「0」検索結果1064件
-
舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同- Blu-ray◆キャスト 虎杖悠仁:佐藤流司 伏黒 恵:泰江和明 ※伏黒 恵役は泰江和明に代わり、熊沢 学が出演。 釘崎野薔薇:山口乃々華 禪院真希:高月彩良 狗巻 棘:定本楓馬 パンダ:寺山武志 夜蛾正道:南 誉士広 冥冥:立道梨緒奈 東堂 葵:小柳 心 加茂憲紀:梅津瑞樹 西宮 桃:久家 心 禪院真依:長谷川 愛 三輪 霞:竹内 夢 究極メカ丸:塩田康平 庵 歌姫:平湯樹里 楽巌寺嘉伸:陰山 泰 組屋鞣造:北村 海 重面春太:益川和久 高田ちゃん:小貫莉奈 壊相:青柳塁斗 五条 悟:三浦涼介other<公演日程・劇場>【東京公演】2023 年 12 月 15 日(金)~12 月 31 日(日)天王洲 銀河劇場 【兵庫公演】2023 年 1 月 6 日(木)~ 1 月 14 日(日) AiiA 2.5 Theater KobeTBR34090D/2023年度東宝株式会社原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載) 脚本:喜安浩平 演出:小林顕作 構成補佐:伊藤マサミ(進戯団 夢命クラシックス)©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会舞台「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同- Blu-rayご購入はこちら
-
三谷幸喜監督最新作「スオミの話をしよう」製作報告会三谷幸喜さんが脚本と監督を務める最新作「スオミの話をしよう」が2024年9月13日 に全国公開されることが、東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われた「2024年東宝配給作品ラインナップ発表会」で明らかになりました。ラインナップ発表会の後に三谷監督が出席しての製作報告会が行われ、主演の長澤まさみさんが演じる謎の女性・スオミを巡る物語であることが三谷監督自身の口から語られました。こちらの会見の模様をレポートいたします!三谷幸喜監督最新作「スオミの話をしよう」製作報告会三谷幸喜監督作品の話をする時に、「この作品はコメディなんだ」「恋愛ものなんだ」「ミステリーなんだ」とか、作った側が言うのって、ちょっと違う気がしています。それは、お客さん側が判断することだと僕は思っているんです。それを踏まえた上で、僕が新作として作った「スオミの話をしよう」について、どういう作品なのかという話ができればと思います。何か一つに限定して「これだ」というのではなく、五つの「顔」がある作品なので、それをこれから説明したいと思います。 まず一つ目の顔ですが、「スオミの話をしよう」はミステリーですね。 大富豪がいて、その奥さんの名前がスオミなんです。その彼女が、突然いなくなってしまいます。誘拐事件なのか、単なる家出なのか分からないので、大富豪はことを大事にしたくなく、警察には通報せず、知り合いの警察官に極秘でプライベートで捜索してくれと頼むわけです。それがこの物語の発端となっております。日本映画で誘拐と言うと黒澤明監督の「天国と地獄」(1963年公開)がありますが、今回それを目指そうかなと思っています。ちょっと大きく言ってしまいました…。 二つ目の顔ですが、「スオミの話をしよう」はコメディです。 僕はコメディしか作らない人間です。ずっと笑いの世界にいて、大河ドラマの「鎌倉殿の13人」では、少しシリアス側に舵を切っていましたが、それでも笑いの要素はありました。僕はやはり、自分が作るものは「皆さんに楽しんでもらう」「笑ってもらう」ことを大前提としています。なので「スオミの話をしよう」はコメディです。 スオミがいなくなって、大富豪のところにはスオミがかつて結婚していた四人の男性が集まってきます。今の夫を含め、五人のスオミを愛する男が集結する物語です。先ほどの極秘に捜査をお願いした警察官も、実はスオミの元旦那さんです。その五人の男たちが、誰が一番スオミのことを愛していたかでマウントをとり始め、彼女がいなくなったことを忘れて、そのことばかりに執着していく、そんな展開になっています。五人の夫はキャラクターも多彩ですし、俳優さんも素晴らしい方ばかりです。本当はここで言いたいんですが、「絶対に言うな」とプロデューサーの方に言われたので言いませんが、今までの僕の作品にあまり出てこなかった俳優さんたちに集まってもらっています。これ、出ていない俳優さんのことは言っても良いですか? 佐藤浩市さんも中井貴一さんも西田敏行さんも出ていないです。だいぶこれで狭まってきたと思います。そんな作品です。 三つ目の顔は、これは僕の作品としては珍しく恋愛映画です。それぞれ五人の男たちが、自分とスオミの思い出を語り、そこでいろんな愛の形が見えてくる構成になっています。パートナーがいる方も、今はパートナーがいない方も必ず楽しめて、いろいろと学べる作品になっていると思います。デートムービーと言っても良いと思います…デートムービーです! 四番目ですが、実はこれが一番大事な顔で、記事にしていただく時は一番大きな活字でお願いしたいのですが、「スオミの話をしよう」は長澤まさみ作品です。 僕が長澤まさみさんが大好きで、舞台にも、ドラマにも出ていただき、大河ではナレーションもやっていただきました。おそらく今の日本の映画界で、最も力があり、輝いている女優さんだと思います。その長澤まさみさんの、今現在の一番素敵な部分、コメディエンヌとしての輝きも含めて、長澤まさみさんの魅力をスクリーンに収めたかったのが一つの目標でもありました。これは長澤まさみムービーです。長澤まさみファンの方には「こんな長澤まさみが見たかったんだ!」と思っていただけると思います。ここは必ず大きく書いてください! 五つ目ですが、これはもう全然小っちゃくて構いませんが、三谷幸喜作品でもあります。 僕にとって九本目の作品です。もう九本にもなっちゃうんだなと思っています。毎回、試行錯誤を繰り返していますが、今回は手応えがあるというか、面白い作品になっていると思います。これまでの作品と同じように、カンヌとかヴェネツィアには全く縁がない作品ではありますが、今の日本のお客さんには必ず楽しんでもらえる作品になっていると思っています。今、数少ないオリジナルの映画作品です。原作もないしアニメでもなく、TVが元になった作品でもありませんが、そんな一本として、来年の日本映画にちょっとでも貢献できればと思っております。ここはちょっとだけ記事に書いておいてください。三谷監督タイトルに「スオミ」とありますが、フィンランドの話かと思ったのですが…。【記者質問1】三谷監督よくご存じですね。ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、スオミというのはフィンランド語で「フィンランド」のことなんです。 記者では、フィンランドは関係あるんでしょうか? 三谷監督関係ありません! 主人公の名前がタイトルになるだろうと思って、脚本を書くにあたって名前をどうしようかと考えました。一番印象に残るけれどあまりない名前で、日本的な気もするけれどそうじゃない気もする…そんな名前を考えた時に浮かびました。実を言うと、最終的にはちょこっとだけフィンランドが出てはくるんですが、それは後で取ってつけたような感じなのであまり深い意味はないです。監督にとって九本目の作品ですが、舞台、ドラマもやられる中で、なぜ映画を作られるんでしょうか? 三谷監督にとって、映画を撮るというのはどういう意味や目的があるんでしょうか?【記者質問2】三谷監督TVと映画と舞台に関して言うと、TVは脚本しか書かないですが、舞台と映画は自分で演出もします。自分のテリトリーといいますか、舞台から来ている人間なので、バックボーンは演劇だと思っています。定期的に年に一、二本は舞台をやるようにしています。やはり、舞台と映画の違いとなると、「どれだけたくさんの人が観てくれるか?」という部分にあると思います。「悔しい」という言い方も変ですが、映画の力というのは計り知れないし、舞台はどれだけロングランをしたところで映画を観てくれる人の数には敵わないんです。しかも映画は良い形で残れば、100年後、200年後の人にも楽しんでもらえる媒体なので、そこに憧れはありますね。なので、僕が映画を作る時は、できるだけたくさんの人が喜び、楽しんでくれるというのが前提としてあります。逆に自分が本当にやりたいこと――「別に誰も見なくても良い、これは自分がやりたいものだ」と思ってやるものは舞台になります。それを何年かやっていると、そうじゃない、たくさんの人に喜んでもらえるものが作りたくなるんですね。そんな時に映画を作らせていただいています。いつ本作の脚本を書いていたんでしょうか? 「鎌倉殿の13人」なども大変だったと思いますが、本作はいつ頃着想し、いつ頃書き始めたんでしょうか?【記者質問3】三谷監督「鎌倉殿の13人」が僕の手を離れたのが去年の九月頃で、それ以前から頭の中には「次、どんなものをやりたいか?」というモヤモヤしたものがありました。具体的にプロットなどを書き始めたのは去年の暮れでした。今回、脚本に関しては意外と早く書き上げて、準備も進められ、八月にはクランクインしました。先ほど「これは長澤まさみの映画だ」とありましたが、具体的に長澤さんの魅力をどんなところに感じていらっしゃいますか?【記者質問4】三谷監督皆さんもよくご存じだと思いますが、長澤さんって、結構はっちゃけたイメージもあるけれど、実はすごく繊細なお芝居をされる方でもあります。一緒に舞台をやった時にも感じましたが、ご本人がすごく真面目な方なんです。役をすごく掘り下げ、セリフの一つ一つを自分が納得いくまで繰り返すところもあって、今回の撮影中も僕は「OK」だと思っても、長澤さんから「もう一回お願いします」と言われることがありました。そういう役に対する思いがちゃんと形として残せる方だと思います。長澤まさみさんはコメディエンヌのイメージもありますが、それと同じくらい、とても芝居上手、演技上手な方だと思っています。今回もとても難しい役をお願いしたんです。五人の男たちが思い出す、ぞれぞれのパートナーとしてのスオミは全員同じようで、少しずつ印象が違うんです。でも、通して見ると一人の人間であるという、非常に複雑な役をお願いしました。それをきちんと、僕の思っていた以上に演じてくださいました。こういう長澤さんを僕は皆さんに観ていただきたかったんです!記者もともと長澤さんをイメージして脚本を書かれたんですか? 三谷監督もちろんそうです! ちょっとエンターテイナー的な部分も彼女は持っているので、ちょっとだけ歌うシーンと踊るシーンがあります。少しアクションもあり、長澤まさみの全てがここにあると言えると思います。前作から五年が流れましたが、その間、大河ドラマであったり、ニュース情報番組(TBSで放送中「情報7daysニュースキャスター」)の総合司会をやられたり、いろんな変化もあったかと思います。それによって映画に対する向き合い方が変わられた部分はありましたか? 総合司会をやりながらの撮影は大変だったのではないかと思うのですが。【記者質問5】三谷監督おっしゃるほどいろいろあったわけでもないですけれどね(笑)。ニュースキャスターに関して言うと、僕の前にやっていらした方(=ビートたけしさん)は、世界的巨匠で、コメンテーターもやられていたので、僕よりももっとハードで大変だったと思います。僕はその後を継いだわけで、それと比べるとずっと楽にやらせていただいていると思っています。(「情報7daysニュースキャスター」の生放送がある)土曜の夜は撮影ができないというデメリットはありましたが、逆に言うとそこだけなので、あまり映画の現場の負担にはなっていません。スタッフにもそれほど迷惑は掛からなかったと思います。あの番組に関して言うと、いろんな世界の情勢や日本の政治を僕が語ったとしても、いや、もちろんそんなに語れないというのもありますが、他に語れる方がたくさんいらっしゃいます。なので、そうじゃない部分で、僕のコメントをどう作っていけば良いのかが、だんだん分かってきた部分もあります。僕の生活の中で、そこまで重きを置いていないと言うとあれですが、割りと軽い気持ちでやっています。たぶんそれが良いのかなと思っているので、全然大丈夫です。
-
僕のヒーローアカデミア(第7期)5月4日より毎週土曜夕方5:30放送©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
-
「ゴールデンカムイ」完成報告会見「ゴールデンカムイ」公式サイト「実写化不可能」と言われた野田サトルの2600万部突破の大人気漫画「ゴールデンカムイ」がいよいよ実写化となります。その完成報告記者会見が12月20日、東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京にて開催されました。主演の山﨑賢人さんをはじめ、山田杏奈さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、玉木宏さん、久保茂昭監督、松橋真三プロデューサーが出席しました。こちらの記者会見の模様をレポートいたします!完成報告会見杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん白石由竹役矢本悠馬さん鶴見篤四郎役玉木宏さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平/洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん久保茂昭監督松橋真三プロデューサー■原作者の野田サトルさんからのコメントが公開されました。原作者である私の頭の中にも映像としてのゴールデンカムイがあります。 なので、実は、内心ものすごく心配していましたけれど試写を拝見いたしましてホッとしています。 今回の映画には、私の頭の中にも無かった良いところが沢山ありました。 特に役者さん方はかっこよくて、渋くて、可愛くて、キャラクターに合っていて漫画とはまた違った生身の魅力があふれていました。 動物のCGも心配ありません。 ものすごく謙遜して言わせて頂きますと観に行って損することはないと思います。【原作者・野田サトル先生のコメント】山﨑さん今日、「ゴールデンカムイ」の完成を報告することができてうれしく思っています。杉元という、すごく生命力の強い、心優しい男を演じられてうれしいです。 山田さん今、こうやって皆さんとこの場にいることで、「いよいよ公開するんだな」という実感がわいてきました。すごく贅沢な環境で、素敵な俳優の皆さんやスタッフの皆さんと一緒に作ったものが世に出るんだと思うと感慨深いです。 矢本さん個人的に大好きな漫画で、一ファンとして、一読者として白石由竹という人物が実写になった時、「こうであったら良いな」というものを作りました。 玉木さん鶴見中尉はすごくやりがいを感じる役柄でもあり、現場にいても非常に熱量の高い作品だったと思います。皆さん、楽しみにしていてください。 工藤さん月島という役を演じるにあたって、僕個人としてもこの作品のファンであり、何より月島のファンでもあったので、心からうれしかったです。演じる上で、矢本さんが言ったように、「自分だったらこういう月島が良いな」というのを全力で注ぎ込みました。素敵な作品になっていると思うので、皆さんに観ていただければ嬉しいです。 栁さん二階堂浩平/洋平の二役を一人で演じました。僕も原作を読んでいたので、インパクトの強いイカれた兄弟を演じられることを幸せに思いました。また、早くいろんな人に届けば良いなと思います。この作品の素晴らしさを伝えられたらと思います。 大谷さん先日、完成した本作を観ましたが、アクションが本当にすごかったです。たぶん、ここにいる皆さんの中では僕だけアクションシーン少なかったんですが、本作を観ながら内心ホッとするくらい、観応えのある素晴らしいアクションが多かったです。早く皆さんに劇場で本作を観ていただきたいと思いました。 久保監督僕も原作の大大大ファンで、どれくらいファンかというのを語ったら半日くらい必要になると思いますし、フィギュアを全部持っているくらいのオタクです。本作を撮らせていただけて本当に光栄に思っております。全てにこだわって撮っています。キャストの皆さん、過酷な撮影を本当にありがとうございました。雪の中での撮影は本当に大変で、そんな中で、皆さんは素晴らしいお芝居で、素晴らしいキャラクターを演じてくれています。いろんな人に観ていただきたいと願っています。 松橋プロデューサー本日は、このようにたくさんの方々にご取材に来ていただき、ありがとうございます。今作に注目いただき、本当にありがとうございます。ここまで長い道のりでしたが、無事、素晴らしい作品が完成しましたので、このような形でご報告できることを光栄に思います。 MCまずは山﨑さん、原作者の野田サトル先生からのコメントがありましたが、役者陣がキャラクターにピッタリ合っていて魅力にあふれいているとおっしゃっていました。 山﨑さん現場に先生が見学に来られた時に「いろんなことを言われたりすると思うけれど、僕は味方ですから」と言っていただいて安心しました。その言葉に背中を押されました。みんな役にピッタリで、すごいです。みんな原作にリスペクトして、愛を持ってやっていました。 松橋プロデューサー私その後、野田先生からお話をうかがうことがありまして。なかなか山﨑くんの口から自分のことを言うのは大変だと思うので僕がお話すると、「山﨑さんは杉元と本質的に似ているところがあると思う」とおっしゃっていました。それは、私が思うに、カッコ良くて強いというところだけでなく、心根、人間の本質がとても優しくて、器が広くて、多くを語らずに行動で示すところを、直感的にご覧になって感じられたんじゃないかと思います。そこが杉元に似ていたんじゃないかと推測しています。 山﨑さん不死身の部分かと思った(笑)。 MC今の話を聞いていかがでしたか? 山﨑さん多くは語らないようにします(笑)。うれしいです。 MC不死身の杉元を演じる上で、役作りはどのように進めたんでしょうか? 山﨑さん二〇三高地の戦いを撮影する前に、幼なじみの梅ちゃんと寅次とのシーンを撮影しました。戦争に行く前の杉元から丁寧に作っていけたので、男としての強さはあるけれど心優しい、という部分を撮影してから二〇三高地の撮影ができて良かったと思います。ワンカットでの長回しもあったのですが、「不死身」ということを表す上で、すごく意味のある撮影だったと思います。そこから、「金塊探し」になっていくんですが、戦争で傷ついた心、人間として忘れてしまった大事な部分をアシㇼパさんと出会い、少しずつ(心が)ほぐれていくのを表現できたらと思ってやっていました。MC成長していくだけじゃないんですね。 山﨑さん成長していくんですが、今回は成長し切っている杉元が、取り戻していくというか、取り戻しながら、また新たな成長をしていくという気持ちでやりました。 MCこれまでもいろんなアクションをやってきた山﨑さんも、やったことのないアクションがあったとお聞きしました。 山﨑さん冒頭の長回しもそうですが、狂気というか、杉元は生きるために「やられる前にやる」という鬼神のようだと言われる部分が出せたら良いなと思っていました。あとは馬ぞりですかね。馬ぞりは、引っ張ってもらって…。実際に地面の上を馬に引っ張ってもらったんです…(笑)。 MC普通は本人がやらないようなアクションですね。 久保監督普通は合成などをするシーンなんですが、賢人くんはそういうところにも挑戦してくれる方なので、スタッフの甘えとリスペクトもあってやってもらいました。北海道の夜はハンパなく寒いんですが、そこで馬ぞりで雪を浴びながら、引きずられる――本当に過酷どころじゃなく、「すみません」としか言えないです。でも、それ以上に素晴らしいシーンが撮れました。夜の北海道での撮影は、肌も手も出していられない寒さの中で頑張っていただきました。 山﨑さんいや、でも楽しかったですね。人生でそんなに馬車で引きずられることはないので、楽しみながらやりました。 MC肉体もすごく大きくなっていました。 山﨑さん強さを出すために体重は約10キロ増やしました。あとは、軍事練習もやりました。日本の武道から来ている戦い方を練習しました。例えば尾形と対峙した時、冷静に倒しにいったり、感情を出して戦うところなどいろいろありましたが基本は日本の武道から来ています。 MC山田さんはアシㇼパを演じる上で学ばれる部分も多かったと思います。 山田さん意識したことは、アイヌの少女ということで、文化的なものを学んで、アシㇼパの考えの根底には何があるのかをアイヌ語・文化監修の中川先生にも教えていただきながら、少しずつ作っていきました。彼女は信仰の部分を大事にしつつ、合理的なところもあって、原作でも「私は新しい時代のアイヌの女だから」と言っていますが、そういう部分も大事にしようと思いました。山の中を駆け回っていて、本当にたくましいですし、すごくしっかりとした考え方もそうですが、芯の強い人だなと思いました。MC雪の中でのアクションや弓など大変な部分もあったかと思います。 山田さん私は、ほぼほぼアクションは初めてで、走り方・立ち止まり方から教えていただきました。だから、本当に「皆さんすごいな」と完成した作品を観ながら思いました。大谷さんもおっしゃっていましたが、私も「ここまで激しいアクションがなくて良かった」と思うくらいの大迫力でした。弓矢はおうちに持って帰って、家のカーテンに向けて撃つ練習をしていました(笑)。弓をつがえる動きが極力スムーズになれば良いなと思い練習しました。 MC白石はコメディ部分も担う役で、身体を張る部分も多かったですが、演じる上でプレッシャーもあったのでしょうか? 矢本さんもちろんプレッシャーはありました。もともと原作の大ファンで、たくさんのキャラクターがいて、どのキャラクターも魅力的で好きなんですが、僕は白石推しなんです。コメディ部分を担う以前に、まさか僕が演じられるとは思っていなかったので、それだけで肩に力が入ってガチガチでした。すごい大作だし、さらにガチガチになって(苦笑)、最初の一日目、二日目とかは調子が悪かったです。「撮り直してぇ!」って思うくらい力が入っちゃっていました(苦笑)。でも、白石は他のキャラクターと違って、志とかどうしてもという祈願もない中で金塊争奪戦に入っていく自由なキャラなので、「自分が固くなっていたら白石の良さを引き出せない」と思って、とりあえず全部忘れてやるようになってからは調子が良かったですね。久保監督最初から調子良かったよ(笑)。 MCオープニングの映像でも「マイナス10度」という表示も出ていましたが…。 矢本さん特に辛かったのは、原作にもある雪山の川に入るシーンですね。原作を読んでいる時はゲラゲラ笑っていましたが、生の肉体で12月から1月にかけての雪山の川に入るのは笑えなかったですね。当時風邪はひかなかったですが、撮影が終わってから取り戻すかのように今年、風邪をひいて、他の現場に迷惑かけちゃいましたね。 MC山﨑さんも川に入っていましたが、凍っていたとか…。 山﨑さん朝、川が凍っていたのを、スタッフさんたちが僕らが入る前に砕いていました。 矢本さん砕いたら温度が上がるわけじゃないですからね(笑)。また固まる前に入った感じですね…。一番寒かったかもしれないです。寒いというより痛かったです。 MC山﨑さん、山田さんとのトリオはいかがでしたか? 矢本さん作品のお尻のほうから撮り始めたので、仲が深まってなきゃいけなかったんですが、それが撮影一日目だったので調子が悪くてすみませんでした(苦笑)。 山﨑さん最初からメッチャ良かったです(笑)。 矢本さん器がデカい男ですね(笑)。 MC鶴見中尉は絶大なカリスマ性と狂気を持ったクセの強いキャラクターですが、演じる上でどのようにされたんですか? 玉木さん僕も原作が大好きだったのですが、まさか自分が鶴見中尉を演じるとは思っていなかったです。イメージは原作を読んでいて分かっていたのですが、実写で演じる上では、杉元や周りを脅かす存在でなければいけない、「怖さ」が必要だけど、一方で、どこか愛嬌みたいなのもなければ部下がついてこないし、先の読めない得体の知れない存在感を目指してやりましたね。「何かやらかすぞ」という感じじゃなく、いきなり何かをやってしまうような怖さのさじ加減が難しかったです。MCその鶴見中尉と対峙した山﨑さんはどうでしたか? 山﨑さんイヤぁ、ゾクゾクしました。串で刺されるシーンとか、いきなりですから(笑)。 玉木さんさっき、用意されていたお弁当に串だんごがありましたよね。狙って置いたのかと…。ステージに持ってこようかと思いましたが、やめました(笑)。 山﨑さん僕もだんごを見たらすぐに思い出します(笑)。 玉木さんそうだよね! なかなか串だんごを見て思い出すってないですけど(笑)。 MC完成した作品を観ていかがでしたか? 玉木さん鶴見のシーンは多くはないですが、台本以上に皆さんのシーンは迫力があり、VFX CGの部分はすごく説得力があるものに仕上がっていました。冒頭の熊のシーンとかどうするのかと思っていたら、(作品を観たら)現実との境目が分からないくらいの恐怖を感じました。やっぱり、今でないと実写化はできないものだったんだと感じました。 MC工藤さんはそんな鶴見の忠実な部下である月島をどのような思いで演じたんですか? 工藤さん月島は、鶴見の絶対的な命令を全て遂行する、冷酷でもあり機械的でもあるキャラクターです。映像を撮られている時は、小細工かもしれないですが、僕は目を開き過ぎると垂れ目になるので、なるべく開かないようにしたり、ちょっと顔を伏せ気味にしたりと、なるべく月島のイメージを外見からでも取り入れようと監督ともお話をしました。どうしても緊張すると声が上ずって高めになるんですが、なるべく重くてしっかりした声で言いたいというのがあって、家でずっと「はい」の練習をブツブツ言っていました。「はい…ちょっと違うな。はい!」って。MC工藤さんも馬ぞりのシーンがありますが… 工藤さん僕もあそこまでガッツリとアクションをやるのは初めてでした。山﨑さんが数多くアクションをやられているので、おんぶにだっこというか、頼り切ってしまった部分もありました。でも、メチャクチャ楽しくできたので、(山﨑さんに)ありがとうございます。 山﨑さんいえいえ、ありがとうございます。 工藤さんあんまり多く語らないよね(笑)? 山﨑さん多くは語らないです。 工藤さん身のこなしもそうですが、山﨑さんは速いので、ついていくのに必死でした。月島も、キャラクターの中で上位に入る強いキャラクターなので、それをどう表現するのかをアクションスタッフの皆さんと協力して作りました。でも、やはり一番は山﨑さんが引っ張ってくれたおかげかなと思っています。 MC栁さんは一人二役をどのようなところに気をつけて演じられたんでしょうか? 栁さんまず、「双子は同じ時にどうやって芝居をすれば良いんだ?」っていうところから疑問でした。ボディダブル(代役)の方が、僕の動きを覚えてくれて、自分が浩平をやっている時には洋平を演じてくれました。そういう感じで撮影をしていたんですが、こんがらがりました…。スタッフさんも「次、どっちだっけ?」と分からなくなってこんがらがりました。MC栁さんにも馬ぞりなどのアクションがありました。 栁さん自分は型というより、キャラクター的にも変わった動きをしようと思っていたので、自由に動いていました。あとは山﨑さんが受け止めてくれたので、ケガがないようにだけ気をつけていました。 MC大谷さんは原作でも人気の谷垣を演じました。どのように準備して、演じられたんでしょうか? 大谷さんアクションはあまりなかったんですが、マタギ出身ということで、雪山を難なく走ったり歩いたりできる身体を作らないといけなかったので足腰だけは鍛えました。キャラクターの中では、すごく真面目で誠実な男なのですが、あんまり僕はそっちのタイプじゃないので、誠実に見えるようにそこは大事に演じました。MC久保監督は、日本各地での大規模ロケ、特に作品の舞台となる北海道でのロケはいかがでしたか? 久保監督なるべく本当の北海道の雪の中で撮りたいということは強く言わせていただきました。9割くらいが雪のシーンなんですが、それをほとんど本当の雪の中で撮るというのは、こういうエンタメ作品ではあまりなかったと思います。躍動するキャラを大自然で撮りたいと思ったんですが、雪での撮影自体、普段の4倍くらい時間がかかるイメージでした。ただ、僕らの体感としては、準備も含めて15倍くらい大変な感じがしました。そんな過酷な中で準備をして撮影をしました。 MC衣装や銃など細かい部分まで大切に作られたそうですね? 久保監督今回、アイヌの物語でもあるので、アシㇼパの衣装は実際にアイヌの方たちに刺繡を手縫いで作っていただきました。一着作るのに半年以上かかっています。杉元の銃に関しても、日露戦争の二〇三高地の時の三十年式銃は日本には残っていないので、それを改良して作られた三八式銃という銃を改造して、主要人物の銃を一つ一つこだわって作りました。特にアシㇼパのものは、アイヌの方たちに一つ一つ大事に作ってもらった小道具になっています。 MC松橋プロデューサーは「実写化不可能」といわれたこの作品、完成してどういう作品になっていると思いますか? 松橋プロデューサーまずは、この場を借りて幹事会社のWOWOWさんに感謝したいと思います。こういう大きな作品を作るにあたっては、巨大資本が必要で、今の日本映画の環境ではなかなかそこにチャレンジして踏み出してくださる方は少ないので感謝しております。今、世界ではいろんな国の作品が観られる環境が整っている中で、日本のエンターテインメントがどうなっていくかが問われていると思います。そんな中で、ドンッとすごい作品を出して「日本のエンタメはすごいんだ」と世の中に出したい気持ちで企画を立ち上げました。皆さんには本作をぜひご覧いただきたいですが、世界に出して恥ずかしくない、むしろ「日本のエンタメはすごいんだ」という作品に仕上がっていると思います。こういった作品をどんどん日本から出して、世界中のエンターテインメントを日本の作品で埋め尽くしていきたいと思っています。そんな作品に仕上がっていると思いますので、どうぞ楽しみにしてください。 MC最後に山﨑さん、メッセージをお願いします。 山﨑さん本当に「ゴールデンカムイ」は、スタッフ・キャストみんながそれぞれ愛を持って、リスペクトを持って、魂を込めて作った作品です。広大な北海道の自然があり、キャラクターそれぞれに正義・信念があり、それに向かって生きています。そういう中での人間ドラマがあり、迫力あるアクションもあり、ごはんを食べるグルメ要素もあり、囚人たちを探すミステリ要素もあり、コメディの要素もあり、全部入っています! 全部入っている最高のエンタテインメント作品ができました。あと、熊も出てきます! ぜひ大スクリーンで観ていただきたいです。
-
「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」初日舞台挨拶「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」公式サイト集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス12巻までのシリーズ累計発行部数が3,400万部を突破。2022年にテレビ東京にて放送されたTVアニメではあらゆるトレンドを席巻、初のミュージカル化が大成功を収め、現在放送中のTVアニメSeason 2も大好評と、常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品「SPY×FAMILY」(遠藤達哉・著)。 敏腕諜報員・黄昏(たそがれ)こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる仮初めの家族・フォージャー家が、ロイドの任務(オペレーション〈梟(ストリクス)〉)継続とアーニャの〈星(ステラ)〉獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が12月22日に公開されました。 映画の公開を記念して、12月22日に初日舞台挨拶をTOHOシネマズ 日比谷にて実施し、レギュラー声優の江口拓也さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、劇場版からのゲスト声優、中村倫也さん、賀来賢人さんが登壇しました。トークだけではなく、敏腕諜報員ロイドにちなみ、スパイに必要な要素を試すミッションに挑むなど大盛り上がりとなりました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。初日舞台挨拶ロイド・フォージャー役江口拓也さんヨル・フォージャー役早見沙織さんボンド・フォージャー役松田健一郎さんドミトリ役中村倫也さんルカ役賀来賢人さん江口さん「ね!」(笑)。ようやく皆さんに本作を観ていただけたので、いろいろな話ができたらと思います。 早見さん「ね!」(笑)。本作を皆さんはご覧いただいたかと思います。今日は、アーニャさんはお家で宿題をやっているんですが、我らフォージャー家は洋服にアーニャカラーを入れていますので、心は一つということで! いろいろとお話できればと思います。 松田さん「ねっ!」皆さんに囲まれて、本日は緊張しております。(ボンドの声で)ボフッ! 中村さん(会場からの拍手に)優しい人たちですね。一応「ヌン」って言おうと思っていたんですが…。 賀来さん…言わなくて良かったね。 中村さんそうだね。(賀来さんが)きっと何か言うので待ってあげてください(笑)。 賀来さん「プッ!」(会場:拍手)このような場に立ててうれしく思います。今日は楽しんでいってください。 MCさっそくお話をうかがってまいりましょう! 目の前にいらっしゃるのは、先ほど本作を観終わったばかりの皆さんです。皆さん、本作はいかがでしたか?(会場:大きな拍手)江口さん、本作の公開初日を迎えた今の率直なお気持ちを聞かせてください。 江口さんお話をいただいてから収録を経て、本作をついに皆さんに観ていただけたという実感が湧いています。ここからどんどん周りの方々に伝えていただきたいです。この熱と、本作のすごさみたいなものを周りの方々に話してもらえたらうれしいなと思います。 MC中村さんと賀来さんは、劇場版からの参加となりましたがどうでしたか。周りからの反響等はありましたか? 賀来さんキャストが発表になって、僕たちが出ると決まった時に、まずうちの子供が「良いなぁ」って言いました。アーニャと写真を撮っているのを見て、「ずるい!」って言われました。 中村さん僕は、同業者から「マジか?!」と羨ましがられましたね。僕も知り合いがここに立っていたら、「良いなぁ」と思うので、頑張ってきて良かったです。 MCせっかくの上映後の舞台挨拶ですが、ネタバレにならない範囲で本作のお話もうかがいたいと思います。まずは江口さん、銃撃戦そして格闘シーンなどカッコ良いシーンが本当に盛りだくさんでした。しかも劇場版のアフレコは、スナイデル役の銀河万丈さんと一緒にされたそうですね。 江口さんはい! 一緒に収録をしました。銀河さんと言ったらレジェンド声優ですからね。普段は謙虚な方なので「おはようございます」と静かに入ってくるんです。でも、マイクの前に立つと、とにかく激しいんです! それこそ最後のシーンは本当に白熱のシーンだったんですが、僕は銀河さんのアフレコする姿を後ろから見ていました。「僕もこういうお芝居のアプローチをしたい」と思えました。本当にカッコ良かったです。 MC今回映画版のアフレコということで意識したことはありますか? 江口さん本作の収録自体が、TVアニメのSeason 2の収録をしているスケジュールの流れで収録できたので、ある意味普段と変わらない感じというか、彼らがある意味そのままスクリーンにいるような、そんな感覚でやっていました。だから特に劇場版という意識はあまりしていないと思います。 MCアーニャをさらった、ドミトリとルカをボコボコにするような、普段はクールなロイドの感情が乱れるシーンもありました。 江口さんその辺のやりとりは、他人同士だけど利害の一致で一緒になっている家族なので、その中で生まれる言葉には表せない感情や、何気ない会話の中には感動させようとは思っていないんだろうなと思います。でも、ふとした瞬間に何かぐっと来てしてしまいます。そこには根本的に流れている不思議な関係性をすごく感じます。そういう部分も良いなと思いながら観ています。 MC早見さんもアクションシーンがすごかったです。 早見さん今回のアクションシーンは、今までで一番ヨルさんが戦っているんじゃないかっていうぐらいすごかったです。江口さんカメラの動きもすごかったですよね! 松田さん回り込んでね! 早見さんアフレコの時はあのシーンがあんなに燃え盛っているとは思っていませんでした。「すごいところで戦っているな、ヨルさん!」という感じでびっくりしました。タイプF役の武内(駿輔)さんと一緒に収録をしたんですが、横に並んでマイクに向かってお芝居をしていても気迫をすごく感じました。TVアニメのSeason 2の豪華客船編では、戦闘中に焦ったり緊張することがありましたが、基本的にはヨルさんが戦闘中に焦ったりすることはあまりないんですね。でも、今回の劇場版の戦闘シーンは手に汗握るものがありました。戦闘シーンでのアドリブというか、「フッ!」「ハッ!」「トオーッ!」みたいなのは、ヨルさんはあまり入れないのですが、劇場版の収録をしている時には「ここからさらに絵がブラッシュアップされて、ヨルさんがどれだけ動くかまだ分からないので、戦闘のアドリブを20個ぐらい録っても良いですか?」と言われました。大きな攻撃の「ハーッ!」や、小さい攻撃の「ハッ!」みたいなボイスだけをいっぱい録りました。でも、さらにブラッシュアップされた縦横無尽に動くヨルさんにベストマッチするように、後から音声を録ったりもしました。 MC弟のユーリにアーニャさんを重ねるシーンにはグッとこみ上げるものがありました。Season 1からのヨルさんの心境の変化をどのように感じていますか? 早見さん最初は、お互いの利害が一致したから擬似家族となって物語は進みました。ヨルさんも、家族に対しては、自分の小さい時から一緒だったユーリに対しての思いが一番強くて、そういう疑似家族を組むことになったと思うんです。でも、Season 2の豪華客船編ではやられてしまってピンチの時に、最初に思い浮かんだのが「ロイドさんのクリーニングしたシャツを取りに行っていない」「アーニャさんの図書館の本を返さないといけない」という、疑似家族のほんの些細な日常のことなんですね。そこにはもちろんユーリの存在も重なってくるんですが、重なるくらいユーリのこともフォージャー家のことも、ヨルさんの中では、同じぐらい大事な家族として無意識に浸透しているんだと、今回の劇場版でも感じました。 MC松田さん、テレビアニメの豪華客船編ではお留守番でしたが、今回は初めてボンドも含めたフォージャー家揃っての家族旅行になります。今回は寂しくなかったですね。 松田さん(ボンドの声で)アウーン。(会場:笑)今回はお留守番しないでみんなと一緒に出かけられたのがすごくうれしいですね。ボンド自身が本当にうれしそうにアーニャの側をついて回っているのを演じていて、すごくうれしかったです。 MC(犬の鳴き声の)「ボフ!」という一言で感情を表すのはすごく技術が必要かと思うんですが、何か表現するにあたってコツなどありましたら教えていただけますか? 松田さん人間と一緒です。うれしかったら「ワウっ!」って言いますし、悲しかったら「ワウ…」って言いますから。思ったことを、感情に乗せて「ボフ!」と言うので、そんなに難しいことはありません。割とみんなできちゃうんじゃないかな。 MCそれでは今、ここで喜怒哀楽をやっていただくことはできますか。(会場:拍手) ■松田さんによるボンドの喜怒哀楽を実演されました。 MC松田さん、ありがとうございます。そして、今回のゲスト声優のお二人にもお話をうかがいましょう。中村さんと賀来さんは、先日開催されたファンミーティングを始め、本編でもお二人の掛け合いが面白いですが、お二人が演じられて楽しかったシーンはどこでしょうか? 賀来さん僕は、(声優陣の)皆さんの声を聴きながらアフレコできたことです。ヨルさんやアーニャと一緒にお芝居ができたんです。それはもう本当にただただ楽しかったです。これはもうファンからしたら最高の思い出です。 中村さんネタバレっていうほどのことじゃないので言ってしまいますが、僕ら二人はヨルさんにちょっとひねられるシーンがあります。あれはもう…変な意味じゃなく、変な意味じゃないですよ! 興奮しました! やっぱりうれしかったよね。賀来さんそうだよね。 中村さん(記者に向かって)「変な意味じゃない」って書いといてくださいね。 江口さん余計に強調されるっていうね。 賀来さんその辺はね、ファン冥利につきますし、興奮しましたね。 MC「SPY×FAMILY」ファンのお二人ですが、本日目の前にいるのは本作を観終わったばかりの皆さんですが、二回目を観るとしたら、「ここに注目してほしい」というところはありますか? 賀来さんアーニャと追いかけっこするシーンあるじゃないですか。僕たち二人で、あそこは結構ぶっつけ本番みたいな感じに即興でやりました。 中村さんそうそう! 「君たち、面白いことやって」って言われてやりました。 賀来さん結構なむちゃぶりだったんです。絵もまだそんなに完成していなくて、パラパラ漫画みたいな感じだったんですよね。中村さんそうだったね。 賀来さん二回目観る方は、そのライブ感みたいなところをぜひ! 中村さん僕らの普段の実写のお芝居では、ありえない速さのリズムでした。あそこは声優をやっている気がしました。 賀来さんそうだよね。 MCそれをいきなりできるということは、声優の才能がやはりあるということでしょうか? 江口さんあそこのシーンって、空間は現実的に言うと歪んでいるんですよね。こっちから来てあっちからも来てという、ある意味お約束のパターンではあるんですが、あそこで切り替えて演じるには技術が必要ですよね。だからそれこそ種﨑さん(アーニャ役)もそこのシーンではいろいろなアプローチを考えていましたね。「作品はまだできていないんですが、こっちからも来て、あっちからもってなります」って言われて、いろいろなニュアンスを考えていましたね。それぐらいに発想力というかそういった力が必要なシーンだなと感じました。 ■特別企画「ナンバーワンスパイ決定戦」 MCここからは様々な角度から皆さんに楽しんでいただきたいということで、企画をご用意しました!「ナンバーワンスパイ決定戦」です!そして、皆さんの応援と特別審査員としてアーニャちゃんが駆けつけてくれました。皆さん大きな拍手でお迎えください。 早見さんアーニャさーん! ■アーニャさんがステージに登場。 MCではルールをご説明いたします。本作の主人公である凄腕スパイの〈黄昏〉ことロイド・フォージャーにちなみまして、スパイに必要とされるであろう素質を試すミッションをご用意しました。これから皆さんには三つのチャレンジに挑戦していただきます。瓦割り【力】・イラスト対決【技術】・ひもくじ【運】の三番勝負で、誰が〈黄昏〉のような凄腕スパイに近いのかを競っていただきます。まずは皆さんの前に今回特別にご用意したホワイト瓦をスタンバイいたしましたので、これを実際に割っていただきたいと思います。割った瓦の枚数がそのまま得点になりますので、ぜひ皆さん気合を入れて【力】の勝負に挑戦してください。 江口さん瓦割りを人生でやることありますか? 松田さんないですねー。 早見さん舞台挨拶で瓦って割るんですね! 江口さん初めて聞きました。 松田さん(笑)舞台挨拶ではないですよね。 MC皆さん、自信の程はいかがですか? 江口さん未知数です。どんな感覚なのかが分からないです。 早見さんがんばりましょう! MCそれでは早速ですが、皆さん準備はよろしいですね。安全を配慮してグローブをつけてくださいね。中村さんどうやって割るのかも分からない…。(登壇者の皆さん:笑) MC私の「せーの!」という掛け声を合図に力いっぱい割っていただければと思います。せーの! ■登壇者の皆さんが一斉に瓦割にチャレンジ!江口さんきれいに割れるものなんですね。 MC瓦一枚あたりが1ポイントで、マックスが8ポイントになります。なので、全員が全ての瓦を割ったということで、全員8ポイント獲得です。(会場:拍手)では、次の競技に参りましょう! 次のミッションは、「スパイと言えば言葉を発せられない状況下でも的確に情報を伝える能力が必要」ということで、イラスト対決に挑戦していただきます。 松田さんイラスト対決! 中村さん(笑)。いい声だ…。 MCこちらの優勝者には10ポイントを差し上げます。そして、優勝者の絵は一部の劇場で、宣伝ポスターとして実際に飾る予定です。ぜひ心してご参加ください。 江口さんこれはね、ちょっと我々に分がありますね。先日、ジャンプフェスタに出演した時に、原作の遠藤達哉先生からアーニャの描き方レクチャーがありました。どういう風に書けばうまくなるかということをちょっと教えていただきました。 早見さん(描くには)ポイントがありますからね! 江口さんパース! 松田さんレイヤー! 賀来さん何ですか? それは? MC本日は、アーニャちゃんがせっかく来てくださっていますので、登壇者の皆さんには「アーニャの好きなところ」をテーマに、アーニャのイラストを事前に描いていただきました。まずは、今回のゲスト声優の中村さんと賀来さんから発表いただきたいと思います。まずは、賀来さんからお願いします。 賀来さん一番目かよ! いくぜ! テテン!(効果音を付けながら発表)松田さんん? 早見さんえ? 賀来さん(会場:拍手)マジで!? 本当? 早見さん発想力がすごい! 賀来さんアーニャのこの顔が好きなんです! これは予想外な反応だぜ! 江口さんこれだけ寄ってもアーニャだって分かりますね。 MC次は中村さんお願いします! 中村さん僕もこんな顔です。賀来さん上手いなあ。 早見さん絵心がある! 中村さんさっき10秒ぐらいで描いたものなのでごめんなさい。心の声を読んで、引いている時の表情です。 江口さん10秒で描けるものなの? MCレベルが高いですね。 中村さん(江口さんたちは原作者の先生に)教えてもらっているわけですからね。 MCでは、続いては松田さんお願いします。 松田さん私の描いたアーニャはこちらです。早見さんあ! (賀来さんの絵と)一緒!? 賀来さん被っちゃった! 松田さんアーニャといったら笑顔ですから。 江口さん(松田さんに上手なので)昨日から描いていましたか? 松田さん今日描いたの! MCでは、続いて早見さんお願いします。 江口さんえ? 早見さんからで良いんです? 僕、今ちょっと見えちゃったんですが、(早見さんの答えは)最後にしたほうが良いですよ! 早見さんそんなわけないじゃないですか! 私、今回遠藤先生にパースとレイヤーを教えていただいたので、自信作ができました! アーニャさんの好きなところ、ドン!(絵を発表)江口さんこわいって! 早見さんいかがですか? アーニャさん!(アーニャ逃げる) 江口さん&松田さんおびえてる! 早見さんアーニャさん? あれ? おかしいなあ…。 江口さんすごい化け物がいっぱいいる…。 早見さん皆さんの描いている表情と同じですよ! 江口さん同じですか? 中村さんどの子ですか? 全部ですか? 早見さんはい。全部です。つまりですね、アーニャさんの表情の豊かさを表現しました。 中村さんなるほど。 江口さんこの化け物に囲まれたら、絶対に殺されるな。 早見さんちょっと! 優勝するかもしれないんですからね! 江口さん狂気を感じます! 早見さん遠藤先生からパースとレイヤーを習いまして、奥行きみたいなことだったと思うんですよ。手前を大きく奥を小さく描くとか、目の割合が多いとか…。 賀来さん(早見さんの絵を示して)一番奥の子は、吐いているんですか?早見さんびっくりして、絶叫している顔です。「こ、殺し屋!」って言っている時の表情です。 中村さん表情豊かなバリエーションの説明を一個ずつほしいですね。 江口さん確かに、解説がほしいですね。 早見さん「CODE: White」ということで、一応ベレー帽もかぶらせています。 中村さんベレー帽?! MCヨルさんは独特ですね! 中村さんこれだけで15分は話せますね。 賀来さん噛めば噛むほど味が! 中村さん良いつまみですよ。 江口さん早見さんとちょっと何か似ています。表情豊かなそれぞれの顔を描きました。こちらです!登壇者の皆さん(笑)。 早見さん悲鳴が上がっていますよ。 江口さん悲鳴って何ですか! 早見さんお客さんがのけ反っています。 中村さんそれは魔除けか何かですか? 江口さん魔除けじゃないです! アーニャ! これ、アーニャだよ。(会場の反応に)何で? いろんなバリエーションの表情がほしかったんです。まず、パースですね。 賀来さん待って、パースって何? 江口さんパースとレイヤーです! 早見さん一つの体に頭が全部…。 松田さん某悪魔超人…じゃん。 江口さん右と左を見ているのがこの絵から分かると思うんですが…。 中村さん人間の闇か何かなの? 江口さん違います! すごく楽しそうにしているアーニャです。 松田さん何かあると横の顔がカチャカチャって変化するんですよね? 早見さんみんなバラバラにしゃべりそう。 MC全員のイラストが出揃いましたので、アーニャちゃんに審査をしてもらいます。ということで発表いたします。優勝は「全部良かった」ということで、全員優勝です。勝負は引き分けです。 江口さん優しい! 早見さんやったー! MC瓦割りも、イラストも全員同じ得点です。皆さんの絵は全国の劇場に飾りますので、どこに飾られるのかなどの詳細は作品の公式Xにてお知らせします。 賀来さん(江口さんの絵を)これヤバイのよ。 中村さん何でシースルーの服を着せたんですか? 冬だって言っているのに。 江口さんシースルーじゃない! MCそれでは最後のミッションです。高難度のミッションをクリアするためには、時として運も必要です。ということで、最後は運試し企画です。本編でもメレメレのさくらんぼリキュールを巡ってさまざまな事件が巻き起こっていますが、皆さんの前にボックスを置きます。箱から出ているロープが1本だけさくらんぼリキュールにつながっています。私の掛け声でお好きなロープを引いていただきます。勝者の方には50ポイント差し上げます。 江口さん運をつかみ取りたい! MCそれでは、選んでください。 松田さんどうぞどうぞ、選んでください。 賀来さんよし、じゃあこれにします! 中村さんあ、このロープ重いわ…(当たりが)来てるな。 MCそれではいきます! せーの! ■ロープを登壇者の皆さんが一斉に引く。松田さんのロープの先にあたりのさくらんぼリキュール。賀来さん来い! 早見さんあっ! 松田さんやったー! 50ポイント! これでナンバーワンスパイ! MC松田さん、喜びの声を聞かせてください。 松田さん(ナンバーワンスパイの喜びをボンドの声で)「ボフ!」(会場:拍手) 江口さんいいなあ。幸せな気持ちになる。 松田さんありがとうございます。 MC最後に、登壇者を代表して江口さんからご挨拶をいただきます。 江口さん皆さん、本日は初日に足を運んでいただき本当にありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。(会場:拍手) ありがとうございます。本作を観た直後の感想をいろいろな人と分かち合いたいかと思います。ぜひその感想を身近な方に伝えてください。やはり初日に観ていただいたということは、皆さんは「SPY×FAMILY」のガチ勢だと思います。ぜひ映画館で公開しているこの期間にまた足を運んでいただけたらうれしく思います。本日は本当にありがとうございました。
-
『劇場版SPY×FAMILY CODE: White』TaS限定商品&劇場商品が TOHO animation STOREで販売開始![TaS限定商品]の商品詳細・ご注文はこちらから[劇場商品]の商品詳細・ご注文はこちらから2023年12月22日(金)より劇場公開される『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の限定商品&劇場商品を、TOHO animation STOREにて販売開始いたしました。 本作のビジュアルや作中アイテムをモチーフにしたグッズの他、劇場版オリジナル衣装のアーニャ・フォージャー&ボンド・フォージャー1/7スケールフィギュアなど、新商品を多数ご用意しております。是非この機会にお買い求めください!©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 ©遠藤達哉/集英社
-
『ウマ箱3』第1コーナー(アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』トレーナーズBOX) アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』Vol.1 セル・レンタル 発売延期のお知らせdvd平素は弊社の商品をご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。この度、1月24日(水)セル・レンタル発売を予定しておりました『ウマ箱3』第1コーナー、 アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』Vol.1(発売元:Cygames 販売元:東宝)につきまして、 諸般の事情により発売を延期させていただくこととなりました。商品を楽しみにお待ち頂いているお客様には、多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。新たな発売日につきまして、下記の通りご案内させていただきます。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。【発売日決定対象商品】<セル商品>■『ウマ箱3』第1コーナー(アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』トレーナーズBOX)【Blu-ray】品番:TBR34035D / POS:4988104138354 / 価格:9,790円(税抜価格 8,900円))<レンタル商品>■アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』Vol.1【レンタル】品番:TDV34031R / POS:4988104138316変更前の発売日:2024年1月24日(水)変更後の発売日:2024年1月31日(水)【Blu-ray&DVDに関するお問い合わせ】東宝ビデオお客様センターTEL:050-3528-6316受付時間 : 平日 10 : 00~17 : 00 (土・日・祝日は除く)※受付日・受付時間は変更になる場合がございます。ご了承ください。東宝株式会社 ライツ事業部
-
帝国劇場2024年6・7月公演 『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』新ビジュアル、公演スケジュール、券売情報が決定しました。
-
「ゴールデンカムイ」完成披露舞台挨拶「ゴールデンカムイ」公式サイト累計発行部数2700万部を突破する野田サトルの大人気コミックを豪華キャストで実写化した「ゴールデンカムイ」の完成披露試写会が1月10日、東京・有楽町の東京国際フォーラムにて開催されました。山﨑賢人さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さん、矢本悠馬さん、工藤阿須加さん、栁俊太郎さん、大谷亮平さん、高畑充希さん、木場勝己さん、玉木宏さん、舘ひろしさん、久保茂昭監督が上映前の舞台挨拶に登壇しました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!完成披露舞台挨拶杉元佐一役山﨑賢人さんアシㇼパ役山田杏奈さん尾形百之助役眞栄田郷敦さん白石由竹役矢本悠馬さん月島基役工藤阿須加さん二階堂浩平・洋平役栁俊太郎さん谷垣源次郎役大谷亮平さん梅子役高畑充希さん永倉新八役木場勝己さん鶴見篤四郎役玉木宏さん土方歳三役舘ひろしさん久保茂昭監督■スペシャルムービー上映後、ステージの紗幕が振り落とされ、一斉に登壇者の皆さんが登場。中央の花道を進んで会場の皆さんの近くへと進む。山﨑さん今日は完成した「ゴールデンカムイ」をついに皆さんに観てもらえるということで、すごくワクワクしています。長い時間をかけて、みんなで愛情を込めて、リスペクトを込めて作ってきました。今日は楽しんでいってください。 山田さん今日は、こんなにも多くの皆さんに本作を初めて観ていただくということで、すごく楽しみです。ぜひ皆さん楽しんでいってください。 玉木さん今日こうして皆さんに初めて観ていただけることをうれしく思います。非常に素晴らしいものが出来上がっていると思いますので、最後まで楽しんで観てください。 眞栄田さん今日はこんなにたくさんの方にお越しいただいてありがとうございます。よろしくお願いいたします 矢本さんまだ公開前なのに、これほどのお客さんに足を運んでいただき、このすごい景色を見られてすごく感動しています。今日は楽しんで帰ってください。 工藤さん早い段階で、皆さんにこうして本作をお届けできることをうれしく思っています。今日は一日楽しんで帰ってください。 栁さんこの熱い作品を、やっと皆さんに届けられてうれしく思っています。今日はよろしくお願いします。 大谷さん一足先に本作を観たんですが、ものすごい作品でした。皆さんも楽しんでいってください。 高畑さん個人的には今日が仕事始めになります。そんな日にこんな華やかな舞台で皆さんと一緒の時間を過ごせることを幸せに思っています。 木場さん今日はぜひ楽しんでいってください。そして面白かったらぜひ宣伝をしてください。よろしくお願いします。 舘さん原作のあの世界観をどう映像化するのかと思っておりましたが、本当に素晴らしい作品になりました。今日は最後まで楽しんでいってください。 久保監督こんなに素敵な、素晴らしいキャストの皆さんと、このような舞台に立てて幸せに思っています。今日、初めて本作を観ると思いますが、楽しんでいってもらえればと思います。 MC本日、一般の方に初めて観ていただきますが、今のお気持ちをうかがえますか? 山﨑さん本当にありがとうございます。観て面白かったら、ぜひ広めていただきたいと思います。それに尽きます。観ていただければ分かると思いますが、やれることは全部やりました。 MC改めて撮影をふり返っていかがでしたか? 山﨑さん撮影で北海道に行ったんですが、わざわざ北海道で撮影をした意味は、間違いなくありました。雪の中でのアクションだったり、寒さを感じながらご飯を食べたり、本当に行ったからこそ出せたものがたくさんありました。自然の雄大さもそうですが、北海道の魅力が詰まった映像になっていると思います。MC山田さんは最初にアシㇼパ役が決まった時はどんなお気持ちでしたか? 山田さん決まった時は、マネジャーさんと今までで一番なんじゃないかってくらい本当に喜びました。「やったぜ!」と言いました(笑)。ここに立つと改めて感じますが、すごく多くの方に愛されている作品で、なおかつ愛されているキャラクターをやるということで、しっかりと責任感を持ってやらないといけないなと身の引き締まる思いでした。アクションはほぼ初めてだったので、練習時間をとっていただいて基礎の基礎から教えていただくという感じでした。MCアシㇼパと言えば変顔も印象的ですが、あれはどのように? 山田さん変顔は、携帯のカメラで自分の顔を撮って、原作の漫画と比べて練習しました。白目をむいている変顔が多いので、鏡だと見えないんです。それをカメラで撮ったので、今もスマホの中に変顔がいっぱいあります(笑)。 山﨑さん現場では笑ってしまいましたが、笑っちゃいけないんで(苦笑)。漫画の一コマとそっくりな変顔を見られてうれしかったです。 山田さんありがとうございます。 MC玉木さんは鶴見中尉の狂気を演じる上で、特に気をつけたことやシーンなどはありますか? 玉木さんネタバレしちゃうのであれですが…、原作を知っている方は分かると思います。山﨑くんの隣でコソコソとしゃべって、その後に何かをするなど、狂気を感じさせるシーンもたくさんあります。それを匂わせてはいるんですが「やるぞ!」感をそんなに出さないようにブレーキをかけながら、いきなりやることを心がけました。MC山﨑さんは現場で対峙されていかがでしたか? 山﨑さん現場でお会いする時は、衣装の額あてもあったので、完全に鶴見中尉の姿でした。玉木さんと話しているのか鶴見中尉と話しているのか分からなくなるような感じでした。現場ではずっと鶴見中尉としての緊張感がありましたね。 MC杉元、鶴見、そして舘さんが演じる土方歳三らとの金塊を巡る大争奪戦が繰り広げられますが、山﨑さんと舘さんと共演されていかがでしたか? 玉木さん賢人くんは良い意味ですごくフワフワしているんです。ものすごく大変なことをやっているのに、周りに大変だと思わせないでやり切ってしまうすごさがありましたね。力の抜けた感じは素晴らしいと思いました。でも、やっていることは本当にすごいので、あれは山﨑くんにしかできないことなのかなと思いますね。 MC山﨑さんは大変に見せないように頑張っているというわけではないんですよね? 山﨑さんはい(笑)。 玉木さん本当にすごいことをやっているんですよ。でも「大変だ」とは言わないんですよ。しかもできちゃうんです。 MC舘さんとの共演はいかがでしたか? 玉木さん舘さんとは、そんなにガッツリとご一緒していないんですが、本当にカッコ良いですね。凛とされていて、「もっとやりたいな」と思わせてくださる方でした。 舘さんやめてください、本当に(苦笑)。僕のことはほっといてください…(笑)。 玉木さんいやいや、舘さんのお話ですから。 舘さん(玉木さんとの共演は)ほんの一瞬でしたが、映像を観たら、狂気を感じさせる素晴らしいお芝居でした。 MC眞栄田さんは原作の大ファンで尾形が好きだそうですが、銃の練習もされたんですか? 眞栄田さん銃の扱いから尾形の説得力が出るので、練習もしながら現場では常に触って、自由自在に扱えるようにしていました。MC雪上アクションもかなり激しいものでした。 眞栄田さん賢人さんと初めて会った日が、あのシーンのアクション練習でした。一日練習して、次の日が撮影だったので大変だったんですが、すごく気持ち良く、テンポ良くできたアクションだったと思います。 MC雪が積もっている中で激しく戦うのは大変だったかと思いますが。 眞栄田さんちょっと慣れるまでは時間がかかりました。でも、滑り止めとか付けつつやりましたね。 山﨑さん本当に雪で滑って、一歩間違えたら剣が刺さってしまうような危険性もありましたが、緊張感も含めて良いシーンになったと思います。 MC矢本さんも原作のファンだそうですが、白石の魅力はどんなところにあると思いますか? 矢本さん金塊争奪戦の中で白石は異色な存在です。各キャラクターに信念や志とか明確な目的があるんですが、白石はもともとギャンブル好きで「儲かる話があるならちょっと乗っとこうかな」ってくらいの気持ちで参戦しています。そのラフさや自由な感じが白石の魅力かなと思います。 MC演じる上で、どういうところを大事に演じられたんでしょうか? 矢本さんまずは初めて原作を読んだ時、白石由竹と出会った時の印象やイマジネーションを大事にしました。こういう仕事をしているので、「白石役が回ってきたら良いな」とは思っていたんです。でも、まさか自分が本当に演じるとは思っていなかったので、いざ演じると決まったら、覚悟も変わりました。もう一回台本と原作を一巻から読み直しました。そこで新しい発見もあり、そういう部分を大事にして演じました。MC山﨑さんや山田さんとの共演の中で気づいた部分もありましたか? 矢本さんやっぱり自由さを大事にしたかったので、あんまり計算的にならず、現場での瞬発力や、インスピレーションを大事にしてその場で思いついた感じでやりました。それで他のキャストの皆さんがどう出てくるか…という感じで立ち回っていました。 山田さんこういう原作がある作品でアドリブをやるのって、かなり大変だろうと私は身構えてしまいます。でも、それを白石の魅力そのままに、矢本さんならではのアドリブが効いていて、本当にすごいなと尊敬します。 MC“白石”として現場で言葉が出てくるわけですね? 矢本さんま、そっすね(笑)。 MC矢本さんから見て、杉元やアシㇼパはいかがでしたか? 矢本さんまず、衣装を着たお二人に会うのがすごく楽しみでした。でも、「杉元とアシㇼパはどういう感じで来るんだろう?」「何も作らずに来たけれど、僕だけテンションが変だったら…大丈夫かな」と、ちょっと緊張もしていたんです。お二人とは共演経験もあったので、それぞれの持ち味も知っていました。だから、最初からストレスなしにキャラクターに入ってうまく打ち解けられたかなっていう印象ですね。僕は! 山﨑さん僕も。 山田さん私も! 矢本さんじゃあ、最高でしたね。これ、ヒットします。(会場:笑) MC工藤さんは、撮影現場で鶴見中尉を演じる玉木さんのお芝居を見て気付いたことはありましたか? 工藤さん玉木さんが演じる鶴見中尉の再現度があまりにも高かったです。僕も原作が好きで読んでいたので、玉木さんの再現度が高すぎて、すごく楽な気持ちで月島でいられたというのはあります。(鶴見との)距離感を大事にしようと思っていたんですが、ある意味、原作やアニメーションにヒントがあるので、それを現場で演じる時に「どう演じるか?」「どう立とうか?」と思いました。でも、そんな時に、(玉木さんが)鶴見中尉の空気をまとっているので、自ずと、鶴見中尉を守ることも攻めることもできる、いろんな角度でいられるポジションを自分の中で探ることができました。もし皆さんが本作を観て「月島だな」と思ったら、それは玉木さんのおかげです。玉木さんそんなことないでしょ。 工藤さん玉木さんのおかげです(笑)。共演させていただくのは今回が初めてではなかったんですが、話しすぎないようにちょっと気を付けるようにしていましたね。合間にたくさん話しかけるよりは、ちょっと引いておこうかなくらいの感じでいました。でも、普段はめちゃめちゃ優しいんですよ(笑)! MC栁さんは二階堂を一人二役でやられましたが、あの絶妙な動きは自分で考えて作っていったんでしょうか? 栁さんアクションも多くて、キャラクターを見て気持ち悪い動き担当だなって思いました。そこはアクション部の方と話し合いながら作っていきました。二役って、大変ですね…(苦笑)。自分が今どっちを演じているのか、スタッフさんも分からなくなって「次どっちだっけ?」って聞かれて「いや、分かんないっす」っていうのはありましたね(苦笑)。MC出来上がった作品を観てどんな感じでしたか? 栁さんメチャクチャ気持ち悪かったです(笑)。画面に自分が二人いるってすごく気持ち悪いんですよ。でも、二階堂の魅力というか気持ち悪さを出せたかなと思います! 山﨑さんめっちゃかわいいです(笑)赤ちゃんみたいにみえてきて、それがまた良いんですよね。兄弟愛もちょっと泣けるんじゃないかと思います。 MC谷垣も原作で人気のキャラクターです。 大谷さん谷垣という男はとても生真面目で誠実な男なんです。これだけの面々の中で、すごく人間的というか、一番普通の人間な感じもあるんです。でも、このメンバーに入るとそれが個性になる気がしました。なぜが僕も真面目な印象を持たれることが多いので、そういう部分をしっかり出して演じようと思いました。MC玉木さんは、このすごいメンバーの第一師団をまとめていくのは大変だったかと思います。 玉木さん本当に個性豊かな面々ですからね。 眞栄田さん皆さん、原作の個性をコピーするだけではなく、生身の良さがあって、僕はシーンが少なかったんですが見ていて本当に楽しかったです。 MC高畑さんは杉元の幼馴染の梅子役でしたが、山﨑さんとは再共演でしたね。 高畑さん以前はオタクのカップル(「ヲタクに恋は難しい」2020年公開/監督:福田雄一)で、前の現場ではずっと「ザキヤマさん」って呼んでいたんですが、今回はあまりのたくましい座長っぷりにもう「ザキヤマさん」とは呼べないと思いました。今回、この作品に出演したのは、もちろん原作ファンだったというのも大きいですが、やっぱり「山﨑くんが杉元だ」というのもありました。またご一緒できて良かったです。MC山﨑さん、聞きましたか? 山﨑さん聞きました(笑)。いや、本当にうれしかったです。梅ちゃんとのシーンは杉元という人物の核となる部分なんですが、充希ちゃんとは関係性もできていて、お芝居もしやすかったので、すごくリラックスした状態で撮影ができました。クランクインが梅ちゃんとのシーンだったので、充希ちゃんとのシーンでだんだん杉元ができていったと思います。最初にそういうシーンから撮れて、すごくうれしかったです。 MC原作ファンの高畑さんから見て、出来上がった本作はいかがでしたか? 高畑さん皆さんがまんま過ぎて、「キャラクターが息をしている!」って思いました。私は最初にクランクアップして、皆さんを送り出す感じでした。(本作を観て)北海道ロケなので息も白くて、何でもないシーンで「寒かったんだろうなぁ」って思って泣きそうになりました。撮影が終わってちょっとしてから「どう?頑張ってやっている?」って山﨑くんにメールをしたら、顔に串が刺さった写真が送られてきて、携帯を落としそうになりました。皆さんの情熱が画面からあふれ出るような作品になっているので、参加できて幸せでした。 MC木場さんは舘さんと同い年で、36年ぶりに映画の現場での再会となったそうですね。まるで本作の土方と永倉の再会と同様ですね。 木場さんそうですね、舘さんとは同い年で、私は去年の暮れに74歳になりました。舘さんはもうすぐなるそうです。36年ぶりにお会いしたのが衣装合わせの時で、じっと顔を見て「生きていて良かったな」と思いました。調べてみると、永倉新八さんは土方の大ファンなんですね。私、木場勝己は舘さんの大ファンなので、役作りには何の心配もなかったですね。なんちゃって(笑)。舘さんやられました(笑)。もう本当に永倉新八という感じでした。 MC舘さんはいつか土方歳三を演じてみたいと思われていたそうですが、このタイミングで演じられていかがでしたか? 舘さん本当にずっと土方歳三という人物は演じてみたいと思っていたんです。でも、実際の土方歳三は34歳で函館で亡くなっているので、私にはもう絶対無理だと思っていたんです。でも、野田先生の素晴らしい発想で70代まで生きている土方がいて、この役を演じられるのは幸運だったと思いました。MC監督はこの素晴らしいキャストとの撮影はいかがでしたか? 久保監督皆さんのお話を聞いていると、一言目には「過酷」という言葉が出てきていますね…(笑)。でも、できるだけリアルな世界で演じてほしくて、北海道とかリアルな空間の現場で皆さんに演じてもらいました。僕は、客観的に皆さんのお芝居を見て、本当に皆さんが活き活きと楽しんで演じているなと思いました。各々のキャラクターや個性が出ていて、見ていて楽しかったです。「ゴールデンカムイ」って、杉元がいてアシㇼパがいて、二人の物語でもあるけれど、白石の話でもあり、鶴見の話でもあり、尾形の話でもあり、それぞれがみんな主役なのかなと思っています。皆さんには、今日観ていただき、一緒に冒険を楽しんでもらえたらと思います。また、二回、三回と観る時は、アシㇼパ目線、次は白石目線とか、そうやって何度も観られる作品になっていると思います。まずは今日、初めての冒険を楽しんでもらえたらと思います。 MC山﨑さん、山田さんには新年早々の舞台挨拶ということで、主題歌「輝けるもの」に因み、「今年、輝かせたいもの」を教えてください! 山田さん水回り(笑)。水回りをキレイに輝かせていられる、心に余裕のある2024年を送れたらと思います。掃除はしているんですが、ピカピカにしたいなと思いました(笑)。 MCそれを受けて山﨑さん、いかがでしょう? 山﨑さん皆さんの笑顔が輝いてくれればと思います。この「ゴールデンカムイ」を観て、皆さんが輝いている姿を見たいと思っております! MC最後に山﨑さんからメッセージをお願いします。 山﨑さん皆さん、今日は本当にありがとうございました。今年は年始早々から大変なことがあって、すごくつらい思いをされている方も多いと思います。一日でも早く、皆さんの心が穏やかな状態に戻って、エンターテインメントを楽しんでもらえる日常が、少しでも早く取り戻せる日が来ることを願っております。「ゴールデンカムイ」にはいろんな要素があります。ミステリー、歴史ロマン、グルメ、アイヌ文化、コメディ、冒険、個性豊かな魅力あるキャラクターたち…これらのいろんな魅力が詰まって「ゴールデンカムイ」という面白くて、素晴らしい作品になっていると思っています。それを、この最強のキャストで作り上げたので、ぜひ皆さんに「ゴールデンカムイ」にしかない世界を、年始一発目に楽しんでいただけたらと思っています。今日はありがとうございました!
-
帝国劇場2024年8・9月公演ミュージカル『モーツァルト!』上演決定!! ヴォルフガング役は古川雄大/京本大我(Wキャスト)!
-
「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」大ヒット御礼舞台挨拶「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」公式サイト集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて2019年3月より連載がスタートし、数々のマンガ賞にも輝き、最新コミックス12巻までのシリーズ累計発行部数が3,400万部を突破。2022年にテレビ東京にて放送されたTVアニメではあらゆるトレンドを席巻、初のミュージカル化が大成功を収め、現在放送中のTVアニメSeason 2も大好評と、常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品「SPY×FAMILY」(遠藤達哉・著)。 敏腕諜報員・〈黄昏(たそがれ)〉こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・〈いばら姫〉こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる仮初めの家族・フォージャー家が、ロイドの任務(オペレーション〈梟(ストリクス)〉)継続とアーニャの〈星(ステラ)〉獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が12月22日に公開されました。 1月20日、大ヒット御礼としてTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶を実施し、レギュラー声優の江口拓也さん、種﨑敦美さん、早見沙織さん、松田健一郎さん、劇場版のゲスト声優、中村倫也さん、賀来賢人さんが登壇しました。全国108館の劇場で生中継され、劇場版イベントでは初となるフォージャー家声優四人(江口さん、種﨑さん、早見さん、松田さん)とゲスト声優として作品を盛り上げた中村さん・賀来さんが、大ヒットを記録した感謝を伝えるとともに、公開後だからこそ語れるマル秘エピソードを披露しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶ロイド・フォージャー役江口拓也さんアーニャ・フォージャー役種﨑敦美さんヨル・フォージャー役早見沙織さんボンド・フォージャー役松田健一郎さんドミトリ役中村倫也さんルカ役賀来賢人さん江口さんこの後たっぷりとしゃべります。短い時間ですが楽しんでいってください。 種﨑さん外は雨が降ってきました。お足元の悪い中、ありがとうございます。中継先の皆さん、こんにちは。フォージャー家揃ってうれしいです。 早見さんお越しいただきまして、そして中継先でご覧いただきまして、ありがとうございます。本作をご覧になっていただいたということで、興奮状態のままの皆さんにたくさんお話ができたらと思います。 松田さん本当にたくさんの皆さんにお越しいただいてありがとうございます。そして中継先にもたくさんの皆さんがいらっしゃるということで、すごく緊張しています。 中村さんこんにちは!(会場から「こんにちは!」の返答)元気の良いお子さんがたくさんいらっしゃって、ありがとうございます。本日はご来場ありがとうございます。中継先の皆さ〜ん!(大きく手を振る)…よろしくお願いします。 賀来さん本日はありがとうございます。この方々と舞台挨拶をさせてもらうのは三回目なので、そろそろSPY×FAMILYの一員になったと僕はその気になっています。よろしくお願いします! MC本作が公開されてから本日で29日目、およそ1カ月が経ちました。興行収入が50億円を突破! 江口さん全然ピンとこない! MC観客動員数は370万人を突破しました! 皆さん、ありがとうございます。この劇場版でフォージャー家の四人が揃ったのは、今日が初めてです。江口さん、実感はありますか? 江口さん370万人という実感はないです! 数字を教えてもらっても「そうなんだ」という感じです。本当にたくさんの方にご覧いただきました。ちなみに本日お越しの皆さんで、二回目もしくは二回以上観ている方はどれぐらいいらっしゃいますか?(会場の大多数の方が手を挙げる)これだけの数字ですから、初めてご覧になる方もいらっしゃるでしょうが、こうして何度も足を運んで作品を観てくださる方がいるということを、今実感しましたね。 早見さんうれしいですね。周りの方からも「お正月のお休みに本作を観に行ったよ」という連絡がありました。じわじわどんどん広がっていくとうれしいですね。 MC劇場版から参加の中村さんと賀来さんは、一歩引いた立場での部分もあるかと思います。 賀来さんうちの子、SPY×FAMILYブームが来ていまして、本当に毎日観ているんですよ。ボンドのぬいぐるみを、毎日どこに行く時でも連れて出かけます。この前劇場にも行きましたが、満席でした。それに、まぁすごいです、熱狂が!種﨑さんはい!(挙手をして、賀来さんに質問)お子さんは、声がパパだと分かっているんですか? 賀来さん本当は内緒にして行きたかったんです。ただ、その前に一度実家に寄った時に、本作のパンフレットみたいなものを見てしまったんですよ。僕がカッコ良くキメてパンフレットに載っていたので、「パパ出るの!?」みたいになって…。 種﨑さんへぇ、分かるんですね! 賀来さんそうなんですよ! 劇中でルカが出てきた瞬間に、(子供の動きを再現しながら)こんな感じでスクリーンと僕と交互に見ていて、気づいていました。 種﨑さんかわいい! 中村さん僕の知り合いからモヤイ像がアーニャになっている写真が送られてきました。まぁ、知り合いって言っても、うちのマネージャーなんですが…。何だかいろいろなコラボをめちゃくちゃしていますよね。それから、「出ていることを知らずに、本作を観に行っていたら観てびっくりした」っていう連絡をもらったりもしました。本作の公開が始まる前は「宣伝お願いします」みたいに言われ、「いやいやもうとんでもないことになるぞ」と思っていましたが、まさに大ヒット! このまま2024年末までロングランをしたら面白いなと思っています。そんなの聞いたことないじゃないですか! MC確かに! 今、V4(興行収入ランキング四週連続の首位)なので、どこまで記録を伸ばせるか期待したいですね。さて、作品の公開から一カ月が経っていますので、いろいろな裏話も聞いていきたいと思います。まずは今週15日に大ヒットへの感謝の気持ちを込めまして、公開後ポスターが解禁されました。スクリーンに投影したいと思います。 ■スクリーンに公開後ポスターが映し出されました。 江口さんあのシーンですよ! 松田さんボフッ!(両手を上げてポスターのボンドと同じポーズをする) 早見さんかわいい! 中村さん(松田さんに)本当に似ていますよね(笑)! 松田さん似ていますか? MC今日はお洋服もモフモフな感じですからね。出来上がったこのシーンはいかがですか? 早見さん家族の絆というか、同じ大きな目的に向かって、無心でそれに注力することで、「ここまで家族の絆が積み上がってきたんだなぁ」と感じましたね。 江口さん力を合わせるシーンってベタですが、「やっぱり良いなぁ」って思います。それが見たいんだよなぁと思います。 早見さん結構細かいところまでアドリブが入っていましたよね。あとはアーニャさんの顔芸が……。 種﨑さんアフレコの時に、絵は完成していなかったんですが、アーニャがあんな表情になることは、完成していなくても分かるなぁって感じでした。MC種﨑さん、あのシーンでは、あの神様もでてきましたからね。 種﨑さんそれは、もう言って良いの? 言葉にするのははばかられますが、楽しく観ていただけて本当によかったなとホッとしています。でも、最初はドキドキだったんです。言ってしまいますが、”うんこ”にこの尺を使って良いのかなぁって……。アニメーションのプロの方々が、本気であの”うんこ”に注力しているので、アニメーションが素晴らしくて音にもこだわって作られています。CVの千葉繁さんが……。 江口さん千葉さんは「ダメ!」と言われた時のために、三パターンぐらい(演技プランを)用意していたらしいです。 種﨑さんさすがぁ〜。音姫(トイレの擬音装置)のところでは、後ろでずっとその音が鳴っているので、良かったら耳をすまして観てください。 MCそして、中村さんと賀来さんは、アーニャのドミトリとルカからの逃走劇も演じられました。 中村さん追いかけっこは即興だったんだよね。 賀来さんそうそう、あれはね。そんなことよりも”うんこ”が!中村さんそうそう、僕が! 賀来さんこの人、すごいんですよ! 江口さん何があったんですか? 中村さんアーニャがトイレを我慢しているのをずっと見張っている時に、「もう出るのか?」「トイレ行くか?」って言うセリフがあったんです。それを、僕が天然で言い間違えて、「うんこ出たか?」と言ってしまいました。すぐに「ごめんなさい!間違えました」と謝ったんですが、(スタッフから)「それ、面白い!」「使い(採用)で」となりました。 賀来さん“うんこ”を一個増やしているんです! フォージャー家の皆さん(大笑い)。 中村さん置き“うんこ”をしました! そのやりとりを見て、何か知らないですが賢人が興奮していました! 賀来さん「すげえ、こいつ!SPY×FAMILYのセリフに“うんこ”刻んだ」って思ったんですよ! 中村さん(笑)。 江口さん採用されたんですね! 賀来さんいやー、すごい! 中村さん40歳前で、“うんこ”で爪痕を残しました!…すみません、よその現場を汚してしまいました。 種﨑さんいえいえ。置き土産をありがとうございます。 中村さん貢献しました! MCそれを踏まえた上で、もう一度そのシーン振り返りたいですね。 中村さんあの“うんこ”は、中村の“うんこ”なんです!もう僕は、この部分が活字になるのが楽しみで仕方がない。(取材の記者に)この空気感をお願いしますよ! …でも、コメント欄が荒れるかもしれない。 賀来さん中村の“うんこ”って良いね! 江口さんコメント欄が“うんこ”だらけになるかも…。 中村さん(満足げに大笑い)。 MC本日は大ヒット御礼舞台挨拶ということですので、実は公式X(旧Twitter)上で、事前にファンの皆さんからの質問を募集しました。 ■質問ボックスがステージに登場。 MCこのボックスから、順番に質問を引いていただきます。質問の内容を読み上げてから、質問に答えていただければと思います。 江口さん早速参ります! 中村さんお願いします! 江口さん(めちゃくちゃテンションを上げて)はい!(と質問カードを引く)アーニャ語録だったり、アーニャの感情豊かな展開に対して、幼子特有のアクセントやセリフ回しなどがものすごくナチュラルな印象です。役作りに参考にされているモノや人はありますか?【質問1】種﨑さんアーニャを演じる上での参考……特定の何かを参考にはしていないです。昔から子どもたちの会話を聞くのが好きなので、街を歩いていても、ファミレスとかでも、電車の中でも「子どもってどんな風にしゃべるんだろう?」って割と耳をすましていました。アーニャをやるようになってからは、より聴くようになりました。 江口さん種﨑さんの言い方って、くせになるんですよね。 種﨑さん(照れて)次の質問に行っても良いですか?(種﨑さんが質問カードを引く)演じていて一番楽しかったのはどんなシーンですか?【質問2】江口さん僕は、本作のド頭のスパイ活動をしている時かな。変装をして、「これがいつもの仕事です」っていうあの大人のアダルティな雰囲気をまといながらやっているところが楽しいって思います。 松田さん僕は、ボンドはもちろん楽しいですが、ナレーションですね。冒頭しか入らないんですが、読んでいて楽しいなぁって思います。昔、吹替のスパイ作品を観ていた時に流れていたナレーションを、自分でもやっているというのがうれしいですね。なかなか映画でやると昂るものがありました。 江口さん作品の導入で雰囲気と色付けが必要な部分だと思うので! 松田さん(ナレーションを再現して)「男の名は黄昏!」みたいな感じの。すごく楽しかったです。 中村さん僕は登場シーンが楽しかったです。やり方が分からなかったので、「どういう声を求められているのか」「どういう表現をすれば良いのか」がまったく分からなかったんです。俳優としてある程度キャリアを積んでくると(俳優の仕事では)そういうのがあまりなくなってくるので、なんだかすごく新鮮な気持ちで、「できたのかな?」みたいなことを言いながらやっていました。 賀来さんこの人はね、ずっと楽しそうにやっていました。 中村さんだって楽しいでしょう。モニターを見たらアーニャさんたちがいるんだから。 賀来さん僕は、緊張でしかなかった。緊張と反省と後悔。五秒後には反省しているタイプの男です。 江口さんコントラストが! 中村さんそういう賢人を見ているのも面白かったです。 MC続いて早見さん、質問カードをお願いします。 早見さん(ヨルの声で)参ります!(質問カードを引く) 江口さんはい、お願いします!江口さん、早見さん、種﨑さんに質問です。 ロイド、ヨル、アーニャ、どのキャラにも裏の顔がありますが、表の顔と裏の顔で声を変えているとか意識していることを教えてください。【質問3】江口さんま、アーニャさんは表も裏もそのままなので使い分けは…。 種﨑さん裏はないですね。 江口さんヨルさんは激しいですが、どうなんだろう? 早見さん今回の劇場版でも特にそうだったんですが、ヨルさんは全部意識して変えているわけではないです。バトルシーンでも、ものすごく怖い表情で相手を追い詰めたかと思えば、不意にやられた時のリアクションは“ふにゃん”みたいなものだったりします。ピリッとしたシーンから急に普段のヨルさんの顔になるので、場合によってはカットごとに全部違ったりします。なので、あんまり考えていると、逆にできなくなります。このカットが裏の顔でこのカットが表の顔でと、考えている間に終わってしまったりするので、私はあまり考えすぎないようにしております。 江口さんそうですよね。ロイドは、明確に表・裏みたいな感じで切り替えをしているので、自分の中でいろいろとチェックしないと追いつかないです。 早見さんモノローグのセリフが長いですよね。 江口さんそう! 表、裏、表…みたいに無茶じゃなければそのまま録ります。そういう時の切り替えポイントみたいなものは、ある程度自分の中でしていかないと、感情が置いていかれる時がありますね。表情が変わらない時も工夫しています。 中村さん台本に書き込みはしますか? 江口さんちょっとしたマークですが、結構書きます。セリフの頭にそのマークがあったら表、このマークがあったら裏という風に、なんとなくですけれど。 中村さん表は桃、裏はみかん? 江口さんかわいい! でも、描き方によっては「これは桃?みかん?どっち?」と混乱しそう。 中村さん(笑)。 江口さんバッテンみたいな時とか、あとは三角とか、本当にちょっとした印です。 MC次は松田さん、質問カードをお願いします。 松田さん何が出るかな? 何が出るかな?(質問カードを引く)ボンドの「あれってしゃべってるよね選手権」をお願いします。 観覧車に乗り込むヨルさんが、咄嗟に「アーニャさんを頼みますね」と言った時のボンドの「ボッフ」が、「分かった」にしか聞こえなくて毎回面白すぎます。きっと他にもあると思うので松田さんや皆さんに聞いてみたいです。【質問4】松田さんこれは、本作に限った話なのか、他もありなのか。 種﨑さんはい、あります!本作の最初の方で、おでけけが決まった時に、アーニャとボンドが腕組みをして、アーニャの「おでけけ」に合わせてボンドが言っています! 松田さん(ボンドの声で)「ボフッフッフッ!」…演出の指示通りですね。 種﨑さん最高です! MCちなみに、質問でご指摘の「分かった」の部分は、「分かった」と言っているんですか? 松田さんえーっと、それは…ご想像に…。でも、しゃべっていました? たぶん、(ボンドの声で)「ボボフッ!」だったと思います。 江口さんボンドをやる時は自分の中で作ったりするんですか? 松田さんSPY×FAMILYの現場はいろいろと自由なので、「やっちゃって良いのかなあ?」と不安になりながらもやってみたら意外とオッケーが出る。 江口さんそうなんですよ! SPY×FAMILYの現場は意外とオッケーが出るので、果敢に攻めると採用されることが多いです。 中村さんそうじゃない現場もあるんですか? 江口さん「アドリブはなるべく入れないでください」と言われる現場もあります。逆に「アドリブどうぞ!」という現場もあるので、それぞれです。SPY×FAMILYは、絵と同時進行で作っているので(作画が)アドリブに対応できるか否かにもよります。 松田さん「分かった」の「ボボッフ」はテレビシリーズでもやっている気がするから…探してみたら面白いと思います。 MCありがとうございます。では続いて中村さん質問カードをお願いします!みんなでボンドになりきって、会話をしてほしいです!🐶🐶❤【質問5】江口さんイヤです! 事故しか起きない(笑)。 早見さんこの流れですごい引きですね。 ■登壇者の皆さんがそれぞれボンド語で話始める。 江口さんちょっと待って! もはやボンドじゃなくて、今、宇宙人がいましたよ! ■途中で松田さん(ボンド)からのダメ出しも出たりしながら。 中村さんどうやれば良いんですか? 松田さん自分の体がふくよかになった気持ちで、喉の奥の方から出します。 ■登壇者の皆さんがアドバイス通りにボンド語を練習し始める。 中村さんちょっとお待ちくださいね。(会場:笑) 江口さん初めて調律をするので、少し時間をください。 中村さんおっ、僕は合格もらいました! 皆さん頑張ってください。 松田さん(江口さんのボンド語を聞いて)死んじゃう死んじゃう!(会場:笑) 早見さん(江口さんのボンド語を聞いて)限界の犬? 賀来さん僕、結構自信あるよ!(お疲れ気味風のボンド語)中村さんちょっと休憩した方が良いね。 早見さんお疲れ気味ですね。 賀来さん(見本を)お願いします。 松田さん「ボッフ」 江口さんすごいな、こんな講座が開かれるなんて!(会場:笑) 早見さんこれで皆さんもお家でボンドができますよ。 松田さんいろんな場面で使っていただけたらと思います。 早見さんボンドはみんなの心の中にいますから。 松田さんボンドは死んじゃったんですか(笑)。 早見さん違う違う! お家に帰ったとしても、心の中にいるよってことです。 MCでは、最後に賀来さん質問カードをお願いします! 賀来さんはーい。皆さんは、アーニャが娘だったら、甘やかしたり、英才教育をしたりなど…どんな親になると思いますか?【質問6】江口さんアーニャが娘…。これは、想像ですからね。きっと自由にさせちゃいそうだなぁ。だから……育てるって大変ですね。 中村さん想像でそこまでいきますか? 江口さん育てたことがないから。近くや身内にも小さい子供がいないので、身の回りにいなさすぎて想像しかできません。どうなんですかね? MC子育て経験がある賀来さんはどうですか? 賀来さんいやー、アーニャね…。ある種、めちゃめちゃ賢くて利口な子ですから、言い方は良くないですが育てやすいというか、親は育てるのが楽だと思います。 中村さんでも、心を読まれちゃうよ。 賀来さんあぁ…。 中村さん父、今おやつないって言ったけど、あそこにある! 賀来さん嘘も心の乱れも許されない。すごい緊張感でしょうね。でも、実際の子供もそうですよ。嘘はやっぱり見抜きます。 中村さんじゃあ、自由に走り回らせるのが良いのかな? 賀来さんそうかもしれないですね。 江口さん疲れさせる。ボンドと一緒に遊んでもらう! MC最後にお一人ずつご挨拶をお願いします。 賀来さん本当にこんな素敵な作品に関われて光栄に思います。SPY×FAMILYの輪がこれからも一カ月、さっきも話したように一年ぐらい続く勢いで、まだまだ上映してほしいと思います。何回も観ていただけたらうれしいです。 中村さん本当にたくさん本作を観ていただきたいです。これからも二回、三回、四回、五回、六回と、…スタンプラリーとかやったら楽しいのにね。全国の劇場で観たらみたいな、なんかそういう催し物にして考えてもらったらと思います。僕らは、皆さんの声があれば、これからもSPY×FAMILYのファミリーになれるので…。何より時代を動かすのは世論だと聞いています。ちょっとアニメの方でも通行人とかで出たいのでお願いします。 賀来さんお願いします! 中村さん中継の皆さん! ありがとうございました。 松田さん今回は前回とまた違った趣向で楽しませてもらってありがとうございました。何というか、ここまで大ヒットしたのは皆さんのおかげとしか言いようがないです。劇場版、原作、そしてテレビアニメも、配信やらソフトとかあるので、そちらでも見ていただけたらと思っています。どうかフォージャー家の活躍をお楽しみいただけたらと思います。 早見さん会場にお越しいただきまして、そして中継でご覧いただいてありがとうございます。公開から一カ月が経っているので、きっと今ここで新しく出た情報もあった気がします。ぜひ今日の情報を元にまたお時間ある時に劇場で楽しんでいただけるとうれしいです。ずっとずっと続いてほしいと思っています。 種﨑さん会場の皆さん、中継の皆さん、ありがとうございます。あのトイレのシーンでのこだわりみたいなことをお話しましたが、あのシーン以外にもアニメーションスタッフの渾身のお仕事っぷりが随所にございますので、もっと細かいところまで何度も観てもらえたらうれしいです。それから、言いそびれたんですが、トイレのシーンに出てくるキメラさんが大好きで、何か被って…ますよね。被っているんですよ! あれだけでも一生見ていたいんですが、そんな細かいところまで…(会場にキメラさんを見つけて)ありがとうございます! この先もどうぞSPY×FAMILYをよろしくお願いします。江口さん本日は本当に皆さん、ありがとうございました。冒頭の方で聞きましたが、今日が二回目の以降の方がほとんどでした。やっぱりこの作品は何度観ても楽しめて、観る場所によって味わい方や感じ方がまた変わってくる面白さがあるからこそ、たくさんの方を惹きつけているんだということを本当に改めて感じました。もう一カ月経ったんだとも思いますし、まだ一カ月なんだとも思います。本当にここから先さらにさらに「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」がもっともっとたくさんの方に観ていただけることを願っております。ここにいらっしゃる皆さんにも、まだまだ楽しんでいただきたいと思いますので、引き続きSPY×FAMILYを今年もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。 ■フォトセッションで、お祝いのくす玉を割りました。
-
「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」公式サイト2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした「君と世界が終わる日に」(通称:「きみセカ」)。“ゴーレムウィルス”という嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、4シーズンにわたって人気を博してきました。そしてついに、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いを映し出す「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」が登場! 1月15日には六本木ヒルズアリーナとTOHOシネマ 六本木ヒルズにて、ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶が行われ、竹内涼真さん、高橋文哉さん、堀田真由さん、板垣李光人さん、黒羽麻璃央さん、窪塚愛流さん、橘優輝さん、須賀健太さん、吉田鋼太郎さん、菅原伸太郎監督が出席しました。ゴーレムアライバルイベントでは、極寒のレッドカーペットにゴーレム(=ゾンビ)が大量に発生する中、登壇者陣がファンサービスを実施。500人のファンから大歓声を浴びました。この日の模様を、詳しくレポートします!ゴーレムアライバルイベント&完成披露舞台挨拶間宮響役竹内涼真さん柴崎大和役高橋文哉さん羽鳥葵役堀田真由さん天城ジン役板垣李光人さん加地裕也役黒羽麻璃央さん藤丸礼司役窪塚愛流さん松山寿人役橘優輝さん首藤シンジ役須賀健太さん西条玄役吉田鋼太郎さん菅原伸太郎監督【ゴーレムアライバルイベント】■本格的と定評のあるゴーレム(=ゾンビ)がレッドカーペットに大量発生。ゴーレムたちは唸り声を出したり、襲いかかる様子を見せたりと大暴れ。観客からは「キャー!」「怖い!」とそのリアルさに驚きの声が上がる中、キャストが登場! ■竹内さんがゴーレムに戦いを挑むようなポーズを披露し、会場も大盛り上がり。キャスト陣はそれぞれ笑顔いっぱいにファンと交流を図りながら、ステージに上がりました。■ステージにラインナップしたメンバーは、ハンディキャノンでゴーレムを撃退するド派手な演出を披露。強風のため、キャノン砲から飛び出したテープがキャスト自身に巻きついてしまうハプニングもありつつ、お互いに絡まったテープを楽しそうに取り合うなど、固い絆の伝わる展開になりました。極寒の中のイベントとなりながら、会場からは終始大歓声が湧き起こる、熱い幕開けとなりました。MCそれではご挨拶をお願いいたします! 竹内さん寒ーい! (登壇者の皆さん&会場:笑) 寒すぎる。さすがにスタッフさんもこの強風は予想していなかったでしょう。これが「きみセカ」です(笑)。今日は寒い中、足を運んでいただき本当にありがとうございます! 四年間、「きみセカ」がチーム一丸となって走り続け、そして大きなスクリーンを通して僕らの集大成が皆さんのもとに届くということが、僕としても誇らしいです。愛が詰まった作品なので、一人でも多くの方に届けば良いなと思っています。今日は寒いですが、盛り上がりましょう。高橋さん涼真さんが駆け抜け、作り上げてきた「きみセカ」の世界で、大和として最大限に暴れました。短い時間ですが、最後まで楽しんでくれたらうれしいです。 堀田さんすごく寒いんですが(笑)、皆さんの温かい歓声で心はとても温かいです。私は劇場版からの参加だったので、Season1からの皆さんの気持ちを胸に、精一杯演じました。 板垣さん本日は寒い中ありがとうございます。こうして、「きみセカ」という作品の集大成に参加できたことを光栄に思います。今日は皆さんの熱で劇場を温めていただいて、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。 窪塚さんレッドカーペットを歩くのは、これで二回目になります。こんなに華やかなステージに立てたことをとても嬉しく思っています。めちゃくちゃ寒いですが、僕らの心に秘めているエネルギーで最高のイベントを作り上げられたらと思います。 橘さん松山寿人役を演じました、橘優輝です。「きみセカ」という大きな作品で、このような華やかな場に立てて、大変うれしく思います。 黒羽さん(今は)寒いですが、作品はとても熱く、また座長を筆頭に熱いメンバーが集まったので、ぜひここで温まっていってください。 須賀さん先ほど出てくる時に、僕にも歓声をくださって本当にありがとうございます(笑)。温まりました。みんなで最後まで楽しみましょう。 吉田さん(歓声を受けて)ありがとうございます。私ごとですが、昨日1月14日は誕生日で、65歳になりました。(周囲から「おめでとうございます!」という声が上がる)ご存知の方もいると思いますが、65歳というのは前期高齢者(65歳以上75歳未満の高齢者)でございます。前期高齢者ともなりますと、こういう寒さすら愛おしいという心境になってまいります。(登壇者の皆さん&会場:笑)この「きみセカ」という素晴らしいチームに、僕は初参加でございます。しかも悪役なんですが、ぜひ温かい目で見守っていただけたらと思っております。 菅原監督「きみセカ」は竹内くんと四年間、毎年冬に撮影をしていました。でも、今日が一番寒い気がしています。(登壇者の皆さん:笑) こんなに大きなイベントを開いていただいてありがとうございます。 MCついに「きみセカ」の劇場版が公開となります。竹内さん、映画化が決まった時の感想を教えてください。 竹内さん心から喜びました。実は、Season1の撮影の時に、「きみセカ」をずっと撮っているカメラマンさんと「映画とかできたら良いよね」と話をしていたんです。まさか現実になるとは思いませんでした。そして、完成披露を迎えられて、チーム全員で四年間走り続けてきて良かったと心から思っています。 菅原監督最初から、竹内くんが「映画にしたい」という思いを持っている話は聞いていたので、実際に決まってとてもうれしかったです。すごくプレッシャーはあったんですが、テレビや配信ではやれないことを映画でやってやろうと、思い切りやったつもりです。 MC菅原監督は、竹内さんの熱い思いを聞いていたんですね。「FINAL」ということになりますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか。 竹内さん「きみセカ」の現場は、皆さんが今、体感しているこの寒さなんですよ。(登壇者の皆さん:笑) 僕は四年間この作品をみんなと撮影してきました。今、この時期にこうやって舞台挨拶をしていると、途中で命を落とした仲間たちとか、みんなのことを思い返して本当にグッときちゃいますね。そういう仲間たちの思いも背負って、劇場版に臨みました。そういう気持ちも入っていますし、素晴らしいキャストの皆さんの良いパワーと勢いが合体して、すごく良いものが現場で生まれたという印象があります。 MCでは、劇場版から初参加となった皆さんにうかがってまいります。「きみセカ」の現場に参加されて、いかがでしたでしょうか。 高橋さん涼真さんを筆頭に、スタッフの皆さんは、約四年も作品を一緒に作られていたので、クランクインした瞬間に、現場の一体感とパワーをすごく感じました。そこに僕のエネルギーを全部ぶつけて、化学反応が起きるように一生懸命お芝居をしました。MC演じた役柄は、高橋さんにとって普段はあまりない役でしょうか。 高橋さんこういった男らしいというか、強い・熱い青年というのは、あまりやってこなかったと思います。なので、すごくやりがいがあって、楽しい役でした。 堀田さんすごく温かくて、楽しい現場でした。本読みの段階から、竹内さんは響としてそこにいらっしゃいました。背中で語ってくださる座長で、その姿を見ているだけで、「付いていきたいな」と思うことができました。そして大和と葵は、響と(中条あやみさんが演じた)来美を想起させるような関係性でもあるのかなと思っています。「FINAL」に新しい風を吹かせられたら良いなと思いながら演じました。板垣さんこの作品に参加できてすごくうれしかったです。現場に入って、見るもの全てに感動しました。やっぱりこの作品と言えばゴーレムなんですが、会場の皆さんも先ほど近くで見たと思いますが、本当にディテールがすごいんですよね。「目のところはどうなっているんですか?見せてもらって良いですか?」と、怖さよりも感動の方が先に来てしまって、聞いてしまいました(笑)。また、“長く続いているシリーズに参加する”という不安を、涼真さんが、“長く続いているからこそ出せるグルーヴ感や楽しさ”を味わえる現場で吹き飛ばしてくださいました。すごく楽しかったです。 窪塚さん僕は高校二年生の時、ご飯を食べ終わってからお風呂に入るまでの時間に、Season1をテレビで観ていました。今回ご一緒し、同じスクリーンの中にいられて、作品に携われることができてすごくうれしかったです。僕がまず圧倒されたのは、現場のスタジオです。隅々まで「きみセカ」の空気感がありました。それがあったからこそ心から芝居ができたのかなと思っています。 MC役柄の印象はいかがでしたか? 窪塚さん自分に似たところが多かったです。この中で一番ビビリな役なんです(笑)。僕も実際、本当にビビリなので、共通点があって演じやすかったです。 橘さん僕も高校三年生の時に家で観ていました。 竹内さん何をしている時に観ていたの? 橘さんご飯を食べている時に観ていました。 窪塚さんご飯を食べている時に観られますか? 橘さんそれが、イケちゃうの。(窪塚さんと顔を見合わせて二人で笑顔) 全然イケるんですよ。まさかシリーズ化したこの作品に出られるとは思っていませんでした。経験が少ないなりに「自分にできることは何だろう」「作品のために何ができるだろう」と考えている時に、涼真さんを筆頭に優しい先輩の方々が支えてくださいました。おかげで、やりやすい環境で芝居ができました。 MC竹内さんとの共演はいかがでしたか? 橘さんこんなにも早く涼真さんと一緒に作品を作らせてもらえるとは思っていませんでした。涼真さんのおかげで、演じることができました。 竹内さん彼がお父さんに髪の毛を切ってもらっている、角刈りの頃から(橘さんのことを)知っているんです。「僕の行っている美容室に来れば?」という出会いなので、なんだか変な感じですよね。(橘さんと笑顔を見合わせる) こんなに早く一緒にステージに立てて僕も光栄です。 橘さん(驚き、恐縮しながら)いや! こちらこそですよ。 黒羽さん視聴してくださっていた皆さんと一緒の気持ちですが、現場に入って、生の響に会って、生のゴーレムに会って、「きみセカ」の世界観の中で生き抜けた日々、お芝居ができた日々に本当に感動しています。何よりも座長が、本当に素晴らしいんですよ。いろいろと今後放送される番宣でも言っているかもしれませんが、「同い年でこんなに素敵な人に出会えてうれしい」という気持ちで、勝手に現場で尊敬と憧れの眼差しで(竹内さんを)ずっと追っていました。(竹内さんの方を見ながら)変なヤツだと思われていたら、ごめんなさい(笑)。すごく幸せな座組に参加できたと思っています。撮影は大変でしたが、ゴーレムの入り時間に比べたら「キツイ」とは言えないというのが、正直なところです。ゴーレムにもMVPをあげたいと感じています。(登壇者の皆さん:同意を表現するように拍手) 吉田さん人気シリーズで、しかも「FINAL」で、ファンの皆さんの期待もすごく高まっている。そして、恐らく一番お金もかかっているだろうし、竹内涼真のボルテージも一番上がっているであろう「FINAL」への参加…。正直、僕で良いのかなと思いました。しかし、選んでいただいたからには「何とか役割を果たせれば」と、武者震いをしながら参加しました。 MC演じた役柄の印象はいかがでしたでしょうか。 吉田さんいわゆるラスボスでございます。竹内涼真とは映画で一緒になったことがあるんですが、それほど絡みがありませんでした。今回は竹内涼真との一騎打ちのようなところもたくさんあります。皆さんもおっしゃっていますが、竹内涼真というのはすごく優れた俳優であり、今の映画界を代表する俳優です。がっつりと絡めたことは僕の財産になっています。本当に楽しかったです。竹内さんありがとうございます! MCドラマから引き続き、劇場版でも出演が決まった須賀さん。感想を教えてください。 須賀さん僕はSeason3から参加しました。Season3の時は、涼真くんと一緒に旅をする側の人間でした。元々本シリーズのお話をいただいた時から、実は僕の役は「敵側の人間だよ」と教えてもらった状態で撮影をしていました。本作ではようやく皆さんに正体を明かした状態で(シリーズに)戻って来られました。Season3の最終話が配信された時に、SNSで「須賀健太、やりやがったな」というコメントが僕のところにすごく来ました。そういう意味では、最初から敵役として涼真くんと対峙できたのは、改めてすごく幸せな経験になったと思っています。 MCでは、ここからはフォトセッションを行いたいと思います。 竹内さん一つだけ良いですか? MCどうぞ! 竹内さん今日はゴーレムがいたじゃないですか。Season1から劇場版もずっと、特殊メイクチームが寝ずにやってくれました。特殊メイクチームの方にも拍手を送ってあげてください、お願いします! (会場:拍手)特殊メイクチームがいなかったら、僕らは成立していません。ありがとう!MCどうしても感謝を伝えたかったのですね。 竹内さんあのチームがいなかったら、「きみセカ」は成り立っていないんです。今日のゴーレムも、しっかり作っていただいてありがとうございました。 ■観客が見守る中、にぎやかにフォトセッションが行われました。 MC最後に登壇者を代表して、竹内さんご挨拶をお願いいたします。 竹内さん今日は寒い中、イベントにお越しいただき本当にありがとうございました。「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」ついに公開です。僕らがやってきたのは、ゾンビサバイバルではありません。最大級の愛の物語です。愛に溢れた壮大なラブストーリーをぜひ! 劇場で観てください! お願いします! ■竹内さんの「きみセカ FINAL!」という掛け声を合図に、銀テープが飛び出し華やかにイベントが幕を閉じました。【完成披露舞台挨拶】竹内さんこの作品は約四年続いてきました。まさか大きなスクリーンで皆さんのもとに届けられるとは思っていなかったので、心からうれしいです。感動しています。撮影のエピソードや裏話など、愛に溢れた本作が皆さんに伝わるようにお話できればと思います。短い時間ではありますが、一緒に盛り上がっていきましょう。高橋さん今日、やっと皆さんに届くということで、本作を観て、すごく熱い気持ちになって、大切な人や、自分が守るべき人を、より大切に思ってもらえたらうれしく思います。ぜひ楽しんでいってください。 堀田さん「きみセカ」の集大成でもある劇場版に参加することができて、本当にうれしく思います。皆さんのアクションがとてもカッコ良いのはもちろんなんですが、愛やそれぞれの正義が絡み合った人間力の高い作品になっていると思います。今日は皆さんに作品をご覧いただけることが、すごくうれしいです。 板垣さん本日は一足先に皆さんに本作を観ていただけるということで、キャスト、スタッフが一丸となって作った愛と、そして作品の中でそれぞれのキャラクターが追い求める愛を、ぜひ皆さんに感じて、受け取っていただけたらうれしいなと思います。 窪塚さん本日は皆さんと共に、同じ時間を過ごせることを心から楽しみにしてまいりました。「今日ここに来てよかった」と心の底から思えるような完成披露舞台挨拶になるよう、全力で努めます。 MC窪塚さん、ガチガチじゃないですか! (登壇者の皆さん&会場:笑) 高橋さんさっき緊張するって言っていたもんね。結婚式に来たみたいだって。さっき「お招きいただきまして」って言っていたもんね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんありがとうございます(笑)。 橘さん長く続いた「きみセカ」シリーズの集大成ということで、皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。 黒羽さん短い時間ではありますが、先ほどの(ゴーレムアライバルイベントのような)寒い外ではなく、温かい場所で、熱いキャストと一緒に盛り上がる話ができたらと思います。 須賀さん僕はSeason3から参加して、涼真くんと一緒に旅をしました。疑似的ではあったんですが、僕、須賀健太自身は(竹内さんを見つめながら)仲間のような気持ちを持って…。 竹内さん(須賀さんをいじるように)はい? 何でしょう。(登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さん須賀健太自身は仲間のつもりでいましたが、今回はシンジ役として響と敵対する役柄になります。 竹内さん(またまたいじるように)役名は何でしたっけ? 須賀さん首藤シンジです。この名前を気に入っているの、涼真くんだけだから! (登壇者の皆さん:笑) 今回は涼真くんの敵役として参加できたことを、本当にうれしく思っています。大きなスクリーンで今から皆さんに観ていただけるのが本当にうれしいです。 吉田さん人気シリーズで、たくさんのファンの方が楽しみにしていらっしゃる作品の「FINAL」に参加できて、非常に光栄です。若いイケメンの方々の中に、多少の違和感はございますけれども(登壇者の皆さん&会場:笑)、その辺も温かい目で見守っていただければと思います。 菅原監督Season1の撮影から四年。なかなかこんなに時間をかけて作る作品はなかったので「FINAL」として華々しい舞台で皆さんにご覧いただくことができて、本当に感無量です。今日は楽しんでいってください。 竹内さんちなみに、身長は何センチでしたっけ。 菅原監督190センチです。 竹内さん(拍手をしながら)おおー! 須賀さんそれは何の情報なの(笑)。 MC間宮響の物語が完結を迎えます。約四年間、シリーズを通じて響を演じ続けた竹内さん。感想を教えてください。 竹内さん今監督がおっしゃったように、四年間も同じ作品に携われるのは、日本だとなかなか珍しいことですよね。そんなに簡単に実現することではないです。まずSeason1から、Season2、3、その間にスペシャルがあって、Season4、そして本作の劇場版になります。僕自身この作品と共に人間的にも、お芝居、現場の技術もレベルアップしていったという実感があります。「きみセカ」チームのプロデューサー、監督、撮影チームに感謝したいです。僕は本作を二回観たんですが、すごく愛にあふれています。ゾンビやサバイバルという点は分かりやすく、インパクトも大きいので、そこが先行しがちですが、僕らはSeason1の時に「サバイバル・ラブストーリーをやろう」と言って始めました。そこをもう一回、皆さんに伝えたいと思っています。 MC手応えはいかがでしょうか。 竹内さん手応えは、本作を皆さんに観てもらってからじゃないですか? 僕はあまり普段エゴサーチをしないので、マネージャーに(エゴサを)してもらって後ほど感想を聞きたいと思います。 MCぜひ皆さん、「#きみセカ」で感想をお願いします。 竹内さん覚えておいてください(笑)。 MCではキャストの皆さんに、ご自身が思う本作の印象的なシーンや、現場の雰囲気などをお聞かせいただきたいと思います。 高橋さんドーム型の場所で、響と対峙したシーンがあるんですが、全身、埃や砂まみれになってアクションをやりました。「なるべく力を抜かないようにやろう」と涼真さんが言ってくださって、僕も本当に「うーん!」と全力でやっているので、ぜひ映像からあふれ出るアクションの迫力を楽しんでもらいたいと思っています。 MC現場の雰囲気は、いかがでしたか? 高橋さん元気です、ここにいらっしゃる人、全員。(登壇者の皆さん:笑) 「行くぞ!」という雰囲気もありつつ、本番になるとギュッと締まって、元気があふれている現場でした。 竹内さんすごく相性が良かったんだと思います。キャスティングのセンスが抜群だった。本作の本編最初から勢いがすごいです。(高橋さんとは)「初めまして」でしたが、初日から良い雰囲気でバチバチにぶつかり合っていました。 堀田さん私は研究のタワーの中にいることが多かったんですが、その中で印象的なシーンがありました。幼馴染みの大和からもらったプレゼントを、研究タワーでも大切に持っているんですが、(須賀さんの方を手で示しながら)あちらにいらっしゃる首藤チーフに奪われるというシーンがとても印象的です。 竹内さん最悪だよね! (登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さん役! そういう役なの! 竹内さんいやらしい男! (登壇者の皆さん&会場:笑) 須賀さんそういう役だから! (登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さん役なの? だったら「役です」って言っておいた方が良いよ。 須賀さん劇中でやる僕の所業は全部、役だから。よろしくお願いします。(登壇者の皆さん&会場:笑) 堀田さん少しトラウマになるような、良いシーンでした(笑)。 MC実際にご覧になったゴーレムの印象は、いかがですか? 堀田さん撮影の裏側では、ゴーレムの皆さんも朝ごはんを食べていたり、「入り時間は早かったですか?」とか結構お話もしていたので、怖くはなかったです(笑)。しかも響さんの子供であるミライちゃんも全然怖がっていなかったので、すごいなと思いました。 MC高橋さんとのシーンの際には、現場でコミュニケーションを取られたりしたのでしょうか。 堀田さんなかなかお会いできなかったんですよ。その中で印象的なのは、300人ぐらいのエキストラの皆さんとご一緒したシーンですね。 高橋さん(うなずきながら)序盤のね。 堀田さんはい、序盤の。街を封鎖して撮ったシーンがあるので、そこは「きみセカ」の世界にいるんだなとすごく感じました。 板垣さん先ほど文哉くんも話していましたが、埃や砂がすごい場所など、ディストピア感のある場所がロケ地となると、電波が入らないところも多かったです。待機中に携帯が使えなかったりしたんですが、自然とキャスト同士で会話することも多くなりました。修学旅行の夜に携帯を没収されているみたいな感じでした(笑)。そういったことで絆みたいなものも、すごく深まったんじゃないかと思います。そういえば、ちょっと薄暗いロケ地があったんですが、そこで涼真さんが怖い話をしてくれました。 竹内さん(怖い話など)そういうものも、ちょっと隠し持っています。(登壇者の皆さん&会場:笑) 板垣さん場所の雰囲気とも相まって、その話は怖かったです。その夜、一人でトイレに行くのがちょっと怖かったくらいです。(登壇者の皆さん&会場:笑) 竹内さん怖いでしょう。 高橋さん(竹内さんの顔を見て)自信満々の顔(笑)。 竹内さん本気でやりました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんずっと「良いなぁ」と思っていたアクションシーンがありました。自分が演じた藤丸礼司という役は、他の男性キャストの皆さんと違って、ちょっとビビりなので、あまり戦うシーンがなかったんです。でも、戦うシーンで一緒にいることもあり、竹内さんや高橋さんの後ろに隠れている…というシーンがあったんです。カメラでは見られない、皆さんが戦っている背中。「僕だけしか見られないんだろうな」というアクションシーンでの皆さんの後ろ姿がものすごくカッコ良かったので、自分もいつか戦える役をいただきたいと思いました。竹内さんそういうことを言うと、シリーズが続いちゃうよ。始まると思うよ。大丈夫ですか? (登壇者の皆さん&会場:笑) 窪塚さんぜひ! (深々とお辞儀しながら)待っています。 橘さん僕は、響を連れてくるシーンがありました。 台本には「連れてくる」と書いてあっただけなんですが、涼真さんが「僕のこと、思い切り蹴って良いよ」と言ってくださいました。何回か蹴ったんですが、涼真さんに「まだ弱い!」「もっと蹴っていいよ!」と言われて、“何回も先輩を蹴った”というエピソードが、すごく印象に残っています。 MC竹内さんとはど