黒澤明監督デビュー作品 『姿三四郎』4Kデジタルリマスター版カンヌ国際映画祭にて上映
2026.05.21
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東宝株式会社が製作・配給いたしました黒澤明監督デビュー作品『姿三四郎』の4Kデジタルリマスター版が、第79回カンヌ国際映画祭の公式セレクション「カンヌ・クラシック」部門に選出され、5月15日(金)(現地時間)に、Buñuel劇場にて上映されました。
今回の 4Kデジタルリマスター版には、公開から長年にわたり欠落していた 12 分間のシーンを含む91 分尺・最長版を採用しています。カンヌ国際映画祭では、デジタル修復技術を用いて高品質化を実現した最新4Kマスターとして、世界初公開されました。
上映に先立ち、ステージには同映画祭に参加中の石川慶監督が登壇。黒澤監督の作家性や本作の持つ普遍的な魅力について熱く語られました。
東宝からはTOHO Global の小松士恩が登壇し、「最新技術を使ってできる最善の修復で、この仕上がりには大変満足しています。東宝を代表して、日本映画を常に支援してくださるティエリー・フレモー氏、ヴァンサン・ポール=ボンクール氏に感謝します」と感謝の言葉を述べました。
世界初公開となった今回の上映は、集まった多くの映画ファンから高く評価され、大好評のうちに終了しました。
■東宝株式会社クラシック作品修復の取り組みについて
東宝グループでは、映画文化を次世代に継承するため、旧作フィルムの保全に取り組んでいます。
東京現像所よりフィルムの保全・デジタル化業務を引き継いだTOHOアーカイブにて、定期的な状態確認やクリーニング、劣化が著しい旧作を中心にデジタルスキャンを実施。さらに一部作品については、デジタル修復(レストア・リマスタリング)を施すことで、 映像や音声を鮮明に復元し、当時の魅力を損なうことなく現代のスクリーンでの上映を実現します。 今後も東宝グループは、かけがえのない名作群を後世へと受け継いでまいります。