「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」公開アフレコイベント

2023.01.31
  • イベント

公開アフレコイベント

「映画ドラえもん」シリーズの第42弾「映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」が、いよいよ3月3日より公開となります。1月31日には東京都内で公開アフレコイベントが行われ、ゲスト声優を務める永瀬廉さん(King & Prince)、藤本美貴さんが登壇しました。二人が初の公開アフレコに挑むとともに、会場に駆けつけたドラえもんからの質問にも答えるなど、笑顔いっぱいのイベントとなったこの日の模様を詳しくレポートします!

ソーニャ役

永瀬廉さん(King & Prince)

ソーニャ役

パラダピアの先生

藤本美貴さん

パラダピアの先生

永瀬さん

本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。公開アフレコということで、皆さんに見られながらのアフレコは緊張しますが、それも楽しみつつ、この映画の良さを伝えていけたらなと思います。よろしくお願いします。

藤本さん

公開アフレコというのはチャンスも少ないですし、緊張しておりますが、どうぞよろしくお願いします。

MC

では早速、公開アフレコを行なっていただきましょう!

■マイクが運び込まれ、永瀬さんと藤本さんがモニターの絵に合わせて、それぞれのシーンの公開アフレコにトライすることになりました。

永瀬さん

もう行くんですか? これ、めちゃめちゃ緊張するやん(苦笑)! (立ち位置やマイクを確認しながら)マイクはこれで良いですか?

音響監督

パーフェクトです!

永瀬さん

(手を挙げてガッツポーズ)やったー!(会場:拍手) ありがとうございます!

■続いて、藤本さんによる公開アフレコがスタート。

音響監督

素晴らしいです。ありがとうございます! 先生もパーフェクトです!

MC

公開アフレコ、お疲れ様でした。初めての挑戦だったと思いますが、いかがでしたでしょうか。

永瀬さん

皆さんに見られていて、実際のアフレコ現場とはまた違う緊張感で臨めたので、それも含めてめちゃめちゃ楽しめました。あと(音響監督から)パーフェクトをいただけたので良かったです。

MC

まさにパーフェクトでした。藤本さんは、いかがでしたか?

藤本さん

公開アフレコって、横から(記者に写真を)撮られているイメージがあったんです。マイクが出てきた時に、「え!(記者がいる位置が)正面なんだ!」という衝撃がありました(笑)。すごく緊張しましたが、無事に終わって良かったです。

永瀬さん

申し訳ないですが、途中から記者の皆さんのことが見えていなかったです。頑張って(演技に)入り込みました。

MC

「映画ドラえもん」の声優に抜擢されたことで、周囲から反響はありましたか?

永瀬さん

メンバーの髙橋海人が「ドラえもん」がすごく好きなのでめちゃめちゃ羨ましがられました。「僕もやりたかった! 出たかった」と言っていました。「どんな役が良かった?」と聞いたら(髙橋さんは)「ドラえもん」と言っていました(笑)。「無理、無理、無理!」と言っておきました(笑)。

MC

メンバーの皆さんも羨ましがっているんですね。

永瀬さん

他のメンバーもそうですが、僕も海人に負けないくらい「ドラえもん」を観てきているし、好きなので、「今回はちょっとごめんな、やらせてもらうわ。頑張ってくるわ」と伝えました。

MC

藤本さんは、ご家族や周囲の皆さんの反響はいかがでしたでしょうか。

藤本さん

家族はもちろん当たり前のように「ドラえもん」を観て育っているので、(「ドラえもん」のゲスト声優を)やると言った時には、子どもは「え?ママが?ドラえもんに!?」とずっと信じられないといった感じでした。(声優をやるというニュースが)情報解禁された時にも、息子のお友だちにも「ドラえもん」の映画を毎回観に行っているお友だちもたくさんいるので、そのママから「嘘でしょ!出るの?」と言われました(笑)。

MC

家族やお友だちの皆さんも喜んでいらっしゃるんですね。

藤本さん

すごく楽しみにしてくれています!

MC

お二人のアフレコは、ドラえもんやのび太の声が入っている状態で収録をしたそうですが、ドラえもんの世界に飛び込んで、キャラクターたちとやり取りをした感想を教えてください。

永瀬さん

感動しました。ドラえもんやのび太くんが会話している中で、僕がソーニャとして演じるということは今までにないくらいの贅沢な時間でした。僕の気分をより高めてくれました。最初は僕もちょっと緊張していて固くなったりしていたんですが、ドラえもんをはじめとするキャラクターたちが語りかけてくれることで、全部優しく包み込んでくれた感じがしました。

MC

藤本さんはいかがでしたか。

藤本さん

私は最後にアフレコをしたので、本当に完璧な状態(他のキャラクターの声が入っている状態)でやりました。先ほどアフレコをやったシーンも、私が「のび太さん」と声をかけると、のび太が反応をしてくれたり…。「ジャイアンさん」と声をかけるところもあるんですが、それに対しても反応があったので感動しました。 私は芸能生活20周年なんですが、「20年間芸能生活を頑張ってきて良かった」とすごく思いました。こんなご褒美があるんだと思いました。(自分がドラえもんの世界に入っていくなんて)こんなこと、なかなか経験できないですから。

永瀬さん

経験できないことですし、これは言って良いのか分からないですが、僕が、劇中でひみつ道具の名前を言ったんですよ。めちゃめちゃテンションが上がりましたね!

藤本さん

それは上がるね!

永瀬さん

めちゃめちゃ上がりました! 道具名を言う時が、一番感情が入ったかもしれないです。

MC

お二人が今回、演じる上で大事にしたことがあれば教えてください。

永瀬さん

収録した声を、音楽や絵にはめた状態で聞いてみると、自分の声(音量)が思ったより入っていないんですよね。声を張ってお芝居をすることをあまりやったことがなかったので、これは声優ならではの技術だと思いました。そこも難しかったです。あとアクションシーンでも、「あっ!」「うっ!」といったリアクションも大きくやらないといけないので、(そういった息遣いを)絵のタイミングに合わせて言うのもめちゃめちゃ難しかったですね。

藤本さん

確かに…。セリフにはない「うっ!」みたいなことはやり慣れていないので、ちょっと照れる部分もありますよね。「うっ!」が良いのか、「うぅ!」が良いのか(笑)。「何が良いんだろう」と考えることもありました。

永瀬さん

例えば(ソーニャを演じていても)乗り物に乗る時の細かい息遣いなども結構あって、もちろんそれらは台本には書いていないんです。「こういうことを、声優さんたちはアドリブでやるんだよ」と聞いて、改めてすごいなと思いました。良い経験になりました。

MC

藤本さんは、どのようなことを大切にしていましたか?

藤本さん

私は“理想の先生”という感じのパラダピアの先生役なので、優しく、感情が揺れず、常に笑顔の先生という感じで演じていました。

MC

作中で、ソーニャがドラえもんとのび太に「まるでダメなところが好きなように見えます」というセリフがありますが、お二人にとって、“自分の愛すべきダメな部分”はありますか?

永瀬さん

よくメンバーに言われるのが、“距離が近い”ということですね。二人で一緒に並んでいても、どんどん(相手に)寄って行ってしまってぶつかってしまうんです(笑)。僕は気づかずにぶつかってしまうんですが、それを先輩にもやっていたみたいで…。一度Sexy Zoneの中島健人くんと舞台で一緒になった時に、並んで道を歩いていたら、健人くんに寄って行ってしまって、知らないうちにぶつかっていたみたいなんです。僕は気づかないから、その時は謝りもしていなくて…。後々(佐藤)勝利くんから「健人くんとぶつかっていたよ」と言われて、謝りに行きました。

MC

まさに愛すべき部分と言えそうですね。

藤本さん

そうかも!

永瀬さん

無意識なので、ちょっとそこは申し訳ないと思っています。

MC

藤本さんはいかがですか?

藤本さん

私は基本的にポジティブなので、失敗してもすぐに忘れちゃうし、あまり振り返らないところが、自分でも愛すべきところだと思います(笑)。 常に前しか見ていないので、訳が分からなくなる時があります。あと家にいると、携帯がすぐにどこかに行ってしまうので、いつも「ママの携帯を探して!」と子供三人を解き放っています(笑)。

MC

お子さんが探してくれるんですね。

藤本さん

探してくれます。「ママの携帯を探してー!」と言うと、(子供たちが)「あったよー!」って(笑)。

MC

今回演じられたソーニャの魅力について、永瀬さんはどのように感じていますか?

永瀬さん

最初のソーニャの印象はクールでスマートなんです。でも、ドラえもんやのび太たちと出会って、いろいろな困難に立ち向かっていくことで、元々持っていたソーニャの温かい部分や人間らしさみたいなものがどんどん出てきて、変わっていく姿は、魅力の一つだと思います。自分の芯もあって、とにかく心が温かいんですね。本当にすごく良い役を演じさせてもらえたと思っています。

MC

そういったソーニャの変化を演じる上で、意識されたこともあるのでしょうか。

永瀬さん

口調もそうですが、最初は「パーフェクトにこなす」という部分が前に出ていたので、温かさをあまり出さないようにしていたんです。いろいろなことが起こって、ドラえもんやのび太たちと出会ってからのソーニャの声色も含め(変化にも)注目していただけたらと思っています。

MC

ここでお二人にぜひ質問したいことがあるということで、スペシャルゲストに来てもらっています。

■ドラえもんが登場。永瀬さん、藤本さんも「おー!可愛い!」と笑顔を弾けさせました。

藤本さん

足音がめちゃめちゃ可愛い!

ドラえもん

可愛いだなんて、照れちゃう。皆さん、こんにちは。僕、ドラえもんです! よろしくお願いします。(会場:拍手)

永瀬さん&藤本さん

よろしくお願いします!

ドラえもん

お二人に会いたかったので、来ちゃいました。

永瀬さん

嬉しい! 会いたかった!

ドラえもん

では早速お二人に質問します。今回の作品で登場するソーニャは、何もかも完璧なパーフェクトネコ型ロボットです。お二人が自分自身で思う、パーフェクトな部分を教えてください。

永瀬さん

パーフェクトな部分ですよね…。僕の家は、めちゃめちゃきれいです。

ドラえもん

すごい!

永瀬さん

きれい好きなほうで、いつ誰が来ても良いように家をきれいにしていますね。だから、今日ドラえもんがうちに来てもええねんで。

ドラえもん

今「行っても良いですか?」と言おうと思ったら、永瀬くんからお誘いしてもらっちゃいました!

永瀬さん

どら焼きとお茶出すよ。

ドラえもん

やったー!

永瀬さん

パーフェクト。いつ誰が来ても大丈夫なように、きれいにしています。

ドラえもん

のび太くんにも言っておこう! すごいなあ。

藤本さん

私はもう、38歳になるんですが…。

ドラえもん

(どのようにリアクションをして良いのか困りながら)あ、は、はい…(会場:笑)

藤本さん

どうにか、可愛さを保っているところかな!

ドラえもん

可愛い! 38歳だなんて…あ! 僕も大きな声で言っちゃってごめんなさい。38歳だなんて思えません!

藤本さん

嬉しいなぁ。

ドラえもん

いつまでもずっと可愛いです! パーフェクトです!
もう一つ質問をしたいんですが、良いですか? 僕はこう見えて、緊張しているんです。

永瀬さん&藤本さん

えー!

ドラえもん

緊張しますよ! お二人がいるから、まだどうにかしゃべっているんです。
お二人はこれまで大きなステージでお話をしたり、歌ったり踊ったりしていると思うんですが、たくさんの人の前で緊張しないコツがあれば教えてほしいです。

藤本さん

(たくさんの人に)見てもらうところに出たら、「どうしよう」という気持ちよりも、「私を見て!」という気持ちでやるのが一番だと思う。失敗も含め、それもライブ感だと思って「私を見て!」という気持ちを持つことが大事。

ドラえもん

なるほど。「僕を見て!」って僕も思えば良いの?

藤本さん

そう! そうしたら逆に、緊張が行き切るところまで、行き切られるから(笑)。

ドラえもん

そうか。これからちょっと、そう思うようにしてみます。

永瀬さん

昨年はドームとかにも立ってやっぱり緊張はしたんですが、(緊張しないために大事なことは)「King & Princeやしな、僕」と思うことですね。

藤本さん

ほら!「僕を見て!」でしょ?

永瀬さん

「僕はキンプリだぞ!」というモチベーションでやると、ちょっと心強いというか、勇気が出ます。ドラえもんも「僕はキンプリやで」って思ったら大丈夫。

ドラえもん

え! 僕、キンプリだって思って良いの?

永瀬さん

良いよ、良いよ。

藤本さん

違う、違う(笑)! ダメよ(笑)! (会場:笑)

永瀬さん

緊張したら、「僕もKing & Princeだよ」と思えば力をもらえるから。

ドラえもん

僕はそうじゃないけれど、緊張した時だけ力を借りて、そう思って良いってことだね。

永瀬さん

もちろん!

ドラえもん

じゃあ僕、緊張したら…その時だけですよ! その時だけそう思うようにします。

藤本さん

ドラえもんが緊張している時に「僕、キンプリやで」と思っていると思うと可愛いな!

永瀬さん

確かに! めちゃめちゃ可愛い!

ドラえもん

今度から「そうやって心の中で言っているのかな」と思っていてください。

MC

ドラちゃん、参考になったかな?

ドラえもん

とっても参考になりました。

永瀬さん&藤本さん

良かった!