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≪お詫びと訂正のお知らせ≫「ヴァチカンのエクソシスト」 劇場用パンフレットをお買い求めのお客様へgoodsこのたびは「ヴァチカンのエクソシスト」劇場用パンフレットをお買い求めいただきまして誠にありがとうございます。本パンフレット内の記載に誤りがございました。下記の通り訂正させていただきます。 ラッセル・クロウ プロフィール 9〜10行目 (誤):リドリー・スコット監督の『インサイダー』(99) (正):マイケル・マン監督の『インサイダー』(99)ご購入いただきました皆様には、誤った情報を記載しましたことを深くお詫び申し上げます。東宝株式会社 ライツ事業部
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楽天地のサステナビリティ楽天地のサステナビリティ6月15日(土)・16日(日)の2日間、墨田区が主催する「すみだ環境フェア2024」と連携し、本年で4度目の開催となる「サステナ祭」が開催されました。1階正面広場では、「ハンパ石鹸ワークショップ」や「コード化点字ブロック」の展示、館内では、墨田区内の福祉施設を利用する方々が描いたデザインの館内装飾が催され、大勢の人々で賑わいました。 また、TOHOシネマズ錦糸町楽天地では、サステナ祭期間と合わせた16日(日)、障がいにより、映画館で映画を見ることが難しいお子様とそのご家族が一緒に映画を楽しんでいただくことを目的とした、貸し切り上映会の会場提供を行いました。協力:東京石鹸堂 石鹸の製造時に発生し、そのままでは販売できない切れ端等の「ハンパ石鹼」を使って、環境に配慮したオリジナルの石鹸を作るワークショップを行いました。「ハンパ石鹸で作る環境に優しいマイソープ」ワークショップ協力:iU 情報経営イノベーション専門職大学 情報を設定した点字ブロックをアプリで読み込むことで、音声で情報を提供するコード化点字ブロックに関する取り組みについて、展示と説明をいたしました。「コード化点字ブロック」の展示協力:みんな北斎プロジェクト 昨年に引き続き2度目の実施となる本企画。「新・本所七不思議」と題し、墨田区内の福祉施設を利用する方々が思い思いに描いた「不思議」を館内の装飾として展示いたしました。フシギのある街、錦糸町
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「ディア・ファミリー」大ヒット御礼舞台挨拶「ディア・ファミリー」公式サイト医療知識ゼロから医療機器開発に挑む父親と家族の姿を捉えた映画「ディア・ファミリー」。娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発をはじめ、その後に世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを生みだした実話ベースの物語です。 6月14日より公開し、週末興行ランキングでは二週連続の一位を記録しました。この大ヒットを記念して、6月30日に大泉洋さん、菅野美穂さんが登壇し、TOHOシネマズ 日比谷にて大ヒット御礼舞台挨拶を行いました。 劇中で夫婦を演じた二人の丁々発止のやりとりに会場は笑いに包まれ、さらに年末までロングランヒットしたあかつきには、大泉洋の「洋」と菅野美穂の「菅」で、「洋菅(ようかん)として再びステージに立ちます!」との宣言がなされました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶坪井宣政役大泉洋さん坪井陽子役菅野美穂さん大泉さん皆さん、今日は久しぶりに“足元の悪い中”(会場:笑&拍手)、お越しくださりありがとうございます。何とか公開初日くらいまでは天気は良い感じでした。でも、皆さんの前に現れて挨拶するのは最後になるという日に、やはり雨が降りました。(会場:拍手) ありがとう! 何の拍手なのか意味が分からない(笑)! でも、雨が降っていても、皆さんは私がいるからちょっとうれしいよね。(会場:拍手)大体、雨が降ると気持ちが重くなるものです。雨が降ったら「やるな、洋ちゃん!」と思えますよね。でも、本当に“足元の悪い中”で申し訳ないと思っています。その分、楽しい舞台挨拶にしたいと思っております!菅野さん今日は、初日の舞台をしてから、またこうして皆さんにお目にかかれるとは思っていませんでした。なので、本当にうれしく思っております。今日は「ディア・ファミリー」の大ヒット御礼舞台挨拶なんですが、大泉洋さんの新しい芸名のお披露目会としてもお楽しみいただけるかなと思っております。 大泉さんひょっとして、また?! 菅野さんはい。「新しい」と言いましたが、既に披露しているのを、皆さんご存知ですか?(会場:拍手) 大泉さん二つね! 菅野さんすでに二個考えたんです。「大泉余雨(よう)」と「大泉与雨(よう)」です。余る雨の方は、本名より良い画数になっていますので、気が向いたら替えていただいて。たぶん今、この辺に(テレビのワイドショーのテロップをイメージして)「大泉余雨」ってテロップが出ていると思います。大泉さんいや、やめてほしいですね。(テロップを手で払う) 菅野さん「大泉与雨」かもしれません! 大泉さん縁起でもない! やめてほしいです。(さらにテロップを会場の遠くに放り投げるジェスチャー) ■大泉さんがジェスチャーで投げたテロップを会場のお客さんが受け止める。 菅野さん(笑)。キャッチしていただいてありがとうございます!すみません。今日は皆さんと楽しい一時を過ごせたらと思っております。 MCこれまでは、坪井家のキャストの皆さんでの家族決起会見から始まり、医療者キャストの方々とご一緒した完成披露試写会、そして初日舞台挨拶と様々なイベントを行ってきました。でも、夫婦役のお二人だけでの舞台挨拶は、今日が初めてとなります。 大泉さんそうですか!(なぜか他人事のような反応) 菅野さん避けていたんでしょうね(笑)。 大泉さん(爆笑)。 MCどんどんブッこんできますね。 菅野さんこの二人だと作品のトーンに合わないからね。 大泉さんそうですね。でも、今日は観終わった後なんですよね? それにしては、会場に入ってきた時から、観終わった後とは思えない盛り上がりでしたね。あれですね、たぶん、本作を観るのが一回目じゃないんだと思う。そうでしょう? 二回目以上だっていう人は?(会場から多くの手が挙がる) 初めて観たリアクションにしては軽いもの! 菅野さん(爆笑)。 大泉さん本当だったら、もっとドーンときていますもん!(涙をぬぐうジェスチャー) 菅野さんMrs. GREEN APPLEさんの「Dear」を聞いた後だとね。 大泉さん我々が来て、涙ながらに「ありがとう」なら分かるんですが、今日の反応は軽めでした。(笑顔で拍手をしながら)「あ、来た来た!」「雨が降っているぞ」みたいなね。 MCやっぱりプロモーション活動は、撮影現場とは違いますか? 大泉さんやっぱり違うんじゃないですかね。 菅野さんシリアスな演技が多かったですからね。こんな感じではなかったですよね。でも、宣伝活動を振り返ってみると、「何て宣伝がしやすいんだ!」「何てしゃべりやすいんだろう」と感じています。 MC大泉さんも、ずっと「菅野さんの笑い方が山賊だ」「どこにいても聞こえてくる」と言っていましたよね。 大泉さんそうです。今日も、東宝の本社の立派な控え室にいたんですが、それでもしっかり菅野さんの笑い声は聞こえてきました。「今日も盛り上がっているなぁ」と、微笑ましく思っていましたよ。 菅野さんいやいやいや。何をしゃべっていたんだろう? 大泉さん(菅野さんの笑い方の真似をする) MC先ほど菅野さんもおっしゃっていましたが、大ヒット御礼舞台挨拶はスケジュールの関係で開催できないという話もありました。でも、皆さんからご好評をいただいているということで、ここで数字を発表させてください。6月14日に初日を迎えた、映画「ディア・ファミリー」ですが、6月29日までの16日間で動員が61万人を突破し、興行収入が8億4000万円を突破しております。(会場:拍手) さらに、満足度が脅威の95.1%です。なかなかない数字になっております。さらに週末動員ランキング二週連続でナンバーワンをいただいております。おめでとうございます! 大泉さんありがとう! なかなか今の時代、実写映画で二週連続は珍しいんですよ。 MCそういえば、一位が「ディア・ファミリー」で、二位が大泉洋さんも出演している「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」なので、大泉洋さんのワンツーフィニッシュです! 菅野さんおめでとうございます。 大泉さんワンツーと、決めさせていただきました。そう言っていただけると大変ありがたいですが、「名探偵コナン」……僕は主役でもないし、川添善久っていう刑事役で、ちょこっと出ているだけなんですよ。あの目立つポスターに川添善久は出ていないですからね。たぶん今後は出てこないであろう川添善久役ですからね…。そこで「ワンツーですよ!大泉さん」って言われてもね。私がコナンの声でもやっていたら「ありがとうございますっ!」ってなりますが…。 MCでも、二週連続の一位ですからね。そういえば、初日舞台挨拶で大泉さんがおっしゃっていた「ご両親の本作の感想がどうだったのか」聞きたいです。 大泉さんあの日、「いよいよ公開だ!」と(実家に)電話をして、「この金土日が大事だから、この三日間に観に行きなさい。初週が大事なんだ」と言いました。大泉さんのお母さん「年寄りが観るのに、「三日間で行け!」と言われたって困るんだよ!」大泉さん「良いから行け」そう言いました。大泉さんのお母さん「あれだよ。私たちが二枚チケット買ったからって、何か変わるのかい?本当はあんたがチケットを百枚…。」大泉さん「うるさい!良いから行きなさい。」そんなやり取りから、すっかり二週間忘れておりました。今日のイベントの台本を見たら、この話が出ると書いてあったので、先ほど実家に電話をしました。 菅野さん(爆笑)。 大泉さん親父が出まして、北海道弁なんですが、うちの電話は、出る時にこう言います。大泉さんのお父さん「はい、パパでした」 菅野さん過去形(笑)?! 大泉さんもう、クイズの答えかのように、「誰だと思う?」「パパでした」。(会場:笑)大泉さんのお父さん「どうしたんだ?」大泉さん「本作は観たのか?」大泉さんのお父さん「観たぞ!」大泉さん「ありがとう!いつ観た?」大泉さんのお父さん「……いつ?いやいつだったかなぁ……だいぶ前に観たぞ!」大泉さん「いつよ?」大泉さんのお父さん「何だ?いつってそんなに大事なのか?ちょっと待っていろ、カレンダーを見るから!……16日じゃないかな」って言っていて、見事に日曜日に観に行っているんです。(会場:拍手)大泉さん「初週に貢献したんだね。よくやった!作品はどうだった?」大泉さんのお父さん「たいした良い作品だったよ。素晴らしかったよ。僕はな、お前の父親だから、正直周りでは泣いとる人もいっぱいいたけれど、涙がにじむ程度だったな」あの父が、息子の映画を観て「涙がにじむ」だけでもすごいんですよ!で、問題は母親です。母は、本当に手厳しい人ですから、僕の出演作を何本か「何にも面白くない」と言った人なんです。「新解釈・三國志」(2020年公開/監督・脚本:福田雄一)の時にそう言っていましたが、あのシュールな世界観は母には難しかったんだと思います。あと、「アイアムアヒーロー」(2016年公開/監督:佐藤信介)も、「ただあなたが逃げているだけで何にも面白くない」って言っていたんですよ。そんな母が「素晴らしい作品だった」と言っていました。 菅野さん&会場(拍手) 大泉さん大泉さんのお母さん「優しくてね、丁寧で素晴らしかったよ。どうしてもあんた(大泉さん)が出ていると、“洋が出ているな”と思うけれど、今回の作品は、“洋が出ている”と思わなかったよ。ちゃんと役で見られて、洋が出ていて気になることはなかったよ」大泉さん「分かった!ありがとう」って、電話を切りました。母親からその後にメールが来て「一つ言い忘れた。あなたにはもう父親役しかこないのかしら。もう少し若い役をやらせてあげたいけれど」って書いてありました。(会場:笑)母親ならではの感想ですよね。でも、51歳で父親役以外にあるでしょうか? でも、下手したら、僕はじいちゃんの役が来るかもしれない歳ですよ。母は僕に、おそらく学生役をやってほしいんだと思います。世の中そういう作品がいっぱいあるでしょ? キラキラとした胸キュン作品が。 MCそういう役はやったことがないんですか? 大泉さんだって、私三十歳超えてからしか(役者を)やっていませんからね。でも、やはり母はそういう役をやってほしい、もっと言えばもっと若い役をやってほしいんだと思います。だから、この場をお借りして、「日本のプロデューサーの皆さん、どうぞ私に学生の役を!」老い先短い母のために一度ぐらいは、「からかい上手の高木さん」みたいな、作品に出たいなと思いますね。 MC菅野さんも、初日舞台挨拶で同じような話をされていましたよね。 菅野さん母は「火曜日に行ってくる」って言っていました。 大泉さん火曜日? 菅野さんはい。うちの家族は二週目に貢献しました。 MCありがとうございます。 大泉さん二週目って貢献していますかね? あれはやっぱり公開した週の週末なんですよ。 菅野さんえ? 大泉さん週末三日間の動員が大事なの。 菅野さんそんなこと聞いていないですよ!…はぁ、勉強になった。 大泉さんそうなんです。だから火曜日に行っているあなたのご両親は貢献していないんです。 菅野さん何と! MC菅野さんのご両親はどんな反応でしたか? 菅野さん本作を観た時に、会いに来てくれる約束をしていたんですが、子供が風邪をひいてしまいまして、「会うのはまた来週にしよう」ってことになりました。だから、感想もお預けで聞いていないです。 大泉さん私はさっき北海道まで電話したんですよ! 菅野さん(笑)。大泉さんはお母さんからメールまで来ているんですもんね。マネージャーさん、私の母に今電話して感想聞いてもらえますか?大泉さん(笑)。そこまでしなくても良いです。 MC全国から本当にたくさんの感想をいただいております。後ろのボードにどーんと感想がありますので、見てください。 大泉さん(ボードを指しながら)「今年ベスト、いや人生ベストかもしれんこの映画」。(会場:拍手) こういうのはどこに書いてあるんですか?MCSNSです。 菅野さん(ボードを指しながら)「泣きすぎて辛い、なのにもう一回見たい、最高すぎる映画」。大泉さん&菅野さんありがとうございます。 大泉さん(ボードを指しながら)「全世代、見た方がいいです」。 菅野さんたくさんの方からのご感想、本当にありがたいですね。 大泉さんすごいですね。(ボードを指しながら)「なんだか家族に会いたくなった、帰ったら電話しようかな」 菅野さんそれは大泉さんが書いたんじゃないですか? 大泉さん私じゃないですよ。私はさっき電話をしましたから。来ました!(ボードを指しながら)「洋ちゃんの泣き演技はだめ。洋ちゃんが娘ちゃんを溺愛しているお父さんってのも知ってるから、リンクしててグッとくるものがあった…」でも、ここで「洋ちゃん」て書いちゃうと僕のファンだって分かって、いまいちグッとこなくなっちゃう……。 MCなんで感想の添削をするんですか? 大泉さん新しい映画ファンを取り込むために「洋ちゃん」ではなく「大泉さん」なんですよ。「洋ちゃん」って書いたらこれはファンだから、「それは褒めるだろう」と思われちゃう。でも、「大泉さん」と書けば、普段あんまり好きじゃないけれど、今回の大泉を観てグッと来ている。ファンじゃない人が大泉洋の演技を観てこんなにグッと来ているって思うじゃないですか。だから、「洋ちゃんって書いちゃダメなんだよ」って私の子猫ちゃん(ファンの皆さん)には教えているんですがね。「洋ちゃん」って書いちゃダメなんです。「大泉さん」または「大泉洋」ってなっていると、僕のファンじゃないのに観ているって感じになりますからね。まあ、ここでこれを言っちゃうと元も子もないですけどね。(会場:笑)これはずっと読んでいられますね。今日これ(=巨大なボード)持って帰ります。 MC分かりました。じゃあ一緒に車に乗ってください。 大泉さん(苦笑)。みんなで頭上に掲げて、こうやって歩きます。 MC全国の皆さんからもたくさんのメッセージをいただきましたが、本日はこの作品ととても深い関わりのある、あの方々からもムービーメッセージが届いております。皆さん、スクリーンにご注目ください。 ■Mrs. GREEN APPLEの皆さんがスクリーンに映し出される。 大森さん(Mrs. GREEN APPLE)こんにちは。Mrs. GREEN APPLEです。映画「ディア・ファミリー」の大ヒットおめでとうございます。 藤澤さん&若井さん(Mrs. GREEN APPLE)おめでとうございます。 大森さん大泉さん、菅野さんをはじめ、出演されている方々のお芝居が本当にすばらしく、楽曲制作にもすごくエネルギーをいただきました。素晴らしい作品と出会えて、そして関わることができて光栄です。ありがとうございます。僕たちの中でもこの「Dear」という楽曲は、もうライブでも披露していますが、「すごく特別な、骨太なエネルギーを持っている曲だ」と思っています。大地を感じるというか、生命のパワーを僕ら自身も演奏しながら、そして歌いながら感じています。演奏しているのに、自分が鼓舞されるような不思議な感覚が「Dear」にはあります。僕らも映画館で観たいですね。観に行きましょう!ということで、以上(三人で)Mrs. GREEN APPLEでした。 大泉さんいや〜、うれしいですね。(後ろを向いて、感想ボードを示して)「エンディングに流れるDearで最後まで涙が止まらなかった」とありますね。最後の最後に「Dear」という曲が流れて、我々の気持ちや、背中を後押ししてくれるんですよ。後押しというレベルではなく、(蹴るジェスチャーを交えて)背中を蹴ってくるくらいすごいんです! 菅野さん確かに! おっしゃる通りです。 大泉さん菅野さんは、試写の時に立ち上がって、(ライブ会場のように腕を左右に振る動きで)携帯をこう振っていたんですよ! 菅野さん私は、大泉さんと福本莉子ちゃんと一緒に試写を観たんですが、最初から大泉さんは涙されていました。「本編が終わって、もうこれで終わりだ」と思ってからの「Dear」…。あのイントロは前向きな力がありました。その時に初めて聞いたので、全部の歌詞は聞ききれなかったですが、とことん作品に寄り添ってくださっていることが分かりました。「座ってただ聞いてなんていられない!」と思って、立ち上がってスマホのライトをオンにして振っていました。(動きを再現する二人に会場:笑) MCちょっと待ってください。 菅野さん普通は「携帯の電源をお切りください」っていう映画館での約束事があるじゃないですか。私も自分が出演している作品で、そんなことをしたのは初めてです。でも、そのくらい思いがあふれる曲でした。(菅野さんも涙ぐみながらスマホライトを揺らす動きを再現)MC大泉さんは、携帯を振る菅野さんを見ながら? 大泉さんこうやって(座席に座って見上げている雰囲気)見ていました。菅野さんしか(スマホライトを)振らないですからね。途中で、座られていましたが「だろうねぇ」と思いました。でも、最後の方で果敢にまた立ち上がっていて、終わってからこっちに振り返って「最高でしたね!」って言ってきたんですよ。 菅野さん(笑顔)。 大泉さん「Dear」を最高の音響で聞くなら、やっぱり映画館ですよね。ミセスのライブに行ければ良いですが、本作を上映している間は最強の音響で聴けますからね。だからミセスさんファンの皆さんも、本作を絶対映画館で観なきゃいけない! 菅野さん確かに。 大泉さん家で聞くよりも、やっぱり映画館が最高! しかもそこに二時間分の良い作品が付いてきます。(会場:笑)絶対に、ただ「Dear」を聞くよりも、その前に二時間の本作を観た方が「Dear」が良くなると思います。考え方を変えれば、「Dear」のPVだと思って観てください。(会場:笑) まだ観ていない人は、二時間の最高のPVだと思って観てほしい。最高に楽しめますからね。 MC圧倒的に時間がどんどんと押しております。(会場:笑) 大泉さんおかしいじゃないですか。二人しかしゃべっていないのに。(会場:笑) MC今日はお二人で、最後の共同作業が待っております。 大泉さんやだ、寂しい……。 ■くす玉セレモニー MC初共演で夫婦役を演じられた大泉さんと菅野さんに、本作のプロモーションも一区切りということで、最後に大ヒット記念、かつ夫婦役の最後の共同作業ということで、縁起の良いくす玉セレモニーを行います。(会場:拍手) 大泉さん(くす玉を見ながら)大きいですね。映画がヒットするとくす玉もデカいんですね。楽屋に入っていたお弁当もだいぶ良いものでしたね。ヘアメイクさんが速攻で調べ出して、「最低でもいくらしますよ」って言っていました。(会場:笑) MC掛け声は、今日はお二人で決めてください。 大泉さん今回は、私たちの作った「ディア・ファミリー」ではありますが、観ていただいたお客さんのおかげでヒットしたということで、我々が「ディア・ファミリー」と言いますから、今日お集まりの皆さんに「大ヒット!」と言ってほしいです。 MC一発勝負でいきますか? 大泉さんそこまで私は信用していませんから、一発でやったら、なんか微妙な感じで「大ヒットぉ〜」ってなって、次の日のテレビで見て、ガッカリするんですよ。なので、ガチガチに練習します。できるまで帰れないからね!(会場:笑) MCまだくす玉の紐は引いちゃだめですよ。 大泉さん分かっていますよ。菅野さんもほら、紐から手を離しましょう。 菅野さんそうしましょう。(山賊の大笑い)どっちなの? フリなの?(会場:笑) 大泉さんフリじゃねぇよ!(会場:笑) ■会場の皆さんとくす玉を割る練習。 大泉さん僕たちが何回か練習しているうちにカメラさんもカメラワークを練習しますからね。じゃあもう一回やりましょうか。 大泉さん&菅野さん「ディア・ファミリー」! 会場の皆さん大ヒット! 大泉さん&菅野さん(紐を引くアクション) 大泉さん(「Dear」前奏を歌う)ダンダンダンダンダーン。(翌日のワイドショーのアナウンサーを真似て)「昨日、東京で映画『ディア・ファミリー』の大ヒット記念した舞台挨拶に大泉さんと菅野さんが登壇しました。」 MC見えてきましたね。 ■スタッフから「拳を挙げてほしい」というお願い 大泉さんすみませんね、皆さん。「大ヒット!」の時に腕を上に挙げてください。僕のファンなんて、大体もう肩上がらないんだから、挙げられる方の腕で良いですよ。私は右が上げられませんから、左でやります。(会場:笑) ■再び練習。 大泉さんすごいよ。皆さん、腕が上がっていましたよ! でもあれよ、無理しちゃダメよ。これが原因で肩を痛めたりするんだから! そういう年代なんだから! ■いよいよ本番。 大泉さん&菅野さん「ディア・ファミリー」! お客さん大ヒット! ■くす玉が割れて会場全体で拍手!大泉さんありがとう! 本当に「Dear」は良いですね。 菅野さん素晴らしい! 大泉さんお祝い事は全部「Dear」を流せば良いと思いますよ。違う作品の時でも、「この曲良いから使って!」って貸してあげたくなっちゃう。(会場:笑) ■フォトセッション MC大ヒットして、ロングランになりましたら、劇中の印象的なセリフでもある「次はどうする?」ですが、菅野さん、何かありますか? 菅野さんコンビを組みましょう! コンビ名も考えました。コンビ名は大泉洋の「洋」と菅野美穂の「菅」で「洋菅(ようかん)」。(会場:拍手) 大泉さん(爆笑)。年末までヒットしたらM-1に出ます!(会場:拍手) MC最後にご挨拶をお願いします。 菅野さん皆さん、本日は本当に温かい時間を過ごさせていただきありがとうございました。大泉さんのお人柄に引っ張られての今まででした。最後は本当に大泉さんらしく“大雨”となりました。皆さん雨具はお持ちでしょうか。とても思い出に残る一日になりました。ありがとうございました。 大泉さんありがとうございます。皆さんのおかげで本当に大ヒットしました。皆さんに喜んでいただけて、本当にうれしさでいっぱいです。様々な感想を、私もいただきました。「本当に大泉さんが言っていた通り、決して悲しい作品じゃなかったね」「お涙ちょうだいの作品ではなかった」「本当に前向きになってすごく頑張ろうと思え、勇気がもらえる作品」「グズグズしている自分がダメに思える」「“何か始めたい”と、『Dear』と共に思わせてくれる作品」など、たくさんの感想をいただきました。本当にうれしい限りです。そして本当にその通りだなと思います。筒井家の皆さんもそうですし、佳美さんも本作のこの状況を、喜んでくれているんじゃないかと思います。「本作を作って本当に良かった」と心から思っております。ぜひ皆さんの熱い思いを、まだ観ていない方にお伝えいただいて、まだまだたくさんの方に観てもらえればと思っております。そして、ロングランして、年末まで公開していたあかつきには、「洋菅」という新しい漫才コンビが「M-1に初挑戦する!」という突然の新しい夢ができました。何とかこの夢を叶えさせてください! 今後とも我々「洋菅」をどうぞよろしくお願いします。 菅野さんよろしくお願いします。
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「キングダム 運命の炎」初日舞台挨拶「キングダム 運命の炎」公式サイト中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」を実写映画化した第三弾「キングダム 運命の炎」の公開がいよいよスタート! 7月28日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで初日舞台挨拶が開催され、山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさん、清野菜名さん、岡山天音さん、片岡愛之助さん、佐藤信介監督が登壇しました。入場時には山﨑さんと吉沢さんが熱いハグを交わした他、映画のタイトルにちなみ「運命」についてトークを繰り広げて会場を盛り上げたこの日の模様を、詳しくレポートします!初日舞台挨拶信(しん)役山﨑賢人さん嬴政(えいせい)役吉沢亮さん王騎(おうき)役大沢たかおさん羌瘣(きょうかい)役清野菜名さん尾平(びへい)役岡山天音さん馮忌(ふうき)役片岡愛之助さん佐藤信介監督■キャスト陣が、劇場の中央扉から客席の間を通って登場。反対側の扉から現れて中央で落ち合った山﨑さんと吉沢さんは熱くハグを交わし、会場から大歓声を浴びました。山﨑さん「キングダム 運命の炎」の初日にお越しいただいて、本当にありがとうございます。今日この日を迎えられて、本当に嬉しく思います。皆さんに、「キングダム」シリーズをたくさん観て愛してもらったからこそ、「キングダム 運命の炎」をまた皆さんに観ていただけます。本当に嬉しいです。 吉沢さんついに皆さんに観ていただける日が来たということで、すごくドキドキしています。短い時間ですが、楽しいお話ができたら良いなと思っております。 大沢さん本日は暑い中、ご来場いただいて本当にありがとうございます。今日、本作を観ていただいて、皆さんどうでしたでしょうか。今回は三作目なんですが、我々は常に上を、高みを目指して、ようやく初日に辿り着くことができました。皆さんに少しでも、熱い想いや感動が届けば良いなと思っています。ここにいるキャストだけではなく、今日は来ていないキャスト、スタッフ、たくさんのみんなと今日という日を待ち望んでいました。皆さんが良い思い出を持って帰っていただければと思います。 清野さん本日は猛暑の中、足を運んでいただきありがとうございます。皆さんは本作を観た後ということで、さらに暑くなっていると思いますので、クールダウンを忘れずに(会場:笑)。 岡山さん撮影が行われたのは少し前なんですが、ようやくこうして公開できて本当に嬉しく思います。これからも、皆さんと一緒に「キングダム」の世界の熱を感じていけたらと思っています。 片岡さん本日はこんなにたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。皆さんにこうやってお会いできて、非常に嬉しく思っております。 佐藤監督撮影の時は埃まみれ、汗まみれで、しかも暑い時もあれば、震えるほど寒い時もありました。そんな日々の中で撮影をしていたことを思い出します。そこから仕上げに時間を要して、ようやく皆さんにお披露目できたことを本当に嬉しく思っております。この炎が皆さんに届いていることを願い、届いていましたらまたお友だちなどに知らせていただければと思います。 MC本日、ついに公開となりました。皆さん撮影はもちろんのこと、宣伝活動も全力で駆け抜けてきましたが、改めて今のお気持ちを聞かせてください。 山﨑さんいざこの日が来たら、本当に「あっという間だったな」という感覚です。作品を重ねるごとに新たなキャストの方も加わって、「キングダム」の魅力がいろいろな側面から見えてきました。いろいろな伝え方ができるので、どんな人にも響くんじゃないかと思えることがたくさんありました。宣伝をしている期間中にもいろいろな発見があって、「キングダム」の魅力は計り知れないと思いました。 吉沢さん「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」とやってきて、毎回いろいろと公開前に宣伝などをやりました。今回は今まで以上に番宣をやりました。前回の完成披露試写会も「映画でこんなに大規模なイベントをやるんだ」と思うくらい大規模なイベントで、スタッフさんの「この作品を盛り上げていこう」という熱量をすごく感じました。ここに立っている僕らも、今までの「キングダム」シリーズを超えた傑作が生まれたという自信があります。そういった熱量が皆さんに届けば良いなと思いながら、今日まで過ごしてきました。 MC皆さん、熱量は届きましたか? (会場:大きな拍手で応える) 大沢さん二人が言ったように、「キングダム」「キングダム2 遥かなる大地へ」とやってきて、今回の「キングダム 運命の炎」で三作目です。続編というとどうしても「だんだんトーンダウンしてくる」と言われがちです。でも、「キングダム」はみんなで一致団結して、逆にどんどん熱くなって、どんどん厳しい戦いをしていこうとしています。三作目にして、二人もこれまで以上に宣伝をしているし、僕も普段出ないような謎のバラエティ番組に出たりしました。(登壇者の皆さん&会場:笑) それも全部「『キングダム』が成功しなきゃいけない」と思っているからこそです。 競争ではないけれど、「年間の実写ランキングで一位にならないといけない」「必ず成し遂げなければいけない」という思いで、できればこれから全国をまわりたいという気持ちもあります。これまではコロナ禍でご挨拶できなかった場所に行って、今までの「キングダム」シリーズを応援してくれて、そして本作を観て楽しんでいただいた人に感謝を込めたいと思うほど、全員が気合を入れて今日を迎えています。だからこそ今日は、皆さんの前に立てたことを本当に嬉しく思っています。「楽しかったな」「今までの『キングダム』シリーズよりも良かったな」「さらに感動したな」と感じてもらえたら、我々にはそれが一番嬉しいことです。MC本作では、信が率いる「飛信隊」が大活躍します。「飛信隊」の一員を演じた清野さん、岡山さん、撮影はいかがでしたか? 清野さん前作よりもチームワークがすごく強くなっていました。それがアクションのスケールアップにも繋がっていると思います。(田中美央さん演じる)渕さんを筆頭に、現場でみんなが自分のことを「副長」と呼んでくれたのがすごく嬉しかったです。自分は二作目からの参加だったんですが、みんなに受け入れてもらえているんだなという“キングダム愛”をすごく感じました。 岡山さん暑かったり、寒かったり、大勢の中での戦いの撮影だったり、「キングダム」ならではの撮影というものをたくさん体験しました。時間をかけて作られたものが今日公開されて、本当に感慨深いです。試写で観た時には、スケールが大き過ぎて、現場で自分が見たことのない知らない世界が広がっていました。(現場で)お会いしていない方もたくさん出ていますし、こういった夏にピッタリで、とても楽しい作品に参加できて嬉しいなと改めて感じています。 MC山﨑さんは、「飛信隊」との撮影はいかがでしたか? 山﨑さん僕も菜名ちゃんと一緒で、みんなに「隊長」と呼ばれるのがすごく嬉しかったです。名もない少年だった信が、百人隊の隊長になるということがとても嬉しかったです。「飛信隊」での撮影は、人数も多くみんなで歩いて移動したりしたので、ずっと一緒でした。キツいことも楽しいことも、ずっと一緒に経験してきた気がしています。「飛信隊」はみんな衣装が布切れ一枚のような感じなので(会場:笑)、みんなで「寒いね」と言いながら暖房のそばに集まって話している感じも「飛信隊」っぽいなと思いました。炎を真ん中に話をしたり、撮影以外の時間に会話もできて、そういった何気ない感じから「飛信隊」の空気ができていったんじゃないかと思います。 岡山さん今(山﨑さんが)お話していた通りで、撮影は今までにないぐらい寒かったり、暑かったです。しかも山の中なので、暑さも寒さも全部を全身で感じていました。「この寒さ、撮影中止じゃないの?」というくらい寒い中での撮影は信じられなかったです(苦笑)。また、芝居どころじゃないくらい、暑い時もありました。 MC愛之助さんは、大好きな「キングダム」のために駆けつけてくださったと聞いています。 片岡さん最初はマネージャーから勧められて観たんですが、すっかりハマってしまいました。信が成長して行く様が大好きで、僕は「キングダム」を拝見していた側で、まさか出演できるなんて思っていなかったので、本当に嬉しかったです。もっともっと皆さんと一緒に時を過ごしたかったと思っていたんですが…。(登壇者の皆さん&会場:笑)撮影前に「馬に乗れますか?」と聞かれたので、「もちろん乗れますよ。大丈夫ですよ」とお答えしたんです。でも、「何かあったら危ないので、お稽古に行ってください」ということで、何度か馬のお稽古に行きました。でも、本作を観ていただいたら分かると思いますが、(馮忌は馬の上で)微動だにしないんです!(会場:笑) ずっと座っているんですよ。「もっと走り回ったりしたかったな」と思っているうちに、撮影は終わってしまいましたね(笑)。佐藤監督馬から降りなかったですもんね(笑)。 片岡さんそうなんですよ(笑)。 佐藤監督これだけ動きを抑制した中で演技をすることも、なかなかないと思っています。 片岡さん監督は、撮影がすごく速いんですよ。「はい、行きます!」とパッパッパッと撮るんです。話し合いながら良い具合に撮影できたので、とても嬉しかったです。 佐藤監督愛之助さんは馬に乗られているので、こちらは見上げながら話すことになるんです。そうすると、すごく気持ちが高揚するというか、本当に将軍と話しながら一緒に作っている感じがしました。馬に乗られている感じもすごく良かったです。だから、とにかく「すぐ撮ろう」とどんどん撮っていきました。でも皆さん、あれだけ抑制された中であっても表情も非常に素晴らしいので、その微細な表情の動きを撮りたいなと思っていました。MC本作をご覧になった方は、納得がいく映画タイトルだったと思います。「キングダム 運命の炎」というタイトルにちなみ、本作の撮影を通して感じた「運命」や「炎」について教えてください。 山﨑さん「キングダム」という作品に出会えて、信という役を演じるということが、運命かなと思います。 吉沢さん一緒です。嬴政を演じられたことが運命ですね。僕は「キングダム」はお話をいただく前から大好きで読んでいたんですが、「やるなら嬴政をやりたいな」と勝手に思っていました。そういった中でプロデューサーさんから「嬴政役は吉沢くんが良いと思っているんだけど」という話をしていただきました。それから一年以上、決まるかどうか分からない期間があって、ようやく「決まりました」というお話をいただきました。そこから観ていただく方が増えて、この作品にすごく成長をさせてもらったなという思いもあります。だから、「キングダム」で嬴政を演じられたことが、運命ですね。大沢さん今お二人の話を聞いて、普段は自分も役をいただいた時はそういった運命を感じるんですが、王騎に関してはさすがに自分とキャラクターが違い過ぎていましたね。(王騎は)ほぼ人間じゃないくらいの役なので…。(登壇者の皆さん&会場:笑) さすがにこれは運命じゃないと思って、知人に「なんでこの話が来たんだろう」と話しました。そしたら、「唇じゃない?」と言われたので、「唇が厚いからなのか」と思って、プロデューサーさんに聞こうとしたら、連絡が取れず「もうやらなきゃいけないんだ」という感じでした(笑)。でも、結果として、こうやって三作目にも参加して、今日この場に来てみると、運命とご縁をとても感じます。皆さんに今日会えたことも運命だと思います。このメンバーとは世代も性別も違うけれど、同じことを思いながら一緒にここに立っていることにもすごく運命を感じるし、すごく嬉しいことだと思っています。 清野さん以前、前世が「剣舞者」「剣を扱う人」だと言われたことがあるんです。それを聞いた時にはすでにこの作品が決まっていたので、すごく鳥肌が立ちました。羌瘣という役をやっていてもしっくりくるし、剣を扱うことがすごく楽しかったです。「自分はこの役をやるために生まれてきたのかな」と思うくらい、羌瘣という役に運命を感じました。岡山さん皆さんのすごく素敵な話の後には話しづらいんですが…。街を歩いていると、僕もたまに声をかけられることがあるんです。「岡山天音さんですよね」と声をかけられて「はい」と言うと、「今日、山﨑賢人くんの作品を観ました」「山﨑くんのこういうところが好きです」と言われます。(登壇者の皆さん&会場:笑) 街を歩いていると、そうやって賢人ファンの、“賢人愛”の炎を感じる機会があります。(笑っている山﨑さんを見ながら)それを言われている時に、どんな顔をしていたら良いのかマジで難し過ぎて、いまだに正解が見つかっていません。(登壇者の皆さん&会場:笑) 今日いらっしゃっている皆さんもそうだと思いますが、本人ではなくても思いを伝えたいくらい、みんな賢人のことが好きなんだなと思います。本人よりも、ファンの炎をもしかしたら感じているかもしれません。 MC岡山さんは、山﨑さんと小さな頃からご一緒しているんですよね。 岡山さん小さな頃…(笑)。そうですね、仕事を始めた頃からです。山﨑さん16歳くらいから、10年以上ずっと一緒です。 MC山﨑さんの元にも、「岡山さんのあの作品観ているよ」という声が届いているかもしれないですね。 山﨑さん(じっくりと考えて)それは…あまりないですね。(会場:笑) でも、天音は「『賢人の作品を観たよと伝えてください』って言われたんだよ」とちゃんと伝えてくれるので、天音は本当に良い人だと思います(笑)。 MCちゃんと報告するなんて律儀な方なんですね。 岡山さんはい。(会場:笑) MC愛之助さんはいかがでしょうか。 片岡さんこのお話をいただいてから、コロナ禍でもあったのでいろいろと(スケジュールが)前後してしまいました。僕は歌舞伎の舞台が先々まで決まっていたので、「もしかしたら本作に出られない」と思う時もあったんです。そうなるともう、”神頼み”です。いろいろな神社で手を合わせました(笑)。そうしたらお話が戻ってきたので、「良かった。運命だったのかな」と思いました。 MC本作は日本映画のスケールを超えるような大迫力の作品ですが、音についても、かなりこだわって制作されたと伺っています。 佐藤監督映画館に行って、日本映画と洋画を観比べることはあまりないと思うんですが、実は比べてみるとちょっと差があったりするんですね。この差を埋めよう、もしくは越えていくぐらいの気迫で本作を作りたいと思いました。映画作りの時に、他の作品と比較しながら作るということはあまりないんですが、今回は名だたる作品のオープンデータを入手して、それを分析しながら「どれくらい越えられていなかったか」という点を視覚的に見ていきました。きちんと分析しながら、自分たちのやっていなかったこと、やれていなかったこと、届かなかったところを、しっかりと話し合いました。そして、「それを越えるためには何をしたら良いのか」ということを考えて、かなり時間をかけて音を設計し直しました。「キングダム」シリーズは一つずつ自分たちに課題を課しながらステップアップしています。 今回の音に関してはかなりステップアップしているので、日本映画の中では、かなり最高位に来ていると思っています。今日は観ていただいて、本当にありがとうございます。Dolby AtmosやIMAXなどいろいろな方式でやっていますが、それぞれのポテンシャルを活かした音作りをしています。これは自宅ではなかなか聴けませんので、ぜひ劇場で上映しているうちに楽しんでいただけたらと思います。 山﨑さん「キングダム」は映画館で、大スクリーンで観るための作品と言いますか、ものすごく時間をかけて、たくさんの人たちが強い思いを持って臨んでいます。ぜひ大スクリーンで観てほしいです。 吉沢さん音だったり、カメラワークだったり、総合芸術を感じられる作品です。僕らも本気でやっていますが、スタッフさんたちの職人技、本気度というものがビンビンに伝わってくる作品だと思います。個人的には、(杏さん演じる)紫夏のシーンで、それまでグワっと来ていた音がサッと消える。その音の使い方がすごくて、「ここで無音にするんだ」と、あそこで僕は泣きました。 MC最後に皆さんを代表して、山﨑さんからご挨拶をお願いいたします。 山﨑さん本作の初日を迎えられて、本当に嬉しく思います。自分自身の人生と照らし合わせながら演じられる役はなかなかないので、「キングダム」と信に、自分はかなり力をもらっています。「キングダム」には、人生において大切にすべきことが、ほとんど全部詰まっているんじゃないかと思います。みんなで熱くなってほしいです。信がみんなに支えられて隊長として突き進んで前に行けたように、僕も自分の力だけでは今ここに立てていないと思います。たくさんの人の力があって、「キングダム」というとてつもない作品ができていると思うので、皆さんにも熱くなって、楽しんでもらいたいなと思っています。(会場:拍手)
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「ゴジラ博 in 東京ミッドタウン日比谷」開催決定公式サイト公式Xチケット販売第1作の『ゴジラ』(1954)が公開されてから70年。 この度、日本が世界に誇る特撮映画「ゴジラ」シリーズの70周年を記念し、「ゴジラ博 in 東京ミッドタウン日比谷」の開催が決定しました。 場内には歴代ゴジラの立像や、1作目『ゴジラ』の貴重な撮影プロップも展示します。 また「キングギドラ60周年」、「メカゴジラ50周年」を記念した展示や、『ゴジラ-1.0』の大迫力ジオラマも展示されます。 こちらのジオラマには、ご来場いただいたお客様がご自身のスマートフォン等で楽しめる特撮体験を用意。「ゴジラマーケット」にはイベント限定アイテムも多数登場します。 【ゴジラ博 in東京ミッドタウン日比谷 開催概要】 期間:2024年8月13日(火)~2024年9月1日(日) 会場:東京ミッドタウン日比谷 6F BASEQ HALL 主催:ゴジラ博実行委員会 共催:三井不動産株式会社/東京ミッドタウン日比谷 企画監修:東宝株式会社 チケット販売:2024年6月28日(金)12:00~「e+(イープラス)」にて販売開始 ※6月28日(金)12:00販売開始予定 入場料(税込):時間指定前売り/1,600円 当日売り/1,800円 子供券 小学生以下(4歳以上)/900円「ゴジラ博 in 東京ミッドタウン日比谷」開催決定
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