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「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶「ラーゲリより愛を込めて」公式サイト二宮和也さんが主演を務め、第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で不当に抑留されながらも、過酷な状況下において生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男の半生を描く映画「ラーゲリより愛を込めて」が、12月9日より公開となります。公開を約一カ月後に控えた11月8日、本作のスノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われました。華やかにドレスアップした二宮さんをはじめ、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督が、雪景色を思わせるホワイトカーペットにスモークバブルの降り注ぐ中、華麗に登場しました。それぞれが“希望を与えてくれた人、言葉”について告白をした完成披露舞台挨拶の様子と合わせて、イベントを詳しくレポートします!スノーカーペットイベント&完成披露舞台挨拶瀬々敬久監督山本幡男役二宮和也さん山本モジミ役北川景子さん松田研三役松坂桃李さん新谷健雄役中島健人さん(Sexy Zone)相沢光男役桐谷健太さん原幸彦役安田 顕さん【スノーカーペットイベント】■登壇者の皆さんが、劇場前の階段に敷かれたスノーカーペットに登場。姿を現すとちょうど心地よい風が吹き始め、スモークバブルが美しく舞う中、それぞれが笑顔でカーペットを闊歩しました。中島さんは、ゴールドに輝くドレス姿の北川さんの手を取ってエスコートし、会場を沸かせました。MC登壇者を代表して、二宮さんからご挨拶をいただきます。 二宮さん本日は、お集まりいただきありがとうございます。約一カ月後に「ラーゲリより愛を込めて」が公開になります。この作品は、史実に基づいた作品となっております。「こういうことがあったんだ」ということもそうですが、その先にある希望、絆、愛情などがより深く感じられる作品になっていると思います。12月9日より公開いたしますので、映画「ラーゲリより愛を込めて」をどうぞよろしくお願いいたします。【完成披露舞台挨拶】二宮さん皆さんは、まだ本作を観る前ということですので、(話せることに)制限があるかもしれませんが、いろいろとお話ができたらと思っております。 北川さん二宮さん演じる幡男を、「生きている」と信じ続ける妻の役を演じました。完成した本作を観て、男性陣の頑張りというか、命を削ったお芝居がすごくて、本当に素晴らしい作品に参加したのだなと、とても光栄に思っています。 松坂さんいよいよ公開が近づいてきたなと、本当に嬉しく思っています。観終わった後はぜひ、皆さんが感じたままの言葉で良いので、SNSなどを使って広めてもらえたら幸いです。今日は皆さんの力をお借りしたいと思っております。どうぞ最後まで楽しんでいってください。 中島さん一人の俳優としても、このような超大作に参加できて本当に光栄に思っております。本作を観終わった後、皆さんにとって、愛のこもった時間になっていたら良いなと思っています。 桐谷さん素晴らしい作品に出演できたことを、本当に誇りに思います。今日はどうぞゆっくり楽しんでください。 安田さん皆さんよりも一足早く本作を拝見しました。改めてこの作品に参加できたことが誇らしく、光栄に思いました。皆さんにとって明日への糧となるような…、そんな風に感じてもらえる作品になっていたら良いなと思っています。 瀬々監督撮影をしたのが一年前で、こうやって(出演者の)みんなと無事に再会できることを喜んでいます。頑張ります! MC第35回東京国際映画祭のオープニング作品に選出されるなど、世界から注目される作品になりました。その時は監督とお二人でしたが、今日は豪華メンバーが顔を揃えました。 二宮さん全員が揃って本当にホッとしています。先日は瀬々監督と二人だけだったので、今日はいろいろな方がいて楽しい日になりました(笑)。 MC改めて、このメンバーとの共演はいかがでしたか? 二宮さん(このキャスティングは)一生見られないんじゃないかと思うくらい、贅沢な使い方だと思います。一枚絵にこの人たち全員が収まっていて、とても貴重な絵になっていると(完成作を観て)感じました。MC山本幡男役を演じるにあたって、瀬々監督ともいろいろとお話をされたそうですね。 二宮さん山本幡男さんはすごい人ではあるけれど、神がかった感じに表現してしまうと、それはそれで違うんじゃないかと感じました。なので、監督に「一人の人間として息づいているような形にしたいです」とお話しました。 瀬々監督最初にお会いした時に、二宮くんは「聖人君子のようなヒーローとしてやるのではなく、もっと普通の人としてやりたい」とおっしゃいました。それをこの作品で貫き通してくれました。映画を観ていただければ分かりますが、笑顔がとってもチャーミングなんです。 二宮さんありがとうございます! MCそれでは、山本がラーゲリで出会うメンバーを演じた皆さんにお話を伺います。豪華メンバーとの共演はいかがでしたでしょうか。 松坂さんこれだけの方たちと同時に「よーいドン」で共演できるということを知った時は、正直ちょっと武者震いがしましたね。二宮さんもおっしゃっていましたが、後にも先にもこういうメンツで一緒に作品を作れる機会というのはなかなかないと思います。なので、その時間を、1分1分、1秒1秒、噛みしめようと思いました。 中島さん一生に一度の機会だと思って、撮影に臨みました。俳優界の“アベンジャーズ”というか、すごいじゃないですか。(キャスト陣を見渡して笑顔に) 横一列になって皆さんと並んで歩く時にも「自分がいて良いのかな」と思ってしまうぐらいのスター揃いですよね。僕も“(映画の)アベンジャーズ”の中でいうところの、スパイダーマン的なポジションになれるように頑張りました。(登壇者の皆さん:笑) MCではその“アベンジャーズ”のお二人、桐谷さんと安田さんは皆さんと共演していかがでしたか? 桐谷さんアイアンマンとしては…。(登壇者の皆さん:笑、会場:拍手)松坂さんそこに行くんですね?(登壇者の皆さんから、続々と「アイアンマン!?」とツッコミが入る) 桐谷さんいや、分からへん。そんなに(アベンジャーズには)詳しくはない(苦笑)…。 二宮さん(アベンジャーズの中で)知っているヒーローをね(言った感じ)…(笑)。(桐谷さんは)キャプテンアメリカっぽいけど。 桐谷さんじゃあ、キャプテンアメリカとしては…(笑)。本当にこうやって、みんなで揃うのもすごく久しぶりなんです。こうやって会えて、こうやって話せることが単純に嬉しいです。 安田さん“アベンジャーズ”を作った、何らかの博士としては…(登壇者の皆さん:笑) 中島さんそっちなんですね! プロフェッサーの方(笑)。 安田さん“アベンジャーズ”ということで言えば、また(集まって)作品を作ることはできるんじゃないかと思います! でも、皆さんお仕事で忙しいですから、なかなか会うことができなかったんです。でも、今日こうしてお会いできて本当に嬉しいです。 MCその男性陣を待つ身だったのが、北川さんの演じたモジミです。完成作で、男性陣のシーンをご覧になってどのように感じましたか? 北川さんすごすぎて何も言えなかったです。幡男さんご自身ももちろんすごいんですが、完成した作品を拝見した時に、「そこに本当に幡男さんがいるのかな」というような感じがしました。二宮さんがお芝居をしているようにまったく見えなくて…。すごいなと思いました。「ラーゲリ(強制収容所のシーン)の撮影に見学に行きたい」と言ったら、二宮さんに「来ないほうが良い」と言われたんです。それぐらいみんな死ぬ気でやっていたんだというのが、スクリーンから伝わってきました。みんなの結束もそうですし、幡男さんをきっかけにみんなが希望を持って行くところなど、何もかもがすごかったです。だから、何も言えなかったです。 MC二宮さんは、北川さんから「現場に行きたい」という相談を受けたんですか? 二宮さん「危ないからダメだ」と言いました(笑)。 北川さん止められちゃった(笑)。 二宮さん男の人がいっぱいで、危険だし、みんなに変な頑張りが入っちゃうから(笑)。 MC男性陣の撮影の様子など、耳にすることはありましたか? 北川さんプロデューサーから「昨日このシーンの撮影があったんだ」とちょっとしたムービーを観せていただいたり、現場のスチール写真を観せていただいていました。そのムービーや写真の中の皆さんは、この舞台挨拶で立っている皆さんとは、全然違う顔をしていました。すごく精悍で厳しい顔をしていて、皆さんすごくカッコ良かったです。 MC演じられたのは、待ち続ける女性・モジミです。瀬々監督とは、役作りについてどのようなお話をされましたか? 北川さん「サザエさんみたいな感じで」と言われました(笑)。「サザエさんみたいな感じのキャラクターにしたい」って最初に言われたんですよ! 私も「ん?」と思ったんですが、(瀬々監督の方を見ながら)サザエさんのようにチャーミングにということですよね。 瀬々監督そうです。山本幡男さんのご子息に(モジミさんについて)いろいろとお話を聞かせてもらいました。すごくドジなお母さんだったらしいんです。料理もうまくないし、学校の先生なんだけれど、図画工作と音楽の授業の前の日は暗くなっているとか(笑)。それを北川さんにお伝えして、良妻賢母ということではなくて、「チャーミングなお母さんでお願いします」と話しました。見事に(北川さんは)やってくれました! 北川さんありがとうございます。(会場:拍手) サザエさんを意識して、毎回サザエさんだったらどういう風に驚くだろうかと考えたりしました(笑)。 松坂さん“サザエさん”というワードが、インパクト強すぎますよね(笑)。 北川さん状況が結構シリアスだったりするんですが、それでも深刻すぎずということを大事にしていました。皆さんが大変なシーンをやっているから、合間合間に(観客の)皆さんがほっこりできるというか、笑えたり、温かい気持ちになれるシーンにしたいなと思いました。そのためには、監督のおっしゃる通り「サザエさんなんだろうなぁ」と思っていました。シリアスになりすぎないように、どこか明るさを持って演じたいと思っていました。 MC天候などもかなり過酷な撮影だったと伺っています。瀬々監督が、本作に取り組む際に心掛けていたことや、大切にされていたのはどのようなことでしょうか。 瀬々監督当時の資料があまり残っていなかったんですが、僕らスタッフ陣はラーゲリ収容所という厳しい場所を作ることが大事だと思いました。労働をしている場所にも雪が降ったり、厳しい環境が続くんです。そういう場所を作って、提供して、あとは「自由にやってください」という感じでしたね。それで僕たちはドキュメントを撮るように、その化学反応を撮るんだということを肝に銘じながらやっていました。ある雪の降った日は、桐谷さんや中島健人くんが、雪かきをしてくれました。ありがとうございます!(会場:拍手) 桐谷さんありがとうございます。 中島さん協力できて光栄です。 MC名前が二人しか上がらなかったんですが…。 中島さんあれ、ニノくん? 桐谷さん(二宮さんが)遠巻きに見ていたという話は耳にしていますが…。 二宮さん「近づくな」みたいにね…(言われた)。 桐谷さん近づくな…?「近づくな」って言われていたの(笑)? 二宮さんその時は、そう言われたんで…。僕もやりたかったんですよ! 桐谷さん僕たちが雪かきをしているのに対して、「近づくな」と? 二宮さん(制止するような動きをしながら)「やめましょう!」と(言われて)。中島さん僕と桐谷さん、待っていましたよ(笑)。 二宮さん本当に二時間ぐらいやっていましたよね。 MC二宮さんは、その二時間は何をしていたんですか? 二宮さん二時間…(物陰から見ているような仕草をしながら)物陰に隠れながら、こうやって見ていました。(登壇者の皆さん:笑) 桐谷さんそれやったら、雪かきしているほうが楽やで(笑)。 二宮さん(笑)。 MCでは、本作の魅力について、お伺いしたいと思います。 二宮さん(「どうしよう…」と悩みながら)いっぱいあるから、悩んでいるんですよ! 魅力がいっぱいあるから…。自分たちで言うのも何ですが、20代、30代、40代(のキャスト)だけで、ここまで作り上げられたのは一つの魅力なのではないかと思っています。史実に基づいた作品というのは、いろいろな年代がいて、いろいろな物差しがあって、いろいろな見方があって、いろいろな価値観があるというのは当然なんです。でも、20代後半から30代、40代のそこだけの層で、(映画に)これだけ厚みが出たということについて、僕は「すごい」と思いました。それは本当に魅力だと思います。 北川さん脚本を読んだ時に、「こんなことが本当にあったのか」と思うぐらいの奇跡がたくさん起きるし、「これが実話だ」ということにまず震えました。そして幡男さんが「そこに希望はあります」と、どんな状況でも希望を見出そうとするその姿勢を見て、ラーゲリの仲間たちも生きる希望を見つけていく…。人間にここまで人を変える力があるんだ、どんな状況でも前向きになろうという底力はあるんだということに、私はすごく感動しました。これが実話だということは、ものすごい魅力だと思いますし、今日来た人は、絶対全員泣くと思います。良い涙が絶対に流れると思うので、そういう意味での「泣ける映画」という魅力もあると思います。 松坂さん山本さんだけではなく、他の登場人物の方たちにも細かくフォーカスを当てているので、それぞれの方たちがどのような生き方をしてきたのか、どういう心情で今こう思っているのかということが、手に取るように分かります。それぞれの登場人物の“感情の形”みたいなものが(見えてくるのが)、魅力だと思います。 中島さん劇中に、クロというワンちゃんが出てくるんです。ストーリーの中で、クロが皆さんの心をつなぐ役割を果たします。クロをしっかりと演じ切ったワンちゃんを観てほしいです。ラーゲリの中の抑留者の方々とクロとの絆も、「すべて事実なんだ。それも実話なんだ」という気持ちで、ぜひ本作を楽しんでいただきたいです。 桐谷さんいろいろな世代の方たち、子どもたちに観てほしいと思える作品になりました。衝撃的なシーンももちろんありますが、観ていただいた方に「やっぱり戦争って嫌だな」とか「幸せな方がやっぱり良いよね」と思っていただいて、その意識がどんどん広がっていけば、すごく良い未来になっていくんじゃないかと感じています。本作が少しでもそういう力になれば嬉しく思いますし、そうなると信じています。そういった思いも込めて、みんなで作りました。その思いを少しでも感じてもらえる作品になっていると思います。皆さんの前に、胸を張って立つことのできる作品になりました。 安田さん異国の地にいる人がいて、日本という国で待っている人がいて…。そうやって距離的に離れているからこそ、より強く感じられる絆や希望、愛というものを提示することができているんだと思います。皆さんが本作をご覧になった時に、自分に近しい人、恋人、家族など、自分が愛している方たちのことを思うことのできる映画です。現在も過去も未来も決して変わることのない、普遍的なものを描いている作品だと思います。そこが魅力だと思います。 MC幡男は周囲に希望を与えた人物ですが、皆さんにとって、「希望を与えてくれた人、言葉」などがありましたら教えてください。 安田さん今パッと思い浮かんだのは、20代前半ぐらいの時に「ちょっと家賃が払えない…金を貸してくれないか」と言った時に、金を貸してくれた人ですね。(登壇者の皆さん:笑) 高校時代の友だち二人に当たってみたんです。二人とも今も付き合いがありますが、「2 、3万円貸してくれないか?」と言った時に、一人は「そういうことをすると、君と今までと同じような関係を続けられるかどうか、分からない。だから本当に申し訳ないけれども、君にお金を貸すことはできない」と言ってくれました。もう一人は「貸してくれないか?」と言ったところ、もう社会人として働いていたんですが、わざわざ家まで来て、新聞を入れるところにポンと(お金を)入れてくれたんです。そして、「さっき(ポストに)入れておいた。返すのはいつでも良いよ」と言ってくれました。この二人は僕にとってすごく大事な人で、舞台をやると今も全部観に来てくれます。その二人が、思い浮かびました。 二宮さんお金を返したのか気になります。 安田さん返しておりません! だっていつでも良いって言うから! (悪い顔で笑いながら)かれこれ30年近く、返しておりません(笑)。中島さんヤスケンさんのこんな悪い顔、初めて見ました(笑)。 桐谷さん僕はうちの事務所の社長です。「命をかけてあなたを大成させる」と言ってくれたんです。誰かに「命をかける」と言われたのは、後にも先にもその時しかありません。もちろん、うちのオカンも命がけで僕を産んでくれたんですが、やっぱり社長のその言葉は自分の中ですごく刺さっています。 MC桐谷さんの今の姿を見たら、社長さんも喜んでいらっしゃるでしょうね。 桐谷さんありがとうございます。僕は、五歳からこの仕事をやりたかったんです。こうして夢がかなっているので、僕も命をかけてやっていきたいと思っています。 中島さん僕は母の言葉ですね。「自分の仕事に誇りを持ちなさい。昨日までの自分を否定すると、今日の自分が頑張れない」と言ってくれたことがありました。その言葉はとても自分の胸に響いた言葉です。それならば一歩一歩頑張ることが大切だと思えるし、本作に関しても、ちゃんと役作りをした上で誇りを持って「作品に参加しよう」という気持ちになれました。この言葉が胸に残っていて、いつも思い出すようにしています。 MC二宮さん、皆さんステキな言葉ばかりですね。 二宮さん良いこと(エピソード)ばかりが出てくるので、「そっちの方向か」と思っています。(これから話す自分のエピソードについて)ちょっと方向転換します。(登壇者の皆さん:笑) 中島さんもっと違う方向に行った方が良かったですか? 間違えましたか? 二宮さんいやいやいや! みんな良い話だからね。「そうか、こういう流れか」と…。 中島さん早く言っちゃった方が、楽ですよ。 二宮さんまだMCさんが話を振ってくれないのよ! (登壇者の皆さん:笑) MC良い話が三連発ですからね。では松坂さんにお願いしましょう。 松坂さんちょっと前の話なんですが、肺炎になった経験があります。その時にお医者さんから「即入院です」と言われました。「ちょっと待って…明日以降も作品に入るし、めちゃめちゃ仕事が入っているんだけど…」と思ったんですが、それも全部キャンセルになりました。いろいろな人に迷惑がかかると思って、なぜだか分からないですが涙がドバーッ!と出たんです。その時にチーフマネージャーさんが一緒にいてくれて、肩にポンと手を当てて「大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれました。それにはとても救われました。あれがなかったら、結構落ち込んでいたかもしれないですね。「大丈夫」という何気ない一言が、その時の僕にはとても救いだったと感じています。 北川さん私は、「DGDG」という言葉があって(笑)…。ドラマや映画など、自分の作品を観て「これで大丈夫だったのかな」と心配になることが結構あるんです。「感動できるのかな?」とか「自分の演技、もうちょっとこうだったのかな」と不安になることがあって、だいたい夫に(作品を)観てもらうんです。そうすると、“DAIGO大号泣”。(会場:拍手) 改めてそう言ってもらえるだけで、「これで良かった」て思います。だから、私にとって希望となる言葉はアルファベットですね。“DGDG”=“DAIGO大号泣”です。(再び会場:拍手)MCこれは北川さんだけの特権ですね。 北川さん私だけですね(笑)。 二宮さん僕は、事務所の偉い人に言われた言葉ですね。「来年からは忙しくなるぞ」というのを、八年くらい言われていました。(登壇者の皆さん:笑) 言われ始めた時は「ありがとうございます!」と思ったんですが、だんだん「この人、何を言っているんだろう?」って思うようになりました。(登壇者の皆さん:笑) でも、八年目でようやく本当に忙しくなれたので、ありがたかったです。そういったゲン担ぎにも似た言葉は、根拠はないですが「頑張ろう」という気持ちにはさせてくれましたね。聞いてもいないのに、毎年「来年は忙しくなるぞ」と言ってくるんで、「何を根拠に言っているんだろう」と思っていましたが、意味のない言葉で救われることもあるじゃないですか。だから、「やめないで良かった」「続けてこられて良かった」と思います。 MC結果的に、日本で一番忙しくなりましたね。 二宮さん(茶目っ気たっぷりに)日本で一番忙しくなりましたか!(会場:拍手) いやいや、拍手なんて…値しませんよ(笑)。何くそ根性で頑張れたというのもあると思います。 MCいろいろなお話ありがとうございました。では、二宮さんから最後のご挨拶をお願いいたします。 二宮さんいろいろとお話をしましたが、我々はやりたいこと、言いたいこと、観てもらいたいことは、全部作品の中に置いてきました。観ていただいて、感じていただいたものがすべてだと思います。なかなか観ることができない作風にもなっていて、辛い、苦しい、重たいシーンも続きますが、じっくり向き合っていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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「ファーストキス 1ST KISS」大ヒット御礼舞台挨拶「ファーストキス 1ST KISS」公式サイト日本のドラマ、映画界を牽引する脚本家・坂元裕二さんと、数々の大ヒット作を生み出してきた塚原あゆ子監督が初タッグを組んだオリジナル作品「ファーストキス 1ST KISS」。2月7日に公開を迎えると、初日アンケートでは満足度96.3パーセントを記録(※TOHOシネマズ調べ)。「ボロボロ涙が出てきた」「日々を大事に生きようと思った」「人生の宝物」といった絶賛の声がSNS上で飛び交っています。 2月17日にTOHOシネマズ 日比谷で大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公の硯カンナを演じた松たか子さん、カンナの夫・硯駈を演じた松村北斗さんが登壇しました。 ステージ上には、本作の世界観を彩るカンナと駈の場面写真が散りばめられた大型ボードが設置され、作品から飛び出してきたかのようなお二人が、息ぴったりなトークを繰り広げました。この日の模様を、詳しくレポートします!大ヒット御礼舞台挨拶硯カンナ役松たか子さん硯駈役松村北斗さん松さんたくさんの方に本作を楽しんでいただいたおかげで、今日のような時間を作ることができました。少しの時間ですが、皆さんと楽しく過ごせたらと思います。 松村さん公開から少し時間が経って、だんだん自分の中でも本作に対しての整理がついてきました。三回目の舞台挨拶ですが、新鮮な気持ちでいろいろお話したいと思っています。楽しい時間を過ごしましょう。 MC改めて、大ヒットおめでとうございます! 2月7日より全国332館で公開され、2月16日までの公開10日間で、観客動員54万人を突破しました。(会場のお客さん:拍手)お二人のもとに反響などは届いていますか? 松村さんもちろんです。 松さんはい! 知り合いが観てくれました。「良かった」という声が私にも届いています。以上です! (会場のお客さん:笑) 松村さん「面白そうだから時間を見つけて観に行きます」と言っていた方が、公開して数日後に評判を聞いて「いてもたってもいられなくなってレイトショーに行きました」と言ってくれました。身近で音楽をやっている人たちや、ラジオのチームからも、すごく熱烈な感想をもらいました。僕たちは出ている側なので、どういう作品として届いているのか分からなかったんですが、こういった声をもらって、すごくステキで、良い作品なんだと実感しています。 MC著名な方々からも感想が届いています。一部ご紹介させていただきます。「とにかく観ていて気持ちが良かった」【スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによる感想】「なんてチャーミグな映画、なんて見事な構造。エンドロール後、思わず拍手してしまいました」【新海誠監督による感想】松村さん新海さんとは、ご縁があって仲良くさせてもらっています。お会いしてから、必ず僕が出る作品を観てくれます。新海さんは自分で作品を作る方なので、視点が違いますね。また一つ「そういうところが面白いんだな」と発見できました。そうか、そうか。(松さんに語りかけるように)この作品は、構造が面白いんですって。 松さんすごいですねぇ。(会場のお客さん:笑) 松村さん構造のことを言われても、我々はクリエイターではないのでね(笑)。 松さん我々は構造の中にいますもんね。でも、感想をいただくことで、私たちがいろいろな見方を知ることができて面白いです。 松村さん作り手の方から観ても、面白いというのはうれしいですね。 MC他にも感想が届いていますので、ご紹介します。「幸せは日常の中にしかない。そんな何よりも大切なことを優しく教えてくれた作品でした。」【俳優・プロデューサーのMEGUMIさんからの感想】「散々笑わされながら、身近な人たちがもっと大切になります。人生は本当は一度きりなのだから。」【映画評論家の町山智浩さんからの感想】松さんありがとうございます。 松村さん何かを感じていたのに、それをうまく言語化できなかったんです。でも、その十倍ぐらいの感想をいただいて、やっと「自分が思っていたのはこれだったんだ」と思える感想がたくさんありました。 MC今日は二回目以上の鑑賞という方もたくさんいらっしゃいました。上映後には涙を拭っている方の姿も見受けられました。 松村さんこれは、私たちがふざけて、余韻を冷めさせちゃいけませんね。(会場のお客さん:笑) MC今日は二人きりでの舞台挨拶となります。これで宣伝活動も一段落となりますが、改めてこの場でお互いに伝えたいことはありますか? 松さん(マイクを通さずに)ありがとうございました。 松村さん舞台上で、地声で「ありがとうございました」と伝えられても(笑)。 松さん(笑)。本当にありがとうございました。楽しかったです。初めてお会いしてから撮影までギュッとした一カ月半でした。宣伝活動も楽しくやらせてもらいました。私のダメなところを引き出してくれて、頼りになりました。MC松村さんといると、楽しいんですね。 松さん面白い人だなと思っていました。 松村さん「楽しい」で止めておいてもらって良いですか(笑)? (松さん&会場のお客さん:笑) 松さんそう? より良い表現を目指したんですが…(笑)。 松村さん「楽しい」より「面白い」の方が上だったんですね。うれしいです。松さんは僕のことを「頼りになった」と言ってくださいましたが、駈という役は、たくさんの方にお世話になりましたが、やっぱり松さんのおかげでできたと思っています。駈は、カンナによって鏡のように映し出された部分がたくさんあったので、本当に頼りにしていました。こういったプロモーション期間も、ずっと頼りになって…。 松さん(マイクを通さず)本当ですか? 松村さんそうですよ。松さんはちょっとチャーミングなところがあるから、僕がツッコミをすると、僕の方がしっかり者のように見えますが、ずっと引っ張ってもらっていました。それなのに、本作の初日が終わったら急に適当なことしか言わなくなったんですよ。(会場のお客さん:笑) 松さんホッとしてしまって…(笑)。初日を迎えて、「もうお客さんの手元に渡ったんだな」と思ったら、ちょっと気が抜けてしまいました。反省しています。 MC気が抜けても、マイクを離さずにお話していただけると助かります。 松村さんさっき、地声で話していましたからね(笑)。松さんは、この撮影が終わったら「私のことは忘れてください」「通り過ぎる風だと思ってください」と言っていましたが、僕にとっては、ずっと楽しくて、頼りになる、信頼できる方なので、風が吹く度に思い出すような方になりました。松さんさすがですね! すっごいな。(会場のお客さん:笑) きれいにまとめてくれました。 松村さん坂元さんに届くかな。 松さんどうだろう。(お二人の息ぴったりのトークに会場のお客さん:笑) MC交わした会話など、お互いのことをよく覚えていらっしゃるんですね。 松村さん結構、覚えていますよ。 松さん(マイクを通さず)はい。 松村さんさっきから、マイクを忘れすぎている(笑)! 松さんあはは! (内緒だというように「しー」と合図) 松村さん「しー」ではなくて(笑)。(会場のお客さん:笑) MCお互いが何を言ったかなど、覚えている自信はありますか? 松さんさすがにまだ覚えていますよね。 松村さん覚えていますね。僕は、結構衝撃的なことが多かったので、かなり鮮明に覚えていますよ。 MCではここで、お互いのことを理解しているお二人にクイズを出したいと思います。松さんは、松村さんのことを答えていただき、松村さんは、松さんのことを答えていただきます。まずは松さんへのクイズです。 Q:松村さんにとって、15年前の2009年はどのような年だったでしょうか? 松さん(困惑して)どんな年だった…? (会場のお客さん:笑) 松村さん覚えているかなぁ。覚えていてくれたら、相当うれしいです。 松さんちょっとお時間をいただきます。(会場のお客さん:笑) 松村さんちょっとのお時間が何分かにもよりますよ。(松さん&会場のお客さん:笑) 松さん15年前…何か聞いた気がします。 MCヒントは、松村さんが完成披露舞台挨拶でお話したことです。 松さんそうですよね。ええっと…。 松村さんお互いが2009年ことをお話したので、思い出せないかもしれないですね…。 松さんあれ、ちょっと待って…。2009年…。(答えがひらめいたように)デビューした? 松村さん(惜しいという表情で)うーん、ほぼほぼ…。 松さん事務所に入った! 松村さんおおー! 芸能活動を始めた年ということで、正解です! 松さんやった! (会場のお客さん:拍手) 松村さんそうなんですよ。芸能活動を始めたのは、15年前なんです。正解してくれてうれしいです! Q:松村さんがもう一度やり直したいこととは一体、何でしょうか? 松さんああ! 松村さん自分のことは覚えていないな…口走っているだけなんだろうな。 松さんこれは余裕です。(第46回)日本アカデミー賞(話題賞)のスピーチを、「ありがとうございました」で締め直す。 松村さん(「そうだ」という表情で)おおー、正解! すごい! (会場のお客さん:拍手)Q:松村さんの好きな本作のセリフは何でしょうか? 松さんこれはちょっと…。何だ…? 松村さんいろいろなところで、いろんなことを答えちゃったからな…。それっていつ答えたものですか? MC雑誌取材で回答したものだそうです。 松さん私はその場にいましたか? MCいらっしゃったそうです。ちなみにお二人の共演シーンでのセリフです。このバックパネルの中に正解がありそうです。そのアイテムがバックパネルに写っています。 松さん(バックパネルからヒントを見つけようとじっくり眺める)ええ、何だろう…? 松村さん好きなセリフのアイテム…? 松さん松村さんも分かっていないんですか(笑)? 松村さんうーん。あ! 分かりました! 取材で何回か好きなセリフを聞かれて、まずは自分の中で一番ベーシックなものを答えて、そこからマニアックなものを答えていたんですが、その一番王道、ど真ん中のセリフだと思います。 MCお客さんの中で分かった方はいますか? (たくさん手が挙がり)さすがですね! 松さんは何気に今、ヒントの写真の近くに立っていますね。 松村さん僕としては、松さんが正解し続けているので、一問ぐらいは外してもらわないと…という気持ちもありますね。 松さん全然、分からない! 松村さん一か八かですね。 松さん一か八か…。じゃあ、「トウモロコシは宇宙から来た食べ物」! 松村さん残念! 正解は「君は柿ピーの柿が好きで、僕はピーナッツが好き」という、プロポーズのセリフです。自分が思う“坂元裕二感”みたいなものを感じて、言うことができてうれしかったです。 松さんそうだ、そうでした。すみません…。 松村さんいや、かなり覚えていてくれていましたよ! MCでは続いて、松村さんへのクイズとなります。 Q:松さんの2009年。15年前は、どのような年だったのでしょうか。 松村さんええっとね…。(お腹の上あたりを示しながら)この辺りまで答えが出かけているんですよ。(松さん&会場のお客さん:笑) 松さん結構、下だね。(松村さん&会場のお客さん:笑) MCこちらも完成披露でお話をしています。 松村さん何となく、ちょっとポップな話だったような覚えがあるんですが…それは違う方かな…? 15年前…(いろいろと思いを巡らせながら)あれじゃないですか? 有刺鉄線でおでこを切った。 松さんそれはもっと前です(笑)! もっと子どもの頃です。 松村さん(観客に語りかけるように)皆さん、知っていますか? 松さんが細い道を通ろうとして、有刺鉄線でおでこをスパーンって切った話。(会場のお客さん:笑) 松さん逆に、いろいろとバラされている(笑)。 MC松さん、正解をお願いします。 松さん正解は、「仕事をする環境が変わった年」でした。 松村さんうわ! 聞いていなかったかも! (松さん&会場のお客さん:笑) 松さんその場にいたのに! 松村さん自分の答えを必死に考えていたのかもしれないです。 Q:松さんが2010年に行ったライブツアーのタイトルは? 松村さんうわ! 松さん登壇する前に、松村さんから「何でしたっけ」とすごく聞かれたんです。教えなくて、良かった(笑)! (会場のお客さん:笑) 松村さんちょうど裏で「そろそろライブとかやらないんですか?」と聞いていたんです。ツアーのタイトルですごく好きな覚えのあるものがあって、当てようとしたんですが、当たらなくて、松さんも全然教えてくれなかったんですよ。ええっと…「なんちゃら&なんちゃら」だったと思うんですよね。 松さんヒントをあげます。 松村さん本当ですか! 松さん日本語にすると、「音楽の時間です」「音楽の授業です」という意味があります。 松村さん音楽の授業です…? (会場のお客さん:笑) 松さん「音楽の授業を始める時に、こういう風に言ったりするよ」というのを聞いて、そのタイトルを付けました。 松村さんタイム・オブ・ミュージック! 松さんああ…(惜しいと言う表情)。正解は、「タイム・フォー・ミュージック」です。 松村さんああっ! 「タイム・フォー・ミュージック」だ! 松たか子ライブツアー「タイム・フォー・ミュージック」だ! Q:松さんにとって「あの頃に戻りたい」という思い出は何でしょうか? こちらは公開直前イベントでお話をしています。 松村さん答えていましたね。だいたい松さんの後に僕が答えるから、自分の答えを考えていたんですよね。…あれじゃないですか? 子どもの頃、親に怒られて「ごめんなさい」と千円を渡した。(松さんが微妙な表情をしているのを見て)違いましたっけ? 松さんもうちょっと思い出してみようか。(会場のお客さん:笑) 私はあの時、輝いていたな。あそこに戻りたいな…。 松村さん(答えを考えながら)あの時に戻りたいな…。 松さんヒントは、授業の中です。 松村さん(答えがひらめいて)ああ! 五十メートルハードル走だ! ハードル走の方が、通常の五十メートル走よりも圧倒的に速くて、先生に「お手本を見せてください」と言われて、みんなの前で披露した時! 松さんはい、そうです。(会場のお客さん:拍手) 松村さんそうでしたね! 来た来た、強烈なシュートが決まりました。 MCでは、最後のクイズです。 Q:松さんの好きなセリフは一体、何でしょうか? こちらも取材で答えています。 松村さん何だっけな…? MCこのバックパネルにヒントがあります。 松村さん(写真を示しながら)これかな? 子どもに写真を撮られて、「あっち行け!」みたいに言っているシーン。 MC松さんがヒントの近くに立っていますよ! 松村さんあまりにも僕が不甲斐ないから、ヒントを出してくれているんですか? (会場のお客さん:笑) 松さんヤバいね(笑)! MC松村さん! 今のはヒントです! 松村さんええ…! 何? 松さん(困惑する松村さんに)何だか、かわいそうになってきちゃった(笑)。(会場のお客さん:笑) 松村さんああ! 言っていた! 「15年後はみんな『ヤバい』しか言っていない。ヤバい、ヤバいよ」みたいなやつ? 松さん正解です。 松村さんうわあ、良かった。(会場のお客さん:拍手) 松さん私も今「良かった」と思った。 MC松村さんは、今後さらに松さんのことを聞き続けた方が良いかもしれないという結果になりましたね。 松村さんいやぁ、全くですね。 MC改めてバックパネルを見ると、たくさんのすばらしいシーンがありました。印象に残っている美術やアイテムはありますか? 松さん私はやっぱり(天井から吊り下げるインテリア雑貨)モビールですね。(バックパネルのモビールの写真を見ながら)ずっとこれと向き合っていました。「何枚の付箋をモビールに貼ったんだろう」と、思い出深いです。とてもデリケートなものなので、現場ではみんなで壊さないように気をつけて扱っていました。カンナがいっぱいいっぱいになりながら、駈の人生を辿った、思い出の詰まった美術、小道具です。松村さん(観覧車の写真を示しながら)ここに印象深いものが詰まっていますね。まず、このカンナが着ている「かき氷が好きだ」のTシャツですよね。当時から「すごく良いな」と言っていました。持っているこのビニール袋の感じもたまらなくて、好きでした。この感じから、本作のトーンが分かると思います。 MC本作の「ファーストキス 1ST KISS」というタイトルにちなんで、新たに挑戦したいことを「ファースト○○」としてお聞かせください。 松さん挑戦したいことは、「ファースト終点」です。電車やバスを、終点まで乗ってみたいです。 松村さん何だか、分かりますね。果てまで行き切ってみたいですよね。 松さん移動って必要な分しかしないものですが、「これって何なんだろう?」っていう時間を、自分で作ったら「どんな気持ちになるのかな」と思いました。 MCうっかり乗り過ごして、終電まで行ったことはありますか? 松さんあります。でも、大人になると、そういうことは「いらない」と言えばそうなんですが、「いらない」と思ったことをもう一回拾ってみるのも、「たまには良いのかな?」と思いました。 松村さん僕は「ファーストうどん」です。以前、松さんとお蕎麦を食べに行ったことがあったんです。松さんと言えば、「芸能界の中でも蕎麦を食べるのがきれいで、とにかく音が静かだ」と、噂されていました。実際に見たら、本当に美しいし、音が全くしなくて、驚きました。「だったら、うどんはどうなんだ?」と思ったので、松さんと一緒にうどんを食べに行きたいです。 松さんそんなこと、初めて言われました。 松村さんうどんも無音でいけるのか? っていう(笑)。 松さんその実験、平和だね(笑)。 松村さん僕はこれが気になっています。 MC松さんは、音を出さない自信はありますか? 松さん音が出るとか、出ないとか気にせず、美味しく食べれば良いじゃないですか(笑)。(会場のお客さん:笑) MC最後にお二人からメッセージをお願いいたします。 松村さん最初に話したように、皆さんから感想をいただくことで、少しずつ自分の中でも整理がついてきました。きっとこの作品って、すごく残酷で、優しくて、美しい物語なんだということが自分の感想です。世代や、どういう人間関係を築いているかによって、感想が違うと思うので、ぜひたくさんの方に観ていただき、たくさんの感想が聞きたいです。今日、こうして観てくれた方の顔を見ると、これからも本作を大切に取っておいてくれそうだなと感じて、幸せな気持ちです。僕もそうですが、これからも一緒に本作を大切な思い出として取っておいていただけたらと思います。本日はありがとうございました。(会場のお客さん:拍手) 松さん本日は上映後に、長い時間足を止めてくださりありがとうございました。公開されて私ができることはもうありません。とにかくこのスクリーンの中で、あれやこれやと、やっております。ありがたいことに、もうちょっと長く、皆さんの前に現れる時間をいただけそうです。大切な人と観ていただいても、一人で観ていただいても、良いと思います。映画館という空間で、知らない誰かと一緒に同じものを観て、その時間を楽しんでください。作品を気に入っていただけたら、また足をお運びいただければ幸いです。こんなに素敵なラブストーリーで、カンナという愉快な人を演じることができて、坂元さんや監督、スタッフ、そして松村くんに感謝しています。カンナは本当に楽しい、愉快な女性でした。ありがとうございました。(会場のお客さん:拍手)
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のら犬作戦命令なんかクソ喰らえ! 荒野をつっ走る命知らずの野郎ども!TDV32051D/1963年度東宝©1963 TOHO CO.,LTD.のら犬作戦ご購入はこちら
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蟻地獄作戦お前らは人間の屑だ!いいか 行く先はゲリラの巣だ! 生きて帰りたい奴は俺について来い!TDV32052D/1964年度東宝©1964 TOHO CO.,LTD.蟻地獄作戦ご購入はこちら
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「きみの色」製作報告会「きみの色」公式サイト「けいおん!」『映画 聲の形』などの山田尚子監督の最新アニメーション映画『きみの色』の製作報告会が3月18日、都内で開催されました。山田監督、川村元気プロデューサー、声の出演の鈴川紗由さん、髙石あかりさん、木戸大聖さんが出席し、本作に込めた思いや物語の魅力について語りました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。製作報告会山田尚子監督川村元気プロデューサー日暮トツ子役鈴川紗由さん作永きみ役髙石あかりさん影平ルイ役木戸大聖さん山田監督今日は大変な強風の中、お集まりいただき、ありがとうございます。作品本編は1月末に完成しました。まずはスタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして、これから本作に関わってくださる皆さん、どうぞ『きみの色』をよろしくお願いします。皆さんに観ていただくのはまだ少し先になりますが、楽しみにお待ちいただければと思います。 川村プロデューサーイベント冒頭で流れた映像は、世界で初めての映像です。本作は全世界のアニメーションファンのみならず、映画ファンが楽しみにしている山田尚子監督の新作となります。短い時間ですが、楽しんでいただければと思います。 MC川村プロデューサー、世界中から注目を集める山田尚子監督の「きみの色」ですが、本作に懸ける意気込みをお聞かせください。 川村プロデューサーまず、僕自身が山田尚子監督作品のファンで、「けいおん!」(2009年、2010年にテレビアニメ放送/劇場版が2011年公開)「たまこまーけっと」(2013年にテレビアニメ放送/劇場版が2014年公開)がすごく好きす。『映画 聲の形』(2016年公開)は度肝を抜かれ、『リズと青い鳥』(2018年公開)を観た後に新海誠監督から連絡があり「すごい映画ですね」と話していました。どの作品においても演出力がずば抜けていて驚かされました。新海監督からは「山田尚子さん、最近どうなんですか?」とよく聞かれます。「嫉妬を感じる才能だ」とも言っていますし、僕もそれは感じています。国際映画祭で、海外の配給会社の方に「山田尚子の新作はまだか?」ってよく言われますね。世界中にファンがいる事を感じますし、僕自身が早く山田さんの新作を観たいという気持ちで、数年間、一緒に企画をやってきました。 MC新海誠監督の「嫉妬を感じる才能」という言葉を聞いていかがですか? 山田監督とんでもない話だと思いました(笑)。光栄です。頑張ります! MC今回、国内にとどまらず、すでに海外からも多くのラブコールを受けているとお伺いしました。 川村プロデューサー210の国と地域での公開が予定されています。まだ完成品を観ていない状態で、これだけのグローバルセールスが決まるのは、ジブリ作品や新海作品並みだと思います。ここまで期待されている事実に僕も驚きました。 MC世界中から注目されていますが、本作の着想の経緯を教えてください。 山田監督映画に対しての尊敬があり、映画を作ることへの憧れを持っています。まず一番に「映画を観る方の映画体験を大事にしたい」と取り組みました。 MC本作のテーマ、伝えたいことは何でしょうか? 山田監督「観た方の気持ちに何か寄り添える映画を作りたい」という気持ちでやっています。 MC本作を作る上で楽しかったこと、ご苦労されたことはどんなことでしたか? 山田監督たくさんのスタッフと気持ちを一つにして、作品を作り上げていくという過程が、何度経験しても最高で楽しい瞬間だと思います。苦労した点は、オリジナル作品なので、「作品の世界とか大事な部分を、スタッフと共有するためにどういう言葉を使って、どういう目線で話をしていこうか?」というところです。でも、結果的には、すごいパワーで、スタッフの皆さんが駆け抜けてくれました。MC川村プロデューサーは山田監督とご一緒されていかがでしたか? 川村プロデューサー本作はサイエンスSARUという素晴らしいスタジオで制作され、スタートするタイミングで、優れたアニメーターの方々が自ら「山田監督と一緒に仕事がしたい」と集まってくれました。本編のセリフとセリフの間だったり、「うれしい」「悲しい」といった感情がたくさん映っています。それは、映画館で集中して観ないと見落としてしまいそうな感情や色です。僕も横で見ていて「これが山田尚子なんだな」と納得しました。MC人が“色”で見えるというアイディアはどういうところから生まれたのでしょうか? 山田監督「時間」と「色」と「動き」といった、何か言語化出来ない感覚的なものを受け取って帰ってもらえる映画にしたかったんです。主人公・日暮トツ子の世界の受け取め方がどんなものかと想像した時、感覚や触覚、そんなことを思って、「色で表現したい」と思いました。 MC山田監督といえば「青春」というイメージも強いです。本作はどういった期待をさせていただけるんでしょうか? 山田監督まさに「音楽」です。「音楽体験」です。 川村プロデューサー補足すると、十代の子たちの言語化できない感覚を描くのが日本一うまい監督だと思っています。それから、山田尚子ファンは「けいおん!」だったり、(山田さんの)音楽の演出がとても好きだと思います。本作はその二つが両方ともが入っている贅沢な山田フィルムであると一ファンとして思います。 ■声の出演の鈴川さん、髙石さん、木戸さんが登場。 鈴川さんこういう場が初めてなので緊張しています。楽しんでお話ができたらと思います。 髙石さんオーディションから始まり、やっとこの日が来てすごくうれしいです。この作品のことを多くの方に知っていただけるように、本日はよろしくお願いします。 木戸さん今日の製作報告会で、作品の魅力を少しでもお伝えできたらと思います。 MCお三方は、オーディションで決まったということですが、まずは監督に、キャスティングの決め手と声の印象などをお聞きしたいと思います。 山田監督トツ子役の鈴川さんの決め手は、「独り言がかわいかった」です(笑)。覚えているかな…? テープオーディションで、トツ子が猫に話しかけるシーンがありました。鈴川さんが演じたトツ子は、自分の中だけですごく楽しんでいる子――その自分の中の世界がすごく幸せそうな子でした。そこで、ひとめぼれというか、ひと耳ぼれのような感じでした。オーディションで実際にお会いしたらトツ子にしか見えなかったです。髙石さんは、オーディションの時に、午前中のすごく早い時間なのに、2リットルの水がもう空の状態で持ってきました。「すごく飲むんですね」って言ったのを覚えています(笑)。そこから、あふれる不思議な魅力のとりこになりました。実際に声を聴いたら、耳にこびりつくような不思議な音をしていて、すごく心地良くて、そこに魅力を感じて決めました。たくさん歌も歌ってもらいました。ルイくんの木戸さんは、持っている雰囲気の柔らかさ――セリフだけではなく、普通にお話する時のトーンや色味が、私が想像する影平ルイくんにぴったりきていたので、「木戸さんで!」という感じでした。 木戸さんありがとうございます。 MC1600名の中からオーディションで選ばれた時のお気持ちはいかがでしたか? 鈴川さん私は、事務所の方からサプライズで教えてもらいました。最初に聞いた時は「うれしい」という感情がなくて、信じられなくて、頭が真っ白になって涙が止まりませんでした。声優のお仕事が、ずっとやりたいと思っていた目標の一つだったので、結果がくるまでごはんが喉を通らず緊張していました(笑)。髙石さん私も、オーディションの期間が意外と長かったので、一日、一日が不安で、「受かる」とは想像もしていなかったので、聞いた時はびっくりしました。何度も繰り返しシーンを見るくらい山田監督の作品が好きなので、その最新作に出演できるのことがうれしくて、頭が真っ白でした(笑)。 木戸さんお二人と同じで、監督の作品に出られる喜びが押し寄せてきました。それと同時に、長い時間をかけて監督や川村さんが準備しているアニメに声を入れるというのは、魂を注ぎ宿らせることだと思いますし、僕も声の仕事は初めてなので、正直、「自分で大丈夫かな?」という不安とプレッシャーもありました。 MC改めてこの作品の魅力をどのように感じていますか? 鈴川さん誰もが経験する、思春期ならではの悩みや、抱えている思いを、三人が出会って、音楽活動を通して心を通わせて成長していく、その姿にとても勇気をもらえる作品です。私も共感できる部分がたくさんありました。三人の日常をのぞき見しているような感覚で、とてもほっこり癒してくれる作品だと思います。髙石さん映像美が本当にすごくて、監督が描く線の一つ一つに、ものすごいこだわりを感じます。まつげ一本一本の普通の動き、人がときめいた瞬間、そういうところの描き方が本当に魅力的でキラキラしているんです。「私があの時、ときめいた感情は映像にするとこんなにキレイなんだ!」と思える素敵な映像作品になっていると思いました。 木戸さん思春期の人たちが持つ悩みは、だれしも経験があって、今まさに、その悩みに向き合っている人もいると思います。主人公三人の設定が10代なので、きっと誰しもが共感できる作品だと思います。出会いがあって、感情の変化が起きる。今回だと音楽や色でそれが表現されています。その繊細さが『きみの色』の大きな魅力かなと思っています。 山田監督くすぐったかったです(笑)。ありがとうございます。 MCアフレコは三人で一緒に収録もされたんですか? 髙石さんはい、三人で…。 鈴川さん一緒に録りました。 髙石さん声を当てるお仕事は、数日だけなんですが、その中でも仲を深められたと思います。 鈴川さん髙石さんは、最初クールな方かと思っていました。でも、たくさんお話をしてくれました。すごく笑い声が素敵で、パワフルで、一緒にいて楽しいです。木戸さんは、すごく穏やかな雰囲気をまとっていて、安心感があるお兄さん的な存在でした。 髙石さん紗由ちゃんって、本当にトツ子みたいで、見ていると引き込まれちゃうような魅力的な方です。でも、芯があって役について考えている時はカッコ良いと思いました。木戸さんは、年は離れているんですが、私たちにも優しくて、すごく低姿勢というか、柔らかい雰囲気がルイくんにピッタリだと思いました。それから、声が想像と全然違って、ルイくんそのまんまで、驚きでした。 木戸さん(二人のコメントが)すごく気持ち良いですね(笑)。うれしいです。僕がいまだに覚えていることは、紗由ちゃんのことで、「そこのイスにトツ子が座っている」という印象がすごくありました。緊張していて、トツ子が一人で「ウーっ」ってなっているところが、オーディションの時の紗由ちゃんと同じで、声もかわいらしくてピッタリだと思いました。あかりちゃんは、三人で録っている時、すごく明るくて、現場を和ませてくれる感じがありました。その上、きみちゃんとしての力強い声もピッタリで、一緒に録っている時のほうが、ルイをやりやすかった印象があります。MC山田監督の印象はいかがでしたか? 鈴川さん最初は写真でしか見たことがなかったので、クールな方だと思いました。でも、実際は関西弁がかわいくて…(笑)。私も関西なので親近感がありました。穏やかな雰囲気をまとっていて、初めてのアフレコで緊張していたんですが、リラックスして臨むことができました。 髙石さん本当に柔らかい方で、「心で会話してくださる方」だと思いました。役のこと、作品のことについて話す時、分かりやすくではなく、自分の気持ちをそのまま伝えてくださるのが一番刺さりました。より良いものを監督に見せたい気持が強くなったし、そんな監督が作る作品は絶対に素敵なんだろうと思いました。でも、人見知りで(笑)、かわいい方だと思いました。 木戸さん初めて三人一緒にお会いした時、監督が一番緊張されていました(笑)。それを見た時に「監督も緊張するんだ」と思って、逆に僕らはリラックスできました。僕らと同じ目線でいてくれる優しい監督で、でも作品への情熱も伝わってきて、「頑張ろう」と思わせてくれる監督でした。 MC川村さんはプロデューサーとして、三人のこれからに期待されることはどんなことですか? 川村プロデューサーアニメーションの声を探す時は、毎回とてつもないオーディションになるんです。何が正解か分からないし、なるべく新しい声に出会いたいと思っています。なので、今回は、1600人――聞くだけで途方に暮れました。延々と声だけを数日間聞いた結果、この三人が唯一無二の声だと思いました。ここで出会った方々が、アニメーションに限らず実写映画でも、将来映画界を必ず背負ってくれる人だと信じています。また一緒に仕事をしたいと思っています。声の良い俳優は売れる――その条件が揃った三人であり、更にはオンリーワンの声を持っているので、この映画のみならずどんどん活躍していってほしいと思っています。 MC今回、劇中歌もあります。 山田監督「水金地火木土天アーメン」という、トツ子ちゃんが作詞作曲した歌で、きみちゃんとルイくんと三人で編曲したバンドの曲です。 MC牛尾憲輔さんと一緒に作られたそうですね? 山田監督今回、音楽を牛尾憲輔さんにお願いしました。「バンド曲に挑戦しましょう」ということで、音楽を牛尾さんが作って、歌詞はトツ子やきみちゃん、ルイくんが書くという風にやっています。一番大事にしたのは、この三人が演奏している楽曲だということですね。とても難しい展開があったり、すごく練習が必要なのではなく、一生懸命練習したら弾けるもの――でも熱があって、かわいらしくて、この時期に彼女たちが作ったことに納得できる曲であることを大切にしました。 MCボーカルを髙石さん、コーラスを鈴川さんが担当されていますが、この楽曲の印象をお聞かせください。 鈴川さんさっき流れていた曲はトツ子からきみちゃんへの思いがたくさん詰め込まれた曲ですが、歌詞がトツ子らしくて、言葉選びがチャーミングでかわいらしいので、音楽もつい鼻歌で口ずさんでしまう中毒性がある楽曲だと思います。 髙石さん本当にチャーミングでポップで踊り出したくなるような曲です。でも、その曲が劇中で流れた時に、私は涙を流したんです。思い入れがあるからっていうのはもちろんですが、一つ一つの物語を経て、たどり着いたその一曲が本当に美しかったんです。それを皆さんにも体感していただきたいです。 木戸さん二人があの曲を収録していた時、僕はいなかったので、僕は本編を観て初めて二人のあの歌を聞きました。本当に鳥肌が止まらないというか、ワクワク感、イントロから何かが始まりそうなキャッチーな部分を覚えています。観終わった後も帰り道に口ずさんでしまうような、すごく素敵な曲だと思いました。 MC映画は本当に音楽が大切ですね。 川村プロデューサー山田監督が「バンドものにする」と言った時、僕はうれしかったですね。「山田監督のバンドものを観たいな」と思っていたし、しかも、この三人が演奏して、アニメのキャラクターなのに、試写室から三人が出てきたんじゃないかって思うようなバンドのグルーヴ感がありました。「あぁ、音楽映画になった」という思いがありました。 MCそして三人を導くキーキャラクターのシスター日吉子は新垣結衣さんが声を当てています。新垣さんよりコメントをお預かりしていますので、代読いたします。完成した作品を観た時、すべてが柔らかくて繊細で心に春色の風がそよぐような優しい気持ちが画面からあふれていると感じがしました。 トツ子、きみ、ルイは個性豊かで本当に愛らしくて、試写の後に、鈴川さん、髙石さん、木戸さんと顔を合わせた時には、まるで物語の中の三人に会ったような気持ちになって高揚してしまいました。 ご本人たちが並んでいる感じも、何だか役にピッタリな感じがします。 シスター日吉子は、物語の登場人物の中では、大人たちとトツ子たちの間にいる人だと監督から説明をいただきました。トツ子たちに対して、他の大人たちよりも一つ距離が近いというか、静かに、でも熱くいや実はかなり熱くトツ子たちを見守っている人です。 気持ちを分かりやすくストレートに表すセリフはあまりない印象だったので、日吉子が何か言葉を呑み込んだ時の、その奥の気持ちはどんなものかと想像するのもとてもやりがいのある作業でした。 アフレコ本番は、山田監督と音響監督の木村さんをはじめ、スタッフの皆さんに、長い時間、大変根気強く、付き合っていただき、支えていただきました。この場を借りて、改めて本当にありがとうございました。 ぜひたくさんの方に観ていただきたい作品です。【新垣結衣さんコメント】MC山田監督、お聞きになられていいかがでしたか? 山田監督感無量です。私自身、新垣さんのことはテレビや映画、スクリーンを通してしか知らなかったんです。勝手な思い込みかもしれませんが、きっと芯が強くて、こだわりもあって、ものすごくぶっきらぼうなくらい真面目な方なんじゃないかと思っていました。それに、シャレっ気もあって、すごくチャーミングな方だと思っていたので、今回のシスターに日吉子にピッタリだと思いました。ダメ元でアタックしてみましたが、まさかお受けいただけると思っていませんでした。 MC実際にご一緒されていかがでしたか? 山田監督素晴らしかったです。物語の一つは、シスターの話といっても良いかもしれないです。作品を編み込んでくださるような役目で、その役割をすごく真面目に受け取ってくださいました。セリフの一つ一つ、ちょっとしたイントネーションの違いもとても大切にしてくださって、いろんな日吉子を見せていただきました。ものすごく感激しました。 MC最後に山田監督からメッセージをお願いします。 山田監督『きみの色』はオリジナル作品ですが、観てくださった方の今までや、これからあるかもしれないことなど、きっとどこか触れることができる作品だと思います。そして、何より劇場で「映画体験」をしていただくことを大切に思って作った作品なので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。
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劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- DVD一期一振:本田礼生 鯰尾藤四郎:前嶋 曜 骨喰藤四郎:北川尚弥 宗三左文字:佐々木喜英 加州清光:松田 凌 太閤左文字:北乃颯希 真田信繁:鈴木裕樹 大野治長:姜 暢雄 豊臣秀頼:小松準弥 弥助:日南田顕久 阿形:安田桃太郎 吽形:杉山圭一 徳川家康:松村雄基 山姥切国広:荒牧慶彦 アンサンブル: 及川崇治 淡海 優 奥平祐介 川手利文 工藤翔馬 小西主馬 澤田圭佑 下尾浩章 じゃっき~ 多胡亮平 田嶋悠理 千葉雅大 日野亮太 星 賢太 真鍋恭輔 宮永裕都 村山邦彦 山下 潤 山中隆介 横田 遼舞台『刀剣乱舞』シリーズ 5 周年を記念した劇場上映第4弾DVDの発売が決定! ヘッドフォン用 立体音響(DTS®Headphone:X®)を搭載TDV31355D/2022年度マーベラス原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus) 脚本・演出・総監修:末満健一 音楽:manzo/伊 真吾 ディレクター:池田圭太 製作:舞台『刀剣乱舞』製作委員会 配給:東宝映像事業部© 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 © 2015 EXNOA LLC/Nitroplus劇場版 舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣- DVDご購入はこちら
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2026年2・3月シアタークリエ『2時22分 ゴーストストーリー』上演決定!
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国際秘密警察 絶体絶命 <東宝DVD名作セレクション>三橋達也/ニック・アダムス/水野久美/真理アンヌ/田崎潤/佐藤允危機 100発!殺人秘密兵器の罠に飛び込む 不死身の国際秘密Gメン!Disc1本編93分 カラー シネスコサイズ 片面1層 音声:1. 日本語モノラル(オリジナル) 【初DVD化】【映像特典】◆予告編 ◆スチールギャラリー(静止画)TDV31360D/1967年度東宝原作:都築道夫/監督:谷口千吉/脚本:関沢新一/音楽:別宮貞雄殺人組織ZZZのブッタバル首相暗殺計画を知った国際秘密警察員が、新兵器・殺人泡で殺された。北見次郎(三橋達也)はジョン・カーター(ニック・アダムス)と、首相を守るため日本へ。ZZZもハヤタ(佐藤允)、アヤコ(真理アンヌ)など殺しのプロを派遣した。北見たち前に現れた謎の女(水野久美)の目的は?北見は首相の命を守れるのか。三橋達也とニック・アダムスの共演。ユニークな秘密兵器の登場。敵味方入り乱れての攻防戦。迫力ある痛快な頭脳プレー。満載の面白さが話題となったシリーズ最終作!©1967TOHO CO.,LTD.国際秘密警察 絶体絶命 <東宝DVD名作セレクション>
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