「映画」検索結果397件
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『映画刀剣乱舞-黎明-』オリジナルサウンドトラック出演:鈴木拡樹 荒牧慶彦 和田雅成 梅津瑞樹 佐藤たかみち 山本涼介 定本楓馬 小西詠斗 本田礼生 玉城裕規 秋田汐梨 中山咲月 柳 美稀 飛永 翼 / 津田寛治 堀内正美 竹財輝之助 / 柄本 明movieanime本作を彩る音楽を収録したサウンドトラック CD が発売決定!【商品内容】◆仕様:ジュエルケース ◆組数:1枚組 【収録曲】 M01 995年 鬼退治/M02 大江山の鬼ども/M03 鬼ヶ城 惨劇/M04 千年先の明日までも/M05 琴音との出会い/M06 国宝三日月宗近/M07 角の首飾り/M08 俺の主はお前だ/M09 神職 君がこの時代の主/M10 へっしーLet's Go TOKYO ❤️/M11 琴音の大事なもの/M12 鬼のかたちをした念い/M13 手出しは無用!/ M14 歴史とは大河の流れのようなもの/M15 まさか!時間遡行軍現る/M16 歴史を守る!/M17 小鬼と健の戯れ/M18 日の本に永遠の災いあれ!/M19 闇迫る!/M20 壊れたままの弟/M21 真の鬼になる/M22 俺の中の健/M23 刀剣男士たち!/M24 刀剣男士たち fullmix/M25 追撃!/M26 刀剣男士 MAIN 戦い/M27 桜吹雪/M28 『映画刀剣乱舞-黎明-』THEMETHCA60284/2023年東宝原案:「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS) 監督:耶雲哉治 脚本:小橋秀之 鋼屋ジン 音楽:遠藤浩二西暦 995 年 京都。藤原道長と安倍晴明の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たことのない様相の敵に道を阻まれる。その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍“。この窮地を救ったのが、三日月宗近ら歴史を守るべく戦う“刀剣男士“たちであった。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう――。レーベル:TOHO animation RECORDS ©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC『映画刀剣乱舞-黎明-』オリジナルサウンドトラック
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映画『BLUE GIANT』のTaS限定「ジャンパー」や劇場販売商品を、 TOHO animation STOREで販売開始!『BLUE GIANT』商品詳細・ご注文はこちらから2023年2月17日(金)に全国公開の映画『BLUE GIANT』のTaS限定商品や劇場販売を、TaSにて本日より販売開始いたしました。TaS限定「ジャンパー」は、作品をイメージした胸元の刺繍がワンポイントのシンプルで使い易いデザイン。中綿入りで保温効果が高く、機能性も抜群です。 その他、本作の劇場販売商品各種をお取り扱い中。ぜひこの機会にお買い求めください!※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。予めご了承ください ©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 ©2013 石塚真一/小学館
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「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」完成報告会&完成披露試写会「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」公式サイト「映画ドラえもん」シリーズの第42弾「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」が、いよいよ3月3日より公開となります。2月19日には東京国際フォーラムで完成報告会&完成披露試写会が開催され、ゲスト声優を務める永瀬廉さん(King & Prince)、山里亮太さん(南海キャンディーズ)、藤本美貴さん、映画主題歌「Paradise」を担当したNiziUのMAKOさん、RIOさん、MAYAさん、RIKUさん、AYAKAさん、MAYUKAさん、RIMAさん、MIIHIさん、NINAさん、堂山卓見監督が登壇しました。楽しいトークを繰り広げたこの日の模様を、詳しくレポートします!完成報告会&完成披露試写会ソーニャ役永瀬廉さん(King & Prince)未来デパートの配達員役山里亮太さん(南海キャンディーズ)パラダピアの学校の先生役藤本美貴さん主題歌担当MAKOさん(NiziU)主題歌担当RIOさん(NiziU)主題歌担当MAYAさん(NiziU)主題歌担当RIKUさん(NiziU)主題歌担当AYAKAさん(NiziU)主題歌担当MAYUKAさん(NiziU)主題歌担当RIMAさん(NiziU)主題歌担当MIIHIさん(NiziU)主題歌担当NINAさん(NiziU)堂山卓見監督【完成報告会】永瀬さん朝早い中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。今日はこの作品の良さを少しでもたくさんの方に知っていただけるよう、頑張っていろいろなことをお話ししていきたいと思います。 山里さん直前の永瀬くんの挨拶があまりにもパーフェクトだったので、「こんなことを言わなきゃいけないんだ」と思った瞬間に頭が真っ白になりました。会見でこういうことってあまりないと思うんですが、「以下同文」です! 永瀬さん(笑)。 藤本さん私も「以下同文」です(笑)。パーフェクトにこの会が無事に終了することを願っています。 永瀬さん前の人、ほぼ以下同文でしたね(笑)。 山里さんすごく良いこと言うから! 永瀬さんごめんなさい、気合が入り過ぎてしまって…。 山里さんキャラクターの通り、パーフェクトだ! 僕らが以下同文だったので、次のNiziUに委ねます。 NiziUの皆さんWE NiziU、私たちNiziUです! よろしくお願いします! 堂山監督今回は「のび太と空の理想郷(ユートピア)」ということで、空が舞台になりますが、光と影というものをモチーフにしています。映像表現的にも、キャラクターの内面的にもスポットを当てていこうと臨んだ作品です。それで言うと、ここにいらっしゃる皆さんの光がすご過ぎるので、僕だけ一人影になってしまっていることがちょっと心配です(笑)。 山里さんすみません! そんな気持ちにさせてしまって…。 藤本さんそんなことないですよ! 堂山監督今日はよろしくお願いいたします。 MCまず、堂山監督にお伺いします。今回は脚本家の古沢さんと一緒に本作を作られましたが、映像化していくにあたって、古沢良太さんとはどのようなコミュニケーショを取りながら作られたのでしょうか。 堂山監督この企画が始まったのはコロナ禍が始まった直後ぐらいで、子供たちは夏休みなのにどこにも行けないような状況でした。そんな時に作る作品だからこそ、毎回の自由な冒険はもちろん、日常に戻ってきた時に大切にしたいもの、いつもの生活や隣にいてくれる人、そういったものを大切にできるような作品にしたいとお話しました。もう一つは、のび太くんって勉強ができない、運動ができない、ダメな子だなんて言われたりするんですが、「本当にそうなの?ダメな子ってダメなの?」というところを描いておきたいなと思い、最初から最後まで通底してそこは描けたのではないかと思っています。 MC本作の中で、のび太くんの素敵なセリフがありましたね。 堂山監督(ネタバレを気にして)ここではまだ言えないやつですね。 MCまだ言えないですね。皆さん、本作をこれからご覧になるので…。のび太くんのすばらしいセリフがありますので、お楽しみにしていただければと思います。では、完成した作品をご覧になった感想を伺っていきましょう。 永瀬さんめちゃめちゃ面白かったです。自分が出ているからとかではなく、自分が出ていることすら忘れるほど作品に没頭していました。途中で「聴いたことのある声がするな」と思ったら、「僕だ」みたいな(笑)。それぐらい没入しちゃって…。すごく伝わってくるものがあって、「これぞドラえもんの映画だな」という安心感がありました。僕が想像していた数十倍、良かったです。改めてこの作品に声で携わらせていただけて良かったと思いました。 藤本さん私も最初は「自分のところはどうなっているんだろう」という緊張感を持ちながら観ていたんですが、観ている内に入り込んでしまって…。母親として感動して泣いてしまいました。すごく感動もあるし、安心もできるし、素敵な作品が出来上がったと思っています。山里さん僕は、関わった作品を最初に観るのは、劇場と決めているんです。 藤本さんそれ良い! MC素敵なマイルールです。 山里さんですので、ちょっと劇場で観るまでは分からないんですが、自分は結構良い仕事をしていると思います。(登壇者の皆さん:笑) 堂山監督良い仕事でした。 山里さん(嬉しそうに)やめてくださいよ! すぐ褒めるから!(登壇者の皆さん:笑) MC堂山監督、お三方のアフレコはいかがでしたか? 堂山監督「映画ドラえもん」は毎年素晴らしいゲストの方が出てくれるんですが、ソーニャ役の永瀬さんは、それに比べてもセリフ量がすごく多い役だったと思います。且つ、永瀬さんは初めてのアフレコということでしたので、やっぱり最初は難しかったんじゃないかと思いますが、いかがでしたか? 永瀬さん死ぬほど、難しかったです。思っていた以上に声を張ってセリフを話さないと、絵と音楽を合わせた時に自分のセリフが聴こえなかったりすることが多かったです。「うっ!」などの戦っている時の息使いもボリュームを上げてやるので、その感覚を掴むまでにだいぶ時間がかかって、難しかったなと思います。 堂山監督「時間がかかった」とおっしゃっていますが、ものすごいスピードで習得されていました。今回が(声優業は)初めてということで、一度リハーサルという形で本番の何カ月か前に仮で録らせてもらったんです。その時は「やはり難しそうだな」という感じがこちらにも伝わってきていました。でも、二カ月後に本番が始まったら、一発目から「あれ、声優さんが来たのかな?」と思うくらい上手かったです。これが永瀬さんのパーフェクトたる所以なのかと思いました。永瀬さんめっちゃ練習しましたもん。シャワーの蛇口を捻るたびに「うっ!」とか(息遣いの練習を)やって…。日常から「あっ!」とか「うっ!」とかやっていました。 山里さん知らない人は、びっくりしただろうね! その甲斐があっての大絶賛です。 永瀬さん本当に恐縮です。 堂山監督山里さんは、この中では一番、声の仕事に慣れていらっしゃるので、スタートからほぼ全て一発でOKが出ました。それゆえに、せっかく来ていただいているので、もうちょっと面白くならないかなと思って…。 山里さん言われました! 堂山監督ちょっと欲が出てしまいました。 山里さん地獄のパスですよ。(登壇者の皆さん:笑) 「じゃあ次は、山里さんが思う感じで、面白いやつをお願いします」と。それをやった後に「あ、大丈夫です。さっきので行きましょう!」って…。「今のは違うんだ」みたいな…。(嬉しそうに)でも、そうかスムーズでしたか。 堂山監督ものすごく早く終わりました。助かりました。 MC藤本さんのアフレコは、いかがでしたか? 堂山監督(ゲスト声優)お三方の中では唯一、のび太たちが訪れるパラダピアの住人ということはイコール、パーフェクトな人間になりますので、どのようになるのか楽しみに見ていたんです。そうしたら、(藤本さんは)見た目もおきれいなんですが、声もすごくきれいでした。 藤本さん嬉しい! 堂山監督CDやテレビなどで(藤本さんの声を)散々聴いているつもりだったんですが、アフレコブースに入ってお芝居をされている声を聴いて、僕が言うのもおこがましいんですが、アニメにすごく向いている声だと思いました。 藤本さんええー! 今後力を入れていきます!(登壇者の皆さん:笑) すごく嬉しいです。 堂山監督ドラえもんたちと並んでも、一緒に会話ができるお芝居でした。 藤本さん嬉しいです! MC堂山監督からのお言葉でした。 永瀬さん&山里さん&藤本さんありがとうございました! MCNiziUの皆さんは、初めて本作の主題歌に決まった時の感想を教えてください。 MAKOさん「主題歌に決まった」ことを、私たちはダンスレッスンの後に聞いたんです。その時にダンスレッスンの会場に響き渡るぐらい(の声で喜んで)めちゃくちゃ盛り上がりました。 MIIHIさん私自身も小さい頃から大好きなアニメだったので、本当に信じられなかったです。今でも信じられないくらい嬉しいんですが、本作を観た時にすごく実感が湧いてきて、涙が止まりませんでした。 MC今回の楽曲は、Stray Kidsのバンチャンさん、チャンビンさん、ハンさんの三人によるプロデューサーユニット、3RACHAが作曲&プロデュースを手掛けています。何か三人からかけてもらった言葉などはありますか? MIIHIさん今回Stray Kidsのバンチャンさんがディレクティングをしてくださったんですが、私たちの歌をすごく褒めてくださいました。「すごく良いよ」と関西弁を交えながらレコーディングしてくださったので、すごく場も和んで、楽しいレコーディングでした。MC皆さん、幼い頃から「ドラえもん」の大ファンだと伺っています。「ドラえもん」との思い出がありましたら教えてください。 永瀬さん熱とかが出て小学校を休むと、いつも「ドラえもん」を観ていました。DVDの前にあった、何でしたっけ…カセットテープじゃなくて…。 山里さんビデオテープ? ビデオテープってもうこんな感じになるんですか!? 永瀬さんビデオテープ屋さんから「映画ドラえもん のび太の大魔境」のビデオテープをいただいたんです。それから何十回も観て、熱が出てしんどい時に寄り添ってくれていたのが「ドラえもん」です。すごく助けられました。 山里さん永瀬くんのイントネーションって、ドラえもん(“え”にアクセント)なんだね。 永瀬さんそうなんです(笑)。ドラえもん(“え”にアクセント)なんですよね、物心ついた時から。 藤本さん関西弁だから。 永瀬さんちゃんとオフシャルでは、(アクセントをつけず)ドラえもんって言うんですが、気を抜いてしまうと、(“え”にアクセントで)ドラえもんになっちゃうんです。 山里さん永瀬くん。オフィシャルだよ、これ!(登壇者の皆さん:笑) 永瀬さん(笑)。そうでした! 締めのコメントとか真面目な時には(アクセントをつけず)ドラえもんって言います。今も真面目なんですけど! 山里さんドラえもんの話をする時って、子供の頃に戻るからね。 永瀬さんそうなんですよね、その時に戻っちゃうんですよね。(ドラえもんは)本当にずっと寄り添ってくれていましたね。 藤本さん私も毎週テレビでも観ていました。映画館に行って「ミニドラ」(映画館で配られていたおもちゃ)を集めるのがすごく楽しみでした。 山里さんチョロQのやつとかあったよね! 藤本さんそうそう! (一緒に行く)お友だちを変えて、何回も映画館に行って(ミニドラを)集めました。懐かしい。 山里さん僕は本当に小さな頃から「ドラえもん」が大好きでした。小学生の頃ですが、テレビ放送をしていたものを観ていて、こたつとかで寝てしまって「ドラえもん」が終わってしまったんです。その時、親に「テレ朝に電話してほしい。どうしても観たかったのに、寝てしまって観られなかったから、もう一回やってほしい」と言ったんです。そうしたら「自分でしなさい」と親が電話をかけてくれたので、「ドラえもんが大好きなのに観られていない人がいますよ。もう一回放送してください」と泣きながら電話しました。そうしたらすごく丁寧に対応してくれたので、「すごく優しいな」と思っていたんです。大人になってから、実はあれはテレ朝のスタッフさんのふりをした親戚のおばちゃんだったということを知ったんです。 登壇者の皆さんええ!? 山里さん大人になるまでずっと、「テレ朝って良い局だな」と思っていました。 永瀬さん大人になるまでって(笑)。今もですよね! 山里さん(笑)。あの時は、親が気を利かせて親戚のおばちゃんに「テレビ朝日の人の役をやってくれ」と言って電話をかけてくれていたんです。 藤本さん愛を感じますね。 MCNiziUのAYAKAさん、MAYAさんは、ドラえもんとの思い出はありますか? AYAKAさんテレビ放送のエンディングで、ドラえもんの「絵描き歌」がありました。その歌を聴きながら、たくさん練習していた思い出があります。 MAYAさん私も学校とか幼稚園とかの帰りに、毎週放送される「ドラえもん」の時間にテレビの前で待っていました。「『ドラえもん』が始まる、始まる。始まった!」と、いつもワクワクしながら「ドラえもん」の時間を待っていました。 MC本作では、のび太くんがパーフェクトな小学生になろうと奮闘しています。皆さんが小学生の頃は、どのような小学生でしたか? 永瀬さんある意味僕は、ドラえもんみたいに旅をしていた小学生だったかもしれないです。僕の親は転勤が多かったので、小学校が三つ変わっているんです。幼稚園も三つ変わっているので、その中でいろんな人と出会って、そのせいで人見知りにもなってしまったんです。 山里さん逆に!? 永瀬さん「どうせ別れちゃうから、友だちを作ってもな…」と思ってしまって。 藤本さんさみしい…! 永瀬さんそうなんですよ。結構、暗めな少年でしたね。(向こうから)話しかけてくれるまで、自分から話しかけられないし、前に立つのも嫌でした。結構引っ込み事案なタイプの小学生でした。 山里さんこんな転校生が来るって、少女漫画の世界でしょ。 藤本さんキラキラ! 永瀬さん何人か女の子が見に来てくれましたけど…。 山里さん謙遜するかと思ったら、一つ乗せてきた(笑)! そりゃそうだよね! 監督、漫画やアニメで描くとしたら(永瀬くんの転入は)王子様の登場ですよね。 堂山監督アニメにしかならないですね(笑)。 永瀬さんでも、本当に喋れない子でしたね。休み時間には本を読んでいる感じでした。 山里さん僕はちょっと大人びた小学生だったかもしれません。駄菓子屋に行って、ツケで食べていました。 永瀬さんえー! そんなシステムあったんですか!? 山里さんツケという言葉は大人になってから知るんですが、「また来るから」と言っていました(笑)。駄菓子屋のおばちゃんも「この子は堂々とツケにしてくるから、そういうシステムなんだな」と思って待ってくれていました。最終的に駄菓子さんのおばちゃんが母親の勤め先に来て、「亮太くんがいつも『じゃ、またね』と言って帰っていく。これはいつか払ってくれるのかな」と言ったみたいです。それで、親が払ってくれて、その後は信じられないくらい怒られました。僕も全然請求されないから不思議だったんです。五円チョコとか食べても「これまた払いに来るから」って…。MCコミュニケーション能力に長けていたんですね。 山里さんそうですね、そうだったのかもしれない。思わずそうさせてしまうような(ところがあったのかもしれない)…。そういった、ちょっと大人びた子でした。 藤本さん私は本当に活発で、“男の子と対等に戦う”みたいな女の子でした。ちょっと勉強はできなかったんですが(苦笑)、体育はすごくできたので、体育の見本になることに命をかけている小学生時代でしたね。 山里さんめっちゃモテるタイプの女子じゃないですか、それ。 藤本さんめっちゃモテました。小学生の時は(笑)。見本として(先生に)「藤本、跳び箱を跳んでみろ」と言われて、「はい!」って跳んでいましたね。 RIMAさん私はお小遣いの管理が上手な小学生でした。何か物を買ったり、使ったりしたら、絶対に大きいノートに書いていました。いろいろな項目があって「こういうのを買いました」など全部書いて、データにして集めるのが好きでした。 藤本さんお小遣い帳みたいな家計簿ですね。良い嫁になりますね。素晴らしい! MAYUKAさん私は小学校低学年ぐらいまでは、好奇心旺盛でやりたいこともすごく多くて、班長や学級委員長も「やります!」と言ってやっていたタイプなんです。でも、いつからかそういうのが無理になってしまって…(苦笑)。最近は外にもあまり出ないんですが、昔はよく運動場とかに出たり、外で遊んでいました。MC本日は、本作の完成を一緒にお祝いしたいということで、なんとドラえもんが駆けつけてくれています。皆さんも良かったら、一緒に「ドラえもん」と呼んでみましょう。せーの、(登壇者の皆さんで)「ドラえもーん!」 ■ドラえもんが「はーい!今行くよー!」と登場。登壇者の皆さんが「かわいい!」と笑顔になる中、ステージに上がりました。 MCドラちゃん、来てくれてありがとう! ドラえもんこちらこそありがとうございます。さっきまで、こっそり皆さんのお話を聞いていました。思い出とか、いろいろとみんなの子供の頃のお話を聞けて、とても楽しかったです。MCドラちゃんからも、みんなに聞きたいことがあるんだよね。 ドラえもん良いですか? 聞きたいことがたくさんあるんですが、まずNiziUの皆さんに質問です。皆さんもご存知の通り、のび太くんはテストでは0点ばっかりで、運動もあまり得意じゃないでしょう? その上居眠りばっかりするので、僕はとっても心配なんです。NiziUさんは歌もダンスもできて、語学力もあって、本当にすごいなって思っています。どうやったら歌もダンスも語学もできるようになるか、のび太くんへのアドバイスをお願いします! NINAさん何かを学ぶ時ってすごく真剣になって、ネガティブになることも多いと思うんです。でも、その中に少しの楽しさや好きなものをちゃんと見つけて、それをしっかり考えて大切にしながら、学ぶことが大事なんじゃないかと思います。 ドラえもんなるほど。楽しむことを見つけるんだね。よし、のび太くんにちゃんと伝えます! ありがとうございます! RIOさん私は、全てを日常化させることがすごく大切だと思っています。ダンスも歌も語学も全て自分の日常に取り入れるというか…。私たちで言うと、韓国語をすごく勉強していた時期は、普段MAKOちゃんに話しかける時に、覚えた単語で話してみたり、それを繋げてみたり…。そうやって日常に取り入れると自然と覚えていったので、そうするようにしていました。 ドラえもんなるほど! 僕も(ひみつ道具の)「ほんやくコンニャク」を出すのをやめます!(登壇者の皆さん:笑) 僕も、日常でのび太くんと一緒に頑張ってみます! RIKUさん歌とダンスはのび太くんが大好きな音楽を聴いて、それを歌ってみるとか、ダンスをしてみて「あ、楽しいな」って思ってもらえたら良いかなって思います。語学は、私たちも今ちょうど英語とかも勉強し始めているんですが、単語を覚えて、それを繋げていくというのが大事だと思います。一日一個ずつ単語を覚えてみるとか、ちょっとずつで良いので、諦めず最後まで歩んで行けたら良いんじゃないかと思います。 ドラえもん楽しむこと、そして諦めないこと! 僕ものび太くんと一緒に、楽しんでやっていきますね。 MC素敵なアドバイスでしたね。 ドラえもんすごく素敵なアドバイスを、本当にありがとうございます。今すぐにでものび太くんに教えてあげたい。もう一つだけ質問を良いですか? 今度は永瀬くんと山里さんと藤本さんに、質問です。最近「パーフェクトにできた」と思うことって何かありますか? 藤本さん私は今、仕事と家事、育児の両立をしているじゃないですか。その中でも、なかなかパーフェクトって難しいんです。でも、帰ってご飯を食べるまで「30分しかない」という時に、めっちゃ速く動けて、ご飯が6時とか6時半に仕上がった時に「私、できるじゃん!」って思いますね。 ドラえもん30分で!? すごいな! 藤本さんそう! ご飯も早炊きをして、いろいろと同時進行で、めっちゃ速く動く。その時は「私、最高!」と思います。 ドラえもんそれはパーフェクトです! さすがです! 山里さん僕は、パーフェクトにサプライズを成功させました。相方(南海キャンディーズのしずちゃん)が最近結婚をして、僕のラジオで、その発表をしたんですよ。僕はそのラジオで初めて、(しずちゃんの)結婚を知ったんです。結婚どころか付き合っていたことも知らなかったので、付き合ってからその日まで、サプライズに全く気づかないという鈍感さで、サプライズを成功させました。パーフェクトだったんです。(登壇者の皆さん:笑) 永瀬さんそれはサプライズなんですか? 山里さんサプライズです! 僕が気づいたら、サプライズになりませんから。僕以外は全員知っていたんです。 藤本さんでもこれを聞いていると、山ちゃんがパーフェクトというよりも、山ちゃんの周りがパーフェクトですよね。 山里さんやっぱり気づくよね。気づかれましたね。(登壇者の皆さん:笑) 僕が一番ポンコツだったという話です。 ドラえもん周りの方がパーフェクトだ。 山里さんそうなんです。 永瀬さん僕は普段家で電動歯ブラシを使っているんです。その電動歯ブラシの充電がなくなってきたなというタイミングで、歯磨きをしていて、「これ(充電が)持つかな」と思っていたら、終わったタイミングでちょうど充電が切れました。めっちゃパーフェクトでした。(登壇者の皆さん:笑) 最近で一番気持ちが良かった! マジで嬉しかったんですよ。 藤本さん使い切った感じ。 永瀬さんそうなんです! 上の歯を磨き切れなかったら嫌だなと思っていたんですが、全部きれいに磨けた状態で充電が切れたので。めちゃめちゃ嬉しかったです。 ドラえもんすごい瞬間! すごいパーフェクトです。パーフェクトにもいろんな種類があることが分かりました! それも個性があってとっても素敵だなって思いました。 MC最後に、永瀬さんと堂山監督からご挨拶をお願いいたします。 永瀬さんこの作品は、小さな子供から幅広い方々にまで届くような、素晴らしい作品になっていると思います。作品の中でのび太くんやドラえもんが言った言葉には、子供たちにとって大事なタイミングでふっと思い出されるような、優しく背中を押してくれるような言葉がたくさんあります。改めて、年代によって違う刺さり方がする作品だと思っています。たくさんの方々に観ていただいて、届けば良いなと思います。 堂山監督また永瀬くんがパーフェクトな挨拶をされて、「以下同文」というわけにもいかないんですが(笑)。今日も最初に話し始めたら声が出なかったりとか、なかなか「パーフェクトにはいかないな」なんて思ったりしています。 そんな僕らの背中を押してくれるような、「大丈夫だよ」とドラえもんたちが言ってくれるような、皆さんの力になれるような作品だと思います。ぜひ劇場でご覧いただければと思います。【完成披露試写会】MCいよいよ、ドラえもんたちの登場です! ■大きな拍手に迎えられ、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が登場しました。MCでは皆さんにご挨拶をお願いします! ドラえもんはーい! 今日は僕たちの作品を観に来てくれて、みんな本当にありがとう! 僕、ドラえもんです!(会場:拍手) ■続いて、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も自分の名前を名乗り挨拶をしました。 MC今日はドラちゃんとのび太くん、カッコ良いコスチュームを着ているね。 のび太カッコ良いでしょう!ドラえもん今回の作品は空に浮かぶユートピアで大冒険をするお話で、僕たちは飛行機を操縦したりしたんです。そ
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「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」公開記念舞台挨拶「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」公式サイト「映画ドラえもん」シリーズの第42弾「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」が、ついに公開を迎えました。3月4日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで公開記念舞台挨拶が開催され、ゲスト声優を務める永瀬廉さん(King & Prince)、藤本美貴さん、堂山卓見監督が登壇し、ドラえもんたちと一緒に、映画の公開をにぎやかにお祝いしました。この日の模様を、詳しくレポートします!公開記念舞台挨拶ソーニャ役永瀬廉さん(King & Prince)パラダピアの学校の先生役藤本美貴さん堂山卓見監督MCドラえもんたちを呼んでみましょう! ドラえもーん! ■ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が上映後の会場から大きな拍手を浴びて登場しました。ドラえもん今日は朝早くから僕たちの作品を観に来てくれて、本当にありがとう! 僕たちとても嬉しいです。客席の皆さん、今回の僕たちの冒険、すごかったでしょう? (会場:拍手) ドラえもんたち(会場の拍手を受けて)やったー! のび太三日月型の島を見つけた時は、とてもびっくりしたよ。 ジャイアンのび太がそう言った時は、全く信じられなかったけどな。 しずかでも、ユートピアが本当にあるなんて夢にも思わなかったわ。 ドラちゃんのひみつ道具「タイムツェッペリン」でユートピアを探す旅もとても楽しかったわね。 スネ夫でも僕たちがユートピアだと思っていたパラダピアが、まさかあんなところにあったなんて…。 ジャイアンパラダピアにあんな秘密が隠されていたとは! 本当にどうなることかと思ったぜ! しずかソーニャさん、元気かしら。 のび太ドラえもん、ソーニャにまた会えるかな。 ドラえもんうん! きっとまたどこかで会えるよ。 だって僕たちはソーニャの友だちだからね!のび太たちそうだよね! ドラえもんソーニャと一緒にみんなで力を合わせて、パラダピアに住む人たちや、僕たちが暮らす街のみんなを救うことができて、本当に良かったよね! のび太客席のみんなも本作を観ながら、「頑張れ」って僕たちのことを心の中で応援してくれたよね。本当にありがとう! その応援が僕らの力になったんだと思う。 ドラえもん本当だよね。みんなのおかげたよ! ありがとう! のび太たちありがとう! MC今日は素敵なゲストの方が来てくれています。 ドラえもんそうなんです! すごいゲストの方が来てくださっているんですよね! MC登場していただきましょう! ■永瀬さん、藤本さん、堂山監督が大きな拍手に迎えられてステージに上がりました。 永瀬さん皆さん、おはようございます。今、僕がドラえもんとセンターを割って立っていることにすごく感動しています。 ドラえもん僕も感動しています。すごいよね。 永瀬さんすごく嬉しい! 藤本さん今日は皆さんありがとうございます。 スネ夫(藤本さんの夫で、芸人の庄司智春さんの決めセリフを真似て)ミキティー! (会場:笑) 藤本さんスネちゃん、ありがとう(笑)。私も同様に、このメンバーと並べていることに感動しています。 堂山監督皆さん、今日はご来場いただき、本作を最後までご覧いただきありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか? (会場:拍手) ありがとうございます。少しでも心のお土産を持って帰っていただけるような作品にしたいと思って、スタッフ一同、キャストの皆さんと一緒に作り上げた作品です。そうなっていれば嬉しく思います。 MCついに公開を迎えました。公開を迎えた今のお気持ちや、周りからの反応を教えてください。 永瀬さんやっとこの日を迎えられたと…。僕が初めて声優を挑戦したということへの反応もありましたし、子供が初めて映画を観に行くのが「ドラえもん」だという声も聞いています。すごく温かい気持ちになっています。いろいろな方にこの作品の良さを伝えたいと思っていたので、ようやくこのステージに立てていることをすごく嬉しく思っています。僕の周りで言うと、僕と同世代や同級生からも「毎年観ているから、行く」というメールをいただきました。 MC大人の皆さんも観ていますね。 永瀬さん僕と同世代の24、25歳くらいの人たちも「いつも観に行っている」と言っていたので、二時間ぐらいかけて、感想を聞きたいと思っています。(登壇者の皆さん:笑) 藤本さんちょっと長めですね(笑)。 永瀬さんもっと長くても良いんですが(笑)。 藤本さん私も何度もドラえもんたちと一緒にステージに立ったり、(宣伝の)撮影をしているんですが、公開の日を迎えるまでは「本当に公開されるのか」「これはドッキリじゃないのか」と思うくらい、このお仕事が嬉しかったので、今は「ホッ」としています(笑)。観てくれた人からは、声の演技が「上手だった」って言ってもらいました(笑)。 スネ夫上手だった! 藤本さんありがとう(笑)。「感動した」「泣いたよ」という声も聞いているので、皆さんにいろいろな感情を抱いてもらえたことがすごく嬉しかったです。 MC永瀬さん、藤本さんも小さな頃から「ドラえもん」が大好きだったそうです。そんなお二人にとって、本作に参加されたことはどのようなご経験になりましたでしょうか。 永瀬さん一生の宝物です。この先ずっと絶対に覚えていることだと思います。将来、自分の子どもができた時に「これ自分やで」と言わずに本作を観せて、気づくかやってみたいです。 MCそれはちょっとドキドキしますね。 永瀬さん観た後でネタバラシをして…。喧嘩した時とかにも本作を観せて、尊敬してもらうというのをやってみたいです(笑)。「パパやで」って。そういうドッキリとかもやってみたいです。今回の経験が、この先に絶対に生きてくると思うので、本当に大切ですばらしいものになったと思います。 藤本さん私も本当に嬉しかったです。もう自慢でしかない感じです(笑)。私も小さな時、気づいた時から「ドラえもん」を観ていて、私の子供たちも観ていますし、きっと孫の代も観るだろうと思うので、自慢でしかないですね。 MCお子さんたちはもう本作をご覧になりましたか? 藤本さん観ました! 「これママだよね?」と気づいたりしていました。私は永瀬くんとは逆に「これ、私出ている!」って言って観せたいです(笑)。 MC旦那さまはご覧になりましたか? 藤本さんはい。「やっぱり良い声をしているね」と言っていました(登壇者の皆さん:笑)。すみません(笑)! MC堂山監督は、いかがでしょうか。 堂山監督今回の作品は、みんなの“らしさ”をテーマにしようとした作品です。こんなにドラえもんたちのことを考える日々は今までになかったです。毎日寝ても覚めても「ドラえもんってこういう表情をするのかな」「のび太くんってこういうセリフを言うのかな」とずっと考えていました。大変でしたけれど、すごく貴重な日々だったと思います。永瀬さんや藤本さんがアフレコをされた時には映像は大体ができていたと思うんですが、声と絵をピッタリ合わせるとか、いろいろとミステイクが見つかったりとか、その後も作業はずっと続くんですね。なかなか終わらずに割と大変な作業なんですが、今回はお二人の美声を毎日聴けるという…(笑)。毎日、何回聴いても耳が幸せでした。そんな日々でした。「全然、苦じゃないな」と(笑)。これもまた貴重な経験だったと思います。藤本さん嬉しい! 永瀬さんいやあ、美声だなんて…。「そうなんですよ」とはとても言いづらいです(照笑)。 ドラえもん美声だよ! スネ夫顔も良いし、声も良いし、羨ましいよ! (会場:笑) ジャイアンパーフェクトすぎるよな! 永瀬さん顔も声も良いみたいになってしまって…すみません(照笑)。(堂山監督に向かって)ありがとうございます。 MCせっかくの機会なので、ドラえもんたちからもゲストの皆さんに質問をしてみましょうか。 ■ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫から「はい!」「はい!」と一斉に手が挙がる。 MCではジャイアンから行ってみましょうか。 ジャイアンよっしゃー!では、オレ様から質問です! 今回の作品は空に浮かぶ夢のような場所、ユートピアが舞台だったんだけれど、二人にとってのユートピアは、どんなところかを教えてください。 永瀬さん「今」ですね。今この場に立って、「ドラえもん」の作品を観てくださった皆さんとお話する機会があって、作品を観た後の空気感も感じられています。この作品に携わって、観ていただいた皆さんの反応を直接受け取ることができたという意味で、今が一番のユートピアかなと思います。(会場:拍手) スネ夫素敵な答え! 勉強になるな。 ジャイアンパーフェクト! 藤本さん私は…布団の中かな(笑)。 のび太僕と一緒だ! 藤本さん今日やることが全て終わって、子供たちも寝静まって「あ!寝られる!」っていう瞬間がユートピアですね。あとは、日々子供たちや旦那さんがいて、子供に怒ったりする時もあって(笑)、 「もー!」と言っている時間のほうが長いんだけれど、それすらもすごく幸せなんじゃないかと思っています。 ドラえもん本当だよね。普通であることや、日常が一番幸せなのかもしれないよね。 MC他に質問がある人いますか? しずかでは、私からも質問です。本作の中で出てきた、ドラちゃんとのび太さんの様子を見たソーニャさんが思わず笑ってしまうシーンがとても素敵だと思いました。永瀬さんと藤本さんのお二人が、最近思いっきり笑ったことは何かありますか? 藤本さん最近、三歳の娘がメイクに興味を出し始めて…。「保育園に行くよ」と言っても、何だか静かだなと思ったんです。それでパッと(娘を)見たら、ここ(目の上)も真っ青になるくらいすごいメイクの量で…。でも、そのまま保育園に連れて行きました。(登壇者の皆さん:笑)MCメイクを落とさず? 藤本さん落とさず。「リップも塗ってくれ」と言うので、リップも塗って「じゃ行こうか」って(笑)。 しずかかわいいわ! 藤本さん娘は大満足で、さらに保育園から帰って来た時は、違うメイクになっていました(笑)。たぶんメイクが流行っているんだと思います。保育園の先生もまたすごいメイクをしてくれて…。もうすごいことになっちゃっていて(笑)。「それちょっと、塗りすぎかな」とか言ってメイクを落とそうとすると「やめて!」みたいな感じになりますね。でも、かわいいです。 永瀬さん僕は、最近友だちとカラオケに行ったんですが、その友だちの中にドラえもんのモノマネがめっちゃ上手い人がいるんです。その子が僕らの曲の「ichiban」をドラえもんの声で歌ってくれて…。その横で僕はずっと踊っていました。僕は間接的にドラえもんのバックダンサーを務めたんです。(登壇者の皆さん:笑) その状況が面白くて、ずっと笑いながら踊っていました。MC他に質問がある人はいますか? ドラえもんでは僕からの質問です。この作品には、なりたい動物に変身できる「変身ビーム」というひみつ道具が登場します。もし「変身ビーム」を使えるとしたら、 何の動物に変身してみたいですか? 永瀬さん僕は、猫のマンチカン。猫ちゃんって、特に何かをしてくれるわけではないけれど、ただいるだけで癒し。ただ横にいて、頑張って生きているだけで、何でも許されている感というか…。憧れます。近くにいるだけで癒してくれるような存在というものに、リスペクトがすごくありますね。そうしようとしなくても、勝手にそういう力を持っている…そんな存在になりたいです。 藤本さんそっと寄り添うみたいな感じで。 永瀬さんそうです! 見ているだけで癒しを与えられるような存在になりたいです。 藤本さん私はその架空の存在で言うと、マーメイドになってみたい。女子の憧れ! マーメイドになっても、ああいった衣装はちょっとあれなんで…(笑)。服はちゃんと着たいです(笑)。MC楽しい時間はあっという間です。そろそろお時間となってしまいました。最後にドラえもんからメッセージをお願いします。 ドラえもん僕も永瀬くんと一緒に笑いすぎちゃった。すごく楽しかったよね。(会場:拍手) 皆さんも朝早くから本作を観に来てくれて、本当にありがとうございます。きっとソーニャもすごく喜んでいると思います。そしてこれからも僕たちの大冒険は続きます。どうぞよろしくお願いします! 今日は本当にどうもありがとうございました。(会場:拍手)
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「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公開アフレコイベント「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公式サイト1980年に映画第1作目が公開された「映画ドラえもん」シリーズ。藤子・F・不二雄の生誕90周年となる記念すべき年に、シリーズ第43作目となる「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」が、3月1日より公開になります。シリーズ初の“音楽”をテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生みます。 1月30日、ゲスト声優の芳根京子さん・かが屋(加賀翔さん・賀屋壮也さん)さんが都内で行われた公開アフレコイベントに出席しました。本作に参加した気持ちやアフレコの感想について語るほか、ドラえもんが直接質問をする場面もありました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。公開アフレコイベントミーナ役芳根京子さん漫才師役・バンドマン役加賀翔さん(かが屋)演歌のおじいちゃん役・漫才師役・バンドマン役賀屋壮也さん(かが屋)芳根さん今からここでアフレコをやると思うと、すごく緊張します。精一杯がんばりますのでよろしくお願いします。 加賀さん漫才師とバンドマンの二役を務めました。誰よりも主人公ぶった、本当に調子に乗った服を着てしまいました。もう少し落ち着いた服と、今着ているこの二つ衣装が用意されていたので、これを選びました。写真を撮ってもらえたらと思います。 賀屋さんドラえもんは、小さい頃から大好きだったので、こうやって参加できるだけでもうれしかったです。でも、まさかの三役もやらせてもらえて本当に感無量でございます。一生懸命やります! MCさっそく公開アフレコにまいります。各シーン一回目はテストで二回目が本番となります。アフレコ台本は渡りましたか? 賀屋さん台本がめちゃくちゃ分厚い電話帳みたい。(厚さを示して)見てー!加賀さんこれは…田舎の電話帳だな。やめとけって、あんまり頑張らなくて良いんだぞ。 音響スタッフでは、漫才の掛け合いシーンです。 ■漫才のシーン一回目を加賀さんと賀屋さんが演じる。賀屋さんセリフ、飛ばしているから! 加賀さんごめん! 賀屋さん二回あるから! 加賀さん二個目のセリフちょっと…飛ばしちゃった。 賀屋さん終わった後に「よし!」って言わないで! 加賀さん安心して「よし!」って言っちゃいました。ごめんなさい。 賀屋さん全然「よし!」なことなかったから! 加賀さんあぶねー! 今のがテストで本当に良かったです。 賀屋さん今ので分かったよね、よし! ■漫才のシーン二回目を加賀さんと賀屋さんが演じる。 音響スタッフありがとうございます。では、次はバンドマンの掛け合いのシーンです。 ■バンドマンのシーン一回目を加賀さんと賀屋さんが演じる。 加賀さん合ってはいるんだけどハズ(恥ずかし)過ぎて…。 賀屋さん音響スタッフさんに、どうだったかちょっと聞いてみようか? 音響スタッフセリフは合っています。ちょっと照れが入っていたので、二回目お願いします。 加賀さんはい、修正します。すみませんでした。 音響スタッフ「僕たちの音楽は、こんなものなのか」のセリフに魂込めてお願いします。 加賀さん賀屋の方だった! 賀屋さんダメだったのは僕でした。すみません。 ■バンドマンのシーン二回目を加賀さんと賀屋さんが演じる。MCプロデューサー、お二人の出来はいかがでしたか? プロデューサーもう一度お願いします。加賀さん、「フォー!」にもっと魂込めてください。 賀屋さんなるほどね。マジの「フォー!」ね。 加賀さんはい! 音響スタッフでは、「フォー!」にももう少し魂を込めてお願いします。三回目お願いします。 ■バンドマンのシーン三回目を加賀さんと賀屋さんが演じる。今度はしっかりと修正して無事終了しました。 MC次は芳根京子さん、お願いします。 芳根さんこの後にやるのやだなぁ〜。 加賀さんめっちゃやりにくいですよね。ごめんなさい! 音響スタッフ芳根さんはミッカと出会うシーンです。まず、テストです。 賀屋さん(芳根さんに)魂の「フォー!」をお願いします。 芳根さん私も「フォー!」ですか?! 加賀さん(賀屋さんに)やめなさい、ほんとに。 ■出会いのシーン一回目を芳根さんが演じる。音響スタッフはい、ありがとうございます!(拍手) 賀屋さん一回噛みましたね? 芳根さん(賀屋さんに向かって)先輩すみません!(頭を下げる)加賀さんやめて、変な写真が記事に出ちゃう…。 芳根さん(再び頭を下げて、カメラマンに向かって)撮ってください! 加賀さんやめて~、そのノリ(笑)。 賀屋さんめっちゃ良かった! 音響スタッフ二回目お願いします。 ■出会いのシーン二回目を芳根さんが演じる。続けて、縦笛のシーンも二回演じてアフレコが終了しました。芳根さん(加賀さんと賀屋さんに向かって)先輩、いかがでした? 賀屋さん(声を変えて、女性の先輩風に)良いんじゃない? 加賀さん文字にされた時にそれって最悪だぞ! 芳根さんに対して一言「良いんじゃない!」って…! 賀屋さん終わった…。 芳根さん(笑)。 MC多くの方の前でアフレコを行うのは初めてだったと思います。アフレコを終えて、いかがでしたか? 芳根さんこんなに楽しいとは思いませんでした。もっと緊張してガチガチになると思っていましたが、(かが屋の)お二人に笑わせてもらって緊張がほぐれました。 賀屋さん一生懸命頑張りました! 加賀さん「堂々と」を心がけたんですが、普通にセリフを飛ばしてしまいました。それなのに「よし!」って言っていましたからね。賀屋さんみんなの前で、照れていることを指摘されたことがすごく恥ずかしかったです。でも、頑張りました。 MC本作は、藤子・F・不二雄先生の生誕90周年記念作です。そのような記念すべき作品のゲスト声優をされることについてのお気持ちをお聞かせください。 芳根さん本作を一足先に観たんですが、初めに90周年のロゴが出てきたことで、「記念すべきタイミングで参加できた」と強く感じました。周りのスタッフさんとかから「本当に楽しみ」「子どもと観に行きます」っていう言葉を「こんなに言われるんだ」っていうぐらい毎日言われています。なので、改めて「とても光栄なことだな」と感じております。 加賀さん本当に信じられないという気持ちが、まず一個。昔から応援してくれている僕らのファンの方のお子さんが、五、六才なんですが、本当に喜んでくれました。「応援していて良かった」「観に行きます」と言ってもらえて、泣きそうになりました。電波の入らない地下の劇場にいるすべての芸人に夢を与えられたと思います。 賀屋さんそれを言うのは、ここじゃない! お笑いの大会で優勝した時とかに言うもんなんだよ。 MC賀屋さんは? 賀屋さん出演することが決まって、こんなに周りの人が喜んでくれる作品は他にないんじゃないかなっていうぐらいに、親や兄弟も喜んでくれました。春になると、兄弟そろってドラえもんの新作を観に行っていたので、喜んでくれたことがとてもうれしかったです。(広島の)地元の人からも「出るんだね」って声をかけてもらえて、今度地元に帰った時には、肩で風を切って歩きたいと思います。 加賀さんダメダメ! それこそ謙虚にならないと。 賀屋さん(たすきをかける仕草)ドラえもん声優! MC芳根さんはミーナ役だけではなく、ミッカの双子の妹の声も担当されました。 芳根さん実は私も二役でした。(賀屋さんに対して、謎の後輩キャラで)先輩、すみません! 賀屋さん(謎の先輩キャラの声で)あなたも二役なのね! 芳根さんあれ? 三役ですよね? 賀屋さん僕は三役! MC二役を演じられた感想をお願いします。 芳根さん「難しいな~」とは思ったんですが、“どうしてその二役を私が担当しているのか”というのも本作ではポイントになっているので、ぜひ注目してもらえたらと思います。 MC先ほどのバンドマンのシーンで明らかになりましたが、バンドのボーカルの役は、本作の主題歌を務めたVaundyさんが担当されています。 加賀さんアフレコの時は、知らなかったんですよ。「ボーカルの方の声はもう入っていますので、ベースの方とドラムの方をお願いします」とだけ言われました。ふたを開けたらボーカル役がVaundyさんで……「いや、Vaundyさんと路上ライブさせてもらえるんだったら、教えておいてくれよ!」と思いました。 賀屋さんVaundyさんに向かって、「僕らの音楽は、こんなもんなのかよ!」とセリフで言っていますから! あのVaundyさんに向かって! それを後から知って「ゾッ」としました。 MCバンドマン役はもともと担当する予定ではなかったとうかがいました。 加賀さん一つ目のアフレコを終えて、チェックを待っている間に、賀屋がマイクを付けている状態で「まだ帰りたくないな~。もうちょっとやりたいな~」って言ったんです。そしたら、スタッフさんが「どうしますか?もう一言どうですか?」って言ってくださいました。 賀屋さんぶりっこ作戦、大成功! 甘えたら役をいただけました。 加賀さん本当にこんなことはないと思います。役をもう一個もらえたので、デリカシーのない友だちがいてくれて本当に助かりましたね。 賀屋さん図々しさも時には……。本当にありがとうございます。 MCご自分の声がドラえもんの世界に入っていくのは、どんな気持ちがしましたか? 芳根さん録っている時は、正直精一杯過ぎて実感がなかったんですが、やっぱり完成した作品を見た時に鳥肌が立ちました。「わー、私ドラえもんの世界で生きている」って、すごくうれしかったです。 MC普段のお仕事と声優のお仕事では全く違うものでしたか? 芳根さんそうですね。私たちは声の仕事は本職では無いので、「お邪魔させていただきました」という感じがすごくあったんです。でも、監督を含めて皆さんがすごく優しかったです。歌のシーンとかも指導していただけて、楽しくできました。 加賀さん僕らは、漫才師役をやりました。劇中でそれを観た時に、小さい子は初めて漫才というものを認識する可能性があります。普段はコントばかりで、漫才を一度もしたことがなかったんですが、初めて見る漫才師になれるかもと思って、それは最高でした! 賀屋さん監督はお優しい。でも、優しいどころのレベルじゃないですよね。本当にうれしかったです。 加賀さん(賀屋さんは)現場で「良いですよ!」って褒められていました。だから、実力で勝ち取ったんじゃない? 賀屋さん(一呼吸おいて)そうかもね。 加賀さん受け入れるのが早いって! 賀屋さんそうかな~! 芳根さんそういえば、私も! 収録がすごく早く終わっちゃった時に、あまりにも早すぎるから、「笑い声でも録っておこうか!」って言われて、笑い声を録りました。あれって……(スタッフから「採用」と告げられて)使われている! 私の笑い声が……! 加賀さんちょっと待って、芳根さんは、ミーナと、ミッカの妹と、笑い声の三役! 賀屋さん何だと~! 僕と並び立つ! くっそ~! 加賀さん違う違う! MCまだまだ質問を続けたいと思いますが、ここで皆さんに質問をしたいという方がいるので、ゲストに来てもらいました。ドラえも〜ん! ドラえもんはいは〜い! もう、ほんとに皆さんが楽しそうにお話していて、僕も早くここに来たかった! MCここからはドラえもんに質問してもらいます。 ドラえもん今回の作品はね、音楽で地球の危機を救うっていうお話なんだけれど、皆さんは音楽や音に救われたことはありますか? 芳根さん私は幼い頃、すごく人見知りが激しくて、人とコミュニケーションをとることが得意じゃなかったんです。だけど、幼い頃からピアノとフルートをやっていたってこともあって、小学校の時に吹奏楽部に入ったんですよ。そしたら、そこで波長の合う友だちに出会えたり、環境に恵まれたりして、人とのコミュニケーションが大好きになったんです。あそこですごく明るくなれました。世界が明るくなった感じがしたので、私は音楽に本当に救われたと思います。今度行われる「ドラドラ♪シンフォニープロジェクト」で、ドラえもんと小学生の皆さんと一緒に楽器の演奏をする機会があるんです。その時もフルートで参加させてもらうので、「幼い頃からやっていて良かった~!」って、今も音楽に救われています。ドラえもん音楽が人とのつながりを生んでくれたよね! 今回も京子ちゃんのフルートすごいんだよ。楽しみにしていてください。僕も楽しみ~! 加賀さん思い出ではなく、音楽って本当に景色を変えてくれるじゃないですか。どんなに現場でスベっても、ライブでスベっても、今日も自己紹介がうまくいっていなかったですが、カッコ良い音楽をかけて帰ったら思い出になるので、今日もカッコ良い音楽をかけて帰れば良いだけです。…今もあまりうまくいってない(苦笑)。 ドラえもん大丈夫だよ! 今、カッコ良い音楽かけて! 加賀さん優しいドラえもん!(と感激) 賀屋さん小学生の時に、テストで、クラス全員成績が良くなくて担任の先生にとても怒られたことがありました。帰りのホームルームで、シーンとなって緊張感が張り詰めていて「最悪だ!」ってなった時に、誰かの携帯の着メロが鳴ったんです。(世にも奇妙な物語のテーマ曲)タララララン タララララン タララララタッタータララララン…って鳴ったら、どこからか笑いが広まっていきました。最終的に先生も笑ってしまって、それ以上怒られずに済みました。…世にも奇妙な物語ってことですか? 加賀さんそれは、「世にも奇妙な物語」の特番に呼ばれた時にする話! 賀屋さん音楽が緊張を切り裂いてくれて、先生の怒る気もなくなって、実質的に音楽に救われました。 ドラえもん音楽って日常にあるから、そんな風に考えたことなかったけれど、常に救ってもらっているよね? 賀屋さんうん! ドラえもん特に加賀さん、今日は音楽がなくてごめんね! 加賀さん僕がスベったところには、バーンとVaundyさんを流してもらえれば! ドラえもんVaundyさんに助けてもらおう! 僕もう一つ質問しても良いですか?今回の作品でも、僕のひみつ道具がたくさん登場します。皆さんが常に持ち歩いていたいひみつ道具は何かあるかなぁ? 賀屋さんこれはもう永遠のテーマですよ! やっぱり「ほんやくコンニャク」かな。結構昔からあるんですが、食べるだけで良いっていうところがものすごい能力だと思うんです。あと、子供ながらに思っていたんですが、ほんやくコンニャクは生で食べるので、ほんやくこんにゃくを使った料理レシピを……。 ドラえもん僕もいろいろ考えているの。のび太くんもああ見えて、味にちょっとうるさいから。今度は賀屋さん用の良いお味のほんやくコンニャクを用意します。 賀屋さん筑前煮味とかあれば! ドラえもんいいですね! 甘辛で準備しておきます。 加賀さんこれは本当に悩ましいんですが、ベタで「タケコプター」かな空を飛んでみたいなぁ~。……ごめんなさい。本当にね。いろいろと考えたんです。ゲスト声優さんも答えているので……。 賀屋さんその答えは逆にないかも。 ドラえもんあ。でも、加賀さんがタケコプターをつけている姿は似合いそう! ■マイクをタケコプターに見立てたポーズをする。加賀さんそれって、どんなおだてかた? (記者に向かって)何でカメラのシャッターを切るんですか? ドラえもん上手に飛べそうな感じがする! 加賀さん今度、未来デパート(ドラえもんのオフィシャルショップ)でタケコプター買っちゃおうかな。 ドラえもん電池を入れておかないと大事なところで電池切れちゃう。…何かそんな気がする! 加賀さん(笑)。やめてください! ドラえもん今度、良いタケコプターを準備しておきます。 加賀さんありがとうございます! 芳根さん(即答で)私は「アンキパン」。ずっと言っているんですが、「アンキパン」がほしいんです。本当に、数日に一回は思うんです。マネジャーさんにも言ったことがあります。台本がどうしても頭に入らない時に「お願い。誰かください!」って言っていたんです。やっと実現してくれそうな方が目の前に! ドラえもん京子ちゃんに言われると…僕も弱いなぁ~。でも、結構な頻度で使うんでしょ? 芳根さんそう! 一斤でも足りないかもしれない! 加賀さんアンキパンを一斤単位では発注は普通しないでしょ。普通は一切単位じゃない? ドラえもんのび太くんにも一斤で出したことはないな。初の試みです! 芳根さん自分でスライスします! ドラえもん京子ちゃんは、自分で覚えられるから大丈夫! でも、どうしてもの時はアンキパンを出します。 芳根さんじゃあ、もう一度頑張ってみるね! MC皆さんの日頃の願望がすごく伝わってきました。 ドラえもん皆さんは実用的な考えですね。僕も、今後のび太くんと生活するにあたってとても参考になりました。のび太くんが聞いたら、「一斤って、僕も見たことない!」ってびっくりすると思う。 加賀さん芳根さんがめちゃくちゃ薄く16枚切りとかにしたり? 芳根さん16回分! ドラえもん新しいアンキパンの使い方を知りました! あぁ、楽しい! ありがとうございました。
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『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』ぬいぐるみ 販売中止のお知らせgoodsシステムサービス株式会社 お客様サービスセンター平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』の劇場オリジナル商品のうち、 「ぬいぐるみ(ロコロコ)」の一部に「足に内蔵されたポンプを押すと耳が動くギミック(耳が真上まで上がる)」が正常に可動しないという不具合があることが判明しました。 「ポンプ」と「耳を可動させるパーツ」をつなぐ「チューブ」との接続部の接着が弱くなり、 「ポンプ」から送られる空気が漏れてしまい、耳を可動させるパーツがうまく可動しないことが原因となります。 現状正常に可動しているものもありますが、 ご購入されたお客様で、返金をご希望の方は、ご購入いただいた劇場にお申し出いただくか、 下記までお問い合わせください。 ●ご返金の対応についてのお問い合わせ先 システムサービス株式会社 お客様サービスセンター TEL:0120-05-5951 E-mail:info@fans.co.jp サポート時間:10:00 ~ 17:00(土日祝除く) https://fans.co.jp/topics/detail.php?id=5 お客様には多大なご迷惑とご心配をお掛けし深くお詫び申し上げます。 東宝株式会社 映像事業部 キャラクターMD事業グループ
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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』 スペシャルメイキングブック発売のお知らせgoodsご購入はこちらスティーブン・スピルバーグが初のミュージカル映画に挑み、その完成に至るまでの長年の経緯をまとめた公式メイキングブックを上映劇場にて販売いたします。製作秘話、未公開のスチル写真、ストーリーボード、衣裳スケッチ、コンセプト・アート、さらには舞台裏のショットを贅沢に紹介しております。 スペシャルメイキングブックは【初版限定】=数に限りがございますので、お早目にご購入されることをお勧めします! *今作の公式劇場パンフレットに関しては、こちらのメイキングブック1種のみの発行となります。2月11日公開の「ウエスト・サイド・ストーリー」スペシャルメイキングブックについてご案内させて頂きます。【ブックケース/表】商品名:『ウエスト・サイド・ストーリー』スペシャルメイキングブック 価格:2,970円(税込)/本体130ページ(300mm×225mm)+特製ブックケース【メイキングブック/表紙】発売日:2022年2月11日(祝・金) ©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved. 東宝株式会社 映像事業部発売日:2022年5月4日(水・祝)©2022 MARVEL 東宝株式会社 映像事業部
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映画「変な家」変な報告会「変な家」公式サイト白い仮面をかぶった謎のクリエイター・雨穴(うけつ)さんのナレーションから始まる動画「変な家」。YouTubeで公開された動画は、間取りを注意深く見ることで浮かび上がってくる違和感と、そこから徐々に明らかになる驚愕の真実から瞬く間に話題が広がり、現在の総再生数は1600万回を突破する大人気動画となっています。その後、YouTube動画とその前身である同タイトルのウェブメディア記事を元に書籍化も実現。そして、この度話題騒然となっている「変な家」の映画化が実現し、3月15日より全国公開されます。2月12日には映画の完成を記念して、「変な報告会」と題したイベントが開催され、間宮祥太朗さん、佐藤二朗さん、川栄李奈さん、DJ 松永さん(Creepy nuts)、石川淳一監督が出席しました。映画の上映ナシ、白い仮面をかぶった100人の“雨男”が駆けつけるなど“変な”イベントに大盛り上がりとなったこの日の模様を、詳しくレポートします!変な報告会雨男/雨宮役間宮祥太朗さん栗原役佐藤二朗さん柚希役川栄李奈さん柳岡さん役DJ 松永さん(Creepy nuts)石川淳一監督MCついに本作が完成した喜びを分かち合うために、この報告会を開催していますが、本日は完成した作品を皆さんにはお披露目しません。なぜなら、初めから終わりまでネタバレ厳禁という“ゾクッとミステリー”だからです。代わりに本日は、映画がさらに楽しみになるようなお話を、監督、そしてキャストの皆さんからたくさんうかがっていきたいと思います。 間宮さん(登場時、スモークが焚かれるド派手な演出があったことから)本編の撮影よりも濃いスモークでした(笑)。暗いトーンの映画というのは、スモークを焚きながら照明を当てて撮ることが多いんですが、今日は撮影よりも断然スモークが濃いですね。今日は400名の方が集まってくださったということですが…スモークで見えない(笑)。たいていは、このタイミングでは作品が完成して、試写をみんなで観るという完成披露会が開かれるのが常なのですが、今回は観せないということで、変な宣伝でございます。(登壇者の皆さん&会場:笑) 佐藤さん今日2月12日は、川栄李奈さんの誕生日です。(会場:拍手) 僕は先ほど川栄さんにゴディバのチョコレートをお渡ししました。ちなみに本作は昨年の2月に撮影しております。昨年の2月にも私は川栄さんにプレゼントをしました。2年連続で川栄李奈さんに誕生日プレゼントをしました。川栄さん、僕の誕生日は5月7日です。(登壇者の皆さん&会場:笑) 川栄さん今日は朝から結構取材を受けているんですが、「言うなよ」と言われているのに、内容を言いそうになっちゃいます。今日はネタバレをしない程度に、本作の良さと魅力が伝えられるよう精一杯頑張りたいと思います。 佐藤さん大丈夫だよ。川栄さんがネタバレしそうになったら、僕と間宮が大きい声を出します。「うわああ!」って。(登壇者の皆さん&会場:笑) 川栄さんよろしくお願いします(笑)! 松永さんすごく慣れないところなので緊張しています。あいーっす(ありがとうございます)! 佐藤さんなんという軽さよ(笑)! 本当にそれしかないの? 僕の挨拶も大概だけれども! 松永さん(笑)。これって何秒くらい、どれくらい話すものなんですか? 佐藤さんどうだろう! なんとなく、30秒くらいかね。 松永さん間宮さん(のコメント)が毎回、完璧すぎて、すごいですよね。 佐藤さん間宮がどうというより、舞台挨拶の場で「あいーっす!」って…。(登壇者の皆さん&会場:笑) 間宮さん逆にすごい名優なのかなって感じがする。(登壇者の皆さん&会場:笑) 石川監督スモークが晴れてきました。もうちょっとスモークがあっても良いんじゃないでしょうか。松永さんの後はやりにくいですね。(登壇者の皆さん&会場:笑)この作品はもともとYouTubeから始まり、そこから小説、漫画にもなり、今回もう一つ新たなメディアとして映画作品が完成しました。それぞれにまた違う良さがあります。今日は皆さんに作品を観ていただけないということなので、どこまでしゃべって許されるのか…。 佐藤さんさっきある番組を録っていたら、絶対にネタバレしちゃいけないというのに、川栄は「これ言って良いのかな、どうかな?●●さんが、実は…」と、ネタバレを話していました。 間宮さんそうやって迷った時って、たいていギリギリセーフなことが多いんですが、あれは完全なるアウトだった(笑)。 佐藤さんパーフェクトアウト! 川栄さん何を話して良いのかが難しすぎて(笑)。「実は」って言っちゃダメなんですね。気をつけます! MC作品の手応え、またご出演が決まった時の気持ちをお聞かせください。 間宮さん今まで観たことがないような、“ゾクッとミステリー”という宣伝文句をうたっていますが、ミステリーでありつつ、ミステリーの枠に収まらない作品です。観たこともない、体験したことのない映画で、僕はアトラクションのような作品だと思っています。“間取り”という誰にでも身近なものに謎が描かれていて、そのちょっとした違和感から物語が始まって、すごく…ね! 後半…は…。(言葉選びに慎重になり四苦八苦) 佐藤さん(笑)。 その後の展開に関しては言えないわな! 「えええー!」というような展開になります。間宮さん「こんな景色が見られるんだ」「こんな出口に出られるんだ」みたいに感じられる作品になっています。 佐藤さんおう! いいぞ! MCご出演が決まった時はいかがでしたか? 間宮さんまず「変な家」という雨穴さんの動画を観て、ものすごくそれに引き込まれました。二十分くらいの動画だったんですが、気がついたらあっという間に過ぎて、その謎にどんどん没頭していました。二十分であれだけ深いところまで没頭させられたものをさらに広げて、二時間くらいの尺としてまた没頭できるような作品に本作はなっていると思います。そして、佐藤二朗さんとバディなのに、コメディではないということで…(笑)。二朗さんと、どうやってバディを作っていくかというのもすごく楽しみでした。 佐藤さんYouTubeの二十分の短編動画がものすごくバズって、それに始まり、書籍化もされて、小説も漫画も爆発的に売れた作品です。最初のYouTube動画は、みんなが探し当てたことが始まりだったということで、それが本作の大きな力だと思います。そう、そういうことです。あとやっぱり、間取りの違和感を通して…。(間宮さんと川栄さんが笑っていることに気づき)何だよ。全然おかしいことは言ってない。どちらかと言うと、めちゃくちゃ真面目に話をしている! 間宮さん二朗さんが「そういうことです」と言った瞬間に、川栄が笑っていた(笑)。 川栄さん何か、うまくまとめようとしていたから(笑)。 佐藤さん何の話をしていたか忘れた(笑)! (登壇者の皆さん&会場:笑)劇中で描かれるのは、大きな「うわー!怖い!」というものではなくて、ちょっとした間取りの違和感です。しかも間取りというのは、みんなが関わっているものです。数多あるミステリーの中でも、そういった題材を描いたものは、僕の知る限りではないと思います。その辺の新しい切り口も楽しんでほしいです。また、顔の濃さ、年齢、ものすごく落ち着いている間宮とものすごく落ち着いていない僕、全部が真反対な二人のバディ感も楽しんでほしいです。 川栄さん私は、元々YouTubeで「変な家」の動画を観ていたので、この作品のお話をいただいた時にすごくうれしかったです。実際に撮影現場にも、不思議な間取りがあって…(ネタバレ厳禁トークに戸惑いながら)まだ、良いんだよね…? 間宮さん大丈夫、大丈夫。いつでも止められるようにしているから。(登壇者の皆さん&会場:笑) 川栄さん(笑)。その不思議な間取りがあるのが、すごく不思議でした。(登壇者の皆さん&会場:笑) 佐藤さん話を置きに行くあまり、何を言っているのか分からない。 川栄さんとにかく間取りがヤバい(笑)! 間宮さんギャルになっちゃった! (登壇者の皆さん&会場:笑) 川栄さんとにかく、ゾクゾクするんです。特に映画館で観ると、音や迫力も感じられると思います。ホラーではないんですよ。お化けとかは出てこないんですけど…(周囲を確認しながら)良いんですよね? お化けは出てこないですが、「うわ!」と思わず声が出てしまうぐらい、常にドキドキするような作品なので、最後まで楽しんでもらえるんじゃないかと思っています。 佐藤さん(川栄さんのコメントに感心しながら)良かったねえ! よく言ったよ。(会場:拍手) MC松永さんは、ご出演が決まった時はいかがでしたでしょうか。 松永さん私は、素人ですから。「僕で良いんですか?」という気持ちになりました。手応えとしては、そうですね…。手応えとしては…すごく良い感じだった。(登壇者の皆さん&会場:笑) 間宮さん名優ですよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) この間の取り方で、「良い感じでしたね」という言い方は、もう名優です。(松永さん:爆笑) 佐藤さんただコメントの中身はゼロです! 松永さん良い感じでした! (登壇者の皆さん&会場:笑) 石川監督手応えはもちろんあります。この作品のオススメは、二回観ていただくことです。アトラクションのような作品なので、一回目は「わー!」「キャー!」となると思うんですが、二回目は結構笑えると思うんです。そういう意味でも、二回観に行って「笑えるじゃん」となれば感想を送っていただければありがたいです。 佐藤さんなるほど! 基本的には「怖い映画なのかな」と思うけれど、確かによく観ると笑えるかもね。 石川監督そうなんですよね。二回観ていただくのが、僕のオススメです。 MC怖いと面白いは、背中合わせだったりもしますからね。 佐藤さん良いこと言った! MCありがとうございます(笑)。本作はネタバレ厳禁ということで、お話できない部分が多いんですが、ぜひここに注目してほしいというポイントを教えてください。 間宮さんネタバレしない、完成披露もしないという、こちらから何も情報を開示しない状態での注目ポイントは、やはり川栄が演じる柚希です。この登場人物にはぜひ注目してほしいです。柚希が雨宮の目の前に現れて、どんな存在なのかということが、この物語を大きく動かしていくことになります。そこにはぜひ注目してほしいですね。 佐藤さん今、間宮の話は一切聞かずに次、自分が何を言うか必死に考えていました。高嶋政伸さんにぜひ、注目してほしいと思います。ネタバレになるのでこれ以上は話せないんですが…。 MCパッと見て、高嶋さんだと分からないですよね。 佐藤さんそうなんですよ。あれは、ご自分のアイデアですよね。 石川監督そうですね。僕もプランがあったんですが、高嶋さんがストレートパーマをかけていらして。 佐藤さん二回、かけたんでしょう? 石川監督これで行くぞと。 佐藤さんそうだよね。俳優がそこまでやってきて「それ、やめてください」とは言えないよね(笑)。でも、本当に素晴らしかった。いろいろな俳優のタイプがいるけれど、ああいう入り方はすごいと思いました。 MC続いてキャストの皆さんにうかがいたいんですが、映画のタイトルにちなみまして、撮影現場における共演者の「変だったエピソード」を教えてください。 間宮さん僕は、二朗さんと川栄と三人でいるシチュエーションが多かったので、三人でいる時の空気感。これは変でしたね。 佐藤さん変な理由は何ですか? 間宮さん主に、川栄。(川栄さん:笑) 川栄さんいや、二朗さんですよ。 佐藤さんいやいや、川栄だよ。僕は、こういうキャラクターは好きなんですけどね。豪快な感じに「ハハハ!」と笑う。(登壇者の皆さん&会場:笑) 橋本環奈と川栄李奈は、「ハハハ!」と笑う二大巨頭です。(登壇者の皆さん&会場:笑)気持ちよく笑ってくれるのがうれしくて、僕と間宮は、よく笑かしていましたね。川栄さん二朗さんが笑かしてくるんです。しつこいんですよ、二朗さん。ずっとしゃべっているし、もう途中で無視して良いかなと思って、リアクションがどんどん薄くなっちゃいました。 間宮さんあの薄いリアクションと、二朗さんの熱量が見合っていない瞬間もすごく面白かった。 佐藤さんそうなの。おじさんになるとね、若い子のリアクションが薄くなるじゃん。それもまた喜びなの。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC佐藤さんは、「変だったエピソード」はありますか? 佐藤さん間宮は僕と逆で、落ち着いているんですよね。だからそんなに変な部分はないんです。ただ、監督の石川淳一という人は、大事なシーンを撮り終えて安心したんでしょうね。ちょっと飲み過ぎて八時間後に気づいたら、便器を抱えていた。 石川監督やめてください! 今日最後にそのネタを言おうと思っていたんです。なので、その話は、また改めて。(登壇者の皆さん&会場:笑) 佐藤さんまた改めて言わなくても良いんだよ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 間宮さんもう一度聞けるそうです。 MC松永さんはいかがでしょうか。 松永さんええ…。変な…。 間宮さん難しいよね。松永さんに「変でした」と言われても、ちょっと「誰が言っているんだ」となるしね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 松永さん(笑)。でも、全員が良い感じというか。(登壇者の皆さん&会場:笑) 超いいなっていう感じで…、あざーっす! (登壇者の皆さん&会場:笑) MC本作は、ちょっと怖いけれど気になってしまう“ゾクッとミステリー”です。最近、皆さんがゾクッとした出来事を教えていただきたいと思います。 間宮さん本作の撮影をしている時に、撮っている最中の石川監督をよく見ると、微かにずっと笑っているんですよね。 佐藤さんええー、怖い。 間宮さんあれはゾクッとします。 石川監督楽しくてね。 間宮さん「笑いながら撮っている」と言うほど、笑ってはいないけど、よく見ると微かに口角が上がっていたり、微かに目の奥がキラキラと輝いていたりするんです。取り憑かれるように撮っているような、そんな瞬間がありました。 石川監督そうですね、ありました。台本に対して、思っていた以上のものが出てきていたので、日々楽しかったです。 佐藤さん何だろうなぁ…。息子が自分から宿題をやる時があるんですが、その時にはうれしくてゾクッとしました。これ、間違った回答かな。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC川栄さんはいかがでしょうか。 川栄さん本作にも出ている瀧本美織ちゃんがちょっと天然さんで、ゲラ(よく笑う人)なんです。絶対に笑ってはいけないシーンで、ずっと笑っていました。監督も「瀧本さん大丈夫ですか」と声をかけるラリーが何度かあったんです。ちょうど今もドラマ(日本テレビ系列で放送中のドラマ「となりのナースエイド」)で美織ちゃんとご一緒していて、今の現場でも同じことをやっているんです。絶対に笑っちゃいけないところで笑って、「そろそろ大丈夫ですか」と言われたりしています(笑)。まだ美織ちゃん、ずっと笑っているんだなと思ってちょっとゾクッとしました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 本当に笑顔が素敵な方です。 佐藤さんチャーミングな方です。 MC松永さんはいかがでしょうか。 松永さん昨年のことですが、寝て起きて、「これは寝坊したな」と思ったらフェスを飛ばしていました。(登壇者の皆さん&会場:笑) それはちょっと「うわあ!」ってなりましたね。あの時は…もう、取り返しがつかなくて、僕が会場に着いた瞬間には、終わっていたんです(笑)。「ああ、出番は終わっているな」「全てが終わっているな」と思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑)石川監督僕はこの撮影中にゾクッとした出来事がありました。静岡県のある場所で、何日間か泊まりがけで撮影をしていた時なんですが、僕は日々の撮影に追われて、毎日準備をしていたので、地方の撮影でも最後の一日しか外でご飯を食べに行く余裕がありませんでした。その行った先で、間宮さんと偶然お会いして、うれしさで記憶がなかった(苦笑)。 佐藤さんその時にもう記憶なかったんだ。 石川監督はい。気づいたら、繁華街で体育座りをして俯いていました。 佐藤さんあれ、便器を抱えていたんじゃないんだ。 石川監督それは第二段階です。 佐藤さん第二段階があるのね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 石川監督第一段階は街角で一人で膝を抱えて、通行人がいる中で体育座りをしていました。 佐藤さんそれは、ゾクッとするね。「ゾクッと」というか、通報案件だよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) MCここで、映画「変な家」に関係のある、ある人たちにご登場いただきたいと思います。どうぞ! ■黒づくめの服装に白いお面をかぶった100人の“雨男”がゾクゾクとステージに登場! 会場を沸かせました。登壇者の皆さんも「すごい!」と驚きの声を上げました。間宮さん暗闇で見ると、…言えないですが、ジブリのアレに見える…。(会場:笑) 佐藤さんやめろよ、本当に! お前、それはネタバレ以上にダメな発言だ! 間宮さんでも、どうしてもアレに…。 佐藤さん「やめろ!」と言っているんだ! (会場:笑) MC今日はこのイベント前に大量発生した雨男が、渋谷各地で「変な家」のチラシ付きティッシュ配りを実施しました。間宮さんと佐藤さん、川栄さんもそこに潜入されていたんですよね。 間宮さんはい! お昼くらいに。 佐藤さん短い時間でしたが。 MC皆さんもお面をされていたんですか? 佐藤さん途中で外しました。「間宮くん! 間宮くん!」ってすごい歓声でした。間宮さん二朗さんはお面をしているんですが、横顔がもうまんま二朗さんで、バレバレでした。(登壇者の皆さん&会場:笑) 川栄さん仮面から存在感が出ちゃっていましたよね。私はこういったゲリラ的なことを行うのが初めてだったので、とても楽しかったです。 ■最後は100人の“雨男”と、400人のお客さんと一緒にフォトセッション!間宮さんこれだけの雨男に囲まれて、「変な家」という変な作品が完成したことを報告する会をやりました。完成した作品を披露せずに報告をし、試行錯誤もありつつ、「変な家」が雨穴さんの動画のようにバズることを願って、これからも宣伝などを頑張っていきたいと思います。「変な家」をどうか皆さんのお力でバズらせてもらえるとありがたく思います。よろしくお願いします! (会場:拍手) 佐藤さん二十分のYouTube動画を、みんなが探し当ててバズったことから始まり、そして本作ができました。本作も皆さんが探し出して、広げて、育ててほしいと思います。今日はありがとうございました。(会場:拍手) ■間宮さんの「変な!」という掛け声に続いて、観客が「イエーイ!」と応え、「変な報告会」が大盛況のうちに幕を閉じました。
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「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」完成披露試写会「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」公式サイト1980年に映画第1作目が公開された「映画ドラえもん」シリーズ。藤子・F・不二雄の生誕90周年となる記念すべき年に、シリーズ第43作目となる「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」が、3月1日より公開になります。シリーズ初の“音楽”をテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生みます。 2月11日、イイノホールにて完成披露試写会が開催され、ゲスト声優の石丸幹二さん、芳根京子さん、かが屋(加賀翔さん・賀屋壮也さん)さん、今井一暁監督が登壇し、完成した本作の感想や見どころについて語りました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。完成披露試写会ミーナ役芳根京子さんワークナー役石丸幹二さん漫才師役・バンドマン役加賀翔さん(かが屋)演歌のおじいちゃん役・漫才師役・バンドマン役賀屋壮也さん(かが屋)今井一暁監督MC大きな声でドラえもんたちを呼んでみましょう。ドラえもーん! ■ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が会場から大きな拍手を浴びて登場。ドラえもん今日は僕たちの映画を観に来てくれて、みんな、本当にありがとう。僕、ドラえもんです。 のび太野比のび太です。 しずか源静香です。 ジャイアンオレ様はジャイアンこと剛田武だぜ! スネ夫どうも、骨川こと骨川スネ夫です。 ジャイアン骨川って呼んだことないけどな(笑)。 スネ夫そうだっけ(笑)? MCドラえもんは、音楽家みたいなコスチュームだね。 ドラえもんこの服はね、燕尾服っていってね、音楽の演奏会の時や、かしこまった場所で着る服なんだよ。 ジャイアン何だよ、言ってくれればオレ様も着てきたのによ! スネ夫ジャイアンは持ってないでしょう! 僕もカッコいい燕尾服を持って来ても良かったんだけどね。 MCドラえもん、その髪型もすごいね。 ドラえもんこれはね、マエストロハットって言います! しずかとっても可愛らしくて素敵だわ。 のび太僕もかぶったら似合うかな? ドラえもん似合うんじゃない? MCいつかのび太くんのマエストロハット姿も見てみたい! ところでドラえもん、今回の大冒険はどうだった? ドラえもんとっても楽しかったよ! 今回は音楽がエネルギーになる星で大冒険をするお話で、そこで暮らす人たちと一緒にいろんな楽器を使って演奏したりしたんだよ。 ジャイアンのび太のリコーダーの音には笑っちまったけどな(笑)。 スネ夫のんびりのんきなのび太の「の」の音ね(笑)。 のび太いいじゃないか! 僕だっていっぱい練習したんだよ! ドラえもんのび太くん、落ち着いて!ここにいるみんなは、音楽は好きかな? 楽器を演奏したり、歌を歌ったり、好きな曲を聴いたり、音楽が好きっていうお友だち、手を挙げてもらっても良いかな?(会場:たくさんの手が挙がる) MCたくさんのお友だちが手を挙げてくれているね。そして音楽と言えば、ジャイアンだよね。 スネ夫ちょっと! だめだよ、それ言っちゃ! ジャイアン何でだよ(笑)。もちろんオレ様と言えば、音楽好きで有名だよな! ということで、ここで一曲歌わせていただきます!スネ夫やめて、やめて~。こうなっちゃうから、その質問は禁止! けが人がいっぱい出るんだよ! MC大変大変! 失礼いたしました!ところでドラえもん、音楽がエネルギーになる星ってどんなところなの? ドラえもん僕たちが行った場所はね、 楽器を演奏したり、歌を歌ったりするとエネルギーが発生するんだ。そうすると明るくなったり、水が流れたりするんだよ。 スネ夫音楽で何でもできちゃうすごいところなんだよ。 しずかそこに招待してくれたミッカちゃんも歌がすごくうまかったわね。 のび太ほんとに上手だったよね。ミッカと一緒に演奏して本当に楽しかったな。 しずかだけど、そのあと怪しい生き物が近づいてきて大変なことが起こったりして、いろいろあったけれど、またミッカちゃんたちと演奏したいよね。みんな元気かしら。 スネ夫ミッカちゃーん! ドラえもん会いたいよね。 MCすごく素敵な大冒険をしたんだね。会場の皆さんも早くその大冒険を観たいですよね。ドラえもん、今日は素敵なゲストの皆さんがいらっしゃるんですよね? ドラえもんそうなんです! MCそれでは、続いてこの方々に登場していただきましょう。ゲスト声優の石丸幹二さん、芳根京子さん、 かが屋の加賀翔さんと賀屋壮也さん、そして本作の監督、今井一暁監督です。 ■石丸さん、芳根さん、加賀さん、加屋さん、今井監督が大きな拍手に迎えられて登場しました。 石丸さん歌うようにしゃべっております~! 石丸幹二です。 芳根さん皆さんこんにちは。芳根京子と申します。今日は楽しんでいってください。 加賀さん(声を変えて)んなわけあるかい!加賀翔です。よろしくお願いいたします。 加屋さんそんな重要なセリフじゃないのよ(笑) 賀屋さん(声を変えて)俺たちの音楽はこんなもんなのかよ!かが屋の加屋です。よろしくお願いします。 加屋さん意外と大事そうなセリフだな! 今井監督本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。多くのスタッフを代表いたしまして厚く御礼申し上げます。本作は、藤子先生生誕90周年、シリーズ43作目にして初めて音楽をテーマにしたドラえもん映画です。本当に何から何までやったことがないことばかりで、試行錯誤をしながら進んできた三年間でした。本当にギリギリ、先日ようやく完成したばかりの作品です。ここにいる皆さんが、完成した本作をお客さんとして初めて観ることになります。今はとにかく、この作品がどういう風に子供たちに届くのか、不安と期待でいっぱいです。よろしくお願いします。 MCさて、本日は完成披露試写会ということで、お客さまに本作をご覧いただくのは今日が初めてになります。ご登壇のゲスト声優の皆さんは一足早く本作をご覧になっていると思うのですが、ご覧になった感想をうかがえればと思います。まずは、石丸さんいかがでしたでしょうか? 石丸さん本当に音楽に包まれているんですよ。そして、皆さんがそれぞれ楽器を演奏するところが見どころになっています。 (のび太が笛を吹く真似を見て)のび太くんはどうやら縦笛のようですけれど、彼の演奏も大好きです。 のび太頑張ったんだよ! MC芳根さんはいかがでしたか? 芳根さんみんなの演奏に本当に感動して、「音楽ってとても楽しい」と改めて思いました。私たちは家で(本作を)観たのですが、この大きい画面で音の環境が整ったこの映画館で観る方が絶対面白いと思います。ぜひ楽しんでいってほしいと思います。スネ夫芳根さんは僕の活躍をどう思ったのかな? 芳根さん最高だったよ! スネ夫やったー! ジャイアンオレ様の活躍は? 芳根さん最高だったよ!ジャイアンやったー! やったな、スネ夫! ドラえもん京子ちゃん、ありがとう。この二人はね、いつもゲスト声優の方といっぱいお話がしたいので、今日はジャイアンとスネ夫をよろしくお願いいたします! MC加賀さんはいかがでしたか? 加賀さん大傑作だと思います。リコーダーは、もう吹かないのでのび太たちがランドセルにリコーダーをさして歩いているシーンを見るだけで泣けてきます。ランドセルにリコーダーをさして歩くのは、かけがえないからね。スネ夫そうなんだ? 僕らにとっては日常だもんね。変なの! 加賀さん大人になるとかけがえのないものよ(笑)! 音楽を楽しんでもらえたらと思います。 MC賀屋さん、いかがでしたか? 賀屋さん観終わった後に、「音楽をやりたい」って思ってもらえるような作品になっていると思います。そして、観ていて気になったんですが、スネ夫の私服がめっちゃおしゃれ! オーバーサイズを着ているんですよ! スネ夫そうなんだよね。僕は将来ファッションデザイナーになるのが夢だからね。 賀屋さんファッションリーダーさすがだったよ! MCスネ夫くんの私服にも注目ということですね。今井監督、完成した作品がお披露目になります。監督の中でぜひ注目してほしいポイントはありますか? 監督やっぱり今作のテーマは「音楽」それから「音」ですね。本作の劇中には本当にいろんな音が出てきます。楽器の音、水の音、風の音、あとは人間が奏でる音楽の音など、本当にその音にこだわって作っています。たぶんテレビや、スマートフォンでは絶対に体験できないものになっていると思いますので、ぜひその音を耳で楽しんで、感じて、(本作を)楽しんでくれたらと思っております。 MC五感をフルに使って観てほしいということですね。さて、今日はたくさんのゲストの方々にお越しいただいているので、ドラえもんたちから質問をしてもらおうかな。 ドラえもん僕は前にいろいろ質問しちゃったから、誰か質問したい人いますか? ■のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が元気に手を挙げる。 ドラえもんさっき石丸さんにも褒めてもらっていた、頑張ってリコーダーを吹いたのび太くん!石丸さん、芳根さん、かが屋さんに質問です! 今回の映画の中で、書いたことがなんでも叶うドラえもんのひみつ道具「あらかじめ日記」が出てきましたが、皆さんがもし「あらかじめ日記」を使うとしたら何て書きますか?【のび太からの質問】石丸さん僕は書きたいことが山のようにあるんだけど、「宿題がすぐできるようになりたい」って書こうかな(笑)! 賀屋さん宿題があるんですか?石丸さんセリフを覚えないといけないので(笑)。 芳根さん書いたら絶対成功するんですもんね。言葉を知らない国だとドキドキしちゃってハードルが高いなって思ったりするので、海外旅行に持って行きたい!スネ夫その時は「ほんやくコンニャク」を食べたら良いよ! 芳根さん確かに! それもほしいな。それもほしいけれど、「海外旅行に行きたい」って書いたら絶対に楽しく帰ってこられるなと思って。 加賀さんちょっと間に合ってはいないんですが、「舞台挨拶で絶対にスベらない」。賀屋さんちょっと間に合っていないな(笑)。 スネ夫それは書いておいたほうが良かったよ! ジャイアンウケてるよ、大丈夫だよ! もっと自信を持って! ドラえもんちゃんと自分の力でやったから大丈夫だよ! 加賀さん励まされたよね。僕は皆に笑ってほしいのよ(笑)。「大丈夫だよ」はスベっているからね! 賀屋さん(話し方を変えて)「あらかじめ日記」には、「もしもボックス」とかとの共通点が結構あると思っています。それで、いろいろ考えたところ「イケメンになりたい」です。(会場から聞こえた反応に向かって)誰だ、今「ウエッ」っていったの(笑)! 望んでも良いだろ! 僕だってきれいになりたいんだ!でも、ジャイアンに「引きで見たらイケメン」って言われたから、自信持っていきます(笑)。本作は音楽の話ですが、 ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、そしてこの僕の五人のうち、誰か一人と一緒に音楽を楽しむとしたら、誰とどんなことがしたいですか。 歌ったり、楽器を演奏したり、曲を聴いたり、何でもオッケーです!【スネ夫からの質問】MCちょっと難しい質問ですが、賀屋さんはどうですか? 賀屋さんジャイアンと二人で歌いたい!ジャイアンデュオだ! オレ様と一緒にリサイタルでもするか? スネ夫大丈夫? ジャイアンの歌を聴いたら再起不能になっちゃうよ! ドラえもん心配だなー。 MCジャイアン、良かったね。 ジャイアンめちゃくちゃうれしいよ! じゃあ、今日結成な! MCいつか実現できると良いですね。 賀屋さんそうなったら、やっぱり最高ですね。 ジャイアンすぐにリサイタルしような!MC加賀さんはどうですか? 加賀さん僕はやっぱり一番耳が肥えているスネ夫ですね。オーケストラに行きたいなって思います。 スネ夫お抱えのオーケストラを連れてくるよ。家のホールで聴こう! 加賀さんすごい! とんでもないお金持ち(笑)。 MC芳根さんはいかがですか? 芳根さん私は幼い頃からピアノを習っていたので、しずかちゃんと一緒に連弾がしたいです。しずか素敵! よろしくお願いします! MCぜひ聴きたい! のび太僕も聴きたい! ジャイアンレンコン? ドラえもんレンコンじゃないよ! 連弾! ジャイアン「連弾」って初めて聞いた! 芳根さん一緒に弾くことだよ。 ジャイアン勉強になりました! MC石丸さんはいかがでしょうか? 石丸さん僕は、実はリコーダーが大好きなんですよ。 だから、のび太くんと一緒にリコーダーでデュオを組みたいです。のび太ぜひぜひ! うれしいな!石丸さんお風呂場で練習しよう! 良い音で聴こえるから。 のび太一緒に練習しよう! しずか一緒にお風呂に入るってこと? ドラえもんしずかちゃんはお風呂が大好きだから、すぐにお風呂に反応しちゃうね。 MCそれでは、これから本作をご覧になる皆さんに、監督から改めてメッセージをお願いいたします。 監督これから、ドラえもんとのび太くんたちと広くて楽しい音楽の世界の冒険を楽しんでくれたらと思います。そして、本作を観終わった子どもたちが一人でも楽器や音楽に興味を持ってくれたらこんなうれしいことはないと思っております。それでは、本作を最後までどうぞお楽しみください。本日はどうもありがとうございました。 ■フォトセッション MCそれでは最後に一言、ドラえもんからご挨拶をお願いいたします。 ドラえもん今日は皆さん来てくれて本当にありがとうございました。今回は音楽がテーマです! みんなで楽しんで、帰りは音楽を聴いたり、歌ったり、音楽のお話をいっぱいして楽しんで帰ってください。本当にありがとうございました!
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「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」スペシャルトークショー「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」スペシャルトークショー7月9日、特集上映「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」スペシャルトークショーが、国立映画アーカイブの長瀬記念ホール OZUにて開催されました。特集上映プログラムの映画「その場所に女ありて」(1962年公開)の主演・司葉子さん、また観客の皆さんにはサプライズで「君の名は。」(2016年公開)でヒロインのCVを担当した上白石萌音さんが出席しました。 この特集上映Part 1では、「弱虫珍選組」(1935年公開)から「君の名は。」まで、さまざまなジャンル・監督・スターの東宝作品計34本(31プログラム)を上映します。なお、Part 2は今秋開催予定です。スペシャルトークショーMC本日は、お忙しい中、そして大変暑い中、お越しいただき大変ありがとうございます。本日の進行と聞き手を務めさせていただく、映画評論家の樋口尚文と申します。私は、東宝という会社と東宝撮影所の沿革にまつわる本を書いております。創立当時から、東宝はこの特集のタイトル通りのモダンと革新の気風がみなぎる映画会社で、作品もそのカラーを映し出す鮮やかな作品が多いと思います。6月24日からスタートしている今回の特集ですが、創立90周年を迎えた東宝が映画史に残る作品群を、改めて皆さんにスクリーンで体感していただきたいということで企画されました。映画界の偉大な先人たちが残した名作群から、さまざまな楽しみ、学びを得ていただくこと、こうした映画文化が継承された先にある、未来のエンタテインメント像に想いをはせていただくことが、この度の特集上映に込めた願いです。今は、社会のさまざまなシーンで、SDGs(SDGs:Sustainable Development Goals)平たく言えば「持続可能な開発目標」について、検討がなされていますが、東宝株式会社も本年4月より「豊かな映画・演劇文化を創造し、次世代への継承に努めます」という取り組みをサステナビリティの基本方針として発表しました。今回の特集は、まさにそのSDGs の方針に大いにシンクロするものでございます。本日は、大変素晴らしいゲストをお招きしております。司葉子さんと、サプライズでもうお一方、上白石萌音さんをお招きしております。大きな拍手でお迎えください。「その場所に女ありて」主演・矢田律子役司 葉子さん「君の名は。」ヒロイン・宮水 三葉役上白石 萌音さん司さん今日はようこそお越しくださいました。今日は、私の映画を上映してくださるということで、大変光栄に思っております。また、こんなに可愛い......(上白石さんに対して)お名前なんでしたっけ? 上白石さん上白石萌音と申します。 司さん(客席に)難しいでしょう? 五回ぐらい(お名前を)聞いているんですよ。私も芸名を付ける時に「『司』って覚えてもらえるかしら?」と思いましたが、あなたのはもっと......難しいわね。本名ですか? 上白石さん本名です。覚えていただけるように努力しています。上白石さん本日はお邪魔いたします。(一音ずつゆっくりと)上白石と申します。本当に貴重な場にご一緒できて、大変光栄に思っております。短い時間ではありますが、たくさん勉強させていただきます。MC立ち話もなんですから、どうぞおかけください。まずは、司さん主演の映画「その場所に女ありて」は私の大好きな作品で、六回ぐらい観ております。 司さん(嬉しそうに)あら、ありがとうございます。 MC60年前の作品になりますが、当時としてはなじみがないであろう、銀座の広告代理店の自立したヒロインを描いた物語です。司さん、当時この役を演じられて、いかがでしたか。 司さん当時は、すごく大人の女性だと思いました。それまでは、原節子さんや小津(安二郎)先生、そういう方たちの映画に出ていたので、この作品が私にとっては、初めての大人の写真(活動写真=映画)でした。ちょうど電通と博報堂が、世の中に出た時で、それをモデルにつくられました。女性のやり手を私が演じて、私のライバルを演じたのが宝田(明)さんです。いきなり大人の世界に入りました。例えば、タバコを吸ったり、お酒を飲んだり...そういうのは初めてでした。 MC当時の司さんは、お酒やタバコは? 司さん普段はタバコを吸わないので、練習をしました。映っているのを観たらすごく上手でしたね(笑)。煙がボワーっとして、良い感じでした。 MCクールなデキる女でしたね。上白石萌音さんはご覧になられて、どのように思われましたか。 上白石さん今観ても新しいところがありますよね。司さんはお酒を飲まれていても、タバコを吸われていても、麻雀をされていても、何をされていても品があふれていて、惚れ惚れしました。私もカッコ良くタバコが吸える女優になりたいと思いました。必要があれば、練習しようと思います。 MCこの作品は、東宝に入られてしばらく経ってからの作品です。日本映画の黄金期でしたよね。 司さん私は、それまでは大阪の毎日放送で秘書をしており、まったくの素人でした。真綿にくるまれるような感じで撮影に臨みました。私としては、「その場所に女ありて」で映画賞をいただきたかったです。(MCの樋口さんに)その頃は(選考委員に)いらっしゃらなかったですか? MC(笑)。その頃に生まれました。これで、大人の女を演じることを皆伝したわけですし、時を同じくして松竹作品ですが、小津安二郎先生の「秋日和」(1960年公開)にご出演され、今度は小津さんが東宝で「小早川家の秋」(1961年公開)をお撮りになられましたね。 司さん「小早川家の秋」の撮影が終わってから「その場所に女ありて」の撮影でした。それまでは少女っぽい役柄を演じておりましたが、それ以降、大人の作品を撮られる稲垣(浩)監督の作品についたんです。 MC東宝といえば、成瀬 (巳喜男)監督がいらっしゃいます。演出のことをお聞きするには、お時間が足りないのですが、成瀬監督の演出を一言で表すとすればなんでしょうか。 司さん演出というよりは、成瀬監督にまつわるエピソードがあります。当時の日本の映画は、小津先生、成瀬先生、それから......ちょっと思い出せませんが、「この監督の作品に出られたら女優として一人前」と認めてもらえました。ですから、そんな監督の作品への出演に私も憧れていました。女優さんは、たくさんいらっしゃいますが、当時は「(女優として)成瀬監督の映画に出演できたら最高!」と思われていたわけです。それで、ある女優さんが「先生、自分を映画に出してください」と嘆願したんです。そうしたら、「そうね、あと十年ぐらい経ったらやろうね」と先生がお返事なさったんです。だからね、みんなその話を聞いて、ゾッと震えましたね。でも、私は大変幸運なことに「乱れ雲」(1967年公開)「ひき逃げ」(1966年公開)で相手役の高峰秀子さん、加山雄三さん、というこれ以上は望めないような作品につけました。MC「乱れ雲」は、大変な傑作だと思います。成瀬さんは、事細かに演出はなさらないのですか。 司さんそうですね。自然体というか、あまりこうしてああしてというのはないです。ただ、加山さんも成瀬先生は初めてだったと思いますし、二人で震えながら、なんとなく終わったという感じでした(笑)。 MC結果、大変な名作でした。上白石さんもぜひ「乱れ雲」ご覧になってください。たぶん、すごくお好きだと思います。 上白石さんはい。ぜひ! MCここで、萌音さんに、「東宝シンデレラ」について伺います。司さんには、釈迦に説法になりますが、昔の映画会社は、自社で新人俳優をスカウトして専属で育てていました。ところが、日本映画が不振になり、それができなくなりました。東宝では、三十年ぐらい前から「東宝シンデレラ」というオーディションを始め、まさに、次世代を継いでいく女優を育てております。そこで「東宝シンデレラ」に選ばれて、どう変わったとか、どのような体験でしたか。 上白石さん私は12歳の時に選ばれました。あの年齢で、「人生が変わってしまった!」というのを感じました。選んでいただいて、東宝に入ってからは、本当に根気強く、お芝居や歌といったお稽古をつけてくださって、現場に出る前にある程度まで育てていただきました。セカセカすることなく、じっくりコトコト煮込むような丁寧なもので、あの頃の学びは今でも思い出します。 MC大女優の司さんから、後輩女優の上白石さんに対して、長いこと女優を続けるための秘訣を何かお教えいただけますか。 司さん(謙遜されて)そんな! 上白石さん(司さんに)お願いします。 司さん私も、当時を思い出します。何しろ映画界のことを何も知らない子でしたからね。でも、作品を成功させるために、スタッフの方々が、待ち時間にいろいろと教えてくださいました。なかでも「葉子ちゃんね、撮影所にいる時はボロボロでも良いからね。でも、外に出て行く時は、いつも一張羅を着て行きなさいよ」と言われて、それは今でも心得ています。その頃の私は、真綿にくるまれるように大事にしてもらいましたからね。トイレに行って、ドアを開ける時、手を洗うために水道の蛇口をひねる時、そこまで監督がそばについてくれました。(会場:笑)MCそうなんですか!? 司さん今日は、一張羅ではなく二張羅ぐらいですけれどね(笑)。 上白石さんもう、すぐに(一張羅の)お洋服を買います! 今日買いに行きます! 司さんヒロインになると、ほかの作品のスタッフでも、撮影所全部を上げて皆さんが一生懸命に育てようとしてくれました。萌音さんは、これから皆さんが「育てよう!」と思う、女優さんですから、きっと大事にしてもらえると思いますよ。 上白石さんそういう想いをすべて背負って、きれいなお召し物を着て外を歩くようにします。 司さんそんなの大変だから背負わなくて良いのよ!「はい、そうします」で良いの(笑)。 上白石さん(笑)はい。 MC司さんのお話を伺うと、撮影所の女優さんの美徳を感じますね。もっとお時間があればお話を伺いたいのですが、上映の時間が迫っております。本日は、大変貴重なお話をありがとうございました。
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『劇映画 孤独のグルメ』japanese©2025「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会『劇映画 孤独のグルメ』
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映画『グランメゾン・パリ』初日舞台挨拶映画『グランメゾン・パリ』公式サイト2019年に放送され、大きな話題を呼んだドラマ「グランメゾン東京」(TBS系列にて放送)が、5年の歳月を経て『グランメゾン・パリ』として映画化され、ついに公開を迎えました。 2024年12月30日(月)にTOHOシネマズ 日比谷にて初日舞台挨拶が行われ、木村拓哉さん、鈴木京香さん、及川光博さん、沢村一樹さん、正門良規さん、塚原あゆ子監督、料理監修を手がけた小林圭シェフが登壇しました。全国115館の映画館で舞台挨拶の模様が生中継される中、フランス語や料理シーンの秘話、そして公開を迎えたよろこびを明かしました。この日の模様を詳しくレポートします!初日舞台挨拶尾花夏樹役木村拓哉さん早見倫子役鈴木京香さん京野陸太郎役沢村一樹さん小暮佑役正門良規さん塚原あゆ子監督料理監修小林圭シェフ■エンドロールが終わると、上映後の会場から大きな拍手が湧き起こりました。作品の熱気冷めやらぬ内に客席の中通路から登壇者の皆さんが姿を現し、歓声を浴びながらステージに上がりました。 木村さん(会場を見渡しながら)今日ここにお集まりの皆さん、そして、全国の劇場で今この模様をご覧になっている皆さん、作品はいかがでしたか? (会場のお客さん:拍手)ありがとうございます。登壇する前に、みんなで扉の向こう側でスタンバイをしていたんですが、本作の上映が終わったと同時に、皆さんが熱い拍手をしてくださって、とてもうれしかったです。一度とは言わずに、お腹が空いた時には何度もこのコースを召し上がっていただけたらと思います。 鈴木さんお腹は空いていませんか? (会場のお客さん:笑)本作を観ると、お腹が空きますよね(笑)。私も本作を観終わった後は、美しいお料理に魅了されました。(涙ぐみながら)私事ではありますが、撮影中に体力的に不安がある時がありました。その時は、木村さんをはじめとする素敵なキャストの皆さんに気を遣ってもらいながら撮影をしました。それがこんなにも良い作品になって、皆さんが笑顔で迎えてくださっていることがとてもうれしいです。本当に素敵な作品になったと思います。皆さんも、夢を諦めずに…。(涙で声を詰まらせながら)本作は、夢を諦めそうになった時、何か辛いことがあった時にまた観返してもらえるような作品になっていると思います。 MC本日より、いよいよ全国の方に観てもらえることになりました。感慨深いものがありますね。 鈴木さん昨日放送されたスペシャルドラマ「グランメゾン東京」の時から感慨深くて、ずっと涙を我慢していました。先ほど、裏で本作の宣伝部の方も会場の皆さんの拍手を聞いて、目を赤くしていたんです。それを見たら自分も耐えられなくなってしまいました(照笑)。それぐらいみんなの思いがたくさん詰まった作品です。初日を迎えられて幸せです。沢村さん(涙を流した鈴木さんを気遣いながら)ちょっと待ってくださいね。(及川さんのポケットチーフを取り出して鈴木さんに渡す。) (会場のお客さん:大笑い)鈴木さん(照笑)。 及川さん(お手上げといったように両手をあげながら)僕がやろうと思っていたのに! (会場のお客さん:笑)沢村さん(笑)。本作は楽しんでいただけましたでしょうか。ちょうど昨年の12月ぐらいからスペシャルドラマの撮影が始まって、それが終わってからパリへ移動して本作を撮りました。いろいろな方に観てほしいということで、今年の12月に入ってからはずっと「グランメゾン」漬けです。いろいろなところに足を運んで、本作の宣伝をしてきました。今日は皆さんと本作を共有できる時間です。全国のライブ中継を観てくださっている方も一緒に、このよろこびを共有できたらと思います。 及川さんこんにちは皆さん、本当にメルシーボークー(フランス語で「どうもありがとう」)。どうもありがとうございます! ボンジュール(フランス語で「こんにちは」)、及川光博です。トレビアン(フランス語で「すばらしい」) (立て続けのフランス語に会場のお客さん:笑)(中継カメラを探しながら手を振り)中継先の皆さん、見えている? 手を振ってみて。(何かを確かめたかのように)うん、良し。(会場のお客さん:笑) みんな、輝いていますよ! 今年も残りわずかです。新春もその先もずっと、キラキラしていきましょう。 正門さん皆さんの熱い拍手、本当にありがとうございました。初号の試写会では登壇者の皆さんと一緒に観たんですが、その時も熱い拍手が起こっていたのが印象的でした。今日は、会場の皆さん、そして中継先の劇場の皆さんも、同じ熱量で熱い景色が広がっているのを想像すると、改めてすごくパワーのある作品だと感じています。何回もこの作品を味わっていただけるとうれしいです。 小林さん本作のオファーをもらったのは、コロナ明けのことでした。飲食業界としては辛い時期でしたが、「僕たちも前を向いて、皆さんに笑顔が届けられたら良いな」と思って、本作のオファーを受けました。良い作品になったと思います。大人の本気を見せていただきました。本当にうれしく思っていますし、感謝です。ありがとうございます。 塚原監督本日はありがとうございます。本作を通して、味や匂いが少しでも伝わったら良いなと思います。 MCスペシャルドラマの放送、そして公開初日を迎えた今のお気持ちをお聞かせください。 木村さん日本全国の皆さんが、劇場で本作を受け取ってくれているという事実を目にしたり、耳にして、本当にうれしいです。今日登壇していないメンバーも含めた「チーム・グランメゾン」として、ずっと繋いできた出演者と制作陣の時間が、今日からは、皆さんのものとしてバトンタッチする日なんだと思っています。何だろうな…うれしいんですが、ほんのちょっとだけ寂しい気持ちもあるのが、正直なところです。 MC本作をご覧になった会場の皆さんの様子をご覧になっていかがでしょうか。 木村さんこの壇上から見ると、女性だけではなく、男性もいらっしゃいますね。そして、年齢の壁が全くないですね。音楽や料理というのは性別も年齢も関係ない。美味しいものは、その美味しさがちゃんと届くということを、皆さんの存在から強く感じています。今日は本当にありがとうございます。 鈴木さん今日ここにいないキャストもいて、残念ですが、皆さんと壇上に立っていると、この仲間と一緒に立てている自分がちょっと誇らしいような、うれしい気持ちです。塚原さんの撮る画はいつも本当に綺麗なんですが、今回はより胸に沁みました。先ほど、圭さん(小林シェフ)が壇上でお話された後にものすごく深く、深く、お辞儀をしてくださったのが、とてもありがたいと思いました。圭さんのお料理なしでは、今回の映画『グランメゾン・パリ』はこんな作品になっていないと改めて感じています。とにかく感激の一言です。 沢村さん木村君のお話にもありましたが、「いよいよ我々の手から離れていくんだ」という寂しさを、僕も感じています。昨日スペシャルドラマをご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、面白かったでしょう? とはいえ、テレビと映画では使うカメラも、カメラの位置も違います。撮影現場から違うんです。映画は、この大きなスクリーンで観るために作っています。だからこそ、この大きなスクリーン、劇場まで足を運んでいただきたいです。料理の色やパリの街、音から伝わってくる香りや味を、できるだけ多くの人に劇場で味わってほしいと思っています。本作はこれから僕たちの手を離れていきますが、皆さんの力で一人でも多くの方に観ていただけるよう、広めていただけたらうれしいです。 及川さん無事に本作が完成して、皆さんにご覧いただけることを本当にうれしく思っています。たっくん(木村さん)も言っていましたが、もしかしたら、これで(自身が演じた)相沢瓶人という大好きなキャラクターとお別れなのかなと、急に寂しくなってきちゃいました。思えば、今年の1月、お正月明けから、調理実習でした。(会場のお客さん:笑) そして、フランス語の勉強をして、2~3月にはこの「グランメゾン・プロジェクト」に参加をしました。それが終わったと思ったら、夏にはパリオリンピックがありました。そこで、2024年の及川光博を漢字一文字で表すとしたら! (記者の皆さんに目を向けながら)はい、記者さんお願いしますよ。(間を空けて)「ほとけ(仏)」です。(会場のお客さん:笑&拍手)フランスの「ふつ(仏)」です。ありがとうございました。 沢村さんそれ、いつ考えたの? 及川さん今! やっぱり、初日を迎えて、みんな胸がいっぱいになっているじゃないですか。「こういう時は何かユーモアを出さなきゃ」と、思ったんですよね。 木村さんフランスを漢字一文字で表現すると、確かに「ほとけ(仏)」なんだが…、「ほとけ(仏)」というワードだけ聞くと、一瞬ドキッとする。(会場のお客さん:笑) 及川さん(笑)。 そんなパリ三昧の一年だったと思います。年が明けても、皆さん本作を観に来てくださいね。そして観ていない人に勧めてください。 正門さん今皆さんのスピーチを聞いて、改めて胸に来るものがたくさんありました。僕は、映画からの参加でした。もちろん映画だけでも楽しめるんですが、やっぱり連続ドラマやスペシャルドラマを観ていただけると、よりこれまでの道のりを感じて、熱量や深みが増すと思います。ぜひ「グランメゾン・シリーズ」として、皆さんにこれからも楽しんでいただけるとうれしいです。どうぞ自由に楽しんでください。塚原監督皆さんが、それぞれのキャラクターを育ててきたという感じがあります。みんなで育てて、だんだん成長していくキャラクターの姿が、本作を観て下った皆さんの手に届いていると思うと、すごくうれしいです。これからは皆さんに咀嚼していただいて、それを味わっていただける長い期間に入ります。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。MC小林さんは、アジア人シェフとして、初めてフランスでの三つ星を獲得された華々しい経歴をお持ちです。本作を観た感想を教えてください。 小林さん何回か本作の撮影現場にも足を運びました。現場はものすごい熱量でした。演者の方たちが熱く、塚原監督の「OK」「カット」をもらうために、必死になっていました。それが僕にはとても刺激的で、「こういう世界があるんだな」と思いました。今まで僕が見てきたものとは違う世界で輝いている人たち、そんな皆さんと本作で一緒に共存できてすごくうれしいです。最初のオファーは、京香さんからいただきました。京都でお話しをした時に、京香さんからいただいた言葉は「ごめんね」でした。「私たちが料理人をフィクションの世界(ドラマ)でやっている」といったお話をされたので、僕は「いやいや、そんなことないです」と返しました。僕としては、この職業やレストランというものに興味を持っていただければ、それだけで自分たちのやってきている職業に誇りが持てます。それには、僕たちがいつもやっているレストランだけではダメなんですよね。すばらしい演者の方たちに、ある意味踊っていただいて、作品を通して世界に発信していただくことで、僕たちにとっての宣伝効果にもなるし、次の世代に対してのメッセージにもなります。そういったことを一緒にできるのはすごくうれしいですし、僕としては本当に「ありがとう」という言葉しかありません。 MCパリでも大掛かりな撮影が行われたとうかがいました。パリでの撮影の思い出を教えてください。 木村さん僕たちがフランス、パリに行ったタイミングは、「ファッションウィーク(2025年春夏パリコレクション)」というハイブランドなど、そうそうたるファッション業界の皆さんが、自分たちの表現を皆さんに発表する期間と重なっていました。なので、パリ自体の鼓動がいつもより高く、大きくなっているような状態でした。そんなタイミングで、パリの街中で撮影ができたのは非常に刺激的でした。歴史的建造物が、当たり前のように自分たちの背景に広がっていることもすごくありがたかったです。「ファッションウィーク」という一つのイベントが終わって、心拍数が落ちついてきたころに、今度は「パリオリンピック」に向かって街が大きくうねり出しました。そんな期間まで、ずっとパリにいました。非常に面白いタイミングで撮影をしたと思っています。 及川さん印象深かったのは、撮影スタッフのほとんどがフランスの方だったことです。あらゆる国籍の人が、一つの作品に参加して、集中して作り上げていく、その空気が楽しかったです。お昼の食事の時には、必ずテーブルクロスが敷いてあるテーブルにみんなで着席をして、食事をするんです。そういう習慣・文化なんだと感動しました。あと、驚いたのは、フランスの皆さんは本当にパンが好きです。(会場のお客さん:笑) ずっとフランスパンを食べていましたよね。(登壇者の皆さん:うなずく) 木村さんそこに着目するんだ。(会場のお客さん:笑) MC皆さんもパンをたくさん食べましたか? 及川さん食べました! MCフランス語でのセリフも多かったと思います。小林さん、皆さんのフランス語でのシーンはいかがでしたでしょうか。印象をお聞かせください。 小林さんすばらしいと思いました。 木村さん本人たちを目の前にして、本音を言えないとかじゃないですよね? (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 小林さんいやいやいや!でも、沢村さんは何を言っているか分からなかったですが…(苦笑)。沢村さん僕が完璧にできていたから、ちょっとやきもちを焼いているね(笑)。 小林さんちょっとジェラシーを感じています(笑)。でも、皆さんフランス語をものすごく勉強をされていて、すばらしいと思いました。もしかしたら、日本語だったらもっとボキャブラリーがある時もあったかもしれませんが、フランス語だからこそ良い表現になる時もあると思うんです。そこを本当にうまく表現されていて、しみじみと「すごい世界だな」「さすがだな」と思いました。ここにいらっしゃる皆さんはトップの人たちなので、「だからトップにいるんだな」と、刺激を受けました。 MC木村さんは特にフランス語を話すシーンが多かったと思います。 木村さん特別多くはないと思います。今、圭も言ってくれましたが、日本語ならもっと違う形になったというのは、確かにそうだと思いました。でも、僕らにはその選択肢がありませんでした(苦笑)。「グランメゾン東京」の時からずっと、お互いの良いところや素敵なところ、ウィークポイントを理解し合っている共演者の皆さんが、 本当に踏ん張ってフランス語と向き合っているのを見ていました。京ちゃん(鈴木さん)も、ミッチー(及川さん)も、いっくん(沢村さん)も、本当に大変だった。(笑顔でうなずき合う) 「今日は一日、倫子さんがたくさんフランス語の表現がある撮影をする」となると、僕ら野郎三人で一箇所に集まって、京ちゃんのことを見守っていたこともありました(笑)。かたや、相沢役のミッチーが「今日はフランス語が多いよね」という日もあって…。及川さん長かったね、あのセリフ(苦笑)。あのシーンは、終わった時に拍手をもらったので、達成感で本当に涙が出そうだった。というかちょっと泣いていた! 木村さん最初に台本を受け取った時は、フランス語で表現するところもすべて日本語で書かれていたので、「すごく楽しい話だな、温かいお話だな」と思っていました。その後に完成した台本を見たら、逆の開き方になっていて、「あれ?」と思ったら、ワードがフランス語で表記されていました。あれは、一回台本を置きますよね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)そのことをすごく思い出しました。そして、僕らにフランス語の指導をしてくださったスタッフの皆さんが、本当に諦めないでくれました。劇中の登場人物と同じぐらい“諦めなかった人たち”が現場にも常に存在していました。だからこそ、この作品が出来上がったと言っても過言ではないと思います。いろいろなセクションのスタッフの皆さんがいらっしゃいますが、フランス語指導で入ったスタッフの皆さんには、感謝してもしきれません。 MC劇中では、コロナ禍など、リアルな時の流れも描かれています。コロナ禍を経て、どのような作品になったと感じていますか。 木村さんコロナ禍は、全世界の皆さんが実際に共通して体感したことですし、「グランメゾン」という作品は、飲食の世界を舞台にしたお話になります。「グランメゾン」をシリーズ化することが決まったのは、コロナの前でした。「グランメゾン東京」のライバル店として、劇中に登場する「gaku」というお店の料理監修をしてくださっていた「イヌア(INUA)」さんは、コロナ禍を経て、お店がなくなってしまいました。飲食業界の皆さんには、当時いろいろな判断、我慢、乗り越えなければいけない壁が多々あったと思います。だから、フィクションとはいえ、そこを無視して「楽しいね」「美味しいね」 「幸せだね」というだけのお話にはできないという思いがありました。その部分を、スペシャルドラマで思い切りやらせていただきました。過去に三つ星を獲得した「グランメゾン東京」が、すべての星を失ったところからお話がスタートすることで、僕らも現場で踏ん張りがいがありました。無理やりにでも「これでもか」という力を込め、「ピンチはチャンスにするしかない」という思いが、今回の流れになっていると思います。 MC小林さんのパリのお店「Restaurant KEI」には、皆さんも行かれたそうですね。 鈴木さん最高に美味しかったです。私たちは、5年の歳月をかけて一つの役を演じていたおかげで、要所要所で見る場所が違いました。役として「Restaurant KEI」にお邪魔して、お食事をいただくというのはなかなかないことなので、得難い経験ができました。 沢村さん僕が演じているのは、ここにいる中で唯一ギャルソンなので、またみんなとは見る場所が違うんですね。当日は、実際に営業している厨房を特別に見せていただきました。すごかったです。料理って、こうやってみんなの前に届くんだと驚きました。僕たちギャルソンのいる場所は、ステージの上なんです。料理を受け取ってはまた違うステージに料理を運んで行くんです。そこまでのみんなの阿吽の呼吸がすごいんです。サッカーの試合やバスケの試合を見ているみたいでした。何も言わなくても、ノールックでパスをすることがあるじゃないですか。そういったことが厨房の中で行われていました。全く澱みなく、みんなの呼吸がピタッと一つになって、それを繰り返していくんです。コースだったら、前菜からメイン、最後のデザートまでをテーブルごとに全部やらなければいけないので、これはすごいなと思いました。優雅な世界ではなく、どちらかと言うとアスリートたちの集まりのようでした。それを実際に見ることができたのは、このドラマに関われて良かったなと思うことの一つです。 及川さん僕も美味しくいただきました。ただただ美味しく(笑)。料理はもちろん、ペアリングのワインも美味しいんですが、レストランでお客さんに提供しているのは、何よりも“幸せな時間”なんだなと思いました。最高の一時でした。酔っ払いましたが、本当に幸せでした。ありがとうございました! ごちそうさまでした! MC木村さんは、小林さんから影響を受けたことはありますか? 木村さん圭の存在ですね。アジア人としてパリで初めて三つ星を獲得した、彼が実在してくれている。その事実があるだけで、僕らは「こっちに進んで良いんだな」という指針を保てました。もちろん監督がいてくれて、「このシーンはこういうシーンです。皆さん、お願いします。本番!」と言って撮影は進んで行きますが、一つ一つ積み上げていくブロックは、本作の中(フィクション)で作っていくお話です。僕らが積み上げていったものは発泡スチロールのレンガだったかもしれないけれど、小林圭という実在のシェフがいてくれて、彼が色をふわっとかけただけで、発泡スチロールであったはずのレンガが、本物に見える感じがするんです。 沢村さんでも、現場で最初に尾花が料理を作るところを間近で見た時に、(木村さんと小林さんが)同じ動きをしていると思った(笑)。あの時から尾花は完成されていたと思います。やっぱり(木村さんは)二十年くらいずっと料理を(バラエティ番組で)やっていたじゃないですか。(会場:笑) だからどこか、料理人になっているところがあるんですよね。盛り付けや、ナイフ、包丁を入れるところなど、圭くんの動きとそっくりで、「あれ、似ている」と思った。さすがだなと思います。木村さんはい…二十年以上、バラエティ番組で料理を作っていたので…。(会場:笑) その時に、ナイフの持ち方、野菜、肉、魚介への向き合い方などいろいろ教えてくださっていた方に、「グランメゾン東京」のテレビシリーズを撮影していた時を含め、今回もずっとサポートしていただきました。お亡くなりになった服部(幸應)さんも、ずっとサポートしてくれていました。本作は、僕らと同じタイミングの0号試写で観てくださって、「すばらしいものができましたね」と言ってくださったのはすごくうれしかったです。 MCここで生中継をご覧の方とは、お別れの時間となりました。木村さん、メッセージをお願いします。 木村さん(もう終わり?と名残惜しそうな感じで)ええ! いつの日か、実現してほしいと思っていることがあるんです。僕らが登壇して、いろいろなお話をしますが、本作を観てくれた皆さんからのフィードバックというか、皆さんの思いがちゃんと届くような現場をいつの日か実現できたらうれしいなと思っています。今は一方通行の中継になっていますが、この一方通行をいつの日かちゃんと改善したいなと思うので、また皆さん付き合ってください。今日は本当にありがとうございました。(会場:拍手) ■フォトセッションには、小林さんが監修を務め、オープン1年目にして「ミシュランガイド東京2025」で初の一つ星を獲得した「Héritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)」特製のエッフェル塔ケーキが登場! 華やかなケーキで、公開初日をお祝いしました。■会場からも、運ばれたゴージャスなケーキを見て「すごい!」と、声が上がり、興味津々に細かいところまで目を凝らして見ていました。 MCケーキを用意してくださったのは、小林さんです。 小林さん尾花さんと倫子さんが「三つ星を取ろう」と誓った場所から見えるエッフェル塔をデザインしました。ドラマから映画を観ても、自分としてはすごく印象に残った場所です。僕自身、パリで一番好きな風景はやはりエッフェル塔です。ぜひ皆さんに『グランメゾン・パリ』を届けたいというメッセージを込めて、作りました。(ケーキと一緒に登壇した小堀真弓さんを紹介しながら)今一緒にやっているリッツカールトン東京にある「Héritage by Kei Kobayashi」のシェフパティシエが、一生懸命作ってくれました。心から感謝です。(登壇者の皆さん&会場:拍手) 小堀さん圭さんからご依頼をいただいて「『Héritage』ならではのケーキを」ということでしたので、私がパリのお菓子屋さんで働いていた時のお祝い事と言ったらクロカンブッシュのシューを使ったキャラメリゼのケーキしか思い当たりませんでした。なので、今回こちらを作りました。(会場:拍手)木村さん飴細工がすごい! 沢村さんこの(飾りの)バラも食べられるんですか? 小堀さんはい、もちろんでございます。 沢村さんちょっと食べてみる? (会場:笑) 木村さんこういうものを作ってくれることに対しても、(小林さんは)本当に手を抜かないんですよ。シェフだと知らなかったら、「このパンクバンドの人はどなただろう?」と思うような、(小林さん&会場:笑) カジュアルで、優しい圭なんです。でも、料理のことに関しては本当に手を抜かない。こういうところも、自分の作業に反映させたいなと思わせてくれる人です。(しみじみとケーキを眺めて)いや、すっげえなあ、これ…。本当にありがとうございま