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映画『からかい上手の高木さん』初日舞台挨拶映画『からかい上手の高木さん』公式サイト累計発行部数1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、劇場版アニメ化されている山本崇一朗による人気コミックを実写映画化した、映画『からかい上手の高木さん』が5月31日に公開を迎えました。 公開当日、TOHOシネマズ 六本木にて舞台挨拶が行われ、永野芽郁さん、高橋文哉さん、江口洋介さん、白鳥玉季さん、齋藤潤さんが登壇しました。初日を迎えた喜びや撮影時の思い出、10年後のなりたい自分について語りました。そして、『からかい上手の高木さん』のタイトルにちなみ、「自分は〇〇上手」を発表! こちらのイベントの模様をレポートします。初日舞台挨拶高木さん役永野芽郁さん西片役高橋文哉さん田辺先生役江口洋介さん大関みき役白鳥玉季さん町田涼役齋藤潤さん今泉力哉監督永野さん今日はこちらにお越しくださっている皆さんと、そして全国の劇場で生中継をご覧になっている皆さん、初日から本当にありがとうございます。約一年前の撮影から、キャストとスタッフみんなで、暑い中頑張って作り上げたこの温かい作品を、こうしてお届けできることを本当に心からうれしく思います。皆さんは本作を観たんですよね? どうでしたか? 良かったですか?(会場:拍手)。良かった。うれしいです。 高橋さんこんばんは~。そして、全国の皆さん、こんばんは~。本作を観てくださりありがとうございます。ここにいるキャストの皆さん、そして、熱量あふれる素敵なスタッフの皆さんと一緒に作り上げた映画『からかい上手の高木さん』が無事公開初日を迎えました。ホッとしていると共に、早く皆さんからの感想を聞きたいと思っております。また、二度でも三度でも楽しんでもらえる作品だと思いますので、よろしくお願いします。 白鳥さん本作は、小豆島のきれいな景色に囲まれて、西片先生と高木先生のやり取りがとても愛おしく、愛らしい作品です。一度と言わず、二回、三回と観に来て、たくさん癒されてください。 齋藤さん無事に初日を迎えられて本当に良かったです。僕も、本作を試写会で観た時に、小豆島の自然あふれる中でのかわいらしい二人や、いろんな登場人物たちが輝いているのを観て、「早く皆さんに届けば良いな」と思っていました。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。 江口さん僕は、あんまりこの原作の漫画を知りませんでした。撮影のために、小豆島に行く時に、フェリーに乗りました。そのフェリーの中に、等身大と言ったら変かもしれないですが、すごく怖い顔でジャージ姿で立っている漫画の田辺先生の絵のパネルがありました。「この役を僕がやるんだな」と思いながら、小豆島に行きました。皆さん、小豆島のムードにかなり癒されていますね。「ぽーっ」とした感じで、時間がゆっくり流れていると思います。普通の恋愛ドラマとはまたちょっと違った、…都会の恋愛ドラマとも違うのかな? 素朴というか、疲れた日常からちょっと癒されるような感じじゃなかったですか(笑)? 今日はすごく幅広い年齢層の方々がいらっしゃるということですが、こういった作品もすごく珍しいかと思います。「作品を良かった」と思ったら宣伝してください。 今泉監督今、挨拶にもありましたが、本当に恵まれたキャスト陣と一緒に本作を作れてうれしかったです。もちろん、スタッフも一緒に、キャストの皆さんにも協力してもらって本作が完成しました。キャストの皆さんもおっしゃっていましたが、小豆島の景色の中で撮れたことも、このピュアな物語を助けてくれていると思います。今、話を聞いていて、あんなにお芝居がすごく素敵なのに、齋藤くんと白鳥さんがめちゃくちゃ緊張していてかわいらしく、それを永野さんと高橋さんがお兄さんお姉さんのように見つめていて、とても良いチームワークだなと思いました。それに、江口さんには10年前を描いた作品(ドラマストリーム「からかい上手の高木さん」)にも出ていただいたり、改めてこのチームで本作が作れて本当にうれしく思います。今日は楽しんでいってください。 MC永野さんは、今回中学校の教育実習生、そして高橋さんは中学校の体育教師でしたね。生徒と向き合う役を演じてみていかがでしたか? 永野さん教育実習生なので、まだ先生らしくないというか、西片にくっついていて、ちょっと生徒のみんなよりお姉さんだけれど、先生らしくはない…みたいな状態でした。潤くんとのシーンもすごく多くて、二人で過ごす時間も多かったですね。その時に、潤くんが一生懸命お芝居のことを聞いてくれたり、「こんな時はどうしているんですか?」って、私をお姉さんとして接してくれて、すごくありがたかったです。 MC齋藤さんいかがですか? 齋藤さん質問って、出ていました? 永野さん出ていました。緊張しているの(笑)? 齋藤さんめちゃくちゃ緊張しています。 MC今、永野さんの言葉、聞こえていました? 永野さんあまり聞こえていなかったでしょう。 齋藤さんえっ。声は聞こえていました。 永野さんそりゃそうだよ~(笑)。 齋藤さん質問の内容ってことですか? MC永野さんが齋藤さんへの思いを話していたのは…。 齋藤さんあっ、届いています。 永野さん良かった良かった。 MC永野さん、齋藤さんとの共演シーンは素敵なシーンがたくさんあったと思います。印象的だったことはありますか? 永野さん堤防に町田くんが一人で座って風景を描いているところに、「西片先生ってどんな人?」って声をかけるシーンがあったんです。その時に、自分が映っていない時も私の目線の先にずっと座ってくれていました。「暑いから全然大丈夫だよ。目線は適当に作るから、日陰で休んでいて。」と声をかけたんですが、「大丈夫です!見たくなかったら見なくても良いですが、座っています!」って言ってくれたんです。見えないところでもお芝居の相手をしてくれて、素晴らしい方だなと思いました。 MC永野さんは、齋藤さんから何かもらったものがあるようですね。 永野さんそうなんです! 絵をいただきました! おうちに飾っていたのを、今日持ってきちゃいました。すごくないですか?(会場:拍手)MC高橋さん、絵を見ていかがですか? 高橋さん僕も渡すところを隣で見ていました。実は、絵を描いているところも見ていたんです。「毎日撮影の後に何時間も残っているな。潤くんは何をしているんだろう」って思っていました。後日談で、現場で先生と残りながらずっと絵を描いていたらしくて、それを聞いた時「良いな。すごいな」と思いましたね。 今泉監督事前に本読みがあった時に、永野さんは絵を描く役だから、撮影中とか終わった時に「絵を描いてプレゼントしてくれる?」みたいなことを軽く冗談で言ったんですが、本当に描いてくれました。 永野さん初めましての時が本読みだったんですが、その時に「(齋藤くんが役で)絵を描くんだし、私の似顔絵でも描いてくれる?」って、からかったんですよ。そしたらこんなに素晴らしい絵が来ちゃったもんだからびっくり仰天です! 素晴らしすぎて…。本当にありがとうございます。時間と愛情を感じました。 MC齋藤さん、この絵にはどんな思いを込めて描いたんですか? 齋藤さん本読みの時に言われてから、劇中で描く絵よりも、永野さんの絵を練習したほうが良いんじゃないかと思いました。それからずっと緊張していました。撮影が終わった後に先生に教えていただきながら、花火のシーンの絵を、僕が劇中で使っているパステルで描きました。ちゃんとお渡しできて良かったなと思います。MC永野さんはその絵を、今自宅に飾っているんですか? 永野さん自宅に飾っています。ありがとう。 齋藤さんこちらこそありがとうございます。 MC中学の体育教師になった西片を演じられた高橋さんは、生徒と向き合う役というのは、いかがでしたか? 高橋さん西片は体育教師とはいっても、先生らしくないというか、「西片」という先生のジャンルがあっても良いんじゃないかと思いました。「廊下を走るなよ」とか言っている部分は先生っぽいなと思いながら、でも、生徒は聞いていないんですよね。西片は、生徒からもからかわれたりして、年が近くて親しみやすい体育の先生だと思います。僕の学生時代を思い返して、そこに西片の愛くるしさと純粋さを入れて、もはや、自分らしい「西片」という先生のジャンルを作りましたね。MCその西片先生と共演シーンが多かったのは白鳥さんですね。高橋さんが白鳥さんと共演して思い出に残っていることはありますか? 高橋さん教室のシーンで、「ちょっとお話があって、お時間いただいてすみません」と言うシーンがあるんです。あのシーンの撮影の時に「初めまして」だったよね? 白鳥さんそうですね。 高橋さんお互いにつかめていない中で、お互いが気を遣うシーンの撮影だったのは、タイミング的に良かったなと思いました。玉季ちゃんの話の内容がちょっと重いから、なるべく撮影以外では話しかけないようにしていたんです。そしたら、あまりしゃべる機会がなかったね。 白鳥さんそうなんですよね。終わった後にもあまりしゃべれなかったなと思っていました。 高橋さん変な気遣いしちゃってごめんね。教室でクラスのみんなの中にいて、僕が教壇に立っているシーンはありましたが、意外と二人だけのシーンがあったわけじゃなかったので、もうちょっとお話がしたかったなと思いますね。じゃあ、また今度ゆっくり。MC白鳥さんはどんな思いを高橋さんとの共演シーンで考えながら演じていましたか? 白鳥さん私は、指揮をするシーンがあったので、指揮の練習をずっとしていました。さっきお話した二人のシーンの撮影の休憩中にも、練習していたんです。でも、上手くなっている気がしなくて不安になっていた時に「メトロノームの音をずっと聞いていると、その音を覚えられるから良いよ」って西片先生が教えてくださいました。撮影中も本物の先生のように生徒と関わってくださったので、「西片先生」という印象が強いです。 高橋さんありがとうございます。唯一「西片先生」って呼んでくれます。 MCでは、鑑賞直後の皆さんの前だからこそ話せるおすすめのシーンなどをうかがえますか? 永野さんじゃあ、今まで言っていなかった話で言うと、玉季ちゃんが指揮をして、みんなが歌を歌うシーンがあるじゃないですか。あのシーンのみんなの歌声がきれいすぎました。すごく練習していたんだよね? 学校の先生ってこういう気持ちで私たちの学生時代の歌を聞いてくれていたんだろうなと思って、不思議に温かい気持ちになりました。 MC生徒たちの気持ちがこもったシーンでしたよね。高橋さんはいかがでしょうか? 鑑賞直後だから言えるシーンでも構いません。 高橋さんおすすめは…。 永野さんちょっと、何もなさそうな顔をするのはやめてもらっても良いですか?(会場:笑)高橋さんだって、今までおすすめなんて聞かれてこなかったじゃないですか。 永野さんじゃあ、「イチオシ」ならどうですか? 高橋さんイチオシ…。あの海辺のイヤホン半分ごっこ。 永野さんおおー。ごっこ? 高橋さんイヤホン半分こシーン。あのシーンの撮影は、結構序盤だったじゃないですか。 永野さん初日じゃない? あ、二日目だ。 今泉監督初日の予定だったんですが、天気にめっちゃこだわっていて、初日は曇っていたので、練習だけして、二日目か三日目の晴れの日に撮り直しました。高橋さんだから、まだお互いの関係性もあまりできていない中での撮影でした。でも、(西片が)中学生時代にそれをやっていたのを、ドラマで観ていたので、「今日やるのか」と、そわそわドキドキしながら現場に行きました。でも、イヤホンを人と半分こで聞いたことがなかったので楽しかったです。 永野さんそうだったんだ? 高橋さんイヤホンを半分こにして同じ音楽を聞くって、結構ベタじゃないですか。だからこそやってこなかったんですが、「こんなにも良いものなんだ」と思いました。「西片、幸せやなー」と思っていました。 永野さんそんなにテンション上がっているとは知らなかったです。 高橋さんいやいや、隠していました。あと、そこで段差を飛び越えるというか階段を下りるところがあるんですが、監督がベタ褒めしてくれました。 今泉監督高木さんはスマートにポンっと下りるんですが、西片の絶妙なダサさというか、ドタバタしていて…あのシーンをもう一回観てください! 高橋さんもう一回観てほしい。 今泉監督オーバーじゃないけれど、「分かったよ!」って言いながらドタバタっと下りるのが素晴らしい。でも、何回かは「わかたよ」になっていたましたよね。 高橋さん「わかたよ」になっていました。 今泉監督すごく良かったです。 高橋さんすごくお褒めいただいたので、覚えています。僕自身もお気に入りのシーンです。 MC江口さん、ぜひおすすめのシーンがあればお願いします。 江口さん今、考えていたんですが、やっぱり防波堤のシーンですかね。中学生時代のドラマにも僕は出ているんですが、中学生の時のシーンも「良いシーンだな」と思っていたんです。それが本作でも再現されて…、今のBluetoothやワイヤレスイヤホンだとこれはできないからね。そういえば、昔『ラ・ブーム』(1980年公開/ソフィー・マルソーのデビュー作)という映画で、ヘッドホンを後ろからチークダンスの時に彼女にかけるっていうシーンがあるんです。(客席に向かって)知っているでしょう? すごく有名なシーンが80年代の映画にあるんですよ。あれのパクリじゃないですか?今泉監督パクリじゃないです(笑)。 江口さんそんな二人の関係性が良かったですね。 MC物語のキーワードに「10年後」というものがあります。皆さんは10年後どのようになっていたいでしょうか? 永野さん私の20代の過ごし方の目標が「何でもかんでも挑戦する」なんですよ。挑戦して、自分の中で「合う」「合わない」や、「やってみたい」「やってみたくない」などいろんなことを経験して、それを精査して、学びを得た状態で30代になったら、自分で選択していけるようにしたいと思って過ごしています。だから、10年後は、きっと自分を信じていろんな選択をしながら、今よりも楽しく、そうやって生きていてほしいと思います。その時にはまた違う自由度があるんじゃないかなと思いたい! MCなれます! 永野さんなれますよね! 叶えます。楽しみです、30代。 MC高橋さんも永野さんとは一歳違いですから、30代になっていますね。 高橋さん34歳ですね。分かりません! 永野さん分からない中で聞いているのよ。 高橋さん分からない中で聞かれているのは分かっているんですが、分からない。 永野さん願望、願望! 高橋さん生きていたい。(会場:笑) 今泉監督めっちゃ大事ですね。 高橋さん家族のみんなが生きていたら良いなと思います。 永野さん健康に過ごせたら良いなとかにしとく? 高橋さん健康に過ごせたら良いな。みんなで仲良くできていたら良いなって思うのと、仕事に関しては10年後もカメラの前にいたいなって思います。 MCでは続いて、白鳥さんは現役の中学生ですからね。 永野さんえっ、中学生なの?! ずっと高校生だと思っていた! 白鳥さんまだ中学生です。来年からは中学生…じゃなかった高校生です(笑)。 永野さんすごく大人っぽくて冷静なので、高校生かと思っていました。 MC10年後、いかがですか? 白鳥さん10年後…。今、14歳なので、24歳ですよね。キラキラした感じの、カッコ良くて美しい大人の女性にすごく憧れがあります。永野芽郁さんみたいな感じになれていたら良いなと思います。 永野さん今、無理矢理言ってくれたよね? 私の圧を感じた? 大丈夫?(会場:笑)白鳥さん横を見たら、きれいな大人の女性がいました。 高橋さんたまたまね(笑)。たまたま横を見たら10年後の理想の姿があったんだね。 MC齋藤さんは現役の高校生、16歳ですか? 齋藤さん今年で17歳になります。僕は、はっきりと言うんですが、「文哉さんみたいになりたい」と思っています。(会場:拍手)高橋さんそれって、たまたまでしょう(笑)? たまたま視界に僕が入っちゃったんでしょう? MC理由は? 高橋さんそれはたくさん聞きましょうよ。理由なんていくらあっても良いですから。 齋藤さんうまくまとめられるか、分からないんですが、文哉さんの作品をデビュー作からいろいろ観てきました。いつか一緒にお芝居がしたいって思った時に、本作のお話が来ました。僕は、文哉さんと一緒にお芝居をするシーンはなかったんですが、お風呂に誘っていただいた時に、いろんなお芝居の話とか、モチベーションの話を聞いて、もっと好きになりました。だから、「10年後」って質問になった時に「じゃあ文哉さんみたいに頑張ろう!」と思いました。 永野さんプラス、今、横を見たら理想がいたんだね(笑)。 高橋さん齋藤潤くんは、芸能界で唯一僕のことを崇拝してくれているんですよ。作品が放送されたり、公開されるたびに連絡をくれるんです。今までずっと僕は年下の立場だったので「またいつでもお話聞きたいです!」なんて言われることがあまりなかったんですよ。それって、先輩方に僕が言っていることだったので、少し前の僕を見ているようで重なる部分があります。僕大好きなんですよね。 齋藤さんにょほ~。…変な声が出ちゃった(笑)。 MC相思相愛ですね。素敵な愛情を感じました。江口さん、いかがですか? 江口さん10年後ですか…。もう、僕のことはどうでも良いですね。世界情勢が少しでも良くなってほしいとか、円安はこれ以上進むなとかですね。みんなが少しでも安心できる世の中であったら良いなって願いたいです。 MCさて、本作のタイトル『からかい上手の高木さん』にちなみ、皆さんには、ご自身は「何上手」かをフリップに書いていただきました。江口さんからお願いいたします。 江口さんライブをやります。(会場:拍手)6月11日渋谷EASTでやります。良かったら遊びに来てください!音楽をまた再開して、ライブがすごく楽しいですね。やっぱり、来てくれる人たちとのコミュニケーションがエネルギッシュなので、芝居もそうですが、ライブ感というか、生々しくやるのが好きなんですよね。そんないろんな意味をこめての「ライブ上手」としました。MCもう一度、ライブの日付をお願いいたします。 江口さん6月11日! もう良いですよ(照笑)。 永野さん「宣伝上手」でもありますね。 MCでは続いて、齋藤さん参りましょう。 齋藤さん細かいんですが、「神経衰弱上手」です。時々神経衰弱をやるんですが、勝つんです。3対1でも僕が勝ったりします。永野さんすごい! 齋藤さんだから、強いのかなって思いました。 永野さん私は、絶対無理! 相当な記憶力があるんだね。 MC何かの企画で、どこかで披露してほしいですね。 齋藤さんじゃあ、鍛えておきます。 MCじゃあ、憧れの文哉さんといつかやってみますか? 高橋さん僕、神経衰弱めっちゃ強いよ。 永野さんあら。 齋藤さん強そうです。やらせてください! 高橋さんぜひ、お手合わせ願います。 MC忖度なしの真剣勝負を見せてしてほしいですね。白鳥さんはいかがですか? 白鳥さん「インタビュー上手の白鳥さん」になりたいです。取材とかで、いつもすごく緊張しちゃって、言いたいことがいつも言えずに帰ってくるんです。だから、もっと話したいことを話せるくらいインタビュー上手になりたいなって意味を込めて「インタビュー上手」にしました。MC永野さん、今日の白鳥さんは、ここまでよくしゃべれていますよね? 永野さん本当ですよ。緊張していないかのようにおしゃべりになっていますよ。やっぱり上手になりたいっていう思いがあれば上手になると思うので、楽しみだね? 白鳥さんはい。 高橋さんすごい、この間が幸せです。 MCでは、高橋さんいきましょう。 高橋さん「何事にもハマり上手な高橋さん」です。読んで字のごとくです。ファンの皆さんや永野さんはピンときていると思うんですが、僕はすごくハマりやすいんです。ハマり上手なんです、そこらへんの人とはレベルが違うくらいハマりやすいです。MC最近は何にハマっているんですか? 高橋さん今日の「ザ・タイム」(TBS系列で放送中の朝の情報番組)でやった3大NEWスポーツを全部やろうかなと思いました。 MCあの3大NEWスポーツですか? ピックルボールも含めて? 高橋さんピックルボールから始めようかなと…。 MC「ザ・タイム」に出演された時に、高橋さんがかなりスーパープレイを連発されたんですよね。 高橋さんネットでピックルボールが買えないか調べました(笑)。そのレベルなんですよ。 MCすごい! 永野さん、間近でご覧になっていましたがいかがでしたか? 永野さんすごく上手なんですが、本当にハマりやすいのは現場でも伝わっていたので、さっきも「買っちゃだめだよ!」と言いました。 高橋さん「本当にやるかも分からないんだから!」って言われました。 永野さん「そんなに何でもかんでも買わないの!もうちょっと待ちなさい!」って言いました。 高橋さん「でも、僕やりたいんです!」。 MCじゃあ、過去にも結構買ったりされた経験がある? 高橋さん家でできる可能性があるものは買います。好きなものとか、やってみたいハマりそうなこととか、うまくなりたいものとか。 今泉監督そう言えば、ボウリングのスコアがめちゃくちゃすごいって聞いたんですが…。 高橋さん何で知っているんですか? 今泉監督最高スコアを言ったらみんな驚くと思います。 高橋さん最高スコアは264です。(会場:感嘆) 今泉監督ボウリングって、300点満点なんですよ。 永野さんすごいね! 高橋さん10連続ストライクをしました。 永野さんあれ? マイボール持っていなかった? 高橋さん持っています。 永野さんほら、ボウリングの球まで持っているんですよ。 MCこれは相当ハマりやすいですね。 高橋さん本当にハマり上手なんです。 永野さん上手! 高橋さんありがとうございます! MCちゃんと極めて、レベルが高いって言うのがすごいですね。 高橋さん極めて、誰にも負けなくなったら辞めるんです。自分の中でそういうボーダーラインがあります。 MCパドルというラケットがあるんですが、ぜひとも購入してみてください。 永野さんだめです! 高橋さん買うと永野さんに怒られるので、「ザ・タイム」さんお願いします! 事務所に送ってください!(会場:笑) MCもしくは私が買います。 高橋さん良いんですか! じゃあ、休日に一緒にやりましょう。 MCやりましょう。齋藤さんも誘いますね。 齋藤さんお願いします。 永野さんえっ、私は? MC永野さんも誘って良いんですか? 永野さん玉季ちゃんも行くよね? 白鳥さん私、運動神経が悪くて…。 高橋さんいやいや、大丈夫です。運動神経が悪くても、体格差があってもみんなで楽しめるのがピックルボールです。 白鳥さんすでにハマっていらっしゃるんですね! 高橋さん年齢も関係ないです。江口さんもどうですか? 江口さんどういうスポーツなの? 高橋さんテニスと卓球とバドミントンの融合みたいなスポーツです。 江口さん室内競技? 高橋さん室内でも、屋外でもやります。テニスコートとか、体育館でもできます。ダブルスとシングルがあります。場所も取らなくて、テニスコート1面あれば4面に使えるんです。 今泉監督高橋くんは、ピックルボールの何者(笑)。 MCではお待たせしました、永野さんお願いします。 永野さん「時短上手の永野さん」。MC時短が上手なんですか? 永野さん基本的に、どうしたら無駄な時間を使わなくて済むかっていうのを考えて過ごしています。せっかちっていうのもありますが、5分でも無駄な時間を作りたくないんです。基本何でも時短を考えています。 MC家の中での動き方や、仕事でも? 永野さんそうですね。時短とせっかちが混ざっています。家の中は間取りを把握していますが、早く角を曲がりたくて肩をぶつけたりします。 高橋さん早く曲がりたくて? 永野さんそう。デリバリーを頼む時も、家に帰ってからデリバリーを待っている時間が嫌な
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NEW TV版ドラえもん Vol.173水田わさび/ 大原めぐみ/ かかずゆみ/ 木村昴/ 関智一otherDisc170分 カラー ビスタサイズ 片面1層 音声:1. 日本語ステレオSDV33070R小学館藤子・F・不二雄原作による国民的TVアニメ『ドラえもん』の第173巻。ドラえもんの誕生日。どら焼きをたくさん用意してくれると聞いたドラえもんは、1週間前からどら焼き断ちをするほど楽しみにしていたが…。「どら焼きが消えた日」ほか、全4話を収録。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKNEW TV版ドラえもん Vol.173
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NEW TV版ドラえもん Vol.172水田わさび/ 大原めぐみ/ かかずゆみ/ 木村昴/ 関智一otherDisc172分 カラー ビスタサイズ 片面1層 音声:1. 日本語ステレオSDV33069R小学館藤子・F・不二雄原作による国民的TVアニメ『ドラえもん』の第172巻。部屋の中で見つけたタンポポを捨てようとするのび太に自然の大切さを語るドラえもんは、ポケットからファンタグラスを取り出し…。「タンポポ空を行く」ほか、全7話を収録。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKNEW TV版ドラえもん Vol.172
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NEW TV版ドラえもん Vol.171水田わさび/ 大原めぐみ/ かかずゆみ/ 木村昴/ 関智一otherDisc172分 カラー ビスタサイズ 片面1層 音声:1. 日本語ステレオSDV33068R小学館藤子・F・不二雄原作による国民的TVアニメ『ドラえもん』の第171巻。女性が空を飛ぶCMを観たのび太はクロマキー合成の仕組みが理解できない。そこでドラえもんはクロマキーセットを取り出し…。「クロマキーでノビちゃんマン」ほか、全7話を収録。©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADKNEW TV版ドラえもん Vol.171
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TOHO animation YouTubeチャンネル 新録オーディオコメンタリー後半2作品の情報解禁!animeTOHO animation YouTubeチャンネル登録者数の300万人突破を記念した企画、「豪華4タイトル 新録オーディオコメンタリー プレミア公開」の後半2作品の出演声優、配信日時が決定いたしました。 是非、ご視聴ください! ■TVアニメ『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』第13話 出演:神野銘役 宮本侑芽/有川ユン役 石毛翔弥 配信日時:6月28日(金)21:00~ ■TVアニメ『薬屋のひとりごと』第6話 出演:猫猫役 悠木碧/壬氏役 大塚剛央 配信日時:7月5日(金)21:00~Copyright © TOHO CO., LTD. All Rights Reserved. ©2020 TOHO CO., LTD. ©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
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映画『からかい上手の高木さん』大ヒット御礼舞台挨拶映画『からかい上手の高木さん』公式サイト累計発行部数1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、劇場版アニメ化されている人気コミックを実写映画化した、映画『からかい上手の高木さん』が5月31日より全国の劇場で公開を迎えました。 観客の方々からは「自分の中学生時代を思い出した」「気持ちを伝えるということに対して、改めて深く考えさせられた」といった感想が寄せられるなど、温かな気持ちを届けている本作。6月19日には大ヒット御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ 日比谷で行われ、永野芽郁さんと高橋文哉さんが登壇しました。ステージにたくさんのメッセージが到着すると共に、これまで主演として作品を引っ張ってきた永野さんに、高橋さんから花束が贈られるなど、笑顔と感動に満ちあふれるイベントとなったこの日の模様を、詳しくレポートします!大ヒット御礼舞台挨拶高木さん役永野芽郁さん西片役高橋文哉さん永野さん私たちが一緒に舞台挨拶をするのは今日で最後になりますが、皆さんとこうしてお会いできてうれしく思います。最後まで楽しんでいってください。 高橋さん今、本作を観た直後で、(「ホヤホヤ」と言うところを若干噛みながら)ホワホワ(笑)、…ホヤホヤ、フワフワと、していると思うんですが(笑)。 永野さん一番フワフワしているんじゃない? (会場:笑) 高橋さんいやいや、していない、していない。フワフワなんてしていないです(苦笑)。 永野さん(楽しそうに)大丈夫ですか? 高橋さんドスっと地に足をつけています。楽しんでいきましょう! MC今日は本作をご覧いただいた皆さんからの感想を一部抜粋して、後ろのパネルに掲示しています。気になるものがあったら、ぜひ教えてください。 ■永野さん、高橋さんが興味津々の様子でパネルの感想を見ている。 高橋さんこれですかね。「私もからかい上手になりたいと思いました」という感想です。永野さんああ、確かに! 高橋さん永野さんが演じる高木さんを見てそう思ってくれたんですよね。好きな人をからかってしまったりするけれど、まだそこに到達できない時のモヤモヤ・ドキドキしている気持ちに、本作が背中を押せたと思うとうれしいですね。 永野さん本作を観たら、「からかい上手になりたい」と思うもんね。 高橋さんそうだねぇ。 MC高橋さん、永野さんは「からかい上手」ですか? 高橋さん高木さんじゃなくて、永野芽郁さん? 永野さんは、「からかい上手」です。本作を観た方は分かると思うんですが、「からかわれても、なぜこんなにも嫌じゃないのか」という感じですね。本作を観た方も、からかわれる側も、「なぜこんなに嫌じゃないのか」と考えてみると、永野さんからにじみ出る人柄のおかげだと思います。“からかう流儀”があるのかはちょっと分からないですが、永野さんの人柄のおかげで、嫌にならないのかなと僕自身は思っています。西片を演じていた時の心地良さも、そこから来ていたのかなと思います。 MC永野さんならではの“からかいの流儀”があるのでしょうか。 永野さんそれは、ないですよ。あるように見えた? 高橋さんあるのかなぁと思って…。 永野さん自分では気づいていないけれど、もしかしたら、高木さんと似ている「からかい上手」なところがあるのかもしれないですね。MCでは、「秘けつは?」と聞かれても、意識的ではないということですね? 永野さん「仲良くなりたい」という思いと同時に、計算していないやり取りがあったと思います。もしかしたらそういう部分で、高木さんと西片に通じるところがあったのかもしれないですね。 MC他に気になる感想はありますか? 永野さん「想いを伝えることの大切さや、難しさがとても繊細に表現されていて、すごく響きました」という感想ですね。想いを伝えることって、簡単に見えて一番難しいことじゃないですか。伝えることが全てではないし、伝えることが、相手にとってはしんどくなってしまうことかもしれないですよね。人を思いやっている姿が、小豆島の空気と共に、とてもきれいに描かれている作品なので、それが伝わっているんだと思うと、とてもうれしいです。 高橋さん本作を観て思いましたが、「想いを伝える」ということは「好き」以外にもありますよね。そういった意味でも、背中を押せる作品になっていたら良いなと思います。僕も、想いをなるべく伝えて生きていきたいと思っています。MC他にはいかがでしょうか?高橋さんこれどうですか? 永野さん「次は妻と一緒に観ます」、うれしいですね。 高橋さん「二回目を観たい」と思うと共に、「自分の一番大切な人と観たい」思ってくれたのは、ありがたいですね。 永野さんこうやって感想を見ても、(「47歳中年オヤジが映画館で嗚咽が出るほど大泣きをしました」という感想を示しながら)47歳の方が観てくれたり、きっと「妻と一緒に観ます」と言ってくれた方も、私たちと同じ世代じゃないと思うので、若い方からお母さん・お父さん世代の方まで観てくれているんだと感じますね。 MC「読者としては、ほしいところが見られてとてもうれしかったです! 原作勢は絶対行くべき!」という感想もあります。 永野さんうれしいですね。ずっと原作に対してリスペクトを込めて撮影をしていました。「世界観は壊さないけれど、映画になった時にこうなる」と、自分たちの中でもいろいろなことを計算したり、考えながら、大事に大事に作っていました。なので、原作ファンの方に「観たい」と思ってもらえる作品ができたのはすごくうれしいです。 MC本当にたくさんの感想をいただきました。 永野さん&高橋さんありがとうございます! (会場:拍手) MC今日は大ヒット御礼舞台挨拶ということで、メッセージが届いていますので、私からご紹介して参ります。 永野さんあら! (喜びの笑顔を弾けさせて)フー! MCまずはですね…。 永野さんあ、映像じゃないんだ? MCえっ! 永野さん今の流れだと、「あ、OK、OK」って思って…。(スクリーンを見上げるしぐさをする) 高橋さん確かに「映像がある」みたいなテンションではありました。 永野さんそういうテンションだったから…映像じゃないんだ?(MCに、からかうような笑顔をむける) (会場:笑) 高橋さん(MCに向かって)今、永野さんにからかわれています! どうします? (会場:笑) MC(困ったような様子で)映像は、何もないです! (会場:笑) 永野さんないのかあ…! 映像だと思ったー! MC映像はないんですが、心温まるお手紙をいただきました。 永野さん(送り主に)なり切って読んでくださいね。(会場:笑) MC分かりました。しかし、永野さんは「からかい上手」ですね! でも、何だかうれしい。(登壇者のお二人&会場:笑) まずは、中学生時代の西片を演じました、黒川想矢さんからのお手紙です。大ヒットおめでとうございます。 作品を観た時、なぜかは分からないけれど、最初から涙が止まりませんでした。大人になった高木さんと西片が、幸せそうに今を生きていてくれて、本当に良かったと思いました。本作を観た皆さんと、幸せな気持ちを共有できていたら、とてもうれしいです。 黒川想矢【黒川想矢さんからの手紙】MC続きまして、中学生時代の高木さんを演じました、月島琉衣さんからのお手紙です。こんにちは月島琉衣です。映画『からかい上手の高木さん』公開おめでとうございます。スタッフさんから、映画は、猛暑の中での撮影だったとうかがっていました。でも、作品の中にお二人がいる時はスクリーン全体が常にキラキラ輝いていて、観終わった時にはもう胸が一杯でした。十年後の高木さんと西片を、永野さんと高木さんが演じられると聞いた時は、とてもびっくりしながらもうれしくて、「より一層中学生時代を頑張らなきゃ」と、気が引き締まったことを覚えています。 中学生の西片役の黒川くんと、今泉監督をはじめとしたスタッフさんと一緒に作り上げたシーン。小豆島の景色と共に同じ場所で撮影をした場面や、同じポーズを目にした時に、たくさんの思い出が一瞬でよみがえりました。本作は、私にとって一生の大切な宝物です。永野さんと高橋さんと、いつか共演できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。 月島琉衣【月島琉衣さんからの手紙】MCお二人からのメッセージ、いかがでしたでしょうか。 永野さん(うっとりとしながら)何て、心のこもったお手紙なんでしょう…。お二人が演じた中学生時代があったからこそ、我々も映画では十年後のキャラクターをどうやって成長させようかと、一生懸命考えることができました。本当にお二人の中学生時代が魅力的なので、そのお二人に認めていただけたようで、とてもうれしいです。 MCお二人とはお会いしましたか? 永野さん中学生時代を撮影している時、私はまだクランクインしていなかったんですが、小豆島に遊びに行って、中学生時代の撮影を見学しました。お二人は役のまんまで、まだ何色にも染まりきっていないというか、すごく純粋無垢で、ピュアで、キラキラしていました。「高木さんと西片が作品の中で生きているんだな」と、感じられるお二人でした。直接見ることができて、すごくうれしかったです。 高橋さん事前に、中学生時代を描いた作品を観たんですが、そこから得られるエネルギーはとてもパワフルで、澄んでいました。十年経った僕らが、「このエネルギーを守り続けなければいけない」という使命感に駆られました。同じ場所で同じポーズを取ったり、同じように撮っている時に、中学生時代のシーンを頭に思い浮かべながら撮影をしていました。僕も、西片も懐かしみながら撮影ができたのは、お二人の存在のおかげだと、すごく感謝しています。 MCお二人にはお会いしましたか? 高橋さん僕は別の仕事で、想矢くんにはお会いしましたが、月島さんにはお会いできていないんです。黒川くんに、「黒川くんが作った西片のおかげで、僕も西片ができました」と、お伝えしたら、手を振るわせながら「ありがとうございます」と言っていて、「何てかわいいんだろう!」と思いました。その時に、握手をしたんですが、握手って普通は(お腹あたりに手を出しながら)ここじゃないですか。でも、想矢くんは(肩の位置で手を出しながら)ここでしていました(笑)。緊張しすぎているのか、どんどん(握手する黒川さんの)手が上がっていっちゃうんです。「ありがとう」と言いながら、握手をしました。ゆっくり話すこともできたので、すごくうれしかったです。 MCお手紙からも、お二人が永野さんと高橋さんに憧れていることが分かりますね。さらに月島さんからは、こんなメッセージもいただいています。撮影時に永野さんが小豆島まで来ていただいた際、せっかく話しかけていただけたのに、お会いできたことがうれしすぎて、緊張してしまい、あまりお話できませんでした。なので、今度お会いできた際には、良かったらゆっくり、たくさんたくさんお話をさせてください。【月島琉衣さんからのメッセージ】永野さん(再びうっとりしながら)かわいい…! もちろんですよ。たくさん、たくさん話したいです。月島さんは事務所の後輩なので、きっと事務所で会うこともあるだろし、私はこれからも彼女の活躍をすごく楽しみにしているので、会ってお話できたらうれしいですね。 MCさらに、主題歌「遥か」を担当されたAimerさんからも、メッセージが届いています。 永野さん&高橋さんおお!皆さんこんにちは、Aimerです。 永野芽郁さん、高橋文哉さん、映画『からかい上手の高木さん』の公開、そして大ヒットおめでとうございます。スクリーンの中の高木さんと西片の間には、忙しない現代を生きる私たちの意識を、優しくスローダウンさせてくれるような空気が流れていて、小豆島の美しい景色とも相まって、劇場での時間はとても心ほどかれる一時でした。ドキドキもありながら、何よりも互いへの慈しみに満ちているような二人に、癒やされっぱなしでした。「素敵な高木さんと西片をありがとうございます」と、お二人にお伝えしたいです。 まだまだ、ますますたくさんの方が劇場で、二人に心ほどかれることを願っています。主題歌「遥か」もそんな作品の余韻をさらに色濃くするものであったらとてもうれしいです。 Aimer【Aimerさんからの手紙】永野さんうれしいです。初めて完成作を観た時に、エンドロールで流れてくる「遥か」にうっとりとしてしまいました。最後にAimerさんが、映画『からかい上手の高木さん』を壮大に美しく締めてくださいました。この主題歌を聴いて、「良い映画だったな」と、さらに思ってくださるお客さんがいるんだろうなと思います。 高橋さん本編はもちろんですが、最初に予告映像などを観た時に、僕や永野さん、今泉監督や皆さんが撮影時に守りたかった雰囲気や、(高木さんと西片の)二人にしか出せない空気感を、Aimerさんの「遥か」がすごく大きく包み込んでくれたと思いました。この曲に支えられて、この作品にまた一つの柔らかさや尊さが与えられたと思っていました。だから、Aimerさんから感想をいただけるのはすごくありがたいです。 MCAimerさんは、完成披露試写会にいらっしゃったそうです。 お話はできましたか? 永野さんそうなんです。お越しくださっていたんですが、お会いできたのが舞台挨拶の始まる直前でした。Aimerさんから「皆さんで食べてください」と差し入れもいただいたんですが、(高橋さんの方を見ながら)バタバタとしていて、「本作、どうでしたか?」という感想が聞けなかったことが、悔しかったですよね。(当時の様子を再現しながら)「わー! ええー! ありがとうございます!」っていう感じだったから、みんなで、びっくりしながらそのまま(舞台挨拶に)「行ってきます!」って感じでした。(会場:笑) 高橋さんお会いできた時には、もう僕らが舞台に行かなきゃいけなかったんですよね。 永野さんいつか直接お話できたらうれしいです。お手紙ありがとうございました。 MCさらにメッセージをいただいています! 永野さんすごいじゃないですか! いっぱい! 高橋さんありがたい。 MC原作の山本崇一朗先生からもお手紙をいただきました。 永野さんわあ! 高橋さんキュッと引き締まりますね。 永野さんドキドキするね。中井と真野の結婚式の帰り道、海沿いの道を歩く二人を見た時に、「そこに高木さんと西片がいる」と、すごく感じました。二人が再会した夜、土渕海峡で高木さんが西片の目をつぶらせるシーンでは、高木さんからうれしい感情があふれていることを感じました。西片が大関と音楽室で話すシーンでは、西片の誠実さが非常に良く伝わってきました。 原作漫画で描いていない年齢の二人を演じるのは、難しさもあったのではないかと思います。高木さんと西片というキャラクターを理解してくださり、大切に演じてくださったことに深く感謝いたします。 真夏の、しゃく熱と言っても良い島の暑さの中での撮影には、ご苦労もたくさんあったことと思います。故郷の島に来てくださって、ありがとうございました。 お二人の今後のますますのご活躍を、楽しみに拝見します。 山本崇一朗【山本崇一朗先生からの手紙】永野さんうれしい…! 高木さんと西片という二人、そしてこの作品の空気感の全てを生み出し、作り出している先生にお褒めの言葉をいただけるのは、すごく光栄です。我々が一生懸命に紡いだ時間が、無駄じゃなかったんだと、改めて思えてすごくうれしいです。 MC「目をつぶらせるシーンで、高木さんからうれしい感情があふれていることを感じた」というお言葉がありました。 永野さん本当にうれしかったんです。西片とまた一緒に帰れて、向き合って「また明日ね」という感覚で離れる。この時間が戻ってきたことが、すごくうれしかったんです。それを先生に感じていただけて、光栄です。 高橋さん結婚式の帰り道を見て「そこに西片と高木さんがいた」と言っていただいて、鳥肌がブワッと立ちました。そのシーンって、確かにすごく大事で、キャラクターがよく出ているシーンでもあるんですが、そこを選んでくれたのはうれしいです。その時の記憶と思い出が、一気によみがえってきました。永野さんもおっしゃっていましたが、この作品をゼロから作り出した方に、僕らのことを認めていただけ、お褒めの言葉をいただけて、本当にありがたいです。また、何か山本さんの作品などでお仕事をいただける日が来たら、また褒めてもらいたいと思いました。 MC山本先生からは、永野さんと高橋さんが演じられた映画のポスターと同じ構図で描いたイラストも届いています。先生が、お二人が演じているシーンを見て描いてくださったそうです。 ■スクリーンにイラストが投影されました。©山本崇一朗/小学館永野さん(イラストに惚れ惚れとしながら)うわあ…すごい。ほしい…。 高橋さんほしいですよね。 永野さんダメだよ。だって、どちらかになっちゃうもん。イラストは一枚しかないから、(高橋さんを指しながらいたずらっぽい笑顔で)コピーね。 (会場:笑) 高橋さんじゃあ、半分で。西片が描かれている右側の半分で。(会場:笑) 永野さん(高橋さんを指しながら)西片? (自分を指しながら)高木さん?高橋さん逆でも良いですね。 永野さん逆も良いよね! MC勝手に半分にしないでください。(会場:笑) 永野さん本当ですよね。失礼、失礼。でも本当にすごい!この撮影をしていた時の記憶が、今すごくよみがえってきました。なんだか(西片と高木さんが)飛び出しているように見えない? 立体的に見えるよね? 高橋さん確かに! 永野さん(イラストに描かれた)西片の膝とか…、文哉くんがあぐらを組んでいたあの膝じゃんって思う。 高橋さん自分に見えてきてしまいますね。僕らが役に入りながら、何気なくいろいろなポーズを取っていく中で、このポーズに決まったんですが、それに対して山本先生が絵を描いてくださったのは、原作と映画の世界をまたげたような気がして、すごくうれしいです。ありがとうございます。(会場:拍手) MC今日は、本作における最後のイベントになります。これまで長きにわたり、主演として作品を引っ張り続けてきた永野さんに、高橋さんから花束の贈呈があります。 永野さん(いつの間にか高橋さんが花束を手にしていたことから)ええ、いつの間に!? マジックじゃん!高橋さん今、ポケットから作ったんです。 永野さんまたまたぁ! これ、あのブーケの花!? 高橋さんそうなんですよ。(劇中の)プールの時のブーケと同じなんですよ。 永野さん再現だ! すごい! MCそのブーケは再現したものです。 永野さん&高橋さんすごーい。 永野さん (うれしさから待ちきれずにソワソワして)早くちょうだい! (会場:笑) MCでは、高橋さんから永野さんにメッセージと共に、花束を贈っていただきます。 永野さん良い言葉をね(笑)。 高橋さんやめてください(笑)。(会場:笑) 永野さん(高橋さんをからかうように)今日で最後なんだから。 高橋さんこの機会をいただいた時に、何を話そうかなとすごく考えました。撮影があって、公開を迎えて、公開してからは、ほぼ毎週のようにお会いしていました。撮影の時に、たくさん引っ張っていただいた感覚がよみがえってきました。番宣で久々にお会いした時に永野さんの笑顔を見て、高木さんを思い出しました。撮っていた頃の記憶や、楽しかった記憶とか、たくさんのことがフラッシュバックしました。僕が本当に感謝しているのは、撮影の時に、距離を詰めようと頑張ってくれていたことです。僕にはそのように感じていました。永野さんの一歩から、全てのきっかけをいただいていました。今振り返ると、「甘えすぎていたな」とは思うんですが、甘えさせてくれる器の大きさと、信じたいと思える背中を持っている永野さんの主演作で、西片と高木さんという関係で一緒にお仕事ができて、本当に良かったと思います。また一緒にできるように頑張りたいと、心から思わせてもらえました。また会える日を楽しみに頑張りたいと思います。永野さんありがとう。 高橋さんお疲れ様でした。(花束を渡す)永野さん(花束を受け取り)わーい! ありがとう! (会場:拍手) うれしいです。文哉くんから、こんなにちゃんとまっすぐに言葉を言ってもらったのは初めてなので…。 高橋さん(笑)。 永野さんいつも二人でずっとふざけているので、すごくうれしかったです。本作の撮影現場では、文哉くんと過ごす時間が多かったですが、文哉くんの役に対しての思いや、現場にいる姿を見ているうちに、自分の中の葛藤など、いろいろなことを徐々に私に見せてくれるようになりました。年齢は一つしか変わらないんですが、その姿を「守りたい」と思うような、ちょっとお姉さん心も私にはありました。文哉くんは、「私に引っ張ってもらった」と言っていましたが、「彼が楽しんで一緒にお芝居をしてくれたら良いな」と思わせてくれるような人だったので、私は文哉くんに引っ張ってもらうところがすごく多かったです。私も感謝しています。 また一緒にお仕事ができますように。ありがとうございました。高橋さんありがとうございます。(会場:拍手) こんなに目を見て、ゆっくりと話すことはなかったですもんね。 MC最後に永野さんからご挨拶をお願いいたします。 永野さん映画『からかい上手の高木さん』という作品を、文哉くんと他のキャスト・スタッフの皆さんと一緒に作れたことをうれしく思っています。あとは、劇場で皆さんにこの二人の片想い、面白いほどに愛おしい愛情表現のやり取りを楽しんでいただくのみだと思っています。また同時に、皆さんがどんどんお友だちやご家族にぜひ広めて、本作を勧めてくれたらうれしく思います。本当に、今日のこの舞台挨拶で最後になってしまうので、ちょっと寂しいんですが、まだまだ本作は皆さんの手によって繋がっていくものだと思っています。ぜひ最後まで楽しんでいただけたらうれしいです。本当にありがとうございました。(会場:拍手)
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9月25日(日)「TOHO animation 10周年 大感謝祭」をYouTubeで配信!anime9月25日(日)に、TOHO animation 10周年プロジェクトの一環として、アニメファン・視聴者の皆さまへの感謝を込めて、大型配信番組「TOHO animation 10周年 大感謝祭」をYouTube TOHO animationチャンネルで無料生配信します。 当日は長時間にわたり、歴代のアニメタイトルの振り返りや、今後展開を予定している新作アニメの展望など、過去から未来へと続くTOHO animationを、多彩なコーナーや番組でお届けします。 そして、配信のラストを飾る「フィナーレステージ」には、TOHO animationのアニメに携わる声優陣が生で登場。TOHO animationの新作アニメを紹介しながら、声優陣のトークをお届けします。尚、フィナーレステージの観覧に、一般のアニメファン・視聴者の皆さまを抽選で観覧にご招待します(応募〆切は9月4日(日)23:59まで)。 9月25日(日)は「TOHO animation 10周年大感謝祭」でぜひお楽しみください! 【配信番組概要】 「TOHO animation 10周年 大感謝祭」 配信日 : 2022年9月25日(日)10:30~20:30 ※予定 配信元 :TOHO animation 公式 YouTube チャンネル ■「TOHO animation 10周年 大感謝祭 フィナーレステージ」 配信日時:2022年9月25日(日)18:00~※予定 出演:「弱虫ペダル LIMIT BREAK」 山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、代永翼、内田雄馬 「僕のヒーローアカデミア」 山下大輝、内山昂輝 「呪術廻戦」 榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美 司会進行:田口尚平、黒沢ともよ ●「フィナーレステージ」ご観覧にファン・視聴者の皆さまを抽選で無料ご招待! 観覧応募期間:2022年8月23日(火)~9月4日(日)23:59 応募:専用応募フォームより https://eplus.jp/tohoanimation_10thanniv/ ※ご応募の際は、番組ホームページ(※テキストリンク https://tohoanimation.jp/10thanniversary/special/event5/)ならびに応募フォームに記載されている条件・注意事項を必ずご確認ください。
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映画「おそ松さん」未完成報告会映画「おそ松さん」未完成報告会赤塚不二夫の名作ギャグ漫画を原作にしたTVアニメ「おそ松さん」がまさかの実写映画化! アイドルグループSnow Manを主演に迎え、アクション、頭脳戦、ロマンスと何でもありの予測不可能で奇想天外のドリーム企画、映画「おそ松さん」が3月25日に公開になります。そして、その公開を目前に控えていますが、なんと本編はまだ制作中!? 3月9日、ザ・プリンスパークタワー東京にて、本編の完成に先立ち、本編が完成していないことをご報告する、異例の未完成報告会を開催! 主演のSnow Manの皆さんをはじめ、共演の髙橋ひかるさん、前川泰之さん、桜田ひよりさんが登壇しました。終始大爆笑の渦に包まれた、こちらのイベントの模様をレポートいたします。未完成報告会■プロデューサーからの手紙がMCにより代読されました。 【プロデューサーからの手紙】本日お集まりの皆様、いつも映画をおそ松さんを応援していただき、誠にありがとうございます。本来であれば、本日は、マスコミの皆さん、そしてファンの皆様をお呼びして世界初上映、ワールドプレミアを開催する予定でした。キャストの皆さんはそのつもりで今日格好つけて来ちゃっているはずです。ですが、公開を二週間後に控えた現在も、監督が完成に向けて絶賛編集中です。つまり映画がまだ完成しておりません。撮影後に映像を繋げてみたらすごく面白くて、どんどん欲が出てきてしまい気づいたらもうこんな時期でした。このままだと3月26日の初日に間に合わないです。そういうわけで、今日の会見はSnow Manの皆さん、髙橋さん、前川さん、桜田さんにお任せします。報道陣の皆さん、ぜひ熱いアピールよろしくお願いします。うまくやっておいてください。ごめーんね。では、会場の岩本さんにお返ししまーす。 岩本さんちょっと返さないでください(笑)! 映像をいろいろ編集してくれているのはありがたいですね。一番最後の「うまくやっておいて」っていうのは愛もありつつだったのかなと思いましたね。Snow Man/おそ松役向井康二さんSnow Man/カラ松役岩本照さんSnow Man/チョロ松役目黒蓮さんSnow Man/一松役深澤辰哉さんSnow Man/十四松役佐久間大介さんSnow Man/トド松役ラウールさんSnow Man/エンド役渡辺翔太さんSnow Man/クローズ役阿部亮平さんSnow Man/ピリオド役宮舘涼太さんトト子役髙橋ひかるさんイヤミ役前川泰之さんチビ太役桜田ひよりさん向井さん今日は時間をつくってくださり、ありがとうございます。最初にこの「おそ松さん」を作ると聞いた時、「アニメを実写化するの?僕らで大丈夫かな?」っていう不安があったんです。でも、「Snow Manだからできるんや」って自信もあり、ちょっと不安もありつつも撮影まで楽しみにしていましたね。今日は朝早かったんですが、朝起きて白湯を飲んで、最近ハマっていることが...。 佐久間さん康二、まだ終わらない? 向井さんいや、最近食パンをフライパンで焼いていた話が...、あ、いらない(笑)? よろしくお願いします。岩本さんこの作品、本読みの時に今までの人生で一番笑ったなってぐらい面白かったので、ファンとしても完成を楽しみにしています。目黒さんこの「おそ松さん」の、面白い雰囲気といいますか、そういうのは本当にメンバーと豪華なキャストの皆さんたちと一緒だったから出せたのかなと思います。早く皆さんに完成して観ていただける日を楽しみにしています。深澤さん緊張しています! この映画は間違いなく面白いです。撮影の合間もみんなで和気あいあいとしていたので、その雰囲気が本作でも伝わると思います。その楽しい雰囲気を皆さんにも観て感じ取っていただいきたいと思います。一緒に盛り上げていきましょう。佐久間さん(立ち上がり、舞台を降りて取材陣の席まで行こうとする) 向井さんどこまで行くねん! 普通にやって(笑)。 佐久間さん僕も一ファンで、大好きなアニメの「おそ松さん」の実写化ということで、すごく気合いが入っていますね。本当にすごく笑える作品で、笑いというのはいろんなものを飛ばして元気にしてくれる効果がありますので、この映画を観て、「ハッスルハッスル!ハッスルハッスル!」な感じになってくれたら良いなと思います。ラウールさん僕はすごいゲラなので、撮影中に一番大変だったのは、笑いを堪えなくちゃいけないことでした。それぐらい面白い作品だと思うので、みんなで公開を楽しみにしましょう。渡辺さんこの作品を通して、Snow Manのパフォーマンスや普段とのギャップをたくさん味わってもらえたら嬉しいなと思っております。皆さん公開までぜひよろしくお願いします。阿部さん「おそ松さん」を実写化するにあたってSnow Manに任せようと思っていただけたことを本当に光栄に思っております。全力で頑張らせていただきたいと思います。日本中を笑いの渦で巻きこむ自信があります。宮舘さん私自身もすごく楽しみですし、やはりこの「おそ松さん」には歴史もありますし、それを僕らが実写ということで、笑顔の絶えない映画にしたいなという思いで臨みました。そして撮影を終えてみるとやはり笑顔の記憶だったり、すごくキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんと一丸となれた記憶が鮮明に残っています。ぜひこの映画で、日本中、そして世界中を笑顔でハッピーにできたら良いなと思います。本日はよろしくお願いします。どうもありがとうございました。 向井さん終わらせたね! 宮舘さん"ピリオド"を打っていかないといけないので。 向井さんうまいこと言わんで良いから(笑)!髙橋さんファンの皆さんの期待が予想以上に高くて、「おそ松さん」を実写化するのは「すごくハードルが高いな、どうなのかな」と気になっていたんですが、「(Snow Man)皆さんに付いていったら大丈夫だ」と思っていました。現場に入るとその安心感の通り、皆さんが引っ張ってくださいました。皆さんとの最初のシーンがトト子が怒号を上げるシーンでした。トト子がかばんを振り回して、(Snow Manの)皆さんがへっぴり腰になっていたのでちょっとハラハラしました。でも、皆さんのおかげですごく素敵な作品のキャラクターに仕上がったんじゃないかなと思います。たくさんの方にファンになっていただきたいなと思います。前川さん(上着やズボンのポケットを探りながら)あれ? 出っ歯忘れた! あれがないとしゃべれないんですよ、僕。 向井さんしゃべれていますよね(笑)。 前川さんSnow Man主演の映画に出演できたということで、中学二年生の娘とその友だち界隈で、今パパの株が爆上がり中です。イヤミという役をいただいた時に、マネージャーから電話が来て「『おそ松さん』が映画化され、イヤミという役です」と言われ「僕?!」と思いました。でも、二つ返事で「やります!」と応えました。やっぱりそれだけ魅力的でしたし、「よくぞこの役で僕に声をかけてくれた」と、本当に感謝の気持ちが強かったです。今までの殻を破る仕事になったんじゃないかなって思いました。もしかしたら、破り過ぎてスクリーンで僕だって気づいてもらえないかもしれないです。このメンバーと他の共演者の方々と一緒に本当にくだらないことを超真剣に、皆さんに笑ってもらうためにやってきました。楽しみにしてください。桜田さん(チビ太の口調で)てやんでぇバーローちくしょーっ! 向井さん急に! 先に言っといてそういうのは! 桜田さん半分くらいの方が「こいつ誰?」って思っているかもしれないですが...。(チビ太の)坊主頭を作るのに2時間半かかって、撮影現場に誰よりも早く入って誰よりも遅く終わるっていうのを一~二カ月くらいやっていました。でも、それが苦だと感じないぐらい毎日楽しくて笑いが溢れていました。映画の方もすごく楽しんでいただけると思います。MC未完成なので、皆さん本編をご覧になっていないんですよね。ネタバレを気にしながらも、おすすめのシーンがあれば教えてください。 向井さんネタバレがダメ...難しいなあ。6つ子はクズでニートっていう感じで、ダメダメなエピソードなんですが...ズボンを下ろしたりとかしました。人がめっちゃ通る商店街の中でジーパンを下ろしまして、たぶん何人かには僕のお尻を見られましたね(笑)。すごく人がいて、やっぱり見られてしまうので、スタッフさんが布を張ってくれたんですね。「これで安心や」と思っていたのに、「なんか上から視線を感じるな」と思ったら、商店街のビルの上の方から、おばあちゃんがめちゃめちゃ見ていたんですよ。もう本当に体を張りました。おそ松ワールドを僕なりに表現したので、そういうのも見どころの一つかなって思います。 岩本さん僕は、宮舘さん演じるピリオドとのシーン、特にアクションシーンが多かったんです。 MCすごかったらしいですね。 岩本さんすご過ぎて、「なんか僕たちだけ違う映画を撮っているのかなあ」っていう気持ちになりました。なんかあの台本の、セリフじゃないト書きに五~六時間かかったんです。"もみ合う二人"に五~六時間って、すごい作品だなって...。 MC岩本さんはアクションなど、結構体を張られたんですよね? 岩本さん僕はおそ松と違った部分で体を張ったんですよね。ボクシングをしたり、橋からぶら下がったりとか、「僕がやってるって分かります?」って何回も確認しながらやったぐらいのところも何個かありました。「すべて僕がやらせてもらいました」というところだけお伝えしておきたいです。 佐久間さんジャニーズ一の肉体派だからね。 目黒さんチョロ松がホストになりきるシーンがあるんですが、実際のホストクラブに行きました。目の前に本物の高いお酒が何個も置いてあって、「これ割ったら終わるな」って思ってヒヤヒヤしながらやっていました。でもちょっと楽しめましたね。 深澤さんイヤミ役の前川さんとちょっと絡むシーンがあるんですが、ちょっと失礼なことをしてしまっているんです。そこにちょっと注目していただきたいなと思っております。 佐久間さん撮影した場所が文化遺産で、すごく良いところだったんですが、そこで大暴れしたんです。監督が「ここで暴れてほしい」って言ったんですが、その撮影が終わったぐらいに「これ、他の監督が見たらめっちゃ怒るかもしれない」って監督はヒヤヒヤしていました。でもやっぱり歴史ある場所でやらせてもらえたっていうのはすごく良い経験になったなと思いました。 ラウールさん取っ組み合いのシーンが結構多くて、CGで加工する部分も多かったです。光石研さんと取っ組み合うシーンでは、研さんが新聞を丸めて「これで俺の頭を叩け!」って言ってくださったんです。震えながら何回も叩きました。「遠慮するな」みたいな感じだったんで、「分かりました」と...メチャクチャ緊張しました。 渡辺さん深澤演じる一松のシーンを早く観たいなと思っています。一松ってすごく猫背で、目が細くてジト目なんです。深澤自身も猫背で目が細くてジト目って自分で言っていたので、一松の再現度が気になって、早く完成した一松を観たいなって思っています。 深澤さん僕はしっかりこのままでいかせてもらいました。姿勢が悪くて良かったって初めて思いました。猫背のおかげで一松の役をやらせてもらいました。目が開いているか開いていないか分からないぐらいで...。 向井さんだってさっきからずっと目つむっているもんね。 深澤さん開いているよ。 阿部さん6つ子が全員でケンカをするシーンがあるんです。例えば、漫画とかだとなんか煙の中でポカスカやっているじゃないですか。それを映画で再現しているのがすごいなって思いました。6つ子でケンカをしているシーンもあったし、トト子、イヤミとチビ太がポカスカしているところもあったんです。どっちも見どころなんですが、僕はどっちにも入れていないんですよ。参加したかったな、ポカスカ。 向井さん結構きつかったよ。筋肉痛になったもん。一番体力がないから、「ホンマにSnow Manか?」って結構いじられました。 深澤さん阿部ちゃんもやりたいなら後でやればいいよ、いつでも。 宮舘さん先ほどもお話があった通りなんですが、アクションシーンがやはり魅力なんじゃないかなと思いますね。一日がかりでアクションシーンを一から練習しました。僕自身、アクションってやったことがあんまりなかったんですね。なので、カメラのアングルであったりとか、どこから見えたら美しくなるんだろうとか、そういうことにも気をつけながら練習をたくさんしましたね。 MCこれだけ聞くと、一本の作品の中にいろんなジャンルの要素が含まれていますね。 髙橋さんピリオドを演じる舘様(宮舘さん)の動きがすごく独特で、初めてのシーンがすごかったんですよね。イヤミとチビ太の三人で出会うシーンだったんですが、こんなシーンは真似してもできないなって思いました。独特のセンスだったりとか、ビジョンが常に出来上がっていらっしゃるんだなって思いました。映画オリジナルキャラクターだったので、すごく難しいかなと思ったんですが...。 宮舘さんそうですね、一から作らさせていただきました。 前川さん個人的なことですが、気づかない方もいらっしゃるかもしれないですが、あのでかい出っ歯は実は入れ歯なんです。 向井さん分かりますよ(笑)! 前川さん撮影入る際に、出っ歯を着けつつ、まずきちんとしゃべれなきゃいけないっていうことで、練習用の出っ歯をいただいて持って帰ったんです。これが本当にしゃべりづらくて日々の生活がしづらいんです...。でも、こういう時期ですから、マスクするじゃないですか。そうするとマスクの中に歯を仕込んでも分からないんです。ちょうどその時、娘が自転車が欲しいって言うので、そのまま自転車を買いに行きました。自転車屋でマスクの中に出っ歯を仕込んだ状態で「ちょっと自転車を見せてもらえますか?」と言ったらちゃんと伝わったので、「これはいけるな」と。そんなイヤミのしゃべりのところに注目していただきたいと思います。また、無駄にセットがすごいところですかね。おそ松さんのワールドから飛び出て、スケール感がすごいところに行くので、その辺りも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております。 桜田さん細かいところなんですが、実はこの作品はすごく衣装にこだわっているんです。6つ子のパーカーの胸にバッチが着いているんですが、それぞれ色味とかにもこだわっていたり、トト子ちゃんのスカートもきっちり測ってちょうどぴったりにオリジナルで作ったりしています。そういう細かいところにもぜひ注目してもらいたいなと思います。 ■英勉監督から皆さんとお仕事をご一緒した感想が届きました。 【チビ太役 桜田さん】いつもこんな役ですみません。本当は超かわいいんです。でももう毛があると物足りない。 向井さん一本生えていたんやけどな。 桜田さん一回戻って剃ってきて良いですか(笑)? MCそれぐらい自然になっていたんだと思いますが、ご自分ではどうだったんですか? 桜田さん意外となんか見慣れてきて、後半はすごくナチュラルに休憩時間を過ごしていたなあって思います。逆に、私はただ着けているだけなので、皆さんの反応を見てちょっと楽しめた部分はありました。 向井さん絶妙な顔をするんですよね。「何考えてるんやろ?」ってなんか腹立つ顔なんですよね。でも今のこの状態じゃ面白くないですね。やっぱりあの髪の毛がない状態じゃないと。 MC皆さんもう物足りなくなっているんですね。 【イヤミ役 前川さん】本当はかなりのイケメンなんです。でも、もう歯がないと物足りない。 前川さん同じコメントじゃないですか。でもこれから新たにドラマや映画の作品で衣装合わせとかに行くときはちゃんと出っ歯を持って行きます。(会場:笑) 【トト子役 髙橋さん】とても可愛いんです。あと、結構ざっくりしているんです。 髙橋さんざっくりしている...何のことでしょうか? 深澤さんトボケている...(笑)。 MC身に覚えないですか? 周りから見てもざっくりしている感じなんですか? 深澤さん我々から見てもなんかざっくりしてるっていうか、さっぱりしている...サバサバしている印象はありますよね。 髙橋さん身に覚えがございません。監督と話し合いたいと思います。 【ピリオド役 宮舘さん】肝が据わっている人だなと思います。誰がいても何があっても舘さん。 宮舘さん心に染みますねえ。オリジナルキャラクターということで、監督ともすごく打ち合わせをしてコミュニケーションをとることによって、作品を良いものにしようという意思が伝わったのかなと思いました。監督も朝僕たちがメイクをしている時に、毎回毎回来てくださったんです。すごくコミュニケーションをとってくださったので、そこからこのおそ松さんの映画の雰囲気というものも生まれていたんだと思います。監督には感謝でございます。 【クローズ役 阿部さん】優等生っぽいんだけど、実は楽しんでいる?! また、関西弁をちゃんとやる気はなかったです。 阿部さんそうですね。台本を開いた時に関西弁のセリフが結構あったので、最初は関西弁をちゃんと練習しておこうと思ったんです。康二にセリフをボイスメモで送ってもらって、それを何度も聴いて練習したりしていたんです。その練習の途中で本読みがあって、その段階で監督と「エセ関西弁で言ったほうが面白くない?」って...。そのほうが"物語を終わらせ師"としてのうさん臭さみたいなものが出るしと。なので、監督公認です。 深澤さんじゃあ、監督が間違っているんだね。監督、ちゃんと笑いを作ってあるんだね。 【エンド役 渡辺さん】「指示通りやります」と言っていたんですが、ふざけていました。ひょっとしてふざけていないかもしれない? お芝居を好きになってほしいです。 渡辺さん監督と最初お話しする機会があった時に、僕の気持ちを素直に伝えようと思って、「僕、お芝居が苦手であんまり好きじゃないんですよ」で素直に言っちゃったんですよね。監督はビックリされていたんですが、僕はいろいろ監督に委ねたんです。そして監督とコミュニケーションをとっていたら、だんだんお芝居が楽しくなってきて、それが故に言うことを聞かなくなってきたのかもしれません。でも、本当に監督のおかげで、こういうコメディ作品とかだったらまたチャレンジしてみたいなという気持ちにはなりました。お芝居が好きになりました。 【トド松役 ラウールさん】めっちゃ勘が良い! すぐ笑うコドモ。 ラウールさん本当に結構大変な三日間があって、その最後が一番面白かったんです。申し訳なかったんですが、僕が笑ってしまって「ストップストップ!」みたいに何回もなっちゃったんですよ。すごく反省しました。 向井さんラウール、結構我慢していましたよ。 佐久間さんその我慢しているっていう状況にも笑えてきちゃうんですよね(笑)。 MCそういう時にわざと笑わせてくるような人はいなかったんですか? ラウールさん渡辺くんが...もう悪い人なんですよ。渡辺くんが映っていない側で、僕たちが映っている側にいる時に、すごくやってくるんですよ...何をやってきたかは言えないんですが...。 渡辺さんその時に時間がちょっと押していたんです。現場の空気もいつもよりなんかピリッとしていたんですが、そんな時にラウールを笑わせたら(ラウールさんが)怒られないかな、と...。ちょっと意地悪しちゃいました。 ラウールさんむしろ怒られたほうが楽ですが、冷たい視線っていう一番きついのを喰らいました。 【十四松役 佐久間さん】パッと雰囲気を作ってくれる感じがいい。でもピリッとしている時のほうが僕は好きです。 佐久間さんピリッとしていたシーンってなかったような...。 向井さんピリッというか、真面目になっている? 佐久間さんそういうところを見てくれているんですね、監督は。ありがたいですね。何でも楽しんでやりたいなと思っているんで、そういう空気を感じていただけていたなら嬉しいなと思います。 【一松役 深澤さん】なんか適当な親戚と話している感じ。でも実はしっかりやっていた。 ラウールさんめっちゃわかる(笑)! 深澤さん僕、自分ではあまりその自覚がないんですが、周りがそう言うのであれば、そうなのかもしれないです。 佐久間さんその辺にいそうな、話しかけやすい感じ。フレンドリーってことですね(笑)。こちらが聞いたらちゃんと返してくれるんですが、それ以外は適当なことを返してくるんですよ。 深澤さん親しみやすいということですよね。ありがとうございます。 【チョロ松役 目黒さん】変わった時にウケている。ちょっと遅れてウケる。ちょっと考えてから返事をするリズムがイカしている。 目黒さん確かに、人に言われたことを一回自分の頭の中で整理してから返事しているので、たぶんその間がどうしても生まれちゃうんですよね。遅れてウケるのも、そのボケの理解を(自分の頭の中で)一回置いているんですね。 佐久間さんそれはSnow Manでの活動の時にもあるので、自然なことですね。 【カラ松役 岩本さん】一歩引いて見ている感じがカッコいい。自分がやるときは楽しそうで可愛い。 岩本さん一歩引いている感じってあります? 深澤さんクールというか...。 佐久間さん全体を見ている感じ。 岩本さん自分では意識してはやっていないです。でも、現場は楽しかったですね。監督が笑ってくださるんですよね。監督の笑い声が聞こえてきて、その声でカットにならないかなっていうシーンは結構多かったです。監督の心の広さのおかげというか、和やかな現場で本当に良いチームワークで時間を過ごさせてもらいました。監督には感謝しかないです。 【おそ松役 向井さん】「(他人が)これくらいやっていたよ」って言うと、焦ってキョドる。撮影が終わった後に「ああ、すれば...」って思いつく。 向井さん「みんな結構やっているんやなあ」ていうのを後から聞くと、「もうちょいやっても良かったな」と思うんですよね。 目黒さんめっちゃ分かるエピソードがあるんです。撮影中に元気ないなあと思っていたんですよ。たぶんうまくいっていなくて悩んでいるんだろうなと。そのシーンは室内で撮っていたんですが、終わった後に僕が外に出たら(向井さんが)一人で星空を見上げていたんですよね(笑)。これ、完全にさっきのやつが原因だなあって思って、後ろから「どうしたんだよ?」って声をかけたら(向井さんが)「ホンマごめん!」って。 阿部さん星はガチだな(笑)。 佐久間さん天を仰いじゃっているからね(笑)。 向井さんいや、あの時の星はきれいでしたね。ちょっとにじんで、なんかたくさん見えましたね。そんな感じで、一生懸命やりながら楽しみながらできる現場でしたね。 ■Q&A Q今回のトークでは、歯とか髪の話がいろいろ出てきましたが、6つ子の皆さんは髪型を含めたビジュアルに関してはどう思っていらっしゃいますか? 佐久間さん六人がまとまっているビジュアルを見た時に、「すごく可愛らしいな」って自分たちですら思えるぐらいでした。キャラクター感が強くて、素敵だなと思いましたね。一人一人の頭の形に合うように、カツラの生え際などを作ってくださって、すごくこだわり抜いたカツラだったので相性が良くて、愛着が湧きました。 深澤さんカツラの頭(頂部)にちょこっと髪の毛があるんですが、それについても、一人一人本数が違うんです。いろいろすごくこだわってくださっていたので、そういうのもあったおかげで僕たちもすっと作品の世界に入れました。 向井さん僕はほぼ地毛でしたね。カツラを着けているか着けているか分からなかったです。最初、おそ松さんのカツラの一覧写真がありましたが、その中に僕の写真が普通にありましたね。僕のこの髪型が良いっていうことですね。おそ松ヘアのモデルですね。 佐久間さん(向井さんの髪型は)確かにマッシュルームだもんね(笑)。 ■最後に皆さんへのメッセージが送られました。 岩本さん本日は短い時間ではありましたが、ありがとうございました。この
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「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」アフレコイベント「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」アフレコイベントアニメ「クレヨンしんちゃん」劇場版の記念すべき30作目となる「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」の公開を前に3月15日、都内スタジオで公開アフレコイベントを開催! しんのすけに加え、ゲスト声優を務めた川栄李奈さん、ハライチの岩井勇気さん、澤部佑さんが出席し、しんのすけとのトーク&アフレコを披露しました。ハライチの二人は映画の中で見せる新ネタについて「過去最高傑作!」と自信満々。さらに、しんのすけは川栄さんが出演中の朝ドラの名台詞まで披露...!? こちらのイベントの模様をレポートいたします!アフレコイベント■「日々鍛錬」と書かれたふんどしをつけて忍者衣装のしんのすけが登場!しんのすけニンニン! ニンニン! こ~んば~んは~!(ビミョーな場内の空気に)うーん、この感じ、たまらん! MC時間的には「こんにちは」ですね。 しんのすけいやぁ、それほどでも~! どもども! オラは誰の子? 忍者の子? 30年目にしてオラの誕生の真実が明かされちゃう!? 拙者の最新作「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」のアフレコイベントにご足労いただき、まことに...まことにありがとござま~す! 早速だけど、今回のゲストを紹介しちゃうゾ! まずはオラの「本当の母ちゃん」を名乗るニンプーな"くの一"屁祖隠ちよめ役の川栄李奈おねいさん! それに、夏祭りの会場で漫才を披露する本人役のハライチのお二人にも来てもらったゾ! ■しんのすけが手を取って川栄さんをエスコート。しんのすけそれじゃあ自己紹介をお願いしますゾ! まずは...かわえ~♥、かわえ~♥、りなかわえぇ~♥! 川栄李奈おねいさん!屁祖隠ちよめ役川栄李奈さん本人役岩井勇気さん本人役澤部佑さん川栄さんこうしてしんちゃんの30作目という記念すべき作品に出演できてすごく嬉しいです、今日はよろしくお願いします! しんのすけヒュー! りなかわえぇーーーー!続いて、オラと同じ埼玉生まれ、埼玉育ちのハライチのお二人。まずは猫ちゃん大好き岩井さん、よろしくニャーン!岩井さんありがとニャーン。アニメ、本当に好きなのでアニメの世界で漫才させてもらえるのが嬉しいです。今日はよろしくお願いします。 しんのすけ続いては、オラに憧れて同じ髪型の澤部っち!澤部さんそんなことひと言も言ったことない(笑)!ですけど、よろしくお願いします。こういうこと言うとアレなんですけど、いままでで一番嬉しい仕事なんですね。一番気合いが入っているというか、そんなこと言うと、他の現場に行けなくなってしまいますけど(苦笑)、本当にそうなんです。だから二人で頑張って務めさせていただきました。よろしくお願いいたします。しんのすけ皆さん、ステキなご挨拶、ありがとござま~す! スチール(撮影)の皆さんは、ここからはフラッシュはご遠慮ください~! 澤部さんメチャクチャしっかり進行するね、しんちゃん。 岩井さん慣れているからね。 しんのすけコロコロ転がすゾ! 岩井さんもう30回やってきてるからね。 しんのすけオラ5歳児だけどね~。 岩井さんそうね、ずっと5歳児でね。 しんのすけではでは、李奈おねいさん! 小っちゃい頃からオラのことが好きだったってホント? 川栄さんそうなんです。しんちゃんのアニメをずっと見ていて、小学校四年生くらいの時に、ひまわりの人形を「自分の妹だ」って周りの友だちに嘘をつき続けていました(笑)。それくらいひまわりが大好きで...しんちゃんも好きなんだけど(笑)。しんのすけついで? オラのことはついで? 川栄さんひまわりが本当にかわいらしくて...。 しんのすけ忍法...自暴自棄! 澤部さんしんちゃん、それ忍法じゃないから(笑)! 川栄さんしんちゃんも大好き! しんのすけオラの人形もあるゾ。 川栄さんありがとう! それくらい大好きです。 しんのすけ今回、李奈おねいさんには、オラの本当の母ちゃんを名乗る"くの一"を演じてもらうんだけど、意気込みとか聞かせてもらえる? 川栄さんそうですね。ちよめちゃんはお母さんでありながら、妊婦の"くの一"なんです。芯が強い一方でかわいらしさもあるので、そこらへんも大事に演じられたらと思います。 しんのすけ素敵だよね、ちよめちゃん! かっこいい忍者アクションも期待してるゾ! 川栄さんはい! がんばります。 しんのすけそんでそんで! 続いてハライチのお二人! ■しんのすけ、ハライチの二人の元へ。 澤部さん来た来た! 来てくれるんだ、しんちゃん? しんのすけお二人は漫才を披露してくれるみたいだけど、もしかして新ネタ披露してくれるの? 岩井さんそうなんだよ、しんちゃん。新しくこれのために漫才を作って...。自分でもびっくりしたんだけど、過去一番面白いのができたんじゃないかって。澤部さんこれで? 映画で? 岩井さんこれ以上はないんじゃないかって。 澤部さん賞レースで出したかったんですけど...。 岩井さん去年できていたらね、M-1に持って行けていたんだけど。 しんのすけオラの映画でしか見られないなんてたまりませんな! ありがとござます~! 澤部さん映画で新ネタ披露するんだから。 しんのすけ贅沢だよね~? 爆笑をかっさらうんだよね~? 澤部さんあんまり言うとハードルが上がるけど...(笑)。 しんのすけ(取材カメラに向かって)期待しててねー! 岩井さん夏祭りで披露するんだよね? 夏祭りって芸人にとって一番ウケにくいところだからね。 澤部さんお客さんはお酒が入っていたりしていてね。難しい場だけどね。 しんのすけそんな中で爆笑をかっさらっていくんでしょ? 澤部さんそれを目指してやりますよ! しんのすけそれはそれとして、ハライチのお二人って、オラと同じ埼玉出身みたいだけど、オラのことどう思ってた? 澤部さんそりゃ、埼玉のスーパースターですからね。そりゃ追いつけ追い越せの気持ちでやっていましたよ!しんのすけどんな感じで? 澤部さん「どんな感じで?」って具体的には難しいけど(苦笑)。 しんのすけまずは同じ髪型にするところから始めたの? 澤部さんいや、髪型も...そうね、気づいたら坊主にしていたから...どこかで潜在的に参考にしたところはあるかもね。 岩井さんあるかもねー。 しんのすけやっぱりね。 澤部さんあとはやっぱり、しんちゃんの間のとり方とかね。勉強しているよ! しんのすけプロの方にそう言われると照れますな~! アハ~。 岩井さん先日もR-1グランプリがありましたが、ピン芸人として一番のギャガ―じゃないですかね? しんのすけ持ちネタいっぱいあるゾ! 澤部さんYes!アキトよりあるんじゃない? ■しんのすけ、Yes!アキトのネタ、ダブルパチンコの動きを披露! 澤部さんダブルパチンコをやっている(笑)! 岩井さんすごいな(笑)。 しんのすけまあまあ、これくらいにしてアフレコ始めますか! 皆さん、忍法「分シリの術」なお芝居でひとつよろしくお願いします! ブリブリ~、ブリブリ~!(ケツだけ星人を披露) 澤部さん(報道陣に)よく笑わずにいられますね、あなたたちは(笑)。 ■川栄さん、ハライチさんが順番にアフレコを披露!■澤部さん、いきなり最初のセリフで噛んでしまい「すみません、もう一回お願いします(苦笑)!」とお願い。 岩井さんおい! 澤部さん難しいですね(笑)。緊張がすごい! 川栄李奈、すごいな。 ■川栄さんはそんなハライチの二人を見て大笑い。 岩井さんメチャクチャ笑われている(苦笑)。 澤部さん(そういうの)よくないよ! 崩壊しちゃうから、メンタルが! ■ハライチの二人も無事にアフレコを披露!澤部さんできたよ! しんちゃん! しんのすけさすがだゾ! 岩井さんでもなんかもう「失敗のアフレコ」になっているよ...。 澤部さん空気がね...(苦笑)。 音響監督素晴らしかったんですが、もう一度録らせてください。 澤部さんどこがダメでしたか(笑)? 音響監督良かったんですが、もう少し肩の力を抜いて自由な感じでのびのびと、カメラの向こうの全国の皆さんを笑わせるくらいのつもりでお願いします! 岩井さんどうやら硬かったみたいだな(笑)。 澤部さんそうですね(笑)。 ■ハライチのお二人、二回目は見事なアフレコを披露!MCではしんちゃんから、みんなのアフレコはどうだった? しんのすけいやぁ、皆さんさすがですな。オラ、感動しちゃったゾ。メチャクチャ笑ったし! ねぇねぇ、みんな、アフレコしてみてどうだった? 川栄さん映像を見ながら声を当てるのに、しんちゃんが面白過ぎて...つい見ちゃって視聴者になっちゃいました。全然集中できなくて...(苦笑)。 澤部さん失敗ということで良いですか? 岩井さん集中できなかった...? 川栄さんアフレコをした時、この作品がすごく面白くて見入っちゃった! しんのすけオラのことがより好きになっちゃったということで。 川栄さんそ...いや(苦笑)。 澤部さん「そう」とは言っていないみたいよ、しんちゃん(笑)。 しんのすけハライチのお二人はどうだった? 澤部さん本人役なので不思議な感じですよね? 岩井さんたしかに。自分を演じるというね。 澤部さん似ているのよ、すごく(アニメの)絵が。だから気持ち悪くてね。自分でやりながら不思議な、ね? 岩井さん不思議でしたよ。アニメーターの久野さんが僕はすごく好きで、今回その方も携わっているので、すごくテンション上がりました。 澤部さんそこに興奮しながらアフレコやっていたのね(笑)。しんのすけ李奈おねいさんは、たくさんの映画に参加してきたけど、今回のオラの映画どうだった? 川栄さん面白いし、感動するし、ほっこりするし、この一つの作品にいろんな思い出とか物語がギュッと詰まった感じがして本当に楽しかったです。 しんのすけさすがの声優っぷりだったゾ! 実はオラ、朝ドラも毎日見てるけど、忍者の感じとか、時代劇好きのひなたちゃん(NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で川栄さんの演じる大月ひなた)の役作りが役立っていたりするの? 川栄さんえ...? あんまり...。 澤部さんないの(笑)? 岩井さん多少あんじゃない? 澤部さんあってよ! 川栄さんあった。あった(笑)! 忍者、時代劇好きなところとか...(笑)? (しんちゃんを見て)今日のしんちゃんのふんどしは「日々鍛錬」(「カムカムエヴリバディ」内で虚無蔵(松重豊)がひなたに言った言葉)って書いてくれたんだよね? しんのすけかあちゃんが夜なべして作ってくれたんだぞゾ! 川栄さんありがとう(笑)。 岩井さんみさえが? しんのすけ「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ"尻振り"に備えよ!」(本当は「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」)あれ良かったよね~。 岩井さん朝ドラだ(笑)。 しんのすけ続いてハライチさん! もうね、ハライチさんにしか見えない最高の役作りだったゾ! 澤部さん本人役だからね(笑)。 岩井さんそりゃそうでしょ! しんのすけところで澤部さん、本当に忍法が使えるってうわさを聞いたんだけど...。見せてもらえる? 澤部さん良いのかな、やって...。これね、僕もしんどいんで(笑)。 岩井さん澤部さん、今から口から白い煙を吐きますから。 澤部さん今そんなに寒くないから「はぁー」ってやっても白くなりませんよね? 岩井さんお願いします! ■澤部さんが息を吐くと、白い煙のようなものが! 澤部さん撮っていますか? 撮れていても別に使わないと思いますが(笑)。今、魂が出ていますから! 岩井さん澤部さんは無から煙を出すことができるんで。 しんのすけとくに役に立たない忍法だけど、すごいゾ! 岩井さんこれ、身体に悪そうだよな(笑)。 澤部さん魂削ってやっているからね(苦笑)。盛り上がらなかったですね...。 しんのすけ近くで見たらすごかったゾ! ということは、ひょっとして岩井さんも忍者? 岩井さん実は僕は忍者なんだよね。過去のバラエティに出た時とか確認してもらうと分かるんですが、登場する時のポーズ、だいたい僕は手裏剣を投げているんですよ。 澤部さんネタ番組とかで「続いてはハライチ!」って映像の時、岩井は毎回手裏剣をね。 岩井さん調子が良い時はたまにまきびしを投げていますね。 澤部さん走る時もね? 岩井さんロケとかで走る時もだいたい(忍者の走るポーズで)こうやって走っているんですよ! 澤部さん忍者だから。 しんのすけほほ~、忍者だったんですなぁ...。 澤部さん普通に嘘つくなよ! こういうところで。 岩井さん澤部さん! 本当にやっていますから(笑)。 しんのすけ忍者なの? 岩井さん忍者ですから。実家は里ですからね。 澤部さん普通のマンションだった気が...(苦笑)。 しんのすけ埼玉じゃなかったの? 埼玉の里? 岩井さん原市ってところの団地ですが、里なのよあそこは。5階に住んでいたんだけれど、降りる時はだいたい布を使ってフワフワ降りていたし。 澤部さんしんちゃん、嘘だよ(笑)。 岩井さん嘘じゃないよ、しんちゃん。 しんのすけオラ大人が信じられないので、春日部の里に帰るゾ...。そろそろ宴もたけなわみたいなんで、みんなから、映画の魅力を伝えてほしいゾ! まずは李奈おねいさんから。 川栄さんしんちゃんの今回の映画は家族愛、友達との絆だったり、本当に心温まる映画になっています。ゴールデンウィークに公開なので、家族の皆さんと観に行ったり、友達と観に行ったり、この映画をたくさんの方々に観ていただけたらと思います。 しんのすけうふぅぅぅぅ! かわえ~、かわえ~、りなかわえ~! 澤部さんそれ良いよね(笑)。 しんのすけでは続いてハライチのお二人さん、お願いします! 澤部さん私も今から家族で映画館に行くのが楽しみです。当たり前ですが「しんちゃん」はずっと面白いんですが、今作では家族の絆を感じさせてくれる熱い物語がつまっています。そんな中で、我々もちょろっと漫才をさせてもらって、それに対してマサオくんが辛辣な一言を投げかけたりするので、そこもぜひチェックしてもらいたいです。 岩井さん僕は、みさえの先輩ママとしての頼もしさみたいなものを今回見られて感動しました。あとは、ハライチの新ネタが過去最高傑作となっていますので、ぜひそちらを見に来てくれたらと思います。 しんのすけありがとござました~。楽しかったゾ! (報道陣に)今日はお勤めごくろうさまだゾ! オラの映画「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」は4月22日に公開するゾ。 30年目にして明かされる真実! オラ、とーちゃんとかーちゃんの子じゃなかったの...!?そしてそして、爆笑の野原一家直伝の忍法もたくさんお見せしちゃうゾ! まずはじめに~...今日は忍法・「シャッターチャンス!」(※しんちゃん、寝転ぶ!)。みんな撮って撮って~。(立ち上がって)ありがとございました!お集まりのマスコミのおにいさん、おねいさんたち! この映画が大ヒットできるように、そして全国のお友だちに笑顔が届けられるように、宣伝の記事、たくさんたくさん書いてくれたら嬉しいゾ! よろちくび~! じゃ、そういうことで~!
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映画「 おそ松さん」公開記念舞台挨拶「映画 おそ松さん」公開記念舞台挨拶赤塚不二夫の名作ギャグマンガ「おそ松くん」を原作に、大人になった六つ子たちを描き、人気を博したTVアニメ「おそ松さん」が映画「おそ松さん」としてまさかの実写化! 3月26日に東京・六本木のTOHOシネマズにて公開記念舞台挨拶が行われ、主演を務めたSnow Manの岩本照さん、深澤辰哉さん、ラウールさん、渡辺翔太さん、向井康二さん、阿部亮平さん、目黒蓮さん、宮舘涼太さん、佐久間大介さんの9名と髙橋ひかるさん、前川泰之さん、桜田ひよりさん、英勉監督が登壇! サプライズで宮舘さんの29歳の誕生日のお祝いも行なわれるなど、大きな盛り上がりを見せました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!公開記念舞台挨拶Snow Man/おそ松役向井康二さんSnow Man/カラ松役岩本照さんSnow Man/チョロ松役目黒蓮さんSnow Man/一松役深澤辰哉さんSnow Man/十四松役佐久間大介さんSnow Man/トド松さんラウールさんSnow Man/エンド役渡辺翔太さんSnow Man/クローズ役阿部亮平さんSnow Man/ピリオド役宮舘涼太さんトト子役髙橋ひかるさんイヤミ役前川泰之さんチビ太役桜田ひよりさん英勉監督向井さんうちのお母さんが、映画館に観に行きました! 映画館の行列がすごかったらしいです、普通は、映画館の中で並ぶでしょ? 外まで出ちゃっていたらしいです! お母さんも喜んでいました。 深澤さん長くない? もうちょっとコンパクトに...。 MCいや、ぜひお母さんの感想をお聞きしたいです。 向井さん感想は、「本当に終わってから笑顔になれる映画でした」ということでしたね。いろんな人に観てほしいなという思いでいっぱいでございます。よろしくお願いします。岩本さん皆さん、こんにちは。朝早くからありがとうございます。「未完成報告会」もあったので「本当に間に合うのかな?」という思いもありましたが、最後まで愛を込めて作ってくださった監督とこうやって一緒に登壇できて嬉しいなと思います。目黒さんまずは昨日、初日を迎えられてすごくホッとしています。この映画は皆さんにたくさん笑っていただき、笑顔になっていただくというのが一番だと思います。そんな映画になっていたら良いなと思います。深澤さん本当に今日は朝早くからありがとうございます。深澤は今日、朝が早くて、しかもうつぶせだったために顔がちょっとむくんでおります(苦笑)。 登壇者の皆さんいよっ! 佐久間さん顔面低クオリティ! 深澤さんいや、違うよ、通常営業だよ(笑)。でも本当に楽しい作品で、僕たちも観させてもらって、笑いをこらえるのに必死過ぎるくらい楽しい作品です。いろんな人たちに観ていただいて笑顔になってもらえたらと思いますので今日はよろしくお願いいたします!佐久間さん観させてもらって、あっという間にいろんな話が進んでいくすごく面白い映画だなと思いました。ぜひこれを観てもらって映画界を、そして全世界を「ハッスル!ハッスル!マッスル!マッスル!」にしていきたいですね。ラウールさんおはようございます。(客席に)あ、はい、ありがとうございます。(と、拍手を促す) ■客席から拍手。 佐久間さん自ら誘導(笑)。 ラウールさんちょうどこの前、僕たちも本編を観て、たくさん笑いました。それに元気をもらえる作品だなと感じたんですよ。なので、皆さんも「元気なくなってきたな」と思ったら「おそ松さん」で補充して元気な春にしてください。渡辺さん僕も本作を観させてもらって、「自分がどうなってるかな?」 と思ったんですが、結構、面白くて...。それは監督が手取り足取りいろいろ撮影前に「こうしたら良いんじゃない」「ああしたら良いんじゃない」と教えてくださったおかげだと思います。皆さん、何度も観てください。阿部亮平さん(Snow Man/クローズ役)岩本も申しておりましたが「未完成報告会見」を経ての公開ということで...報告です! 間に合いました! 監督、本当に編集お疲れさまでした。とても映画は盛り上がっていると聞きました。僕は「終わらせ師」なんですが、この盛り上がりは終わらないでほしいなと思います。 登壇者の皆さんおぉっ! 佐久間さん二週間くらい前から(コメントは)考えていたんじゃないの(笑)? 向井さん(報道陣に向かって)ここは使わないでくださいね(笑)。宮舘さんみなさん、ごきげんよう。 佐久間さん一人だけ違う会見やっているみたいだな(笑)。 宮舘さんそうですね、この作品は数多くのスタッフ、キャストの方が愛情を込めて作り上げました。映画は昨日から公開されましたが、「ブラザー、パーティタイムの始まりだよね?」 ぜひ、皆さんこれから「おそ松さん」を育てて、愛のある輪を広げてください。 佐久間さんシリアスな映画の会見かな(笑)。ホラー映画?髙橋さんこの映画、完成したものを観させてもらったんですが、監督にはご迷惑をおかけしました。渡辺さんのせいなんですが(笑)。すごく楽しいシーンが凝縮されているので、皆さんにもたくさん笑顔になっていただければと思います。前川さん僕も今日の日をすごく楽しみにしていました。先週、僕も試写で観ましたが、本当に面白かったです。Snow Manの魅力が満載の映画が出来上がったんじゃないかと思います。ファンの皆さんには本当に喜んでもらえたんじゃないかと、Snow Manの一員として...(笑)。 佐久間さんSnow Manよりもスーツの紫がキレイですけれどね(笑)。 前川さん今日は、せっかくなので「イヤミの紫のスーツでいこうよ」って話をしたら、スタイリストさんがわざわざ探してくれました(笑)。桜田さんそうですね、私も先日、試写で観たんですが、久しぶりに試写室で笑うという自分が信じられませんでした。本当に楽しい映画になっていて、この映画に携わることができて、嬉しく思っています。英監督今日は来ていただいて、ありがとうございます。28日にアメリカでアカデミー賞が発表されます。ノミネートされるだけでもありがたいなと...。 向井さん他の映画ですか! 英監督動物が歌うヤツ? 深澤さんそれも違う! 英監督こんな人気者にツッコんでもらえるのも今日だけかと...。それだけで一生懸命作り切った甲斐がありました。もうしゃべらないので、スターをよろしくお願いします!MC皆さんも先日、本作を観たばかりということですが、感想、面白かったシーンなどをお聞きできればと思います。 向井さんいや、難しい質問ですよ、これ。 深澤さん会場の皆さんは本作をすでに観ているとはいえ、ネタバレもできないんでね。 向井さんこれ(質問)ムズない? 「好きなお菓子何?」て聞かれて答えるくらいムズイわ。 深澤さんうんうん、例えがちょっとヘタクソだな。 向井さんちょっとヘタクソだった? まぁ、何でしょうね? やっぱり、カラ松とピリオドとのシーンあるんですが、舘さんがカッコよくセリフを言うんですよね。二人が別れて「あぁ、このシーン終わるな」と思うんですが、終わらないんですね。 深澤さん予告編でも流れてたやつな。 向井さんそうそう。「何回、同じシーンをやるんや?」と一番笑いました。カラ松とピリオドのシーン、僕的にはオススメでしたね。 岩本さん後半はアドリブだよね。 深澤さんあの感じは、監督はカット掛けなかったんだろうなって。 佐久間さん監督が楽しんでたやつだ(笑)。 岩本さんテストの時はもっと短かったんだよ。監督に言わないで、舘さんと「こうやったら面白いんじゃないか?」とか話していてやっていたら、監督が乗ってしまって、全然「カット」が掛からない! 宮舘さん監督の笑い声が一番大きかったですね。 深澤さん監督が笑ってくれると「面白いのかも」って思えるからね。 向井さん逆に笑いがないと「イマイチなのかな?」と不安になるからね。 英監督本当に終わらないんですよ、二人。いつまでも、いつまでもやっている。どうせ切りゃ良いやと思って、気持ちよくやっていただいて...。もう何回も会わないし(笑)。 深澤さん会いましょうよ(笑)。 MC岩本さんは? 岩本さん僕は、フッカとラウールのシーンが良かったかな? 空気感が違う感じ? 完全に世界に入り込んじゃってる感覚がすごく面白かったなって。 深澤さん嬉しいよ。でもラウールがああやって入り込む芝居って初めてじゃない? 僕もメチャクチャ面白かった。僕も笑ってNG出しそうになったし(笑)。 岩本さんあそこは面白かったし、そこにときどき出てくる阿部というのが嬉しかった(笑)。 向井さんあのエセがええねんな。 阿部さんエセで良かったですか? 本当にありがとうございます。怒られないかドキドキしながらやっていました。関西弁の役を。 目黒さんショッピーの最後のシーンが...。すみません、僕、出しちゃって。 佐久間さんしゃーない、みんな言いたいからね(笑)。 目黒さん特殊メイクもしていて、オモロすぎて...(笑)。 佐久間さんあれに一緒に映っているチビ太もズルいよね? ひよりちゃんの我慢の芝居が...。 向井さんあれ、笑っていたからね。 桜田さんいや、本当に申し訳ないくらい笑っちゃって。切り替えなきゃって泣きの芝居に...。 向井さん泣いた後にセリフ言うやん? 何言ってんねんって(笑)。 渡辺さん「泣いた」とか言って全然笑ってるし(笑)。あそこは一番長いですよね? 英監督この映画で一番長いですね。 目黒さん本当に長く使いたくなる気持ちは分かりましたね。間の感じとか。 深澤さん全部面白いんで、一つに絞るのは難しいんですが...。面白いというか、最初の布団が六人分並んでいて、朝目覚ましで起きるというのは「おそ松さん」の世界観が始まったなって思いました。"おそ松ワールド"に入れるなっているワクワクドキドキ感があって、僕はこの掴みが好きですね。 阿部さんでもあの布団も特注らしいよ。 深澤さん良いお布団でしたよ。寝心地も良かったし。 佐久間さん僕は、チビ太とイヤミとトト子ちゃんの三人のシーンが特に好きです。公園で走った後に三人で話すのを見ていたんですが、マジで面白過ぎて、監督と一緒に現場で笑っちゃって。トト子ちゃんの振り切り方? 振り切ってんなぁ!って。 髙橋さん止まらなかったんです(苦笑)。止まらなきゃいけなかったんですが、止まれなくて、何十回もやったんですが、監督があきらめるという...。 英監督雑なヒロインでしたね(笑)。 MC他の人のシーンを見ていたりもしてるんですね? 深澤さん同じシーンで、佐久間さん演じる十四松が1シーンだけすごくホンワカするシーンがあるんです。子どもがいっぱいいて、十四松が先頭で「ワーッ!」てやるシーンは映画が急に変わったなって。生で見ていて癒されましたね。 佐久間さん一松の空のビール缶がメチャメチャ落ちていて、ブランコに座っていて、マジでクズニート感が...。 渡辺さん普段もあんなに飲むんですか? 深澤さん飲まないよ(笑)! 飲み過ぎでしょあんなの! ラウールさん音楽がメチャクチャ面白いなと思いました。特におそ松とチョロ松とエンドくんの甘酸っぱい青春っぽいシーンのいかにもな音楽がたまらなくて笑いました。これもショッピーなんですが、話がどんどんループして、エンドはツッコむというので、あのツッコミの一言すごく良かったです。 佐久間さんあれ面白かったね。 ラウールさん映画館で観てほしいです。 渡辺さんありがとうございます。 佐久間さんほめられ慣れていないから(笑)。 渡辺さんいや、なんかSNSでも評判良いみたいで...。 ラウールさんZ世代出すな(笑)! 渡辺さんおそ松役の康二と結構一緒だったんですが、いつもは裏でメッチャ騒いでるのに、恋愛ものに切り替わる日はメッチャ静かで...。 登壇者の皆さんうわっ! 目黒さんショッピー、それすごく分かるわ。 渡辺さんいつもは裏でもキャスト、スタッフをトークでぶん回しているのに、その日は一言も話さないで...。 目黒さん恋愛モードに入っていてね。 向井さんラブモードですから、前日はパックもしましたよ! 佐久間さん前日とか「明日、こういうシーンかぁ。俳優モードでいこう」って(笑)。 渡辺さん激イタでしたね。 向井さんいや、気持ち作るにはね、裏から入っていかないとね。 英監督ホント、わけ分かんない時もあったけれど(笑)。クライマックスあたりの段取りで、みんなで一回芝居を合わせるので、台本通りにやっていただいたんですが、全体的に「何だこれ?」ってムードになって、変な空気になりました(苦笑)。「これで合っているんだよね?」って。そんな感じでした。 MC皆さん完成した作品を観た後に「こんな感じだったのか」と? 英監督僕も(笑)。 向井さん監督も? 渡辺さん観て驚愕だったのが、康二のおそ松...もうほぼ脱いでいた。そのシーン、撮影は一緒じゃなかったので、こんなに脱いでたの? 向井さん途中からシールドはありましたが、商店街での撮影やから、上にも階があるわけですよ。 オバチャン、ガラケーで普通に撮っていたからな(笑)。 渡辺さん体を張っているなって思いました。そこにはすごく感心したというか「ここまでやってすごいな」と。 向井さんありがとうございます! キレイにしてきました。当日は「思ったより出すんだな」ってのありましたが。 阿部さん僕はシーンとかじゃなく全体として細部へのこだわりがすごいなと思いました。松野家のセットが原作に寄り添って、表札の文字とか飾ってある写真とか、布団の一枚の感じとか、チビ太のアタマとか...美術さんお疲れさまです!って思いました。 佐久間さんスタッフの愛がすごいよね。原作者の赤塚不二夫先生の写真が現場にあって、まじまじと見たの初めてでお辞儀しました。 阿部さんちなみに現場のセットの様子などはパンフレットに載っているのでぜひ! 登壇者の皆さん素晴らしい! 佐久間さんでも映画を観る前には絶対にパンフレットは見ないでほしい。ネタバレが載っているんでね。 向井さん観終わってからゆっくりね。 阿部さんぜひ細部まで観てください。メッチャ面白いです。 宮舘さん僕は...こんなこと普段は言いませんが、この機会なので言わせていただきたいことがありまして、向井康二の演技ですかね? 向井さんえ? 宮舘さん一番刺激を受けたというか...。 ■向井さん、座り込んで宮舘さんに感謝! 宮舘さん笑い事じゃなく、本当にそう思ったんですよ。なので、彼なりの努力も感じました。一緒に日々を過ごしてみて分かることもあるし、スクリーンを通して「こんな表情をしてたんだ?」「こんな言い回しをしてたんだな」と思うところもあり。そんな風に試写を観させてもらいました。 向井さん舘様! ありがとうございます。マジで嬉しいですね。 髙橋さんじゃあ、舘様が向井さんの良いところを言ってくれたので 向井さんの良いところと悪いところを(笑)。私はトト子役なので、おそ松さんとハルちゃんが恋物語をしていたところを遠くから見ているんですが、「何やってんだよ、おそ松!」って言うシーンの後、待機する時間、私もまだ入りたてだったんでコミュニケーションを取ろうとすると(向井さんが)「話しかけんといて。いまラブモード入ってるから」って(笑)。 登壇者の皆さんえーっ! 向井さんいや、関西色が強いでしょ? だからラブモードに(髙橋さんの)関西色は入れないでと。月9撮ってるモードでやっているから。(髙橋さんは)裏でもうるさいやんか? 髙橋さんすごく傷ついたなって。でも実際にスクリーンで見るとすごく素敵な芝居をされていて、目がキラキラしてて...。いつもキラキラしているけど、これは恋愛モード入っているな、素敵だなと思いました。 向井さんありがとうございます。トト子ちゃんも、スクリーン上では輝いていましたよね? 髙橋さんスクリーン上"でも"! 向井さん"では"! 髙橋さん"でも"! 佐久間さん裏でもこんな感じなんでね、関西弁同士でね。 前川さん僕は、目の前で見ていたので、岩本くんと舘様のアクションのシーン、あそこにはメッチャ時間がかかりましたよねぇ。「前川さん、出番です」って呼ばれたのは夜11時くらいだったかな? でもアクションって、あれだけやること多いと普通は事前にビデオをもらって練習したり、レッスン日を設定したりするんだけれど、二人はその場でアクションつけられたのを覚えて何回かやって、その場で「本番」でした。あれだけのクオリティ、キレのある動きをその場でできるってすごいなと思いましたね。その後、イヤミは金網越しでずっと見ていたんだけれど...芝居が終わらねーの(笑)! たぶん、僕を撮っている時とちょっと変えてきた感じで、面白く見ていたのが実際に使われていたんじゃないかな? その時、僕は面白くて白目をむいてたんですが、それはカットされていました。舘様の濃い目の芝居がたまらないですね。首グワングワン振られていましたね(笑)。 向井さん振り過ぎやねん! 桜田さん完成して一番驚いたのはポコスカのシーン。やっている最中は「何やっているんだろうな?」って思いながらやっていたけれど、完成したのを観て「こうなっているんだ!」ってビックリしました。編集も大変だったろうなって。 佐久間さん「おそ松さん」くらいでしか見られないですよね、ああいうの。監督は撮影の時から構想が見えていたんですか? 英監督メチャクチャ撮ったよね(笑)。 向井さん筋肉痛になりましたもん(笑) 深澤さんあれがあったから、それが反映されて良いポコスカになったのかなって。 英監督光石研さんたちにはやらせられないんでね(笑)。 佐久間さん光石さん殴ってたよね? ラウール。 ラウ―ルさん新聞紙で...めちゃ緊張しました。ふるえながらやっていました。 深澤さんイヤミたちのパターンもありましたよね? 前川さんハゲに噛みついたりしていましたね。 深澤さん「おそ松さん」らしくて良かったですね ■ここで大ヒット記念に特製くす玉が登場! みんなでくす玉を割ると「大ヒット」の文字は小さく「祝 宮舘涼太さん 誕生日おめでとう」の垂れ幕が! 登壇者の皆さん宮舘涼太、誕生日おめでとう! 宮舘さんありがとうございます(笑)。 深澤さん宮舘涼太誕生日会見になっている(笑)。 宮舘さんこのようなタイミングで恐縮ですが、無事29歳になりました。28歳を終え、29になる年に「おそ松さん」が公開されたという...。 深澤さんそこ飛び級はないからね(笑)! 宮舘さん皆さんと共にこれからも歩んで、幸せと笑顔を与えられる、そんな男性になれたらと思います。 MC最後に岩本さんから代表して締めのご挨拶をお願いします。 岩本さん本当に何度観ても楽しめる作品になっております。制作陣、観てくれる皆さんのたくさんの愛が交錯する作品です。「笑える」って人間の特権だと思うので、そんな笑いを大切に一日一日、少しでもハッピーに過ごしてほしいなと思っています。ご家族や友人を誘って観に来ていただければと思います。本日は、「宮舘涼太の誕生日会」にお越しいただきありがとうございました(笑)!
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「屋根裏のラジャー」ジャパン・シネマ・オーケストラ「屋根裏のラジャー」公式サイト「メアリと魔女の花」に次ぐスタジオポノックの長編アニメーションの最新作は、イギリスの作家A.F.ハロルド著の「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」こだまともこ訳・ポプラ社刊)を基に、愛をなくした少女アマンダが生み出した、想像の友だち・少年ラジャーを主人公にして描かれる冒険ファンタジーです。 12月6日、東京オペラシティ・コンサートホールにて、映画の公開前では邦画史上初となるジャパン・シネマ・オーケストラを開催しました。イベントには、寺田心さん、鈴木梨央さん、仲里依紗さん、イッセー尾形さん、百瀬義行監督、西村義明プロデューサー、そして主題歌アーティストのア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアン・アクセルさんが登壇し、本イベント開催にいたるまでの過程や本作の主題歌について語り尽くしました。また、ア・グレイト・ビッグ・ワールドと神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるスペシャルコラボも披露されました。こちらのイベントをレポートいたします。ジャパン・シネマ・オーケストララジャー役寺田 心さんアマンダ役鈴木梨央さんエミリ役仲 里依紗さんミスター・バンティング役イッセー尾形さん百瀬義行監督プロデューサー西村義明さん(ア・グレイト・ビッグ・ワールド)イアン・アクセルさん■上映終了後、栗田博文さんの指揮による神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏と共にゲストが登壇。 MC興奮も冷めやらぬ中ではございますが、改めて感想をうかがっていこうと思います。まずは、ラジャーの声を務められた寺田心さん、ご覧になっていかがでしたか? 寺田さん本作を観るのは三回目ですが、やっぱり、鑑賞する度に観る視点が変わります。一回目は作品に没入してしまうから、物語としてアマンダとラジャーの関係性に注目しがちになります。でも、二回目はラジャー以外のイマジナリーたちの人生や言葉にすごく注目できました。三回目になると、最後に流れる「Nothing's Impossible」の歌詞が、ラジャーとアマンダのお父さんがアマンダに向けて言いたいことだったり、皆さんに向け伝えたいことなんじゃないかと、考えさせられました。 MC素晴らしい音楽だったと思います。 寺田さん僕も少し音楽を習っているので、そのすごさが分かるというか、本当に素晴らしいと思います。鈴木さんまだ余韻に浸っているというか、素敵な演奏とともに本作を観ることができて、涙が溢れてきちゃいます。アマンダを演じることができて、感慨深いものがあるというか、この作品に携わることができて、すごく幸せだと改めて思いました。ありがとうございます。仲さんこんな素敵な環境で観ることが初めてなので、ほんとに貴重な経験でした。今日で(本作を観るのが)二回目なんですが、さらに本作に没入できたというか、「みんなで作っているんだ」ということがさらに伝わってきました。ほんとに今日はすごくいい機会でした。号泣しちゃったので一回メイクを直したいくらいです(笑)。MC一度目を鑑賞された時にも涙を流されたと聞きましたが? 仲さん今日も前回と同じところで涙が止まらなくなりました。メイクを直さないまま登壇すると思った時に、(手で仰ぎながら)涙を乾かしていました。 尾形さん最初からオケの音が聞こえて、鳥肌がたちっぱなし、泣きっぱなし。BGMが入っているんだと気づけますね。栗田さんが演奏していない時の直立不動の姿勢も目に焼き付きました。また思い出すと思います。ありがとうございました。MC百瀬監督、改めて公開前にシネマコンサートでご覧になっていかがでしたか? 百瀬監督アニメーションって、数秒のカットを仕上げるのに三日とか一週間、場合によっては一カ月かかる時もあります。そういう時間の流れの中にいると、今日みたいなコンサートは、みんなで共有できるので、温かみを感じました。冒頭ですごく感動しました。今回こういう形で僕が関わった作品をライブで体験できたのは、すごく良い体験だったと思います。皆さん本当にありがとうございます。 MC改めて神奈川フィルハーモニーの皆さんに感謝申し上げたいと思います。そして、西村プロデューサー、今回このイベントを迎えるにあたって、準備をされてきたと思います。改めて、今日本作をこういった形でご覧になっていかがでしたか? 西村プロデューサー栗田さんと神奈川フィルハーモニー管弦楽団の方々に感謝申し上げたいです。ありがとうございました。映画館と違った椅子だったので、観客として観てしまい言葉が出なくなってしまいました。これからどんどん共有されていくんだと思うとうれしいです。今日は、僕らが代表して登壇していますが、実はクリエイターたち500人ぐらいが、見えないところで毎日頑張っています。そのうちの何人かがこの会場にいるんです。立ち上がっていただいて、ぜひその方々へ拍手をしていただけたらと思います。(会場:大きな拍手)MCありがとうございます。今日こういった形で観客の皆さんにご覧いただきましたが、本日指揮を務められた栗田博文さんにもお話をうかがいたいと思います。栗田さんが本作に携わられたのは完成した八月頃からですか? 栗田さんそうですね、約五カ月携わりました。 MCセッションの開幕にそれだけの時間がかかったということですが、改めて、本作を観ての感想、そして今日を迎えるにあたって難しかったことなどありましたら、教えてください。 栗田さん皆さん、こんばんは。映画って良いですよね。そして、音楽って良いですよね。そして、屋根裏のラジャー最高ですよね。約五カ月前に初めて打ち合わせをして、各部署の皆さんが丁寧に仕事を積み重ねてくださいました。我々のほうは、本作を原曲にしてくれた山下康介さんと、オーケストラのみんなで今日のコンサート用に作るところから始めました。いろんな部署の仕事の積み重ねがあって、本作の公開前にシネマ・オーケストラをやるという初めての経験ができたことを私はとてもうれしく思っています。携わってくださった皆さんにはこういった機会を作ってくださったことに、心より感謝しています。ありがとうございます。難しい点としては、オーケストラの皆さんは演奏すること自体には比較的慣れていますが、待っている時間が長い時にモチベーションを保ち続けることですかね。個人的には、屋根裏でアマンダが泣くシーンで「Nothing's Impossible」を演奏するわけですが、僕も本作を観た時にあそこで泣きました。ラジャーとアマンドの三カ条で、「泣かないこと」とあるのに、僕も一回目は泣いちゃいました。周りのメンバーでも泣いている人がいました。本当にライブ感もあるので、シネマコンサートを楽しんでいただけたらうれしいです。本当にありがとうございました。■ここで一度、栗田さんと神奈川フィルハーモニー管弦楽団の皆さんが降壇されました。 MC主題歌「Nothing's Impossible」を生で披露していただいた、ア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアンさんにも大きな拍手をお送りください。 イアンさんThis is a dream.(もう、夢が叶ったという感じですね。)本当に細部にまで渡っていろんなことを気にしながら曲作りをしました。まるで顕微鏡を見ているかのような作曲をしていましたが、これが数年前でした。そして、数年後にこうして日本にやって来て、こういう形でステージに上がって演奏ができました。こんな場所は私は今まで見たことがないです。曲がより大きな存在になって、本当に魔法のような瞬間でした。本当にうれしく思っています。ありがとうございます。MC改めて西村プロデューサーにうかがいますが、ア・グレイト・ビッグ・ワールドを起用しようと思ったきっかけは何だったんですか? 西村プロデューサー本作の主題歌を考えている時に、最後のラジャーのセリフが、ああいうセリフなので、「その後にどんな声が入れば良いかな」と考えていたんです。その時に僕が六、七年前に100回くらい聞いた「Say Something」という彼の代表曲に巡り合いました。聞き過ぎて、英語が分からない、当時四、五歳の息子も寝る前にずっと歌っているような、本当に大好きな曲なんです。それを思い出して、「あ、イアンの声だったらラジャーの後に締めくくるのにぴったりじゃないか」と思いました。 MCイアンさん、今のお話を聞かれて改めていかがですか? イアンさんありがとうございます。西村さんからお手紙をいただきました。西村さんのことも尊敬していますし、作品のファンです。本作の話とか、どんなことを求めているのかというお話をしていただきました。台本を読んで、僕も泣きました。僕自身も二人の息子がいるので、ちょうど息子と「私たちは自分が愛しているものと離れても、心の中に残っている記憶はずっと残っているんだよ」という話をしていました。本作は大事にしている人が亡くなってもずっと繋がりは残るし、時間を超えて愛し続けるというメッセージだったと思うんです。そういう情熱プロジェクトという感じでしたね。皆さんと携われて本当に光栄でした。 MC「情熱プロジェクト」というお話もありましたけが、この曲を制作したのがいわゆるコロナ禍だったとお聞きしています。大変だったこと、今振り返って思い出すことがあれば教えてください。 イアンさんZOOMやフェイスタイムとかでやり取りしていたんですが、やっていくうちにだんだん慣れてきました。曲の細部をいろいろ話し合っていたんですが、ア・グレイト・ビッグ・ワールドのパートナーにチャドというメンバーがいるんですが、彼とも一緒に曲のことを話し合ったりしました。フィードバックをもらったりしながら、スタジオに戻ってまた作るという作業をずっと続けて、という作業でした。 MC寺田さん、本当に苦労のあった制作だったんですね。 寺田さん本当にそうですね。いろいろな方が何年も何年もかけて作った作品なので、本作に僕も関わることができて、とてもうれしく思います。僕の声変わり前の不安定な時期で、その声をこんなに素敵な作品の形で残すことができてとても光栄ですし、貴重な体験です。 MC鈴木さん、なかなか皆さんにお会いする機会もないと思いますが、何か聞いてみたいことはありますか? 鈴木さんそうですね。日本に来て何かご飯は食べましたか?(会場:笑) イアンさん実は僕はヴィーガンなんです。でも、日本にはすごくおいしいヴィーガンレストランがあるんです。本国の方では食べたことがないような味付けのヴィーガンフードを食べることができてとても良かったです。MCさっそく日本を楽しまれているということですね。仲さんいかがですか? 仲さんすごくお衣装が素敵なので、隣に並べて光栄です。(会場:笑) イアンさん「目立つように」と言われたのでこの衣装にしました。(会場:笑)仲さん私も目立つようにと言われたので(笑)。 MCお二人ともとてもお似合いでいらっしゃいます。実際にあの名曲を作っていただいたイアンさんがいらっしゃっていますが、イッセーさんはいかがですか? 尾形さん(英語で伝えつつ)「この作品を、音楽が優しく包んでくれた」という風に和訳してください(笑)。 イアンさんありがとうございます。 MC西村さんに改めてうかがいますが、最初にこの曲を聞いた時の衝撃、感動というのはどんな様子だったか教えていただいても良いですか? 西村プロデューサー2021年の年末くらいにイアンからデモテープが来ました。その時は、百瀬さんも僕も現場もめちゃくちゃ大変で、「もう無理だ」「本作は完成しないんじゃないか」というくらい混乱していた時期だったんです。(曲名が)「Nothing's Impossible」なのに、絵ができないかもしれないんですもん(笑)。できないことがやっぱあるんだと思いました(笑)。でも、イアンの曲のおかげでちゃんと本作は完成しました。 MCこの曲がなければ、ラジャーは生まれていなかったかもしれないんですか? 西村プロデューサーそうですね。それより、この声、この曲で最後を締めくくれたことが奇跡的ですよ。映画の主題歌は「最後どんな気持ちであってほしいか」ということを表すものだと思っていて、それによっては作品が何か変わってしまう部分もある。だから、イアンの協力というか、僕たちの気持ちに応えてくれたことがとてもうれしく…、ねえ、百瀬さん。 百瀬監督そうですね。デモが来た時に、歌詞が英語で分からなくて、西村くんに同時通訳してもらいながら聞いていました。その通訳してくれる詞を聞いて、詞がすごく良くてグッとくるものがありました。 MCイアンさん、この曲がなければ屋根裏のラジャーが完成しなかったかもしれないとの話を聞いていかがですか? イアンさんそれはちょっと褒めすぎだと思います(笑)。(会場:笑) MC本日は、もう一曲演奏していただきます。スペシャルアンコールということで、全米大ヒットソング、先ほど西村プロデューサーが六年前に100回聞いて耳に残ったと言われていた「Say Something」を神奈川フィルハーモニー管弦楽団の皆さんと一夜限りのスペシャルコラボでお送りしたいと思います。こんなに素晴らしい瞬間が実現するとは夢にも思いませんでした。さあ一体どんな素晴らしい時間となるのか、皆さんぜひご堪能ください。 ■イアンさん×神奈川フィルハーモニー管弦楽団スペシャルコラボ演奏「Say Something」
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「窓ぎわのトットちゃん」初日舞台挨拶映画『窓ぎわのトットちゃん』公式サイト黒柳徹子さんが、自身の幼少期を描いた自伝的小説をアニメーションとして初めて映画化した「窓ぎわのトットちゃん」が12月8日に公開を迎えました。東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われた舞台挨拶に、声優を務めた大野りりあなさん、役所広司さん、小栗旬さん、杏さん、滝沢カレンさん、そして八鍬新之介監督が登壇しました。黒柳さんからのお礼の手紙が読まれ、会場は感動に包まれました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします。初日舞台挨拶トットちゃん役大野りりあなさん小林先生役役所広司さんトットちゃんのパパ役小栗旬さんトットちゃんのママ役杏さん大石先生役滝沢カレンさん八鍬新之介監督大野さん今日は、こんな素敵な舞台に立つことができて、皆さんにも会えて本当にうれしいです。そして、ずっとずっと楽しみにしていたこの日が来て本当にうれしいです。皆さん、本作は感動いっぱいで楽しかったですか? (会場:拍手) ありがとうございます。役所さん今日は、「窓ぎわのトットちゃん」を観ていただいて本当にありがとうございます。主人公のりりあなちゃんが全く緊張していなくて、素晴らしいスピーチだったので、大人たちはタジタジです(笑)。 小栗さん役所さんもおっしゃっていましたが、本作を観てくださって本当にありがとうございます。僕も拝見して本当に感動をいただいた作品だったので、こうして皆さんとお会いできてうれしいです。 杏さん子どもの頃に読んでいた「窓ぎわのトットちゃん」のママ役、つまり子どもの頃から知っている徹子さんのママを演じることができる――そんなことを子どもだった自分に教えてあげたいと思いました。そして、こうして公開となり、いろんな方に楽しんでいただけたらと思います。 滝沢さんようやく皆さんが(私と)同じ感情になれているのかなと思います。たくさんのご意見、感想があると思うので、そこに浸りながら楽しんでいってください。 八鍬監督本日は本作を鑑賞していただいてありがとうございます。無事にこの日を迎えられたことを本当にうれしく思っています。 MC本作は、12万枚の絵を描いたとうかがっています。公開ギリギリまで粘って作られて大変だったかと思います。どんな気持ちで制作されていたんでしょうか? 八鍬監督スタッフを支えていたのは、映画の冒頭にも書いた「本当にあったお話です」という徹子さんの言葉でした。80年前、日本が本当に戦争をしていました。でも、もしかしたらこれから起きてしまうことかもしれないので、本作を観て、もう一度よく考えていただけたらうれしく思います。それから、トットちゃんと泰明ちゃんの友情、小林先生の教育への情熱、パパとママの愛情もフィクションではなく、本当にあったことです。それをしっかり描くためにスタッフが最後まで粘ってがんばってくれました。 MC役所さんは、恩師の小林先生を演じるにあたり、文献なども読まれたそうですが、どんなことを意識して演じられたのでしょうか? 役所さん小林先生についてのすごく分厚い文献を監督から送ってもらいました。全ては読みきれていないのですが(苦笑)、小林先生については、僕の家内の母親が、小林先生を尊敬していて「素晴らしい先生だ」ということは聞いておりました。台本も原作も読んで「こんな先生がいたら、子どもたちは学校に行くのが楽しみになるな」と思いました。僕もどっちかと言うと、学校に行くのが楽しみではなかったので、自分が憧れる先生をイメージして演じました。 MCキャストの中で、小栗さんは早くアフレコに入られたそうですね。黒柳さんのお父さまであり、当時の日本の主要オーケストラのコンサートマスターを歴任した「伝説のバイオリン奏者」とも呼ばれる黒柳守綱さんを演じられていかがでしたか? 小栗さんすごく勇気を持っているお父さんなので、とても大変な役をいただいたと思いました。黒柳さんから、僕の声の雰囲気がお父さまに似ているということでオファーをいただいたので、黒柳さんがそう言ってくださっているならと、自信をもって演じようと思いました。MC杏さんは、黒柳さんのお母さまで、のちにエッセイストとして活躍される黒柳朝さんを演じました。以前から黒柳さんとは交流があったそうですが、黒柳さんのお母さまのことはご存知でしたか? 杏さん実際にお会いしたことはないんですが「チョッちゃん」として有名な朝さんは、黒柳さんと同じように、もしかしたらそれ以上にユニークな方だったんだろうと思います。本作では、トットちゃんを見守る面が前面に出ていたので、そちらを大事にしながら演じました。 MC滝沢さんも黒柳さんとは以前からご友人ということですが、本作に声優として参加されていかがでしたか? 滝沢さんご友人というか、ただただ私が一方的に好きな方なので、申し訳ないです。家族全員が徹子さんを大好きなんです。ご本人と、お会いできることもあり得ないと思っていました。今回、お話をいただいて、(黒柳さんが)たどってきた本当の物語に入らせていただくということで、最初は「うれしい」ってよりも先に「絶対に壊したくない世界がそこにある」と感じました。MCご家族も声優参加を喜ばれていたんじゃないですか? 滝沢さんもちろんです。喜ばない人はいないと思います! MC大野さんは、自分の役だけではなく、台本のすべての役のセリフを覚えて、アフレコに臨んだそうですね? 大野さんはい。五歳の頃からずっと徹子さんに憧れていたので、徹子さんの原作の「窓ぎわのトットちゃん」も読んでいました。どんなことを誰が言っているか分かっていたんですが、オーディションの時は「自分がトットちゃんだ」と思いながらやりました。他の人のセリフも、「今トットちゃんはどんな気持ちなんだろう?」と考えたら浮かんでくるような感じだったので全部覚えられました。 MC今日は、他のキャストの皆さんも勢ぞろいしていますが、お会いしていかがですか? 大野さん皆さん、すごく優しくて、カッコ良くて、美人で、特にアニメの中だと、小林先生がトットちゃんの頭をなでながら「きみは本当は良い子なんだよ」って言ってくれたので、現実で役所広司さんにやってもらえたら良いなと思います。 ■役所さん、大野さんの頭をなでる。大野さん夢が叶いました(笑)! MC会場の皆さんにも思いが伝わったんじゃないですか? 大野さん思いが伝わっていると良いなと思います。 MC本作の完成がつい先日でしたので、キャストの皆さんがご覧になったのもつい最近だったそうですね。本作をご覧になって、感想やおススメのポイントを教えてください。 大野さん私が特に好きだったシーンは、トットちゃんが四時間くらい小林先生とお話をするところです。小林先生はその間ずっと優しくお話を聞いてくれていたというのが、本当に良い先生だなと思いました。その後に、トットちゃんが「どうしてみんな、私のことを困った子って言うの?」と言った時、小林先生がトットちゃんの頭をなでなでしながら「君は、ほんとうは、良い子なんだよ」と言うところが感動するので大好きです。 滝沢さん台本をもらった時に思っていた印象から、映像になってみると本当にガラッと変わっていました。最初は、明るい絵や色のアニメ作品なので、ずっと笑顔でニコニコしながら最後までたどり着くかと思いました。でも、そこには徹子さんがたどってきた道があり、また歴史の動きがアニメの中でも行なわれていました。台本を読んでいたはずなのに、ドンドンお話が進むにつれて胸が詰まる――涙より先に胸が詰まって、最後の徹子さんの言葉がフワッと出てくるところで、涙がワーッと出てきました。アニメだけれども、これは歴史であり実話であり、教科書よりも私たちが学べることがいっぱいあると思います。それが私の一番の感想になりました。 杏さん私も、もちろん物語は頭に入ってはいたんですが、冒頭の自由が丘の駅が出てきた時に「あ、当時はこういう駅だったんだ」と思いました。今もある駅ですし、想像はしていたんですが、アニメで、カラーで描かれることで、「こういう場所が本当にあったんだ」と思いました。お家や学校のレイアウトもすごく鮮やかに再現されていて、こんなにカラフルで素敵な場所があったんだと思うと、すごく感動しました。それが戦争によって色あせた感じになっていくのを感じられて…、これは、ぜひ劇場で体験していただきたいと思いました。小栗さん僕は子どもの育て方みたいなものを、改めて小林先生から教えてもらえました。最後はまたグッときて、多くの人にこの作品が届いたら良いなと観た後に思いました。 役所さんりりあなちゃんも言いましたが、初めて会った時、先生もきっと「大変な子が来たな」と思ったと思います。「君は、ほんとうは、良い子なんだよ」と言った後、トットちゃんはどんどん作品の中で成長していきます。小林先生が、戦争でこの学校を閉じなきゃいけなくなった時、「私がこの学校の先生になってあげる!」と言うんです。それに対して小林先生が「君は、ほんとうに、良い子だな」と言う――この変わっていく感じは、本当に黒柳徹子さんが良い子になった瞬間だった気がします。黒柳徹子の成長物語という感じですね。■黒柳徹子さんからキャストの皆さんへの手紙。 MC本日は、キャストの皆さん宛てに黒柳さんから手紙を預かっていますので、私が代読いたします。この度は「窓ぎわのトットちゃん」の声をやってくださってありがとうございました。 校長先生の役は難しいだろうと、何十年もやらないできました。でも、役所さんがやってくださったおかげで、映画化の話まで来ました。ありがとうございます。感謝しています。【役所広司様】私の父の声をやってくださって心からうれしく思います。私の父の声と小栗さんの声がぴったりでとてもうれしく思います。アニメーションで、父がバイオリンを弾いている顔が難しく、時間がかかったとうかがいましたが、小栗さんの声が合っていたので、とても本当みたいで良かったです。感謝しています。【小栗旬様】母の声をやってくださって、本当にありがとうございました。母の声とピッタリでとてもうれしかったです。 病院でお会いした偶然は、今思い出しても楽しかったです。今はパリにお住まい? 元気でね。子どもはかわいい? また会いたいわ。じゃあね。【杏様】大石先生をやってくださって本当にありがとう。いかにもという先生の声のようでうれしかったです。いよいよ本作の公開が近くなってとても楽しみです。またお会いしましょうね。ありがとう。【滝沢カレン様】トットちゃんの声をやってくださってありがとう。あなたの声のほうが本当の私の声よりもかわいかった。ありがとう。あなたといろんなお話ができてうれしかったわ。またお会いしましょうね。元気でね。【大野りりあな様】MCお手紙の内容をお聞きになっていかがでしたか? 大野さん(泣きながら)本当に五歳の頃から憧れだった徹子さんの声ができて、本当に幸せです。私も将来、徹子さんみたいに世界を変えられるような素敵な女優さんになりたいと思います。 役所さん音楽が流れる中でメッセージが流れると、なんかだか遺言みたいですが…、(笑)まだまだ生きて、世界の子どもたちのために元気で生きていただきたいと思いました。 小栗さん非常にありがたいです。改めて、大野さんが演じたトットちゃんのパパ役をやれて幸せだと思いました。 杏さんすごくうれしかったんですが、ちょっとすごくプライベートな内容でしたね(笑)。補足しますと、毎日、密に連絡をとり合っているほどではなかったんですが、子どもを生んだ直後にたまたま連絡をとっていたんです。そうしたら「え? 私、近くにいるんだけれど」と言って駆け付けて、子どもを見てくださったりしました。収録の時もお会いしたので、子どもに挨拶をさせたりと、本当に孫のように子どもたちをかわいがってくださっています。だから、ぜひ曾孫まで見ていただきたいと思います。 滝沢さん徹子さんって、いつ会っても、どこで会っても褒めてくれる方なんです。いつも「それ良いわね」「その服、良いわね」と言ってくださるんです。今の皆さんへのお手紙を聞いていても、いつも誰かのことを温めてくれる方なのが伝わってきます。今回、この作品の仲間に私を入れてくださってありがとうございました。 MC最後に大野さんと役所さんからメッセージをお願いします。 大野さん映画「窓ぎわのトットちゃん」は、友情の大切さ、親子関係、先生と子どもたちの関係、そして、戦争というものが、どれだけつらくて寂しいことなのか――いろいろなメッセージが込められています。だから、本作を世界中のいろんな方にぜひ観ていただけたらと思います。そして、私も徹子さんみたいに素敵な女優さんになりたいと思います。こんなに素敵な原作を書いてくださった徹子さん、作品を作ってくださった監督さんやスタッフの皆さん、いつもサポートしてくれる事務所のマネージャーさんたち、ずっと応援してくれた家族や大好きなお兄ちゃんや習い事の先生、そして学校の先生たちに、本当に感謝しています。そして、今、劇場に来てくれている皆さんにも本当に感謝しています。ずっとずっと大好きです。 役所さんりりあなちゃんのアカデミー賞の授賞式かのようなスピーチ…本当にこの子は上手ですよね!本作の制作のことで監督からお手紙をいただいた時から、世界では戦争や紛争がなくなっていなかったんですが、この「窓ぎわのトットちゃん」の公開のタイミングで、世界中がもっと酷い状態になり、ニュースで、子どもたちが傷つけられている映像を見ると、胸が痛くなります。そういう意味で、「窓ぎわのトットちゃん」が公開されたことは、運命的に徹子さんの思いが伝わっているような気がします。本作には、学校の教育者である先生たち、家族が見て、もう一回、今の世界について話し合うきっかけになる要素がたくさん詰まっていると思います。今日観に来てくださっている皆さんに、さらにお願いをするならば、本作の感想をたくさんの方に伝えていただけると、本作も黒柳さんも喜ぶと思います。どうぞよろしくお願いいたします。