「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」公開記念舞台挨拶
- 初日舞台挨拶
公開記念舞台挨拶
8月5日、映画「クレヨンしんちゃん」シリーズ初となる3DCGアニメーションの「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」の公開記念舞台挨拶をTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催しました。
ゲスト声優を務めた、空気階段の鈴木もぐらさん&水川かたまりさん、鬼頭明里さん、そしてレギュラー声優陣で野原家の声を務める小林由美子さん、ならはしみきさん、こおろぎさとみさんが登壇しました。映画の構想から完成までに七年を費やした本作にちなんで、登壇者の皆さんがこの七年で変わったことを発表しました。こちらの舞台挨拶の模様を詳しくレポートします。
小林由美子さん
野原しんのすけ役
ならはしみきさん
野原みさえ役
こおろぎさとみさん
野原ひまわり役
鈴木もぐらさん(空気階段)
池袋教授役
水川かたまりさん(空気階段)
ヌスットラダマス2世役
鬼頭明里さん
深谷ネギコ役
MC
それでは、やっぱりこの方がいないと始まりません。しん次元な今回の作品でも大活躍を見せてくれました。みんなでしんちゃんを呼んでみましょう! せーの、しんちゃーん!
しんのすけ
ほっほーい! どもども~! 皆さん、はるばるギロッポンまでお越しいただき、ありがとござます~。オラ、テレちんポーテーション使えなくなっちゃったから、東武スカイツリーラインで、オラのとうちゃんとかあちゃんがかつて仲良くデートしていたっていう、北千住経由で、(六本木まで)来たんだけど~、いや、もー暑くて暑くて……ちょっと来るの途中でやめようかと思ったゾ。あ~~~~つかれた~。
■しんのすけ、ズボンを下ろしてお尻をブリブリ!
MC
疲れたよね。毎日暑いものね。……ちょっとしまおうか。
しんのすけ
え、なにを?
MC
パンツ、しまおう!
しんのすけ
オラの勝負おパンツ?
MC
しまって!しまって!(しんのすけ、ズボンを履くと)……来てくれてありがとう! しんちゃんが来てくれて良かったよ!
しんのすけ
暑いゾ。皆さんも来てくれて、ありがとござます~!
MC
しんちゃん、改めて会場の皆さんに本作の感想を聞いてみたら?
しんのすけ
そでした! 今日から公開なんだよね、オラの流出映像~。みんな、オラの映画面白かったー? (会場:「面白かった!」)おぉ~、ありがとござます~! 照れますな~。
MC
良かったね。それじゃあ、しんちゃん、改めて会場の皆さんにご挨拶をお願いします。
しんのすけ
オラ、野原しんのすけ、5歳。かすかべ発、宇宙行き、世界をおマタにかけるスーパー幼稚園児だゾ。みんな、この映画が面白かったら、ご自分のSOSでつぶやいて、世界中に「この映画が面白かったよー」って広めてほしいゾ~。よろちくび~!
MC
ありがとう! しんちゃん、それを言うならSNSね。
しんのすけ
お?
MC
SOSだと助けを求めちゃうよ。
しんのすけ
そ~ともゆ~。
MC
本日は、この映画にご出演くださった皆さんにもお越しいただいております。さっそくお呼びいたしましょう! 空気階段のお二人、鬼頭明里さん、小林由美子さん、ならはしみきさん、こおろぎさとみさんです。どうぞ~!
しんのすけ
いえーい!
MC
では皆さんから一言ずつご挨拶をお願いします。
もぐらさん
無事に、昨日「クレヨンしんちゃん」の映画が幕を開けました。
私は競馬が趣味でして、スタートの瞬間が本当に好きなんです。その馬が産まれてから育った牧場や、調教してきた厩舎の方とか、調教師の助手だったり、馬に乗るジョッキーの方、ジョッキーのご家族の方、とにかくいろいろな思いをのせて、ゲートがバッと開いて馬が走り出すんです。本作もいろいろな関係者の方が昨日を心待ちにしていました。無事に映画館で公開が始まって、「本当に良かった」という思いでございます。(と頭を下げる)
かたまりさん
何だったんだ! 競馬の話は……。
もぐらさん
競馬もしんちゃんも、エンターテインメントという意味では仲間ですから!
小林さん
なるほど!
もぐらさん
本当に嬉しく思います!
かたまりさん
皆さんは今、本作をご覧になったと思いますが、本当に最高に面白い作品だったと思います。こんなに最高なエンターテインメントを皆さんだけで独占するのは良くありません。一人一人が感想を各々二人に広めていけば、どんどん広まっていきます。その二人が、また二人に、その四人が八人に、と「しんちゃん」の輪を広げていきましょう! この世界を「しんちゃん」で満たしましょう! 幸せになりましょう!
小林さん
ちょっと怖い! 広め方がちょっとおかしいよ。そこは皆さんの真心で!
もぐらさん
そこに金銭の授受とかがなければ……。
かたまりさん
僕は真っ当なことを言いましたよ。「しんちゃん」が楽しいということだけを伝えれば良いんです。
小林さん
(笑顔)。
鬼頭さん
私は昨日さっそく、映画館に行って本作を観ました。会場の皆さんが、笑ったり、感動したり、涙を流しているのだろうなという音が聞こえてきて、「作品の思いが皆さんに届いているんだ」と感じられて、昨日は最高な一日になりました。私も台本チェックの段階で、ちょっと泣いたぐらい、素晴らしい作品です。劇場で観ても泣いてしまいました。この感動を、さらにたくさんの方に知ってもらえるように、たくさん足を運んでいただけたら嬉しく思います。
小林さん
皆さん、今日は本当に暑い中、ありがとうございます。本作はいかがでしたでしょうか?(客席:拍手) ありがとうございます! 皆さんのその拍手のためにやってきたといっても過言ではないので、本当に嬉しいです。皆さんのおかげで初日を迎え、この舞台挨拶を行うことができました。ゲスト声優の皆さん、そして何よりも野原家と一緒にこの場所にいられることが本当に嬉しいです。コロナ禍の時は、家族が離ればなれになってしまうことも多かったんですが……とうちゃんは今日、おそらくゴルフだと思います。(とうちゃんは)不在ですが、野原家とゲスト声優の方々とイベントを楽しみたいと思います。
ならはしさん
野原みさえ……しんちゃんのかあちゃんです。年齢29才を30年やっております。しんのすけは、中の人(小林さん)が非常に優秀なので、全てのことをきれいに滑舌もよくお話してくれました。なのでもうほとんどお話することはないのですが…。
小林さん
かあちゃん、ごめんなさい!(と、ならはしさんに頭を下げる)
ならはしさん
(笑顔で首を横にふりながら)……舞台挨拶は三年ぶりですか? この大きなしんのすけとも数年ぶりに会ったね~。(しんのすけと手を振り合う)それまでは、毎年舞台挨拶ができることを当たり前だと思っていました。やはりここ二、三年は、延期になったり、直接ご挨拶ができなかったりしていました。「今までのようなことは当たり前ではなく、素晴らしいことだったんだ」と痛感しております。こういう日常が戻ってきていますが、これが長く続いてほしいと思っております。番組は三十年以上続いていますが……皆さん、結構年齢が……ここ(=小林さん)は良いんだ。
小林さん
いや、私もこっちです!(ならはしさんこおろぎさんの方に寄る)
ならはしさん
(アニメ開始の)最初からいる私は、(アニメと違って)年が減らない…からなあ。
こおろぎさん
それは言わないでよかろう?
ならはしさん
できる限り、声が持つ限り、(みさえ役を)やらせてもらえればと思います。よろしくお願いします。皆さん、今日は楽しんでいってください。
こおろぎさん
さらに言うことがなくなりました(笑)!
ならはしさん
(笑)。ごめんなさい!
こおろぎさん
かあちゃんが三十年で、ひまわり役の私は中途採用です。物語の途中で生まれたので、ちょっとだけ(携わった年数が)少ないんですが、それでも結構な間、ひまわりを演じています。本作も構想から七年で公開になりました。皆さん、七年ですよ。この七年間、いろいろな人たちが、同じ方向を向いて作り上げた作品だということをひしひしと感じます。昨日、サンボマスターさんがミュージックステーションで「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」の主題歌(「Future is Yours」)を歌ってくださいました。こんなに「君はいたほうがいいよ」って言われたことありますか? 私はなかったので、テレビを見ながら涙が溢れてきました。「君はいてもいいんだよ」という言葉を胸に、この一年頑張っていけたらと思っています。皆さまも楽しい夏を過ごしてください。
MC
改めて本作のお話を伺いたいと思いますが、ここで一つニュースが飛びこんで参りました。本作、「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」ですが、昨日時点でシリーズ最高の興行成績が確実の大ヒットスタートを切りました!
登壇者の皆さん
(歓喜の声をあげて拍手!)
小林さん
やったー! ありがとうございま~す! 今聞いたばかりなので、ちょっと夢見心地です。この後も皆さんのお力をお借りして、皆さんと幸せになっていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
MC
夏休みですから、ぜひたくさんの方に観ていただきたいですね! おめでたいニュースを受けて、本作のお話を進めたいのですが、今日どうしても来られなかった、あの方からのメッセージをいただいております。
こおろぎさん
まさか!?
■松坂桃李さん(非理谷充役)からビデオメッセージ
松坂さん
本日は、公開記念舞台挨拶に伺えず、本当に申し訳ありません。
今回、「クレヨンしんちゃん」の世界にゲスト声優として参加できたことは、僕にとって本当に幸せな出来事でした。「クレヨンしんちゃん」には、何というか、面白さだけではなく、野原一家の愛、カスカベ防衛隊との友情と絆もあったりして、大人の僕も心を揺さぶられる瞬間がたくさん詰まっています。僕が演じた非理谷充は、人生が何もかもうまくいかず、日常への鬱屈(うっくつ)した思いを抱えながら生きている青年です。誰しも、どこかしら当てはまるような感情だと思います。本作が答えになるかは分からないですが、ほんの少しでも変化や救いをもたらすことがあるかもしれません。皆さんにとって、そんな大切な作品になることを祈っております。本作をどうぞよろしくお願いします。
MC
松坂桃李さんからメッセージをいただきました。小林さん、「クレヨンしんちゃん」愛の溢れる松坂さんからのコメントでしたが、今回松坂さんの声優としての演技をご覧になっていかがでしたか。
小林さん
私なんかが言うのはおこがましいですが、本当に素晴らしかったです。非理谷充は何の変哲もない青年で、世の中に対する鬱憤(うっぷん)がたまっている青年ではあるんですが、ごくごく一般的な普通の青年を演じるのはすごく難しいと思います。そこから超能力を持ってしまったことで悪に目覚めて、最後にはしんちゃんと…。という本当に難しい心情の流れを素晴らしく演じてくださいました。初めの非理谷の声と、しんのすけと出会った後の非理谷の声の感じは本当に違っていました。「この男の子は、生まれ変わって、幸せになれるんだな」ということが声だけで、あれだけ表現できるのはさすがだなと本当に思いました。
MC
非理谷とのクライマックスのシーンで、しんのすけが家族や仲間を助けようと叫ぶシーンが印象的でした。大根仁監督からのオーダーがあったと伺っておりますが、具体的にはどのようなお話があったのでしょうか。
小林さん
しんのすけ役を引き継ぐにあたって、自分の中で“しんのすけはこういうものだ”と作っていたリミットの部分があったんです。でも、今回は大根監督から何度も「もっとやって」というご指導をいただき、“これ以上やっても良いのかな?”と思ったくらいです。「そこら辺のバランスはこちらで調整しますので、とにかく思い切りやっちゃってください」と言っていただいて、(自分自身で作っていた)枠をいい意味で外してもらえました。
MC
確かに、いつものしんちゃんとは違ってグッとくるものがありました。そのあたりをこの会場にいる皆さんにももう一度観ていただきたいですね。
小林さん
本当ですか? 「何度も録ったんだな」と思いながら、ぜひご覧ください。
MC
空気階段のお二人は今回声優のお仕事は初めてということですが、小さい頃から慣れ親しんできた「クレヨンしんちゃん」に出演するというお話を聞いた時は、どのようなお気持ちでしたか。
もぐらさん
絶対にドッキリだと思いました。
かたまりさん
確実にテレビ朝日の番組のドッキリだと思いました。
もぐらさん
テレ朝ですからね、「ロンドンハーツ」がありますからね。
MC
実際にアフレコをされてみていかがでしたか?
もぐらさん
「(ドッキリじゃなくて)本当だった!」からの「どうしよう!」という思いがありました。僕が四歳とか五歳頃から見ている作品なので…。(レギュラー声優陣の皆さんの驚きの反応に対して)はい、まだヒゲも生えていなかったころです。
そんな幼い頃から見ていたので、そんな作品の中に入るのは不思議な感じがしました。楽しみにしている方がそれだけ多い作品ですから、「とにかくちゃんとやらないと!」と思いました。自分ができることを真剣にやろうと思いました。
MC
かたまりさんは、幼少期にしんちゃんのモノマネをよくして、お母さんに叱られたことがあると伺いました。
かたまりさん
それは本当です。僕の母親は思想統制が厳しい感じだったので、割といろいろなものを制限されていました。でも、「クレヨンしんちゃん」は普通に見ていました。その年頃の男の子ってみんな、しんちゃんのモノマネをすると思うんですが、家で僕がモノマネをしていたら、母親から「似ていなくて全然可愛くないからやめなさい」と言われました。
もぐらさん
「クレヨンしんちゃん」は見ても良かったんだよね。でも、「金八先生」はダメだったんだよね?
かたまりさん
「『金八先生』は偽善だから見るな!」という風に母に言われていました。(会場:笑) なので、皆さん「クレヨンしんちゃん」を見ましょう!
もぐらさん
(「金八先生」は)全くそんなことないですけどね! あれはれっきとした善ですから!
MC
続いて鬼頭さんも子どもの頃から「クレヨンしんちゃん」をご覧になっていたと伺っております。改めて、今回ご出演されていかがでしたか。
鬼頭さん
本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。私も子どもの頃からずと「クレヨンしんちゃん」を見て育ったので、そんな野原家の方々と会話ができることが不思議でした。子どもの頃の自分に教えてあげたいと思いました。
MC
ならはしさんは、三十年以上に渡り母・みさえを演じられています。今回は初の3DCGの映画になりましたが本作をご覧になって、改めてどのような感想をお持ちでしょうか。
ならはしさん
最初に、3DCGと聞いた時に「冗談だ」と思いました。「クレヨンしんちゃん」って“THE二次元”っていう感じじゃないですか。立体化してしんちゃんが厚みを持って丸みをおびて存在するって、怖くないですか? 結局、こういうことですよね?(と並びの着ぐるみしんのすけを示す) どんどんお話が進んで、本当にやるんだという感じでした。こういう言い方をするととても失礼かもしれませんが、思ったより可愛かったです。みさえも、あの髪の毛ですよ! あの髪型の三次元は爆発するぞ!と。とにかくビジュアルが心配でした。「受け入れてもらえるのかしら?」と思っていたので、ホッとしました。
MC
とても自然な感じでしたね。しんちゃんもプリッとしていて可愛らしかったです。
ならはしさん
驚きました。
こおろぎさん
この3Dのお話をいただいたのが、何年か前で、そのお話をいただいた時に、「実際に出来上がるのは三年先です」と言われて、「あと三年間私は大丈夫だな」と思いました。3DCGということで、かあちゃんが言う通り、想像がつきませんでした。でも、実際に実写版ができたとしたら、こんな感じかなと思って本作を観てみたら、そういう感じでした。「普通にこの世の中で生きているぞ」という感覚で演じました。
MC
何か印象に残っているシーンはありますか?
こおろぎさん
3Dではないですが、みんなで手巻き寿司を巻くシーンがあるんです。その時にひまわりも参加していて、絵にはないですが、ひまわりが食べ物を巻くことを考えて、哺乳瓶を海苔で巻くシーンがありました。そこが個人的には好きでした。見逃した方は、もう一回、劇場で観てくださると嬉しいです。
MC
そんな本作ですが、構想から含めて七年の時をかけて制作された超大作です。この七年で世の中にもたくさんの変化がありました。登壇者の皆さんにもこの七年間に起きた変化について、あらかじめフリップに書いていただきました。一斉に見せてください。
小林さん
せーの!どん!
■登壇者の皆さんが一斉にフリップを見せる。
MC
順番に聞いていきましょう! まずは鬼頭さん!
■鬼頭さんの七年間に起きた変化【車の免許を取りました】
鬼頭さん
七年前は21歳で、車の免許を取る気はまったくなかったです。去年ぐらいに突然「免許取ろう!」と思いました。免許を取ってからは世界が変わりました。遊びに行く時の移動時間も友だちと一緒に楽しめるようになりました。いろいろなところに足を運べるようになって、七年前とはだいぶ変わりました。
■こおろぎさんの七年間に起きた変化【ズッキーニが食べられるようになった】
こおろぎさん
何だか、すみません。帰って良いですか。
でも、ズッキーニって、ざくっとした感じが嫌だったんです。
小林さん
ひま(ひまわり)ちゃん、えらい!
こおろぎさん
由美(=小林さん)とね、ご飯会をした時の野菜がすごくおいしくて、そこでズッキーニも好きになりました。
小林さん
そんな歴史的瞬間に、私は立ち会っていたんですか?
こおろぎさん
以上です!
■ならはしさんの七年間に起きた変化【2本から2杯へ】
ならはしさん
私はワインをたしなむのが趣味でございます。七年前は、毎日飲むわけではないですが、一日でボトルを二本空けていました。それが最近は、一時期飲み会とかもなくなって、今は二杯でちょうど良いかなという感じになりました。
小林さん
二杯でも結構な量です。
ならはしさん
でも、良かったです。
こおろぎさん
グラスの大きさはどのぐらいですか。
もぐらさん
デキャンタで二杯とか?
ならはしさん
(デキャンタ二杯の声に対して即座に)違います! (会場:笑)
こおろぎさん
私もそう思いました!
ならはしさん
やや大きめなワイングラスです。
もぐらさん
ゆうたろう(石原裕次郎のモノマネをしている芸人)さんが使うような?
ならはしさん
(即座に)違います!(会場:笑) あれをスリムにしたぐらいです。
■小林さんの七年間に起きた変化【しんのすけを受け継いだ事。】
小林さん
やはり、七年間で大きなことは、しんのすけを受け継いだことになります。もう七年前は、夢にも思っていませんでした。今年で五年目ですが、声優人生で一番変わったことだと思っております。いろいろと経験させていただきました。
■かたまりさんの七年間に起きた変化【結婚して、離婚して、結婚して、ハゲて、髪生えて、ハゲたけど、クレジットカードつくれるようになった】
かたまりさん
すごくいろいろあったんですが、結局のところ信用が得られて、クレジットカードを作れるようになりました。
小林さん
出来事がハード!
かたまりさん
お笑い芸人って、なかなか信用が得られないものでして、去年ちょうどこの「クレヨンしんちゃん」のアフレコをした後に、再びカード会社にアタックしました。「このCMに出ています」「この番組に出ています」といろいろアピールをした結果、クレジットカードが作れるようになりました。たぶん今なら「今、『クレヨンしんちゃん』の映画に出ています」とアピールしますね。
もぐらさん
クレジットカードは、僕はまだ持っていないですし、作っていないです。審査で弾かれるのが怖くて。これを機に行ってみようと思います!
MC
お二人ともお忙しいですからね。なるほど、そういう七年間だったんですね。
■もぐらさんの七年間に起きた変化【3400→7000】
もぐらさん
これは負けた額です。簡単に言うとそんな感じです。(会場には)小さなお子さんがいらっしゃると思うので、分かりやすくお話しますね。僕は、福沢諭吉さんという方と友だちだったんです。七年前には3400人ぐらいの諭吉さんとお別れをしました。今は7000人ぐらいの諭吉さんとお別れしています。仲間は大切にしましょう! 友だちは大切に。でも、まあいつか全員戻ってくると思っています。
MC
七年間の間に、皆さんにこれだけの変化があったことが分かりました。この七年という期間を経て、この作品が無事公開を迎えられたことを本当に嬉しく思っております。
■フォトセッション
MC
最後に代表して小林さんからご挨拶をいただきます。
小林さん
本日は、本当に暑い中、ご来場いただきまして、ありがとうございます。本作は、3DCGという新しいものですが、物語は臼井先生の描いた原作が基になっております。七年前から構想がはじまり、今日という日を迎えられて本当に嬉しく思います。お子さんには、3DCGの大迫力のシーンをたくさん楽しんでいただければと思います。大人の皆さんには、心に刺さるシーンや台詞がたくさん出てくると思います。なかなかうまくいかないとか、空回りしてしまうというような気持ちを、この映画を観て発散していただければと思います。本作はスタンプラリーとか、温泉でのキャンペーンだとか、たくさん行っております。この夏休み「クレヨンしんちゃん」で遊び尽くして、しんちゃんと共にこの夏休みの思い出を作ってください。私も思い出を作ります。本当にありがとうございました。