MC(影山さん)ということで、優勝は影山優佳でした!まだまだ楽しい時間を過ごしたいところではございますが、お時間になってしまいました。 丹生さん三分しか経ってないよね。 加藤さん体感三分! ■フォトセッションMC締めのご挨拶をお一人ずついただきます。ここでサプライズ、コナンくんにもご挨拶をいただきます。 コナンくん影山優佳さん、加藤史帆さん、高本彩花さん、小坂菜緒さん、丹生明里さん、今日のトークイベント、盛り上がったねー! おひさまのみんなも楽しんでもらえたかな? (会場:拍手) みんなのお話がたくさん聞けて、僕もとっても楽しかったです。ところで、僕が出演している「名探偵コナン 黒鉄の魚影」も現在大ヒット上映中です。本当にたくさんの人が観てくださっているみたいで嬉しいなぁ。今週から、応援上映も始まってまだまだ上映も広がっていくみたいなので、皆さん、これからも応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。■コナンくんが「よろしくお願いします」と頭を下げると、影山さんのマイクにおでこがぶつかってしまい、大慌ての日向坂の皆さん。 MCご挨拶をお願いします。 影山さんちょっと(先ほどのマイクがぶつかったことに)動揺してビックリしています。大好きな名探偵コナン、大好きなおひさまの皆さんと一緒にこんな素敵なイベントを迎えられたことがすごく嬉しいです。そして、この後も本作は公開していますので、私たちも私たちの目線で盛り上げていけたらと思います。 加藤さんこのような素敵なイベントに参加できてすごく幸せでした。来てくださった皆さん、ありがとうございます。小学生の頃から大、大、大、大、大好きな名探偵コナンに関われたことが、すっごく幸せ過ぎて…もう、言葉にならない。ずっと、ここにいたい、ここで寝泊まりしたいぐらい幸せです。これからも大好きな「名探偵コナン」を一緒に観て楽しんでいきたいです。 高本さん今日はこのような素敵なイベントに参加できて、本当に幸せです。「ひなこい」公開記念コラボのおかげで、大好きな「名探偵コナン」とお仕事でき、今日は(コナンくんと哀ちゃんの)二人が来てくださって、一生の思い出ができました。皆さんと一緒にこの時間を過ごせたことも嬉しいです。皆さんはこの後、本作をぜひ楽しんでほしいです。 小坂さん本日は、このようなイベントに参加できてものすごく嬉しいです。私も、ずっと大好きだった「名探偵コナン」とお仕事ができるのは、なかなか経験できないことなので、すごく嬉しいです。それに、本日はコナンくんと哀ちゃんに初めて会うことができて、こんなに幸せなことはないと思っています。私も、メンバーもおひさまの皆さんも「名探偵コナン」が大好きだと思うので、これからも一緒に盛り上げて、楽しんでいきましょう。 丹生さんまさか、こうして「名探偵コナン」に携わるお仕事ができるとは思っていなかったので、このような機会をありがとうございます。「ひなこい」とのリアルイベントで、おひさまの皆さんともお会いできたのがとっても楽しかったです。YouTubeではコナンくんが来てくれて、今日は哀ちゃんも来てくれて、コナンくんからの素敵なメッセージも本当に素敵なサプライズで、幸せな気持ちでいっぱいです。これからもコナンが大好きです! みんなでたくさん「名探偵コナン」を楽しんでいきましょう! MC最後にいつものアレをやりましょう! コナンくん真実はいつもひとつ!(全員で決めポーズ)
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「ゴジラxコング 新たなる帝国」一夜限りのスペシャルイベント「ゴジラxコング 新たなる帝国」公式サイト映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」の公開を前に4月18日、日本の「ゴジラ」誕生70周年と「モンスター・ヴァース」10周年を記念して、「ゴジラxコング 新たなる帝国」GODZILLA ANNIVERSARY NIGHTが東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLにて開催されました。 本作で日本語吹替声優を務めた宮野真守さん、鈴木もぐら(空気階段)さん、真矢ミキさん、大塚明夫さん、立木文彦さん、田中美央さん、福山潤さん、内田真礼さん、さらに日本版主題歌を担当したYaffleさん、AIさん、OZworldさんも登壇しました。オープニングではYaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworld」のスペシャルライブも行われ、大きな盛り上がりを見せました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。一夜限りのスペシャルイベントトラッパー役宮野真守さんミケル役鈴木もぐら(空気階段)さんハンプトン役真矢ミキさん潜水艦艦長役大塚明夫さんルイス役立木文彦さんハリス役田中美央さんウィルコックス役福山潤さんローリエ役内田真礼さん日本版主題歌Yaffleさん日本版主題歌AIさん日本版主題歌OZworldさん■本作の日本版主題歌Yaffle x AI「RISE TOGETHER feat. OZworld」のスペシャルライブで幕を開けました。■登壇者の皆さんが入場。宮野さん今日は皆さんと「ゴジラ」を存分に楽しむということで、最高のイベントにしましょう! 真矢さん皆さん、こんばんは。ハンプトン役を頑張っております。 鈴木さんどうも、歯が全部で29本あるんですが、28本が虫歯です。 宮野さんそんな情報はいいのよ。 鈴木さん鈴木もぐらです。よろしくお願いします。 大塚さんなぜか、悲しいことに潜水艦の艦長には名前がありませんでした。どうも今夜はよろしくお願いいたします。 立木さん僕の役には名前があります(笑)。今日のこのひと時、ゴジラ映画にとって歴史ある一夜になると思いますので、皆さんも一緒に楽しんでいきましょう。 田中さん日本の「ゴジラ」(「ゴジラ-1.0」2023年公開)の方では、大変お世話になりました。アメリカの「ゴジラ」(本作)の方でもよろしくお願いいたします。 福山さん皆さん、こんばんは。楽しんでいきましょう! 内田さん今日は楽しんでいきましょう! Yaffleさん音楽プロデューサーのYaffleといいます。「ゴジラ」の大ファンなので、一ファンとしてもこの日を楽しみにしていました。今夜は一緒に盛り上がっていきましょう。 MC日本版主題歌のオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。 Yaffleさんオファーを受けた時はびっくりしました。まさか自分がやるとは思っていなかったので、ゴジラとコングのパワーに負けないようにチームで立ち向かっていかないといけないと思いました。今回、AIさんとOZworldくんにも参加してもらって、バッチリな曲ができたと思っています。楽しかったです。 AIさん本当にすごい皆さんがこうしていらっしゃるので、テンションが上がりますね。皆さんにも楽しんでもらえたらと思います。(本作の主題歌に)声をかけてもらって、うれしかったです。もう、断る理由がないですよね。曲をいただいて、歌詞はすごく迷いました。「みんなが知っている作品で何を言えばいいんだろう?」と思って、最初は(メインテーマのメロディーに合わせて)「ダララ、ダララ、ダララララララ…」しか歌っていないものを送ったんです。 Yaffleさん伊福部(昭)さんの作られたメロディーのパワーが強くて、それに引っ張られちゃうところがありましたよね。 AIさん「もうちょっと歌詞がほしい」と言われて、いろいろ考えて、「これかな」と思いました。 OZworldさんこういう登壇は初めてなのでメチャクチャ緊張しています。今回、「ゴジラ×コング 新たなる帝国」の主題歌で共闘できて、メチャクチャうれしいです。今日はゆっくり楽しんでいってください。 MC楽曲制作はいかがでしたか? OZworldさん自分はAメロ、Bメロの2カ所をやりましたが、国の代表作を背負っているようなプレッシャーと、名プロデューサーのYaffleさん、誰もが知っているAIさんとの共闘で、結構緊張しました。今回のために、「ゴジラ」ファンの小学生の友だちを家に呼んで、「ご飯をごちそうするから、ゴジラのこと教えて」と、改めてゴジラを学びながら曲を作りました。 MCその小学生の友だちは曲を聞いてどんな反応をするんでしょうね。 OZworldさん反応が楽しみです。 MC「ゴジラ」のオリジナルテーマの公式サンプリングは、今回史上初という試みでした。 Yaffleさんとても光栄です。あの曲が使えるのはなかなかないうまみですよね。音楽家として本懐でした。 宮野さんあの有名なフレーズが、ヒップホップになるのは最高にカッコいいなと思いました。日本の魂と、ヒップホップの融合も作品にとても合っていて、聞くだけでテンション上がりますよね。MCもぐらさんは先ほどのライブパフォーマンスをご覧になっていかがでしたか? もぐらさんメチャクチャカッコ良かったです。裏で観ていたんですが、みんなノリノリで、しかもこのステージじゃないですか…。このステージで、あの曲が流れたら、すごく煽られたみたいで、「僕たち、今日はプロレスでもやらないとダメなのかな」って(笑)。宮野さん(「X」の形のステージで)戦うのかと思いました(笑)。 もぐらさんそれくらいにテンションが上がっていました。 宮野さん上がりましたね。 内田さんお客さんがサイリウムを持って一緒に盛り上がっているし、しかもゴジラがステージにいるっていうことは、なかなかないですよね! 素晴らしいステージでしたね。 ■宮野さんがステージ上のゴジラ像にマイクを向ける。 宮野さん(ゴジラにマイクを向けつつ)ちょっと緊張しているみたいです(笑)。 MC2024年は「ゴジラ」70周年で、「モンスター・ヴァース」(ハリウッド版「ゴジラ」シリーズと「キングコング:髑髏島の巨神」(2017年公開)の壮大な世界観がクロスオーバーするシリーズ)が10周年というアニバーサリーイヤーとなります。本作は北米では3月29日に公開され、オープニングで約8000万ドル(120億円)と、過去作を上回るとんでもない記録となっています。 宮野さん盛り上がっていますね! うれしいですよね。日本で生まれたゴジラが、世界でこれだけ好かれているっていうのは誇らしいです。「モンスター・ヴァース」ならではのゴジラの存在感が本作にはあるんですよ。日本で描かれるゴジラとはまた違う躍動感があって…僕、ゴジラが(腕を振りながら走るしぐさをして)こうしているの、初めて見ました! ゴジラがものすごく走るんですよ! 大塚さんゴジラの肩関節があんなに後ろに行くなんてね…。 宮野さんそうなんですよ! 肩関節があんなに後ろに行くんだと思いました。いや、もうドキドキしました。「コングはパワーアップパーツを着けるんだ!」って思いましたし…気になりますよね? こういうのがあるから面白いんですよね。 MCもともと「ゴジラ」とは縁があるんですよね。 宮野さんそうなんです。CGアニメのゴジラ(「GODZILLA 怪獣惑星」(2017年公開)、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」(2018年公開)、「GODZILLA 星を喰う者」(2018年公開))で主役をやったので、僕のゴジラは…って、「僕のゴジラ」っていう言い方もおかしいですが(笑)、史上最大で、惑星レベルの大きさだったんです。そんなゴジラとも戦っていたんで、いろんなゴジラに会えてうれしいです。 MC鈴木さんは本作に出演されていかがですか? 鈴木さん本当に光栄です。今まで「ゴジラ」シリーズって、パチンコで30シリーズくらいあるんです。それくらいパチンコ界でもスタンダートなので、レジェンドって感じがします。そんな作品に出られるって本当に光栄ですね。今までは、(パチンコを)打っていたのに、そこに出られて、しかも売り上げも120億円…。 大塚さんすごいですね。桁が違いますね。 鈴木さんパチンコ玉で言うと、30億玉と一緒ですからね。すごいですよ。 宮野さん玉の数で言うんじゃない(笑)! MC真矢さんはいかがでしたか? 真矢さん普段は、厳しくて強い役が多いので、最初はゴジラの声かと思いましたが、さすがに違いました(笑)。宮野さんそれは聞きたい! 真矢さん冗談です。でも、今日は服の色は、似せてきました。私は、先日完成作を観ました。今日は声優さんやアーティストの方と一緒で、スターとの並びだったので感動しちゃいました。ゴジラは生まれた時から日本にいた故郷のような存在なので、本当にうれしかったです。 MC戦うシーンもすごいですよね。 真矢さんすごかった! いろんな国に行くのも楽しかった。「そんな有名な遺産のところに行っちゃうの?」って……それくらいにしておきましょう(笑)。 宮野さんすごいですよ! MC大塚さん、立木さんは数々の作品に参加されていますが「ゴジラ」映画への出演はいかがでしたか? 大塚さんいろいろな作品に出ているんですが、ゴジラがらみの作品には出たことがありません。(観客に向かって)この中で「西武ゆうえんち」に行ったことある方はいますか? そこの「ゴジラ・ザ・ライド」というアトラクションで、お客さんを守って引っ張る、潜水艦艦長じゃないですが、そういう役の声はやっています。でも、作品として「ゴジラ」への参加は初めてなのでとってもうれしいです。立木さん自分にとってはゴジラといえば、生まれる前から神レベルですからね。その作品に出られるなんていう出来事が「神」ですよ。それくらいに大きなことです。僕はゴジラとキングギドラの戦いとかに興奮していた世代ですからね。そんな「ゴジラ」作品に、少年時代に大興奮していましたが、今回の作品はそれを軽く飛び越えて、すごいんです。もともと、コングも好きなので「キングコング:髑髏島の巨神」でもすごく震えていたので、こうして出るなんてね。大塚さんゴジラさんは五歳先輩だからね。「五歳先輩だな」って思って見るじゃないですか? 最初「ゴジラ」は「ゴジラは神じゃ…」っていうところから始まって、ハリウッドにも進出しました。日本で一番出世した俳優なんじゃないですかね? そんな作品に出させてもらって、今、文ちゃん(立木さん)は震えています。 立木さん興奮しているんですよ。決まった時から。 MC田中美央さんは「ゴジラ-1.0」では艦長を演じています。今、皆さんは衝撃に備えようとしていますが…。 田中さんありがとうございます。「衝撃に備えよ!」 宮野さん(裏にいる)スタッフが喜んでいます(笑)。 田中さんびっくりしましたね。オファーをいただいた時は「ええの?」っていうのが第一印象でした。「ゴジラ」70歳と「モンスター・ヴァース」10歳に、先日の素晴らしい賞(第96 回アカデミー賞視覚効果賞)をいただいたお祝いを皆さんとできて、最高の時間をいただきました。改めてありがとうございます。日本の「ゴジラ」はやってくれました。世界に届いたと思います。ありがとうございます。ゴジラこそ。宮野さん親父ギャグはやめてください(笑)! MC福山さんと内田さんは、すでに「ゴジラ」作品には出演されていますよね? 福山さんそうなんですよね。この流れで申し訳ないんですが、皆さんは作品に出演されていますが、僕らはゴジラ役ですから! 「ちびゴジラの逆襲」という作品で、僕は ちびゴジラを演じています。内田さん私はミニラ! MC立木さんはちびヘドラですよね? 立木さんよくご存じですね。 福山さん70年の歴史の中では珍しい怪獣に声を当てるという。しかもシュールコメディです。 MC本作は、「ちびゴジラの逆襲」とはまた違う雰囲気の作品ですね。 福山さん僕は、このシリーズが大好きで、映画館で観ていました。メチャクチャ公開を楽しみにしていたんですよ。だから、オファーをいただいた時は「ネタバレ食らう!」って思いました(苦笑)。「うれしい」と「ショック」がないまぜになっていました(笑)。 MCでも、参加されて良かったですか? 福山さん良かったですね。自分の道筋の中に「ゴジラ」作品に出るっていうのは、なかったことなので、幸運です。 内田さん私は、今回、ゴジラとコングが戦っているのを観て、驚いちゃいました。「え?中に人が?」っていうくらいに表情が豊かなんです。私が知っているゴジラとコングとは違うというか…。表情が豊かで、感情が伝わってきてすごいなと思いました。MCYaffleさんもAIさんも「ゴジラ」が大好きだったそうですね。 Yaffleさんずっと小さい頃から観ていて、大好きでした。「平成VSシリーズ」を小さい頃に観ていて、「ゴジラVSメカゴジラ」(1993年公開)は何回も繰り返し観ました。プラズマ・グレネイドとか、マネしていました。人間とデカい存在の戦いも好きなので、「ゴジラvsビオランテ」(1989年公開)の冒頭とか、「ゴジラvsデストロイア」(1995年公開)とかも「ゴジラ」映画の醍醐味だなって思います。AIさんうちの息子がゴジラが大好きなので、今、家はゴジラだらけです。今日も目覚めた時にゴジラがいっぱいでした。でも、いつも片づけをしているその作品の曲をまさかやるなんて思いもしませんでした。まだ息子には言っていないんですよ。言ったらすごいことになりそうですね。(家で)曲を一回聴いたら「それってゴジラ?」って言いながら、「ダダダ、ダダダ…」って歌っていました(笑)。ちゃんと言うのが楽しみです。MC言わずに映画館に一緒に観に行くのもいいかもしれませんね。 大塚さん「ママやで」って(笑)。 AIさん楽しみです。 MCOZworldさんは、今日ご覧になったそうですね? OZworldさん今朝、観ました。前作でゴジラとコングがバトっていたので、今回、共闘するのは「どういう流れで、どういうシチュエーションなんだろう」と気になっていたんです。今回のオファーをいただいてから、タイトルに込められた意味や、テーマを聞いて、「メチャクチャ今の時代に合ったタイトルだな」って思いました。今朝、本作を観て、大迫力のモンスター同士の戦いと、物語の内容、そこに込められた思いが観られてメチャクチャ面白かったです。最高の作品でした。MC本作にちなんで、皆さんが「共闘したい人やモノ」をお尋ねしたいと思います。 宮野さん今回、吹き替えには声優、俳優、芸人とたくさんの方々が携わっているわけですが、逆もありですよね? 僕がもぐらさんとコントするっていうのも良いんじゃないかと思います。もぐらさんと共闘したいですよね。 鈴木さん良いんですか? 全然ありですよ。今すぐルミネに来ていただけると…。 宮野さんここじゃなくて、ルミネ(笑)? 僕、お笑いも大好きなので、実際に芸人さんと一緒に共闘っていうのは夢ですね。 鈴木さんメチャクチャうれしいですね。そうですね、じゃあ、宮野さんが下着泥棒とか? 宮野さん「空気階段」の世界観だなぁ(笑)。下着泥棒の先輩と後輩ですかね? 鈴木さんそうですね。先輩と後輩で、下着の盗み方をレクチャーしていくコントですかね。でも、ちょっと新世代的には「その盗み方、古いですよ」とか言われて…。 宮野さんごめんなさい、事務所NGだそうです(笑)。申し訳ないです(笑)。 真矢さん私は今回、叶えていただいた気がします。私は、声優さんをとても尊敬していまして、以前二回だけ、吹替をしました。今回は、3分の1か…3分の2くらい声優さんの声が入っていて、それに感動しちゃって…。初めて「えらい仕事に入らせてもらっている」って思いました。もちろん、前から思っていましたが、鬼気迫る中でも、声優さんの声ってすごいんですね。「声が良い」というレベルじゃなくて、存在感が見えるんですよ。もぐらさん、どうでした? 鈴木さんすごかったですね。声の出し方とか…。大スターの皆さんですし、恐縮です。 真矢さんさっき、舞台袖にいる時から良い声が聞こえてきて、おちおちお茶とか飲んでいられなかったです。だから、もう共闘は叶いました。 MCもぐらさんは、宮野さんとの共闘以外で共闘したい存在は…? 鈴木さん僕は「北斗の拳」のアミバとか…。アミバが出てきた時点で当たりなんですよ。 宮野さんパチンコの話をしています? 大塚さん誰も分からへん! 鈴木さんアミバと共闘したいですね。常に側にいてほしいです。 MCAIさんは共闘したい存在はありますか? AIさんそうですね。考えていたんですが、今の話で全部吹っ飛びました(笑)。でも、自分もすごく共演したかったアーティストさんと今回一緒にやれました。Yaffleさんには以前、プロデュースしていただいて「最高だな」って思っていました。また、今回も一緒にやれてすごくうれしかったです。本当にいつか絶対に一緒に歌ってほしいと思っていた方だったので、今回、それが叶ってラッキーでした。 MC最後に宮野さんからメッセージをお願いします。 宮野さんずっと「共闘、共闘」って言っていますが、皆さんの想像をはるかに上回る共闘になっていると思います。だって、ゴジラとコングが共闘するっていうことは、そこに相対する“何か”がいないと実現しないわけです。それがまたすごいんですよ。その戦い方は、ゴジラ史上、観たことがない演出方法でした。そこに興奮しました。その興奮が皆さんに届くことを願っています。日本でも大ヒットすることを楽しみにしています。一緒にこの「ゴジラ」を盛り上げていきましょう! 楽しんでください!
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沿革沿革 東宝グループは、1932年に「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」を使命として小林一三により設立されて以来、映画・演劇を中心に、幅広い層のお客様に夢や感動、喜びをもたらす数多くのエンタテインメント作品をお届けしてまいりました。 2020 1990 1970 1950 1930 2024 01 株式会社東京楽天地を子会社化 03 「ゴジラ-1.0」が第96回アカデミー賞®「視覚効果賞」を受賞 05 舞台「千と千尋の神隠し」ロンドン公演開幕 06 株式会社サイエンスSARUを子会社化 06 TOHOスタジオ株式会社が株式会社ドラゴンフライエンタテインメントを子会社化 10 Toho International, Inc.がGKIDS, INC.を子会社化 11 シンガポール現地法人 Toho Entertainment Asia Pte. Ltd. が稼働開始 11 東宝スタジオにて日本初となる水素発電による商用電力の利用開始 12 年間興行収入記録更新 913億円(現歴代1位) 2023 03 東宝日比谷プロムナードビル開業 03 TOHO Tombo ピクチャーズ株式会社を設立 07 TOHO Global 株式会社設立 08 株式会社ガイエ子会社化 09 有限会社エイシン工芸を東宝舞台株式会社が子会社化 10 「小林一三生誕一五〇年展 ―東京で大活躍―」開催 11 「ゴジラ-1.0」公開 11 TOHO Global 株式会社がIGLOO STUDIO CO., LTD.と資本業務提携契約を締結 12 Toho International, Inc.が CJ ENM FIFTH SEASON LLC へ戦略的投資 2022 09 株式会社エイド・ディーシーシーの子会社化 09 TIA 株式会社を子会社化し、商号を「株式会社 TOHO animation STUDIO」に変更 2021 07 「ゴジラvsコング」日本公開 2020 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 10 「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」公開(興行収入新記録 404.3億円) 2019 05 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開 2018 02 日劇(TOHOシネマズ 日劇)閉館 03 合歓の広場、「日比谷ゴジラスクエア」にリニューアル 03 TOHOシネマズ 日比谷 開業 2017 03 東宝不動産株式会社を合併 2016 07 「シン・ゴジラ」公開 08 「君の名は。」公開(自社製作作品興行収入新記録更新 250.9億円)※2017年12月現在 12 年間興行収入記録更新 854億円 2015 03 新宿東宝ビル竣工 11 札幌東宝公楽ビル竣工 2014 03 (株)コマ・スタジアムを吸収合併 05 米レジェンダリー版「GODZILLA」全米公開 08 三和興行(株)を吸収合併 2013 04 アニメーションレーベル TOHO animationを設立し、アニメ事業を本格スタート 06 東宝不動産(株)を完全子会社化 10 東宝東和(株)を完全子会社化 12 「永遠の0」公開(自社製作作品興行収入新記録更新 86億円) 2012 04 アニメ事業室を設立 2011 02 国際放映(株)を完全子会社化 2010 09 東宝スタジオ改造計画完了 12 年間興行収入記録更新 748億円 2009 08 札幌公楽興業(株)および新天地(株)を吸収合併 2008 03 TOHOシネマズ(株)が興行会社4社(東宝東日本興行(株)、中部東宝(株)、東宝関西興行(株)、九州東宝(株))を吸収合併 09 (株)コマ・スタジアムを連結子会社化 12 年間興行収入記録更新 739億円 2007 10 旧東宝本社ビル跡地に東宝シアタークリエビル竣工 11 シアタークリエ 開場 2006 09 旧南街会館跡地に東宝南街ビル竣工 10 映画興行部門を会社分割し、TOHOシネマズ(株)に承継 2005 03 旧東宝本社ビル建て替えにより芸術座閉館 04 東宝本社を東宝日比谷ビルに移転 2004 02 南街会館閉館 05 「世界の中心で、愛をさけぶ」公開(自社製作作品興行収入新記録 85億円) 12 札幌東宝ビル(札幌シャンテ)竣工 2003 02 東宝スタジオ、改造計画開始 03 「千と千尋の神隠し」米アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞 04 ヴァージン・シネマズ・ジャパン(株)を買収し、TOHOシネマズ(株)に社名変更 07 「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」公開(実写作品興行収入新記録 173億円) 2002 02 「千と千尋の神隠し」ベルリン国際映画祭金熊賞受賞 2001 07 「千と千尋の神隠し」公開(興行収入新記録 308億円) 2000 06 東宝版「エリザベート」初演(帝国劇場) 11 「MILLENNIUM SHOCK」上演(帝国劇場) 12 旧・東京宝塚劇場跡地に東京宝塚ビル竣工 1998 01 旧・東京宝塚劇場、旧・スカラ座閉館 05 米トライスター版「GODZILLA」全米で公開 07 「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」公開(ポケモンシリーズ第1作) 1997 04 「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」公開(「名探偵コナン」シリーズ第1作) 07 「もののけ姫」公開(配給収入新記録 113億円) 1993 07 「クレヨンしんちゃん アクション仮面 VS ハイグレ魔王」公開(「クレヨンしんちゃん」シリーズ第1作) 1992 05 「ミス・サイゴン」初演(帝国劇場:1年半のロングラン) 1991 07 渋東シネタワー竣工 1987 06 「レ・ミゼラブル」日本初演 10 旧・日比谷映画劇場、有楽座(2代目)跡地に東宝日比谷ビル(日比谷シャンテ)竣工 1984 01 第1回東宝シンデレラ誕生(沢口靖子) 03 日劇ミュージックホール閉館 10 旧・日本劇場跡地に有楽町センタービル(有楽町マリオン)竣工 11 有楽座(2代目)閉館 1983 02 TV「積木くずし」(TBS系列)放送開始 1981 02 日本劇場閉館(日劇ミュージックホールは東京宝塚劇場5階へ移動) 1980 10 ナビオ阪急(現・HEPナビオ)竣工 03 「ドラえもん のび太の恐竜」公開(「ドラえもん」シリーズ第1作) 05 「影武者」カンヌ国際映画祭パルムドール受賞 1974 10 TV「傷だらけの天使」(NTV系列)放送開始 1973 03 米トニー賞国際特別賞受賞(東宝の演劇活動に対して) 12 「日本沈没」公開 1972 07 TV「太陽にほえろ!」(NTV系列)放送開始 1969 04 「ラ・マンチャの男」初演(帝国劇場) 10 新宿東宝会館竣工 1967 09 「屋根の上のヴァイオリン弾き」初演(帝国劇場) 1966 01 「細雪」初演(芸術座) 09 新・帝国劇場開場 1965 03 「東京オリンピック」公開 10 新・帝国劇場の建設にあたり、(株)帝国劇場を設立(1976年7月、東宝不動産(株)に合併) 10 TV「青春とはなんだ」(NTV系列)放送開始 1963 09 「マイ・フェア・レディ」初演(東京宝塚劇場) 1962 07 「ニッポン無責任時代」公開(「東宝クレージー映画」シリーズ第1作) 1961 07 「大学の若大将」公開(「若大将シリーズ」第1作) 10 「放浪記」初演(芸術座) 10 東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、各市場第1部に指定 1958 02 日本劇場で第1回「ウェスタン・カーニバル」開幕 07 「駅前旅館」公開(「駅前」シリーズ第1作) 09 「無法松の一生」ヴェネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞 1957 04 旧・東宝本社ビル完成 04 芸術座開場 1956 01 「へそくり社長」公開(「社長」シリーズ第1作) 03 「宮本武蔵」米アカデミー賞名誉賞(現・外国語映画賞)受賞 1955 07 東京宝塚劇場4階にスカラ座開場 07 (株)帝国劇場を合併 1954 04 「七人の侍」公開 TM & © TOHO CO., LTD. 11 「ゴジラ」公開(「ゴジラ」シリーズ第1作) 1953 12 南街会館完成 1952 03 日劇ミュージックホール開場 1950 07 (株)帝国劇場を設立 1949 05 東京・大阪・名古屋証券取引所に上場 1947 03 (株)東京會館を分離独立 1945 03 (株)梅田映画劇場および(株)南街映画劇場を合併 1943 12 東宝映画(株)を合併し、映画の製作、配給、興行および演劇興行の総合的一貫経営を行うこととなり、社名を東宝(株)に改称 1937 03 (株)東横映画劇場を合併 08 東宝映画(株)を設立 11 東宝映画(株)が、(株)写真化学研究所、(株)P・C・L製作所、(株)j・Oスタヂオ、東宝映画配給(株)の4社を吸収合併 12 帝国劇場(株)(旧・東京會館を所有)を合併 1936 01 日本映画劇場(株)(旧・日本劇場を所有)を吸収合併 06 東宝映画配給(株)を設立 1935 06 有楽座(2代目)開場 1934 01 旧・東京宝塚劇場開場 02 旧・日比谷映画劇場開場 1932 08 (株)東京宝塚劇場設立(取締役社長 小林一三) トップ 沿革 -
「沈黙の艦隊 北極海大海戦」初日舞台挨拶「沈黙の艦隊 北極海大海戦」公式サイト 1988年から1996年まで週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて連載された人気コミックを実写映画化した「沈黙の艦隊」の映画化第2弾。本作は大沢たかおさん主演兼プロデュースによるアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品です。 9月26日、本作の初日舞台挨拶をTOHOシネマズ日比谷にて実施しました。大沢たかおさん、上戸彩さん、津田健次郎さん、中村蒼さん、渡邊圭祐さん、笹野高史さん、江口洋介さん、吉野耕平監督が登壇し、鑑賞後のお客さんの前で、それぞれお気に入りのシーンを語りました。そして、激しい戦いにも決して屈しない<やまと>さながら、「全門発射」で本作のヒットを祝いました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。 初日舞台挨拶 海江田四郎役 大沢たかおさん 市谷裕美役 上戸彩さん 大滝淳役 津田健次郎さん 山中栄治役 中村蒼さん 森山健介役 渡邊圭祐さん 竹上登志雄役 笹野高史さん 海原渉役 江口洋介さん 吉野耕平監督 大沢さん本日は「沈黙の艦隊 北極海大海戦」初日にご来場いただき、最後まで観ていただきましてありがとうございます。今日は短い時間ではありますが、ご挨拶の時間をもうけさせていただきました。 上戸さんこうして初日を迎えられてすごくうれしいです。皆さんの心に、どのように届いたのかなと思っています。 津田さん皆さん、こんにちは。初日にご来場いただきまして本当にありがとうございます。ずいぶん前から「早く観ていただきたい」と思っていたので、今日は本当にうれしいです。短い時間ですが楽しんで帰ってください。 中村さん今日は、お越しいただきありがとうございます。また山中を演じること、<やまと>に乗ることを夢見ていました。実際にまた演じられて、そして今日という日を迎えられてすごくうれしくて、夢が一つ叶ったような気持ちです。何よりも、前作に続いて、主題歌を担当できたことをうれしく思います。(会場:反応に困った様子) MCAdoさんとは違いますよね?(会場:笑) 中村さんはじめまして。僕がAdoです!(会場:笑) 上戸さん突っ込んで良いキャラなのか、分からないから難しいんですよ! 中村さん思っていたよりも(ウケなくて)低空飛行でした(笑)。 上戸さん(笑)。 中村さんそれでも、「これだけは言おう!」と思っていました。(大沢さんに向かって)大沢さん、すみません! 大沢さん(笑顔)。 渡邊さん今日は、お越しいただきありがとうございます。僕は、ボケなしで挨拶をしようと思っております(笑)。今日は楽しんでいってください。 笹野さん今日は、こんなにたくさんの方々にご覧にいただけて、うれしく思います。私が、今一番恐れておりますのは、「お前も総裁選に出ろ!」と言われるんじゃないかってことです。(会場:笑) なので、ドキドキしております。タイムリーな映画でございますので、お楽しみいただけたらと思います。 江口さんどうも! 初日からありがとうございます。この艦隊は、「男性ファンが多い」と聞いていたのですが、(客席は)ほぼほぼ女性で、ちょっとびっくりしております。皆さんの口コミにかかっていますから、感想をいっぱい広めてください。今日は楽しんでいってください。 吉野監督素晴らしいキャストと、素晴らしいスタッフと、この作品をお届けできる日を迎えることができて本当にホッとしています。今日は楽しんでください! MC会場の皆さんに、改めてうかがいます。本作はお楽しみいただけたでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。今日は公開初日です。通常版の他にSCREENX版や4DX版でも公開されています。吉野監督は、SCREENX版を一足早くご覧になっているそうですが、いかがでしたか? 吉野監督SCREENXは、平面として作った映画をさらに広げて作業していただいたので、自分でも「こうなるのか!」という新鮮な驚きがありました。それから潜水艦の中を映すのに、SCREENXはすごくマッチすることが分かりました。ぜひ体験していただけたらと思います。 MC左右のスクリーンにも投影されるので没入観がすごいと思います。大沢さん、SCREENX版や4DX版も観たくなりますね? 大沢さん今日、この画面で観ていただいた方にまた宣伝するのは申し訳ない気もするんですが…。これは台本のルールで言わなきゃいけないので…。(会場:笑) SCREENXと4DXもすごく見応えがあります。プロデューサーが観た時に「あまりにも面白い」ということで、僕に連絡が来ました。今日もその話をしていたら、上戸さんたちと「一緒に観に行こう!」っていう話になっています。 上戸さんポップコーンを一緒に食べながら観ません? 大沢さんそういう風に思っていました。 上戸さん本当に思っていますか? 行く気あります? 大沢さんあります、あります。僕も(登壇時に上戸さんが大沢さんの)前を通った時にそう思いました。付いて行きます! 上戸さん(大沢さんの「前を通る」と)台本に書いてあったし、そうするように言われていたのに、みんなは大沢さんの後ろを通るから、私だけ(大沢さんの前を通って)悪い人みたいになっちゃって…。(と口を尖らす) 大沢さん(上戸さんに)そうとは知らずにすみません。SCREENX版や4DX版もすごく見応えのある作品に仕上がっていると思いますので、ご興味ある方は観ていただければと思います。 MC既に予告編の段階ですごかったですね。 上戸さん予告編を観ました! ガッチャンガッチャンと椅子が動いて…。皆さんも見ましたか? 笹野さんちょっと質問!(と手を挙げる) 上戸さんはい、何でしょう? 笹野さんそれは、ポップコーンを持っていたらひっくり返すぐらいすごいの? 上戸さんそうなんですよ! だからぜひポップコーンありで観てもらいたいです。 笹野さんじゃあ、バター味にしようと思ったけれど…。 上戸さんそれはベトベトしそうですね。塩味にしておきましょうか。 MC専用のビニールに入れて渡してもらえますので、ご安心ください。予告編であまりにも動いているので、「沈黙しない艦隊」と話題になっております。本当に皆さんで鑑賞に行かれますか? 上戸さん大沢さん、行きましょう! 大沢さん先ほど裏で話をして「一度は体験してみたい」ということになったので、今、準備中でございます。 MCさて、本作は北極海を舞台にしていますが、大沢さんは北極圏に行かれたことがあるとうかがいました。ほとんどの方が行ったことがないので、どのような世界かお話しいただけますか? 大沢さんこの映画にも出てくるような極寒の世界です。外にいるだけで、顔が真っ白になります。だいたいマイナス35度の中、普通に立っているのも厳しい環境です。本作の中で、いくつかそういうシーンがあったので、その時のことを思い出して演じられて良かったです。 MC大沢さんは、三度行かれたんですよね? 大沢さんそうですね。三度ぐらい行っています。 MC本編にオーロラの映像がありましたが、あれは、大沢さんが撮影されたお写真をモデルにして作られたものだとうかがいました。 大沢さんそうそう!(ポケットからスマートフォンを取り出す) 江口さん(写真を)持って来たの? 大沢さん見せるつもりで持って来た! ■大沢さんがポケットからスマートフォンを取り出し、実際に撮影されたオーロラの写真を登壇者の皆さんにお披露目。 津田さんおお! すごいですね。 江口さんどれどれ? これ? すごいね! 後ろのスクリーンに映したいぐらいすごい! 大沢さん見えないかもしれないけれど……。(会場の皆さんにスマホの画面を見せながら)制作チームが「オーロラを本物に近付けたい」というので、この写真を提出しました。それをベースに本物に近い感じで作ったものが、皆さんに観ていただいたオーロラです。僕が見たオーロラとほぼ同じでしたね。 吉野監督実際に見た人の経験が強いので、スタッフとしても再現できるように頑張りました。 MC大沢さん、貴重なお写真をありがとうございました。本日は、公開を記念してお祝いメッセージが届いておりますので、ここでお聞きいただきたいと思います。 舞台挨拶にお越しの皆さん、こんにちは、Adoです。 主演の大沢たかおさん、皆さん、初日おめでとうございます。ご来場いただいたお客さま、皆さんも初日に足を運んでいただき本当にありがとうございます。 「沈黙の艦隊」は、私が生まれる前の作品ですが、現代にも通じるようなとても大きくて壮大なメッセージが込められた、すごく説得力がある作品だと思っております。改めて、そんな「沈黙の艦隊」という作品に携わることができて、とてもうれしいです。 作品を観ている間は、ずっと強い糸が張り詰めているような、ものすごい緊張感で、主題歌の「風と私の物語」が流れてきた時に、やっと「ハァ」と、一息つける感じがしました。そんな、ラストで主題歌が流れることも含めて、特に、日本で生活をして、今を生きている現代の皆さんには、ぜひ触れていただきたい作品だと改めて思いました。ぜひ映画をたくさん楽しんでいただけましたらとてもうれしいです。 そして、主題歌「風と私の物語」もたくさん聴いていただけるとうれしいです。 以上、Adoでした。 【Adoさんからのボイスメッセージ】 MC“本物のAdoさん”からメッセージをいただきました。前作に続きまして、Adoさんに主題歌をご担当いただきましたが、大沢さんいかがですか? 大沢さん“本物のAdoさん”ですね? 先ほどの中村くんの流れがあるので、「今のは本物かな?」「誰か別の人間が言っていないかな?」と考えてしまい、別の人の声に感じていました。(会場:笑)前作の映画「沈黙の艦隊」の時から、Adoさんにはお世話になっています。我々の作品は、水中や選挙といったいろいろな戦いの中から、現実に今生きている皆さんのところに届けることが最後の仕事です。それを、Adoさんの優しい歌と歌詞の世界が、映画という夢の世界から現実の世界へとすごく優しく戻してくれます。そういう意味では、本当に我々にとっては、なくてはならない方であり、歌なので、改めて本当に感謝しております。 MC改めて「風と私の物語」、そしてコメントまで、Adoさんありがとうございました。本日は上映後の舞台挨拶ですので、監督も含めて、なかなか一つに絞るのは難しいとは思いますが、「特に好きなシーン」についてお話をいただきたいと思います。 大沢さんもちろん全部のシーンが好きですが、海江田が今まで曖昧にしてきた究極の残酷性みたいなものを表に出すシーンがあるのですが、そこは台本作りの時から監督と話をしました。監督に「ここは海江田をみんなの嫌われ者にしてほしいです」とお願いして、監督も「分かりました」と言ってくださって撮影したシーンです。自分としてはすごく大事な海江田の顔なので、自分で演じていても、作品を観た時も、強く印象に残りました。 MC吉野監督、今のお話もありましたが、どれぐらいの出力で、それを出していくのかというバランスが難しいかなと思いますがいかがでしょうか? 吉野監督海江田は強い意思と確信を持って、どんな状況においても判断をしていくのが物語の見せ場になります。その海江田と、直前の山中のコンビが、僕の中でもすごく良いコンビになったと思っていました。 上戸さん私も好きなシーンはいっぱいあります。また説明しづらいシーンなんですが、皆さんはご覧になった後なので分かると思いますが、クライマックスのシーンがやはり一番カッコ良かったですね。恐ろしさもあり、迫力もありながら、映像がとてもきれいでした。それが美しすぎて、いろいろな感情がそこであふれだすのが一番好きです。 津田さんダイナミックな戦いのシーンとか、地上での政治闘争の話もすごく面白いところがいっぱいあります。選挙が終わって、笹野さん、江口さんと僕の三人でちょっとした乾杯をするシーンがジワッときました。現場もすごく楽しかったですし、本作を観てもすごく好きだなと思いました。撮影も穏やかにスムーズに行きました。お弁当もいっぱい食べました。ごちそうさまです(笑)。(登壇者の皆さん:笑) 中村さん僕も選挙のくだりです。沈黙の艦隊は、やっぱり人間ドラマなんだと思わせてくれます。<やまと>の戦いが、壮大になればなるほど政治も大きく動いて、白熱していくんだなっていうことを改めて感じました。山中自身は潜水艦の中にいるので分からないんですが、客観的に本作を観た時に、<やまと>が動くことによって、政治もまた動いているんだと分かるシーンがすごく好きです。さらに、国民の皆さんも巻き込んでいったところも、すごく好きなポイントです。 MC潜水艦、報道、政治の三つのパートが絡み合って物語が進むのが見どころですね。 渡邊さん潜水艦、報道、政治の三つのパートがずっと緊迫したシーンが続いていく中で、竹上総理が総理官邸で水をこぼすシーンがあるんです。あそこで、ふと気持ちが楽になるんですよね。あの穏やかになる瞬間に、笑みが自然にこぼれて、人間を感じられてすごく良いなと思いました。 笹野さん(マイクを使わずに総理のように)ありがとうございます。 津田さん(笹野さんに)マイクはお使いにならないのですか?(会場:笑) MC客席から「かわいい」という声が上がっていますね。 笹野さん政治の妙がうまく描かれていますね。アメリカ大統領が「こう」と言っておきながら「こう」なってしまう…。今まさに、世界でもロシアとアメリカとウクライナとのやりとりなんかを見ていると、政治の妙、悪く言うと騙し合い、ブラフ、ディール(交渉の過程と結果。取引)に感じますね。「どうなるのだろう?」と思っているところを、海江田さんがスルッと抜けてうまいこと持っていく感じが、ハラハラしました。あとは、クライマックスがトリハ(=鳥肌)でしたね。(会場:笑) 鳥肌立ちました。あれ? トリハって言いません? 古臭い? 江口さん(笑)。ロシアの艦隊の名前かと思いましたよ。 笹野さん内容は言えませんけれども、クライマックスに鳥肌が立ちました! あとは、もし次があれば、記者の役をやらせていただければニューヨークに行けるんだなと思いました。ニューヨークロケに参加したいなと思っています。 江口さん後半にトリハが来ますけれども…(笑)。そのトリハが来るために、陸で政治をずっとやって、リアリティを持たせるために僕たちは選挙活動をしていました。僕が好きなのは、津田くんが演じた大滝のところに、一人の老人が「頑張ってくれ」と言いにくるシーンです。その老人の家族を映したエレベーターの引きのワンカットが入った時に、僕は、リアリティを感じて、より自分事のようになりました。そこから海江田の北極海まで…という映像がひろがっていくあのシーンが、僕たちの政治パートも含めたすべてのパートを一段階上げてくれたように感じました。あのおじいさんは、今年が戦後80年ですから、戦前を経験している年齢の方をキャスティングしているんですよね。あのおじいさんからすれば、このままもしかしたら戦争になるかもしれない。子どもも孫もいる…「頼むぞ」と、思わず言ってしまった感じにリアリティを感じました。 津田さんあのシーンは丁寧に撮られたシーンの一つです。 吉野監督僕は、予告編にも入っていた<やまと>クルーが感情を露わにするシーンです。その口火を切るのが山中なんですが、その山中の叫びが、ちょっと声が裏返っているところが好きです。毎回「すごいな」と思って観ています。 中村さん照れくさいですけど、とてもうれしいです。あのシーンは、撮影に入る前からどういう風にやるべきなのか、なんとなく自分でシミュレーションをしていました。でも、実際に現場に入って撮影をしてみないと分からないテンションもあるので、悩みながらふり絞ってお芝居をした記憶があります。なので、監督にそう言っていただけて、すごく救われました。 MC先ほどからお伝えしているように、本作は三つのパートから物語が進みます。大沢さん、中村さんがご出演されている潜水艦パート、そして上戸さん、渡邊さんの報道パート、津田さん、笹野さん、江口さんの政治パート。先ほど笹野さんがおっしゃっていましたが、皆さんは、ご自身のキャラクター以外で次に出演するとしたら、どのキャラクターを演じてみたいですか? 江口さんいや、難しいですね。でも、僕には海江田役は演じられません。あの閉鎖された世界の中で、微動だにせずセリフを言うのは、大沢くんの日ごろのスクワットが効いていると思います。(会場:笑) 大沢さん自分も海江田を演じていて、大変な部分はいっぱいあります。楽なのは、観てもらって分かるように、ゼロ歩しか歩いていないことです。(会場:笑) 江口さん前作は七歩でしたよね? 大沢さん七歩でした。今回はついにゼロになっちゃいました(笑)。そういう意味では皆さんにやっていただければうれしいです。 江口さんそれがどれだけ大変か…。まるで全てが見えているかのように指示を出す、あそこは大沢くんならではの戦闘シーンだと思いました。車なんかの閉鎖空間は良いですが、潜水艦の中にずっといるのは、リアルだったらきついだろうなと思います。スタッフからも「大変だ」と言う話は聞いていました。 津田さん政治パートだと、外を自由に歩けますから、潜水艦に乗ってみたいなと思います。山中役を演じているAdoさんの…。 中村さん(うれしそうに津田さんを見て)覚えていてくださって、ありがとうございます。もうあれは、葬り去られたのかなと思っていました(笑)。 津田さん皆さん、「忘れてらっしゃるのかな?」と思ったので、思い出していただこうと思いました(笑)。でも、潜水艦にいるのは撮影も大変そうなので、少しで良いです。だって、外に出ないんですもんね? 中村さんそうです。でも、僕は前作の映画「沈黙の艦隊」に比べたらちょっと右往左往できたので、それがちょっと楽しかったです。 津田さんあの空間は怖いですが、「体感してみたいな」という気持ちです。 MC先ほどジャーナリストというワードが出ていましたが、ご自身の演じられた役以外でしたら何が良いですか? 笹野さんジャーナリストは、気がついたらニューヨークに行っていますからね。「良いなぁ」と思って…。「僕も行ってみたいなぁ」と思いました。(会場:笑) 上戸さん(笹野さんに)ぜひ一緒にヘリコプターに乗って行きませんか? 笹野さん(上戸さんに話しかけられていることに気が付かずに、無反応) 上戸さんえっ? 話を振っておいて…。笹野さんに話をしているんですよ。 笹野さんあ、私? 上戸さんはい。一緒に行きましょう! 笹野さん「お前ついて来い!」って言われて、何も知らずについていくとニューヨークに行くわけでしょ? 上戸さんそうですよ!(渡邊さんに向かって)良い上空でしたよね? 渡邊さん素敵な景色でしたよ。 笹野さんそれをやりたい! MC笹野さんはそうおっしゃっていますが、上戸さんがやってみたいのは? 上戸さん私は、やはり潜水艦に乗ってみたいです。撮影では「空調が届かなくて暑い」とか「本当に大変だ」と聞いていました。でも、大沢さんの部下としてチームに入ってみたいなという願望があります。 渡邊さん僕も<やまと>に乗らせてください! 同郷の前原滉さんが、むちゃくちゃカッコ良かったので、なんか悔しくて…。僕もソナーマンをやってみたいと思っています。 中村さん僕は大滝さんを演じたいです。 津田さんでも、北極に行きますよ。 中村さんでも、世界を飛び回って、いろいろなものに挑戦していく力強さとエネルギーがあふれている役柄で、見ていてワクワクする人物だったのでやってみたいなと思いました。 大沢さん「沈黙の艦隊」は、海江田という主人公がいるんですが、実は彼を取り巻く乗組員、政治家の皆さん、メディアの皆さんも主役で、その人たちの成長物語でもあると思います。僕は、ただ話の軸となっているだけです。他の演じられている皆さんの方がすごく大変で、葛藤して感情を出して、何かを乗り越えていく……まるで主役たちがそろっているかのような作品なんです。だから、本当に申し訳ないんですが、僕は、海江田のままで良いかなと思います。(会場:拍手) MC最後に代表して、大沢さんから一言メッセージをいただきたいと思います。 大沢さん改めまして、本日はご来場いただき、そして本作を観ていただきありがとうございます。本作は、今、我々ができる最大の力を出したエンターテインメント作品になっています。同時に、「日本の未来がより良くなるためにはどうしたら良いのか」を考えるきっかけになる物語でもあるんです。僕らスタッフ、キャスト一同は、「観ていただいた皆さんに、より素敵な未来が訪れたら良いな」と願って作りました。劇場を出た後に、素敵な日々が訪れることを一同願っております。ご来場いただき本当にありがとうございました。 ■フォトセッション。 ■MCの「全門発射」の掛け声を合図に登壇者の皆さんがハンドキャノン砲を発射してヒットをお祝いしました。
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公開 「FLY!/フライ!」 サイズ:220×210mm 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年3月15日 公開 「ARGYLLE アーガイル」 サイズ:A5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年3月1日 公開 「コヴェナント 約束の救出」 サイズ:B5 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 「落下の解剖学」 サイズ:257×170mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 「マダム・ウェブ」 サイズ:300×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年2月23日 公開 「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」 サイズ:225×182mm 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 「瞳をとじて」 サイズ:A5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年2月9日 公開 「ダム・マネー ウォール街を狙え!」 サイズ:A4 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」 サイズ:257×172mm 38P(表紙込) 価格:880円(税込) 「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」 サイズ:258×210mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年2月2日 公開 「僕らの世界が交わるまで」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2024年1月19日 公開 「サンクスギビング」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年12月29日 公開 「ウィッシュ」 サイズ:250×250mm 58P(表紙込) 価格:990円(税込) 「ティル」 サイズ:148×227mm 48P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年12月15日 公開 「ナポレオン」 サイズ:250×250mm 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 「エクソシスト 信じる者」 サイズ:A5 52P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年12月1日 公開 「ロスト・フライト」 サイズ:A4 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年11月23日 公開 「JFK/新証言 知られざる陰謀」 サイズ:A5 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 「スラムドッグス」 サイズ:240×200mm 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年11月17日 公開 2023年11月10日 公開「マーベルズ」サイズ:300×225mm 56P(表紙込) 価格:880円(税込)「ミズ・マーベル」サイズ:300×225mm 54P(表紙込) 価格:880円(税込)「シークレット・インベージョン」サイズ:300×225mm 48P(表紙込) 価格:880円(税込) 「私がやりました」 サイズ:A5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年11月3日 公開 「極限境界線 -救出までの18日間- 」 サイズ:B5 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年10月20日 公開 2023年10月14日 発売ディズニー創立100周年記念「ファンタジア」 サイズ:A4 56ページ 価格:990円(税込) 「オペレーション・フォーチュン 」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年10月13日 公開 2023年10月7日 発売ディズニー創立100周年記念「シンデレラ」 サイズ:A4 62ページ 価格:990円(税込) 「リバイバル69 伝説のロックフェス 」 サイズ:B5 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 「イコライザー THE FINAL 」 サイズ:A4 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年10月6日 公開 「コカイン・ベア」 サイズ:280×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年9月29日 公開 「ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!」 サイズ:B5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 「ジョン・ウィック コンセクエンス」 サイズ:300×225mm 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 「コンフィデンシャル 国際共助捜査」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年9月22日 公開 「グランツーリスモ」 サイズ:A4 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年9月15日 公開 「6月0日 アイヒマンが処刑された日」 サイズ:B5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 「ドラキュラ デメテル号最期の航海」 サイズ:182×182mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年9月8日 公開 「ホーンテッドマンション」 サイズ:A5 50P(表紙込) 価格:880円(税込) 「アステロイド・シティ」 サイズ:B5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年9月1日 公開 「トランスフォーマー ビースト覚醒」 サイズ:300×225mm 44P(表紙込) 価格:880円(税込) 「マイ・エレメント」 サイズ:220×210mm 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年8月4日 公開 「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」 サイズ:300×225mm 46P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年7月21日 公開 「ヴァチカンのエクソシスト」 サイズ:A5 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年7月14日 公開 2023年6月30日 公開「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」サイズ:300×225mm 44P(表紙込) 価格:880円(税込)「インディ・ジョーンズ プログラムコレクション2023」 復刻版プログラム全4冊 +A2判ポスター4点付き 価格:3,960円(税込) 2023年6月16日 公開「探偵マーロウ」サイズ:259×161mm 36P(表紙込) 価格:880円(税込)「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」サイズ:300×225mm 72P(表紙込)+ステッカー付き 価格:1,100円(税込)「ホワット・イフ...?」サイズ:300×225mm 48P(表紙込) 価格:880円(税込) 「リトル・マーメイド」 サイズ:220×210mm 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 「M3GAN ミーガン」 サイズ:200×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年6月9日 公開 「ウーマン・トーキング 私たちの選択」 サイズ:A5 44P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年6月2日 公開 「65 シックスティ・ファイブ」 サイズ:A4 24P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年5月26日 公開 「65 シックスティ・ファイブ」 サイズ:A4 24P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年5月26日 公開 「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」 サイズ:A4 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年5月19日 公開 「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 「TAR ター」 サイズ:250×250mm 32P(表紙込) 価格:880円(税込) 「MEMORY メモリー」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年5月12日 公開 2023年5月3日 公開「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3」サイズ:300×225mm 56P(表紙込)+ステッカー付き 価格:990円(税込)「アイ・アム・グルート」サイズ:A5 68P(表紙込)+ステッカー付き 価格:880円(税込) 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」 サイズ:250×250mm 40P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年4月28日 公開 「ハロウィン THE END」 サイズ:300×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 「search #サーチ2」 サイズ:B5 24P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年4月14日 公開 2023年4月7日 公開「ノック 終末の訪問者」サイズ:227×152mm 36P(表紙込) 価格:880円(税込)「ザ・ホエール」サイズ:A5 36P(表紙込) 価格:880円(税込)「ノートルダム 炎の大聖堂」サイズ:300×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込)「ノートルダム 炎の大聖堂」パンフレットはTOHO teater STOREでも販売しております。 「生きる LIVING」 サイズ:B5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年3月31日 公開 「シング・フォー・ミー、ライル」 サイズ:B5 36P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年3月24日 公開 「長ぐつをはいたネコと9つの命」 サイズ:280×225mm 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 「The Son 息子」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年3月17日 公開 「オットーという男」 サイズ:B5 28P(表紙込) 価格:880円(税込) 2023年3月10日 公開 2023年3月3日 公開「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」初回版サイズ:257 ✖ 173mm 44P(表紙込) 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