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「生きる LIVING」DVDmovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TDV33230D/2022年/英国東宝©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」DVDご購入はこちら
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「生きる LIVING」Blu-raymovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TBR33229D/2022年/英国東宝©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」Blu-rayご購入はこちら
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「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」完成報告会見「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」公式サイト劇場版「クレヨンしんちゃん」の初の3DCGアニメーション映画となる「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」の完成報告記者会見が6月5日、東京・日比谷の帝国ホテルにて開催されました。声優、および主題歌が発表され、しんのすけの声優を務める小林由美子さん、ゲスト声優を務めた松坂桃李さん、空気階段の鈴木もぐらさん、水川かたまりさん、そして主題歌「Future is Yours」を手がけたサンボマスター(山口隆さん、近藤洋一さん、木内泰史さん)が登壇しました。こちらの会見の模様をレポートいたします。完成報告会見野原しんのすけ役小林由美子さん非理谷充役松坂桃李さん池袋教授役鈴木もぐらさん(空気階段)ヌスットラダマス二世役水川かたまりさん(空気階段)主題歌山口隆さん(サンボマスター)主題歌近藤洋一さん(サンボマスター)主題歌木内泰史さん(サンボマスター)MC司会進行を務めます、テレビ朝日アナウンサーの堂真理子です。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、皆さんから一言ずつご挨拶伺ってまいります。 しんのすけちょっと待った!MCどうしました? しんのすけさん。 しんのすけオラ、会見って聞いてたから、てっきり真理子おねいさんとオラの永遠の愛を誓う結婚会見と思って、幼稚園も休んで、はるばる春日部から来たっていうのに、真理子おねいさん以外はちょっと男くさいというか、むさくるしいというか…。 MCあれ? みさえさんとひろしさんにはお伝えしたはずなんだけれど…。 しんのすけ聞いてないゾ。 MC今日はしかも結婚会見じゃなくて、映画の完成報告会見なんだよ? しんのすけえぇー、聞いてないゾ! オラ結婚会見って聞いてたから! MCちなみに、しんちゃんごめんなさい。私はすでに結婚をしているので、しんちゃんとは結婚できません(苦笑)。 しんのすけなんですって! えぇーーー! MC気を取り直して、会見を進めてまいりましょう。しんちゃん、座ってください。 しんのすけはいはいぃぃぃぃ…。あぁ、よっこらしょっと。MCまずは、黒い光を浴びて暗黒のエスパーとなって世界への復讐を誓う非理谷充(ひりやみつる)を演じました松坂桃李さん、お願いします。 松坂さんしんちゃん、男くさくてごめんね(苦笑)。 しんのすけだ、だいじょうぶだゾ…。 松坂さんありがとう(笑)。皆さん、本日はお集まりいただき、ありがとうございます。小さい頃から観ていた「クレヨンしんちゃん」にまさか自分が出るなんて、本当に夢のような時間を体験できました。夢が一つ叶ったと思っております。皆さん、ぜひ宣伝のご協力よろしくお願いします。 MC国際エスパー委員会の顧問・池袋教授を演じました、空気階段・鈴木もぐらさんお願いいたします。 鈴木さん本当にこの日が待ち遠しくてですね。それというのも、アフレコというんですかね? 声を当てたんですが、「果たしてこれは本当に公開されるものなのか?」「真実なのだろうか? 」っていうものが本当に分からないものですから、本当にドキドキしてこの日を迎えました。皆さんの前で話せて、本当に嬉しいです。 MC続いて、ヌスットラダマス二世を演じられた空気階段・水川かたまりさんお願いします。 水川さん「クレヨンしんちゃん」で声優をやるなんて、超自慢したかったです。去年の冬ぐらいには収録がありまして、そこからすごくいろんな人に自慢したかったんですが、我慢して、我慢して…家族にしか言わなかったんです。今日ここまでこの情報が漏洩しなかったということは、家族が誰にも言わなかったということだと思います。家族を褒めてあげたいです。楽しみに皆さんご覧ください。 MC続きまして、今回の主題歌「Future is Yours」を書き下ろしたサンボマスターの皆さんです。 山口さん僕らは、いつも通り一生懸命曲を作りました。それが今(予告編映像と一緒に)ちょっと流れたんですが、「すごいことが起こっているぞ!」っていう感じがひしひしと伝わってきています。「すごいことが起こっているぞ」っていうのをこれから全国の皆さん、いや、世界中の皆さんと共有できるっていうことにまたワクワクしてきています。だからこの作品に関わらせていただけてすごく幸せです。 近藤さんこの「Future is Yours」ができてから、もう一年以上経っています。ライブでもやらず、ひた隠しにしたこの曲が、ついに日の目を見ることができた感動と、この曲の流れている映像にあのしんちゃんが映っているという感動で、今胸がいっぱいです。 木内さんずっと観ていた「クレヨンしんちゃん」の主題歌を担当できるというのは本当に感動的です。この記念すべき「クレヨンしんちゃん」の公開日なんですが、なんと奇しくも僕の誕生日でございまして、運命的なものを感じています。ぜひ観ていただきたいと思います。 MCそして、主演の野原しんのすけさん。今日は、本作が原作漫画に基づいているということで、黄色と紫という原作ルックの衣装で来ていただいています。 しんのすけ見てみて! オラ、今日はフォーマルな普段着にしてみたゾ! どうどう? 似合う~? それはそれとして、そういえば! (鬼頭)明里おねいさんは? ネギ子おねいさんという役で出ていたでしょ? 明里おねいさんは? MCそうなんです。深谷ネギ子という国際エスパー委員会の美人職員を鬼頭明里さんが演じていらっしゃるんですが、残念ながらスケジュールが合わず、本日は欠席です。 しんのすけ何という大人の事情! オラもう、春日部に帰ります。プスライトを飲みながら、チョコビを食べてアクション仮面を見て心の傷をいやします…。 MCちょっと待ってください! プスライトは委員会の人が用意してくれたので、今持ってきます。チョコビは会見が終わったら買ってもらいましょう。もう少しだけ頑張りましょうね。 しんのすけわかりました! ねぇねぇ、ついでにその後、銀座の高級ブティックで、オラとの婚約指輪を買いに行かない? そしたらオラもっともっと頑張っちゃうゾ! MC改めまして、既に本作は完成しておりますが、家族の絆、仲間を思う気持ち、将来への希望など熱くなるシーンがたくさんありました。皆さん、本編をご覧になっていかがでしたか? 松坂さんとにかく、野原一家が最高でしたね。そして、しんちゃんがカッコ良かったです。それを今回、3DCGで観られるというのは「クレヨンしんちゃん」史上初ということで、早く全世界の皆さんに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです。MCカッコ良かったですよ、しんちゃん。 しんのすけイヤぁ、照れますなぁ! 鈴木さん本作は本当に「クレヨンしんちゃん全部入り」って感じですね。初めて観る方も安心して観られると思いますし、良いところ全部が入っていたと思います。子どもも大人もみんなが楽しめると思いますが、子どもたちが五年後、十年後に観てもまた違う意味で楽しめる…長い時間をかけて楽しめると思います。 水川さん本当に「クレヨンしんちゃん全部入り」という感じで素晴らしい作品になっています。試写で観たんですが、相方とかマネジャーとか近しい人も一緒にいたので、「うわー」って泣くのはこらえていました。映画館で一人だったら立ち上がれないくらい泣いてしまうんじゃないかと…。緩急ありと言いますか、しんちゃんのギャグとストーリー展開としんちゃん全部入りですね。 山口さん本作を観て、ずっと忘れられないセリフが多かったと思います。親子で観られる方も多いと思いますが、子どもが五年後、十年後経ってまた観るのもあると思います。僕ら大人世代も二、三年経って「あのセリフって、こういう意味だったのか?」と思うんじゃないでしょうか。TVで観ている時とは全く別のところで感動させられるというか、大人も夢中になる人が多いんじゃないかと思いました。 近藤さんしんちゃん作品が3DCGに初めてなるということで、「みさえさんの髪型がどうなるのかな?」と皆さんも気になっていたかと思います。3DCGの立体の造形がどうなるのか楽しみにしていたんですが、造形もそうですが、キャラクターの動きもものすごい躍動感があって、本当に見どころの多い作品になっていると思いました。ぜひ皆さん楽しみにしていてください。 木内さん素晴らしい作品だと思いました。ストーリーがものすごく良かったです。僕は、学生の頃に始まった「クレヨンしんちゃん」を、以前はしんちゃん側の目線で観ていましたが、今になると、お父さんのひろし目線で観ちゃいます。ストーリーと現在の社会情勢もリンクしている部分があって、考えさせられるところもあったし、これは子どもを連れて劇場に観に行きたいと思いました。 MCみんなが活躍を褒めてくれているけれど、今の気持ちはどうですか? しんのすけいやぁ、それほどでもあるゾ。最初はすごくむさくるしいところに来ちゃったと思ったけど、みんな、優しいおじさんとお兄さんで良かったぞ。チュッ! MCそして、この方にも登場していただきましょう。野原しんのすけを演じました小林由美子さんです。 小林さん壇上のイケメンの皆さん! 今回はしんのすけが失礼なことばかり言って申し訳ございませんでした! あとで、みさえ母ちゃんにしっかりと叱ってもらいます。皆さん、本当にありがとうございます。こんな野原しんのすけですが、本作ではとっても頑張ってくれました。CGならではの、ものすごい迫力のシーンの連続で、後半はジェットコースターみたいな感覚が続きます。これも本当フルCGならではですね。それから、音楽と主題歌とゲストキャストの皆さんの熱演で素晴らしい作品になっております。ぜひお楽しみください! MC改めて「クレヨンしんちゃん」に声優として出演すると決まって、どういうお気持ちでしたか? また出演されてみていかがでしたか? 松坂さんまずお話をいただいた時は「どれくらいしんちゃんと絡めるんだろうか?」と思いました。本当にちょっとでも良いんで、出たかったんです。でも、いざ台本を開いてみたら予想以上にしんちゃんと共演するシーンが多くて…。緊張もありましたが、すごく嬉しかったです。 MC実際に演じられていかがでしたか? 松坂さん僕が声を入れる時はしんちゃんの声がすでに入っていたので、僕が「しんちゃん」を観ていた当時の感覚もありつつ、ちゃんとそこに声を入れる――何か不思議な、子ども時代を思い出しながら演じたところもありました。 鈴木さん本当に嘘だと思いました(笑)! 「これはものすごい嘘が回ってきたな。どうしようかな?」みたいな(笑)。一応、乗っかるというか、「まあ嘘だろうけれど…」みたいな感じで思っていたんです。でも、だいたい嘘の時は紙一枚をマネージャーさんが持ってくるんですが、すごく分厚い紙だったので「これは本当なのかも」って怖くなってきて…。重みと言いますか、僕が四歳くらいの時から観てきたアニメですから、そこに出られるということで、緊張しながらやりましたね。いやもう、声優をやったことがないんで、演じ方が分からなくて…。そこは監督が、僕がやりやすいように「好きにやってくれ」と言ってくださって、何とか終われた感じでした。MC水川さんはお話が来ていかがでしたか? 水川さん絶対に嘘だと思いました。スケジュールに「クレヨンしんちゃん(仮)」ってあったんで、「まあ嘘だろう」と思いました。「クレヨンしんちゃん」を使っているから、テレビ朝日のバラエティの何かのドッキリで、たぶん「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系列にて放送中)か何かだと思っていました。そしたら、大根監督からの出演オファーのメッセージを見せられて、さすがにドッキリで大根監督の名前は使わないだろうと思って…そこで本当なんだと信じましたね。 MCお二人別々のタイミングで聞いたんですか? 鈴木さん聞いたのは別々だったかも。まあ、ありえないだろうと。「クレヨンしんちゃん」ですからね。 MC水川さん、実際に演じられていかがでしたか? 水川さん難しかったです。本当に途中で帰りたかったですね…。だいたい12時間くらい、一日でやりましたが、今までの仕事で一番難しかったです。監督から「この感じで声出してください」というのを120パターンくらいずっとやって、喉がちぎれるかと思いました。難しかったですが、やれて良かったです。MCサンボマスターの皆さんは、主題歌を担当する上で、どんな思いを込めたのでしょうか? 山口さん込めたというか、大根さんに「とにかくロックにやってほしいです」「ロック、ロック!」って言われました。いや、僕らは逆にロック以外はやれないから…。こんなに楽なことはなかったです(笑)。ロックに作ればいいって言われて、逆に「良いんですか?」って思いました。 木内さん僕らは作りながら良い感じだと思っていても、「果たしてこれが『クレヨンしんちゃん』の曲になるのか?」 って、ずっと思っていました。でも、監督は「さらに!」「さらに!」っていう感じで…。 山口さん「これで良いのだろうか?」と思いました。歌詞も「アイラブユー」から始まって、「これロックでしょ?」っていう感じでしたから…。だから、本作で流れているのを観てすごく感動しました。「うわっ。この作品に関われているんだ」っていう嬉しさ、こんなすごい作品にロックンロールが流れるという感動がありました。 MC山口さんも映像と音楽が合わさったものを聴いたのはこれが初めてですか? 山口さんここまで大きい音で聴くのは初めてかもしれません。三人ともここに全てをかけるというか、未だに「こうした方が良いかな?」って思っちゃうくらいです。全国の映画館に行って音のボリュームを調整したいくらいです。近藤さん大根監督が、一度会いに来てくださいました。その時に、2021年のフジロックに僕らが出たのを見て「絶対にサンボマスターでやりたいと思った」と言っていただきました。これはもう「普段通りにやったら良いのかな」と思いまして、そこからは「どうやってベースをデカくしようか?」とかいうことに集中できました(笑)。 木内さん大根監督がそうおっしゃっていたので、「ロックンロールに仕上げよう」「シュっとしたドラムを叩くとか考えず、フルスロットルで行けば良い」と思ってやりました。 MC今回、しんちゃんがつやつやモチモチの“しん次元”のしんちゃんになっていますが、小林さんは、演じる上で普段と何か変化はありましたか? 小林さん根本的なところはTVアニメも普段の映画も変わらないんですが、3DCGということで、アフレコの時に画が全部入っている状態でした。他のキャストの声も聴きながらできたので、いつもなら「しんのすけならこうであろう」と思いながらやる部分があるんですが、今回はそれをちょっと超えた部分が多々あるかなと…。ラストに向かって自分が思っている「しんのすけ像」のリミットが外れたところがあったかな?と思います。それはそれで新しいしんのすけを表現できたと思うので、皆さんの反応にドキドキですが、楽しみです!MC松坂さんは、野原一家をどのように思っていますか? 松坂さん憧れますよね。普段はケンカをしたり、しんのすけが怒られたり、ひろしもダメダメな一面があったりするにもかかわらず、映画になるとみんな家族のために一致団結する絆の強さを、しんちゃんの映画ってすごく感じるんですよね。最終的には野原一家は愛にあふれていると感じて、「良い家族だな」と思って作品を観終わりますね。 MC鈴木さんはいかがですか? 鈴木さん最高ですよね。やっぱりあの野原家のような家族は、全ての税金を免除したほうが良いと思います! それくらい素晴らしいです。銭払う必要ないです! MC水川さんはいかがですか? 水川さん税金は払ったほうが良いと思います。本当に子どもの頃は、歳が近いしんちゃん目線で観ていましたが、年を取るとお父さん、お母さん、ひろし、みさえ目線で観るようになって…。 鈴木さんお前、全員のコメントをパクる気か(笑)? それ木内さんが言っていたことじゃん! 勘弁しろよ、お前! 水川さん木内さんがさっき言っていたなとは思っていたんですが…(笑)。 鈴木さん先に言われたら言うなよ(笑)! 水川さん本当に理想的な家族と言いますか、僕も去年、結婚したんですが、ああいった家族を持ちたいと思いますね。 MC小林さんは改めて、野原家の魅力をどんなところに感じていますか? 小林さんそうですね。絶対的な味方でいる存在というか――普段はケンカをしたり、しんのすけが怒られたりしながらも、やっぱり心のよりどころ、“完全な居場所”としてしんのすけにとっては野原家があります。本作も何があっても、とうちゃん、かあちゃん、ひま、シロが応援してくれて、「ただいま」と言ったら「おかえり」と言ってくれて、どんな困難も乗り越えていける家族に恵まれて、しんのすけは幸せだと思います。 ■記者からの質問。 【記者質問1】松坂さんにとって、しんのすけの父、ひろしさんの姿はどのように映っていますか? 松坂さんそうですね、僕も年齢が上がってきて、だんだんしんちゃん目線からひろし目線で観たりもしますね。ひろしって全国のお父さん代表というか、憧れみたいなところがあると思います。ひろしって普段はダメダメでも、締めるところは締めるし、カッコ良い一面もあるし、映画になるとすごくたくさん心に残るセリフを言ったりするのが、改めてカッコ良いなと思ったりしますね。僕にとってもちょっと憧れの存在ではありますね。 【記者質問2】空気階段のお二人に質問ですが、「クレヨンしんちゃん」は笑いもあり涙もありですが、今回、独特のユーモアに触れて、今後のネタやお笑いに活かせると感じましたか? 鈴木さん今ちょうど僕ら単独ライブのツアー中なんです。「しんちゃん」の映画に出たことによるエキスが存分に詰まっていると思います。しんちゃんファンの方も、これから関西を回って、最後は恵比寿でやりますのでね…ぜひ。 水川さん配信もあります! 鈴木さん見逃せないのではないかと思います。 山口さん宣伝じゃねーか(笑)! 【記者質問3】実際に映画が完成して、ご自身の声が本作の中から聞こえてくるというのはいかがでしたか? 水川さん不思議な気持ちでしたね。ちょっと照れくささというか…。しんちゃんと絡んでいる感動はありますが、自分の声が流れてくる照れくささもあって不思議な感覚でしたね。 鈴木さんずっと小さい頃から観ていて、そこに出させてもらえて、自分の声を作品の中の一部にしていただきました。今でもいろんなことをやっていますが、法だけは守らないといけないんだなとより一層、強い責任感がわいてきました。法律だけは、はみ出さないように守らないと、と思いました。 【記者質問4】水川さんに質問ですが、緊張がほぐれてきたかと思いますので、こういう大きな作品に参加されて、試写もご覧になって、そのお気持ちをギャグで表現していただけますか? 水川さんでは、奥のカメラの方にめがけてやります。「クレヨンしんちゃん…最高!最高!最高!」(記者の方に向かって)こういうことですよね? 鈴木さん一応、「最高!最高!最高!」と言っています。 水川さんこれで流行語大賞をとりたいんですが…。 鈴木さん最近、あいみょんさんもやっているらしいですね? 水川さんあいみょんさんにもやっていただきました。おススメです。しんちゃんもぜひやってください! MC最後に松坂さん、小林さんからメッセージをお願いいたします。 松坂さん皆さん、本日はありがとうございました。今までの「クレヨンしんちゃん」の作品の中でも、間違いなく“しん次元”の作品になっています。どうかマスコミの皆さんも宣伝のほうご協力よろしくお願いいたします。 小林さん本日はお集まりいただきましてありがとうございました。本作には本当に見たことのないしんちゃんがいっぱい詰まっております。お子さまからおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い方たちに観ていただきたい作品になっております。皆さんどうぞ本作を観に来ていただければ嬉しいです。
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「怪物」初日舞台挨拶「怪物」公式サイト第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて脚本賞と独立部門のクィア・パルム賞に輝いた本作「怪物」は、『万引き家族』(2018年公開)でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督、『花束みたいな恋をした』(2021年公開)やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年フジテレビ系列にて放送)などで圧倒的な人気を博す脚本家・坂元裕二さん、そして日本人初となるアカデミー賞🄬作曲賞を受賞し国内外を問わず第一線で活躍した坂本龍一さんが音楽を担当し、観る者を圧倒するキャスト陣という、まさに怪物級の才能が一堂に会した作品です。 6月2日、「怪物」の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さんをはじめ、角田晃広(東京03)さん、中村獅童さん、そして脚本の坂元裕二さん、是枝裕和監督が登壇しました。カンヌ映画祭受賞の朗報もあり、より盛り上がったこちらのイベントの様子を詳しくレポートします。初日舞台挨拶麦野早織役安藤サクラさん保利道敏役永山瑛太さん麦野 湊役黒川想矢さん星川依里役柊木陽太さん正田文昭役角田晃広さん(東京03)星川清高役中村獅童さん脚本坂元裕二さん是枝裕和監督安藤さん今日は、たくさん雨が降る中、お越しいただきありがとうございます。カンヌから戻ってきて、まだちょっとフワフワしたような、興奮したような状態のまま初日を迎えていますが、皆さんとここでお会いできて嬉しいです。 永山さん「怪物」という作品に参加できたことは幸せなことです。初日を迎えて、たくさんの方に本作からいろいろなことを感じて、考えていただけたら嬉しいです。 黒川さん今ここに自分が立っていることがとても嬉しいです。楽しんで観ていただけたら、とても嬉しいです。 柊木さん昨年、春と夏に頑張って撮影した作品を皆さんに観てもらえると思うと、とても嬉しいですし、少しドキドキしています。 角田さん試写会で観た時に、改めてものすごい作品に参加させていただけたんだなという気持ちになりました。本当に「早く皆さんにも観ていただきたい」と思っていたので、この日を迎えられて非常に嬉しいです。 中村さん是枝組で初日舞台挨拶のこの場に立てていることを非常にありがたく思っています。本作は、二重三重の構造になっているような作品だと思っています。登場人物それぞれに感情移入して観ていただけたら嬉しく思います。 坂元さんこの企画を始めたのが2018年なので、足かけ五年。そして今日、こうしてようやく……。この大雨の中、こんなにたくさんの方に来ていただけて、感謝の思いでいっぱいです。 是枝監督今、坂元さんがおっしゃった通り、長い時間をかけて、コロナ禍の前からスタートした企画が、ようやくこういうかたちになりました。本当に素晴らしいスタッフとキャストに恵まれて、自分でも納得がいく面白い作品ができたと思っております。皆さんに今日本作を届けられることをとても嬉しく思います。ありがとうございます。 MC第76回カンヌ国際映画祭での二冠、誠におめでとうございます!(会場:拍手)ここからは、カンヌ映画祭にまつわるお話を伺います。まずは是枝監督にお聞きします。コンペティション部門への出品は今回が七回目、映画祭への出品自体は九回目ということで、「怪物」で行かれたカンヌはいかがでしたか。 是枝監督最高の滞在でした。今回「怪物」がオープニング上映ということもあって、丸々15日間滞在しました。こんなに長く行ったのは初めてでした。作品上映のあと二日、三日と日が経つに従って、(本作を)観てくれた方からの口コミで広がって、街中で声をかけられることが増えました。歩いていると呼び止められて、「あのシーンはこういう解釈で良いのか?」と質問されるんです。僕の答えに納得されて帰って行ったり、手の親指を上げるポーズ(=サムアップ)だけされて帰られる方もいました。今回は、「作品が届いている」と強く感じることができました。MC坂元さんは、脚本賞を受賞されるという偉業を達成されました。カンヌでの受賞の日から今日までの日々、どのようなお気持ちで過ごされましたか。 坂元さん三十年前に、遊びでカンヌ映画祭に行ったことがあります。その頃は遠巻きにレッドカーペットを見て「素敵だな」と思っていたのですが、今回は是枝監督に連れて行ってもらい、実際にレッドカーペットを歩くことができました。忘れていた三十年来の夢を叶えることができて感無量でした。 MC夢の舞台で、この「怪物」がいろいろな方に観ていただけるのは、嬉しいですよね。 坂元さん自分が想像していた以上の歓声で迎えられて、レッドカーペットを歩いている時も、上映後もお客さんの反応が常にすごかったです。恐縮しながらも、胸がいっぱいになりました。 MCカンヌに渡航した皆さんに現地の思い出を伺いましょう。……角田さんは、今回カンヌには行かれて……いない? 角田さん(手でメガネをクイッと持ち上げて)行かれていないですね。「行けるかな?」と、わずかに期待しましたが、やはり行けなかったです。 MC私と一緒に「カンヌのアレってどうなの?」など気になることをどんどん……。行けなかった組としてお話を伺っていきましょう。 角田さんそうですね。「何で行けていない報告をするんだろう?」と思ったんですが、そういうことですね。分かりました。 MC安藤さんは、「万引き家族」(2018年公開)の時は、スケジュールの都合で授賞式には出席できなかったそうですが、今回は授賞式にも参加されていかがでしたか。 安藤さん前回は上映の時だけパッと行って、すぐ帰国したので……。今回は、映画祭を全体的に感じることができました。他の作品の上映にも行け、授賞式に参加した時に、本当に素晴らしい瞬間に一緒にいて、ものすごいことなんだと実感しました。すごく素晴らしい経験ができました。大興奮でした。 MC永山さん、レッドカーペットはいかがでしたか。 永山さん世界中の方々が、「コレエダ!」「サクラ!」と写真を求めていました。時折、「コレエダ」が「コレ……エータ」になり、それが「エータ」と聞こえて、自分が呼ばれたと思って振り返ると、全然こちらを向いていない……というとても恥ずかしい思いをしました。最後に、壇上に上がった時に、確か是枝さんの指示で「(両手のジェスチャー付きで)振り返ったら手を振ってね」と言われたので……、僕と坂元さんだけ、両手で手を振っていました(笑)。そこだけ写真を抜かれて…、(坂元さんに向かって)二人だけとらわれた宇宙人みたいでしたよね?坂元さん(苦笑い)。そう!……歓声があまりにすごくて、片手で応えるのでは返し切れていない気がして、なぜか両手で応えたらとらわれた宇宙人になっていました。永山さん(笑)。 MC確かに、「両手を上げて万歳をしているのかな?」と思ったので、私も印象に残っています。 永山さん(是枝監督に向かって)いや……「是枝さんのせい!」と言っているわけではないですからね。 是枝監督その時、僕は片手だったよね。 永山さんそうでしたね。 坂元さん(場に)慣れている方は片手……。 是枝監督(下を向いて苦笑い)。 MCその時はすごい光景が広がっていたんでしょうねぇ。角田さん! 角田さんそうですね。行きたかったですー! 急に(話を振られて)びっくりした……。すみません、(会話に)あまり参加できずに……申し訳ないです。 MC私たちには想像のつかない……。 角田さんいや、想像つかないですよ! 我々が想像している以上にレッドカーペットってすごいんですよね? (安藤さんに向かって大きな声で)ね? 安藤さん(大きな声で)はい(笑)! 角田さん(MCさんに)いずれ我々も立ちたいですね! MCぜひ!黒川さんと柊木さんは、今回が初めての海外映画祭でしたね。特に印象に残っていることはありますか。 黒川さん(柊木さんと顔を見合わせてから)カンヌの上映が終わった次の日に、「どんなところかな?」と思って街を歩いていたら、いろいろな人から「コングラチュレーション!(おめでとう!)」や「アイ・ラブ・ユア・フィルム!(映画「怪物」が好き!)」と言われてすごく嬉しかったです。柊木さんレッドカーペットで、記者の方たちが「ヒナタ!」とか「ディス、ウェイ、ヒナタ!(ヒナタ、こっち向いて!)」と言ってくれたのが、すごく嬉しかったです。でも、外国の方は「ヒ」の発音が難しいらしく、「イナタ・イイラギ」とか「イナティ」みたいになっていたので、ちょっと申し訳なく、「サニー」っていう名前に変えようかと思いました。 角田さんそこは全然申し訳ないところじゃないから、(名前を変えなくて)大丈夫だよ! 柊木さん(笑顔)。 角田さん僕はカンヌには行けなかったので、ニュースで見たり、記事を読んだりしていました。「坂元さんがお腹をこわした」というニュースがずっと気になっていました。よりによって、カンヌで? MCそれは気になりますね。坂元さん、何があったのですか。 坂元さんレッドカーペットを歩いた日に食べた食事が合わなかったみたいで…。その日は大丈夫だったんですが、次の日の午前中に、みんなで写真を撮っていたら急に苦しくなって……。「このあとみんなで食事に行きましょう」という流れだったんですが、私は、そのお店のトイレから出られなくなりました。代わる代わる「坂元さん!皆さん食事を待っていますよ」と来てくれたんですが……。 角田さん災難でしたね。 坂元さんおいしくて、食べ過ぎてしまったみたいです。 角田さんそれから、「ウエハースがおいしかった」というニュースを読みましたが「これは何だろう?」と思っています。 坂元さんカンヌに滞在した三日間のうちの二日間は、ずっとホテルで寝込んでいたんですが、優しいスタッフの方が、「坂元さん、これを食べて」とクッキーとウエハースを持ってきてくれました。カンヌと言えば、ヨットで、シャンパンを飲みながらムール貝を食べる!……だと思っていたんですが、最高のウエハースを食べることができました! 角田さん(笑)。どんな思い出なんですか!? MC是枝監督、今回はカンヌで世界中の映画人の方とお会いになったと思いますが、印象深かった方はいらっしゃいますか。 是枝監督今回は、日本からの参加も本当に多くて……。"世界中の映画人の方”と聞かれているんですが、僕が感動したのは映画「首」で参加していた(北野)武さんです。出品作「首」の上映を観て、ご挨拶して、ツーショット写真を撮っていただきました。そこに写っている自分が、学生時代に戻ったような立ち方をしていて、(ファン心理が)何か出ちゃっているんですよね(笑)。不思議ですね。本当に長くいたので、武さん以外にもヴィム・ヴェンダースさん(コンペティション部門出品作品、主演役所広司の「PERFECT DAYS」監督)や、最終日の上映だったケン・ローチさん(コンペティション部門出品作品「THE OLD OAK」監督)にもご挨拶できました。「会いたい人には、大体会えたかな」っていう感じです。 MC中村さんは、前回の完成披露の時に、別の作品でカンヌ映画祭に参加されることをお話されていましたが、いかがでしたか。 中村さん(北野武監督の「首」で)カンヌに着いた日がもう夜中だったんですが、「せっかくカンヌに来たのだからお祭りの雰囲気を体験しよう」と思って、共演者の大森南朋さんと、ホテルの前のビーチ沿いでやっているパーティに参加しました。ところが、外国の方の華やかなノリについていけなくて、ビールを一本飲んで、あまり会話もなくホテルに帰りました。「是枝監督に会えたら嬉しいな」と思っていたところ、次の日に映画の取材のための移動でホテルから歩いている時に、偶然お会いしました。「会えて嬉しかったな」と振り返ったら、是枝監督は外国の方に囲まれてサインをしていたので、「すごいなぁ」と思いました。「首」のアフターパーティには、是枝監督もいらして、先ほどおっしゃっていましたが、僕らは北野武監督と是枝監督がツーショットを撮る様子を遠目に見ていました。「すごいツーショットだな」と感動しました。 MC角田さんは、本作がカンヌに出品されると聞いた時は、どんなお気持ちでしたか。 角田さん「でしょうね!」と思いました。(登壇者の皆さん:笑) 台本を読んだ時から、「すごい作品だな」と思いましたし、それが映像になったものを試写会で観て、本当に素晴らしくて…。すごいんですよ、黒川くんも柊木くんも! 「これはもう、カンヌで評価されるでしょうよ!」って思いでいっぱいでした。そしたら、案の定でした!MCちなみに「東京03」のメンバーの皆さんは? 角田さんそういうニュースが流れた時に三人で一緒に仕事をしていました。楽屋のテレビで見て、飯塚(悟志)さんは、「すごいね!すごい作品に出させてもらったね」と言ってくれました。豊本(明長)さんは、それを聞きながら無言でうなずいていたので、同じ思いだと感じました。 MC本作のプロモーションに参加されるのは、今日が初めてとのことですが、是枝組でのお仕事はいかがでしたか。 角田さんものすごく緊張しました。必要以上の緊張感を持って、現場にいたと思います。でも、現場の雰囲気というか空気がとても穏やかなんです。是枝監督の醸し出す雰囲気、口調も丁寧で優しいので逆に怖いと思うこともありました。……「怖い」というのはちょっと違うか…。本番になるとピシッと引き締まって、スタッフの一人一人がすごく集中していました。(じっと見ている安藤さんに向かって)何かめっちゃ見てくるよね? 安藤さんちょっと、一つ良いですか?(角田さんに向かって)本番中にめっちゃ笑かしにきますよね? 角田さんありましたっけ? 安藤さん今のお話を聞いていて、「あれ?……あれ?」って思うくらいリラックスされていましたよね。 中村さんふざけているんですか? 角田さんふざけていないです! 中村さん真面目にやってください! これから皆さんに本作を観ていただくんだから! 安藤さんだから、余計なことはあまり言いたくないの。……とは思いながら、どうしても…、すみません! 角田さんいや、大真面目ですよ! イメージとして、大声が飛び交う現場ってあるじゃないですか。我々が普段いるお笑いの現場は声が高くて……(是枝組は)そういうのがない現場。 中村さんこれからご覧になるお客さんが、角田さんが出てくると「あぁ、ふざけているんだな」って思いませんか? 大丈夫ですか(笑)。 角田さんそんなシーン一つもないわ(笑)! MC是枝監督からみて、角田さんはいかがでしたか。 角田さんそんなこと聞くの? すごい質問をするなー! 是枝監督(笑顔で)どうすれば良いんだろう。観る前に話すのはあまり……。お笑いをされている中で、お芝居がうまい人がときどきいるんです。角田さんはその一人ですね。セリフの間合いの取り方はもちろん素晴らしいですが、画面の中のポジション取りがすごく上手なんです。 角田さん本当ですか? 是枝監督うん! 角田さん(MCに向かって)この質問をしてくださって、ありがとうございます。 是枝監督すごく的確なところにちゃんと動くし、タイミング良くフレームに入ってくる。これは天性のものだと思います。素晴らしかったです! 角田さん(嬉しさで顔をほころばせ)嬉しいです。(頭を下げて)本当にありがとうございます。 ■壇上に、カンヌ国際映画祭脚本賞のトロフィーが運ばれてくる。MCこちらのトロフィーは、先日の凱旋会見の時に、是枝監督から坂元さんにお渡しいただきました。キャストの皆さんは、実物を目にするのが初めての方も多いと思います。黒川さん、実際に見ていかがですか。 黒川さん(何度もトロフィーを見つめ、圧倒されたかのように無言でうなずく)。坂元さん(何かを話さなければと戸惑う黒川さんに)無理しなくて大丈夫だよ! MC柊木さん、実際に見ていかがですか。柊木さんすごくきれいです。 ■フォトセッション MC最後に、坂元さんと是枝監督からご挨拶をいただきます。 坂元さん本日は、この雨の中本当にありがとうございました。皆さんに観ていただける日をずっと願い続けて、届けられる日を思い続けてきました。本当に感謝の思いでいっぱいです。心を込めて作りましたので、どうぞよろしくお願いします。 是枝監督大雨の初日ということで、映画館にたどり着くのも大変だった方もいらっしゃるかもしれません。こんなにたくさんのお客さんに来ていただき、とても幸せな作品になったと思います。本当にスタッフとキャストの力を結集して作り上げた作品です。……届くと良いなと思います。楽しんでください。
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「生きる LIVING」DVD レンタルビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ/トム・バークmovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TDV33228R/2022年/英国東宝原作:黒澤明 橋本忍 小国英雄 監督:オリヴァー・ハーマナス 脚本:カズオ・イシグロ©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」DVD レンタル
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「生きる LIVING」Blu-ray レンタルビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ/トム・バークmovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TBR33227R/2022年/英国東宝原作:黒澤明 橋本忍 小国英雄 監督:オリヴァー・ハーマナス 脚本:カズオ・イシグロ©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」Blu-ray レンタル
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「怪物」大ヒット御礼舞台挨拶「怪物」公式サイト第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて脚本賞と独立部門のクィア・パルム賞に輝いた本作「怪物」は、「万引き家族」(2018年公開)でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督、「花束みたいな恋をした」(2021年公開)やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年フジテレビ系列にて放送)などで圧倒的な人気を博す脚本家・坂元裕二さん、そして日本人初となるアカデミー賞(R)作曲賞を受賞し国内外を問わず第一線で活躍した坂本龍一さんが音楽を担当し、観る者を圧倒するキャスト陣という、まさに怪物級の才能が一堂に会した作品です。 6月19日、「怪物」の大ヒット御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の安藤サクラさんと永山瑛太さん、是枝裕和監督が登壇しました。この日が初めての上映後の舞台挨拶となった、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶麦野早織役安藤サクラさん保利道敏役永山瑛太さん是枝裕和監督MC本作は、6月2日より公開し、昨日までに観客動員数約90万人、興行収入12.3億円を突破する大ヒットとなりました。本日は、上映後の舞台挨拶ということで、内容にも触れてまいりたいと思います。 安藤さん今日は、本作初めての上映後舞台挨拶です。これまでは宣伝などでも内容に触れ過ぎないように、すごく気をつけて話をしてきました。やっと上映後の雰囲気の中で、皆さんとおしゃべりできることがとても楽しみです。永山さん本日は、ありがとうございます。短い時間ですがよろしくお願いします。 是枝監督公開から2週間ちょっと経ちまして、僕の元にもすごくたくさんの感想が寄せられています。本作が、良い形で広がっているのを実感しております。ありがとうございます。 MC今週中にも観客動員数が100万人を突破しそうな見込みです。ちょっと聞いてみましょうか… 。(客席に向けて)すでに二回以上、複数回ご覧になっている方はどのぐらいいらっしゃいますか? (たくさんの手が挙がる) 安藤さん(驚いて)えー! すごいですね…。何回、ご覧になっているのでしょうか。MC聞いてみましょう!(客席に向かって)三回以上の方は? 四回以上の方は? 五回以上観ている方も…いらっしゃる。それだけ語りたくなりますし、考えたくもなる作品です。安藤さんのところには何か反響は届いていますか。 安藤さん私が聴いているラジオで、皆さんが次々に「怪物」の話をされるので、「すごいんだな」と思っています。こんなにも、何て言うんだろう……? MC(「怪物」の話をしてくださいと)お願いして話してもらっているというより、皆さんが自発的に本作の話をしてくださっているのですね。 安藤さんそうそう。「あまり細かいことは言いません」という感じなので、だんだんと私よりも本作を観ている皆さんの方が、「いろいろな細かいことをご存じなのでは?」と……。自分よりも皆さんのほうが作品に詳しい気がして、しゃべるのが怖い気持ちにもなっています。 MCいろいろな解釈がありますからね。永山さんのところには何か反響は届いていますか。 永山さん本当に皆さんそれぞれ感じ方や受け取り方が違うので…。一番多いのが二回以上観た方々の感想が「何かニュアンスが違ってくるな」ということです。あとは「言葉にならないので、会って話がしたい」と言われます。僕の周りで一番(鑑賞回数が)多いのは、五回ですね。今、サクラが言った通り、今までの取材をやってきた時は、ネタバレにならないようにとオブラートに包んで話をしていました。公開されてからは、どういう風に本作の良さを言葉で伝えたら良いのか、分からなくなりました。お客さんのほうが、(内容を)より理解されている気がしています。僕自身も言葉にできない気持ちでいます。 MC言葉を尽くして話したくなる作品なので、皆さん熱を持ってお話されるのではないかと思います。是枝監督の元にはどのような感想が寄せられていますか。 是枝監督「あまりSNS向きではない」とか「もっと長い文章で感想を伝えたい」といった感じですかね。僕の周りには、結構若い監督が仲間として、同じ空間にいるんです。その彼らに言われるのが、「いつもよりも演出に迷いがない」「編集のキレが良い!」「もう自分で脚本を書かないほうが良いんじゃないか」という(苦笑い)。熱い、温かいメッセージをいただいています。 安藤さんそれを聞いて、どんな気持ちになるんですか? 是枝監督(少し考えて)…悔しい気持ちがないわけではないです。でも、坂元さんとやったことを吸収して、「無駄のない脚本を書こう!」という気持ちに今はなっています。でも、自分で観ていても「今回は良い編集をしているな」と思っていたので、嬉しいです。 MC皆さんが最も印象深かったシーンについてお話いただけますか。 安藤さん現場の出来事として印象に残ったシーンは、病院の帰り道で湊が走り出すシーンですね。いろいろな出来事があったので印象に残っています。何回か繰り返しやっている時に、(湊役の黒川)想矢が「パンッ!」とはじけたというか…、その瞬間を目の当たりにして、それに反応して乗っていくことにもすごくワクワクしました。あとは、カットがかかった時に、監督が「OKでしょう?」という反応になったんですが、技術部の皆さんからのOKがでないと全体のOKにはならないので、「まだOK!と言わないで」と監督から逃げたことです。 是枝監督(うなずきながら)はいはい。とても良いシーンだったね。 安藤さんあの時の現場の空気がすごくて…。 是枝監督最初のリハーサルでは、湊が道にしゃがむので、顔を覗き込むお芝居にしていたんです。でも、リハーサルをしていくうちに、何となく「違うな」となって、湊に「しゃがみこまなくても良いよ」と話したら、走り出したんですよね。それでサクラさんが、(湊を)追いかける芝居に変わりました。「絶対にこっちのほうが良いや」と思ったんですが、その道の先まで撮影する予定ではなかったので、照明を準備していなくて…。それで一旦撮影を中止にして、日を改めて撮り直したんです。それは、スタッフも「絶対にこっちのほうが良いので撮り直しましょう」と言ってくれたからこそ実現しました。そこで誰かが「えー、このまま撮ろうよ」と言っていたら、絶対にあのシーンにはなっていないので…。 安藤さんしかも、その時点で当初撮る予定だった部分も、太陽の関係で… 是枝監督やめました。 安藤さんすでに延びていたから、大人の人たちは「絶対に撮らないと!」という考えになっていたはずの日だったのに(是枝監督が大きくうなずく)…すごい。 是枝監督照明の尾下(栄治)さんが「やり直そう!」と言ってくれたので、もう本当に良いスタッフ! 安藤さんあの時のチームはカッコ良かったです! 是枝監督(笑)。 MC安藤さん、これまでの現場でも、役者さんの動きに合わせて、監督が柔軟に「こうしよう」と変えることはよくある現場なんですか。 安藤さん私への質問ですか? たぶん監督のほうが……私、分からないです。 MC(是枝監督に)役者さんの動きに合わせて、演出を変えることはよくあるのですか。 是枝監督僕の現場で? (安藤さんにパスする) 安藤さん俳優部に限らず、すべての流れを見て、それをくみ取りながら撮影を進めていく監督だと、私は感じています。どうなんだろう…(永山さんに)そうだよね? 永山さんうん! そうだと思う。 安藤さんそうだよね。何かすごいプレッシャーが…。(是枝監督に)そうですよね? 是枝監督はい。 MC永山さんは、撮影中や作品を観て印象に残ったシーンはありましたか。 永山さん冒頭の、サクラがクリーニング店で働いている時に、エレベーターが動いて、行ってしまった後で、野呂佳代さんに気がついた時の動き! 是枝監督「ぴょ!」ってやつね。 永山さん(うなずく)あれは、「あんな人間見たことない!」ってなりました。あれはどういう気分でやったの? 今まで役者さんの中で、あの動きをした人を見たことがない。冒頭から見た時に「すごいな」ってなりました。(しみじみと)うーん、なかなかあれはできない! 「すごいものを見た」ってなりました。 安藤さんでも、同じように瞬発的な身体表現で、瑛太くんを見て驚くことがありました。 MCどのシーンですか。 安藤さん全部そう。なんか突発的な…魚をこぼす? 違うな。何て言ったらいいの? 永山さん水槽の水をこぼす? 安藤さんそうそう! 何て言ったら良いのかな? 私全然うまくしゃべれない。 是枝監督大丈夫! 伝わっている。 MC是枝監督は、お二人の身体表現をどのように感じていましたか。 是枝監督難しい質問ですね。役者さんに必要なのは、究極的に言うと”運動神経”だと思います。それは、スポーツができるできないではなくて、身体をコントロールする能力の高い役者が、すぐれた役者だと思います。この二人(安藤さんと永山さん)は、とってもそれが優れているから、演出していて楽。とても楽。 安藤さん(満面の笑みで)やったー! 永山さん(笑顔)。 是枝監督僕が一番印象に残っているシーンの話をしても良いですか?土砂崩れで横倒しになった列車の窓の泥を二人で必死にかきわけて(車両の)中をのぞこうとするシーン。下からカメラが撮って、ふたりの手が泥をかき分けているあのカット。あれは、大変だったね。泥が窓枠に入っているので、必死に瑛太さんが開けて、中をのぞく長いワンカットなんですがとても好きです。 MCあのシーンは、映像的にもインパクトがありましたし、面白かったです。あのシーンは想定通りだったのですか。 是枝監督(額に手を当てて考えた後に)想定はしていませんでした。カメラを置く位置は決めていましたが、あんな風になるとは誰も思っていませんでした。実際に雨を降らせた時に、夜空の星のようにも見えるし、あんな風に手が感情を伝えるんだと現場で気がつきました。現場で見つけたカットでした。 MC愛情にも見えますし、どこか世の中に隠れていく怖さの比喩表現のようにも見えました。 是枝監督そうですね。いろいろなものがあそこに見えてきますよね。 MCこの作品には、たくさんの方々が関わっていますが、なくてはならないお二人のサカモト(坂元裕二さん、坂本龍一さん)さんの存在があります。是枝監督、改めてお二人とご一緒されてみていかがでしたか。 是枝監督裕二さんの時間をかけた決定稿までのプロセス、緻密な脚本作りを間近で見て本当に勉強になりました。作品の内容は分かっていたつもりなんですが、出来上がった作品を観ると、さらに”こことここがつながっているんだな”とか…。僕は、本当なら出来上がる前に分かっていなくてはいけないんですが、画になってつながった時に気がつくことも結構あるんです。それが本当にすごいと思っています。周りのスタッフの話ばかりして申し訳ないですが、未だに坂元さんのセリフを真似して、日常的に使うスタッフがいます。「直接触っていないから汚くないよ」みたいなこととか…。すごく短いフレーズで、何気ないことですが、すごく独特の坂元さんならではの言い回しがあって、それがずっと頭に残っているんですよね。撮影からもう一年が過ぎましたが、そういうすごさも感じます。MC坂本龍一さんとは、念願叶ってご一緒できました。 是枝監督はい。これが一番、言葉にしづらいんですが…。僕としては、作品全部の音楽をお願いできたわけではないですが、同じスタッフロールの中に、自分の名前と坂本龍一さんの名前が一緒になったということを本当に嬉しく思っています。 MC坂本龍一さんには二曲書いていただきました。監督は、これまで脚本を書く時には音楽を想定されていらしたと思います。今回の脚本は、坂元裕二さんですが、いつどういったタイミングで坂本龍一さんの楽曲とつながったのでしょうか。 是枝監督ロケハンをして、夜の湖を見た段階で「坂本龍一さんが良い!」と思っていました。なので、撮影の前段階で、脚本をもらって、コンテを描いている時に坂本龍一さんの音楽をかけていました。自分の中では(脚本と音楽が)一体化していて、そこから離れるのは結構難しいものです。ほかの方にお願いすることは自分の発想の中にはありませんでした。だから、本当に(坂本龍一さんに)断られなくて良かったです。「ちょっと無理をさせてしまったかもしれない」という気持ちもあります。でも、引き受けていただいたことに感謝しています。本作のために作っていただいた二曲以外にも、三章で子どもたちがマンホールに耳を当てて音を聴くシーンでは、(坂本龍一さんの)アルバム「12」の楽曲を使わせていただきました。映像に当ててみると、そのシーンに合わせて書いてもらったかのように、お芝居や編集のリズムに合っていて、僕が言うのもなんですけど、そういう運命的な縁を感じました。 MC本作は、カンヌ国際映画祭でも世界中の方々から注目を集める作品になりました。既に190の国と地域での展開が決まっています。ほかの国の方に観ていただくことや、作品が世界に広まっていくことについて、どのように感じていますか。 安藤さん本作が公開されて、国内だけでもさまざまな角度からの感想があり、感じ方が皆さんそれぞれ違うことを改めて感じました。文化が違う中で、この作品を観る角度がまた増えると思います。他人事のように言っていますが、それがすごく面白そうだと感じています。 MCカンヌでは感想を耳にしましたか? 安藤さん皆さんそれぞれで…。でも「素晴らしかった」というのが多かったですね。一緒に上映を観て、野呂さんの顔芸…じゃなくて、表情で笑いが起きていました。校長室のシーンは、「笑える」という方と「腹が立つ」という方がいました。いろいろな感想があるような気がします。 MC永山さん、190の国と地域で展開されることについていかがですか。 永山さん想像がちょっとできないですが、すごいことですよね。ほかの国や地域の方の感想も聞いてみたいです。 MC是枝監督は、190の国と地域で展開されることをどのように受け止めていますか。 是枝監督…すごいですね。最初に、190もの国があることに驚きます。カンヌ国際映画祭に、それだけの国と地域の人が集まっていたわけではないと思いますが、今回は二週間滞在したので、街を歩いていると声をかけてもらいました。「本当に良かった」「少年二人がすごく良かった」や、電車の窓のことだろうなという身振りに心を動かされたとか、「ラストは○○だよね?」といった声に対して、「そうですね」と答えるとホッとした表情を見せた方もいました。そういうやりとりが街中ですれ違いざまに起きるのが、映画祭の良いところですね。同じようにいろいろな国と地域で、この作品についての会話が広がっていくと良いなと思います。 MC(主演で子役の)黒川想矢さん、柊木陽太さんのお話を伺いたかったのですが、お時間になってしまいました。最後にお一方ずつご挨拶をお願いします。 永山さん今日は、お集まりいただきありがとうございます。大ヒットを記念してということで、この場に立ちました。ロングランということになれば、この作品を観てもらえる機会が増えることになるので本当に幸せです。二度、三度とまた映画館で観てください。 安藤さん質問があります。この前、喫茶店で隣にいらした奥様が、「『怪物』を観たいのだけれど、怖そうで…。怖い気持ちになるのが嫌だから観に行けていないの」と言っていました。私のInstagramにも「ホラー映画ですか」という質問があります。その時は「ホラーではないです。怖くな…」まで言って、「ある意味怖いよね?」と考えてしまって…。その人が何を怖がっていらっしゃるのかが分からないので、観ていただきたいけれど、そういう時に、どうお答えするのが良いでしょうか? …これを誰に聞いたら良いのかも分からなくて…。(是枝監督に)「怖くない」と答えて良いですか? 是枝監督そうですね。たぶんその方は、予告編の中で鼻血がたれることからイメージして「怖い」となっていると思うので、サクラさんが考えた人間や社会の怖さとは違うかと…。「ホラーじゃないですよ」で良いかもしれないです。 安藤さんその時に、「苦しい気持ちになりたくない」と言っていたので、「何かご自身で感じることがあれば、苦しい気持ちになるのはご自身次第」って答えたんです。「ホラーじゃないですよ、怖くないですよ」で大丈夫ですね? 是枝監督「ホラーじゃないですよ」 安藤さん「ホラーじゃないですよ」という言葉を添えて、周りでまだご覧になっていない方々にオススメしてください。みんなで「怪物」について話すことができたら、面白そうだと最近よく思います。また違う機会にも、こうして作品を観た方々とコミュニケーションがとれたら良いなと感じています。では、また!(とお辞儀) 是枝監督僕が参加したのが2018年の12月だから…四年半経っているのか…もっとだね、五年か。長い時間をかけてこの題材とモチーフと向き合って、スタッフともいろいろな話し合いを重ねながら、役者の方とも、人物像に関して丁寧に向き合ってきました。届け方や語り方が非常に難しい作品であることは間違いないです。今「どんな映画なの?」と言われて、正直に言うと「みんなで楽しめる映画だよ」とはなかなか言えない部分もあります。ですので、こうして観ていただいた方たちの感想とか、表情を目にすることで、この作品が「どのように届いているのか」「届いていないのか」「どんな届け方が正しいのか」ということを、時間をかけてキャッチしていけたらと考えております。直接、間接どちらもかまいませんので、ぜひ感想を届けてください。今日は、ありがとうございました。
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映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 パンフレット発売のお知らせgoods今回登場する数々のスパイダーマンのキャラクター紹介、パンフレット購入の日本のお客様へ向けての貴重なスタッフ・インタビュー、24ページに及ぶコンセプトアート集、多数の場面写真等々の充実した構成で、前作を超絶したアニメ製作の秘密を解き明かします! パンフレット限定7種類のステッカー付き!6月16日(金)より『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の上映劇場にて パンフレットを販売致します。商品名:『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』パンフレット 仕様:300×225㎜ 72P + ステッカー 価格:1,100円(税込)【パンフレット】発売日:2023年6月16日(金) ©2023 MARVEL ©2023 CPII 東宝株式会社 ライツ事業部
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『WHAT IF...?』パンフレット発売のお知らせgoodsTOHO theater Store でも販売いたします。マーベル公式『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の公開を記念し、6月16日(金)より上映劇場にて 『WHAT IF...?』のパンフレットを発売いたします。 アニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のテーマとなっている異元世界=マルチバース。 ディズニープラス配信中の『WHAT IF...?』は、コミックのアニメ化ではなく、映画『アベンジャーズ』シリーズなどで展開されてきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の実写作品群をベースとしたマルチバースをアニメとして描くストーリーです。 実写シリーズの錚々たるキャストが、自分の役で声優を努めているのも話題となりました。 本作のパンフレットは、登場する80以上ものキャラクターの解説、各話の元ネタと“もしも”という設定となった場合の見所解説、これまでMCUを裏で支えてきて今回アニメ初挑戦となったスタッフのインタビュー、アメコミライターのコラム、豊富な場面写真などで構成。時空を超えて壮大に広がり続けるMCUの魅力に迫ります。商品名:『WHAT IF...?』パンフレット 仕様:300×225㎜ 48P 価格:880円(税込)発売日:2023年6月16日(金) ©2023 MARVEL 東宝株式会社 ライツ事業部