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「きみの色」製作報告会「きみの色」公式サイト「けいおん!」『映画 聲の形』などの山田尚子監督の最新アニメーション映画『きみの色』の製作報告会が3月18日、都内で開催されました。山田監督、川村元気プロデューサー、声の出演の鈴川紗由さん、髙石あかりさん、木戸大聖さんが出席し、本作に込めた思いや物語の魅力について語りました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。製作報告会山田尚子監督川村元気プロデューサー日暮トツ子役鈴川紗由さん作永きみ役髙石あかりさん影平ルイ役木戸大聖さん山田監督今日は大変な強風の中、お集まりいただき、ありがとうございます。作品本編は1月末に完成しました。まずはスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして、これから本作に関わってくださる皆さん、どうぞ『きみの色』をよろしくお願いします。皆さんに観ていただくのはまだ少し先になりますが、楽しみにお待ちいただければと思います。 川村プロデューサーイベント冒頭で流れた映像は、世界で初めての映像です。本作は全世界のアニメーションファンのみならず、映画ファンが楽しみにしている山田尚子監督の新作となります。短い時間ですが、楽しんでいただければと思います。 MC川村プロデューサー、世界中から注目を集める山田尚子監督の「きみの色」ですが、本作に懸ける意気込みをお聞かせください。 川村プロデューサーまず、僕自身が山田尚子監督作品のファンで、「けいおん!」(2009年、2010年にテレビアニメ放送/劇場版が2011年公開)「たまこまーけっと」(2013年にテレビアニメ放送/劇場版が2014年公開)がすごく好きす。『映画 聲の形』(2016年公開)は度肝を抜かれ、『リズと青い鳥』(2018年公開)を観た後に新海誠監督から連絡があり「すごい映画ですね」と話していました。どの作品においても演出力がずば抜けていて驚かされました。新海監督からは「山田尚子さん、最近どうなんですか?」とよく聞かれます。「嫉妬を感じる才能だ」とも言っていますし、僕もそれは感じています。国際映画祭で、海外の配給会社の方に「山田尚子の新作はまだか?」ってよく言われますね。世界中にファンがいる事を感じますし、僕自身が早く山田さんの新作を観たいという気持ちで、数年間、一緒に企画をやってきました。 MC新海誠監督の「嫉妬を感じる才能」という言葉を聞いていかがですか? 山田監督とんでもない話だと思いました(笑)。光栄です。頑張ります! MC今回、国内にとどまらず、すでに海外からも多くのラブコールを受けているとお伺いしました。 川村プロデューサー210の国と地域での公開が予定されています。まだ完成品を観ていない状態で、これだけのグローバルセールスが決まるのは、ジブリ作品や新海作品並みだと思います。ここまで期待されている事実に僕も驚きました。 MC世界中から注目されていますが、本作の着想の経緯を教えてください。 山田監督映画に対しての尊敬があり、映画を作ることへの憧れを持っています。まず一番に「映画を観る方の映画体験を大事にしたい」と取り組みました。 MC本作のテーマ、伝えたいことは何でしょうか? 山田監督「観た方の気持ちに何か寄り添える映画を作りたい」という気持ちでやっています。 MC本作を作る上で楽しかったこと、ご苦労されたことはどんなことでしたか? 山田監督たくさんのスタッフと気持ちを一つにして、作品を作り上げていくという過程が、何度経験しても最高で楽しい瞬間だと思います。苦労した点は、オリジナル作品なので、「作品の世界とか大事な部分を、スタッフと共有するためにどういう言葉を使って、どういう目線で話をしていこうか?」というところです。でも、結果的には、すごいパワーで、スタッフの皆さんが駆け抜けてくれました。MC川村プロデューサーは山田監督とご一緒されていかがでしたか? 川村プロデューサー本作はサイエンスSARUという素晴らしいスタジオで制作され、スタートするタイミングで、優れたアニメーターの方々が自ら「山田監督と一緒に仕事がしたい」と集まってくれました。本編のセリフとセリフの間だったり、「うれしい」「悲しい」といった感情がたくさん映っています。それは、映画館で集中して観ないと見落としてしまいそうな感情や色です。僕も横で見ていて「これが山田尚子なんだな」と納得しました。MC人が“色”で見えるというアイディアはどういうところから生まれたのでしょうか? 山田監督「時間」と「色」と「動き」といった、何か言語化出来ない感覚的なものを受け取って帰ってもらえる映画にしたかったんです。主人公・日暮トツ子の世界の受け取め方がどんなものかと想像した時、感覚や触覚、そんなことを思って、「色で表現したい」と思いました。 MC山田監督といえば「青春」というイメージも強いです。本作はどういった期待をさせていただけるんでしょうか? 山田監督まさに「音楽」です。「音楽体験」です。 川村プロデューサー補足すると、十代の子たちの言語化できない感覚を描くのが日本一うまい監督だと思っています。それから、山田尚子ファンは「けいおん!」だったり、(山田さんの)音楽の演出がとても好きだと思います。本作はその二つが両方ともが入っている贅沢な山田フィルムであると一ファンとして思います。 ■声の出演の鈴川さん、髙石さん、木戸さんが登場。 鈴川さんこういう場が初めてなので緊張しています。楽しんでお話ができたらと思います。 髙石さんオーディションから始まり、やっとこの日が来てすごくうれしいです。この作品のことを多くの方に知っていただけるように、本日はよろしくお願いします。 木戸さん今日の製作報告会で、作品の魅力を少しでもお伝えできたらと思います。 MCお三方は、オーディションで決まったということですが、まずは監督に、キャスティングの決め手と声の印象などをお聞きしたいと思います。 山田監督トツ子役の鈴川さんの決め手は、「独り言がかわいかった」です(笑)。覚えているかな…? テープオーディションで、トツ子が猫に話しかけるシーンがありました。鈴川さんが演じたトツ子は、自分の中だけですごく楽しんでいる子――その自分の中の世界がすごく幸せそうな子でした。そこで、ひとめぼれというか、ひと耳ぼれのような感じでした。オーディションで実際にお会いしたらトツ子にしか見えなかったです。髙石さんは、オーディションの時に、午前中のすごく早い時間なのに、2リットルの水がもう空の状態で持ってきました。「すごく飲むんですね」って言ったのを覚えています(笑)。そこから、あふれる不思議な魅力のとりこになりました。実際に声を聴いたら、耳にこびりつくような不思議な音をしていて、すごく心地良くて、そこに魅力を感じて決めました。たくさん歌も歌ってもらいました。ルイくんの木戸さんは、持っている雰囲気の柔らかさ――セリフだけではなく、普通にお話する時のトーンや色味が、私が想像する影平ルイくんにぴったりきていたので、「木戸さんで!」という感じでした。 木戸さんありがとうございます。 MC1600名の中からオーディションで選ばれた時のお気持ちはいかがでしたか? 鈴川さん私は、事務所の方からサプライズで教えてもらいました。最初に聞いた時は「うれしい」という感情がなくて、信じられなくて、頭が真っ白になって涙が止まりませんでした。声優のお仕事が、ずっとやりたいと思っていた目標の一つだったので、結果がくるまでごはんが喉を通らず緊張していました(笑)。髙石さん私も、オーディションの期間が意外と長かったので、一日、一日が不安で、「受かる」とは想像もしていなかったので、聞いた時はびっくりしました。何度も繰り返しシーンを見るくらい山田監督の作品が好きなので、その最新作に出演できるのことがうれしくて、頭が真っ白でした(笑)。 木戸さんお二人と同じで、監督の作品に出られる喜びが押し寄せてきました。それと同時に、長い時間をかけて監督や川村さんが準備しているアニメに声を入れるというのは、魂を注ぎ宿らせることだと思いますし、僕も声の仕事は初めてなので、正直、「自分で大丈夫かな?」という不安とプレッシャーもありました。 MC改めてこの作品の魅力をどのように感じていますか? 鈴川さん誰もが経験する、思春期ならではの悩みや、抱えている思いを、三人が出会って、音楽活動を通して心を通わせて成長していく、その姿にとても勇気をもらえる作品です。私も共感できる部分がたくさんありました。三人の日常をのぞき見しているような感覚で、とてもほっこり癒してくれる作品だと思います。髙石さん映像美が本当にすごくて、監督が描く線の一つ一つに、ものすごいこだわりを感じます。まつげ一本一本の普通の動き、人がときめいた瞬間、そういうところの描き方が本当に魅力的でキラキラしているんです。「私があの時、ときめいた感情は映像にするとこんなにキレイなんだ!」と思える素敵な映像作品になっていると思いました。 木戸さん思春期の人たちが持つ悩みは、だれしも経験があって、今まさに、その悩みに向き合っている人もいると思います。主人公三人の設定が10代なので、きっと誰しもが共感できる作品だと思います。出会いがあって、感情の変化が起きる。今回だと音楽や色でそれが表現されています。その繊細さが『きみの色』の大きな魅力かなと思っています。 山田監督くすぐったかったです(笑)。ありがとうございます。 MCアフレコは三人で一緒に収録もされたんですか? 髙石さんはい、三人で…。 鈴川さん一緒に録りました。 髙石さん声を当てるお仕事は、数日だけなんですが、その中でも仲を深められたと思います。 鈴川さん髙石さんは、最初クールな方かと思っていました。でも、たくさんお話をしてくれました。すごく笑い声が素敵で、パワフルで、一緒にいて楽しいです。木戸さんは、すごく穏やかな雰囲気をまとっていて、安心感があるお兄さん的な存在でした。 髙石さん紗由ちゃんって、本当にトツ子みたいで、見ていると引き込まれちゃうような魅力的な方です。でも、芯があって役について考えている時はカッコ良いと思いました。木戸さんは、年は離れているんですが、私たちにも優しくて、すごく低姿勢というか、柔らかい雰囲気がルイくんにピッタリだと思いました。それから、声が想像と全然違って、ルイくんそのまんまで、驚きでした。 木戸さん(二人のコメントが)すごく気持ち良いですね(笑)。うれしいです。僕がいまだに覚えていることは、紗由ちゃんのことで、「そこのイスにトツ子が座っている」という印象がすごくありました。緊張していて、トツ子が一人で「ウーっ」ってなっているところが、オーディションの時の紗由ちゃんと同じで、声もかわいらしくてピッタリだと思いました。あかりちゃんは、三人で録っている時、すごく明るくて、現場を和ませてくれる感じがありました。その上、きみちゃんとしての力強い声もピッタリで、一緒に録っている時のほうが、ルイをやりやすかった印象があります。MC山田監督の印象はいかがでしたか? 鈴川さん最初は写真でしか見たことがなかったので、クールな方だと思いました。でも、実際は関西弁がかわいくて…(笑)。私も関西なので親近感がありました。穏やかな雰囲気をまとっていて、初めてのアフレコで緊張していたんですが、リラックスして臨むことができました。 髙石さん本当に柔らかい方で、「心で会話してくださる方」だと思いました。役のこと、作品のことについて話す時、分かりやすくではなく、自分の気持ちをそのまま伝えてくださるのが一番刺さりました。より良いものを監督に見せたい気持が強くなったし、そんな監督が作る作品は絶対に素敵なんだろうと思いました。でも、人見知りで(笑)、かわいい方だと思いました。 木戸さん初めて三人一緒にお会いした時、監督が一番緊張されていました(笑)。それを見た時に「監督も緊張するんだ」と思って、逆に僕らはリラックスできました。僕らと同じ目線でいてくれる優しい監督で、でも作品への情熱も伝わってきて、「頑張ろう」と思わせてくれる監督でした。 MC川村さんはプロデューサーとして、三人のこれからに期待されることはどんなことですか? 川村プロデューサーアニメーションの声を探す時は、毎回とてつもないオーディションになるんです。何が正解か分からないし、なるべく新しい声に出会いたいと思っています。なので、今回は、1600人――聞くだけで途方に暮れました。延々と声だけを数日間聞いた結果、この三人が唯一無二の声だと思いました。ここで出会った方々が、アニメーションに限らず実写映画でも、将来映画界を必ず背負ってくれる人だと信じています。また一緒に仕事をしたいと思っています。声の良い俳優は売れる――その条件が揃った三人であり、更にはオンリーワンの声を持っているので、この映画のみならずどんどん活躍していってほしいと思っています。 MC今回、劇中歌もあります。 山田監督「水金地火木土天アーメン」という、トツ子ちゃんが作詞作曲した歌で、きみちゃんとルイくんと三人で編曲したバンドの曲です。 MC牛尾憲輔さんと一緒に作られたそうですね? 山田監督今回、音楽を牛尾憲輔さんにお願いしました。「バンド曲に挑戦しましょう」ということで、音楽を牛尾さんが作って、歌詞はトツ子やきみちゃん、ルイくんが書くという風にやっています。一番大事にしたのは、この三人が演奏している楽曲だということですね。とても難しい展開があったり、すごく練習が必要なのではなく、一生懸命練習したら弾けるもの――でも熱があって、かわいらしくて、この時期に彼女たちが作ったことに納得できる曲であることを大切にしました。 MCボーカルを髙石さん、コーラスを鈴川さんが担当されていますが、この楽曲の印象をお聞かせください。 鈴川さんさっき流れていた曲はトツ子からきみちゃんへの思いがたくさん詰め込まれた曲ですが、歌詞がトツ子らしくて、言葉選びがチャーミングでかわいらしいので、音楽もつい鼻歌で口ずさんでしまう中毒性がある楽曲だと思います。 髙石さん本当にチャーミングでポップで踊り出したくなるような曲です。でも、その曲が劇中で流れた時に、私は涙を流したんです。思い入れがあるからっていうのはもちろんですが、一つ一つの物語を経て、たどり着いたその一曲が本当に美しかったんです。それを皆さんにも体感していただきたいです。 木戸さん二人があの曲を収録していた時、僕はいなかったので、僕は本編を観て初めて二人のあの歌を聞きました。本当に鳥肌が止まらないというか、ワクワク感、イントロから何かが始まりそうなキャッチーな部分を覚えています。観終わった後も帰り道に口ずさんでしまうような、すごく素敵な曲だと思いました。 MC映画は本当に音楽が大切ですね。 川村プロデューサー山田監督が「バンドものにする」と言った時、僕はうれしかったですね。「山田監督のバンドものを観たいな」と思っていたし、しかも、この三人が演奏して、アニメのキャラクターなのに、試写室から三人が出てきたんじゃないかって思うようなバンドのグルーヴ感がありました。「あぁ、音楽映画になった」という思いがありました。 MCそして三人を導くキーキャラクターのシスター日吉子は新垣結衣さんが声を当てています。新垣さんよりコメントをお預かりしていますので、代読いたします。完成した作品を観た時、すべてが柔らかくて繊細で心に春色の風がそよぐような優しい気持ちが画面からあふれていると感じがしました。 トツ子、きみ、ルイは個性豊かで本当に愛らしくて、試写の後に、鈴川さん、髙石さん、木戸さんと顔を合わせた時には、まるで物語の中の三人に会ったような気持ちになって高揚してしまいました。 ご本人たちが並んでいる感じも、何だか役にピッタリな感じがします。 シスター日吉子は、物語の登場人物の中では、大人たちとトツ子たちの間にいる人だと監督から説明をいただきました。トツ子たちに対して、他の大人たちよりも一つ距離が近いというか、静かに、でも熱くいや実はかなり熱くトツ子たちを見守っている人です。 気持ちを分かりやすくストレートに表すセリフはあまりない印象だったので、日吉子が何か言葉を呑み込んだ時の、その奥の気持ちはどんなものかと想像するのもとてもやりがいのある作業でした。 アフレコ本番は、山田監督と音響監督の木村さんをはじめ、スタッフの皆さんに、長い時間、大変根気強く、付き合っていただき、支えていただきました。この場を借りて、改めて本当にありがとうございました。 ぜひたくさんの方に観ていただきたい作品です。【新垣結衣さんコメント】MC山田監督、お聞きになられていいかがでしたか? 山田監督感無量です。私自身、新垣さんのことはテレビや映画、スクリーンを通してしか知らなかったんです。勝手な思い込みかもしれませんが、きっと芯が強くて、こだわりもあって、ものすごくぶっきらぼうなくらい真面目な方なんじゃないかと思っていました。それに、シャレっ気もあって、すごくチャーミングな方だと思っていたので、今回のシスターに日吉子にピッタリだと思いました。ダメ元でアタックしてみましたが、まさかお受けいただけると思っていませんでした。 MC実際にご一緒されていかがでしたか? 山田監督素晴らしかったです。物語の一つは、シスターの話といっても良いかもしれないです。作品を編み込んでくださるような役目で、その役割をすごく真面目に受け取ってくださいました。セリフの一つ一つ、ちょっとしたイントネーションの違いもとても大切にしてくださって、いろんな日吉子を見せていただきました。ものすごく感激しました。 MC最後に山田監督からメッセージをお願いします。 山田監督『きみの色』はオリジナル作品ですが、観てくださった方の今までや、これからあるかもしれないことなど、きっとどこか触れることができる作品だと思います。そして、何より劇場で「映画体験」をしていただくことを大切に思って作った作品なので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。
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燃えよ剣 Blu-ray(2枚組)岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介/伊藤英明 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親時代を追うな。夢を追え。本編ディスク:(Blu-ray)本編:148分+映像特典 カラー HD ワイドスクリーン 1920 × 1080p 2層(BD50G) 音声: 1, 日本語 DTS-HD Master Audio7.1ch 2, 日本語 DTS-HD Master Audio2.0ch 3, 視覚障がい者用音声ガイド 日本語 DTS-HD Master Audio2.0ch 4, 日本語 DTS-HD MasterAudio2.0ch (オーディオ・コメンタリー) 字幕: 1, バリアフリー日本語字幕 2, 英語字幕特典ディスク:(DVD)16:9LBサイズ 片面2層 音声:1, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ(一部モノラル) 字幕:なし【特典内容】<本編ディスク> 【音声特典】 ◆オーディオ・コメンタリー 原田眞人監督 × 岡田准一 × 鈴木亮平 × 原田遊人(編集) 【映像特典】 ◆予告編集(特報・予告編・TV-SPOT) <特典ディスク(DVD)> ◆メイキング・オブ・映画「燃えよ剣」 ◆イベント映像集(完成報告、公開直前、初日舞台挨拶、公開御礼舞台挨拶) ◆特番 ◆3分でわかる新選組 ◆劇場宣伝用メイキング <外装・封入特典> ◆特製アウターケース(三方製 BOX&トールケース) ◆ブックレット(20P予定)TBR31349D/2021年度アスミック・エース司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊) 監督・脚本:原田眞人 / 音楽:土屋玲子開国か倒幕か—— 動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」と副長・土方歳三の知られざる真実。武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき—— 剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!© 2021「燃えよ剣」製作委員会燃えよ剣 Blu-ray(2枚組)
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燃えよ剣 DVD(2枚組)岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介/伊藤英明 尾上右近 山田裕貴 たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎 阿部純子 ジョナス・ブロケ 大場泰正 坂井真紀 山路和弘 酒向芳 松角洋平 石田佳央 淵上泰史 渋川清彦 マギー 三浦誠己 吉原光夫 森本慎太郎 髙嶋政宏 柄本明 市村正親時代を追うな。夢を追え。本編ディスク:(Blu-ray)本編:148分+映像特典 カラー 16:9LB サイズ 片面 2 層 音声: 1, 日本語ドルビーデジタル 5.1ch 2, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch 3, 視覚障がい者用音声ガイド日本語ドルビーデジタル 2.0ch 4, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch(オーディオ・コメンタリー) 字幕: 1, バリアフリー日本語字幕 2, 英語字幕特典ディスク:(DVD)16:9LBサイズ 片面2層 音声:1, 日本語ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ(一部モノラル) 字幕:なし【特典内容】<本編ディスク> 【音声特典】 ◆オーディオ・コメンタリー 原田眞人監督 × 岡田准一 × 鈴木亮平 × 原田遊人(編集) 【映像特典】 ◆予告編集(特報・予告編・TV-SPOT) <特典ディスク(DVD)> ◆メイキング・オブ・映画「燃えよ剣」 ◆イベント映像集(完成報告、公開直前、初日舞台挨拶、公開御礼舞台挨拶) ◆特番 ◆3分でわかる新選組 ◆劇場宣伝用メイキング <外装・封入特典> ◆特製アウターケース(三方製 BOX&トールケース) ◆ブックレット(20P予定)TDV31350D/2021年度アスミック・エース司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊) 監督・脚本:原田眞人 / 音楽:土屋玲子開国か倒幕か—— 動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」と副長・土方歳三の知られざる真実。武州多摩の“バラガキ”土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていき—— 剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!© 2021「燃えよ剣」製作委員会燃えよ剣 DVD(2枚組)
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映画「変な家」大ヒット御礼舞台挨拶「変な家」公式サイト謎のクリエイター・雨穴さんによるYouTube動画とその前身である同タイトルのウェブメディア記事を元に、物語の続きを書き加える形で待望の書籍化したミステリー小説「変な家」。「読み出したら止まらない」と大反響の原作書籍は、単行本と文庫本あわせて異例の140万部を超えるベストセラーとなっています。そんな話題騒然の「変な家」が映画となり、3月15日より全国公開され、興行収入20億を目指せるロケットスタートを切りました。 そんな本作の大ヒットを記念して、3月25日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が行われ、間宮祥太朗さんと佐藤二朗さんがそろって登壇しました。二人の“バディ度”を測るチャレンジを行い、二人のバディ力が試された、こちらの舞台挨拶の模様をレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶雨男/雨宮役間宮祥太朗さん栗原役佐藤二朗さん■間宮さんと佐藤さんが登場。「二朗さん」などと書かれたボードが会場のあちこちに。 佐藤さん珍しく僕のファンがいるよ。 間宮さん前の舞台挨拶で催促したからじゃないですか(笑)? 佐藤さん催促したかいがあったな(笑)。「二朗、二朗、二朗」ってあるよ。 MC本作は昨日までで110万人動員、興行収入15.5億円突破の大ヒットとなっております。 間宮さん「『変な家』が大ヒット」といろんな方面から聞いて、うれしく思います。今日もこうやってたくさんの方が来てくれて、友だちには「観に行ったら満席だった」と言われました。劇場で「キャー」とか言いながら盛り上がって観ているとの報告もあって、今も具体的な数字が出て、「これは本当に大ヒットしているんだ」と感じています。本当にヒットしていないと具体的な数字は出てこないですからね(笑)。佐藤さん言わないね。何となくごまかす感じになるよね(笑)。 間宮さん本当にうれしいです。今日はありがとうございます。 佐藤さん先日、僕もこっそり観に行きました。平日だから空いているかと思ったら、結構埋まっていて、駆け込みで制服を着た子たちがバーッと来てて、上映が終わった後、同じ回を観ていた女の子の一団が、トイレの前で大騒ぎしていたんですね。「ちょ、ちょっと待って!このトイレの間取り大丈夫?窓ある?」って(笑)。「いやいや、ここは普通にTOHOシネマズのトイレだから」って思いました。あと、(会場を指して)そこのうちわを持っているあなた! ごめんなさいね。あのね「(佐藤二朗の)朗」の字が違うの。「右側が月」なのよ。間宮祥太朗と同じなの。 間宮さん「朗らか」の方ですね。 佐藤さんよく間違えられるんですが、それだけでも覚えて帰ってくださいね、お嬢さん。でも本当にありがとうございます。 MCお二人の後ろには、寄せられた感想が書かれたメッセージボードがあります。気になる感想はありますか? 間宮さん太字に目がくんですが…「油断してた」? 佐藤さん擬音が多いね。「ゾクゾクッ」っていう感じの。(「ゾクッ…ゾクッゾクッゾクッゾクッ…」と書かれたのを指して)これなんて「ゾクッ」しか言っていないよね。 間宮さんこの「ゾクッ」にこんなにスペース使う必要あったのかな? 半分くらいで良かったんじゃない? 佐藤さんこれ、「ゾクッ」というキャンペーン(「#映画変な家でゾクッとキャンペーン」映画を観て体験したことを(((ゾクッ)))の数で表現してください)をやっているんだよね? …って聞いていた? 間宮さんいや、読んでいました(笑)。 佐藤さんさっきの女子高生の一団の時、騒ぎになっちゃいけないからと思って、顔を隠してトイレに入ったんですよ。でも、そこにも男子中学生か高校生がいて、「お前、どこが一番怖かった?僕、オノ。」って言っていました。考えてみたら、あのシーンには僕も出ているから、知っているはずなのにビクッとなったからね。怖かったぁ。 間宮さん宣伝のインタビューで「体感型というか、アトラクションみたいな映画になっている」と言っていましたが、本当にそうなっているみたいですね。学生が集団で「ジェットコースターのようなドキドキ感でした」とここにも書いていますが、一緒に体感しているんだなと思いました。 佐藤さんさっきプロデューサーも言っていたけれど「怖いから一緒に行こうぜ」っていうノリがあるんだと思う。 MCうちの娘は中学生ですが、友だちに聞くと「両親と一緒に行った」という子も多かったみたいです。 佐藤さんありがたいね。僕にもメールが何通か来ました。今やっている映画(撮影中)のプロデューサー陣からも「おめでとうございます、大ヒット」って来ました。ありがとうございます。 MC間宮さんも映画館で反応を見てみたいんじゃないですか? 間宮さん映画館に行ってみたいですね。ポルトガルの映画祭では観客と一緒に観ましたが、また全然違う反応でしょうね。 佐藤さん分かりやすく、生の反応が聞ける作品だからね。 間宮さん二朗さん、トイレで会話を聞いていて、もし悪口を言われていたらどうするつもりでした? かなりショックですよね。 佐藤さんなんちゅう答えづらい質問をするんだ、間宮! まあ、でもそれはそれで…。 間宮さん真摯に受け止める? 佐藤さんもちろん、いろんな反応があって当然だからね。ただ、10代の若い子たちは集団だと反応が分かりやすいじゃない? さっきの「間取り大丈夫?」って声とか、男の子も僕の隣で「どこが怖かった?」って感じで、全部反応が分かりやすいから、間宮も映画館に行ってみたらどうだ?間宮さんそうですね。 MC映画の中でバディを組んだお二人ですが、どうやって役作りをされたんでしょうか? 間宮さん雨宮個人としては、映画を観ていただければ何となく分かると思います。動画クリエイターとして何本か動画が当たったんだろうけれど、そこからなかなか鳴かず飛ばずで、DJ松永くんが演じた柳岡さんに「早くバズる動画作ってよ」とせかされてネタを探しているんですよ。でも、なかなかストイックというか、ポジティブになれないまま毎日を消費していくという導入から入ろうと思いました。そこから、事件をきっかけにエンジンがかかっていく役になればと思って演じました。二朗さんとのバディ感は現場で作っていった感じですね。 佐藤さん僕の役は、簡単に言うと、ある部分が突出して優秀な人で、他のところが全部ダメだったりするので、そこは意識しました。ミステリーとかに対して、洞察力は異常にあるんだけれど、他のことには全然かまわないので寝ぐせがあることにすら気づいてないというね。後、取材で間宮が言っていて「なるほど」と思ったのは、「いちいち驚かない」ってことですね。長く一緒にいて、ある種の信頼関係があるので、お互いに「お前のことが好き」ってことは一切言わないし、顔にも出さない。でも、ずっと一緒にいるから栗原の行動にいちいち反応しないっていうのは「なるほど」と思いました。それはバディ感として作品に反映されていると思います。 MC特に二人のバディ感が見えてきた部分などはありましたか? 間宮さん今言ったように、本作で初めて出会った二人ではないので、以前からの関係性がある感じは序盤から見えてくるかなというところはありつつ、後半のああいうシチュエーションになっていく中で、あうんの呼吸というか…。後半の「足」のところは、もともとは違ったんですよね? 佐藤さん絶体絶命のシーンで、仏壇の足を見て「足!」って言って雨宮が仏壇の足を蹴って崩れ落ちるというシーンですね。もともとは「雨宮さん!」って言って二人で体当たりする感じだったんですが、撮影本番の一時間前に「『足!』って言うのはどうだろう?」と、監督と間宮に提案しました。冷静な栗原さんがあそこまで激しているっていう展開にもなるし、「変な家」という間取りを題材にした作品に、仏壇の足というものが薄くでもリンクするかなと思ったんです。そういう説明をしたら二人とも「良いんじゃないか」と言ってくれたので、そうなりました。僕ら二人、年齢も親子ほど違うし、顔の彫りもものすごく深いのと、浅いのにもほどがあるのと、年齢の割にものすごく落ち着いている男と、ものすごく落ち着いていない男という、全部が正反対なんです。でも、それがバディとして良いんじゃないかという感じはあると思います。 MCそんな二人のバディ度を試す三つのチャレンジをしていただきます。まずは「究極の二択」で、どれだけ息がピッタリかを測らせていただきます。A:家派 B:アウトドア派【第一問:二人で過ごすなら?】佐藤さんこれは、間宮がどう答えるか推察するの? MCお二人の素直な気持ちをお答えいただいて、バディ度を測りたいと思います。 佐藤さんこれ、言うほど究極の二択でもないな(笑)。普通は「カレー味の…」。 MCそういうマスコミの方が使いづらい言葉は使わなくて良いですから! 佐藤さんこういうことをすると、僕がマネージャーに怒られるだけなんで(笑)。間宮さん:A 佐藤さん:A■第一問の回答MCそろいましたね。これはどういうことでしょう? 佐藤さん間宮の家に押しかけて一緒に酒を飲みたいなと思いました。 間宮さん二朗さんは晩酌されるので、僕はつまみを作って二人で飲みながら映画を観たり…。 佐藤さん良いじゃないの、それ。ホントに良いじゃん! ごめん。頭の中はもう晩酌でいっぱいになっちゃった(笑)。A:過去 B:未来【第二問:二人で時空を旅するなら?】間宮さん:A 佐藤さん:B■第二問の回答間宮さん僕は、過去に行って、幼少期からの二朗さんの人生を二朗さんのナレーション付きで楽しみたいですね。(佐藤さんの口調で)「間宮、僕、この時ね…」って(笑)。副音声付きで二朗さんの人生を楽しみたいです。 佐藤さん僕は初めて間宮祥太朗が僕のモノマネをするのを見ました(笑)。 MC佐藤さんは未来に? 佐藤さん一度、取材で10年後、20年後の話を聞かれて「20年後は、今でもYouTube発祥の映画ができるくらいだから、どうなっているか分からないけれど、映画は大好きだから繁栄していてほしいな」という話をしていたのを思い出して「未来」としました。A:最初に食べる B:最後まで取っておく【第三問:好きな食べ物は?】間宮さん:A 佐藤さん:A■第三問の回答間宮さん(二人の答えがそろったので会場から拍手。)何かすみません、こんなことで拍手を(苦笑)。 佐藤さんこれは拍手した人もそんなに「めでたい」と思っていないね(苦笑)。「拍手しとくか…」くらいの感じだね。 MC続いてはこちらの問題です。A:第一の家 B:第三の家【第四問:「変な家」に登場した家の中で、住むなら?】佐藤さんこれはわりと究極ですね。だって、第三の家に住みたい人いる? そういうと僕の答えが想像できちゃうけれど…。間宮さん:B 佐藤さん:A■第四問の回答佐藤さん何でだよ間宮! 間宮さんえ? 佐藤さん「え?」じゃないよ。ハトが豆鉄砲食らったみたいなかわいい顔をするな! だって、ここに住んだらエライことになるよ? 間宮さんえ? これは、「家」だけで考えて良いんですよね? 第三の家に住んだからって本作で起きたことが起こるとは考えなくて良いんですよね? 佐藤さん間取りはそのままだよ? 間宮さんだったら、第一の家は、二階が使い物にならないから嫌ですもん。 佐藤さん現実的! 間宮さん階段上がって、くるっと回ってトイレがなくて、子供部屋があって…それで考えると、第三の家は間取りは良くないですか? 僕、和室好きなので畳の部屋があるのうれしいし。使いやすいじゃないですか? 佐藤さん僕、やっぱりBに答えを変えます。僕は、世界で一番間宮に説得されやすいおじさんです。そりゃそうだ。二階使えないもん。 間宮さん使い勝手が悪過ぎますよ、第一の家は。 佐藤さんそうだ。A:ライバルとして共演 B:バディとして共演【第五問:次に共演するなら?】間宮さん:B 佐藤さん:B■第五問の答え間宮さん(会場:大きな拍手)今回の拍手は少し本気っぽいですね(笑)。 佐藤さん正直、理由としては、さっきも言ったように全てが正反対の二人がライバルになる設定が思いつかなかったですね。 間宮さん見えないですね。 佐藤さん例えば、恋のライバルとかあり得ないですよね? (会場の反応に)ちょっと笑い過ぎだぞ! 間宮さんライバルだと僕もなかなか浮かばなくて…何のライバルでしょうね? 佐藤さん例えば大学の研究員で、どっちが先に発明をするかとか? 特に面白くもないことを言ってしまった…。無駄な時間を申し訳ない(苦笑)。 MCというわけで、二人のバディ度はほぼ100%ですね。続いてのチャレンジはこちらです。 ■箱がステージに登場。 MC次は「箱の中身な何でしょう」です。 佐藤さんこれは、箱の中を触るやつですか? 僕は帰ります。世の中で一番苦手なヤツです。見るだけで汗が出てきています…。 間宮さんこれ、お客さんからは中身が見えているんですよね? だったら大丈夫ですよ。大したことないですよ。本当にヤバいもんが入っていたら、リアクションがもっとすごいですから。 佐藤さん確かに。…中身が分かった! 「変な家」の原作本とかでしょ? おじさん、生き物だけはだめですからね。 間宮さん僕が以前やった時は、タコが入っていました。 佐藤さん絶対ダメです! 僕は以前、ダウンタウンさんの「佐藤二朗100の質問」の時に三分くらいつかめずに汗だくで終わるという結果になったんだよ。 MCでは、制限時間15秒です。それではスタートです。 ■佐藤さん、箱の中に手を入れるも大慌て。佐藤さんお前、何でそんなに落ち着いているの? MC佐藤さん。触りましたか? 佐藤さん触りました。僕としては奇跡です。今の奇跡を「日比谷の奇跡」と呼んでいただいて大丈夫です。何か固い部分と毛みたいのがありました。 間宮さん僕、分かりました。80%くらい正解だと思います。本作に関係するものだと思うんです。何の関係もないものだと話が広がらないし…。 佐藤さんなるほど…でも、分かんない。本作に関わるもので、固い部分と毛みたいなものがあるものってある? 間宮さん分かりますよ。「毛」から想像してください。 佐藤さん何にも分かりません…。 間宮さん(会場に向かって)本作に出てきますか? (会場の反応に)OK、出てきていますね。自分の想像としては、本作の半分もいかないくらいで登場していると思います。 佐藤さんむしろ分からなくなってきました。むしろ、今DJ松永くんの顔しか思いつかない…。 MCそれでは、回答をどうぞ! 間宮さん&佐藤さん仮面! MC正解です! 佐藤さんこの仮面がね、撮影中に、誰も何も触っていないのに「ゴト」って動いたの…。本当ですよ!MCでは最後のチャレンジです。お二人には、最近、ショート動画でも話題の「知恵の輪チャレンジ」(人間で作った知恵の輪を30秒以内で解く)にチャレンジしてもらいます。 佐藤さんまあ、これは僕がジッとしていても間宮が解いてくれるでしょ?間宮さん全然、分かんないです。 佐藤さんあ、僕分かったかも。僕に任せろ! MCではスタートです! 佐藤さんじゃあ間宮は両手を広げて座って。 ■間宮さんをまたごうとするも、上手くいかない。佐藤さん全然ダメ! 誰かぁ!!!MCハイ終了です。これは正解がちゃんとあるので、動画を見ていただければと思います。 間宮さん僕は30秒間二朗さんのケツを見ただけでしたね…。 佐藤さん僕のイメトレでは、あれで完全に抜けるはずだったんだよ。正直、片足を浮かした時点で「ダメだ。違うわ」って思いました(苦笑)。 MC改めて、お二人のバディ度、シンクロ率の高さはいかがでしたか? 間宮さんまあまあシンクロはできて良かったですが、いろいろ取材も一緒に受けてきて、二人の空気感がだいぶ板についてきたと思います。 佐藤さんたまに川栄(李奈)が入ってきてな。 間宮さん三人の空気感が良いですよね。 佐藤さんあれは見た? 咀嚼音の…。 間宮さんASMR? 佐藤さん三人でやったやつ見た? あれ、メッチャ面白いよ。 間宮さん「静かにしろ」って言っているのにメッチャうるさかったやつ? 佐藤さんそうそう。間宮だけがちゃんと守っていて、川栄なんて「あははは」って笑っていて(笑)…。あれは面白かった! MC現場の雰囲気もすごく良かったってことですね。 佐藤さんそうですね。それに興行収入がありがたいことに伸びているしね。本作に限らずですが、やっぱり、映画は初日に旅立っちゃったら、後はお客さんに育てていただくしかないので、そうなっていることにうれしく思います。 MCでは最後にお二人からメッセージをいただきたいと思います。 佐藤さんさっき、もう言っちゃったな、締めの言葉…。どうしようか? あれです。X(旧Twitter)にもポストしましたが、心から思っているのは、「末永くこの作品をかわいがっていただきたい」ということです。お客さんに育てていただきたいと言いましたが、口コミっていうのは宣伝の中でも本当に効果があるので、家族、友だち、親戚、ちょっと通り過ぎた人に……「本作が面白い」ということ、「映画館に行こう」ということを広めていただけたらと思います。SNSがすごく効果があるので、ぜひ今日のことも広めてください。 間宮さん今日は二人で結構ゆっくり話せましたね。本当は、時間が余ったら「東宝は、実は東京宝塚の略だ」っていうことを知ったので、そのことを話そうかと…。 佐藤さんさっき、トイレがどこにあるか分からなくて、二人で探していたら「東京宝塚ビル」って書いてあるのをみつけたんですよ。「間宮、僕はすごいことに気づいたぞ。“東宝”って、東京宝塚の略じゃないか」ってなったんですよ。 ■会場は微妙な反応。 佐藤さんなんという薄いリアクション! 「ふーん」って困らせてしまったね。 間宮さん時間が余ったら、その話をしようかって話していたんですが、結局しちゃいましたね(笑)。本当に温かく迎えていただき、楽しい舞台挨拶でした。そして、大ヒットということで本当にありがたいです。配信など、いろんな形で映画を楽しめる時代に、映画館に人が入ってくださるのはうれしく思います。本作は、誰かと一緒に驚いたり、怖がったりして、一緒にアトラクションのように体感して楽しめる作品です。一緒に行った友だちとはもちろんですが、劇場にいる人たちみんなと共有して、二時間前後を過ごすのは、家で過ごす時間とはまた別の特別な時間だと思います。それが、豊かな時間になったら良いなと思います。これだけたくさんの人が入っているのをうれしく思いますし、さらにこれから、たくさんの人が評判や口コミで観に来てくれるとうれしいです。今日はありがとうございました。
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あこがれ<東宝DVD名作セレクション>内藤洋子/田村亮/新珠三千代/小沢昭一/賀原夏子求めてはいけない愛でしょうか? 孤独を突き破りひたむきに愛に憧れる少女は虹のように美しいDisc1本編85分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31336D/1966年度東宝原作:木下恵介/脚本:山田太一/監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且平塚の瀬戸物屋の若旦那・一郎(田村亮)は、養子だった。ある日、一郎はあかつきこども園で一緒だった信子(内藤洋子)と再会する。信子は父親と一緒に工事現場を転々としていた。一郎は信子を好きになるが、一郎の養父、こども園の保母・園子(新珠三千代)をはじめ、周囲は猛反対。二人の恋の行方はどうなるのか ……。 「けがれを知らぬ男女の清らかな恋を内藤、田村で描き出したい」と恩地日出夫監督が抱負を語った、内藤洋子の初主演作。©1966TOHO CO.,LTD.あこがれ<東宝DVD名作セレクション>
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伊豆の踊子<東宝DVD名作セレクション>内藤洋子/黒沢年男/西村晃/酒井和歌子/田村奈巳黒目がちの大きな瞳と豊かな髪をもった美しい少女―― それが踊子だったDisc1本編85分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31337D/1967年度東宝原作:川端康成/脚本:井手俊郎 恩地日出夫 /監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且天城に向かう山道を歩く一高生(黒沢年男)は、旅芸人の一行と出会う。彼は太鼓を背負った黒髪の踊子・薫(内藤洋子)に魅せられてしまう。下田まで芸人たちと一緒に旅をすることにした彼に、薫も淡い思いを寄せるのだった。『あこがれ』で新鮮な魅力をふんだんに発揮した、恩地日出夫監督と内藤洋子のコンビが、再び組んで贈る純愛文芸大作。©1967TOHO CO.,LTD.伊豆の踊子<東宝DVD名作セレクション>
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めぐりあい<東宝DVD名作セレクション>黒沢年男/酒井和歌子/田村亮/進千賀子/黒沢博若いあなただけが知る青春の歓びと哀しみ… そして恋のときめき――Disc1本編91分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31338D/1968年度東宝脚本:山田信夫 恩地日出夫/監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且自動車工場の組立工・江藤(黒沢年男)は、小さなベアリング店に勤める典子(酒井和歌子)と知り合った。江藤は弟の進学と父の失業という問題を抱え、典子は母の再婚という悩みがあり、二人はすれ違ってゆく。さらに江藤は仕事で大きなミスを犯し、鍛造部という過酷な職場に配置転換されてしまうのだった…。 恩地日出夫監督が働く若者の純愛を描く青春篇。工業都市・川崎を舞台に、都会に置かれた若い男女を温かく見つめています。©1968TOHO CO.,LTD.めぐりあい<東宝DVD名作セレクション>
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死ぬにはまだ早い<東宝DVD名作セレクション>黒沢年男/緑魔子/高橋幸治/田村奈巳/江原達怡若いあなただけが知る青春の歓びと哀しみ… そして恋のときめき――Disc1本編82分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31339D/1969年度東宝原作:菊村到/脚本:石松愛弘 小寺朝/監督:西村潔/製作:山田順彦松岡(高橋幸治)と弓子(緑魔子)が情事の後に立ち寄ったドライブ・インには8人の男女がくつろいでいた。そこへ若い男(黒沢年男)が飛び込んでくる。彼はある男を探していた。若い男はやって来た警官を射殺すると、客たちに拳銃を突きつけ、狂気じみた要求をするのだった。 菊村到の「追いつめられて」を原作に、ドライブ・インという密室で展開するサスペンスドラマ。西村潔は初監督作品の本作で鮮烈な印象を残した。©1969 TOHO CO.,LTD.死ぬにはまだ早い<東宝DVD名作セレクション>
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映画『少年と犬』完成披露試写会映画『少年と犬』公式サイトノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周さんが2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)をベースに、実写化した映画『少年と犬』が3月20日より公開となります。 2月20日、本作の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて実施され、主演の高橋文哉さん、西野七瀬さん、共演の伊藤健太郎さん、伊原六花さん、斎藤工さん、そして瀬々敬久監督が登壇しました。本作に参加した感想や、撮影現場での思い出などを披露し、さらに犬の多聞役を演じたジャーマンシェパードドッグのさくらもかけつけました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成披露試写会中垣和正役高橋文哉さん須貝美羽役西野七瀬さん沼口正役伊藤健太郎さん中垣麻由美役伊原六花さん内村徹役斎藤工さん瀬々敬久監督高橋さん一般の方に観ていただくのは、今日が初めてなのでドキドキしています。楽しんでいければと思います。 西野さん今日はたくさんの方に来ていただき、すごくうれしいです。短い時間ですが、本作への期待感を高められたらと思っています。 伊藤さんすごく素敵な作品ができたと思っています。今日は短い時間ですが、本作の魅力をたくさん伝えたいと思っているので、最後まで楽しんでください。 伊原さん今日、皆さんに本作が届いて、どういう感想をいただけるのか、すごくワクワクしております。 斎藤さん今の時代は、「最初にその作品を観た人がどう思うのか」がとても注目されるので、皆さんに本作がかっていると言っても過言ではありません。観る前にプレッシャーを与えるつもりはありませんが、第一村人的な皆さんは、ヒヨコの目から見た親鳥のような存在です。本作を観て何か感じるものがあれば、ぜひ一緒にこの作品を育てていただければと思います。 瀬々監督本作は、それぞれ事情がありながら生きている人たちと、犬との交流を描いた作品です。皆さんの日常にとても近いところで作った作品です。最後まで観て、何かを持って帰ってもらえればと思っています。 MCご登壇の皆さんは、既に完成した本作をご覧になったということですが、感想を教えてください。 高橋さん僕の撮影期間は大体二カ月でした。その二カ月間の楽しかったことや、大変だったことの集大成が、一本の作品になっています。それを踏まえて、「やっぱり映画って素敵だな」「良いものだな」と、本作で改めて再確認することができました。重めの作品で、グッとくるシーンが多いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、観終わると体がぽかぽかして、その温かさが皆さんの中に残り続けるような作品になっています。本作を観終わった時に、そんな作品をみんなで作ることができたという達成感を感じました。 西野さん濃厚な撮影期間を思い出しながら本作を観ました。物語を知っているのに、観ているうちに引き込まれて、感動して、気が付いたら涙が出ていました。私も「映画って良いなぁ」「こんな素敵な作品に関わることができて、私は幸せだし、恵まれているな」と思いました。毎日が当たり前のように過ぎて、明日が来るのが普通に思えますが、「一日一日をもっと大事に生きていきたいな」と、観終わった後に改めて思いました。 伊藤さんまず台本を読んだ時に、自分の中ですごく考えさせられる部分や、目頭が熱くなるシーンがたくさんありました。個人的には、自分が現場にいないシーンが多いので、「あのシーンやセリフが、役者さんを通して血が通うとどうなるのか」すごく楽しみにしていました。実際に作品を観ると「やっぱり役者さんの力ってすごいな」と改めて思いました。本作の内容も含め、いろいろ考えさせられる部分が多かったです。 伊原さん私も、撮影期間はトータルで三日くらいの短い期間でしたが、「この現場にもっといたい」と思うような、刺激的な撮影現場でした。監督をはじめ、キャストとスタッフの皆さんがプロフェッショナルなので、「こういう現場で役者としてお芝居をしていきたい」と思う時間がたくさんありました。実際に作品を観た時に、私が麻由美として必死に生きて見ていた世界以外を、新鮮な気持ちで観ることができました。「これはきっと観る人によって刺さるポイントや、共感できる人物が変わる」と感じました。皆さんの感想がとても楽しみな作品です。 斎藤さん映画ファンとして、犬を愛するものとして、「少年と犬」という題材に、原作や台本を読む前、また、作品を観る前は、少し構えていたところがありました。感動という、ある種人口的なものが、そこにあったら複雑だなと思っていました。本作をご覧になる前の皆さんにお話するのはアレですが、僕にとっては、人間と共存する生物の目線を介して、「人間という生き物がいかなるものなのか」「震災や有事の折に、あたりまえに共存してきた動物がどういう扱いを受けるのか」をこの作品に教えていただきました。「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」(2025年2月21日公開)や、「Flow」(2025年3月14日公開)というラトビアの作品のように、人間がいなくなった後の動物たちを描いた作品もそうですが、今は何か言葉じゃない、言葉なき言葉を大事にするべき時代にいるのではないかと思います。 MC瀬々監督、制作期間を経て、いよいよ皆さんにご覧いただく今のお気持ちはいかがでしょうか。 瀬々監督今、この空間にすごく重い空気が漂っている気がします。(会場のお客さん:笑) 本作は一切そんなことはありません! 敷居を低く作っていますので、皆さん楽しんでください。最初の高橋さんの登場シーンは、お馬鹿な感じもあります。僕が高橋くんに「チャーミングに演じて!」って頼んだんです。でも、「チャーミング」っていう言葉が高橋くんにはどうも通じていなくて…(高橋さんに向かって)通じていた? 高橋さんそんなこともありましたね。僕が「チャーミングって何ですか?」と、尋ねたことを覚えています。 瀬々監督そうそう(笑)! 僕らの世代だと、ショーケン(故 萩原健一さん)とか、松田優作がヒーローで、彼らは最初はおバカで入ってくるけれど、物語の最後には感動させる。高橋くんにはそういったヒーローになってもらいたかったんです。MC本作の撮影は、去年の3月から5月に行われたとうかがいました。高橋さんと西野さんは今回が初共演ですが、共演した感想をお願いします。 高橋さん本当に楽しくやらせてもらいました。撮影現場は、ワチャワチャもピリピリもしていなくて、すごくフラットな環境でした。 西野さん気が付いたら、仲良くお話ができるようになっていました。 高橋さん何か困ったことがあったら、お話をしていましたね。 MCどのようなお話をされていたんですか? 西野さん雑談ですね。雑談がないと、距離って縮まらないと思います。 高橋さん中身のない話なので、覚えていないです(笑)。 西野さん雑談もしつつ、お互いの役が抱えているものが大きいので、「大変だよね」という話もしました。 高橋さんお互いに「どういう気持ちでその場にいるのか」を確認することもありました。 MC伊藤さん、伊原さん、斎藤さんにうかがいます。旅の途中で犬の多聞が出会う人々を演じられましたが、撮影中の印象的なエピソードはありますか。 伊藤さん僕は、撮影が一日だけで、文哉くんとのシーンだけだったんです(笑)。なので、印象的なこととしては、文哉くんと一緒にお芝居をしたことです。「ナイスガイがいるな」と感じていました。大好きです。 高橋さん僕も大好きです! 日数的には一日でしたが、すごく刺激的でした。沼口先輩のピリつく感じに、おびえながらのお芝居ができましたが、ご本人はすごく柔らかい方です。なので、そこに甘えさせてもらいました。 伊藤さんうれしいですね。先日、プライベートでもお会いして、また距離を縮められました。これからもよろしくお願いします。 高橋さんよろしくお願いします。伊原さん私の撮影は三日間でした。最終日が、手塚理美さん演じるお母さんと、和正と、多聞とのシーンでした。土手で震災のことを思い出しながら話をするシーンの撮影だったんですが、雨が降って、撮影スケジュールが何回か延びたんです。延びに延びた最後の日が、ちょうど3月11日(東日本大震災の日)でした。監督が「図らずも今日は3月11日ですね」と、耳元でボソッと言われて、私的にはグッとくるものがありました。 斎藤さん僕はトータルで四日ぐらいの撮影でした。印象的だったのは、僕の息子・光役の(木村)優来くんと、多聞役のさくらが、カメラが回っていないところでも言葉を超えて通じ合っている姿です。それが、そのまま作品に映っていると思います。映画を作るというのは、大いなる虚構を作ることでもあるんですが、そこに「本当があった」と、現場で見ていて感動する瞬間がたくさんありました。MC西野さんは、クランクアップ時のコメントで、「思わず涙がこぼれた」という話をうかがいました。それだけ強い思いを込めて演じられたと思いますが、美羽役を受けた理由、そして、演じてみた印象を教えてください。 西野さん最初は、難しい役なので「この役は自分にうまくできるかな」と思う気持ちがありました。でも、挑戦させてもらえる機会だと思って、「ぜひ挑戦したい!」とお受けしました。撮影期間中は、過酷なシーンもありましたし、怒涛だったので、毎日気が抜けなくて、悩み続けました。なので、全部の撮影が終わった時に、無意識に「解放された!」「やり切れた!」という気持ちがありました。 MC高橋さん、今日はあと一人、大事な俳優さんが登壇されていませんね? 高橋さん捜してきますね! 斎藤さん(片野弥一役の)柄本明さんですか? 西野さん来てくれるかなぁ? ■多聞役の犬のさくらが、リードを手にした高橋さんと一緒に登場しました。MC西野さん、ご紹介をお願いします。 西野さん多聞役のさくらです。(会場のお客さん:拍手)MC高橋さんはさくらちゃんと会うのは久しぶりですか? 高橋さん本作の宣伝活動で、先週一年ぶりに会いました。 MC高橋さんにとって、さくらちゃんはどんなパートナーでしたか? 高橋さん最高のパートナーでした。さくらのおかげで撮れた映像がたくさんあるので、感謝しかありません。 MCたった一人の大切な人を目指して、五年をかけて、3000キロ旅をする多聞役のさくらちゃんです。多聞はオスの設定ですが、演じたのはメスのジャーマンシェパードのさくらちゃんです。西野さんも共演した印象を教えてください。 西野さんすごく賢くて、「犬がこんなにお芝居ができるなんて、すごいな」と、毎回感心しながら一緒に撮影をしていました。何より癒されましたね。大型犬に触れ合う機会は今までなかったので、力も強いし、カッコ良いし、魅力たっぷりで、撮影の合間にはちょっと遊んだりもしました。 高橋さん僕は、撮影の前にコミュニケーションを取る時間をもらいました。最初は一緒に歩くことすらままならなかったですが、時間が経つにつれて、一緒に歩くようになったり、今のように横にたたずんでくれるようになりました。一緒に遊んでくれたり、目を見てくれたり、徐々にコミュニケーションが取れるようになりました。人との関わりでは、コミュニケーションが目に見えて進んでいると分かることは多くないので、そういう意味でも良い経験をしたと思います。 斎藤さんさくらは、自分を犬ではなく「人」だと思っている感じがありました。シェパードにしてはだいぶ高齢なので、寒い時期の撮影はハードだったと思います。でも、さくらが多聞になる瞬間を幾度も見ました。そのスイッチが入る瞬間を見て、同じ表現者として学ぶべきものがあるなと思うこともありました。子役もそうかもしれないですが、一気にチーム全体にリアリティが増して、作品の軸でいてくれたと思います。 MC瀬々監督、多聞役のオーデションはいかがでしたか? 瀬々監督実は、原作に合わせて、シェパードと和犬の雑種の犬を起用したんです。ところが、クランクインの二週間前に、その犬が降板してしまったんです。そこから慌てて探したんですが、シェパードの雑種を探すのは諦めて、シェパードを探したところ、さくらが僕らの前にヒーローのように現れました。本作同様、さくらが僕たちを助けてくれました。 MCさくらちゃんのことを皆さんが褒めていますが、いかがですか? 高橋さん(さくらちゃんにマイクを向ける)鼻息が…。(さくらの思いを通訳して)ありがとうございます。斎藤さん(さくらの思いを通訳して)「SNSで応援してください」と言っております! (会場のお客さん:笑) MC高橋さんは、撮影の終盤に多聞との重要なシーンの撮影があり、相当な集中力を保って撮影されたとうかがいました。 高橋さんさくらと撮影を共にしていく中で、すごく寂しくもありながら、いろいろな感情に包まれるシーンでした。今、こうしてさくらがそばにいてくれることがうれしいです。さくらがすごく僕の顔見てくれる…今日は人がいっぱいいるからびっくりしているのかな?MCさくらちゃん、お越しくださった皆さんの顔を見ていかがですか? 高橋さん会場の皆さんを見ていますね…。(さくらの思いを通訳して)「SNSで応援してください!」と言っています。 MC人間と犬の絆を描いた本作にちなんで、現在、犬との思い出を投稿していただく「わたしと犬キャンペーン」を行っております。ですので、皆さんにも、ぜひ犬との思い出を語っていただければと思います。絆だけでなくクスッとなるようなお話でも大丈夫です。 伊藤さん犬は飼っていますし、大好きです。実家でも犬を飼っています。実家にいる犬はレオといって、19歳ですがすごく元気です。 斎藤さん犬種は何? 伊藤さんトイプードルです。90歳の祖母も元気なので、先日、祖母とレオが「どっちの方が長生きできるかね?」と話していました。「かわいい会話だな」とすごくほっこりした気持ちになりました。 伊原さん私はもともと体が弱くて、喘息もあるし、動物や食べ物にもアレルギーがあったんです。でも、最近実家にワンちゃんが来たので、実家に帰る度に触れ合っています。 斎藤さん犬種は何? 伊藤さんすごく犬種を気にしますね(笑)。 斎藤さん犬のイメージをしたくて…。(会場のお客さん:笑) 伊原さんマルチーズとプードルです。 斎藤さん大きさは4キロぐらい?(会場のお客さん:笑) 伊原さんそうですね! これからもっと仲良くなれたらと思っています。 斎藤さん僕の実家には、シュウという老犬がいました。おそらくサモエドと甲斐犬の雑種の犬です。僕が幼いころ、親が犬を信頼して、姉と僕とシュウを残して出かけたことがありました。その時に、僕がベランダから落ちそうになったところを、シュウが僕のオムツを咥えて布団に戻してくれたのを、姉が見ていたそうです。完全に家族の一員でした。シュウはその後、亡くなってしまうんですが、その後に僕が二階建ての屋根から真っ逆さまに地面に落ちる事件がありました。その時にも、下にシュウの犬小屋があったので、直にコンクリートに打ち付けられずに済んで、大事には至りませんでした。亡くなった後もシュウに守ってもらえた気がしています。マスコミの皆さんが書きやすい、良い感じのエピソードだと思います。(会場のお客さん:笑) 西野さん小さい時に、学校から帰ると、家に誰もいなかったので、犬をゲージから出して、冬だとストーブをつけて、二人で一緒にじーっと温まるのが、私の冬の日常でした。めちゃくちゃストーブが好きな子でした。 斎藤さん犬種だけは教えて!(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 西野さんミニチュアダックスフンドです。毛色はレッドです。 斎藤さん4キロぐらい? 西野さんそれぐらいだったと思います。 斎藤さん犬種はマストで教えてください! (会場のお客さん:笑) 伊藤さんマストなんだ(笑)。 高橋さん僕の家にも、生まれた時から犬がいました。ちょっと大きい犬だった気がしますが、自分が小さすぎてあまり良く覚えていないんです。僕が小学校の低学年くらいの時に亡くなりました。その後に、「ワンちゃんがほしい」と親に言ったら、僕がまだ8歳だったので、「10歳になったら」と親に諭されました。しかも、親は「ペットを飼うことへの責任感を持たせないといけない」と考えたようで、「『お世話をする』と口で言うだけではなく、『誠意を見せなさい』」と言われました。なので、僕は「10歳から20歳までの誕生日とクリスマスプレゼントは何もいらないから、この子を迎えたい!」と言って、犬を飼うことを許してもらいました。今も実家で元気にしています。だから、21歳の時に10年ぶりに誕生日プレゼントをもらいました。それまでは、18歳で上京してから、20歳までは毎年ワンちゃんの写真と、「誕生日おめでとう」「メリークリスマス!」というメッセージが送られてきていました。21歳になって、それがなくなってしまって寂しいです。 斎藤さんへぇ~。で、犬種は?(会場のお客さん:笑) 高橋さんマルチーズとトイプードルのミックスです。 斎藤さんじゃ、3.5キロくらい? 高橋さんちょっと小さめの子なんです。 斎藤さん3キロくらいかな。 高橋さん白くてかわいいんです。 斎藤さんありがとうございます。 西野さん覚悟を決めたんですね! 高橋さん子どもなりの覚悟が、プレゼントを捧げることでした。 斎藤さんそうなると、お年玉がだいぶ重要になりますね? 高橋さんだいぶ重要でした(笑)! 犬は今も実家にいて、僕の宝物です。 MC最後に西野さん、高橋さんよりご挨拶をお願いします。 西野さん美和という役を、すごくもがきながら演じましたが、今の自分にできることは、全てぶつけることができたと思っています。皆さんの中に、何か伝わるものがあれば良いなと願っています。少しつらいエピソードもありますが、希望が見える話もありますので、一秒一秒を見逃さず観てもらえたらすごくうれしいです。今日は本当にありがとうございました。 高橋さん最近、「この作品をどんな方に観ていただきたいですか?」と聞かれる機会が増えました。僕は、本作を観て「どんな方にも観ていただきたい作品だな」と思いましたし、「どんな方にも届く作品」だと思っています。人生は、挑戦と、失敗と、成功の繰り返しだと思います。本作が、皆さん一人一人の人生を振り返るきっかけになって、「この瞬間にこういうことがあったから、自分はこうしてここにいられる」「自分の当たり前が当たり前ではない」と感じてもらえたらうれしいです。本作で描かれる強さや弱さ、そして儚さを、受け取っていただき、皆さんの中に閉じ込めて、「この作品が皆さんの中に残り続ければ良いな」と心から思っています。ぜひ、最後まで目を離すことなく、本作を全身に浴びて帰っていただけたらと思います。本日はありがとうございました。
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白昼の襲撃<東宝DVD名作セレクション>黒沢年男/高橋紀子/岸田森/殿山泰司/出情児.雑踏のなかに光る銃口! 野生の牙をむいた若い狼の群れ!Disc1本編89分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリーTDV31340D/1970年度東宝脚本:白坂依志夫 西村潔/監督:西村潔/音楽:日野皓正/製作:金子正且拳銃を手に入れた修(黒沢年男)は、ユリ子(高橋紀子)と共に面白半分に恐喝を繰り返していた。ある日、車を盗もうとして抵抗した持ち主を撃ってしまう。修はやくざの鳴海(岸田森)に拾われ、関係を深めていく。修は鳴海のためには平然と裏切り者を殺せる男になっていった…。 男の友情と裏切りをダイナミックな演出手法で大型画面いっぱいに叩きつけるハード・ボイルドアクション。西村潔の監督第2作で、モダンジャズを愛好する西村は音楽に日野皓正を起用して、映像と音楽を見事に融合させた。©1970 TOHO CO.,LTD.白昼の襲撃<東宝DVD名作セレクション>
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