「8」検索結果527件
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花ちりぬ<東宝DVD名作セレクション>幕末の祇園を舞台にした京都異色篇。 美しい夢のような祇園夜話。TDV34156D/1938年度東宝©1938 TOHO CO.,LTD.花ちりぬ<東宝DVD名作セレクション>ご購入はこちら
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TOHO animation公式YouTubeチャンネル登録者数 300万人突破! 2大企画実施決定!!この度、YouTubeのTOHO animation公式チャンネルの登録者数が300万人を突破しました。皆様への感謝の意を込めて、2大企画を実施いたします。ぜひご覧ください!① TOHO animation 歴代TV作品ノンクレジットOP映像集 プレミア公開■配信日時:2024年5月11日(土)19:00~■アーカイブ:5月24日(水)23:59まで■配信URL:https://youtu.be/rEt7GSsERhY■取り扱い作品:TOHO animation歴代TVアニメ作品② 豪華4タイトル 新録オーディオコメンタリー プレミア公開■TVアニメ『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』出演:椎名真昼役 石見舞菜香/白河千歳役 白石晴香配信日時:6月14日(金)18:00~■TVアニメ「お兄ちゃんはおしまい!」出演:緒山まひろ役 高野麻里佳様/緒山みはり役 石原夏織様配信日時:6月21日(金)18:00~■『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』出演:Coming soon配信日時:Coming soon■アニメ「薬屋のひとりごと」出演:Coming soon配信日時:Coming soonCopyright © TOHO CO., LTD. All Rights Reserved. ©佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会 ©ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会 ©2020 TOHO CO., LTD. ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
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『まんが日本昔ばなし』1 DVDTDV33048D/2023年度愛企画センター・東宝Ⓒ2023 愛企画センター『まんが日本昔ばなし』1 DVDご購入はこちら
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ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』2025年8月10日~9月30日
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「ジャンプフェスタ2023」TOHO animation オリジナルグッズが12月14日(水)正午よりEC販売開始! 「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」の新規描き下ろしグッズや、 「呪術廻戦」「Dr.STONE」のオリジナルグッズが登場ジャンプフェスタ2023グッズ予約・詳細はこちらからジャンプフェスタ2023イベント公式HP2022年12月17日(土)・18日(日)に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2023」にTOHO animationが出展し、それに伴いTOHO animation STORE(以下、TaS)ではジャンプフェスタ2023の各種オリジナルグッズを発売いたします! 「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「SPY×FAMILY」の3タイトルでは描き下ろしビジュアルを用いたグッズを発売。「呪術廻戦」「Dr.STONE」の2タイトルでも、TaS限定オリジナルグッズを発売いたします。 12月14日(水)正午12時からイベント最終日の12月18日(日)17:00までは、売り切れなしの受注生産による<先行販売>を、翌12月19日(月)正午12時より<一般販売>を実施いたします。商品は2023年2月下旬より順次発送を予定しております。この機会に是非、TaSでしか手に入らない特別な商品をお買い求めください! ※先行販売は【オンラインのみ】での販売となります。ジャンプフェスタ2023会場での販売はございませんのでご注意ください。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 「ジャンプフェスタ2023」開催概要 【日 程】2022年12月17日(土)・18日(日)9:00〜17:00(最終入場は16:30) 【会 場】幕張メッセ 国際展示場 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ <販売商品> ※価格は全て税込表記です。【呪術廻戦】 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル デスクラバーマット ¥3,300 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル A3キャラファイングラフ ¥20,370 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル マグカップ ¥1,650 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル アクリルパネル ¥2,420 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル マルチケース ¥3,630 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル Tシャツ(M/L/XL) 各¥3,520 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル クリアファイル2枚セット ¥1,100 懐玉・玉折/渋谷事変 ティザービジュアル トートバッグ ¥4,400【僕のヒーローアカデミア】 描き下ろしトレーディング缶バッジ 【全5種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,320 描き下ろしトレーディングマットステッカー 【全5種】 ランダム2個セット JF2023 ver. ¥1,100 描き下ろしトレーディングプレートマグネット 【全5種】 ランダム1個 JF2023 ver. ¥770 描き下ろしミニヴィンテージフォト&ホルダー JF2023 ver.【全5種】 各¥1,100 描き下ろしアクリルスタンド JF2023 ver. 【全5種】 各¥1,500 描き下ろしクリアファイル3枚セット JF2023 ver.【全2種】 各¥1,650 描き下ろしランチトートバッグ JF2023 ver. ¥1,320 描き下ろし巾着 JF2023 ver. ¥880【ハイキュー!!】 描き下ろしトレーディングマット缶バッジ 【全7種】ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,485 描き下ろしアクリルスタンド JF2023 ver. 【全7種】 各¥1,320 描き下ろしトレーディングミニブロマイド 【全7種】ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,485 描き下ろしクリアファイルセット JF2023 ver. 【全4種】 ¥1,100 描き下ろしマグカップ JF2023 ver. 【全2種】 各¥1,650 描き下ろしトレーディングミニ色紙 【全7種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろし缶マグネットセット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろし缶マグネットセット JF2023 ver. ¥2,200【SPY×FAMILY】 描き下ろしアクリルジオラマセット JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしアクリルキーホルダー JF2023 ver. 【全3種】 各¥880 描き下ろし缶バッジ3個セット JF2023 ver. ¥1,650 描き下ろしトートバッグ JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしクリアファイル4枚セット JF2023 ver. ¥2,200 描き下ろしハンドタオル JF2023 ver. ¥990 ポストカードブック ¥2,970 カードケース ¥3,080 ボンドふわふわポーチ ¥1,430【Dr.STONE】 トレーディング缶バッジ 【全7種】 ランダム3個セット JF2023 ver. ¥1,320 アクリルスタンド JF2023 Ver. 【全7種】 ¥1,320 スクエアトートバッグ JF2023 Ver. ¥2,420 A5キャラファインマット JF2023 Ver. 【全2種】 各¥2,970 クリアファイル2枚セット JF2023 Ver. 【全4種】 各¥1,100 ※上記<先行販売>期間内であれば、ジャンプフェスタ2023イベントの各種チケットの有無にかかわらず、どなたでもご購入いただけます。 ※トレーディング商品の絵柄はお選びいただけません。 ※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※転売目的での購入は固くお断りいたします。 ©TOHO animation STORE ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会 ©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS ©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会 ©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
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TVアニメ「呪術廻戦」初のスマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」、ハーフアニバーサリー情報解禁!『呪術廻戦 ファントムパレード』ロゴ「呪術廻戦」アニメ&ゲーム連合特番ハーフアニバーサリー特設サイトティザーPV「呪術廻戦 ファントムパレード」公式サイト東宝株式会社(以下、当社)が企画・制作し、サムザップが企画・制作・開発・運営を行う、スマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」(以下、「ファンパレ」)のハーフアニバーサリー情報が公開されました。 「呪術廻戦 ファントムパレード」は、2018年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の芥見下々(あくたみげげ)氏による人気漫画を原作としたTVアニメ「呪術廻戦」を元にした、作品初のスマートフォンゲームです。本ゲームは、2023年11月21日(火)に正式サービス開始し、500万ダウンロードを突破(2024年4月11日時点)しています。TVアニメ「呪術廻戦」第1期の物語を追体験できるだけでなく、福岡を舞台にした「ファンパレ」オリジナルのストーリーが楽しめるコマンドバトルRPGとなっています。2024年2月に発表された「Sensor Tower APAC Awards 2023」では「ベストIPゲーム」を受賞しました。高専時代の五条 悟と夏油 傑を描くハーフアニバーサリー キービジュアル解禁!特設サイト・ティザーPVの公開や、「懐玉・玉折」イベントの五条 悟のカードイラストも先行公開!2024年5月21日(火)でスマホゲーム配信開始から半年を記念して、ハーフアニバーサリー企画を実施します。ゲーム内では、高専時代の五条 悟と夏油 傑を描く「懐玉・玉折」のイベントを予定しており、「呪術廻戦 懐玉・玉折」のキービジュアルを公開しました。本イベントの詳細は、2024年5月19日(日) 20時より配信予定の「「呪術廻戦」アニメ&ゲーム連合特番」で発表します。「ファンパレ」ハーフアニバーサリー キービジュアル公開!ハーフアニバーサリーの特設サイトを公開しました。本サイトでは、ゲーム内イベントやプロモーション情報のほか、グッズや6月1日・2日に予定しているリアルイベント「ファンパレード」の情報を随時更新し、スペシャルコンテンツも掲載予定です。また、夏油 傑(CV:櫻井孝宏)のモノローグでゲーム内イベントへの期待が高まるティザーPVも公開しました。ハーフアニバーサリー特設サイト・ティザーPVを公開!ハーフアニバーサリーを記念して開催される「懐玉・玉折」イベントにあわせて登場する「SSRキャラクター[蒼き最強]五条 悟」のイラストを公開しました。「懐玉・玉折」イベント開催決定!高専時代の五条 悟のカードイラストを先行公開・タイトル:呪術廻戦 ファントムパレード ・ジャンル:RPG ・価格:基本プレイ無料(アプリ内課金あり) ・対応OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります) ・PC版推奨環境 : 対応OS:Windows 10 (64-bit) 以降 CPU : Intel(R) Core i5-8265U 以上 メモリ : 8GB 以上 ディスク空き容量 :20GB 以上 グラフィック : Intel(R) UHD Graphics 620 以上 ・企画・制作:株式会社サムザップ、東宝株式会社 ・開発・運営:株式会社サムザップ ・権利表記:©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©Sumzap, Inc./TOHO CO., LTD. <『呪術廻戦 ファントムパレード』主題歌「アヴァン」について> Eve「アヴァン」 作詞・作曲 : Eve 編曲 : Numa (TOY'S FACTORY)『呪術廻戦 ファントムパレード』概要2018年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の、芥見下々氏による人気漫画を原作としたTVアニメです。2020年10月よりTVアニメ第1期の放送が始まり、2021年12月24日より『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。2023年7月より放送が開始された第2期の最終回では、続編「死滅回游」の制作が決定致しました。また、原作コミックスは電子版を含めて、シリーズ累計発行部数が9,000万部(2024年1月4日時点)を突破。TVアニメ「呪術廻戦」作品概要
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2025年8-9月シアタークリエ公演ミュージカル『JERSEY BOYS』 メインビジュアルを解禁! あわせてチケット&スケジュールなどをアップいたしました。
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ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE東京ガーデンシアター 2025年8月2日~10日
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「ラーゲリより愛を込めて」初日舞台挨拶「ラーゲリより愛を込めて」公式サイト二宮和也さんが主演を務め、第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で不当に抑留されながらも、過酷な状況下において生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男の半生を描く映画「ラーゲリより愛を込めて」がいよいよ公開となりました。 12月9日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで初日舞台挨拶が開催され、二宮さんをはじめ、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督が登壇しました。ステージには、劇中で山本幡男の息子である顕一の壮年期を演じた寺尾聰さんからメッセージが到着。メッセージの最後にはキャストにはサプライズで顕一さんご本人からのお手紙が読み上げられるなど、驚きと感動にあふれたイベントの模様をレポートいたします!初日舞台挨拶瀬々敬久監督山本幡男役二宮和也さん山本モジミ役北川景子さん松田研三役松坂桃李さん新谷健雄役中島健人さん(Sexy Zone)相沢光男役桐谷健太さん原幸彦役安田顕さん二宮さんやっと全貌を観ていただけました。8月、9月ぐらいから宣伝活動をしていますが「これ、本当に始まるのかな」と思ったぐらい宣伝期間が長かったです。(登壇者の皆さん:笑) だから、ようやく皆さんに観ていただけて、ホッとしています。北川さん昨年の今頃に撮影をしたのですが、主演の二宮さんと、ここにいらっしゃる男性陣が命をかけて撮影に臨んでいらっしゃいました。みんなどんどん痩せていくし、そういったみんなの頑張りや努力が早く皆さんに届くと良いなと思っていました。なので、ようやく初日を迎えて、皆さんに観ていただけることを私も本当に嬉しく思います。 松坂さんお忙しい中、来てくださってありがとうございます。(中継用カメラに手を振りながら)中継先の皆さんも、本当にありがとうございます! 昨年の今頃、僕たちはちょうどダモイ(ロシア語:帰国、帰還、帰郷の意)のシーンを撮っていた頃だと思います。それから一年経ったんだと思うと感慨深く、今日という日を迎えることができて本当に幸せです。中島さんこのような素敵な初日を迎えることができて、本当に嬉しく思っています。またこのような大作に出演することができたことを、僕自身も誇りに思っています。日本映画界の扉を叩くことができたんじゃないかと、青二才ながら思っております。このような機会をいただけて光栄です。 桐谷さん初日を迎えられて、こうやって皆さんの前に立てることを本当に誇りに思います。(中継用カメラに手を振りながら)大阪、愛知、九州! ありがとうございます。まだいっぱいありますね…全都道府県!二宮さん雑だな!(二宮さん&登壇者の皆さん:笑) 桐谷さん全部言いたかったんだけれど、三つぐらいにしておこうと思って…。 二宮さん全国の100館と(中継が)繋がっているんですもんね。 桐谷さんありがとうございます。 安田さんこの劇場にお集まりの皆さん、日本全国でこの作品をご覧になっている皆さん、本当にありがとうございます。僕も試写で本作を拝見したのですが、とにかく涙が止まらなかったです。初日を無事に迎えた時には、全く違う質の涙が出そうになりました。「初日を迎えられたんだ、良かった」という嬉しい涙がしみました。素晴らしい作品だと思います。皆さん、末長くよろしくお願いします。 MC昨日12月8日は、安田さんのお誕生日でした。おめでとうございます!(会場:拍手) 登壇者の皆さんおめでとうございます! 安田さんありがとうございます。昨日からたくさんの方たちにお祝いしていただいて、産んでいただけて、育てていただけて良かったと思っております。お父さん、お母さん、ありがとうございます! 瀬々監督こういう形で、今日、初日を迎えられて本当に感無量です。この作品は皆さんの力で作った映画です。今日もSNSを見ていると、他の出演者の方たちが「出ています。ぜひ観てください」と言っていて、「みんなで作ったんだな」と思っております。取材の時に「ラストを絶対語るな」と言われていましたが、やっと語れるようになったのでホッとしています。でも、今日はマスコミが入っているので、語りません。(瀬々監督&登壇者の皆さん:笑) 引き続き、応援よろしくお願いいたします。 MC映画をご覧になった方からは「泣いた」という声が届いています。この映画館で「泣いてしまった」という方はいらっしゃいますか? (会場からたくさんの手が挙がる) 登壇者の皆さんのもとにも、感想や反響が届いていますか。 二宮さん僕は友だちが少ない方なので、あまりそういったことはないんですが…。(登壇者の皆さん:笑) SNSの反響などを見ると「本当に(公開が)始まったんだな」と感じています。もちろん「泣けるから良い映画」ということでもないですが、我々の伝えたいことが伝わって、より感情に響いたのかなと感じることがありました。 MCこれから、どんな方に観ていただきたいですか? 二宮さんこういった「事実の話」であるということもそうですが、この作品はめちゃくちゃ「芝居が良いな」と思っています。金太郎飴じゃないですが、どこを切っても、どのシーンも自信を持って観ていただける作品になっています。そちらの観点からも「日本映画って良いな」と思ってもらえるクオリティになっているので、そちらも楽しんでもらいたいと思います。 北川さんお友だちの一人が朝一番に観てLINEをくれたんですが、「今こういう時代だからこそ、こういう作品を作ってもらえて良かった。観られて良かった、泣いた」と言ってくれました。マネージャーとSNSを見ていても、「感動した」というコメントがたくさん入ってきたので良かったなと思います。 松坂さん今日のお昼頃、僕のメイクさんが本作を観てくれまして…。 二宮さん本当? 僕が「ひるおび」(TBS系列にて放送の情報番組/メインMC:恵俊彰)に出ていた頃だ。松坂さんそれくらいの時間だと思います(笑)。劇場でティッシュを配られたらしいです。 二宮さん劇場で? スタッフの方から? 松坂さん劇場で。「何に使うんだろうな」と思っていたら、本作を観終わった頃にはそのティッシュを全部使っていたそうです。劇場でティッシュを配るってあまり聞いたことがなかったので…。劇場のスタッフさんが、この作品に対してそうしたいと思ったんですかね。 二宮さん優しい! MCでは、かなり涙を流され続けたということですね。 松坂さんということなんでしょうね。(メイクさんは)「ポケットティッシュを全部使った」と言っていましたから…。 中島さんちょっと重複してしまうんですが、僕のメイクさんもちょうどお昼時に観てくれて…。(登壇者の皆さん:笑)二宮さん僕が「ひるおび」に出ていた頃だ。(登壇者の皆さん:笑) 中島さんそうです(笑)。「ハンカチが必須の映画だ」とおっしゃっていましたし、観終わった後には「ハンカチがいつもよりも重かった」と言っていました。涙をたくさん、ハンカチで拭いたみたいです。本作を観る際は、必ずハンカチを用意していただければと思っています。 桐谷さん僕のメイクさんは、観ていないんですが(桐谷さん&登壇者の皆さん:笑)、高校の後輩がこの次の全国中継が観られる回で観てくれるので、終わった後に感想を聞くのがすごく楽しみです。MC初日に映画館に来てくださるんですね。 桐谷さんそうなんです。京都の方で…。感想を楽しみにしています。 安田さん先ほどスタンバイ前にお手洗いに行ったところ、私の隣の方が、本作をご覧になった方でした。(登壇者の皆さん:笑) トイレで二人で並んだんですが開口一番に「良かったよ!」と言われました。僕より年配の男性の方ですが、多分マスコミかスタッフの方なのかな…。「午前中に番宣(の仕事)があって、劇場に来たらちょうど12時の回があって観ました」と、そして観終わった後に僕とお手洗いで会ったんですね(笑)。それで開口一番に「良かったよ! 泣いた、泣いた」そして、「本当にありがとう」と言ってくれたんです。すごく嬉しかったですね。MC瀬々監督のもとにも反響は届いていますか? 瀬々監督僕も友だちがいないので…。(登壇者の皆さん:笑) ここへ来るまでの道で「どうして泣けるんだろう」と考えていました。やっぱりここにいらっしゃる俳優さんもそうですが、皆さんの芝居、演技を見て、「困難な物事に対して貫き通す心」が伝わったんだと思っています。MC撮影はおよそ一年前とのことですが、印象に残っていることがあれば教えてください。 二宮さん(ダモイの)港のシーンを撮っていた頃というと「みんなで寿司を食いに行っていた時なんだな」と僕はちょっとうらめしく思っています。僕はある事情で、港の撮影には行けなかったので…。 松坂さん桐谷さんが誘ってくれたんです。 桐谷さんニノ、その時はいなかったんで…。 二宮さん僕はその日はいなかったんですが、別に(自分が)いる日にみんなで行けば良かったんじゃないかと思って…。 桐谷さん港の近くのお寿司が美味しそうだったんです(苦笑)。 二宮さん(悔しそうな表情で)「あれから一年なんだな」と僕は思っていました。(登壇者の皆さん:笑) MCお寿司に行けたメンバーはどなたですか? (松坂さん、桐谷さん、中島さんが手を挙げる) 安田さんも行かれていないんですね? 安田さん誘っていただいたんですが、僕はおでんが食べたかったので。 二宮さんめちゃくちゃ変わっている! MCいろいろな記憶が残っているようです。 二宮さんシーンではいろいろとあると思うんですが、シーンの後ろにある現場では、みんなで楽しくやれていた印象が強いです。 MC今日は劇中で山本幡男さんの息子である、顕一さんの壮年期を演じた寺尾聰さんから、キャスト、監督に向けた音声メッセージが届いております。さらに顕一さんご本人からお手紙をいただきました。そのお手紙は寺尾さんに代読していただいております。 ■会場に寺尾聰さんの音声メッセージが流れました。 【寺尾さんからのメッセージ】寺尾聰です。瀬々監督、平野(隆)プロデューサー、公開初日おめでとうございます。30年前にテレビ(1993年フジテレビ系列にて終戦48年特別企画「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」)で山本幡男役を演じたことや、二宮くんと昔テレビシリーズ(2005年フジテレビ系列にて放送「優しい時間」/主演:寺尾聰)で親子を演じた縁もあり、今回短いシーンではありますが、ニノの主演作の応援が少しでもできればと思い、出演させていただくことになりました。青年だったニノも桃李も、今や日本映画を代表する俳優になって、いつも遠くから見ていてうれしく思っていました。瀬々監督とはもう少し時間をとって出演をしたいですね、次回は。今日は私が演じた山本幡男さんのお子さんの山本顕一さんからお手紙が届いているそうで、私が代読させてもらえることになりました。では、読ませていただきます。【山本顕一さんからのお手紙】スタッフキャストの皆様へ。山本幡男の長男、山本顕一です。本作の公開初日おめでとうございます。私はこの作品を試写会で二回観ましたが、観れば観るほど感心させられる作品であり、また試写を観た人たちの感想の言葉もとても感激的でした。ありがとうございました。撮影に入る前に瀬々監督が訪ねて来られ、父・幡男や、母・モジミについていろいろとお話をしました。父と最後に別れたのは私が10歳の時でしたが、当時の私から見た父・幡男について、そしてまた父不在の中で懸命に私たちを育ててくれた母・モジミについて、辺見じゅんさんの「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」には書かれていないエピソードなどもお話しました。そこから瀬々監督は幡男とモジミの描き方を深めていかれたと伺いました。完成した作品を観て強く感じたことは、過酷なラーゲリの状況が実によく再現されているということでした。二宮和也さんの姿は、父・幡男にそっくりで驚きました。何気ない仕草や表情が、私の記憶している父を彷彿とさせるのです。その二宮さんが、山本幡男を「偉人」としてではなく、「普通に生きた一人の男」として演じられたことは、私にとって非常に好ましく嬉しいことでした。母の山本モジミは、最初の脚本ではいわゆる良妻賢母に描かれていました。瀬々監督にお会いした際に、モジミについて一生懸命の努力家だったけれど、実はとても不器用な人間だったこと、普段は一切涙を見せたことがない人だったのに、幡男のある通知が届いた時に初めて泣いた、それも大声を上げて叫びながら泣いたという話をしました。作品の中の北川景子さんを見て、その真っ直ぐな演技から、ひたむきに父・幡男の帰りを待ち続けていた母・モジミの姿を思い起こされ、胸が熱くなりました。今日から本作が公開されて、多くの人に観てもらえることを私も願っています。特に若い人たちには、この作品をきっかけに改めて過去の歴史を見つめ直してもらえたらと思います。山本顕一。二宮さんお手紙もそうですし、このコメントの内容も本当に感謝だなと思っています。改めて、やはり寺尾さんは良い声をしているなと思い、贅沢でした。この作品もそうですが、寺尾さんから「何かあったら自分は行くよ」とずっと言ってくれていたので、本当に出てくださることになって、感謝です。ありがとうございます。 MC山本顕一さんからは「父を彷彿とさせる」という言葉もありました。 二宮さん僕もちょっと似ている感じがしていて…。「似てない?」みたいな、「そんな感じしません?」という話で現場でも盛り上がったのを覚えています。息子さんにもそう思っていただけていたということは、すごく嬉しかったです。 MC二宮さんが監督とお話ししていた、「幡男を等身大の男として演じる」という思いも伝わっていましたね。 二宮さん僕らも本当に(幡男さんは)素晴らしい方だと思うんですが、「この人はすごいんだ、カッコ良いんだ」というのは、やっぱり家族が思うことなので…。僕らが第三者の人に伝える時には、割とフラットにと言いますか、「そういった人にもこういう面があるんだ」ということも描くべきなんじゃないかということは、(監督とも)お話ししていました。 北川さん顕一さんご本人が「父を彷彿とさせた」とおっしゃってくださったのは、私も本当に嬉しかったです。私も初めて現場で二宮さんとお会いした時に「山本幡男さんってこういう方だったんだろうな」と、本当の幡男さんに会ったような気がしていました。二宮さんは演じられる時に「ここは自分の見せ場だ」「ここは良いシーンにするんだ」とか、そういう格好を絶対にしないんです。本当に良い意味で、どのシーンも全部同じ熱量でいるんです。「山本幡男さんが特別な人だという風には描きたくないんだろう」と感じていました。こういうご苦労をされた方が、この時代には本当にたくさんいたということ、(山本さんは)そのうちの一人なんだということを、二宮さんはお伝えしたいんだろうと思いました。それが息子さんにも伝わったということが何より嬉しいです。MC顕一さんからは、北川さんの真っ直ぐな演技に胸が熱くなったという言葉もありました。 北川さん私はサザエさんだから…(笑)。初日に監督から「サザエさんみたいにやって」と言われて、「難しいな」と思っていたんです。監督のその言葉を聞いて、良妻賢母ということだけではなく、子どもや、幡男さんのお母さんだったり、愛する人や家族を心配させないために冗談を言ったり、楽しく待っているということを心がけていた方なんだろうと思いました。そこからは、なるべく作品の中で皆さんが明るくなれるようなシーンにできたら良いなと思っていました。でもやっぱり男性陣の皆さんのシーンがすごすぎて…。自分が作品のトーンを乱していなければ良いなとずっと考えていたんです。でも、今日のようなお手紙をいただけて本当に良かったと思っています。ありがとうございます。 MCさらに本日は、スペシャルゲストが来ています。劇中で抑留者たちと生活を共にしていた黒毛の犬、クロを演じた大吉くんです! ■大吉くんが元気良くステージに登場。劇中で、とりわけクロをかわいがる新谷健雄役を演じた中島さんが「クロ!」と呼びかけ、笑顔で再会を喜び、大吉くんのリードを持つことに。会場からも大きな拍手が上がりました。 中島さんクロ、カメラはこっちだよ。(大吉くんに顔を向ける方向を教える) 二宮さん(中島さんと大吉くんの仲睦まじい様子を見て)めちゃくちゃ仲良しですね! ずっと見ていられる。 中島さんクロは状況がまだ良く分かっていないようです。その艶やかなお尻ばかりをみんなに見せなくて良いんだよ。前を見てご覧なさい。(大吉くんが前を向く)そうそうそう! MCクロとはどのような思い出がありますか? 中島さん大変な環境でもあったので、ずっと撮影の合間もクロの存在がかなりの癒しでした。キャストの皆さんとスタッフの皆さんの心をつないでくれた存在でしたよね、ボス。(二宮さんに語りかける) 二宮さんうん、確かに。もちろん動物なので大変なこともあったんですが、ラーゲリの中の緩衝材というか、みんなの心に「クロも頑張っている」という思いがあったと思います。 ■大吉くんを抱き上げた中島さん。大吉くんは中島さんの顔をペロペロと舐め、仲睦まじい姿をみせると会場もほっこり!中島さん12月のキスです。(中島さん&登壇者の皆さん:笑) MCでは最後のメッセージをお願いします。 二宮さん本日はご覧いただきありがとうございました。(会場:拍手) 近代史を描いた作品であり、本当に辛く、悲しい、苦しい、 重たいシーンがたくさんあったかと思います。でも、その先にある絆や愛が温かく染み入ったのではないかと信じております。一方でこの映画というエンタメの中で、この上ないくらいみんなが真剣に向き合って作った作品です。「この人たちが一堂に会して出る作品は、この作品しかないんじゃないか」と思わせるぐらい、本当に熱のこもった作品だと感じています。我々はもう次のステージに歩き出していて、また皆さんと会うべく、それぞれがそれぞれの現場で頑張っていると思います。どうかこのメンバーの作品に映画館で出会うことがありましたら、また観ていただければと思います。何よりまだ公開も始まったばかりですので、この作品をどうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。
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ミュージカル『SPY×FAMILY』ウェスタ川越(プレビュー公演)、日生劇場プレビュー公演:2025年9月20~28日、本公演:10月7日~28日一般前売開始 プレビュー公演:7月5日、本公演:7月19日
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映画『少年と犬』祝!公開御礼舞台挨拶映画『少年と犬』公式サイトノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周さんが2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数55万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)をベースに、実写化した映画『少年と犬』が3月20日に公開となりました。 4月1日には、本作の公開御礼挨拶が、TOHOシネマズ 日比谷にて実施され、主演の高橋文哉さん、西野七瀬さん、“多聞”役のジャーマンシェパードドッグのさくらが登壇し、感想コメントや、キャンペーンに寄せられた愛犬たちの写真が掲載されたパネルを見ながら、本作の撮影を振り返りました。 また、原作者である馳先生から高橋さんへのサプライズお手紙があり、さらに、さくらが瀬々監督からダブル主演を務めたお二人へのお手紙をステージまで持ってきてくれる一幕もあり、会場は温かい空気に包まれました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。祝!公開御礼舞台挨拶中垣和正役高橋文哉さん須貝美羽役西野七瀬さん高橋さん本日は上映後の舞台挨拶なので、本作の余韻が残るようなお話ができたらと思います。 西野さん今日で本作の宣伝活動も一区切りになるので、最後の舞台挨拶を楽しみたいと思います。 MC高橋さんと西野さんは、本作の宣伝活動で様々な番組に出演されていましたが、印象に残っている番組はありますか? 高橋さん僕は、「王様のブランチ」(TBS系列にて毎週土曜日9:30より放送)の生放送です。(多聞を演じたジャーマンシェパードドッグの)さくらと三人で生放送番組に出演するのは、緊張感がありました。さくらがいるので、何が起きるか分からないと思っていたのですが、現場の皆さんが「何でも対応します」という雰囲気で迎えてくれて、頼もしかったです。新鮮で楽しい撮影でした。あとは、「THE TIME」(TBS系列にて毎週月曜〜金曜日5:20より放送)ではシマエナガダンス(「シマエナガの歌~今日もいい日に~」に合わせて出演者と番組公式キャラクターのシマエナガちゃんが躍るダンス)も踊りましたね。 西野さんやりましたね。シマエナガダンスは、各自でダンスを覚えて、リハーサルなしで本番だったので、ちょっとドキドキしました。 高橋さん本番の前に「大丈夫ですかね?」「いけますかね?」と話していたんですが、僕は本番で振りを間違えました。 西野さん間違えたの? 高橋さん内緒ですよ。カメラに映っていないところで、大間違いをしました(笑)。 MC西野さんも様々な番組に出演されましたが、何か印象的に残っている番組はありますか? 西野さん電波ジャックは、怒涛の一日だったので印象に残っています。外で天気予報の撮影にも参加して、楽しかったです。 MC西野さんは、電波ジャックを楽しみにしていたとうかがいました。 西野さん電波ジャックに参加するのがとても久しぶりだったので、お祭りみたいな感覚で、楽しみにしていました。あと、「ひるおび」(TBS系列にて毎週月曜〜金曜日10:25より放送)では、カニをきれいに剝く方法をレクチャーしてもらいました。 高橋さんカニね! やりましたね。 西野さん私はカニをきれいに剝けなくて、二本とも失敗して、危うく食べられないところだったんです。でも、文哉くんがもう一本素早く剝いてくれて、二人で食べられました。 高橋さん生放送って感じがして、楽しかったですね。 高橋さん一緒にお仕事をしている人たちや、友だち、あとは友だちや僕の親の友だちも本作を観に行ってくれました。いろんな人から感想をもらって、皆さん「泣いた」って言っていました。僕の周りの犬好きの方たちにも、本作を勧めました。「正直に感想を教えてください」と聞いたんですが、皆さん「しんどいね~」って言っていました(笑)。 西野さん私も本作を観た方から「ずるい~」ってよく言われます(笑)。あと、母も観てくれたんですが、私が子どもの頃に、劇中の滋賀県のキャンプ場でキャンプをしたと言っていました。私は覚えていなかったので、撮影中には分からなかったんですが、親が覚えていて、すごい縁だなと感じました。 MC本作で、お二人はそれぞれ、和正そして美羽の関係をどのように考えて演技をされたのか教えてください。 高橋さんお互いに「今、和正はこう思っています」「美羽はこう思っています」ってお話をしたこともありましたね。出会いからラストにかけて関係性が目まぐるしく変わっていくので、そこをどういう風に表現するのか、すごく考えながら演じました。劇中では、言葉にもせず、体現もしていませんが、最終的にはお互いが間違いなくかけがえのない存在になるので、そこに向かって関係性を紡いでいくイメージでした。 西野さん「美羽が何をきっかけに和正に対する思いが変わったのか」を、ちゃんと段階を経て表現しないといけないと思いました。観ている方が、「あれ?いつの間に?」って、違和感を覚えないように意識しました。私は、台本に美羽の和正に対する信頼度みたいなものを、パーセントで書き込んで「ここのシーンでは何%ぐらいかな?」と決めて演じていました。 高橋さん例えば、どのあたりのシーンで数値を付けていたんですか? 西野さん一緒に歌うシーンは、大分信頼度は高かったと思います。 高橋さん70%くらい? 西野さんそうだったはずです。 高橋さんあれで70%だったんですね。僕は、あの時は240%くらいでした。(会場のお客さん:笑) 西野さん差があるのもまた良いですよね。 高橋さん僕は、病院のシーンでもう60~70%くらいでした(笑)。 西野さん和正よりは、ちょっと後を追っていく感じだったのかもしれないですね。 高橋さんテンションの違いも含め、特殊な関係性ではありますからね。 MC西野さん演じる美羽の方が勝手に素性を調べられて、警戒感もありますからね。 西野さんそうなんですよ。名前を調べられたり、家の写真とかも見られて、美羽にとっては不審者ですよ(笑)。 高橋さん皆さんも気を付けてくださいね。僕、すぐ調べますからね(笑)。(会場のお客さん:笑) 西野さん怖い(笑)。特定しちゃうんだね。 高橋さんすぐに特定しちゃいますよ(笑)。でも、僕はそれが和正の多聞に対する思いの強さだと思っているので、「和正は変なやつじゃないよ」って言いたいです。MCそして、西野さんは本作の公開特番で、原作者の馳星周先生にお話をうかがいに行かれたんですよね? 印象はいかがでしたか? 西野さんめちゃくちゃ愛犬家な方で、その日も愛犬のわんちゃんと一緒にいらっしゃいました。この作品の原作を作るにあたって、「人間にとって犬がどれだけ特別で大切な存在かを伝えたかった」と、おっしゃっていました。また劇中で、(柄本明さん演じる)片野弥一のセリフは、馳さんの思いでもあるとおっしゃっていました。そして、震災の被害に遭われた方々へ「『これからも忘れないし、忘れていません』というメッセージを届けたい」とおっしゃっていました。 MC直接お話をうかがうことができて良かったですね。高橋さんは、お会いできなくて残念でしたね。 高橋さんタイミングが合わず、残念です。 西野さんなので、今日は馳さんから文哉くんへお手紙を預かっております。 高橋さんえ! 僕に? うれしいです! ありがとうございます。 西野さんでは、代読させていただきます。高橋文哉 様 わたしは最近の芸能関係にすっかり疎いので、 高橋文哉という若い役者がどのような役者で、どのような作品でどのような役柄を演じているのか、まったく知りませんでした。 『少年と犬』の主演が高橋文哉に決まったと聞かされても、なんのことやら。 しかし、妻が教えてくれたのです。 バラエティ番組に出てる子だよ。 ああ、それで顔がわかりました。たまに、彼が出演する番組を見ることがあったのです。 だから、番組に出演しているときのイメージを胸に抱いて『少年と犬』を見ました。 驚きました。わたしがイメージしていたのとはまったく違う高橋文哉がそこにいました。 役者ってすげえなあ。 これからも成長して、どんどん上手くなって、もっともっといい役者になっていくのでしょう。 わたしは31歳でデビューしましたが、45歳をすぎてやっと、 小説を書くことを楽しめるようになりました。道を究めるというのはきっとそういうことなのです。 45歳の高橋文哉を、楽しみにしたいと思います。 馳星周■原作者の馳星周先生から高橋さんへのお手紙高橋さんありがたいお言葉ですね。小説や漫画が原作の作品に出演する中で、原作を描かれた先生がイメージする役を、自分がこの世で唯一存在させることができる権利をいただいたんだと思って、役者として大事にしながら演じています。本作の和正という役は、自分の中で和正像がしっかりできるまで、いろんな道のりがありましたが、その時々で原作の和正に助けてもらいました。原作で馳さんが作られた和正という人間を、僕の中でどういう風に嚙み砕いて、映像にしていけば良いのかを日々考えていました。そして、馳さんが僕のイメージを持って本作を観て、そのイメージを裏切ることができたのは、光栄だと思います。また、馳さんが作り上げる作品に出演できることがあれば、頑張りたいと思います。 MC馳先生は「45歳の高橋文哉を楽しみにしている」と、おっしゃっていましたね。 西野さんあと何年後ですか(笑)? 高橋さん21年後ですね。僕もどうなっているのか分かりません(笑)。今のお手紙で「楽しいと思うまでには時間がかかる、道を極めるとはそういうことだ」とおっしゃっていました。それを聞いて、仕事の中で楽しいだけでやっている訳じゃない部分も、「いつか純粋に楽しめる日が来るんだろうな」「もうすぐ分かってくるのかな」と思えて、一筋の光が見えた気がします。 MC馳先生お手紙ありがとうございました。そして西野さん、代読ありがとうございました。本日はお二人の背景に隠されたパネルがございます。こちらの除幕をお二人にしていただきたいと思います。 ■MCの「せーの!」という掛け声に合わせて、高橋さん、西野さんが幕を引きパネルが登場しました。MC本作への感想に加え、「私と犬キャンペーン」で皆さんに投稿いただいたワンちゃんのお写真をパネルでご用意しました。気になる写真や感想があれば教えてください。 高橋さんでっかい! いろんなワンちゃんがいますね。 西野さんかわいいですね。 高橋さん(パネルの写真をみて)うちの子に似ているワンちゃんがいますね(笑)。うちの親が投稿したんじゃないかと思うくらい似ています。 西野さん(パネルの写真をみて)この子すごい。寝顔かな? 白目をむいています(笑)。 高橋さんこの感想も良いですね。「まさか『ヘビーローテーション』を歌う西野七瀬を観られるとは思わなかった。それをだけで行く価値がある」僕もそう思います! 西野さんいやいや(笑)。ありがとうございます。 高橋さん台本を読んだ時は、「現場にいる僕の立場を考えてくれ」「僕はどんな顔をして隣で歌えば良いんだ」と思っていました。 西野さんめっちゃ良かったですよ。 高橋さん楽しかったですね。 MC西野さん、「ヘビーローテーション」を歌うことになっていかがでしたか? 西野さん2011年あたりにリリースされた曲の中で、他にもたくさん候補はあったんですが、たまたま選ばれたのが、AKB48さんの「ヘビーローテーション」だったんです。 高橋さん西野さんは何が合ってもキーを外さないでいてくれるので、僕がどんなに上下しても、歌自体がぐちゃぐちゃになることは絶対になかったです。なので、僕からすると、西野さんで良かったと思いました。 西野さん和正は歌があまり上手じゃない設定だったよね? 高橋さんそうですね。上下の幅が大きい歌い方でした。 西野さん気持ちで歌うタイプみたいな? 高橋さん「キーとか関係ねぇんだよ」みたいな(笑)。あの瞬間は恐らくいろんな思いがあったので、気持ち良く歌いたかったんだと思います。 MC西野さんは、気になる感想はありましたか? 西野さん(感想を見て)「何日経っても語りたくなる映画です」って、うれしいですね。観た後も余韻が残っているのはうれしいです。 高橋さんさくらに対する感想もありますね。「あなたの存在感で全部持っていかれましたわ。震災シーンも、犬さんの映画もトラウマだったのに、あなたが演じてくれたことで塗替えられた気がします、ありがとう、さくらさん。」これは、ぜひ飼い主の鈴木さんに聞かせてあげたいですね。ここだけ切り取って鈴木さんにあげたいです(笑)。僕も、さくらの持っている力は本当にあると思っています。「さくらが多聞を演じてくれて良かったな」と現場でずっと思い続けていました。こういう風にワンちゃんが出てくる作品は観られず、トラウマだったという人の垣根を超えられたのは、さくらの愛くるしさのおかげだと思います。西野さん友だちもそうなんですが、ワンちゃんが好きだからこそ、本作を観たい気持ちもありつつ、迷っている方が多いと思います。なので、この「塗替えられた気がします」という感想はうれしいですね。 MCパネルの真ん中にあります「『ここにいるよ』という言葉がずっと残っています」という感想も良いですね。 高橋さん「大切な人は必ずここにいる、とても考えさせられました」と書いてありますね。本作でも、核となるセリフだと思います。本作の中だけでなく、誰にでも通ずる言葉だと思っているので、こういった感想はうれしいですね。 ■ここで多聞役のジャーマンシェパードさくらが登場。 高橋さん(さくらが「ワン!ワン!」と吠える様子を見て)「今日は雨なので散歩に行けていない」と言っています(笑)。いつもより少し力が有り余っている感じがしますね。(さくらが首に掛けているものに気づいて)これは何ですか(笑)? 西野さん何ですかね(笑)? 見たことがないです。 MC手にとってみてください。 西野さん良いんですか? では、失礼します!(西野さんがさくらの首にかかっているものを外す)あ! お手紙です!MC実はもう一人、今度はお二人宛にお手紙を書いてくださった方がいます。本日は、それをさくらちゃんが届けてくれました。 高橋さんなるほど! (さくらに向かって)ありがとうね。 MCこちらのお手紙を高橋さんに代読をしていただきます。まずは、どなたからのお手紙か発表していただけますか。 高橋さん(手紙を開けて)瀬々監督からです! たくさん書いてくださっています。(さくらに向かって)さくらも一緒に聞くんだよ。それでは代読します!高橋文哉さま 西野七瀬さま 今日、僕は仕事でその場に伺えないのですが、二人には長期間にわたり、 そして、信じられない数の番組や取材で宣伝活動をしてもらいました。本当にお疲れさまでした。 思えばもう撮影から一年が経ちます。なんだかよく訳の分からない、つたない演出だったと思いますが、一生懸命聴いてもらって、これも感謝です。 高橋くんは最初、震災の被害を描いている映画ということで切実に対応しようとして生真面目な和正像を演じようとしていましたね。 それは無理もないのですが、僕が「もっと軽やかに」と結構無茶ぶりして、その言葉に少し戸惑っている印象を感じました。 「チャーミングに」とも言って、この言葉がどうも伝わってない気がして、自分のおっさん度合いに気づかされたりでした。 でもそれが、いつの間にか、こちらの真意をくみ取ってくれたみたいで、一見軽そうに見えるけど、その実、誠実な和正像を自分のモノにしてくれていました。 高橋君のそういう芝居の入念な取り組み方、一個一個を確実に積み上げて作り上げていく取り組み方、それが、すごく好ましく思えたのを覚えています。 一方、西野さんは、直感型と言いますか、その場所、その空間、あるいは相手の役者さんのお芝居、その都度、その環境に一気になじんでいくと言いますか、その場にピタッと収まっていく、ちょっと巫女的な感性の人だなあと驚いたのを覚えています。 特に美羽という役柄は撮影初日の殺傷シーンから始まり、心も体もハードな撮影の連続だったと思います。 それらの過酷なシーンの連続に、愚痴をこぼすこともなく、ただ、ひたむきに立ち向かってくれました。本当に感謝です。 そんな西野さんにとって、多聞を演じたさくらと、和正である高橋君は、本当に現実の守護天使だったのかも知れません。 一見、真逆の役者体である高橋くんと西野さんが演じるシーン、その化学反応もあって本当に微笑ましく、生きている人間の生を感じることが出来ました。 そして、後半見ることの出来る「見守る高橋君」のたたずまい、僕は大好きでした。 映画はやっぱり良いです。ですが、調子のいいことばかりじゃありません。 でも、たった一人でも自分たちの映画に心動かされた人がいるなら、好きだと言ってくれる人がいるなら、映画を作っていける。そう思ってやってきました。 二人にはどうか、これからもずっと映画に出続けてください。 そして、何より確実なのは、一年前、あの場所に、僕たちは確実にいて、高橋君と西野さんの生を、その姿を映画に収めることが出来た。あの場所に二人は確実にいた。 そう、誇って言える映画になっていると僕は思っています。二人には、ほんとう、ありがとうです。 最後にさくら、貴方は多聞でした。そして、今日、その場にいてくださった皆さん、ありがとうございます。 映画『少年と犬』の監督、瀬々敬久■瀬々監督から高橋さん、西野さんへサプライズのお手紙MC高橋さん、ありがとうございました。西野さん、いかがでしたか? 西野さん瀬々監督は、どの役者さんに対してもそうらしいんですが、撮影中に必要な会話以外はしないんです。現場でも「良かったよ」とかも一切なくて、ただただ「OK」が出て、次のシーンに移るという感じでした。だから、「本当に良かったのかな?」「大丈夫かな?」「瀬々さんどう思っているんだろう」って思ったりすることもあったので、こうしてしっかりと文章で伝えてくださって、すごくうれしかったです。 MC高橋さんはいかがですか。 高橋さん「チャーミング」「軽やか」っていう言葉が、瀬々さんのおっしゃる通り、正直僕にはあんまりピンと来ないまま、演じている時間がありました。和正のバックボーンや、関わるキャラクターも落ち着いている人が多いので、どうしても和正は(テンションが)落ちがちだなと、自分でも思っていたんです。瀬々さんが、一番近くで客観的に見ているから、その瀬々さんが思い描く和正像に近づけようと、僕が思っている和正像をもっとふわっとチャーミングに、軽やかにしながら、一緒に和正像を作り上げてもらいました。すごく素敵で、光栄な時間だったなと思います。 MC「これからもお二人は映画に出てくださいね」という、瀬々監督からのラブレターのようにも聞こえました。 高橋さんそう言ってもらえるとうれしいです。一つ認めてもらえたような気持ちです。「またご一緒させていただきたいな」と、改めて思いました。 西野さん私も本作でダブル主演をさせてもらって、すごく良い経験になりました。自分にとってめちゃくちゃ大事な作品になりました。これからまたどんな作品に出会えるのか、すごく楽しみです。 MC瀬々監督、サプライズのお手紙ありがとうございました。 ■フォトセッションでは、高橋さん、西野さんがパネルにサインをし、さくらはサインの代わりに手形を押しました。MC最後にお二人からメッセージをいただきたいと思います。 西野さん本作は、私にとってすごく大事な作品です。本作を通して、皆さんに何かを届けられたら、すごくうれしいです。そして、皆さんにとっても本作が良い出会いになっていたら、良いなと思います。二人と一頭でたくさんの宣伝活動ができたことも、すごく良い思い出になりました。本作は引き続き公開中ですので、ぜひ犬好きの方にもおすすめしてもらえたらと思います。今日は楽しい時間をありがとうございました。 高橋さん皆さん、今日は来ていただいて誠にありがとうございます。さくらも、頑張ってくれてありがとうございます。馳先生と、瀬々監督からお手紙をいただいて、すごく良い経験ができました。ありがたいお言葉もいただいて、役者としてこれからも頑張って行こうと思える作品に、この年で出会うことができました。(さくらが「ワン!ワン!」と吠える様子を見て)さくらとも、二人と一頭で宣伝活動を頑張って、さくらのマイクフォローや通訳もできるようになりました。すごく良い時間でした。本作で、多聞にとって少年・光くんがいるように、皆さんにとっても、この「少年と犬」という作品が光になったら良いなと思います。周りの大切な方と一緒に、また劇場にお越しいただければすごくうれしいです。改めて、本日はありがとうございました。
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