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「アキラとあきら」完成披露舞台挨拶「アキラとあきら」完成披露舞台挨拶「アキラとあきら」公式サイト「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤さんの同名小説を映画化した「アキラとあきら」が、いよいよ8月26日より公開となります。8月8日にイイノホールで完成披露舞台挨拶イベントが開催され、竹内涼真さん、横浜流星さん、髙橋海人さん(King & Prince)、石丸幹二さん、ユースケ・サンタマリアさん、江口洋介さん、三木孝浩監督が登壇しました。対照的な宿命を背負った二人の若者"アキラとあきら"が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう姿を描く本作。主人公たちが信念を胸に切磋琢磨するストーリーにちなみ、登壇者陣が仕事をする上で大切にしている"信念"を語るなど、それぞれが熱い想いを明かしたイベントの模様を詳しくレポートいたします!完成披露舞台挨拶山崎 瑛役竹内涼真さん階堂 彬役横浜流星さんKing & Prince/階堂龍馬役髙橋海人さん階堂一磨役石丸幹二さん階堂 晋役ユースケ・サンタマリアさん不動公二役江口洋介さん三木孝浩監督竹内さん昨年の今頃に撮影をしていて、やっとこういったかたちで皆様にお届けできることがすごくうれしいです。 久々にファンの皆さんが(座席の)間を開けずに、席に座っている光景を見ることができたことも、とてもうれしいです。池井戸さん原作をみんなで良い作品にできるように一生懸命頑張ったので、最後まで楽しんでいただければと思います。(会場を見渡して)すごいね、(髙橋)海人のうちわばっかりだよ。手を振ってあげて!(登壇者の皆さん :笑) 髙橋さん(手を振りながら)ありがとうございます!横浜さん本日はありがとうございます。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。髙橋さん一年ぶりに皆さんとお会いして、毎日緊張しながら現場に臨んでいたことを思い出しました。 今日は短い間ですが、よろしくお願いします。石丸さん竹内さんも言っていましたが、こうやって皆さんが座っていらっしゃる光景を見られることは、僕らにとってもうれしい限りです。この後本作を観られますが、必ず泣けます。ハンカチを用意しておいてください。ユースケさん海人くんも言っていましたが一年ぶりにこの面々と会うと、昨年の八月を思い出します。全員で傷だらけになって頑張ったアクションシーンとか...。(登壇者の皆さんから「ないない!」「違う!」というツッコミ)糸を引くような恋愛模様、そしてボーイズラブ。(再び登壇者の皆さんから「違う!」というツッコミ)みんなの顔を見たら思い出してきました! 今日はようこそいらっしゃいました。江口さん本当に暑い中、今日はありがとうございます。この映画もかなり熱い映画になっていますので、ぜひとも最後まで楽しんでいってください。三木さん素敵なキャストの皆さんとつくり上げた作品ですので、ぜひ最後まで楽しんでください。MC完成披露の日を迎えました。今のお気持ちはいかがでしょうか。 竹内さん素直にうれしいです。プロモーションで流星くんと一緒にこの作品の取材をたくさんやって、池井戸さんの原作のすばらしさや、この作品のすばらしさが、一年ぶりにどんどん蘇ってきています。すごくテンションが高まっている中で、こうして皆さんに本作をお届けできることがすごくうれしいです。 横浜さん公開は8月26日ですけれど、一足先に皆さんにこの熱い作品を観ていただけることがすごく楽しみです。皆さんがこの作品を観て「どう感じるのか」ということもすごく楽しみなので、「アキラとあきら」のツイッターやインスタグラムなどを見ながら、今日観た感想を書いてくれたらうれしいなと思います。 MC竹内さんは、テレビドラマ「下町ロケット」(2015年、2018年TBS系列にて放送/主演:阿部寛)「陸王」(2017年にTBSにて放送/主演:役所広司)に続いて三度目の池井戸作品への出演となりました。池井戸作品の常連と言ってもいいかもしれません。 竹内さん今回このオファーを受けた時に、「また、竹内か」と池井戸さんに飽きられているんじゃないかと心配になったんです(苦笑)。でも僕で良いということで、喜んで受けさせていただきました。 MC竹内さんが感じる、池井戸作品の魅力とはどのようなものでしょうか。 竹内さん幸運なことに、池井戸さんの作品に参加するのは三度目になります。池井戸さんの原作をもとに書き上げる脚本家の方や、(作品を)つくるチームによって、雰囲気や特徴が変わってくると思うんです。今回は三木監督のもと、池井戸さんの原作(のキャラクター)を演じました。池井戸さんの小説は、それぞれのキャラクターがどういう人生を求めていて、何を勝ち取りたいのかということが、すごく明確に描かれています。だからこそ、そこに僕ら俳優が熱いお芝居を吹き込むと、観ている皆さんが感情移入することができる。また、今回は銀行が舞台になっていますが、池井戸さんが銀行内部のリアルな部分やシステムなどを小説の中に組み込まれている分、僕らもすごく演じやすいです。それに、とても繊細な描写を組み込んで描いているということを、演じていてもすごく感じます。 MC横浜さんは、池井戸作品に初参加となります。 横浜さん僕は、一視聴者として楽しんでいました。なので、今回池井戸さんの作られた世界を生きられるということは、すごくうれしいことだなと思って、存分に楽しませていただきました。 MC対照的な役柄を演じる上で、お二人で話し合ったことはありますか? 竹内さん三木監督は、僕らが口をきかないぐらいバチバチにさせたかったらしいです(笑)。 三木監督(笑)。それぞれ主演を張るお二人なので、これまで二人の主演作(「青空エール」2016年公開/出演:土屋太鳳、竹内涼真。「きみの瞳が問いかけている」2020年公開/主演:吉高由里子、横浜流星)を撮っている身としては、せっかくだから「アキラとあきら」の二人のようにちょっとバチバチとしてもらったら、映画がより面白くなるんじゃないかと期待していたんです。でも、現場でのお二人、めちゃくちゃ仲が良かったです。 竹内さんはい、ものすごく接近しました。 MC髙橋さんから見ても、お二人は仲良くしていましたか? 髙橋さんそうですね、僕は...あの...。(口ごもる) 横浜さん海人くんの出演シーンに、竹内くんがいないんです。 MC一緒の撮影シーンはなかったんですね。 髙橋さんでも、夢の中で。(登壇者の皆さん:笑) 竹内さん夢の中で仲が良かったということ(笑)?髙橋さんはい。僕の夢の中に出てくるお二人は、ずっと仲が良かったです。(登壇者の皆さん:笑) MCお二人は今回が初共演なんですね。 竹内さん東映撮影所ではよくすれ違っていたんです。 横浜さん同時期にヒーロー(「仮面ライダードライブ」竹内涼真さん出演/「烈車戦隊トッキュウジャー」横浜流星さん出演/両作品ともに2014年テレビ朝日系列にて放送)をやっていたので。 MC本作を撮り始める前と後では、お互いの印象は変わりましたか? 竹内さん作品の中や画面を通して見ることが多いと、どうしてもその役のイメージがついてしまうので、僕はあまり先入観を持たないようにしているんです。流星くんは無骨ながらも、ちょっとかわいらしい部分があったりしますね。ここでは言えないですが、お互いのダサいところを撮影の間にさらけ出せたので、すごく仲良くなりました。 MCそんなダサいところが? 竹内さん男はね、自分の弱いところをさらけ出すのってね...(髙橋さんに向かって)やっぱり夢の中でもそうだった? めちゃくちゃダサいところを出していた? 髙橋さんはい。だいぶ出されていました。三日間くらい連続で、そのエピソードが出てきました。(登壇者の皆さん:笑) MC横浜さんはいかがでしょうか。 横浜さん同時期にヒーローをやっていたので、勝手に仲間意識みたいなものがありました。テレビでも(竹内さんの活躍を)観ていましたが、僕も先入観みたいなものは排除して共演しました。(竹内さんは)嘘のない、まっすぐな人です。気持ちの良い人だなという印象です。まっすぐすぎます。MC髙橋さんは、兄・階堂彬へのコンプレックスを抱く龍馬役を演じました。 髙橋さん僕自身は一般家庭で仲良く家族と暮らしてきたので、家族の利害関係もないし、お兄ちゃんに対するコンプレックスなどもありません。自分にはなかったものを演じるということで、すごくチャレンジングな役だと思っていました。演じる上で意識したことは、いろいろなしがらみの中で、龍馬には責任感や焦り、悔しさなどいろいろな感情があったので、そういった感情をシーンごとに使い分けたり、バランスなどをたくさん考えたりしました。また、龍馬としてのクライマックスのシーンでは、その感情を全部出そうということを意識して臨みました。 MCそのシーンもこれからご覧いただきますので、ぜひ注目してほしいですね。 髙橋さん危ない! 今だいぶ言っちゃいそうになりました。すみません! MC撮影中、お兄さん役を演じた横浜さんとのエピソードがありましたら教えてください。 髙橋さん池井戸さんの作品であり、豪華なキャストさんたちの中に自分が入らせていただくということで、毎日緊張していました。そういった中で流星くんと三木監督が、緊張した僕を支えてくださいました。そのおかげで素敵なシーンになったし、自分の中では「頑張った」と思っています。本当に作品を通して流星くんには支えていただきました。 MC横浜さんにかけてもらった言葉で、覚えているものなどはありますか? 髙橋さん観終わった後にもう一回登壇して言いたいくらいなんですが...。 MCネタバレになってしまうんですね。 髙橋さんとあるシーンで、僕は"マックス緊張"していたんです。そこで流星くんが「二人きりにしてください」と言ってくださって...。そのシーンの撮影が終わった後に、自分の中でもうまくできたと思えたところで、流星くんがハグをしてくれました。そのことはずっと覚えています。 横浜さんすごく大事なシーンだったんです。海人くんは気遣いの人だから、周りのことや時間のことを気にしてしまうかなと思ったので、撮影に集中してより良いシーンにするために「時間とか気にしなくて良いよ」「海人くんが落ち着いてからで良いよ」と話をしました。監督も優しいので、「大丈夫」と言ってくださって、結果良いシーンになりました。 髙橋さん(そのシーンを)楽しみにしていただきたいです。 MC江口さん演じる不動公二役は、山崎の直属の上司という役どころです。彼にとって敵として立ちはだかる場面もありました。竹内さんとの共演の感想を教えてください。 江口さんまた体がでかくなったんですよね、竹内くん(笑)。現場が終わった時には、もうちょっと痩せていたイメージだったんだけど...。竹内くんはすぐに反応ができて、ストレートな俳優さんですね。一緒に演じていても、直球を投げてきてくれる。僕が演じた役は、嫌なヤツなんですよ。彼の申し出を受け付けない上司で、「僕だったら、この部屋にはもう絶対に来ないぞ」と思うくらいなんですが、また(山崎は)来るんですよね。僕らは、ほとんど二人だけのシーンでしたよね。アクションシーンもあったわけではなく(笑)。 ユースケさんシャワーを浴びるシーンがありましたよね。石鹸で体を洗い合うという。(登壇者の皆さん:笑) 江口さんそんなシーンはないよ! みんな気心の知れたメンバーなんです(笑)。映画を観ましたが、東海郵船側と、僕たちの銀行側とでは、また違った壁があって、観終わった後に背中を押してくれるような映画になっています。特に働いている人、これから働こうと思う人にとっては、気持ち良い気分になれて、「しばらくはこれを観て頑張れるな」と思えるような映画だと思っています。竹内さん僕は江口さんと(芝居を)やる時は、まっすぐ、正面から行って、完膚なきまでに打ちのめされようと思っていました。絶対に越えられない壁というか、江口さんが不動さんなりの正義を貫いてくれたので、本編では気持ちよく負けています(苦笑)。 MC石丸さんとユースケさんは、お互いに異なった想いを抱えた兄弟を演じていました。現場の雰囲気はいかがでしたか? 石丸さん僕ら兄弟は、この映画の中では、会ったら、ほとんどケンカしているんですよ(苦笑)。 ユースケさん僕の(演じた役の)方が、常に突っかかっていくという設定でしたが、もちろん現場では仲良くやっていました。二人で一緒にシャワーを浴びて(笑)。あと(もう一人の弟役に)児嶋(一哉)くんがいるんですよ。三人兄弟なんです。どんな兄弟なんだって! (登壇者の皆さん:笑)僕自身は長男で、昔から兄貴がほしかったので、石丸さんみたいな兄貴がいてくれたら良いなと思ってやっていました。本当は仲良くやりたかったんです。でも、今江口さんが演じたのは嫌な役だと言っていましたが、僕が演じたのはそれに輪をかけて嫌な役なんですよ(苦笑)。観てもらったら分かりますが、いつもケンカをふっかけてばかりだったので、ちょっと辛かったです。 MC数々の青春、恋愛映画を手がけてきた三木監督。池井戸作品の映画化は、これまでとはまた違った挑戦になったのではないでしょうか。 三木監督これまでは高校生や大学生のキャラクターを描く作品が多かったですが、それが新入社員になったかなぁくらいの感覚と言いますか...。若い二人が壁にぶち当たって、そこで必死にもがいて乗り越えようとしていく姿を描くということは、やはりそれも青春モノになると思うんです。人間ドラマであるという部分では、今までつくってきた作品とそんなに変わらないのかなと思っています。そこの熱さみたいなものは、今回もしっかりと映画に込めたつもりです。 MC皆さんに共通質問をさせていただきたいと思います。「アキラとあきら」が信念を胸に切磋琢磨する本作のストーリーにちなみ、皆さんが仕事をする上で大切にしている"信念"について教えてください。 竹内さん信念ですか...。(テレビ朝日系列で現在放送中の木曜ドラマ「六本木クラス」で"信念の男"を演じていることから)それは"六本木の男"ということで答えた方が良いですか?(登壇者の皆さん:笑) 信念という言葉を聞いちゃうと、そっちに引っ張られてしまうので...。危なかったです(笑)。「アキラとあきら」ですね。僕はこの仕事を始めてからもうすぐ10年になりますが、やっぱり現場が好きなんです。その話は流星くんともよくするんですが、現場でいかにみんなでコミュニケーションを取って、セッションして、良いところに持っていけるかという作業が一番好きだし、楽しいことですね。時間がない中でも、こうやってすばらしい方々が奇跡的に集まって、作品をつくるからこそ、コミュニケーションをできるだけたくさん取って意見交換をすることが、一番大事かなと思っています。「アキラとあきら」として話すなら、そうです。"六本木の男"だと復讐のモードに入ってしまう(登壇者の皆さん:笑)。 横浜さん妥協しないことです。やはり皆さんに良い作品、心に残る作品を届けるためには、それぞれが同じ方向に向かって、妥協しないことが大事だと思っています。 MC困難なことがあった時に一瞬、妥協しそうになったりはしますか? 横浜さんないです。皆さんの心に残る作品を届けるということを考えていれば、「妥協していたらダメだ」と思っています。それは、失礼になると思っています。 髙橋さん自己満足にならないことですかね。お芝居の世界でも「そうだな」と気づいたのは、やはり必ず相手がいて、相手と会話してやるものだということです。あと、僕はアイドルをやっているんですが、必ず聴いてくれる人、観てくれる人がいるので、「そういう人たちの気持ちになるべく寄り添えるように」ということはずっと考えています。その考えは、すべての仕事に通じるなと思っています。 石丸さん今回の作品で僕は、東海郵船という企業の社長役を演じています。"郵船"ということは、船ですよね。船というのは、寄港地に向かっているけれど、多分まっすぐには着けないんですよね。大波が来たり、天候が荒れるかもしれない。でも寄港地を目指してずっと進む。それは、一人ではできないんです。チームプレイです。乗組員みんなでチームになって、力を合わせて向かっていく。それは僕の仕事にも共通していますね。僕は舞台をやっていますが、メンバーみんなで走って、終演を迎える。そういうことだと思っています。 ユースケさんこれだけ真面目な話が出てね...。同じことを僕も思っていますが、僕の信念というと「これはどう考えてもサンタマリアの無駄遣いだな」と思うような作品は断るようにしています。(登壇者の皆さん:笑) 別にセリフがあろうがなかろうが、良いんですよ。自分が出る意味があると思えるものだったら良いんですが、どう考えても「サンタマリアの無駄遣いだろう!」というような作品は断るようにしています。(登壇者の皆さん:笑) (オファーは)うれしいんですがね。 MCでは今回の作品は、無駄遣いではなかったと。 ユースケさんとんでもない! ここで「無駄遣いだった」なんて言ったら大変なことになりますよ!(登壇者の皆さん:笑) 観ていただいて皆さんの判断になりますが、僕自身はものすごく充実しています。 江口さん僕も、みんなが思っているようなことですよね。普通の会社だとそれはそれですごく大変だと思うんですが、こういう仕事をしていると毎回メンバーも違うし、新しいことに日々挑戦していくことになるので、「いつまでも挑戦していく」ということが大事かなと思っています。僕自身も映画を観たり、音楽を聴いたりすることをエネルギーにしているので、自分もそういったものを作品に返していきたいと思っています。でも、オファーはだいたい受けるようにしていますよ(笑)。ワンシーンでも受けるようにしています。監督との出会いもありますから。 ユースケさんそれは僕もです。(登壇者の皆さん:笑) それを度外視した無駄遣いが、たまにあるんです! みんなはないかもしれない。僕はたまにあるんですよ! 「なんだこりゃ」みたいなやつが、たまにね! 三木監督希望を描くことです。池井戸さんも幅広い年齢の方に愛されている作家さんですが、今回の作品は特に若い人に観てもらいたいなと思っています。これから社会人になる人や、社会人になりたての人など、今は特に若い世代にとっては大変な世の中だと思います。今回の映画の二人のもがいているさま、それでも歯を食いしばっているさまを見て、若い皆さんへのエールになれば良いなと、この作品自体が希望になれば良いなと思っています。 MC今日は原作者の池井戸潤さんからコメントをいだいています。 【池井戸さんからのコメント】「アキラとあきら」は、ビジネスストーリーとしても青春ストーリーとしても高次元で融合した、すばらしい作品になりました。抑制のきいた繊細な演出で、正面からヒューマンな映画に仕立てたところに、三木監督の力量を感じます。竹内涼真さんと横浜流星さんはじめ、俳優さんたちのすばらしい演技も見どころ。きっと多くの人たちの心に響くでしょう。 竹内さんうれしいですね。先ほど池井戸さんと流星くんと三人で一緒に取材をして、(本作を観た)池井戸さんが「より、『アキラとあきら』の小説が好きになった」とおっしゃっていました。それは本当に僕らとしては一つ、頑張った救いになったと思います。横浜さんやっぱり生みの親に認めてもらえたということは、幸せなことだと思っています。 MC最後にキャスト、スタッフを代表して、竹内さんと横浜さんからご挨拶をお願いいたします。 竹内さん今回の作品で流星くんとご一緒できてすごくうれしかったです。もっと違う場所でまた一緒にいろいろセッションしたいなと思っています。本作では主人公たちが反発し合いながらも、お互いを求め合って、社会の荒波に向かって一生懸命に頑張っています。仕事をしている中で、そして日常生活においても小さな壁、大きな壁などいろいろとぶつかると思うんです。本作では、そういう時にお互いを高め合える存在や、戦いながらそれをどうやって乗り越えていくかという、人間らしい、泥臭い生き様のようなものが、熱く描かれていると思います。そういう熱いものが、皆さんの日常生活において、前向きに生きていく中での一つの糧になれば良いと思っています。 横浜さん改めまして、本日はありがとうございます。これから観ていただくということで、 皆さんそれぞれこの作品の受け取り方は違うと思うんですが、この作品が皆さんに活力を与えられる作品になってくれたらうれしく思います。公開は26日なので、公開まで「アキラとあきら」をよろしくお願いします。
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「今夜、世界からこの恋が消えても」大ヒット御礼舞台挨拶「今夜、世界からこの恋が消えても」大ヒット御礼舞台挨拶「今夜、世界からこの恋が消えても」公式サイト国境を超えて異例の大ヒットを記録している一条岬さんの同名小説を道枝駿佑さん(なにわ男子)と福本莉子さんのダブル主演で映画化した「今夜、世界からこの恋が消えても」が、7月29日に封切られました。公開初日の満足度98.4%と2022年公開の東宝配給作品において1位(東宝調べ/2022年公開作品※8月1日時点)をたたき出すなど、今年の夏"一番の感動作"として、全国を温かな涙で包んでいます。8月12日には大ヒット御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、道枝さんと福本さんが登壇しました。一緒に走り切った二人がお互いへの思いを告白するとともに、舞台挨拶後半には原作者の一条さんからサプライズで手紙が届くなど、道枝さんと福本さんも感激しきりとなったこの日の模様を詳しくレポートします!大ヒット御礼舞台挨拶なにわ男子/神谷透役道枝駿佑さん日野真織役福本莉子さん道枝さん皆さんのおかげで大ヒット舞台挨拶を行えることができて、本当にうれしいです。短い間ですが、今日で(「セカコイ」の舞台挨拶も)最後となりますので、楽しんでいけたらと思います。福本さん本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。これで「セカコイ」のプロモーションは最後になってしまうんですが、最後まで皆さんと楽しんでいけたらと思います。MC本作は7月29日から公開となり、おととい(8月10日)までの興行成績で動員50万人を突破しました! 公開初日の満足度も98.4%と驚異的な数字をたたき出しています。(会場:拍手) 道枝さん皆さんのおかげでこういった記録を出すことができて本当にうれしいです。 福本さんシンプルにめちゃくちゃうれしいです。50万人動員と言われても「すごい!」ということは分かるんですが、想像できないくらいたくさんの皆さんが、映画館に足を運んでいただいているんだなと思います。本当に皆さんありがとうございます。 MCお二人は、映画をご覧になった方から直接感想を聞いたりはしましたか? 道枝さん僕はプライベートで観に行きました。ちょうどこの劇場に観に来たんですが、本当にたくさんの方々が観ているんだと感じられて、すごくありがたかったです。皆さんのすすり泣きの声などを聞いて、感動しているんだということを直に肌で感じることができました。 MCなにわ男子さんの公式YouTubeチャンネルでも、本作が話題になっていました。 道枝さんそうですね。映画を観る前と観た後の空気感がまったく違いました(笑)。観る前は変装ドッキリとかやっていましたが、観た後はみんな、余韻がすごかったです。今日もメンバーの高橋(恭平)から「「セカコイ」二回目、行ってくる」と連絡が来ました。そうやってメンバーも二回観に行ってくれているので、本当にたくさんの方々に愛されている作品なんだということを改めて感じました。 福本さん私も公開日の翌日にプライベートで観に行きました! こっそりと後ろから観ていたんですが、本当にお客さんがいっぱいでめちゃくちゃうれしかったです。映画を観ていてたら、後ろや横からすすり泣きの声が聞こえて、一緒に観に行った方も号泣していました。インスタやツイッターでも、感想をいろいろといただいて、「号泣しました」とか「もう二回観に行きました」という方もたくさんいらっしゃいました。まだ公開してから二週間ぐらいですが、そんな中でも「二回観ました」「三回観ました」という方が結構いらっしゃって本当にありがたいと思いました。 MC劇中で福本さんは一日で記憶を失ってしまうヒロインという、難しい役どころを演じていました。ご苦労されたのはどのようなことでしょうか。 福本さん全編を通して真織には、透くんとデートをしている時も"楽しいけれど切ない"という、相反する気持ちがずっとあるんです。"楽しいんだけれど、常に無力感がある"というようなところをベースとして持っていました。彼女が思わず涙してしまうシーンがあるんですが、そこは透くんのことを覚えていないんだけれど、なぜか涙が出てきてしまうというシーンで、「なぜか涙が出てきてしまう」という表現はとても難しかったです。 MC道枝さんは、そんな真織を支える透を演じました。役作りをする上で心掛けたことがあれば教えてください。 道枝さんずっと真織のそばにいましたね。透と同じで、「隣にいることでできることが絶対にあるはずだ」と思っていましたし、お互いの空気感も大事だなと思っていたので、撮影の合間にもコミュニケーションを取るようにしていました。 福本さん二人のシーンがほとんどだったので、お互いのマネージャーさんも交えながら、四人でよく話していました。 MC福本さんは、試写をご覧になった後のインタビューで「透くんに会いたくなりました」とおっしゃっていました。(会場のお客さんに向かって)ちなみに本作を「二回観た」という方はいらっしゃいますでしょうか? (会場からはたくさんの手が挙がる) 道枝さんいっぱいいる! ありがとうございます! 福本さんすごい! ありがとうございます! MCリピート鑑賞する方に向けて、二回目、三回目に観る時には「ぜひこのシーンに注目してほしい」という場面がありましたら教えてください。 道枝さん二回観たからこそ、グッとくるものはあると思うんです。(結末を)知った上で観るとまた感じ方が全然違うと思うんですが、アドリブでやったデートシーンに注目していただけると、最後にまたグッとくるものがあるんじゃないかと思います。 福本さん皆さんは、真織が記憶障害だということを知った上で映画を観ていますよね。でも、透くんが抱えている秘密というのは、一回(最後まで)観ないと分からないので、最初は真織目線で物語を観ていって、(リピート鑑賞の際には)透くんの目線になって本作を観ると、彼がどれだけすごいことを真織にしてくれたのかということが分かると思います。そういった違った視点でも楽しめるんじゃないかなと思います。 MC映画を観た方からは、「すごい量の涙が出て、ハンカチがビショビショになった」「涙腺がバグった」など"涙腺崩壊"の声がたくさん届いています。そこで今日はこんなものを用意しました!(ステージ上に"泣きグッズ"が乗せられたワゴンが運び込まれる)本作を映画館でご覧いただく際に「持って行った方がいい」と思われる、"泣きグッズ"の候補を用意しました。 道枝さん(グッズを指し示しながら)こちらからハンカチ、サングラス、マスク、バスタオルがあって、バケツと水槽があります(笑)。福本さんこれはどこからツッコんだら良いのでしょう(笑)! (ハンカチを見ながら)これはもう、必需品ですよね。私生活でも絶対に持っているものですから、オススメをしなくても、みんな持っていると思います。これはサングラスですね。映画を観た後にメイクが崩れちゃうから、これをかけて...。(実際にサングラスをかけてみると、道枝さんも大笑い)道枝さん(サングラス姿の福本さんを見て)何だかハイブランドのショーみたい! お似合いですよ。 福本さん映画を観ている時はかけないでほしいんですが、映画が終わった後にこれをかけて出ると、泣いたのがバレないかもしれません。 道枝さんマスクもね、泣きすぎてビショビショになっちゃうから(替えが)必要かな。あとバスタオルも、拭ける範囲が広いですから。使い放題です! バスタオルのいろいろな部分で涙を拭いていただきたいです。あとは(バケツを見ながら)これやな...。(利用方法を考えながら)映画を観ながら、皆さんポップコーンを食べますよね。ポップコーンの入れ物って丸くて、こう持ちますよね(バケツをポップコーンバケットに見立てて両手で抱えてみる)。でも「セカコイ」の時には、(ポップコーンバケットの替わりに)バケツをこうやって持つ。涙を拭うのではなく、垂れ流し状態でバケツに涙を落とす。(会場:笑)福本さん目が腫れなくて済むので、それも良いかもしれないですね。目を擦ると腫れちゃうから。 道枝さんおお! 大正解でしょう! あと水槽ね...。バケツでは溢れてしまうとなったら、これを使っていただいて...。 福本さん(そんなに涙が出たら)ほんまに、脱水症状になる。(思わず関西弁になった福本さん) 道枝さん隣の方に迷惑にならない程度に、水槽を持ちながら映画を観ていただいて...そんなわけあるか! という感じで! MCではこのアイテムの中からオススメを一つ選んでいただいて、「いっせーので」で指し示してください。 ■「いっせーので」で、本作を鑑賞する上で必需品としてオススメしたい"泣きグッズ"を指し示す。道枝さんはバケツ、福本さんはバスタオルをセレクト。 MCバスタオルは、ハンカチでは足りないという方にオススメですね。バスタオルを持って来る人が増えるかもしれません。 福本さんハンカチでは足りないから! (本当にバスタオルを持って来る人が増えたら)どうしよう(笑)! 道枝さん僕は、バケツです。やっぱりポップコーンの替わりに良いなと。 福本さんその案、推すね(笑)! 道枝さん周りの方に迷惑にならない程度に、(泣きグッズで)楽しんでいただきたいです(笑)。 MC「セカコイ」のプロモーションも本日の舞台挨拶をもって、一区切りとなります。今年の初めから撮影が始まり、この夏のプロモーションまで一緒に駆け抜けたお二人。改めてとなりますが、お互いに向けてメッセージを送っていただこうと思います。 ■それぞれをイメージした花が用意され、花を手にお互いへの思いを告白することに。 福本さん先ほどのモノボケから急展開すぎますが(笑)、ちょっと伝えたいと思います。今日までたくさんのプロモーション活動、取材もいっぱいありましたが、二人で頑張ってここまで来られたと思っています。撮影現場でも道枝さんの優しさに支えられて、「きっと道枝さんしか、この透という役は演じられないんじゃないか」と思うくらい、私は原作を読んだ時から「本当にぴったりだ」と思っています。道枝さんだから、私は信じられたと思っています。これから先も大変なことがいっぱいあると思いますが、心と身体を大切に頑張ってください。ありがとうございました。 道枝さんありがとうございます!(会場:拍手) MCでは道枝さんから福本さんに、メッセージをお願いします。 道枝さんひとまず、ここまでお疲れ様でした。福本さんが真織でいてくれたので、僕も透として現場にいることができたと思います。記憶のことだったり、毎日日記をつけていたり、(福本さんの役づくりは)僕より大変だったと思います。それに、毎日大変なシーンが続く中、気持ちを高めてモチベーションを保ちながら挑まれているのを見て、すごく刺激をいただきました。僕が言える立場ではないですが、これからもっと素敵な女優さんになるんだろうと感じました。本当に「福本さんが真織で良かったな」と心の底から思っています。このキャストの皆さん、スタッフの皆さんじゃなければ、この「セカコイ」はできなかったと思うので、僕は福本さんをはじめ皆さんに感謝しています。本当にありがとうございました。 福本さんありがとうございます。 (会場:拍手)MC実はお二人には、サプライズをご用意しています。本作の原作者の一条岬先生からメッセージが届いていますので代読をさせていただきます。 ■一条岬さんからのメッセージ 【道枝駿佑さまへ。 】こんにちは、一条です。こうしてしっかりお話するのは、これが初めてになりますね。「俳優としての道枝駿佑に、神谷透を託したい」、制作陣との初打ち合わせの際、プロデューサーのお二人が熱を込めてそうおっしゃっていた時のことを今でもよく覚えています。あとから思い返しても、信じられないくらいにうれしいことでした。たとえ人生を何度やり直しても、道枝さんに透を演じてもらえるような幸運には出会えないと思っています。道枝さんの演技に支えられ、映画を観終わった後は「命は誰もが信じられる奇跡である」と自然に感じることができました。私だけでなく、多くの人がそう感じたと思います。道枝さんの俳優人生の一ページに、透の名前が入っていることが誇らしいです。神谷透の人生を生きてくださり、本当にありがとうございました。一条岬。(会場:拍手) 【福本莉子さまへ。 】お久しぶりです、一条です。こうして大ヒット御礼舞台挨拶の日を迎えることができて、非常にうれしく思います。撮影現場で福本さんとお会いし、三木監督の後ろでモニター越しに演技を拝見させてもらった時から、感謝し続けていることがあります。福本さんと巡り合うことができなかったら、真織は一人のままでした。友人である泉以上に、本当の意味で福本さんは真織と一緒になって悩み、笑い、泣き、考え、人生を共にしてくださいました。恐れ多いことではありますが、ほかの誰でもなく、福本さんが真織を演じてくださって良かったと思っています。映画を観て、それが確信に変わりました。たまにで構わないので、真織という友人のことを思い出してくれるとうれしいです。日野真織の人生を生きてくださり、本当にありがとうございました。一条岬。(会場:拍手) 道枝さんすごくうれしいです。原作者の方からこういったメッセージをいただけるのは、なかなかないことなので「そう思ってくださっていたんだな」と感じてすごく感慨深いです。感謝の気持ちでいっぱいです。 福本さん一条先生は撮影現場も見に来てくださって、試写の時にもお会いすることができたんですが、満面の笑みで帰られていた姿を見て、ものすごくホッとしました。撮影前、撮影中もずっと真織のことしか考えていませんでした。ずっと考え続けていましたが、真織の苦しみは、私の想像を超えるものだと思っています。その分からないことをずっと考え続けることは、本当に苦しかったですが、一条先生にそう言っていただけてとてもうれしいですし、心が軽くなりました。 MC「セカコイ」の舞台挨拶も最後となりました。最後にメッセージをお願いいたします。 福本さんこれで最後だなんて、全然実感が湧きません。この作品に携わるまで、記憶は水や空気みたいにあって当たり前のものだと思っていました。でも一条先生が原作のあとがきにも書いていらっしゃるように、大切なものっていつかは消えてなくなってしまうものです。私たちは永遠に続くものを願うけれど、いつかは自分も死んでしまうので、「有限な世界で自分に何ができるんだろう?」と考えた時に、真織を演じながら、「毎日一生懸命生きることは誰にだってできる」と思いました。またそういった「ありふれた日常が一番幸せだったんだ」ということに、改めて気づかされました。公開して二週間、たくさんの方にご来場いただけて、これからもこの作品がどのように皆さんの元に飛んでいくのか、すごく楽しみです。観に来てくださった皆さん、そしてオールスタッフ、キャストの皆さんに、この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。(会場:拍手) 道枝さん本日はお忙しい中、お集まりいただきまして本当にありがとうございました。"#セカコイの記憶"で皆さんからの感想を見ていたんですが、そこで「前向きな糧となる恋がしたくなりました」という感想がありました。劇中で、真織が透に対して言う「彼は私の毎日に一筋の希望を与えてくれる」というセリフがありましたが、まるでそのセリフのように、この映画が皆さんの背中を押して、勇気づける作品になっているんだと思い、本当にうれしいです。キャストの皆さん、スタッフの皆さんのたくさんの愛、思い、気合がたくさん詰まった作品です。それを皆さんにお届けできたということが、本当にありがたいです。これからの自分の人生の中でも、特別な作品になりました。これまで「セカコイ」を愛してくださった皆さん、ありがとうございました。これからももっと愛していただけるとうれしいです。ありがとうございました! (会場:拍手)
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「アキラとあきら」~会社員試写会~「アキラとあきら」~会社員試写会~「アキラとあきら」公式サイト「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」など数々の大ベストセラーを生み出してきた日本を代表する作家・池井戸潤さんの同名小説を映画化した「アキラとあきら」。今最も勢いのある実力派俳優、竹内涼真さんと横浜流星さんが、ライバルとしてしのぎを削りながら、信念と情熱を武器に社会に立ち向かっていくアキラとあきらとしてダブル主演を務めることでも話題を呼んでいます。8月18日にはスペースFS汐留で公開直前イベントとなる「超難問でもあきらめない!?「アキラとあきら」~会社員試写会~」が開催され、竹内さんと横浜さんが登壇しました。本編を鑑賞した直後のお客さんからの感想や質問に、二人が全力回答&撮影秘話を語りつくしました。この日の模様を詳しくレポートいたします!会社員試写会MC今日は社会人になって1~10年目ぐらいの方たちに集まっていただき、本編上映後のイベントを行ってまいります。山崎 瑛役竹内涼真さん階堂 彬役横浜流星さん竹内さん本作はいかがだったでしょうか。(会場:拍手) 今日は社会人1年目から10年目の方たちに集まっていただいたということですが、僕らも取材を受けながら「社会人、1年目から10年目ぐらいの方に刺さる作品なんじゃないか」とよく話していました。今、皆さんのように社会で頑張っている人たちに向けた作品だという思いで宣伝をしているので、 こういう形で公開前に観ていただけたことが本当にうれしいです。横浜さん一足先に、皆さんにこの熱い作品を届けることができてうれしいです。短い時間ですが、よろしくお願いします。MC竹内さんと横浜さんは今回、銀行員の役を演じていましたが、役作りで苦労した点があれば教えてください。 竹内さん銀行員の役ということで、作品に入る前に流星くんと一緒に銀行のシステムを勉強したり、さらに僕らは融資課に配属される役なので、どのようなシステムがあって、どのような仕事をしていくのかと、そういった勉強をするための時間を設けてもらいました。そこから作品に入れたことは、すごく大きかったと思います。 横浜さんやっぱり書類とかを見ただけでは分からないことが多かったので、本当に一から学びました。皆さんは、本作を観ているので分かると思いますが、僕の役柄は(後半にかけて)東海郵船の社長にならなければいけないので、経営学についての本を買って読んだりもしたので大変でしたね。 竹内さん(会場に向かって)今日は、銀行員の方はいますか?(数人の手が挙がる) わー! 本作を観てどうでしたか? 横浜さん一番、感想を聞いてみたい方々ですね。 MC(会場に向かって)銀行員ではないけれど、金融関係だという方もいらっしゃいますか?(数人の手が挙がる) 竹内さん大丈夫だったかな。 横浜さん気になります。 MC会場の皆さん、とても大きくうなずいていますので、大丈夫だったようです。 竹内さん銀行監修の方が、付きっきりで現場にいてくださって、細かいお金のやり取りや、書類のやり取りなど、どこに一番注目したら良いのか、どこを読んだら良いのかなど、その都度教えていただきました。そこはリアルにできたんじゃないかと思っています。横浜さんそうですね。電卓の打ち方とかも、僕らがやってこなかったことだったので、そういうことも教えていただきました。 MC池井戸先生は、本作を観て「「アキラとあきら」が好きになった」とおっしゃっていたそうです。 竹内さん「一番だ」と言ってくれて...。もちろん僕たちとしても、そう言っていただけたことはすごくうれしいし、作りがいがあったと思います。(池井戸さんの作品には)本当にすばらしい作品がたくさんあるので、 その言葉が聞けたのは、すごくうれしかったです。 横浜さん僕らは無我夢中で作品を作っていて、それが報われた瞬間というか...。この間、竹内くんと池井戸さんと僕の三人で取材を受けた時にそう言ってくださったんです。(作品の)生みの親である池井戸さんにそう言っていただけたのは、本当にうれしいことでした。MC銀行の専門用語が飛び交う場面も、池井戸作品ならではだと感じました。ご苦労はありましたか? 竹内さんもちろん難しい言葉はたくさん出てくるし、銀行をベースにストーリーが展開していくので、難しい部分はありました。ただこの作品の一番大切な部分というのは、そういった難しい言葉や、やり取りではなくて、"アキラとあきら"の二人がお互いを求め合って、社会人として壁を乗り越えていくことだと思っています。難しい言葉の部分に着目しすぎると、難しく考えてしまったりするんですが、一番はそこではないと思います。二人がどのように人生を歩んで、最後にどうやって勝ち上がっていくかというところに注目してほしいです。そうやって脚本を読んでみると、そこまで難しいことではなかったです。しかも事前に銀行について勉強をしていたので、言葉は難しくても「なるほど」と思えたり、案外すごく単純なシステムだったりするんですよね。勉強をしてベースができていたのが、大きかったと思います。 横浜さん僕らは講習を受けさせてもらったので、そこでいろいろと学べたこともありました。最初は台本読んでも「難しい漢字が並んでいる」と思ったんですが、それを理解してみるとそんなに難しくないというか...。本当にそこだけが大事なのではなくて、二人の人間ドラマが大事なので、銀行や融資の仕組みや単語などは、役作りとして大前提にあるものなんだなと思いました。それは一段階としてまずクリアしないといけないことで、そこから作品づくりが始まると感じていたので、そこまで苦労したことはなかったです。 竹内さん今回はスーツにもめちゃくちゃこだわったんです。(山崎と階堂)二人のスーツは、全然形が違うんです。すべてテイラーの方に特注で作ってもらいました。階堂はスタイリッシュで、僕が演じた山崎は定番の形でしたね。会社員の方はスーツを着ているので、その辺りはどうでしたか?(会場を見渡す) MC(会場に向かって)スーツの違いが分かったという方は、いらっしゃいますか? 竹内さん(胴回りの)絞りとかも結構違うんです。あと階堂は良い時計をつけています。僕はホームセンターで買ったような時計です(笑)。 横浜さん確かに。細かいところまでこだわりがあります。 MC今日は、社会人になって1年目から10年目までの方に集まっていただいたイベントとなりますが、この「10年」という年数について、竹内さんと横浜さんはどのように感じていますか? 竹内さん僕がこの仕事を始めて、来年で10年が経ちます。振り返ってみると、1年目と今では考え方が全然違うと思いました。毎年変わりますし、変わっていくのが良いことも、悪いこともあるのかもしれないですが、精神的にも人としても、1年目と比べると大きくなったと自覚しています。求めるものもどんどん大きくなっていくわけですが、それに比例して、ストレスやいろいろなものを感じてくるような年になってきています。「ここから10年、20年と続けていくためにはどうしたらいいんだろう」とよく考えています。 MC特に変わったと思われるのは、どのような点でしょうか。 竹内さん今、僕は好きな仕事をしているので、どんどん上に行きたいし、良いものを作りたいと思っています。でもやっぱりそれは一人でできることではないので、自分のイメージを共有する仲間がいて、「その仲間たちとどうやって良いセッションをしながら、高め合っていけるか」というところが、一番楽しくもあり、難しい部分でもあると思っています。精度を上げていくためには日々努力もしなければいけないし、難しいからこそストレスもかかります。でも「ものづくりとはこういうことなんだ」と痛感しながら、毎日やっています。 横浜さん僕はデビューしてから11年ぐらい経つんですが、変わらなければいけないところはもちろん変わっていくんですが、逆に1年目の気持ちは忘れずに、"変わらないところ"も大事にしています。地に足をつけて、ブレずに、目の前のことを一歩一歩、ちゃんとやりながら進んでいきたいです。 MCお二人は、会場の皆さんの感想って、聞いてみたくないですか? 竹内さんめっちゃ聞きたいです。それを聞くために、今日は来ました! 横浜さん聞きたいですね。 MCでは「我こそは」という方、挙手をお願いします!(会場からたくさんの手が挙がる) Q作品を観て、会社の方針や上司からの評価など、いろいろと限られたルールがある中でも(主人公たちが)信念を持ってやり遂げようとしている姿がとてもカッコ良かったです。私の仕事で誰が喜んでくれるかなとか、もう少し前向きに考えてみようと思えるような作品でした。質問なんですが、お二人が共演して一番印象に残っているシーンを教えてください。 竹内さんどこだろうな...。重要なポイントが多いんですが、僕ら二人のシーンって意外と限られたシーンしかなくて...。やっぱり、最後に二人が握手をするシーンですかね。撮影的にも終盤で、監督とも話しながら形が変わっていったシーンだったので、そこは二人で演じていても熱くなりましたよね。 横浜さんすべて印象に残っていますが、竹内くんが最後なら、僕は最初のシーンですかね。あのシーンは、僕らがクランクインして、二人で芝居をする一日目だったんです。実際に山崎と対面して、階堂と山崎との距離感など、そこでいろいろなことを掴めたと思っています。一番最初の方のシーンなので、本作を観てくださる皆さんの心をグッと引き寄せないといけないシーンでもあって、 緊張感のある張り詰めた空気の中、僕らも集中して撮影していたので、印象に残っています。 Q今までで一番集中して映画を観ました。私は"頑張れる理由"は必ずあると思っています。ただ、時間の変化や環境の変化がある中で、人間は忘れていったりするものだと思うんです。左遷されても頑張り続ける山崎を観て、初心を忘れずに明日も頑張ろうと思いました。冒頭のシーンで12年ぶりに二人が再会しましたが、私は今日、実は12年ぶりに再会した友だちと観に来たんです。 竹内さん&横浜さんええー! Q質問なんですが、撮影中の面白エピソードや、ハプニングとかがあれば教えてください。 竹内さんハプニングってあったっけ? 横浜さんありましたか...? 竹内さん僕が演じた山崎が、土砂降りなのに、傘をささないでビショビショになって階堂に会いに行くシーンがありましたよね。「このスキームなら行ける!」と説得しに行くシーン。あの日は結構二人で話をしましたよね。横浜さん話をしましたね。 竹内さん日が暮れてからの撮影だったので、日が暮れる前に少し本番の確認をして、そこから三時間ぐらい空いて、あのシーンを撮影することになっていました。だから、かなりいろいろと話し込んで...ここでは言えないような話もたくさんしてね(笑)。そこで二人の距離がグッと縮まりました。 横浜さんそのシーンもそうですが、話し合ったことで、台本から変わったシーンも結構ありましたね。結構、監督と三人で話しました。ベアリングを渡すシーンも、最初は普通に受け取るだけだったんです。 竹内さん台本上では、僕が落として...。 横浜さんそれを僕が拾って、「大事なものなんだろう」と渡す。 竹内さんそして「ありがとう」と言って、終わりだったんですよ、実は。ここで二人が昔のフラッシュバックしているのか、いないのかを想像してもらえるようなニュアンスにしようと、一緒に考えて、一回普通に(台本通りに)撮ったんでしたっけ。 横浜さん普通に撮りましたね。 竹内さんそれでオッケーが出たんですが、「そっち(考えた案)もアリなんじゃないか?」と流星くんと話して、もう一回撮ったんですよね。(二人でうなずき合う) Q本当に良い作品をありがとうございました。私は新卒社会人でエンジニアをやっているんですが、データ分析をしていると大変だなと思っています。それを(劇中では)いろいろとやっていてすごいと思いました。超難関でも諦めず、宿命という言葉が自分にとても響きました。質問なんですが、人生には理不尽な目に遭ったり、辛いことがあったり、それをどうしても乗り越えないといけない時がたくさんあると思います。そんな時に、お二人はどのようにして乗り越えてきましたか? 竹内さんストレスを感じてしまったり、キツイことというのは、どこにいても絶対に感じることですよね。ただ一番大事なのは、やっぱり自分だと思うんです。大変なことをやっていく過程で、いろいろな壁にぶち当たると思うんですが、乗り越えなければいけない壁は、上司のためでもないし、周りの人のためでもなくて、やっぱり自分のためなんですよね。自分が幸せになるために自分の居場所を考えて、どうすれば本当になりたい自分になれるのかということを、僕は常に考えています。仕事は一人ではできないものなので、仲間とどうやって良い関係を築いて、自分が成し遂げたいことができるのかを常に考えていると、キツイことでも乗り越えられます。キツかったり、ストレスを感じてしまうことは、僕は当たり前のことだと思っています。でも、そのストレスをどうやって、自分が幸せになることのために利用していくか...。ストレスも辛いことも、利用しちゃえば良いと思うんですよね。僕は、今そうしています。それを感じないようにすることはすごく難しいことで、そうできたら天才ですよね。だから、壁を自分の活力にして利用することが大事です。僕はやりたい仕事を好きでやっているので、そこで感じるストレスや壁も、良いことだと思うんです。やっぱり悩むことって大事だと思うし、だからこそそれを逆にパワーにして、一生懸命に利用する努力をしながら頑張っています。 横浜さん僕はありがたいことに、今好きな仕事をやらせてもらっているので、これは本当に贅沢なことだと思っています。そこで悩んでいる暇はないと思うし、 あとはネガティブな意味ではなくて「どうせ死ぬ」と思っているので...。「どうせ死ぬし、人生は一度きりしかない」そう考えていると悩んでいる暇はなくて、今目の前にあることを全力でやろうと思えます。明日どうなるかも分からないので、後悔して人生を終わりたくないので、後悔しないように生きています。 竹内さんたしかに! そう考えると、やることたくさんあるね。忙しいな! ■「アキラとあきらはあきらめない! 映画「アキラとあきら」超難問クイズ!!」 MC今日はまだ企画があります。お二人には本作にちなんだ難問クイズにお答えいただきたいと思います。題して「アキラとあきらはあきらめない! 映画「アキラとあきら」超難問クイズ!!」。五つの難問を出しますので、二人で協議を重ね、対立しようとも一つの答えを導き出してください。時には会場のお客さんの顔色を伺いながら、ヒントにしていただいてもOKです。劇中ではアキラとあきらが4800人の人生をかけて奮闘していましたので今日は、4800グラムの高級お肉をかけて頑張っていただきたいと思います! 竹内さん死ぬ前に、お肉を食べないといけないから、忙しい(笑)。4.8キロということですか? 横浜さんそういうことですよね? MC二人で分けていただくので、2.4キロずつになります。 横浜さんすごいですね。 竹内さんお肉の銘柄とかは指定できるんですか? MCとにかく高級なお肉ということです(笑)。全問正解するとお肉がもらえますので、頑張ってください。 【第一問】日本で最初の銀行を設立したのは誰? A.野口英世 B.北里柴三郎 C.津田梅子 D.渋沢栄一横浜さん分かります、分かります。 竹内さんホント!? 良かったぁ!横浜さんこれつい最近、(ドラマを)やっていましたから。 竹内さんああ! 渋沢さんだ! 吉沢亮くんが渋沢栄一の役(「青天を衝け」2021年NHK総合にて放送)をやっていましたね。 MCでは札を挙げてください。 横浜さん(Dの札を挙げる)。 MC正解です!(会場:拍手) では第2問目です。 【第二問】「社内の◯◯を得る」に入る、"合意"や会議をスムーズに進めるための"根回し"の意味でも使用されるビジネス用語は次のうちどれ? A.コンセンサス B.コンバージョン C.コンプレッサー D.コンプライアンス横浜さんDではないってことは分かりますね。 竹内さん「コンプライアンス」は違うよね。 横浜さん"合意"という意味ですよね。 竹内さん全部、会場の皆さんに聞いちゃえば良いんじゃないの(笑)? 横浜さんお肉のために! 竹内さんDではないですよね。これはたぶん、そういう時に使う言葉じゃない。Aかなあ? (会場から賛成の拍手) MCそれでは札を挙げていただきます。どうぞ! 竹内さん(Aの札を挙げる)MC正解です! 横浜さんお客さんの皆さんが優しいので正解できました。 竹内さん今日はみんなチームですから(笑)。 【第三問】池井戸作品には中小企業のリアルな姿が描かれていますが、「中小企業者」を満たす条件の一つとなる従業員の数は、何人以下? (常時使用する従業員。製造業の場合とする)A.50人 B.100人 C.200人 D.300人竹内さんうわあ...。これ難しいんじゃない? 横浜さん50人とか100人ではないですよね。 竹内さんそれ以上になると、大企業になっちゃうということですもんね。僕は「下町ロケット」(2015年、2018年TBS系列にて放送)という作品をやっていたんですが、その時に「中小企業」という言葉ってよく出てきていたんですね。でも...(頭を悩ませる)。これ、難しいな! さっき僕が(会場の皆さんに)聞いたから、今度は流星くんが聞いてみて。 横浜さん200ですかね? (会場:少なめの拍手) ということは300かなあ? (会場:再び少なめの拍手) 竹内さんこれはまばらだな! MCそれではお時間です。札を挙げてください! 横浜さん(Dの札を挙げる)MCどうでしょうか。正解は...Dです!(会場:拍手) 横浜さん(会場のお客さんに向かって)ありがとうございます! 竹内さん300人なんだ。それを超えると、中小企業じゃないんですね。 【第四問】銀行業界の専門用語である「日本茶」とはどんなお客さんを指す? A.怪しい、迷惑なお客様 B.常連のお客様 C.新規のお客様 D.外国人のお客様横浜さんこれは習わなかったぞ。 竹内さん出てこなかったね。日本茶だから、怪しい、迷惑なお客さんじゃないと思うんだよね。 横浜さん常連かなあ。違うかな? 竹内さんお客さんがもし家に来たら、お茶を出したりするじゃん? だから常連ではなくて、CかDな気がするんですよ。違う? (観客に向かって)Aなの? Bなの(笑)? ええー! (正解が分からず焦りながら)ちょっと待って! 最初にお客さんにお茶を出す...みたいな意味で「あのお客さんは、新規なんだ」という意味なのかなって思ったんですが、(横浜さんに向かって)良い? Cな気がする。 横浜さんうん、うん。C。 MCでは札を挙げてください! 横浜さん(Cの札を挙げる) MC正解は...A! 迷惑なお客さんのことを、そのように言うそうです。 竹内さんええー! どういう意味ですか? MC(スタッフに確認して)それはのちほど、ということです。 竹内さんなぜですか(笑)! 今知りたいんですけど! すぐ! 横浜さん(笑)。お願いします! MC(スタッフから解説を聞き)隠語的に、窓口で「二番目のお客さまにお茶を出してください」といった感じで、使うそうです。 竹内さんブラックリストに載っているような方ということですよね。 MCそのようですね。 竹内さん(不正解だったため)お肉、ダメじゃないですか! MCとりあえず、第5問目に行ってみましょう。 【第五問】銀行の起源はいつ・どこ? A.2世紀頃のローマ帝国 B.紀元前500年前頃のペルシア帝国 C.紀元前900年頃のクシュ王国 D.紀元前3000年頃のバビロニア王朝 横浜さんこれはもう、難しすぎる(苦笑)。 竹内さんローマ帝国とかは聞いたことはあるけれど、紀元前900年頃のクシュ王国って何(苦笑)? これは、(会場の)皆さんと考えて良いですか。拍手の多い回答にしましょう。(Aだと思う方、Bだと思う方、Cだと思う方、Dだと思う方と会場のお客さんに聞いていくと、Dの拍手が圧倒的に多かった。) MCではお二人、札を挙げてください。 竹内さんこれはDか! 頼む! 横浜さん(Dの札を挙げる)MC正解は...Dです!竹内さんやった! 横浜さん(お客さんに向かって)すごいですね! MC結果は、5問中、4問正解でした。 竹内さん悔しいですね。 MCでは最後に、この問題に正解すれば大逆転できる問題を出します! (会場:拍手)第6問目はこちらです! 竹内さん&横浜さん(大笑い)。 【第六問】池井戸作品でもはや常連の竹内さんですが、同じく常連の"一哉さん"の苗字は? A.大島 B.中島 C.小島 D.児嶋竹内さん(茶目っ気たっぷりに)難しいなあ。 横浜さん(茶目っ気たっぷりに)すごく難しい問題ですね。いやあ、難しいな...。 MC難問ですが、札を挙げてください(笑)。 横浜さん(Dの札を挙げる) MC正解は...D! (会場:拍手) 横浜さん良かった...! 一番難しかったです! 竹内さん会場のお客さんも、誰一人分かっていなかった(笑)。 MCというわけで、全問正解とさせていただきます。おめでとうございます! スタッフから目録をお渡しします。 ■竹内さん、横浜さんがスタッフから目録を受け取り、会場から拍手が上がる。MCクイズはいかがでしたか? 竹内さんちょっと勉強になりました。紀元前3000年頃に銀行ができたんですね。 横浜さんだいぶ前にできたんですね。 竹内さんすごいですね。何で取引していたんですか? MC(スタッフから情報を得て)チグリス・ユーフラテス川の下流地方のバビロニア神殿で、人々の財産や貴重品を管理したり、穀物や家畜を貸し付けており、これが銀行の起源だと言われているそうです。 竹内さん穀物! そうなんですね。 横浜さん本当に(会場の)皆さんが優しくて、楽しかったです。お肉をいただけたので、美味しくいただきます。 竹内さん(会場の皆さんに向かって)ありがとうございます。 MCでは最後のご挨拶をお願いします。 横浜さん皆さん、本日はありがとうございました。皆さんにこの作品を観ていただいて、感想をいただき、こうやって生の声を聞けるというのはあまりない機会なので「この作品が皆さんの心に届いたんだ」と感じられて、本当にうれしかったです。皆さんにとって、この作品が心に残る大切な作品になってくれたら、僕たちは幸せです。本日は短い時間でしたが、本当にありがとうございました。 竹内さん皆さん、本当にありがとうございました。今、流星くんが言ってくれたように、リアルタイムで、本作を観てくださった皆さんのご感想が聞けたということは、僕らとしても財産で、すごくうれしいです。なかなかこういった機会を設けることができない状況の中で、今回のような時間を作っていただけて本当に感謝しています。感想をくれた皆さんも日頃、苦しいことやストレスなどいろいろとあると思いますが、この本作がそういった毎日を頑張っていくための活力の一部になれたら良いと思います。それに、皆さんの感想を生で聞けたことで、僕たちも一生懸命作品をつくって良かったと少し報われた気持ちになり、すごくうれしいです。短い時間でしたが、こういう時間を皆さんと共有できて、すごく楽しかったです。今日はありがとうございました。
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グループポリシーグループポリシー 東宝憲章 TOHO Charter 私たち東宝グループは、創業者・小林一三の経営理念である「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」「吾々の享くる幸福はお客様の賜ものなり」「朗らかに、清く正しく美しく」を受け継ぎ、文化と経済の発展に積極的に寄与するため、次のとおり宣言します。 私たちは、お客様に満足していただくため、質の高いサービスと商品を提供します。 私たちは、ビジネスパートナーからの信望を得るため、常に公正な取引を行います。 私たちは、共に働く仲間が働きがいをもって健康的に仕事に取り組めるよう、快適な職場環境を作ります。 私たちは、株主の皆様からの要請に応えるため、コーポレートガバナンスを有効に機能させ、適時に適切な経営情報の開示を行い、業績と企業価値の向上を図ります。 私たちは、企業の社会的責任を積極的に果たすため、不平等を許容せず、人権を尊重し、地域に貢献し、自然環境の保全に意を配り、多様性と包摂性のある持続可能な社会の発展に貢献します。 2004年11月30日制定2007年7月20日改定2023年3月1日改定東宝グループ サステナビリティの基本方針 東宝グループは、エンタテインメントの提供を通じて、誰もが幸福で心豊かになれる社会の実現に向けて「朗らかに、清く正しく美しく」貢献します。 東宝グループが取り組む4つの重要課題 朗らかに 誰もが健康でいきいきと活躍できる職場環境をつくります 清く 地球環境に優しいクリーンな事業活動を推進します 正しく 人権を尊重し、健全で公正な企業文化を形成します 美しく 豊かな映画・演劇文化を創造し、次世代への継承に努めます 東宝グループ人権方針 人権の尊重 私たちは、創業者・小林一三の経営理念である「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」に基づき、映画・アニメ・演劇・不動産などの事業を通じ、豊かな文化の創造・次世代への継承のために、お客様、東宝グループのすべての役員・従業員、ビジネスパートナー、株主を含むすべての人々の人権を尊重します。 国際規範への準拠 私たちは、「国際人権章典」「労働における基本的原則及び権利に関する ILO 宣言」を支持します。東宝グループ人権方針の策定およびこれに従った事業の遂行は、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づきます。 適用法令の遵守 私たちは、自らが企業活動を行う国・地域で適用される法令を遵守します。 適用範囲 東宝グループ人権方針は、東宝グループのすべての役員・従業員に適用されます。私たちは、ビジネスパートナーの皆様に、東宝グループ人権方針を周知し、これを遵守していただくよう働きかけます。 人権デュー・ディリジェンス 私たちは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づく手順に従い、人権デュー・ディリジェンスの仕組みの構築、実施、人権に関する課題の把握を行います。 是正・救済 自らの企業活動により、人権に対する負の影響を与えてしまった場合、適切な手段を通じ、その是正に取り組みます。人権に対する負の影響を受けた方が利用できる通報窓口を適切に整備します。 教育 東宝グループ人権方針の理解・実行・浸透・定着のため、東宝グループのすべての役員・従業員に対し、教育を継続的に行います。 情報開示 東宝グループにおける人権尊重の取組みについて、東宝株式会社コーポレートサイトにおいて継続的に情報を開示します。 ステークホルダーとの対話・協議 ステークホルダーとの対話・協議を通じて、人権尊重の取組みを推進します。 東宝グループ行動基準 すべての東宝グループの役員・従業員は、以下の行動基準を遵守することにより、東宝憲章の価値観を実践することを目指します。 映画・アニメ・演劇文化への寄与 豊かな映画・アニメ・演劇文化を創造・発展させ、次世代へと継承するために、健全で社会に資する高品質な商品・サービスを提供します。 社会規範の遵守 適用されるすべての法令、会計基準、社内規程、契約などの社会規範を遵守します。社会規範に反する可能性のあることや社会的非難を受ける可能性のあることは行いません。万が一これらを行ってしまった場合も、これらを隠すことはしません。 社会規範に反する可能性のある行為があることを知った場合は、職場の上司、同僚またはビジネスパートナーなどの共に働く仲間と相談し、または東宝グループ内に設置された通報相談窓口に通報することにより、その是正に取り組みます。 通報相談窓口への通報者に対して不利益な扱いをしません。 社会規範に反するビジネスパートナーの行為を知った場合は、ビジネスパートナーに対して是正を促し、共によりよい社会の発展に貢献することができるよう努めます。 事業の発展と継続性 すべての人々に対して誠実かつ丁寧なコミュニケーションを取りながらビジネスを行います。 社会への説明責任を果たすため、事実に基づく正確な情報を適時適切かつ積極的に発信します。 有形であるか無形であるかにかかわらず、会社の資産や情報は、適切に管理し、有効に活用します。 事業の継続性を担保するため、自然災害、テロ、サイバー攻撃などの脅威に対する十分な備えをします。 公正な企業活動 会社の利益を損なう活動は行いません。 反社会的勢力とは、直接的であるか間接的であるかにかかわらず一切関係をもちません。 社会的常識の範囲を逸脱した接待・贈答の授受などは行いません。 どのような相手に対しても、不当な利益供与は行いません。 自由な競争を阻害する可能性のあることは行いません。 会社やビジネスパートナーの秘密情報やインサイダー情報の漏えいまたはそれにつながるようなことは行いません。 労働環境 安全で健康的な職場環境を整備し、これを維持します。 共に働く仲間の多様性や個性を尊重します。 共に働く仲間がワーク・ライフ・バランスを実現できる環境を整備し、これを維持します。 共に働く仲間が自由に意見を言い合い、議論することができる環境を整備し、これを維持します。 サステナビリティと人権尊重 「東宝グループ人権方針」を遵守し、「サステナビリティの基本方針」に従って行動します。 あらゆる事業において、資源やエネルギー利用の最適化や自然環境の保全に十分に配慮し、より環境負荷の少ない方法での商品・サービスの提供を目指します。 事故や災害時には、人命尊重を第一優先とします。 すべての人の人権を、等しく、最大限に尊重します。 すべての人に対するあらゆる不当な差別・暴力・いじめ・人格否定・脅迫・ハラスメントなどの人権侵害行為を許容しません。 奴隷労働・児童労働・強制労働・人身取引などのあらゆる不当な搾取を許容しません。 2004年11月30日制定2007年7月20日改定2013年4月1日改定2023年3月1日改定 トップ グループポリシー -
「名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」ブラックボックス舞台挨拶「名探偵コナン 黒鉄の魚影」公式サイト原作者・青山剛昌さんによる原作漫画が4月12日に103巻に到達(累計発行部数は全世界2.7億部を突破!)、テレビアニメシリーズも放送1000回を突破するなど、ますます勢いを増している「名探偵コナン」。 4月14日に公開し、今もなお全国の劇場でロングラン上映を続けている最新作の「名探偵コナン 黒鉄(くろがね)の魚影(サブマリン)」は、公開から158日間で観客動員数972万人・興行収入137億円を超える驚異の成績を残し、26作目にしてシリーズ歴代NO.1の成績を記録しました。 9月30日、ネタバレありのティーチイン付き・ブラックボックス舞台挨拶を実施し、主人公・江戸川コナン役の高山みなみさん、立川譲監督、青山剛昌先生が揃って登壇しました。今まで明かされてこなかった制作秘話などを本作の閉幕(クロージング)に向け明かし、ファン垂涎トークを展開したこちらのイベントの様子を詳しくレポートします。ブラックボックス舞台挨拶江戸川コナン役高山みなみさん立川譲監督原作者青山剛昌さん高山さん皆さん、こんにちは。今日は最後まで楽しんでいってください。 立川監督公開から5カ月が経って、こんなに豪華なメンバーとこうして舞台に立てることをうれしく思います。 青山さん今日はありがとうございます。 MC今、目の前にいらっしゃるのは、つい先ほどまで本作をご覧になったお客さんです。いかがでしたでしょうか?(会場:大きな拍手)青山先生の舞台挨拶は「名探偵コナン ゼロの執行人」以来ということですがいかがですか。 青山さん懐かしいですね。 MC実際に会場で、皆さんの熱を目の当たりにしていかがですか? 青山さん嬉しいです。 MC本日はブラックボックス舞台挨拶ということで、今まで明かされていない制作秘話=ブラックボックスをお話いただこうと思います。代表質問として、御三方が公の場で揃ってお話されるのは初めてですかね? 高山さん初めてですね。 MCまずは映画がどうやって作られるか、皆さんあまりご存じないと思うんですが、映画ってどう作られていくんでしょうか? 立川監督言葉で説明すると長くなってしまうので、シンプルに言うと、まず脚本があって、それをみんなで打ち合わせをして作ります。その後の絵コンテ作りが作業としては大きいですね。コンテはアニメの設計図みたいなものなので、かなり時間をかけて作ります。それから、作画に入っていきます。そんな感じです。青山先生は、脚本に意見をくださったり、絵コンテに全部目を通してセリフの監修をされています。 MC企画会議みたいなものがあるんですか? 青山さんそうですね。いつも僕の家に集まってやっています(笑)。 MC青山先生のご自宅ですか? 青山さんそうです。 MC絵コンテのチェックはどうやって、どれくらいのスピードでやるんですか? 青山さんまぁまぁな時間がかかっています。その都度、時間がかかるところもあるし、早いものもありますね。 高山さんずいぶん前に「作画が上がらないので絵コンテでチェックしてください」って言われたことがあります。(手で厚さを示して)電話帳みたいな厚さのものが5冊ぐらいきたんです。立川監督そうです! 青山さんそれぐらいある。 高山さんすごい量だよね、あれをチェックするのは、やっぱり…。 青山さん大変だよね! 高山さん「だよね!」…って他人事かい(笑)! 青山さん漫画家の仕事じゃない(笑)! 高山さんでも、それをやるっていうのはすごいことですよね? 立川監督そうですね。アニメの場合は動きが入るので、それでページ数が加算されちゃうんですが、かなり分量があると思います。 青山さん面白い作業です! 面白くないとやれない。 立川監督ありがとうございます! MC高山さんは、アフレコの現場でセリフのニュアンスを変えることもあると伺いました。 高山さんセリフは自分だけではなく、例えば相手との絡みもありますので、「こういう風に言ったほうが相手が返しやすいんじゃないか?」って考えたりします。後は、今回に限らずですが、例えば、推理をしている時の自分の頭の中の流れで、「ちょっと言い回しを変えた方がより分かりやすく伝えられるんじゃないかな?」と言うところを変えたりします。もちろん、監督とも話をしてですが…。 立川監督「変えるね!」ではなくて、「コナンくんはこういう気持ちで合っているよね?」と確認をされてから、「だからこうするね」という感じの提案の仕方です。 高山さんその場にいて、自分の感情と環境を踏まえた上で、「こうしたいんだけど?」とか「こういう風に口から出て来ちゃったんだけどどう?」っていう感じです。 立川監督こういうのは、新規のアニメの立ち上げだと、あまりないですよね? ご長寿作品で、キャラクターのことを深く理解しているから出てくるものだと思います。 高山さん灰原哀役の(林原)めぐちゃんも、みんなそうです。しゃべる呼吸やしゃべり方があるじゃないですか。誰に対してどうしゃべりたいとか、(自然と)自分の中で出てきちゃうんですよね。セリフを読みながらチェックをしていて、「これはちょっと違うかもしれない」「こうした方が良いかもしれない」っていうのは結構あります。 MC今回の劇場版で、実際に変えられたセリフはありますか? 高山さん(笑)。覚えていない。 立川監督いろいろありますが、すごく大きいのは灰原とコナンくんの水中の最後のほうのシーンです。もともとのコンテから一分以上長く伸びているので、すごく大きな変化ですね。アフレコで一分も伸びるっていうのは、初めてじゃないですか? 高山さんそうそう! そこも「気持ちをどうしよう」って話し合いました。 立川監督林原さんからも提案があって、「これぐらいのスピード感で読みたいけど良い?」と提案があって、「良いですよ!目一杯使ってください」というやりとりがありました。 MC青山先生がカット割やセリフに、ご提案をされることもあるそうですね。 青山さんさっき話に出た水中のシーンは変わりましたね。 MC実はそれ以外にもありまして、スタッフさんから修正した絵コンテをお借りしました。今回は特別にスクリーンに映したいと思います。 ■スクリーンに絵コンテが映し出される。高山さん(スクリーンを見上げて)おお! 立川監督パシフィック・ブイの医務室の場面です。 MC黒く塗りつぶされていますが、元々は「何言ってんのよ!」「そうやってすぐ」「おいてくくせに」と言うセリフが、「待たせるの好きよねぇ…」「新一くん…」に変わっています。 青山さんこれは灰原が、蘭ちゃんの気持ちになって言ったセリフです。そのままだとちょっとイヤな感じがしたので、灰原ならこっちの方が良いかなって思ったんです。 MC灰原にここで「新一くん」と言わせることによって、実は本作の中で、「江戸川くん」「工藤くん」「新一くん」と全ての呼び方をコンプリートしています。(会場:笑) 青山さん(笑)。 MCそれは狙いではなかった? 青山さん狙いではないです! 高山さん呼び方はきっと心情によって違うよね〜。 青山さんそう! MCセリフを書く時に何か意識しますか? 青山さんあまり意識しないです。でも、ここは意識して、蘭ちゃんの気持ちだから「新一くん」にしました。 MCありがとうございます。よく見ると灰原の心情も絵コンテに書かれています。 立川監督これは自分が書いたものです。 MC絵コンテに心情を書くことはしばしばあることですか? 立川監督アニメーターさんに伝えるためにたまに書いています。 高山さん感情によって表情が変わるからね。 立川監督はい。 MC今回は立川監督から青山先生に質問があるそうです。青山先生のご提案で、構図が変わったカットがあるそうです。ちょっとそのカットをスクリーンに投影します。 ■スクリーンに次の絵コンテが映し出される。高山さんいろいろ見せちゃうね。 MC灰原のラストのカットです。俯瞰だったものが、変更後は横のアングルになっています。 青山さんこのほうが観客を見ている感じがすると思ったんです。 MCこれは感覚的にですか? 青山さん感覚的にですね! MC皆さん、印象に残っているでしょうし、これはもう名シーンですよね? 立川監督アニメーションを作る時ってカメラの位置をよく考えるんですよ。ここは、コナンがそばに座っているので高い目線から見たつもりで最初は俯瞰で描かれています。でも、青山先生のアングルは、カメラが地平線に近く横になっている。迫力があるし、すごく説得力があります。漫画的な思考と、アニメ的な思考なんですかね。「自分が描くなら、このアングルなんだけど、変えても良い?」とおっしゃっていたことがすごく印象に残っています。 青山さんそうね。この時点で「僕に描かせろ!」ってなっています(笑)。 MC実はこのシーンの原画を特別にいただいていまして、スクリーンに映します。 ■スクリーンに原画が映し出される。立川監督めちゃくちゃ可愛いです。 青山さんもうすでに懐かしい。 MCこれを描かれたのはいつ頃ですか。 青山さんだいぶ前です。大体、一年くらい前じゃないかな。 立川監督去年の秋冬ぐらいですね。 MCこういうカットは、青山先生がご希望されて描かれるのですか? 青山さんそうですね。 MCなんと、今回は「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」ぶりにコナンくんの原画を担当されたそうです。 青山さん描きましたよ。高山さんに向けて。 高山さん…怒られるからね!(会場:笑) 青山さん「愛されてない!」って言われちゃうんで、描きました(笑)。MCコナンくんをカッコ良く描く秘訣はありますか? 青山さんないです(笑)! 高山さんえー、何か言ってよ! 青山さん「カッコ良く描かないと」と思って描いています。 高山さん(コナンくんに)ありがたいね! 立川監督青山先生にコンテのチェックをしていただいた時に、「ここが描きたい」とかおっしゃるので、僕から更に「ベルモットを描いてほしい」「ジンを描いてほしい」とかお願いをしました。「言ったら描いてもらえるかな?」と思ったんですよ。 青山さんありましたね~。 高山さん結構描いているよね? 青山さん描いています! 年々増えている気がする。 高山さん劇場版は26作品あるけれど、最初の頃は、ラストカットだけとか、あっても2カットぐらいでした。でも、今回の試写が終わった時に、「こんなに描いて大丈夫なの?」と(青山先生に)言いましたよね? 青山さん僕の絵って、よく分かるね。 高山さん分かるでしょう! 青山さん(笑)。分かるのかぁ。 高山さん立川監督にも「原画多くない?めっちゃ描いていない?」と言ったぐらいです! 青山さん劇場版の最初の頃は遠慮していたんです。 高山さんあ、遠慮だったの? 青山さんアニメーターさんの仕事を奪ったらいけないと思っていたんですよ。でも、最近は遠慮していない(笑)。 高山さんなるほどね〜! じゃあ、好きなだけ描いていいんじゃないかな。 MC試写のお話が出ましたが、高山さんは事前にどこに青山先生の原画が使われているかはご存じなかったんでしょうか? 高山さん知らないです。 MC改めてお伺いしたいのですが、完成した本編をご覧になっていかがでしたか? 特に気に入っているシーンは? 立川監督青山先生の絵って、すごく特徴があって、髪の毛や肌の影付けの仕方にすごく立体感があって良いなと思っています。簡単に真似できない難しさがあって、それをもっと劇場版の中でも増やしていけると良いのかなという思いが今あります。今回お願いしてベルモットとジンを描いてもらいましたが、キールも言えば良かったなぁと今は思っています(笑)。 MCもし頼まれたらキールを描いていましたか? 青山さん描いていましたね。(会場:笑) 立川監督(とても残念そうに)まじか!…お願いすれば良かった。 高山さんもう散々言っているので、海中のシーンはものすごく好きですが置いといて、他に好きなシーンを言うとですね、私は潜水艦の中で黒ずくめのメンバーが揃っているところが好きです。こんな小さな空間に、あの大男たちがリビングでおしゃべりをするようにしているのが、「こんなところは見たことない」と思いました。あの人たちが会話をするシーンは、外で指令を受けているところは分かるんですが、リラックスしたところでしゃべっているのはあまり見られないので、実はちょっと好きです。 MC先生は黒ずくめとのやりとりはどうですか? 青山さんキールがジンに、「尋常じゃないのはあなたの方よ、ジン」と言うのは僕が書いたセリフなので、良いですよね!……自画自賛(笑)!僕のお気に入りは、海から上がってコナンくんが息をハァーって吐くシーンですね。高山さんの声は出ていないけれど、あれがカッコ良いですね。あそこはカッコ良かった! 立川監督ありがとうございます。あそこは自分の担当パートです。嬉しいです!(笑顔) 青山さん赤井が狙って、ジンがグッと上を見て、海面がブルーになる。あそこも曲がかかってバーッと盛り上がるじゃないですか。あそこもゾワゾワきますね。あれはカッコ良いっす! 立川監督ありがとうございます。 MC先生は、本作を気に入って、複数回ご覧になったと聞いています。 青山さん僕の家に円盤があるので、20回弱は観ています! 高山さんすごい! ■SNSで事前に質問を募集していた質問に登壇者の皆さんが答える。 高山さん怪しげな箱が出てきましたよ! MC中に質問が入っていますので、高山さんから順番に引いて質問を読み上げていただけますか。 高山さんこの中に手を入れたら、手が出てこないっていうことはないですね(笑)?(引いた質問を見て)あー! 青山さん何? 高山さんこれねぇ、私たちも散々話していたんです。(立川監督)にずっと話題になっていたよね?立川監督なっていましたね(笑)。八丈島のホテルの部屋割りが気になります。園子ちゃん、阿笠博士、小五郎さんは一人部屋ということでしょうか?【SNSからの質問1】高山さん気になるよね! 立川監督ここら辺は若干あやふやな部分があるんですが、まず園子は一人ですね。 高山さんそうだよね! 絶対にスイートルーム! 立川監督阿笠博士と小五郎さんもそれぞれ一人部屋です。みなみさんと「子どもたちだけで泊まっているのはどうか?」という話をしました。 高山さん関西のキャンペーンに回っている間、ずっと部屋割りの話をしていました。じゃぁ、光彦と元太は二人一部屋で、歩美ちゃんと灰原も二人で一部屋で、園子は絶対スイートでしょ。「何か部屋割りが変じゃね?」って話になりました。大体、博士と子どもたちが一緒とか、小五郎のおじさんと蘭とコナンと三人とかになりそうなんだけど、何でだろう。 青山さん僕は知らんよ(笑)。 立川監督そういう話をずっと車でしていたので、「今度そういう部屋割りのシーンがあったら事前に相談します!」ということになりました(笑)。 ■立川監督が質問を引く赤井さんがロケットランチャー発射後、秒で退散したのが衝撃的でした。コナンくんが無事だという確信があったのでしょうか。【SNSからの質問2】青山さんあそこは確か櫻井さんのシナリオでは、「ちゃんと逃げろよ、坊や」っていうのがあったんですけどね。 立川監督一応「でかしたぞ!」みたいなセリフは言っているんです。でも、(笑って)秒で退散していますね。やはり信頼があるんでしょうね。 青山さん後は、赤井がエンジンが爆発しないところを狙って撃ったってことですかね。 立川監督そうですね! 高山さん危険だもんね! 青山さん危ないよね! 死んじゃうよね! 立川監督絵コンテチェックの時にも青山先生はそのことをメモで書いてくださいましたね。ロケットランチャーと水中の波面がある。青山先生から「波紋があるということは衝撃波が起きているから、ここの場面ではやめよう」とかいただきましたよね。覚えていますか? 青山さん(笑顔で)覚えていますよ! 絶対にコナンが死んじゃうので。 立川監督気にかけてくれました。 高山さんありがとうございます。赤井さんとの間には何か絆がありますし、やっぱりお互いに分かっているということにしましょう。 青山さん爆発しないところを撃ったんですよ!直美が最後に「また会えてうれしかったわ、志保」と心の中で言っていましたが、彼女が灰原哀=宮野志保であると確信した理由を知りたいです。【SNSからの質問3】高山さんすごいところをついてきますね。 青山さんそれは、逃げる時に手を差し伸べたよね? 立川監督そうですね! その直前に縄を解くというのもあって、「マジシャンがよく使う手よ」って言いつつ、手を差し伸べて、直美を引き上げてくれるあたりで気付いたと思います。 ■高山さんが質問を引く青山先生が劇中に原画で参加して印象に残っている絵があれば教えてください。また、来年の映画ではどんな絵を描いてくれるのかすごく楽しみです。【SNSからの質問4】高山さんいっぱい描いちゃうんじゃないの? 青山さんちょっと待って、来年の映画? 高山さん内容はまだ言っちゃだめだよ(笑)! 青山さん印象に残っているのは、赤井と安室のところかな。 立川監督あそこのセリフ書いていますよね。 青山さんあれ、最初は三分割だったの。三分割だと絵が小さいから一個一個にした。 立川監督大きくしました! 高山さんということです。ムービーワークにもなったティザービジュアルでは、コナンくんが哀ちゃんを助けに行く、本作とは逆の構図になっていたのが、とても印象的でした。対比する構図に意図等ありましたらぜひ教えてください。【SNSからの質問5】青山さんあれを逆にしちゃうとネタバレになっちゃうので、「本当は逆なんだけどなぁ」と思いながらティザーを描きました(笑)。ネタバレ防止のためです。 MCちなみに、ティザービジュアルは、青山先生が毎年描かれていますよね? どういったところからインスピレーションを得ていますか? 青山さんえ、適当です(笑)。 高山さんそんなこと言って良いの? 今、全国に中継されていますよ。立川監督ラフの段階で「こんな感じにしようと思う」とメッセージを付けて送ってくれます。 青山さん「最初はラムと黒田が大きかったんだけど、やっぱり赤井と安室にしました!」って。 立川監督「阿笠博士がいないんですけど…」って。 青山さんそうそう!それで(阿笠博士を描き)足したんだよね。 立川監督そういうやりとりをしています。来年のティザーも楽しみですね! 高山さん本当に楽しみですねー。実はさっき、ちょっと見せてもらっちゃった! MC実は出来上がってはいますが、まだお見せできないんです。 高山さんもうちょっと待っていてね! ■会場の方から、本作「黒鉄の魚影」に限った質問にも登壇者の皆さんが答える。 青山さんドキドキしちゃう(笑)。 MC質問のある方は挙手をお願いします。先ほど青山先生が今回原画を描いたとお話があったと思うんですが、先生が描い原画の中で、皆さんの好きな場面はどこですか。【会場からの質問1】高山さん自分(コナンくん)でしょうね。 立川監督そうですよね。カッコ良いですものね。僕はさっきも出てきた最後の灰原ですね。構図を変えてもらったというのももちろんですが、表情がとにかく良くて、あの表情はやっぱり先生にしか描けないから好きです。 高山さんでも、先生は安室さんと赤井さんのところ? 青山さんそうですね。でもどっちもどっちかな。 お客さん青山先生は、先ほどの場面以外にもありませんか? 青山さんあとはどこを描いていたっけ? 立川監督蘭ちゃんのチューのとこ。 青山さんあれは絵コンテの段階で原画がきたので、それを直したぐらいだよ。あとはジンのところ! 立川監督追加で頼みました。あれは元々のセリフが「撃て」だったのを「ていっ!(撃てぃ!)」に直して…。 青山さん本当は「ていっ!」と言った後に爆音がバンっと鳴るとカッコ良いんですがね…「ていっ!」って言った後しばらくしてからシュルル〜(笑)って、あれを見ながら「あ!失敗した!」と思いました。(会場:笑) 立川監督(笑)。「ていっ!」「バーン!」のイメージだったんですね。まさかの裏話が! 高山さん今度観る時、そのシーンはみんなちょっと笑っちゃうかもしれない。本当に素敵な作品をありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。黒ずくめの組織のピンガというキャラが今回の作品で亡くなってしまったのが本当に惜しいくらい好きなキャラなんです。どういったところからキャラクターの着想を得られたのかということと、声優の村瀬(歩)さんが、男女の声を使い分けるところが私たちにとっては最後まで惑わされた要因だと思っています。村瀬さんありきで考えた(キャラクターな)のかというところもお伺いしたいです。【会場からの質問2】立川監督ピンガのキャラクターの着想で「中性的にしたい」とおっしゃったのは青山先生だと思います。 青山さん僕だなぁ。今までにないような「ジョジョ」(ジョジョの奇妙な冒険)に出てきそうなキャラにしたいと思って、あの顔になりました。村瀬さんは後からだよね? 立川監督声は後からです。メキシコの方のお酒の名前だったので、戦い方にメキシコの型を取り入れて、髪型は自分から提案しました。それでラフが上がってきて、声はその後になります。女性声優さんに男の声を出してもらうか、男性声優さんに女の声を出してもらうかの二択で、両方の声を聞かせてもらって、村瀬さんに決まりました。 青山さん村瀬さん、うまいよね。 MCアフレコの現場に立ち会われていかがでしたか? 立川監督男性声優で女性の声を出せる方は何人かいらっしゃるんですが、その中でも飛び抜けて上手でした。かつアクションのシーンがあるので、アクションシーンで出る吐息とかを演じるのはすごく難しいのに、そこもかなり上手な人だなぁという印象です。 MCそんなピンガですが、亡くなったかどうかは、本作ではまだ明言されていないですよね? 青山さん(あっさりと)あぁ、亡くなりました!(会場:衝撃で大笑い) 高山さん元も子もない! MC明言されてしまいました。 高山さんでも、これで生きていたら結構まずいことになるから。 立川監督いろいろ知り過ぎているんですよね。 高山さん今、全国からため息が聞こえた。みんな、ごめんね!ジンがヘリコプターから降りてくる時に怖い感じが全然なくて、むしろ神々しい感じですごくカッコ良かったです。あれはどういうイメージで作られたんですか?【会場からの質問3】立川監督これに答えるのは僕かな。夕日を浴びて水面が光っていたり、潜水艦に光が当たっていたりしている感じに描きたかったんです。水滴がキラキラしているのに加えて、人も神々しい感じにして神が降りてきたみたいな印象にしました。 高山さんちょいちょい(笑)! 立川監督カッコ良くなると良いなと思って、あのようにしました。絵コンテを描いてくれた人が帽子を抑えるような感じにしてくれました。 高山さんちなみにね、ジンの話で言うと、最初のジンは銀髪ではなかったよね。いつからこうなったんだっけ? 青山さん原作では銀髪に描いています。ジンって英語でGINと書くので、最初から銀髪なんです。 高山さん山本(泰一郎)監督が、しばらくしてから(青山先生に)「ジンは銀髪なんだよね」と言われたって言っていました。 青山さんそう。アニメで見て「あれ?茶髪になってる!」と思ったんだよ(笑)。 MC本日は楽しいお話をありがとうございました。まだまだお話を伺いたいのですが、お時間となってしまいました。ご挨拶をお願いします。 高山さん皆さんに、たくさん観ていただいたり、応援をいただいたり、愛を感じています。毎月「まさかここまでとは?」と思う、私です。本当に愛してもらえる作品になりました。本当にありがとうございます。全国の皆さんも本当にありがとうございました。まだまだこれからも続きます。次回作もどうぞよろしくお願いします。今日はありがとうございました! 立川監督クロージングが近いということで、9月はこういうイベントが行われ、監督をやった身としてはすごく嬉しいですし光栄に
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「沈黙の艦隊」初日舞台挨拶映画『沈黙の艦隊』公式サイト1988年から1996年まで週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を誇る大ヒットコミックを実写映画化した「沈黙の艦隊」が、いよいよ出航しました。9月29日にTOHOシネマズ 日比谷で初日舞台挨拶が開催され、大沢たかおさん、玉木宏さん、上戸彩さん、ユースケ・サンタマリアさん、中村蒼さん、江口洋介さん、吉野耕平監督が登壇。上映終了後の興奮冷めやらぬ会場のお客さんを前に、豪華キャストが万感の思いを語ったこの日の模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶海江田四郎役大沢たかおさん深町洋役玉木宏さん市谷裕美役上戸彩さん南波栄一役ユースケ・サンタマリアさん山中栄治役中村蒼さん海原渉役江口洋介さん吉野耕平監督大沢さん本日はご来場いただき、ありがとうございます。短い時間ですが、いろいろなお話ができればと思います。 玉木さん初日に本作を観てくださってありがとうございます。短い時間ではありますが、最後までお楽しみください。 上戸さん皆さん、もう本作をご覧になったんですよね。私は三シーンくらいしか出ていないんですが(会場:笑)、皆さんに囲まれて壇上に立つことができて本当にうれしいです。初日に観に来てくださって、本当にありがとうございます。ぜひ、今のホットな気持ちをSNSで広げてください。 ユースケさん本作が面白かったか、面白くなかったかは、皆さんの顔を見たら分かりました。良かったです! (会場:笑) 約束通り、TOHOシネマズ 日比谷に帰ってきたぜ! 今のコメントは忘れてください。(登壇者の皆さん&会場:笑) 中村さん今日はお越しいただきありがとうございます。初日を迎えられて、本当にうれしく思っています。 江口さん皆さんの本作を観終わった後の熱気がグワっと香っているので、伝わったんじゃないかと思っています。短い間ですが、楽しい時間にしたいと思っています。 吉野監督観ていただいて、ありがとうございます。作中では役者の皆さんが厳しい表情ばかりしているので、今日は笑顔を見られる貴重な機会です。ぜひこの後は楽しんでください。(会場:笑) MC今日は上映後の舞台挨拶となります。上映後だからこそ話せる本作の魅力や、ご自身による本作を観た感想などを教えてください。 大沢さん本作を観終わった皆さんには、楽しんでいただけたはずだと信じてはいるものの、おそらく「この先、どうなるんだよ」と思っておられるはずです。(会場:笑) その皆さんの思いが伝わってきて、何だか痛い感じもしております(苦笑)。30年前にかわぐち先生が描かれた「沈黙の艦隊」という漫画が、ようやく実写化されました。今日は、壮大な「沈黙の艦隊」の船出・旅立ちであり、我々はここから始まると思っています。これから、この壮大なものを余すところなく映像にできるよう、まず第一弾として作りました。もし皆さんに喜んでいただければ、この次をどんどんやっていけるのではないかと思っています。そのあたりは、期待して待っていていただければと思います。何よりも、本作がある程度の成績を出さないといけないので、先ほど上戸さんも「SNSで」とおっしゃっていましたが、良いこと(感想)は大丈夫ですよね。(会場:笑) 良くないことは、後で連絡先を教えるので、東宝さんの方に言ってもらって構いません。(会場:笑) どうぞよろしくお願いいたします。玉木さんどの世代の方が観ても、純粋に楽しんでいただけるエンターテインメント作品になっているんじゃないかと思っています。大沢さんがおっしゃったように「ここで終わるのか」と感じる部分もあります。なので僕としても、次もできたら良いなと思っています。ユースケさんとも、現場でそんな話をしましたよね? ユースケさんした、した! 急に話を振るからびっくりしたよ。 玉木さん(深町や南波たちが乗り込む潜水艦)<たつなみ>に関しては、一体感が生まれるように、ユースケさんをはじめ、水川あさみさんなど、場の空気を盛り上げてくださる皆さんと、家族のように撮影ができました。そういった時間がすごく楽しかったと思っています。 MC現場でも「続きができたら良いな」というお話をされていたんですね。 玉木さんそうですね。 MC上戸さんはいかがでしょうか。 上戸さん市谷はオリジナルのキャラクターです。私も原作のある作品で何回か(オリジナルのキャラクターを)演じたことがあるんですが、オリジナルのキャラクターってまず叩かれるんですね。(会場:笑) それでも、台本を読んだ時に「この作品に携わりたい」とすごく思いました。このご時世に、核を扱う内容で、どこか「未来があるんじゃないか」と思える作品に参加できて良かったと、完成作を観て興奮しました。女性の方も、カッコ良い男性陣の皆さんが大きなスクリーンで見られて、潤いますよね。(会場:笑) ぜひ女性の方にも劇中で流れるモーツァルトを身体の芯に響かせながら、映画館の大きなスクリーンで迫力を感じていただきたいと思っています。ぜひ映画館で観てください。 MC上戸さんは、完成した作品をご覧になっていかがでしたか? 上戸さん「監督!」って思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 現場でも癒し系と言いますか、吉野監督ってこういう感じなんですよ。だから、「この吉野監督がこんなに力強い作品を作るんだ!」と思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑) あ、吉野監督をからかっているわけじゃないですよ。ユースケさん(上戸さんをいじるように)何様なんだよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 上戸さん監督は癒し系なんです(笑)。現場ではグミとかを食べているような可愛い吉野監督しか見ていなかったんです。だから、完成した本作を観た時に、「吉野監督はこういう作品を作れるんだ」って思いました。 ユースケさん(再び上戸さんをいじるように)何様なんだよ!!(登壇者の皆さん&会場:笑) 上戸さん(笑)。(周囲からも監督のギャップについて「分かる」という同意の声が上がる)そうなんです、ギャップがあるんです。 MCユースケさんは、いかがでしたか? ユースケさん先ほど「TOHOシネマズ 日比谷に帰ってきたぜ!」と訳の分からないことを言ったでしょう? 言ってから後悔したんですが(笑)、僕はこの映画館によく映画を観に来るんです。暇な時なんて、週八くらいで来ています。(会場:笑) ついこの間も「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(現在公開中/主演:キアヌ・リーブス)を観に来た時に、良いタイミングで「沈黙の艦隊」の予告が流れてきました。自分が出ていることを度外視しても「イケている映画だな」と思いました。そして、今日は皆さんに本作を観ていただいて、「これはいける」と思いました。皆さん、確実に「2」があります! (会場:拍手)もっと言おうか! 「5」まであります。(登壇者の皆さん&会場:笑) おそらくスピンオフも作られます。そして、おそらくスピンオフ第一弾は「ソナーマン、南波栄一」です。サブタイトルは「耳をすませば 魚雷が二本」みたいなね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 僕は、スピンオフで力を発揮するタイプなんですよ(笑)。やっぱりそれぞれの人物をもっと見たい! スピンオフもいけるし、本編だってまだまだ話が始まったばかりなので、「5」以上までいきますよね。僕らの年齢がいく前にやってほしいです。 吉野監督本作をご覧になった方々は、もっともっと登場人物を見てみたいと思われたと思います。僕も、もっともっと見たいと思っていたので、本当にスピンオフがあると良いなと、今のユースケさんの話を聞いていて興奮しています。 ユースケさん今までは考えもしなかったということですよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) ぜひご一考いただけたらと思いました。 MC中村さんも、上映後の今だからこそ話せる本作の魅力について教えてください。 中村さん僕は本作の原作を読んだ時に、絵から伝わるエネルギーにすごいものがあると思いました。完成した作品を観ても、CGや映像美ももちろん見どころの一つではあるんですが、潜水艦を動かすのも、日本という国を動かすのも「人間なんだ」ということを強く思いました。やっぱり人間のエネルギーというのはすごいと思いました。そして出演されている方、そして今日ここに登壇されていない方々も、 本当に素晴らしいと思いました。 ユースケさん(中村さんのコメントを聞いて)しっかり者! 中村さんユースケさんが適当すぎるんです(笑)。(登壇者の皆さん&会場:笑) ユースケさんそんなことは言わなくて良いんだよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 江口さん自衛隊の方が協力してくださるという話を聞いて、これはいけると本当に思いました。漫画を読んでいる時に、あまりにもスケールが大きいので「CGとかどうするんだ」と思っていたんです。大沢くんは挨拶をしに行ったり、いろいろと大変だったと思いますが、日本の(防衛省や海上自衛隊など)大きな力を持った人たちが本作に手を差し伸べてくれた。これが大ヒットをしたら、日本のエンターテインメントもまたいろいろと協力し合っていける作品が生まれるかもしれない。その第一弾になればと思いながら、完成した本作を観ていました。 吉野監督僕は、この中で唯一この物語のすべての世界を撮影したり、携わったりしてきたんですが、実際にスタッフと潜水艦を撮りに行ったり、カメラを据え付けに行ったりもしました。荒れた海の中、ボートでカメラを据え付けに行って、「何が映っているか分からないけれど、とりあえず見てみよう」ということもありました。さらにそれが物語の中でどのように使えるかを考えたり、本当にいろいろな方々に関わっていただいた作品です。この先があるとすれば、そういうチームでまたやっていきたいと思っています。 MC大沢さんは先日、防衛大臣に表敬訪問をされました。議員会館で行われた試写会にも参加されたそうですが、防衛大臣とはどのようなお話をされたのでしょうか。 大沢さん大臣になりたてで、とてもお忙しい時に会う時間をいただきました。お話を聞いたら、「実は『沈黙の艦隊』のファンで、本作もすごく楽しみにしています」と言っていただきました。いろいろとスケジュールも無理して会っていただいて、心から感謝しています。議員会館にも先生方や秘書の方など200人以上の方に来ていただいて、そこでスクリーンと音響機器を持ち込んで、皆さんに観ていただきました。国の未来や平和を思う、その中核にいる方々にこれほど関心を持って観ていただけて、すごくうれしい時間でした。先ほど江口くんも言っていたように、防衛省や海上自衛隊の皆さんにはたくさん協力していただいたこと、改めて感謝しています。 MC議員会館での試写の後には、感想などを聞く機会がありましたか? 大沢さんのちほど正直なご意見を聞かせていただいたり、SNSにも書き込んでいただいていました。SNSでは本当に喜んでいただいていて、「次はどうなっているんだ」みたいな感想もあって、「すみません」「東宝さんに言ってください」という感じです(苦笑)。(会場:笑) それぐらいこの先を楽しみにしていただいているようで、「主人公である海江田にみんなが巻き込まれていて成長していく様を(観られることを)楽しみにしています」とおっしゃっていただきました。 MC本作は、非常に多面的に物語が展開していきます。海江田の乗る潜水艦<シーバット>、深町が乗る潜水艦<たつなみ>、そして政治家パート、報道番組のパートなど、いろいろな視点が描かれます。ご自身が出演していないシーンの中で驚いたことや、羨ましかったことなどがあれば教えてください。 大沢さん僕は、ほぼ初めて自分の出演シーン以外の様子を完成した本作で観ました。皆さんの現場にほぼ行くことはなかったんですが、例えばマスコミブロックの上戸さん、政治ブロックの江口くんなどを見ていると、地上の光の中で芝居をしているのが、すごく羨ましかったですね。僕や玉木くんは、ずっと真っ暗なスタジオの中での撮影でしたから。 玉木さん本当ですね。 大沢さん僕に至っては、一カ月半のうち七歩ぐらいしか歩いていないですからね。それ以上歩くと監督から「動かないでください」と言われるんです。今日のように立っているのが、だんだん得意になってきました。(登壇者の皆さん&会場:笑) そういう意味では自分のシーンはかなり緊迫していたんですが、海江田はみんなを巻き込んでいく人なので、他のシーンでみんなが生き生きとしていたり、混乱していく様など、どのシーンもすごく楽しく観ていました。 MC他のパートと比べても、ここは「負けていないぞ」と感じる点はありますか? 大沢さんほぼ全員、無表情ということですかね。(会場:笑) とはいえ、心の中はすごく燃えたぎっていて、「我々はある覚悟を持って臨んでいるんだ」ということを<シーバット>の乗組員を演じた全キャストが意識していました。なので、現場に入るとほぼ会話はなく、みんなが役に集中しているチームでした。それは他のブロックにはない特徴だったのかなと思います。 MC玉木さんも、光のある場所での撮影が羨ましく感じましたか? 玉木さん基本的に閉塞感のある場所って、やっぱり逃げたくなってしまうものですよね。カットがかかるとすぐに外に出て、外の空気を吸いに行くということを繰り返していました。潜水艦の話で言うならば、僕たちが乗っていた<たつなみ>より、大沢さんたちの乗っている<シーバット>の方が広くて近代的な感じがするので、一回お邪魔した時に「いいなぁ」と思いました。(会場:笑) ただ、チームワークとしては、僕らの方には家族感があったと思うので、良い雰囲気だったんじゃないかと思っています。 大沢さん最初、(スタッフに)「玉木くんには、<シーバット>の艦内を見せない方が良いんじゃないか」と言っていたんです。あまりにもその差があるというか。(登壇者の皆さん&会場:笑) 我々の潜水艦は一台に億近いお金をかけてしまっているのに、(冗談混じりに)玉木くんの方は、五万円? 五十万円でしたっけ? 随分、差があるからなあ。(登壇者の皆さん&会場:笑) ユースケさん五万円!?玉木さんいやいやいや(笑)。百は超えていると思いますよ。(登壇者の皆さん&会場:笑) 大沢さんその分、人間の厚さみたいなもので勝負をされるんだと思っています。確かに完成した本作を観たらそうだったので、うれしかったです。(登壇者の皆さん&会場:笑) 玉木さん<たつなみ>も金額はもうちょっとかかっています(笑)。大沢さんすみません(笑)。 MC<たつなみ>の内部が密であるということは、大事な描写でもありますよね。 玉木さんそうですね。<シーバット>と<たつなみ>の対比ということを考えなければいけない作品だったので、そういう意味では<たつなみ>のコンパクトな感じと、一体感というのは必要だったと思います。 MC上戸さんはいかがでしょうか。驚いたことなどはありますか? 上戸さん普段はいい加減なユースケさんが、すごくカッコ良いソナーマンを演じている姿にドキッとしました。返事をあえてしないで指を鳴らして返事をするところなんか、カッコつけている感じが「ずるいな」と思いました。(会場:笑)ユースケさん彩ちゃん、ありがとうね。 上戸さんカッコ良かったです! MC羨ましかったところなどはありますか? 上戸さん女性キャラクターで言わせていただくと、水川あさみちゃんが演じていた役は、皆さんともお芝居の接点のある役だったので、「羨ましいな」と思いました。私の撮影は二日ぐらいで終わってしまったので…。(会場:笑) ユースケさん驚いたというか、「すごく面白い」と思ったのが、政治家の話し合いの部分です。僕は「シン・ゴジラ」(2016年公開/総監督:庵野秀明、監督:樋口真嗣)がすごく好きなんです。あれは会議映画みたいな感じもあったんですが、本作もそういう側面があると思って、すごく面白かったです。そういう側面はあまり想像していなかったので、すごく良いなと思いました。あとは玉木くんも言っていましたが、<シーバット>(内部)の緊張感は、僕には耐えられない。(会場:笑) 僕が<シーバット>の隊員役で出ていたら「耐えられないので」と降板していた可能性があります。(会場:笑) その緊張感があったからこそ、<たつなみ>と対極な感じがあって、すごく良かったんだと思いました。それがまたうまいこと一つにまとまっているのが、作品としてすごいなと思いました。これ、「2」あるな。(会場:笑) 「2」がないと、彩ちゃんはこの作品での出演が三シーンくらいで終わりになっちゃうもんね。 上戸さんそうなんです。ここに立っているのが恐れ多いです。(会場:笑) ユースケさん「ここから彼女(市谷)の活躍が始まる」みたいなところで終わっているじゃないですか。「6」までないとね。あと、スピンオフもやらないと。(会場:笑) 上戸さん(ユースケさんに向かって)ありがとうございます。大沢さん、よろしくお願いします。 大沢さんこちらこそ、よろしくお願いします。(会場:笑) 上戸さんが出られると聞いていたのに、結局現場では会えなかったんですが、ようやく今日会えました。「本当に出ていたんだな」と改めて思いました。(上戸さん&会場:笑)MC中村さんは、いかがでしょうか。 中村さん<たつなみ>の皆さんは、<シーバット>と全然違うので「羨ましい」と思いました。また今回の作品では専門用語がいっぱい飛び交うし、難しい問題や壁に向かっていく緊迫したシーンが常に続くんです。そんな中で、ユースケさん演じる南波がユーモアでうまく雰囲気を軽くしてくれていたので、その役が「すごく羨ましい」と思いました。あと、(南波が指でポーズを繰り出す仕草をしながら)こうやってやるじゃないですか。そういった笑えるところがあって、僕はそこも好きでした。 ユースケさん中村くん、ありがとうね。(中村さん&会場:笑) 中村さんあれはユースケさんのアイデアですか?ユースケさん監督が「良いですね」と言ってくれてね(笑)。でもね、監督は何でも「良いですね!」と言ってくれて、全部オッケーになっちゃうんですよね。「本当に良いのかな」と思いながらやっていました。あと<シーバット>のソナーマン(溝口拓男役)を演じた前原(滉)くんって、メガネで髪の毛がちょっと天パ(天然パーマ)なんですよね。僕の演じた南波もメガネだから、ダブルメガネなんですよね。あれはわざと対抗するために(南波と被るように)やったのかな。どういうつもりだったんだろうと思いました。(中村さん&会場:笑) めちゃめちゃ有能なソナーマンで、能力の面で、南波が負けているんですよ。でも、そこはキャリアと雰囲気でなんとかどっこいどっこいまで持って行きました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 監督、あれは意図的だったんですか? 吉野監督そうですね。最初は被るからちょっと変えようかなと思ったんですが、敢えて被らせた方が、僕自身としても「面白いんじゃないか」と思ってそうさせてもらいました。ユースケさんは絶対に何かされるだろうと思っていたんです。案の定いろいろとやってくださいました(笑)。毎回「『OK』と言おう」と決めていました。 ユースケさん問題は、前原くんの方が有能に見えるということなんです。まあ、面白かったから良いか。(登壇者の皆さん&会場:笑) 江口さん政治ブロックも一つのファミリーのような感じになっていました。僕たちがたぶん、最後に撮っているんです。僕たちが一番盛り上がって面白いだろうなと思っていたんですが、完成した本作を観ると、「トップガン」でトム・クルーズが本物の戦闘機に乗っているように、大沢くんが本当に潜水艦を操縦しているようなリアリティを感じました。潜水艦の中のシーンから、俯瞰のシーンに飛んだ時に、このスケールは原作のファンも大喜びするんじゃないかなと思いました。今の時代に「沈黙の艦隊」が蘇ったというような思いで観ました。題材もすごいですし、話にもまだ続きがありますので、たぶんこれは続きますね。皆さん、期待していてください。(会場:拍手) MC最後に大沢さんから、メッセージをお願いします。 大沢さん今日は、初日にご来場いただきありがとうございました。この作品は、防衛省、海上自衛隊の方々など本当にたくさんの方にご協力をいただき、ようやく今日を迎えることができました。30年の時を経て、ようやく実写として新たな船出に旅立つことができました。今日は会場に原作のかわぐち先生もいらっしゃっているようなんですが、改めて映画化の許可をいただき、感謝しています。そして、僕は今日この白いジャケットをわざわざ選んで着て来たわけじゃないんですよ。(登壇者の皆さん&会場:笑) ユースケさんカッコ良いから良いじゃないですか! 大沢さんユースケさんに「今日、すごく気合い入っているんですね」と言われました。スタッフからは「どうしても白(の衣装)で」と言われたんですが、何とかそれはやめたかったんです。「少し、海江田のイメージで」ということだったので、今日の衣装になっただけで、自分から白の衣装を選んだわけではないので、それだけ誤解のないようにお願いします。(登壇者の皆さん&会場:笑) マスコミの皆さん、絶対に書かないでくださいね。(登壇者の皆さん&会場:笑)今日は船出で、ここから続くストーリーがあれば良いと思うし、今回出演してくれた皆さんも、それを信じてこの作品に参加を決めていただいたと思っています。もし皆さんに喜んでいただけたら、まだ続編があることを楽しみに待っていただければと思います。何より今日、ご来場いただけたことをうれしく思います。本日は、ありがとうございました。(会場:拍手)
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「君が最後に遺した歌」完成披露試写会「君が最後に遺した歌」公式サイト デビュー作「今夜、世界からこの恋が消えても」で第26回電撃小説大賞を受賞した一条岬の、2作目の小説を原作とした映画「君が最後に遺した歌」の完成披露試写会が2月24日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催されました。主演の道枝駿佑さんをはじめ、生見愛瑠さん、音楽プロデュースの亀田誠治さん、三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 完成披露試写会 水嶋春人役 道枝駿佑さん 遠坂綾音役 生見愛瑠さん 音楽プロデュース 亀田誠治さん 三木孝浩監督 道枝さん今日は少しの時間ですが、お楽しみいただきたいと思います。よろしくお願いします。 生見さんやっと、皆さんの元に作品が届くと思うとすごく緊張しています。たくさん観ていただけたらうれしいです。 亀田さん素晴らしい映画に音楽を作り、音楽家として関わることができました。そして、いろいろな時間を、この素晴らしいキャストの皆さん・スタッフの皆さんと一緒に共有することができました。この喜びと感動を、皆さんにいち早くお伝えしたいです。どうぞよろしくお願いします。 三木監督撮影現場でも感じていたんですが、道枝くんと生見さんが演じた春人と綾音が、すごく愛おしくて、どこか胸焦がされる切なくて愛おしい二人です。この作品の二人を、皆さんに早く観てほしいと思っていたので、今日を迎えることができて本当にうれしいです。 MCついに一般のお客さんがこの作品をご覧になる日がやってきました。今のお気持ちはいかがですか? 道枝さん撮影は約半年前だったんですが、「いよいよこの日が来たか」っていう楽しみと、どういった反響をいただけるのかなっていう少しソワソワした気持ちです。この作品は、本当に皆さんの心に響く作品になっていると思うので楽しんでいただけたらと思います。 生見さんこの遠坂綾音を演じると決まってから今日までは、約二年ほどなんですが、「やっとこの日が来たか」というすごくドキドキした気持ちと、二年間背負っていたものがすごく大きな気がして、初めて作品の公開がとても緊張するというか、すごくドキドキしています。 MC道枝さんにとっては、初の単独主演作品となります。 道枝さんそうなんですよ。前回の「セカコイ」(「今夜、世界からこの恋が消えても」2022年公開/監督:三木孝浩/主演:道枝駿佑、福本莉子)の時はW主演だったんですが、今回は単独主演ということで、自分の初めての単独主演の作品が、こんなにたくさんの皆さんにこれから届いていくと思うとすごく楽しみですね。 三木監督この作品の撮影に入る前に、「セカコイ」の時にご一緒していたので「あれから成長した姿を見せます」って、クランクイン前に宣言していたんですよ。 道枝さんはい、宣言しました。 三木監督自分でハードルを上げていたので、ぜひ進化した道枝駿佑を皆さんに観ていただきたいですね。春人というキャラクターの本当に複雑な感情を、セリフじゃなくて表情で表現しているところ――「あぁ、春人は今こう思っているんだな」っていうのが本当に細かく表現されています。この表情をぜひ観ていただけたらと思います。 MC前作(「今夜、世界からこの恋が消えても」)から四年ぶりに三木監督とのお仕事でしたが、三木監督との作業、作品作りはどういう感じなんですか? 道枝さん何て言うんでしょう…。進化した姿というか、前回よりもステップアップしているのを絶対見せないといけないっていうか…。 三木監督本当に自分にプレッシャーをかけるよね? 道枝さん自分を追い込んで、そのハードルを超えないといけないという気持ちを、ずっと持ちながら撮影に臨んでいたんです。だから、撮影現場で、「これちょっと大丈夫だったかな?」と思って見たら監督がこう(親指を上げる仕草を)やってくださって…。そのサインがすごく安心材料になって、それを見たらすごくホッとするという…。 三木監督僕は「セカコイ」の時に、道枝くんが持っている繊細さだったり素朴さという、素材としての良さ・魅力を持っているのを感じたんです。でも今回は、俳優としてのテクニック・技術が上がった部分を感じて、「あぁ、これは本当に成長を見せてもらえたな」と思っています。そこは有言実行で素晴らしいなと思います。 道枝さんいや、…すごく照れくさいです。「自分のお芝居はどう見えているのか?」「どうなんだろうな?」と思うことが常々あったんですが、今回こう言っていただけて、すごく自信にもなります。「セカコイ」からご縁が続いているのはすごく光栄なことだと思うので、今まで経験してきたことを活かすということを意識しながらやったんですが、こう言っていただけてすごくうれしいですね。 MC生見さんにとっても本作は新たな挑戦だったと思います。 生見さん歌とギターが全くの未経験だったので、作品に入る前に一年半ほどかけて教えていただいてから作品に挑むっていうのは、初挑戦でしたね。 MC一年半っていうのは相当な期間ですけれども…。 生見さんいや、全然足りないんですよね。長いようですごく短くて…。 亀田さんでもね、本当にこの一年半でどんどんどんどん上昇カーブを描いていて、歌も良くなり、ギターも良くなる。しかも、その頑張っているところを見せないんですよね(笑)。そこがにくいところ(笑)! 三木監督道枝くんもアーティストをやっているから、歌とギターをゼロからここまで持ってくる大変さって分かるじゃない? 道枝さんそうですね。未経験からあのクオリティまで仕上げられたのはすごいと思いました。 三木監督撮影中も「はい、大丈夫です」ってちゃんと伝えていたんです。でも、「そんな簡単にできるものなのかな」と思っていたら、クランクアップの日に、やっと全部荷物が降りたのか、泣いていてね。「そんなに重いものを背負っていたんだ」っていう申し訳ない気持ちもありつつ、それを見せずにここまでやってくれたことに、本当に感動しました。道枝くんも、ライブのシーンでは、まさにアーティストとしてゾーンに入っている感じというか、むき出しで歌っているんですよね。役としての春人もそうだけれど、スタッフみんなが泣いていて、演じている“めるる”じゃなくて、綾音としてちゃんと生きているっていう感じですよね。本当に素晴らしかった。 生見さんいやぁ、うれしい。ありがとうございます。生見愛瑠としては未経験ですが、綾音はもうプロ級の才能を持つ女性だったので、そこにどう近づけるかっていうのは、確かに大変っていうか、葛藤ではありました。 MC亀田さんは「君と見つけた歌」、「Wings」、「春の人」、「はるのうた」という劇中に流れる四曲を作られています。監督とはどんなお話をされながら曲を作っていかれたんですか? 亀田さん今回の楽曲は、春人と綾音のセリフの代わりになったり、心の動きになったり、背景・情景・周りの人たちを映し込んだりと、「人生そのものを音楽に託していく」という感じが、音楽以上の役割があった感じです。だから、ものすごく対話をしました。「ここはこういう風にしていこう」とか、僕の作った歌詞から脚本の方に少し手直しがあったりしながら、みんなで作品を高めていきました。本当にチームワークで作り上げていった感じがします。 三木監督例えば、ボイストレーニングを亀田さんと一緒にやりましたが、生見さんの歌が一番映える輝くキーとか、こういう捉え方で一番魅力が出るというところを一緒にお話しました。これを綾音の曲に活かして曲を作ったんで、本当に一緒に作っていったという感じがありましたね。 亀田さん歌のトレーニングは三カ月に一回ぐらい、僕と監督で観に行くんです。だから、生見さんは発表会を見に来られているみたいでしたね。 生見さんそうなんです。スケジュールにあると、もうドキドキしてめちゃくちゃ緊張でした。 亀田さん毎回上達しているから、こっちは心から「生見さん、すごく良くなった!」と拍手しているんですが、そのリアクションこそが発表会みたいで(笑)。 生見さん緊張しました。 MC道枝さんは楽曲を聴かれていかがでした? 道枝さん僕自身もライブシーンで聴かせていただいた時に、今までの撮影の思い出とか、春人として生きてきた瞬間をすごく思い出して、本当に涙が流れてきて…。 三木監督ライブの時の春人の表情めちゃめちゃ良いんですよ! もう溢れていて…。それを見て僕泣いていたもん。 道枝さん段取りの時に綾音のライブシーンの曲を初めて聴いたんですよ。すごくグッときていたんですが、三木さんが「もう本番で良いよね」って…。 三木監督フライングして、グッとき過ぎていたから。 道枝さん「もう本番で良いよね?もう止めて!」って(笑)。だから、最初の一小節くらいしか聴けなかったんです。 亀田さんイントロやん! 三木監督あとは本番でね。 MCライブシーンで、ギターを持って歌うのはいかがでしたか? 生見さん「こういう景色なんだ!」って、普段道枝さんが見ている景色を逆に見ているみたいな感覚でした。でも、あの時は本当に集中しすぎていたので、記憶があんまりなくて…。だから、作品が完成したのを見て「こんな表情していたんだ」って、自分でもびっくりというか、すごく新鮮な時間でした。 MC道枝さんはアドバイスなどは? 道枝さんアドバイスできるような感じじゃないんで! 「ギターの弾き方はこうした方がいいよ」とかそんなこと言っていないです!でも、本当に綾音として生きてきて、「本当に綾音だ」と思うくらいキラキラしていました。だから客席から見て、ちょっと切なさもあり、うれしさもあるようないろいろな感情が湧き上がってきました。春人として、綾音に対しては一つの感情じゃなくて、複雑な感情を感じるシーンなんですが、本当にライブシーンを見てちょっと切なさとうれしさを感じました。 三木監督そうなんですよ。今回、春人は好きな人が成長していくのを応援するだけじゃなくて、どこか持たざる者としての嫉妬だったり、もどかしさだったりを持っています。それを含めても、「好きだからこそ背中を押す」っていうところを、本当に見事に演じてくれたと思いますね。 MC亀田さんはライブシーンをどのようにご覧になりましたか? 亀田さんステージさばきが本当に見事でした。ステージ上でギターを持つとか、間奏でお客さんを煽るとか、「もうこれ、ずっとやっていたんとちゃう?」と思ってしまうくらいでした。でも、その時に楽屋に行って「頑張れや!」ってね? 生見さん亀田さんが、私が緊張しすぎていたのを知って、自分の名前が入ったピックを本番前に「これをお守りとして持っていけば大丈夫だから」って渡してくれたんです。それをポッケに入れて本番に臨んだので、すごく緊張がほぐれました。 MCでも、緊張しているようには見えないぐらいの素晴らしさで? 亀田さん全然お守りはいらんかったかなっていう(笑)。 MC春人と綾音が初めて一緒に作った「君と見つけた歌」のMVが公開されましたが、いろいろな感想が上がっていました。三木監督はどのように演出を? 三木監督二人が最初に共作しているところで、お互いがお互いの役割、存在価値を見つけて「二人だからこそできた曲」っていうのを最初に披露するところなんです。二人の合作である感じは、本編の中で演出としてちょっと分かるようにできています。それは見ていただいてのお楽しみなんですが、疾走感・思春期のもどかしさの爆発を亀田さんとお話をして…。 亀田さん「えいや!」っていう初期衝動と、でもギターの弾き語りみたいな形でもちゃんと歌えるような曲にしようっていうことで、いろんな音楽の魔法を僕がちょっとかけています。 三木監督頭のサビのつかみがやっぱり強いですよね。デモで聴いた時、最初のワンフレーズでグッとくる歌の良さがありました。 亀田さん皆さん安心してください! 映画の中ではちゃんと綾音の歌が聴けますから。 三木監督生見さんも聴いたと思うけれど、亀田さんのかわいい歌のバージョンがあるんです(笑)。 亀田さんあります。僕、必ず歌うんです。 生見さん激レアです。 亀田さんそれは流れません。流れたら事故ですから(苦笑)! MC二人が曲を作るシーンは、演じていても楽しかったのでは? 道枝さん楽しかったですね。特に部室のシーンは、セリフもなかったのでアドリブでね。 生見さんそうですね。 三木監督一緒に作るシーンは「二人でやってきて!」ってね(笑)。 道枝さん自由にやりました。 三木監督もう春人と綾音になっていたんでね。 生見さん楽しかったですね。セリフがないからこそ生まれる本当の笑顔というか…。すごく楽しかったですね。 道枝さんお互い人見知りっていうのもあって、春人と綾音のように本当に徐々に距離が縮まっていった感じがします。 三木監督本当に二人は人見知りでしたね。人見知りがダブル…ダブル人見知り。でも、それが良かったなと思います。 道枝さん本当に徐々に距離が縮まって、曲を作っているところも何かそういう二人の空気感が出ているんじゃないかと思います。 MC春人を演じるにあたって、役作りで大切にしたことは? 道枝さん春人は本当に普通の少年ですよね。「セカコイ」の透(神谷透)は割と落ち着いた暗めの感じでしたが春人はそこまでじゃなくて、普通の少年です。学生時代から大人になるまでのグラデーションを演じ分けというか、学生時代は声をちょっと高くしてみたり、動きがクイックになっていたりとか…。 三木監督もちろん順撮り(脚本の冒頭から順を追って撮影を進める手法)ができないので、年代に合わせてちゃんと演じ分けしてくれています。皆さんが観たらびっくりすると思います。 道枝さんそこは意識をしながら演じていました。普通だからこそできることを見出して、割と自然体っていうかニュートラルな感じで演じたんです。でも、そっからどうしていこうかって考えた時に、そういうのがやっぱりハマるんじゃないかと思ったんで。 MC監督ともお話を? 道枝さん大人になるにつれて声のトーンをちょっと低くしようかなと思った時に、三木さんから「もうちょっと声を低くして」って言われたんです。共通認識が合っていたのでそれはすごくホッとしましたね。 MC生見さんは綾音を演じる上でどういう部分を大切に? 生見さん本当に今までで一番難しい役でした。でも、撮影に入る前に監督とも何度もお話をしました。一番印象に残ったのは「生見愛瑠が持っているの“陰”の部分を出してほしい」って言われたことですね。なかなか陰の部分を見抜かれるというか、自分で持っているとは思っていなかったので、自分も知らなかった部分を見抜かれて「そこを出してほしい」って言われたので「何を言っているんだろう…?」っていう(笑)。だから、「どういう風にやればいいんだろう?」と思っていたんです。でも、クランクインして綾音をつかめた瞬間に「あぁ、これって自分でも持っていた部分なのかな?」っていうところを、撮影をしていく中で理解できていきました。それが何か新しい感覚で、すごく勉強になりました。 三木監督生見さんって、すごく真面目だし優しいから、求められるものに対して一生懸命答えようとしちゃう人だと思っています。アドリブで自由に心の赴くままに、生見さんが「いいかな」って思っている感じでやってもらうと、本当に魅力的なんです。本当に自信のなさからなのか分からないんですが、もっと自由に自分の思うままにやったら、本当に魅力的に見えるから、皆さんが知らない生見愛瑠が、この作品の中に映っていると思いました。 MC最初は人見知りだったということですが、現場で二人で何か話し合ったりとかは? 道枝さんお芝居のことはそんなに…。三木さんと一緒に話をすることはありましたが、それ以外は特に、他愛もない会話ですよね? 生見さんはい。 道枝さんでも、一週間以上会わないとリセットされるんですよ。 亀田さんゼロスタート? MC生見さんは覚えていることはありますか? 生見さん何だっけな…? (道枝さんは)完璧に見えるじゃないですか。でも、少し抜けている部分が多いので、それが自然と現場を和ませてくれていました。これは言っても良いか分かんないですが、途中まで自分が主演ってことを知らなくて…(笑)。 道枝さんそれはあんまり言わないでください! 生見さんそんな主演っているの?って(笑)。 道枝さんそれは言っちゃダメだ(苦笑)!W初主演だと思っていたんです! 二人の話なので、「W主演なんだろうな」って思っていたら単独主演だったっていうのを撮影中に気づきました。 生見さん「僕、主演なんですか?」って、撮影中に言うんですよ。しかも、結構終盤の撮影の時に…。腰の低い座長だなって思いました。 道枝さん腰は低くないやろ(笑)! 三木監督道枝くんは前に出るタイプじゃないからね。「セカコイ」の時にも思ったんですが、みんなを包む感じというか、柔らかく包んでくれる感じなんですよね。だから、そのエピソードを聞いて「これこそ道枝くんの良さだな」と思いました。作品を良くするために、「自分が目立てばいい」じゃなくて、自分ができることをやる人なので、そういうことなんじゃないかなっていう気はしますけどね。 MC亀田さんから何かお伝えしたいことがあるとか? 亀田さん生見さん頑張ってきたからね。 生見さんえ? 何、何? 亀田さん一年半、生見さんはギターを練習してきたので、そのギターを誕生日プレゼントとして! 生見さんいいんですか? うれしい! 亀田さん(ギターの裏に)メッセージもあります! 生見さんうれしい! ありがとうございます。 亀田さんすごく頑張ったもん! 生見さんギターを見たら「懐かしい!」って思いました。(ギターについたキズを見て)本物だ! 懐かしい! ■道枝さんが、マイクをサポートしながら生見さんがギターを肩から掛ける。 道枝さん全然大丈夫です。僕は綾音のサポートで(笑)。 生見さん懐かしい! このキズは走って落とした時のキズですよね。 亀田さん弾いてください。 生見さん弾きます。ありがとうございます。うれしい!良かった買わなくて(笑)。 MC最後に、これから本作をご覧になる皆さん、そして公開を楽しみにしている皆さんに一言ずつお願いします。 生見さんこれから観ていただくということで、とても緊張しております。私は、この綾音という役に出会えて本当に心から良かったなと思っています。春人と綾音が描くドキュメンタリーのような10年間の素敵な映画を、ぜひ楽しんでいただきたいです。 私自身が今できる全力をつぎ込んだ、踏み込んだ作品になっております。ぜひたくさん観てください。ありがとうございました。 道枝さんお互いを思うことの大切さや二人が大きな愛で支え合って、「何を遺したかったのか」「何を遺したのか」が映画を観ていただけたら分かると思います。皆さんにとってすごく大事な人と観てくだされば、心に残るものがいっぱいあると思いますので、ぜひとも皆さん楽しんでいただけたらと思います。ありがとうございました。
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『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』完成披露舞台挨拶『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』公式サイト 独特の世界観から「実写化は不可能」と思われていた、野田サトル著の大人気コミック「ゴールデンカムイ」(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)実写化プロジェクトの映画版第二弾となる『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』。 物語は、2024年の映画『ゴールデンカムイ』、WOWOWで放送・配信の『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』と金塊争奪戦が益々激化! 埋蔵金争奪サバイバル・バトル、かつ、大スペクタクルな冒険活劇である原作の第一部・完結編ともいえるエピソードが、ついに3月13日より公開となります。 2月25日、本作の完成披露試写会を東京国際フォーラムにて開催し、主人公であり、「不死身の杉元」と呼ばれる元兵士・杉元佐一を演じた主演・山﨑賢人さんをはじめ、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、矢本悠馬さん、玉木宏さん、舘ひろしさん、大谷亮平さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、稲葉友さん、北村一輝さん、池内博之さん、高橋メアリージュンさん、和田聰宏さん、杉本哲太さん、井浦新さん、片桐健滋監督が顔を揃えました。約4,000人のお客さんに、いち早くお披露目するジャパンプレミアとあって、大いに盛り上がりました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。 完成披露舞台挨拶 杉元佐一役 山﨑賢人さん アシㇼパ役 山田杏奈さん 尾形百之助役 眞栄田郷敦さん 白石由竹役 矢本悠馬さん 鶴見篤四郎役 玉木宏さん 土方歳三役 舘ひろしさん 谷垣源次郎役 大谷亮平さん 月島基役 工藤阿須加さん 二階堂浩平役 栁俊太郎さん 宇佐美時重役 稲葉友さん 犬童四郎助役 北村一輝さん キロランケ役 池内博之さん インカㇻマッ役 高橋メアリージュンさん 門倉利運役 和田聰宏さん 都丹庵士役 杉本哲太さん ウイルク役 井浦新さん 片桐健滋監督 ■予告編映像が流れたのち、階段ステージにキャストのシルエットが投影される。主題歌である10-FEET「壊れて消えるまで」が流れる中、暗転幕があがりキャストたちが階段を下りてステージに一列に並びました。 山﨑さん皆さん、こんにちは。今日は、お足元の悪い中会場にお越しいただき本当にありがとうございます。(会場:拍手)映画の一作目『ゴールデンカムイ』、『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』をたくさんの方が観て、続きを期待してくださったからこそ、今回この『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』が作れたと思っています。映画・ドラマを経て、みんなで『ゴールデンカムイ』をもっと魅力的に面白く作れるように、リスペクトを込めて作りました。すごくパワーアップした続編になっていると思います。ここにいる皆さんは今日一足先にご覧いただけるということなので、楽しみにしていてください。めちゃくちゃ面白かったです!すごかったです! 山田さん本日は、お越しいただきありがとうございます。前作、そしてドラマシリーズに引き続き、こうしてアシㇼパを再び演じることができてとてもうれしいです。出来上がった本編は、とても面白かったです。皆さんにも楽しんでいただけると良いなと思います。 玉木さん本作は、原作を上回る作品になっていると思いますし、今回からの新キャストも増えております。原作を知らない方でも、きっと楽しんでいただけると思うので、本日は楽しんで帰ってください。 眞栄田さんこんな短いスパンで、またこのメンバーで舞台に立てたことを本当にうれしく思います。皆さんのおかげです、本当にありがとうございます。作品は迫力満点な見応えになっていますので、ぜひ楽しんでいただければうれしいです。 矢本さん前回も本当に素晴らしい作品だったんですが、今回は、あっという間に終わってしまうと感じるくらいに、見応えのある素晴らしい作品になっています。今日は短い時間ですが、一緒にこの時間を楽しみましょう! 工藤さん本作は原作に忠実なので、原作ファンの心を震わせることができると思います。原作を知らない人たちでも、心から楽しめる作品になっているので、ぜひ皆さん最後まで楽しんでいってください。 栁さんみんなで熱い気持ちを持って作った作品を、皆さんに届けられることを本当にうれしく思います。今日は楽しんでいってください。 稲葉さん『ゴールデンカムイ』チームに宇佐美役として合流させていただきました。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。高い熱量で作り、ぎっしり詰まった作品になっていますので、今日は楽しんでいただけたらと思います。 大谷さんこうして皆さんと一緒に、無事に完成披露試写会を迎えることができて、非常にうれしく思っています。皆さんより少し先に試写で作品を観たのですが、冒頭からすごく面白いことになっています。最後まで楽しんでいってください。 高橋さん皆さん、こんばんは。花粉症、大丈夫ですか? 私は昨日すごくやられちゃって、今日は鼻声です。この作品は、内容てんこ盛りの約二時間ですが、あっという間です。原作を知っている方からしたら「あ、このシーン見たかったんだよね」っていうシーンもあるし、原作を知らない方も「うわっ、めっちゃ良いシーン」っていうシーンがたくさんあります。皆さんにもきっと気に入っていただけると思うので、SNSでの拡散もよろしくお願いいたします。ぜひ楽しんでください。 池内さんすごいですね。4000人…、いやぁ感激です。皆さんがおっしゃっている通り、この作品はめちゃくちゃ面白いです。もう間違いないです。ど頭から、かなり笑えるので、ぜひ楽しみにしていてください。 杉本さん私は、本作から参加しましたが、素晴らしい作品に参加できたことを本当に感謝しています。本日は楽しんでいってください。 和田さん最凶の男・門倉を演じました。「きょう」の字は、吉凶の凶の方ですからね。『ゴールデンカムイ』ファミリーの一員としてここに立って、皆さんの前にいるのは、すごく不思議だし、ありがたいことだし、とても光栄なことです。本当に熱い作品だと思います。どうぞ皆さん体を温めて、楽しんで帰ってください。 井浦さんとってもすごい作品が完成しています。皆さんに、届けられることをとてもうれしく思っています。どうぞ最後までお楽しみください。 北村さん言おうとしていたことを、皆さんが言ってしまったので、何を言おう…。僕は、原作のファンなので、なるべく原作に忠実であることに徹しました。どこまで再現できているか分かりませんが、精一杯頑張りました。楽しんでいってください。 舘さん本作は、皆さんの期待に応えるというか、期待以上の作品になっていると思います。最後まで楽しんでいただければ幸いでございます。 片桐監督お足元の悪い中、完成披露試写会にお越しいただいて本当にありがとうございます。映画『ゴールデンカムイ』と『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』はこの『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』のためにあったんだと思って、みんなで頑張って作りました。今日、皆さんにお披露目できるのはとてもうれしいですし、最後まで楽しんでもらえたら、とてもうれしいです。 MC第一部のクライマックスともいえる『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』は、改めてどんな作品になったんでしょうか? 山﨑さん杉元一行、土方一派、第七師団の三つ巴で網走を目指して物語が進んでいましたが、その集大成と言える作品になっていると思います。初めてこの作品から観る人にも分かるように、今までの振り返りが入ってくるので、本作からでも楽しむことができると思います。ここまでシリーズを続けてきたからこそ、人間関係が発展してすごく心に来るものがある内容になっています。本作は集大成です! MC私も先ほどシリーズ史上最大の戦いと申し上げましたが、杉元は、ここにい並ぶ屈強な男性キャストの皆さんそれぞれと、バトルシーンもありました。皆さんはこの後ご覧になったら分かると思いますが、網走監獄での大混戦は度肝を抜かれるような、見たことがないものすごいバトルでした。杉元としてどのような思いで撮影に臨まれたんでしょうか? 山﨑さん本当にすごい映像になっています。700人の囚人たちと杉元たちと第七師団(鶴見たち)とで、すごいことになっています。日露戦争に行って昔の気持ちを忘れてしまった杉元の心を溶かしてくれて、大切な存在になっている相棒のアシㇼパさん(山田杏奈)。そのアシㇼパさんの父親かもしれない“のっぺら坊”に会うために網走に来て、とにかく前に進んで行く戦いは、良いシーンになればと思って演じていました。 MCそれぞれが熱い思いを抱えていましたね。アシㇼパは、お父さんの真相に迫る中で、さまざまな感情が沸き起こります。 山田さん今回のアシㇼパは、「“のっぺら坊”はアチャ(父親)なのか?」という、自身の迷いや葛藤など、いろいろなものを表現するシーンが多かったです。『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』は、シリーズの中でもすごく大切な部分なので、アシㇼパの心がどう動いていくのかを、心を込めて演じられたらと思いました。 MC今回の山﨑さんとのお芝居はどうでしたか? 山田さんこの『ゴールデンカムイ』という作品は、山﨑さんが真ん中にいるからこそ成立し、輝く作品だと今回も改めて感じました。私自身、山﨑さんの背中を追いながらいろいろと学ばせてもらいました。アシㇼパとしては「隣にいると安心する」まさに相棒としての関係性が、シリーズを経るにつれてだんだん出来上がってきていると良いなと思っています。 MC山﨑さんは、いかがでしたか。 山﨑さんやっぱり映画・ドラマを経て長い期間の撮影があったので、杏奈ちゃんと一緒だと安心しますし、相棒として安心して撮影に挑めました。杉元がアシㇼパさんに思いをぶちまけるシーンでは、観ている皆さんにも伝わるように演じました。それが伝わればうれしいです。 MC玉木さん、第七師団のメンバーに新たなメンバーが加わって、さらにパワーアップしました。網走監獄内での個性が炸裂した戦闘シーンは圧巻でした。どのようなことを意識しながら演じられたのでしょうか?あと、中尉が部下を惹きつけるカリスマ性は、どういうところから来ていると思いますか? 玉木さんまず、カリスマ性かどうかは分からないですが、例えるなら、すごく強いスポーツチームの選手兼監督だと思っています。みんなの特性を知った上で「攻撃をしなさい」と指示することで、あの攻撃が生まれたんだと思います。あとは、飴と鞭ですね。厳しくもあり優しくもあるという気持ちで演じております。 MC第七師団のメンバーがうなずいていますね。網走監獄でのアクションはすごかったですね。 玉木さん本当に迫力がありますよね。おっしゃる通り、それぞれの特性が生かされた戦いになっているので、見応えもあると思います。 MC眞栄田さんはミステリアスで感情を表に出さないので感情が読めないキャラクターの尾形を演じていますが、どのように表現しようと思われたんでしょうか? 眞栄田さん尾形は、目的や何がしたいのかという部分が分かりづらいと思います。でも、原作の中でその部分が描かれているので、尾形の内面やその持っているものやバックボーンだったりを、とにかく忘れずに演じました。また、無表情というだけじゃなくて、内に持っているものをとにかく忘れずにやりたいと思っていました。 MCこれからご覧になる皆さんに、「ここを観てほしい」というポイントはありますか? 眞栄田さん網走監獄に入ってからは、個性豊かな皆さんが躍動するので、それぞれの物理的・心理的な方向性がどちらもすごいので、観ていて面白いしワクワクする要素かなと思います。 MC矢本さん、白石はコメディ・リリーフ(観客の緊張を和らげる役割)として、前作でも大評判でした。今作はどのような気持ちで臨まれたのでしょうか? 矢本さん前作の劇場版でも、限られた時間の中で登場人物がバーっと出てくるので、キャラクターの説明が必然的に必要になります。その中で、白石がコメディの部分を一人で背負っていました。今回は、原作をご存知の方には当然のことですが、『ゴールデンカムイ』はみんながコメディ担当でありシリアス担当です。なので、そこは肩の荷が下りて、「このシーンは笑いどころだから矢本悠馬の我を使って取りに行こう」ではなく、白石をそのまま演じてチーム戦でコメディシーンを作り上げたという感触でした。なので、前作を上回る「ゴールデンカムイ」らしさは、全編通して出ていると思います。 MC杉元やアシㇼパとのコンビネーションも楽しみですが、山﨑さん、山田さんとのお芝居はいかがでしたか? 矢本さん僕の勘違いかもしれないですが、現場に入って賢人とか杏奈ちゃんと目が合うと、「今日、白石と一緒なんだ!」みたいなキラキラした顔をしてくれるんです。「昨日はいなかったけれど、今日は三人一緒なんだ!」みたいな雰囲気がメイク中にあって、「やっぱりチームなんだな」と思っていました。でも、さっき(山﨑さんが山田さんに対し)「相棒」とか言っていて、「僕は入っていないんだ…」と思って「ちょい悲(しい)」入っていますね。 山﨑さん「相棒未満、仲間以上」ですかね(笑)チームには変わりないですけどね! でも、一作目の時より一緒にいない時間が増えたので、会えるとうれしいです。 矢本さん賢人が、僕に会う度にすごく触ってくるんですよ。だから僕も「相棒なんだ」と思っていたんですがね…。相棒未満でした(笑)。 MC工藤さん、月島としてはどんなことを意識しながら演じられているんでしょうか? それから、共演されたメンバーのお芝居で、印象的だったことはありましたか? 工藤さん原作をご存知の方は当然分かると思いますが、月島は鶴見中尉の右腕として何でもこなす人間です。実写では描かれていないですが、月島の過去も大切にしながら、一つ一つ「月島だったらこうするだろう」と確認していました。原作を読み返し、アニメを見て、とにかく月島のためだけに時間を費やしました。それが、映像に映っていれば良いなと思っています。皆さんのコメディ要素がどんどん増えてくるんですが、月島はコメディには参加せず、どちらかというと見守っている側です。なので、撮影現場ではとにかく笑いをこらえることに必死でした。皆さん、ご存知ない方は原作を見てください。大変なんです! 月島がどれだけ大変か…。 MC月島は笑っちゃいけないんですよね? 工藤さん笑っちゃいけないんです! 歯なんか見せられません! もし映っていたら多分片桐監督がカットしてくれていると思って、安心はしているんですが、危険な時が“何度も”ありました。 MC栁さん、因縁の杉元との対決シーン楽しそうに演じてらっしゃるように見えました。メイキングのインタビューでは「山﨑さんが相手だからできたアクションだった」とおっしゃっていましたが、いかがでしたか。 栁さん時間がない中で、たくさんのことをやらなければいけなかったし、めちゃくちゃ寒かったんですよ。息の合ったリズムが必要だったので、相手が賢人だからできました。知らない方が相手だと、アクションで遠慮しがちになるんですが、そこは賢人だったのでありがたかったです。 山﨑さん映画『ゴールデンカムイ』の時から戦ってきた安心感があるので、二階堂が出てくると、「二階堂、きた!」ってうれしいです。それを感じられるのは、シリーズを積み上げてきたからこそだなと思いました。 MCトリッキーなバトルでしたね。 栁さんあの動きは、アクション監督と片桐監督と一緒に作り上げた感じですね。 MC結構大変でしたか? 山﨑さん大変でした!トリッキーな動きが多かったんですよね。二階堂のボディもパワーアップしているので、特殊な戦いですがすごく面白かったです。 MC稲葉さん、宇佐美時重役の情報解禁では大きな反響がありましたね。 稲葉さんそうですね。情報解禁だけで、ここまでの反響をいただくのは初めてでした。それだけこの作品が愛されているんだと強く感じました。 MC個性の強い宇佐美を演じられていかがでしたか? 豚小屋のシーンでは、実は久々の再会もあったとうかがいました。 稲葉さんシリーズで積み上げられてきた中に、途中参加するプレッシャーもありましたが、逆に皆さんが作っている空気とか、体現しているものがあったので、それを参考にして現場に合流できました。豚小屋のシーンは…「仮面ライダー」(「仮面ライダードライブ」2014年テレビ朝日系列にて放送/出演:竹内涼真他/稲葉さんは仮面ライダーマッハ役)だった時期があるんですが、その時にご一緒したスーツアクターの高岩成二さんが、囚人側の相手役で出演されていたんです。当時すごくお世話になったレジェンドの方との再会が、その豚小屋でのアクションシーンでした。安心して暴力を振るえました。(会場:笑)胸をお借りして飛び込める相手だったので、皆さんに助けていただきながら、のびのびとやらせてもらいました。 MC続いて大谷さん、今回はコミカルなシーンとアクションシーンの他に恋愛要素があるなど、さまざまなシーンがありました。どれも愚直で真っすぐなキャラクターでしたが、どのように演じられたんでしょうか? 大谷さん映画『ゴールデンカムイ』では登場だけで終わりましたが、『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』では、色々なシーンに出ています。「金カム」(「ゴールデンカムイ」)では珍しいラブシーンもあるのですが、あまりごちゃごちゃ考えずに、谷垣の軸である誠実さと真面目さを大事に演じました。 MC恋愛要素という話もありましたが、高橋さんが演じるミステリアスなインカㇻマッの前では、違う表情や繊細なお芝居が印象に残りました。現場の大谷さんとは結構よく笑い合っていたとのお話もうかがっています。どういう現場でしたか? 高橋さん大谷さんが、ナチュラルでユーモアのセンスがあって、全部ツボだったんですよ。今までの女優人生で、全然NGを出してこなかったんですが、大谷さんがツボにハマりすぎて笑ってNGを数回出してしまいました。谷垣を演じている時の大谷さんはめちゃくちゃ谷垣です。その不器用な可愛さを見ていて、インカㇻマッ的にはとても可愛かったです。現場は和気あいあいとしていました。 MC池内さんは、寒い中東北の湖でアクションシーンがありました。 池内さん二人(谷垣とインカㇻマッ)を救わないといけないので大変でした。昔、別の現場で、同じように潜って人を救うシーンがあったのですが、僕潜水できないんですよ。その時は、スタッフさんが僕のお腹に重りをつけて潜って下には行けたんですが今度は上がってこられなくて、なかなか苦い思いをしました。 登壇者の皆さん(驚きの声を上げる)。 池内さんだから、ずっと潜るシーンが気になっていて、監督に「どういう風に撮るんですか?」とずっと聞いていました。監督から「大丈夫だから!」と言ってもらっても不安で、密かにプールに行って潜水の練習をして、現場に入りました。現場はとても寒かったのでなかなか大変でした。 MC杉本さんは本作からの登場になります。山﨑さん演じる杉元とのバトルアクションをされてみていかがでしたか? 杉本さん僕は何回か稽古をしてから撮影をしました。僕もそうですが、アクションシーンに慣れていないと、どうしても身体に力が入ってしまうんですよ。一方で、山﨑さんはアクションの経験が豊富なので、そういう余計な力というか、無駄なことが一切なく、緩急もあって、とてもやりやすかったです。大変なシーンでしたが、仰向けに寝ている僕のことをパッと手を取って起こしてくれて、ものすごく優しかったです。(会場:笑) MC山﨑さん、どうでした? 山﨑さん撮影自体は本当に大変でした。夜の寒い中で、場所も大変でしたし、哲太さんの役は特殊な戦い方なので、そういう中でアクションを作っていくのはすごく楽しかったですね。 MC和田さんも今作から登場する門倉という超人気のキャラクターを演じられていかがでしたか?あと、撮影中にスタッフの方からうれしい一言があったと聞いています。 和田さんはい。やっぱり『ゴールデンカムイ』は個性の強いキャラクターの方々が多いので、皆さんそれぞれの推しがいらっしゃると思います。だから、僕は今日舞台挨拶するのが正直ちょっと嫌だったんですよね。「門倉、お前で大丈夫か」と思われたらどうしよう…みたいな。そういう思いで、僕は撮影に入りました。最初はちょっとアウェーな感じで、実際にはそんなことはないんですが、みんなが冷たい目で見ているなと思っていたんです。(会場:笑) MC気のせいじゃないですか? 和田さん気のせいなんですけどね(笑)。でも、撮影中の観客は現場のスタッフさんなので、スタッフさんによく思ってもらえないとダメだと思って、一生懸命やりました。撮影(スケジュール)の後半が過ぎたあたりで、“門倉推し”のスタッフの方から、「僕、和田さんの門倉好きです」って言われたんですよ。とても嬉しい気持ちと同時に、「もっと早く言ってくれ!」と思いました。そしたら、僕はもっと気軽な気持ちで撮影できたのに、と。ずっと「この人たちは、冷たい目で僕を見ている」と思っていたんで…。うれしい一言を言っていただいたから、門倉を頑張れたんだと思います。 MC井浦さんは、原作を愛読されているそうですが、改めてこのウイルク役を演じることになったお気持ちや、演じられてみていかがでしたか? 井浦さん僕も読者の方々と同じようにこの作品のファンの一人なので、ウイルクの役をいただいた時は本当にうれしかったんです。ウイルクとの関係も結構長くなってきて、だんだんマヒしてきたのか、ウイルクのことを語るのはちょっと緊張するんですよね。僕が何か言いそうになったら全力で止めてください。(会場:笑) MCではストーリーのことは言わないようにしていただいて…。 井浦さんウイルクは尾形とはベクトルが違いますが、なかなか掴みどころがなくて何を考えているか分かりづらい役だと思います。多くを語らないけれど強い信念を持っていて…。アシㇼパへの深い愛情がある一方で、その思いや覚悟が深く強すぎて、時にはそれが狂気に感じてしまう瞬間もあります。でも、この数年間、その“分からなさ”がウイルクの魅力でもあるので、演じながらその“分からなさ”を味わいたいと思うようになりました。そして、今作ではそんなウイルクという人間がやっと分かったような気が……いや、分かりました。分かることができました!でも、何が分かったかはここでは言いたくありません。絶対に今は言いたくありません!(会場:笑) MC大丈夫です、心の中で留めてください。そして北村さん、本作の見どころの一つである犬童と土方の一騎打ちは、静けさの中にそれぞれの凄みがギュッと凝縮されていました。観ている側まで呼吸を止めてしまうくらいの迫力のあるシーンでした。演じられていかがでしたか? 北村さんは、今回オファーを受けられた一つの理由に舘さんの存在があったともうかがっております。 北村さん演じている時は、舘さんを見て、「カッコ良いな」と思っていました。(推し活のトーンの語りに会場:笑) 舘さん(渋い声で)ありがとうございます。 北村さんめちゃくちゃカッコ良いんです! カメラより良い位置で舘さんを見られてむしろラッキーでした。オファーの時は「舘さんとの立ち回りがあり、相手役ができる台本であれば、ぜひやりたい!」となりました。あの…アムラーっていたじゃないですか? MCここで突然のアムラーですか? どういうことでしょうか? 北村さん安室奈美恵さんのファンを「アムラー」と呼んだように、僕は小学生の頃「タチラー」だったんです。コートを着て舘さんの真似をして過ごしていた世代なので、アクションをやる度に「カッコ良いな」と思っていました。いつ見てもそこに舘さんがいる。やられそうになっても振り返ればそこに舘ひろし。(会場:笑) 毎回感動していました。自分のシーンがない時も横や遠くから見て、「カッコ良いな」と思っていました。(井浦)新くんの深い話の後で、すごく申し訳ないですが、
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「沈黙の艦隊」大ヒット舞台挨拶映画『沈黙の艦隊』公式サイト1988年から1996年まで週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)にて連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破する人気コミックを、大沢たかおさんを主演に迎えて実写映画化したアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品「沈黙の艦隊」。9月29日に公開初日を迎え、タブーに鋭く切り込んだテーマ性や予測不能なストーリー展開、迫力のアクションが話題を呼んでいます。10月3日にはTOHOシネマズ 新宿で大ヒット舞台挨拶が開催され、主演の大沢さんと吉野耕平監督が登壇しました。上映後の熱気冷めやらぬ中、二人が会場のお客様からの質問に全力で回答しました。この日の模様を詳しくレポートします!大ヒット舞台挨拶海江田四郎役大沢たかおさん吉野耕平監督大沢さん先週金曜日に初日を迎えて、今日は平日、二日目になります。おかげさまで、たくさんの方に観ていただいていると聞いております。今日は、大ヒット御礼舞台挨拶ができたことをうれしく思います。さらに今日は通常の舞台挨拶と違って、ティーチインのようなコーナーもあるそうなので、ちょっとヒヤヒヤしています。(会場:笑) 難しいことは監督が(笑)、楽しいことは僕が答えますので、良い時間にできればと思います。 吉野監督本日はお越しいただいて、また本作を観ていただいてありがとうございます。潜水艦の物語でもありますので、かなり真っ暗な中でずっと撮影していました。こういう明るい場所に来ると、ついに公開したんだなと実感します(笑)。今日は、できるだけ楽しくお話ができたらと思いますので、よろしくお願いします。MC公開して数日が経ちましたが、お二人のところには、反響は届いていますか? 大沢さん映画会社の方から「たくさんのお客さんに来ていただいています」と聞いて、すごく良い意味で驚いています。テーマが重いというか、簡単ではないテーマが描かれているのですが、初日から本当にたくさんの方に来ていただいているそうです。男性の方がメインですが、女性の方もなんと三、四割いらっしゃるということで、こういうテーマや、安全保障や平和について関心を持っていただけているんだと、すごくうれしく思っています。 吉野監督大きな原作と、そして大きな作品に関わったので、僕のところにも、普段はなかなか連絡の来ない人たちから「観たよ」とか「こういうのをやったんだね」という驚きの声をいただきました。他にも、純粋に「こういった作品を日本でできる日が来たんだな」とうれしいお言葉もいただいています。 MCこれまで吉野監督が撮られてきた作品と本作は、少し毛色が違う印象も受けます。そういった意味での反響もありますか? 吉野監督「まさかこう来るとは」という声もあります。これまでは登場人物が五人くらいとか、あるいはアニメの話などをやっていたので、まさか巨大な潜水艦同士の、そして日本や世界を巻き込んだスケールの物語を撮る日が来るとは思わなかったようです。僕も思わなかったんですが…(笑)。 ただ、逆にこういった作品に触れていなかった方も、「観てみよう」と劇場にお越し頂いているようなので、いろいろなジャンルの混ぜ合わせと言いますか、そういった現象が起きているのかなと思っています。MC今日は映画の街・新宿での舞台挨拶となりましたが、大沢さんは小学生の頃から、新宿に通っていたそうです。新宿での思い出はありますか? 大沢さん新宿に通っていたわけではないんですが(笑)、映画館にはよく来ていましたね。このコマ劇(2008年に閉館した新宿コマ劇場)の周りは、昔はもう少し怖いエリアだったんですが、ヒヤヒヤしながら来ていました(笑)。両親が厳しかったので、もちろん夜はダメでしたが、昼や週末の朝なんかにたくさんの映画をここ(新宿)で観ていたので、自分の家に帰ってきたような感じがしています。客席ではなくて、ステージ側にいることをすごく不思議に思っていますし、今はなんだか変な感じです。でも、すごく幸せです。■会場の皆さんからの質問に大沢さんと吉野監督が答える、ティーチイン。 MCでは、ここからは観客の皆さんからの質問を受け付けたいと思います。質問がある方は挙手をお願いいたします。(会場からたくさんの手が挙がる)本日はとても楽しかったです。明日のチケットもすでに購入しています。今日は大沢さんをじっくり観るため、明日は内容を確認するためにと思っていたんですが、作品の内容も大沢さんもじっくりと観ることができました。Amazonプライムで冒頭11分が観られるということだったんですが、あえて観ずにきました。私はずっと大沢さんのファンなんですが、すごく素敵に年を重ねられているなと思います。今日はありがとうございました。【会場からの質問1】大沢さんありがとうございました。 MCご質問は大丈夫ですか? お客さん1大丈夫です! 言いたいことは言いました。(会場:笑) 大沢さん(ファンの方の熱い想いをしっかりと受け取り)自己アピールは大事ですね。実はこちらからは意外と逆光でそんなに(会場の皆さんの顔が)見えないので、皆さんの言いたい放題で大丈夫です。遠慮せずに手を挙げていただいて大丈夫だと思います。大きなスクリーンで拝見して、すごく迫力があって、時間があっという間でした。 大沢さんに質問です。今回のセリフは英語や専門用語もありましたが、どのように覚えられましたか?【会場からの質問2】大沢さん専門用語というのは“用語”なので、丸ごと覚えないといけないわけです。そこに意味が深くあるわけではないので、逆に覚えやすい部分があります。英語に関しては、難しいと言えば難しいんですが、日本語を覚えるのと英語を覚えるのと、感覚的にはあまり変わりはありません。ただ、あまり英語を口では使わないので(話すことはないので)、むしろそれを口にする時の方が難しいです。そこは少し苦労したところではあります。 お客さん2ありがとうございます。他に撮影で苦労したことはありますか? 大沢さん撮影で苦労したことはたくさんありますが、本作はチームがバラバラに撮影をしていました。僕のブロックを撮っている時は、(深町洋役の)玉木(宏)くんのブロックや、(海原渉役の)江口(洋介)くんのブロックを全く見ていません。そういう意味では自分のブロックだけに集中していたのですが、「本当にこのテンションで良いのかな」「この空気感で良いのかな」と監督に聞きながら、探り探りやっていたので、自分の中で不安もありました。後々聞いたら、各役者さんたちもみんなそう思っていたようです。ただ、それがまた作品をより色鮮やかにしていれば良いなと思っていました。「沈黙の艦隊」の漫画を読んだことがあったので、興味を惹かれて本作を観にきました。海江田は、なかなか演じるには大変な役だと思いますが、僕が想像していた海江田と似たような感じで(スクリーンに)出てきたので、原作ファンとしても、とてもうれしかったです。どういった心持ちで海江田を演じたのか、教えてください。【会場からの質問3】大沢さん彼は言葉がそんなに多くなく、何を考えているのかをほとんど口にはしません。なので原作をかなり読み込んで、彼の思いや考え、頭の中にあることを一つ一つ、ワンカットワンカット、ワンシーンワンシーン、全部自分の中で埋めていきました。だから、言葉にする台本と海江田の頭の中を表現した台本の二つがあるような感じでした。頭の中で海江田の頭の中を表現した台本を読みながら、通常の言葉にする台本のセリフを言うような感じです。彼は恐らく、壮大な世界、そして時代への挑戦をしていて、いろいろな疑問や問題に対して、宣戦布告をしているんだと思うんです。僕自身も、その宣戦布告が正しいのか間違いなのかは分からないですが、ただ彼は正しいと思って突き進んでいった。そういったブレない軸のようなものは、ずっと持ち続けて演じました。 お客さん3ありがとうございます。監督にも一つお伺いしたいです。原作はかなり前に描かれた漫画ですが、今(実写化を)やるにあたって、どのようなイメージを持って臨みましたか? 吉野監督いろいろな側面のある原作で、読む人、観る人にとって本当にいろいろな魅力のある作品です。「自分はどこに惹かれたのかな」ということ、そして「どこに映像ならではの面白さがあるのかな」ということを意識して、それを抽出して形にしていきました。幸いにしてと言いますか、残念ながらと言いますか、時が経っても物語が示しているコアな問題部分は変わっていないですので、今語ったとしても新鮮に届くだろうと思っていました。あとはそれをスクリーンで観ていただけるものにするためには、どうすれば良いかを考えていました。本日は素敵な緊張感のある作品をありがとうございました。映画館で観られたからこそ、圧倒的な瞬間を一つずつ楽しめたと思っています。 撮影現場は暗かったとお話していましたが、撮影現場での楽しかったエピソードや、他の俳優さん、スタッフの皆さんとの撮影現場のエピソードなどがあればお伺いしたいです。【会場からの質問4】大沢さん撮影中は、あまり楽しくなかったです(苦笑)。(率直すぎるコメントに、会場:笑) 海江田はあのような人物ですし、見方を変えればテロリスト、裏切り者なので、いつも孤独を感じながら現場にいました。乗組員たちも、自分の使命を分かって現場に来ている俳優さんたちだったので、いつもピリピリしている空気だったんです。長期間、そういった緊張感が続くことはあまりないんですが、それが維持できたすごく珍しい現場でした。逆にいうと、それが楽しかったのかもしれません。笑うといった空気よりも、ピリッとしている感じだったことを覚えています。 吉野監督特に(海江田が乗る潜水艦)<シーバット>の撮影は緊張感が続くパートでした。もちろん楽しい瞬間はたくさんあったんですが、全体としては非常にピリッとした空気だったと思います。撮影した時期がすごく寒かったんですが、その中で海江田は半袖でいるので「すごいな」と思いながら見ていました(笑)。また撮影のカメラが止まった時に、羽織物を羽織るんですが、それをなびかせて歩いている大沢さんがカッコ良いなと思いながら、僕は見ていました(会場:笑)。カリスマを演じられているので、カメラが回っていない時も立ち姿がすごく様になっていて「カッコ良いな」と思っていたら、近くにやって来て「ここなんですが…」と、台本の話などをされて「ヤバい、何も考えていなかった」とあたふたしていました(苦笑)。でも、そういった時間は僕からするととても楽しかったです。お客さん4撮影している瞬間の緊張感やその場の雰囲気から、観ているこちらにも緊張感が伝わってくる作品ができたのかなと思いました。観ていて、いろいろなことを考えさせられる作品でした。ありがとうございました。 大沢さん&吉野監督ありがとうございました。私は原作のファンでもあるのですが、とても良い作品でテンションが上がりました。ありがとうございます。 監督に質問です。原作から設定が変わった部分もあったと思いますが、設定が変わっていても「『沈黙の艦隊』だ!」という原作っぽさがありました。設定を変えるにあたって、気をつけたことはありますか?【会場からの質問5】吉野監督なかなか(鋭い)難しい質問をありがとうございます。原作の魅力の一つとも言えるのが、それぞれの立場で、それぞれが正しいと思うことに命をかけている人たちの物語であることだと感じました。この人が悪者だとか、この人がやられ役だとか、原作でもそういう描き方はされていないので、そういったことを大事に描こうと思いました。例えば<シーバット>と戦う潜水艦や、第七艦隊の司令官なども、それぞれの立場で、やるべきことをやろうとしているということが、この物語を動かしていくんだと感じていたので、そこを大事にしたいと思っていました。 MC今日は会場の皆さんは本作をご覧になった後なので、もう一回本作を劇場で楽しむとしたらぜひ観てほしいポイント、注目すべきシーンなどを教えてください。 吉野監督深海の中、音が非常に重要になる物語です。なかなか聴いたことのない音がいっぱい響いていると思います。一度「目を閉じて」とまでは言いませんが、音にもより注目して楽しんでいただけると、「こんなところで、こんな音が鳴っていたんだ」と思うはずです。僕自身も音の編集をしながら、映像は何度も観ていたんですが、音に意識をフォーカスしてみると、急に際立って聴こえてきたりするものだなと思いました。耳を広げる感じで楽しんでもらうと、また別の世界が見えてくるんじゃないかと思います。 大沢さん30年前に原作が生まれて、その原作の漫画を通じて、国家や平和、核兵器などいろいろなことを問うてきました。あえてなのか偶然なのか、この混乱した令和の時代に、特に日本を囲む隣国たちがヒリヒリする厳しい情勢の中で、今度は実写映画として30年の時を超えて、彼(海江田)は宣戦布告をし、そして本作を観ている人にも受け取ってほしいんだと思うんです。だから、世界、観る我々、作品に参加した僕らも含めて、今回の「沈黙の艦隊」を通して、その宣戦布告を受け取ったところがあります。彼は何を言いたかったのか、何を言おうとしているのか、そういったヒントが、作品の中にいろいろと入っているんですね。本作は彼の壮大な旅の始まりとなります。この最初の作品の中に彼のベースとなる要素が、細かいところに入っています。もしも、もう一回ご覧いただけるならば、そういったちょっとした言葉なども感じてもらえると、今の時代に蘇った彼のメッセージや宣戦布告を受け取れるんじゃないかと思います。(会場:拍手)MC最後にお二人からメッセージをいただきたいと思います。 吉野監督本作の原作にはいろいろな側面があります。まずはすごくエンターテインメントであること、そして、同時に海江田が常に読者や観客に「この世界はこの状態で良いのか」と問いかけ続けている物語だと思いました。だから、本作も問いかけで終わりたいと思って、今の形になっています。そういった問いかけを持ち帰って、観終わった後も楽しんでいただければと思います。また面白かったら、周りの方にも「ぜひ観てみたら」とお話しいただけたらと思います。(会場:拍手) 大沢さん監督もおっしゃっていたように、この作品にはいろいろなメッセージやテーマが入っています。だから、公開までは「どうなのかな」とドキドキしていました。でも、本当にたくさんの方にご来場いただいて、平日もたくさんの方にご覧いただいていて、女性の方にもたくさんお越しいただいているということで、正直すごくうれしいですし、驚いています。こういう時代だからこそ、興味を持ってもらえたのかなと思います。そしてこれがもっともっと広がっていって、たくさんの方に本作の問いかけや、海江田四郎から皆さんへのメッセージを受け取ってほしいと思います。本作は、観ていただくと分かると思うんですが、主人公である海江田はほとんど自分の想いをしゃべっていないんですよね。海江田は行動していくだけで、周りがそれに対して悩んだり、考えたり、動いたりしていく話です。おそらく漫画だったら読む人、映画だったら観る人が、主人公なんだと思います。海江田のような改革者が出た時に、みんなが「どう受け取るのか」「どのように議論するのか」、「イエス」なのか「ノー」なのか、そういったことを、海江田は求めているんだと思います。もしもう一度観ていただけるなら、「自分はどう思うのだろうか」と考えるきっかけにしてほしいと思います。観ていない方にも、そういう風に観ていただけると、今までの作品とはまた違った映画の楽しみ方ができると思うので、ぜひ劇場にお越しいただければと思います。今日はありがとうございました。(会場:拍手)
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