帝国劇場を題材とした小説『劇場という名の星座』 3月5日(木)発売
2025年2月に、建て替えのため一時休館となった帝国劇場。
この度、作家の小川洋子さんによって、同劇場を題材とした小説が誕生しました。
小川洋子『劇場という名の星座』
2026年3月5日(木)発売 定価:1,925円(10%税込)
四六判仮フランス装 288ページISBN:978-4-08-770038-1
装丁:大久保伸子 装画:牧野千穂
【あらすじ】
白杖の父が遺した、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のパンフレット。そこには新人案内係からの手紙が挟まれていた――「ホタルさんへの手紙」
少年は、劇場2階ロビーのステンドグラスの裏側に寝泊まりしていた。舞台袖、楽屋食堂、馬小屋……自在に歩き回る彼は、ある人を永遠に探し続けている――「内緒の少年」
劇場ロビーに一脚あるという“幸運の椅子”。売店で働くたった一人の“担当さん”だけが代々受け継いできたその伝説と、椅子に座った人々の元に訪れる幸運――「こちらへ、お座りください」ほか全8編を収録。
劇場を愛し、劇場を作り上げてきた人々の密やかな祈りがきらめく豊饒な短編集。
【著者プロフィール】小川洋子(おがわ・ようこ)
1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、91年「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞。2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞と本屋大賞、同年『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。07年フランス芸術文化勲章シュバリエを受章。13年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、20年『小箱』で野間文芸賞を受賞。21年紫綬褒章を受章。26年『サイレントシンガー』で毎日芸術賞を受賞。『掌に眠る舞台』『耳に棲むもの』ほか著書多数。