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「平場の月」大ヒット御礼舞台挨拶「平場の月」公式サイト 「こんな“大人の恋愛小説”は読んだことがない!」と話題を呼んだ、累計28万部突破の朝倉かすみ原作小説「平場の月」。リアルで切ない大人のラブストーリーは、公開を迎えるやいなや、「めちゃくちゃ泣いた」「鑑賞から2日経って心に沁みてくる」など大きな感動を呼び、早くも大ヒットを記録しています。 第50回報知映画賞で4部門にノミネートされるなど話題沸騰中の本作の大ヒットを記念して11月26日、東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて、上映後の舞台挨拶が行われ、堺雅人さん、井川遥さん、土井裕泰監督が登壇しました。堺さんにとっては、人生初のティーチインも行われたこちらの舞台挨拶の模様をレポートします! 大ヒット御礼舞台挨拶 青砥健将役 堺雅人さん 須藤葉子役 井川遥さん 土井裕泰監督 ■壇上には撮影で実際に使用された青砥の自転車が置かれ、登壇した堺さんは懐かしそうに自転車に触れる。 堺さん自転車、懐かしいですね。チェーンが外れていないか、ちょっと確認しました。実際に現場で一回外れたんですよ(笑)。今日はチェーンが無事に直っているようで良かったです。(後ろの感想コメントが書かれたボードを見て)これもゆっくり読みたいです。今日は貴重な機会をいただき、人生初ティーチインもあるそうですが…初めてなので、どうぞお手柔らかにお願いいたします。 井川さん公開を迎える時はすごくドキドキしていましたが、大盛況をいただきました。こうした機会をいただき、うれしく思っています。実は、公開されてから、私この日比谷の劇場で二回ほど本作を観ているので、もう一度ここに立つというのがとても不思議な感じがします。皆さんと、本作を共有できる時間を楽しみにしていました。どうぞよろしくお願いいたします。 土井監督11月14日に公開されてから、本当に熱い感想をたくさんいただいています。こんなに熱く言われることはあんまり経験がないです。今日は本当に貴重な機会で、こうやっていろいろお話できるということなので、できるだけたくさん質問などに答えていきたいと思いますので、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。 MC堺さんは初日の舞台挨拶で、「皆さんの感想を見ているので、ぜひハッシュタグをつけて投稿してください」とお話しされたということもあり、SNSでの感想投稿がすごいことになっているんですよ。 堺さん読んでいますよ! MC多くの熱い感想やメッセージを皆さんの後ろにあるコメントボードという形で紹介しています。皆さん、こちらの感想で気になるものってありますか? 堺さん皆さんの文章能力がすごいですね。自分の気持ちをこんなにうまく表現できることに、とてもびっくりしました。僕はもっとぼんやりしているので、本作を観終わった後に「なぜこんなに良かったのか?」っていうのを自分で分析しているその様子が、すごい人たちばっかりだと思いました。 土井監督「いつもの朝霞が美しすぎる」っていうのが良いですね。 堺さん「いつもの朝霞」。“いつもの”というのが良いですね。 土井監督この方は、朝霞在住の方なんですね。 MC監督は、その辺りをこだわられたんですよね? 土井監督そうですね。いわゆる、何かすごくキレイな山があるとか、海がキレイとかそういう場所じゃなくて、本当に生活をしている区域…東京のベッドタウンといいますか、東上線で20分とか30分以内で行けるぐらいのところが良いなと思いました。それをどういう風に映画で活かしたら「青砥と須藤が、本当にそこにいる人たちに見えるか?」というのが私の課題でもありました。 堺さん川が良いですよね、朝霞は。 井川さん川がとても良いですね。 堺さん回想シーンがあるとさ、現在と過去があるけど、川ってあっち側とこっち側じゃないですか。土井さんは川が好きなんですか? 土井監督僕ね、橋が好きなんです。僕の作品を観てもらうと、結構橋が出てくるんですね。 堺さん橋の芝居といえば、2階に須藤がいて、僕とどれぐらいの距離なのかっていうのは、台本を読んだだけじゃ分からなかったんですよ。そしたら、橋の上で見るってことになって「あ、結構距離あるな」って思ったのと、成田凌さん(鎌田雄一役)が、その距離でいるのに、僕の顔を覚えていたっていう恐怖(笑)。「すごいぞ、この人!」っていうね(笑)。でも、橋の上という境界上に自分がいるっていうのは、今思うとグッときますね。 土井監督まあ、成田くんが顔を覚えていたっていうのは、ドラマの嘘なんですが(笑)、あの場所は最初からすごくこだわりがありました。お互いがお互いを見ているのに、分からない距離だから、すごく見つめられるという…。お互いを近くでガーっと見つめ合うんじゃなくて、月を見ている須藤と青砥が離れた橋の上から見て、朝帰っていく須藤を窓から青砥が見る、この二つが本作にとってすごく大事なシーンだと思っていたので、アパートもすごく時間をかけて探したんですよ。 井川さんすごいなと思いました。角部屋でね。 土井監督ギリギリまで探しました。 堺さんあそこは狭山市ですよね? 土井監督そうですね。 堺さんあそこだけちょっと東上線から外れた西武線なんです。 土井監督でも、埼玉からは出ないようにしようと思いました。 堺さん埼玉の映画ですからね(笑)。 MC井川さんはいかがですか? 井川さん「見に行ったけど、まだ余韻というか、気持ちに整理がつかない。素敵とも儚いとも切ないとも落とし込めない感情。秋の夜長にしっかりかみしめたい」とあるんですが、私の友人も観た日は何かそのまま家には帰れなくて、数日経ってからジワジワジワジワと、何かザワザワした気持ちがして「どうしよう…もう一回一人で観に行こうかな」何て言われたことがありました。こういう響き方をする映画は初めてかもしれないっなって思いましたね。 MC演じられたお二人は、演じた後にどのような気持ちになったのかというのが気になります。 堺さんどんな気持ちになっていました? 井川さん私は、青砥を置いていってしまったっていう…。私の最後の撮影の後も、まだ撮影が続いていたので、「私のいない世界で青砥は大丈夫だろうか?」って思いました。なので、スクリーンで観た時に、それがすごく辛いものがありましたね。 堺さん本作って、物語が閉じていないじゃないですか? 須藤の死を受け止めた青砥って、結構残酷じゃないですか? その後の人生、回復にどれぐらい時間がかかるか分からないし…。でも、そこでポンと物語が終わるんですよね。何か丸がキレイに閉じない状態のようで、そんな開いた状態で終わるから…。原作だと、最初に「死」を知るところから始まって、グルっと回ってここに戻るので、丸が閉じられるんですよね。でも、映画では時間が一方向だけなので、スーッと行ってポンと放り出される感じがするんですよね。だから、自分の中で整理されて終わった作品というよりは、何かまだ世界がずっと続いて…星野源さんの言葉だと「呪い」がずっと掛けられているような、マジックがずっと続いているような感じがするのも、向井さんと土井さんの脚本と構成のすごいところですね。 土井監督最後、青砥の居酒屋でのシーンではなく、15歳の時の笑顔で終わりたいっていう気持ちはすごくあったんです。脚本の向井さんもそうなんですが、15歳の青砥は「すごい大人になりたい」って言うじゃないですか。でも、本作はすごい大人になれなかった人たちの話だなと思っているんです。須藤も青砥も生き方がすごく下手くそじゃないですか。でも、懸命に自分の人生を生きるしかないし、そうやって生きてきた人たちなんだなと思っています。だから、最後に15歳の時の笑顔で終わって、「二人の人生とか決断とかいろんなことを肯定してあげたい」なっていう気持ちがすごくありました。 堺さん「「すごい大人になりたい」って言ったけど、もう十分すごい大人だよ、青砥」っていうメッセージがあって、それには何かジーンときましたね。今の土井さんのメッセージが届いていたなと思いました。 MCこちらのボードにもあるように「涙」「号泣した」「タオルを持って行って良かった」と、とにかく泣いてしまって立ち上がれないような気持ちになったという方がすごく多いので、「涙活映画」としても話題になっているそうです。そんな泣けるという感想とともに多いのが「後からじわじわくる映画」「あの時の須藤は何を考えていたの?」「青砥は一年間どんな生活をしていたの?」など、もっと映画を知りたいという問いかけの投稿がありました。そこで、本日は堺さん、井川さん、監督に直接聞いてしまいたいと思います。まずはSNSで寄せられた質問を箱から引いてそれに答えていただこうと思います。 ■堺さんが箱から質問を引く。 焼鳥屋で青砥が泣く最後のシーンですが、堺さんはどのような思いで演じられたのでしょうか? 【SNSの質問①】 堺さんあそこは、この作品のもう一つのテーマである「メインテーマ」という薬師丸ひろ子さんの曲があって、原作にはないんですが、その歌の歌詞の「笑っちゃう 涙の止め方も知らない 20年も生きてきたのにね」っていう部分にズドーンとくるシーンなので、台本では「涙が流れる」っていうだけだったんですが、テストが終わった段階で「号泣でいきましょう!」という話になりました。「号泣ですか…。頑張ります!」と言ったものの、正直全くノープランでした。「どうしようかな?最悪目に指でも突っ込もうかな…」と思いましたが、その曲を録音部さんが流してくださったおかげで「“涙の止め方がわからなくて笑っちゃう”でいこう!」と、あの場で考えて演じたら、ああなりました。 土井監督堺さんだけに聞こえるように耳に小さなイヤホン入れたんですよね。実際にお店では流せないのでね。 堺さんそうでしたね。 土井監督さっきも言いましたが、青砥はこの先の人生もまだまだ長いじゃないですか。だから、一回堪えていたものをガーっと吐き出さないと、青砥のこの先の人生が大変だなと思ったんです。そこでつっかえていたものがバーンと取れて、もう溢れて止まらないっていう感じにしたかったというのはありますね。 ■続いて井川さんが質問を引く。 初日舞台挨拶を見ました。月がとても印象的でした。監督にうかがいます。満月、三日月、上弦の月、下弦の月しか分からないのですが、重要なシーンにおいての月の意味合いがあれば教えていただきたいです。 【SNSの質問②】 土井監督「月」について最初から決めていたことは、「満月は15歳の中学生の時にしか映さない」という風に決めていました。彼らはまだ将来があって、夢や未来というものがあるから、その象徴というか、明るく照らしたいという思いがありました。でも、大人になってくると、それぞれ生きていくうちに、いろいろと欠けていくじゃないですか。そういうものを持ち寄っているイメージがあるから、「大人になってからはなかなか満ち足りたものが見られない」という気持ちでした。あとは、それぞれのシーンに合わせて月の形とか、一応、日にちの設定があるのでそれを確認しながらですかね。他に決めていたことは、ただ月だけを撮るんじゃなくて、月が生活をしている私たちの目線の中にあるように撮りたいなということです。例えば、歩きながらの電線と街路樹越しに月が一緒に移動したり、屋根の向こうに見えたり、電車の駅の向こうにあったりというような…ただ月だけを撮るんじゃなくて、生活の中で、私たちが見ているという感じに撮影していました。 堺さん画角の中に登場人物と月が常にあるという? 土井監督そうですね。もしくは登場人物の目線が見ている景色の中に月があるというのは、ちょっと考えました。 堺さん星野源さんのエンディングテーマが「月あかり」「月の目線」みたいなことをおっしゃっていますが、すごく良い歌なんだね。 井川さん本当に! 言葉なく去ってしまった私からしてみると、源さんのあの曲が全て語ってくれた感じがします。包まれている感じがしますよね。 堺さんもう一人の登場人物として、星野源さんが入ったところが月の位置だったっていうのが「すごいな」と改めて思います。 ■土井監督が質問を引く。 堺さんと井川さんに質問です。お二人で一番好きなシーンを教えてください。私は青砥がネックレスを着けてあげるシーンです。素直になれない須藤が、その後もずっと着けていてうれしかったし、お守りだからこれ一つで良いって気持ちも痛いほど伝わりました。 【SNSの質問③】 堺さんあそこは良かったですね。 井川さん浴衣も。 堺さん昭和だなってやつね(笑)。そうですね、あそこも良かったですね。そういえば、入院中の須藤の姿をなるべく青砥に見せないように、監督を含めてスタッフの方々がすごく気を遣ってくださったんです。美術部のセットの片隅にある机の上に“こういう形になります”っていうテスト写真があったんですが、僕がそこに近づくと「近づかないでください!」「絶対見ないでください!」って言われました。「何だろう?」と思ったら、ガチャっと開けた時に、僕に新鮮な気持ちで見てほしかったっていうのが、スタッフさんの中にあったみたいです。 井川さんそれは知らなかったです。 堺さんそうなの。でも、ちょっと見ちゃったんだよ(苦笑)。これ、見ていないことにしておいて…。 MC少し驚きつつ、浴衣の葉子に(ネックレスを)着けてあげたわけですね? 堺さんあそこのあの距離感も良いですよね。 井川さん後ろからなかなか着けられなくて(笑)。 土井監督あれは、アドリブというか本当に…。 堺さん老眼で見えなかったです(笑)。 井川さん金具が小さくてね(笑)。リアルですね。 ■会場の皆さんからの質問。 先週ちょうど観に行ったんですが、途中から涙が止まらなくなって、さきほど星野源さんの歌のことや月の話もあったと思うんですが、さらに号泣して…。徐々に本当に好きになる映画だということを身にしみて感じています。本当に大好きな作品だっていう感じです。 質問は、堺さんは、現代劇のラブストーリーが今回、初めてに等しいかと思うんですが、このお話をオファーされた時の率直な感想を、井川さんもお聞きできればと思います。 【会場からの質問①】 堺さん初見の際、どの辺からグッときましたか? 質問者①頭からすごく…ほぼほぼ最初から感動していました。15歳の時の二人が頬をちょっと寄せる時に、ちょっとキュンとしました。そこからちょっとストーリーが進んで、大人になった二人がまた思いを寄せ合って深い仲になったら病気が発見されて…というところから。 堺さんやはり坂元(愛登)さん(中学時代の青砥役)と一色(香澄)さん(中学時代の須藤役)の瑞々しさからもう…それはうれしいな。ご質問について言うと、オファーの時のことは正直よく覚えていないです。気がついたら原作を夢中になって読んでいました。だから、本当に先ほどのあなたではありませんが、僕も、始まりがよく分からず、気がついたらズブズブっていうパターンですね。いつの間にか、そこに入り込まれちゃったみたいな感じが僕はあります。 井川さんやっぱり50代のストーリーなので、恋愛だけではなく、「これからの人生の後半戦、どうしようか?」っていうところで、今まで生きてきた経験が投影できるんじゃないかなっていうのがありました。だから、すごく共感をしながら読み進めていった感じがあります。その両方の面があったのが良かったのかなと思いますね。 素敵な映画をありがとうございました。私は、初日舞台挨拶以来の二回目の鑑賞になります。今日、久しぶりに観て、須藤さんのマフラーの巻き方の違いがすごく気になりました。すごく細かいところなんですが、最初に会った時は、防寒重視でギュッと巻いていたのに、その後の二人のシーンの時はちょっとかわいい巻き方に変わっていたんですね。ちょっとかわいくしたのかな?と思って気になりました。 【会場からの質問②】 堺さんそうなんですか…? すごい! 井川さん季節的なものもすごくありまして、二人の出会いの時は、すごく寒い日だし久しぶりという距離もあって、キュッと結んでいるのは本当にその通りです。その後は、多分かわいくは須藤なので結ばないとは思うんですが(笑)、フワッと結ぶようになったのは、近さを感じるかもしれないですね。 堺さんそうか…すごい! 質問者②細かい部分に関して「ここを観てほしい!」みたいな小さいこだわりポイントみたいなのがあったら教えていただきたいです。 堺さん「一年間、青砥は何してたんだ問題」ですよ(笑)。冒頭は、1年間の間から始まるわけじゃないですか。監督と「その落差をつけたい」という話をして、実は始まる前の時は、うっすら髭を伸ばしているんですよ。本当に微妙にうっすらと髭を伸ばしているんです。これは本当に、メイクの千葉さんの勝利で(笑)、うっすらとした無精髭だから、伸ばし続けてもダメだし、剃ってもダメなんです。だから、「今日は剃ったら8時間後にまた剃ってください」っていう指令が出たりしました(笑)。だから、須藤と出会って、一年間会わないと決めたその一年間は、いつ須藤と会っても良いように、なるべくこざっぱりしています。そうじゃないところは、髭がちょっとだけあって、ちょっと自分にだらしない状態から、少しずつ人間としてしっかりしていくという…。 土井監督お弁当も作るようになったんですよね。あと、髭を剃っているシーンで始まるのは、そういう意味もあります。あと前髪が下りてボサボサなんですが、一年後の場面では割とちゃんとおでこが見えていると思います。なんかちょっと細かく、少しその一年の間に、青砥はちょっと生活を整えていたことになっています。 とても素敵な映画をありがとうございます。 星野源さんのファンなんですが、今回のエンディングの曲が「いきどまり」ということで、本当にうれしいです。土井監督とプロデューサーさんが熱心にオファーをしてくださったというのをラジオで聞きましたが、主演のお二人が初めて「いきどまり」を聞いた時に、どのような感想を持たれたのかなというのが気になっています。 【会場からの質問③】 堺さん初めて聞いたのは、僕はピアノ版を聞いたんです。要するに、歌詞ができてない状態だったので、月明かりというよりは、「風」のような…ヒューっと吹く風のイメージだったんです。でも、星野源さんのお話をいろいろ聞いていくうちに、歌詞ですごく悩まれるみたいな話を聞きました。曲はスーッとできるけれど、歌詞がすごく…という話を聞いてから、歌詞の入っている歌を聞いたら、今度は何か温かくファーっという光のような感じだったので「こんなに印象が違うんだ!」というのが、まず第一印象です。さっきも言いましたが、星野源さんと共演しているというか、一緒に立っているという感じがします。舞台でも、ここに立つのとこちらに立つのとでは、全然印象が違います。こんな二人がいる時に、どのポジションに入るのかという時に、星野さんは月というポジションを選ばれたのがすごい…。「あぁ、俳優さんなんだな」という感じがすごくしました。ごめんなさい、話がまとまらないですが、歌詞ももちろんそうですが、いろんなことをまだ考え続けていているという感じです。 井川さん私も最初メロディラインだけを聞いたので、すごくこの作品の温かさを最初に感じたんです。でも、歌詞が出来た時に、やっぱり「呪い」という言葉と、「息が止まれば」「また生まれ変わって」っていうのが、やっぱり源さん独特で特有の表現だなと感じました。須藤の素直に言えないところの気持ちをそのまま歌詞に落としてくださったんだなと感じています。こんな表現ってあるんだなと、台本の読まれ方が素晴らしいなと、本当に驚きましたね。 MC堺さんは、ティーチインはいかがでしたか? 堺さん初ティーチインで、とても素晴らしい経験ができたと思っております! 感想が聞きたくなる作品ですよね、本当に。 MC最後に堺さんからメッセージをお願いします。 堺さんもう終わりか! まとまらないですね。でも、このまとまらなさこそが「平場の月」っていう感じがとってもします。多分、物語が僕の中では終わっていないんだと思います。なので、皆さんにとっても、これからどんどん続いていく作品であってほしいと思います。そして、長くいろんな方に観ていただきたい作品です。大人の方ほど響く作品だと思うし、一生懸命生きてきた方ほど響く作品のような気もします。でも、何か簡単に言葉にならないところがまたこの作品の素敵なところだと思います。なので、皆さんもモヤモヤした感じで、この後も過ごしていただければと思います。今日は本当に貴重な機会で楽しかったです。本当にありがとうございました。引き続き本作をどうぞよろしくお願いいたします。
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『薬屋のひとりごと』レンタルBlu-ray 第2巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美薬屋の娘が宮中を揺るがす――――【商品仕様】カラー/1080p High Definition/16:9 ワイドスクリーン/日本語リニアPCM 2.0ch ステレオ/2層(BD50G)/バリアフリー日本語字幕【収録分数】約136分(第7話~第12話収録)TBR35068R/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』レンタルBlu-ray 第2巻
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『薬屋のひとりごと』レンタルBlu-ray 第1巻猫猫:悠木碧 壬氏:大塚剛央 高順:小西克幸 玉葉妃:種﨑敦美 梨花妃:石川由依 里樹妃:木野日菜 阿多妃:甲斐田裕子 梅梅:潘めぐみ 白鈴:小清水亜美 女華:七海ひろき やり手婆:斉藤貴美子 羅門:家中宏 李白:赤羽根健治 小蘭:久野美咲 やぶ医者:かぬか光明 ナレーション:島本須美薬屋の娘が宮中を揺るがす――――【商品仕様】カラー/1080p High Definition/16:9 ワイドスクリーン/日本語リニアPCM 2.0ch ステレオ/2層(BD50G)/バリアフリー日本語字幕【収録分数】約136分(第1話~第6話収録)TBR35067R/2023年東宝原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)キャラクター原案:しのとうこ 監督・シリーズ構成:長沼 範裕 副監督:筆坂 明規 キャラクターデザイン:中谷 友紀子 色彩設計:相田 美里 美術監督:髙尾 克己 CGI ディレクター:永井 有 撮影監督:石黒 瑠美 編集:今井 大介 音響監督:はた しょう二 音楽:神前 暁・Kevin Penkin・桶狭間 ありさ アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会『薬屋のひとりごと』レンタルBlu-ray 第1巻
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『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』 Blu-ray Chapter 3 初回生産限定版新たな歩みの先で、待つものとは―。TBR33253D/2023年度東宝© 理不尽な孫の手/MF ブックス/「無職転生 II」製作委員会『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』 Blu-ray Chapter 3 初回生産限定版ご購入はこちら
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「新解釈・幕末伝」完成披露試写会―幕末プレミア―「新解釈・幕末伝」公式サイト “みんなが知っているようで知らない幕末”を、コメディ界屈指のヒットメーカーである福田雄一監督が、史実にのっとりながら“新たな解釈”で実写映画化。教科書には載っていない英雄たちの物語が映画「新解釈・幕末伝」となって、12月19日より公開となります。 11月27日には「完成披露試写会―幕末プレミア―」が行われ、ムロツヨシさん、佐藤二朗さん、広瀬アリスさん、松山ケンイチさん、勝地涼さん、倉悠貴さん、小手伸也さん、渡部篤郎さん、山田孝之さん、福田雄一監督が、真っ赤な大階段から華々しく登場しました。撮影時のエピソードや、笑って学べてアツくなる「超幕末喜劇」の魅力を熱く語り合いました。この日の模様を詳しくレポートします! 完成披露試写会―幕末プレミア― 坂本龍馬役 ムロツヨシさん 西郷隆盛役 佐藤二朗さん おりょう役 広瀬アリスさん 土方歳三役 松山ケンイチさん 徳川慶喜役 勝地涼さん 沖田総司役 倉悠貴さん 近藤勇役 小手伸也さん 勝海舟役 渡部篤郎さん 桂小五郎役 山田孝之さん 福田雄一監督 ■福山雅治さんが手がけた主題歌「龍」が流れる中、坂本龍馬役のムロさんと西郷隆盛役の佐藤さんがステージの逆サイドから姿を現し、中央で合流。笑顔でガッチリと握手を交わし、大きな拍手を浴びました。 ■続いてキャストの皆さんと福田監督が登場。金色の紙吹雪が盛大に舞うド派手演出の中、総勢10名の豪華メンバーが真っ赤な大階段を歩くと、さらに会場は大盛り上がり。華やかにイベントがスタートしました。 ムロさん坂本龍馬を演じさせていただきました…(マイクを離し、地声で)ムロツヨシです!(会場のお客さん:歓声&拍手)本日はお越しいただき、誠にありがとうございます。ステキな完成披露試写会で、やっと皆さんに本作を観てもらえる日が来ました。皆さんが、もし笑えたのならば、皆さんの笑い声で初めて成立する喜劇映画でございます。どうか楽しんでください。この完成披露試写会、このイベントが楽しくなるように全力でやってみせたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします! 佐藤さん西郷隆盛を演じました…(マイクを離し、地声で)佐藤二朗です!(会場のお客さん:笑&歓声&拍手) 佐藤さんムロツヨシと僕が、福田雄一と関わるようになって十六年が経ちました。あっという間に感じます。今回ばかりは、福田自身も「ちょっと汗をかきました」と言おうということで、最近、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(2011年、2012年、2016年にテレビ東京系列にて放送/主演:山田孝之)の仏などの、福田監督の作品の作り方をSNSでバラしてしまっています。一同で「夢を壊してしまうんじゃないかな」という心配もしているんですが、この作品は「本当に大真面目に、熱く作った」ということを言っていこうという気持ちで、皆さんにお届けしたいと思っています。今日はどうぞよろしくお願いします! 山田さん桂小五郎を演じました、山田孝之です。(会場のお客さん:拍手) よろしくお願いします。 佐藤さんこれが、山田孝之です。 ムロさんこれぞ、孝之。これぞ、山田。 広瀬さん短い時間ではありますが、ぜひ楽しんで行ってください。 松山さん今日はお越しいただき、どうもありがとうございます。 小手さん実写史上、最もふっくらした近藤勇を演じました。本日はよろしくお願いいたします。 勝地さんこんにちは、今日はよろしくお願いします。 倉さんこんにちは。今日はよろしくお願いします。ありがとうございます! 渡部さんようこそ。楽しんで行ってください。 佐藤さん(渡部さんの渋い挨拶に)…カッコ良すぎる! 福田監督ありがとうございます。先ほど二朗さんが「ちょっと汗をかきました」と言ってくれたんですが、こんなにちゃんと勉強をして脚本を書いたのは初めてです。だからこそ、「史実に間違いはない」と信じていますし、それに基づいた新解釈を楽しんでいただく映画だと思っています。どうぞよろしくお願いします。 MCいよいよ、完成披露試写会を迎えました。企画段階から特別な思いを持って取り組まれたとうかがっていますが、改めて今はどのようなお気持ちでしょうか。 ムロさんやっと、この日が来たなという思いでございます。僕が言い出しっぺでございます。(コロナ禍で)家にいなければいけない期間、あの時間、とても悔しかったものですから、この時間をいかにプラスできるかと考え、やるべきリスト、やりたいことリストとして「福田雄一作品の看板を背負う。背負う側になる」というものを掲げました。そして「家から出ても良いよ」となってすぐに、福田さんに会いに行って、許可をもらいました。そこで「二朗さんとやってみたらどうだ」と言っていただき、すぐに二朗さんに会いに行きました。その後、山田くんが参加することになったり、その後も蓋を開けていくと、(ステージを見渡しつつ)…見ても分かる通り、この豪華な皆さんに参加していただくことになりました。「ちょっと言い過ぎたな…」と思っています。途中から「ちょっと豪華すぎやしないか」となってきたんですが、とても撮影は緊張感のある日々で、楽しかったです。本当にクソ真面目にふざけ切ることができたのではないかと、…言い出しっぺながら、やり切ったかなと思っています。 佐藤さん実は、福田と僕とムロは、プライベートではあまり会ったりしていないんです。十六年の中で、福田雄一と二人で飯を食いに行ったのは一回だけなんですよ。しかもその時は「舞台に出てくれ」「うん、まあ出るか」で終わりましたからね。その三十分だけなんです。だから、ムロから急に「ちょっと二朗さん、お話があります」とメールが来た時は、「あれ、珍しいな」と思いました。あれが、どれくらい前になるかな? ムロさん声をかけたのは、三年ぐらい前ですかね。 佐藤さん(うなずきながら)今日は朝からずっと、ムロと取材を受けていますが、やっぱり記者の皆さんから「ダブル主演という形で作品を背負うことに、どういう感慨がありますか」と聞かれますが、あえてその感慨は持たないようにしています。これで終わりではないので…。もちろん十六年というのは、僕もあっという間だと思いますが、あえて通過点と言いますか…、何かここで感慨を持ってしまうと、それで終わっちゃいそうな気がして…。なので、そんなにすごい感慨は持たないようにしています。ごめん、「感慨」ばかり言っているね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) ムロさん通りたかった道というか、場所ではありますね。そこを避けてというか、ナシでずっと歴史が続くのならば、むしろ自分からその場所を作りに行ったという感じですかね。 MCムロさんは十六年間、福田監督作品を支え続け、今回はこのステージの真ん中に立っていらっしゃいます。その辺りもまた少し、特別な気持ちがありますか? ムロさんいや、言い出しっぺということだけですかね。この真ん中にどうしても立ちたかったというよりは、真ん中に立つ“日”、“ページ”、“場所”があっても良いし、僕がいつも通り端っこに行くこともありますし、これからもどんどんやって行こうと思っています。でも、真ん中に立った経験があるからこそ、これから福田さんの作る先で、また違った暴れ方をするのか、僕も(作品にとっての)重し(のような存在)になれる日が来るのかなと思っています。今回は、二朗さんが重しになってくれましたが、そういったポジションもやれたら良いなと思っています。 MC同じく、主演を務められた佐藤さん。今回は福田監督作品における、いわゆる“佐藤二朗節”といったお芝居を封印された印象があります。これは佐藤さんのご提案だったのでしょうか。 佐藤さんそうです。脚本を読んで、いわゆるいつもの“福田雄一作品での佐藤二朗”というのは、一切封印しようと思いました。福田作品なので、やっぱりみんなも前のめりになるし、僕もいつも前のめりになるんだけれど、今回は幕末のお話で「どうしても血は流したくない」「だけど国のためを思うと幕府を倒すしかない」という、とんでもない葛藤を抱えた西郷をちゃんとやりたいなと思いました。ただ、福田さんにだけはメールしました。満を持してムロツヨシと佐藤二朗がダブル主演をやるんだから、みんなも丁々発止の笑いをやると思うだろうから、監督に「いやいや、それは二朗さん勘弁してください」「いつものようにやってくださいよ」と言われる可能性も当然ある。だから、ちょっと恐る恐る福田には長文のメールを送った。「何回も脚本を読んだけれど、(その方向性でやることに)勝算がある」と。まあ、そんなに勝算があったわけではないんですが。 福田監督なかったの!? (会場のお客さん:笑) 佐藤さん“そんなには”なかった(笑)。(会場のお客さん:笑) 福田監督なかったんだ! 佐藤さん“そんなには”なかった。でも、そう言わないと監督のOKが出ないから…。 福田監督僕はもう、最後の文章に「勝算がある」と書いてあったから、信じたんですよ。 佐藤さん良かった、良かった。うん、騙せた、騙せた。(会場のお客さん:笑)そんなに勝算があったわけじゃなかったんだけれど(笑)、だから、作品全体の文鎮みたいな役割ができれば良いなと思いました。ムロはムロで、ベクトル的にはいつもの笑いを、もっと前のめりにやるけれど、僕は一切それをやらないという形のダブル主演があっても良いかなと思いました。 MC演じる前から、そういった熱い思いがあったのですね。山田さんは、2009年公開の山田さん主演映画「大洗にも星はふるなり」を皮切りに、「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、ムロさん、佐藤さんとは長い共演歴があります。今回の出演情報解禁時には、「偉大な先輩たちからも、そろそろ何だか、ほんの少しだけ勉強させていただける機会が近づいてきた」とコメントされています。 山田さんあまり明確には覚えていないんですが…、(佐藤さん:笑) 「多分、近づいてきたかもしれない」くらいだったと思います。 佐藤さんそういう時期がね、近づいてきたかもしれないと。 山田さんずっとお二人とは一緒にやってきたので、もうそのままですね。お二人がダブル主演でやるとなったら、僕も何かできることがあるんじゃないかと思って、「参加させてください」という感じでしたね。 MC三人でのシーンは、撮影されてみていかがでしたか? 山田さん(しみじみと)大変でしたね…。 佐藤さんまあ、大変なシーンだったね。 ムロさん「大変じゃない」がなかったもんな。 山田さん薩長同盟という、今後の日本の未来を決めるような場所なので、もちろん緊張感がすごくあるんです。何だかね(ムロさんと顔を見合わせながら)「楽しんでやる!」という感じでもなかったですね(笑)。 ムロさんなかったですね(笑)。今回の台本も含めて。 山田さんだから、シーンの状況とは合っていましたよね。 MC薩長同盟のシーンは、まさに本作のハイライトとも言える場面だと思います。お三方による緊迫した会話劇を、福田監督はどのようにご覧になっていましたか。 福田監督お三方に、「セリフ合わせをしないでください」というお願いをしました。東宝のスタジオで、真ん中に和室のセットが組まれているんですが、それぞれが別の場所に座って、「一人で台本を読む」という時間を過ごしながら撮ったんですよね。僕的に、「新鮮味がほしいから」という簡単な理由ではなくて、薩長同盟って、西郷と桂がそこで初めて顔を合わせて話をする。そこに坂本龍馬もやって来て、初めて話をするわけですから、相手がどう出てくるかを知ってほしくなかったんです。ムロくんが山田くんに指示を出すところがあるんですが、そのシーンも山田くんがどう出てくるのかを分からずに演じているんです。でも、実際の薩長同盟ってそうだったはずじゃないですか。薩長同盟の話し合いの終わりのところで、二朗さんが山田くんにガチギレをするんです。僕としては台本はそんなつもりで書いてなかったので、モニターを観ながら二朗さんがガチギレしたことに本当にびっくりしたんです。 佐藤さん(笑)。 福田監督二朗さんがガチキレするのを山田くんも初めて見たはずで、それに対して山田くんもガチギレ返すんです。そうやって、あのすごいシーンができあがっていきました。本当にこの作品は、CGが黒船だけで、あとはもう、役者の力でしかないんです。 ムロさんすごい。CGの場所をちゃんと言うんだ。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 佐藤さん監督だから!(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) ムロさんそうか。(佐藤さん:笑) 福田監督この前、福田組のスタッフと話をしたんですが、やっぱりこの作品は「役者を観る映画ですよね」ってなったんです。編集をしている時にも、三人のやり取りが圧巻だったので、「すげーな、役者さん!」と改めて思いました。 MCそのヒリヒリとした薩長同盟のシーンは、ぜひこれからご覧になる皆さんも注目していただければと思います。 ムロさん(会場のお客さんに向けて)皆さん、本当に長いです。とても長いです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)そんなつもりで観てほしいわけじゃないですが、どんどん呟いてください。「あれ、まだやる?」って。(佐藤さんに話しかけるように)「え、まだ続く?これ」 佐藤さん(ムロさんの問いかけを受け)「これ、長くない?」(コントが始まったかのような雰囲気に、会場のお客さん:笑) ムロさん「長くない?」 佐藤さん「これ、編集ミスじゃない?」 ムロさん「これ、大丈夫?」 山田さん(どこかから戻ってきたようなフリをして)「まだやっていたの?」(即興芝居に参加した山田さんに、会場のお客さん:笑) ムロさん&佐藤さん(山田さんを示しながら)今、トイレに行っていた人です!(会場のお客さん:笑) 佐藤さんそういう芝居です!(会場のお客さん:笑) MCそして、広瀬さんの撮影が終わった日には、福田監督からプロデューサーのもとにLINEが届いたとうかがっています。 福田監督いや、僕はLINEじゃなくて、Twitter(X)に呟いていました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 佐藤さん世界に発信したね! 福田監督「ヤバい、ヤバい!今回のヒロイン、だいぶヤバいコメディエンヌです!」と書いていました。「ヤバい、ヤバい、コメディエンヌ。最高です。見たことない、こんなコメディエンヌ」と呟いたその朝、アリスちゃんがほぼ同じ刻に「今日は全身タイツで頑張ります」って呟いていた(笑)。それを見た人から「あれ、これ同じ作品なんじゃねえの?」的なコメントをいただきました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 佐藤さんまだ情報解禁していないからね。 福田監督全然、していないから。 MC匂わせちゃったということでしょうか。 福田監督いや、匂わせるつもりは全くなかったんですよ! たまたま二人で、同時に言っちゃったんです。 佐藤さんもう匂わせどころか、ほぼアンサーだもんね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 福田監督アンサーだね、本当に。 MCそのコメントをご覧になって、いかがでしたか? 広瀬さんめちゃくちゃうれしかったです。でも、薩長同盟のシーンは(台本のページ数)三十八ページもあって、めちゃめちゃ緊張感があるのに、私はただ全身タイツで暴れただけなんです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)申し訳ない気持ちでいっぱいです。 佐藤さんただね、全身タイツで暴れられる女優さんはそんなにいないから。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 広瀬さん(うれしそうに)本当ですか? 佐藤さんうれしそう(笑)! ムロさん観終わった時に、「主演・広瀬アリスだな」って思う方、結構いると思います。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 本当にそう思います。 MC本作で描かれるおりょうは、現代にも通ずる女性像だと感じました。広瀬さんご自身は、演じられていかがでしたでしょうか。 広瀬さん先ほど、皆さんが「おりょうは頭のおかしい女だ」と言っていたので、私も「頭のおかしい人なんだな」と、ちょっと思っています。でも、それがちょっとうれしい自分もいるので、早く皆さんに観ていただきたいと思っています。 MC勝地さんは先輩でいらっしゃいますが、本作の広瀬さんいかがですか? 勝地さんイカれていました!(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 僕は、十代の頃から(広瀬さんを)知っていますが、ここまでできるのかと思いました。だって、福田作品、初めてですからね。 佐藤さんそれが信じられない。 勝地さん爪痕を残しまくるので、びっくりしました。 MCそして、渡部さんは以前、舞台で福田監督作品に出演されていますが、映像作品は初めてだと思います。何か意識されたことなどはありましたでしょうか。 渡部さんありません。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)何でも、とりあえず一生懸命にやろうかなと思っていました。 MC福田監督からの演出は、どういったものがありましたか? 渡部さんいや、どうなんでしょう。忘れました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 佐藤さんありませんし、忘れました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 福田監督(笑)。僕は、篤郎さんに一回だけ、注意したことがあるんです。一緒に舞台をやらせていただいた時に、稽古初日で「今日から立ち稽古をしますよ」という時に、スーツでいらっしゃったんです。 佐藤さんそうだ、そうだ。 福田監督「篤郎さん、稽古をその格好でやりますか?」って聞いたら、「あ、これじゃダメなのか。じゃあ、ちょっとジャージ買ってくるわ」って(笑)。 佐藤さん買ってきたの!? 福田監督次の日、ジャージ買ってきたの。 佐藤さん僕もその舞台に出ていたから、渡部さんがスーツを着てきたのは覚えている。 渡部さん(MCに向かって)ごめんね、全然違う話でね。僕は、福田監督の映像作品は初めてだったので、すごく楽しみにして現場に行きました。特に何かという演出ではなくて、一生懸命にやっていました。 福田監督一つ思っていたのは、ムロくんのノリに乗っかってきてくださる役者さんだと、この役はちょっと違うなと思ったんです。ムロくんが作り出すノリに、全然乗ってこない役者さんが良いなと思っていたら、プロデューサーさんから「渡部さんはどうですか」と言われた時に、「うわ!それじゃん!」となったんです。「篤郎さん、やってくれますかね!?」と聞いてみたら出てくださるとお返事をくださって…。現場では、もう明らかに、篤郎さんの周りだけワールドが違うんですよ(笑)。割とみんな砕けてしまうんですが、篤郎さんだけ独特の空気を保ってやっているので、それがもう勝海舟でしかない。そういった僕の思いが、現場ではそのまま実現されていました。 ムロさん今回は、二朗さんが作品としての重しになりますが、前半の重しとなったのは、僕らのアツロウ・ワタベ。みんなのアツロウ・ワタベ。篤郎さんですよね。 福田監督ちょっとネタバレになってしまうんですが、「忍び茶屋」というのが、実際に江戸時代にあったんです。いわゆるコンセプト茶屋のようなもので、本作では、くノ一が接客をしてくれるお茶屋さんです。そこに行く道中で、ムロとガンちゃん(岡田以蔵役の岩田剛典さん)と篤郎さんが歩いてしゃべっているシーンがあって…。ガンちゃんは堅物の殺し屋役なので、「なぜそんなところに行かなきゃいけないんですか」と言うんです。そこで篤郎さんがものすごくカッコ良い顔をして、「興奮するからだよ」と言うんですよ(笑)。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) MC福田監督、皆さんはこれから本作をご覧いただきますので、それ以上お話をすると…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 福田監督そうですね(笑)! 佐藤さん今、マイクが入っていないところで、渡部さんが僕に「福田、中身を言っちゃっているよ」って言っていました。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) MC続いて、勝地さんは、最後の将軍である徳川慶喜として出演しています。オファーがあった際のお気持ちを教えてください。 勝地さん福田さんの「銀魂」を観ていらっしゃる方は分かると思うんですが…。(「銀魂」で勝地さんが将軍の徳川茂茂役を演じていたことから、周囲から「将軍と言えば!」と声が上がる)「また将軍、勝地かよ!」と思いましたが、でも、福田さんが「勝地だ」と言ってくださるので…。 福田監督食い気味に言いました。(キャスティングの打ち合わせで)「慶喜役、誰にしますか?」と聞かれて「勝地で!」って。 勝地さん僕は、事務所の人から、「福田さんから将軍役が…」「やります!」って、食い気味に答えました。 福田監督何だったらもう、茂茂と同じしゃべり方しています(笑)! 勝地さん(笑)! 僕は、何本も福田さんの作品に出演していますが、今回はムロくんと二朗さんが主役ということで、その作品にちょっとでも関われたのがすごくうれしかったです。僕は一足先に観たんですが、オンラインで観たので、巻き戻すことができるんです。先ほどのお話にあった薩長同盟のシーンは、もう一回観直しました。 ムロさん&佐藤さんええ! 勝地さんそれぐらい、ヒリヒリ感とか、「現場ではどんな空気だったんだろう」とか考えると、少し熱くなってジーンとしました。面白いシーンなんですが、そういう思いになりました。 福田監督そうだよね。あれ、役者さんが観るとあの場が特別な空気感であることが分かるよね。 勝地さん分かります。ヒリヒリしていて、すごいなと思いました。 福田監督すごい緊張感でやっているんだろうなって、分かるよね。 MCそして、近藤勇・土方歳三・沖田総司という、人気のある新撰組を演じた三人にもお話をうかがいます。小手さんは現場を終えて、「洗礼を受けた」とコメントされています。 小手さんそうですね。僕にとって福田監督の作品は「初めまして」だったんですが、ちょうど僕らの登場シーンは、この映画全体のクランクインで、本当に、初日も初日だったんですね。何も分からない状態で、「初めまして」の現場に来て、シーンの撮影を始める前のドライリハーサルというものをやりました。普通は、一つのシーンを頭から最後までざっと流してやってみて、それを見てどう撮るかを考える、そういうリハーサルなんです。そのドライの時に、僕らはセリフを合わせるはずなんですが、僕らが言うはずのセリフを全部、福田さんが「じゃあこの人がこう言って、こう言って、こう言って、ここで出てきて…」と、全部段取りをしゃべっちゃうから、僕らはやることがないんです。(会場のお客さん:笑) しかも、それを聞いている状態で、「シーンを理解したな」という空気が流れて「じゃあ本番、行こう!」って言われて、「ええっ!今のがリハーサルなんですか…!?」ってなりました。 佐藤さん無茶苦茶ですよね。 ムロさん役者がリハーサルをやっていないですもんね。 小手さん役者、やっていないですからね。言い方は悪いですが、こんな雑な…。(福田監督:爆笑) ムロさん言葉、選んでもらっても良いですか(笑)。 佐藤さん思った以上に、言葉が悪かったねえ(笑)。 小手さんだって、びっくりしましたよ! そこから急に本番が始まるんですが、マツケン(松山)さんとかはもう福田監督の撮り方に慣れているから、始まったら始まったで、急にすごいトップギアを入れてくるし、倉くんは倉くんで勘が良いので、途中から一気にヒートアップしてくるし…。僕は二人の勢いを止めるのに精一杯でした。ツッコミで筋肉痛になったのは初めてですよ。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 佐藤さん本当に面白かったよね、あの三人。 松山さんやっぱり、生きるか死ぬかのシーンでしたもんね。 小手さん(勢い良くツッコミ)違うだろ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) ムロさん違うね。茶屋に入るか、入らないかの話だよ! 佐藤さん松山、全然違うぞ。 小手さん茶屋に入るか、入らないかで揉めているだけのシーン! 松山さんでも、僕らにも三十八ページ分の緊張感ありましたよね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑) 小
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