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「ブラック・ショーマン」公開直前イベント「ブラック・ショーマン」公式サイト 東野圭吾の人気小説を福山雅治主演で映画化した「ブラック・ショーマン」の公開を前に9月3日、東京・新宿の西武新宿ぺぺ広場前にて、公開直前イベントが開催されました。多くの人々が行き交う新宿の街に福山雅治さんと有村架純さんが降臨し、会場は熱狂に包まれました。福山さんは、大観衆の前でマジックを披露! 果たしてその成否は…? こちらのイベントの模様をレポートいたします。 公開直前イベント 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん ■福山さん、有村さんが会場のバルコニーに登場し、会場は歓声に包まれました。 福山さんどうも、お集まりいただきましてありがとうございます。福山です。よろしくお願いします。 MCどうですか、福山さん、この景色は? 福山さん実は、東京に18歳の頃来ました。今から37~38年前になりますが、上京して初めて降りたのが、そこの(新宿の)東口です。その日にここ(西武新宿駅前広場)を通って、そこの階段を登って、西武新宿駅から西武新宿線に乗って拝島駅まで行ったんですよ。まさか自分がここに帰って来るとは思いませんでした。本当に熱烈歓迎ありがとうございます! 有村さん皆さんこんばんは。 MC有村さんも、これだけたくさんの皆さんが集まってくださいましたが、今の気持ちというのは? 有村さんちょっと涼しくて良かったなと思いました。大丈夫ですか、皆さん? (会場の反応に)良かったです。今日はよろしくお願いします。 MC「ブラック・ショーマン」公開まであと9日になりました。今の気持ちを、まずうかがいたいと思います。 福山さん結構、長い期間撮影をしていました。その撮影の期間も、少し空いたこともあったので、やっと完成して観ていただける――「やっと、観ていただける」という気持ちが強いですね。 有村さん本当にあっという間ですね。ちょうど一年ほど前に撮影が始まって、岐阜ロケをしたり、都内で撮影をしたりと、いろいろな場所で撮影をしましたが、本当に早いですね。皆さんに観ていただくのが楽しみです。 MC意外だったのですが、今回、お二人は初共演ということですよね。 福山さんそうなんです。ずっと(有村さんの作品は)観ていましたがね。 有村さんはい、お互いに…。 MC今回の撮影やプロモーションを通して、お互いを知るようになって、信頼関係も築かれたとうかがっています。そこで、お二人にお互いの印象などもお聞かせいただきたく、一問一答で答えていただきたいと思います。 お互いに「すごいな」と思うところを教えてください。 【質問①】 福山さんまず、おいしいものが好きで、その美味しい物が好きっていうことに対して諦めない! 必ずそのたどり着きたいと思ったものにたどり着く、その向き合い方ですね。 有村さん(笑)。 福山さんこれはなかなかできないですよ。僕らは、忙しくなってしまうと「もう今日はいいか」とか「スープだけでいいかな」とか「バナナ一本でいいか」みたいな感じになりがちなんですが、(有村さんの方を向いて)それでもどこかで取り戻しますよね? おいしいものを食べたりしてね。 有村さんはい(笑)。 福山さん諦めない! そして、自分がおいしいと思った菓子とかお弁当を、きちんと現場に差し入れして還元するんです。 MC「皆さんにも食べていただきたい」ということですね。 福山さんそう! これがすごい! MC有村さんはいかがですか? 有村さんご自身が好きなものに対しての熱量がすごいですね。音楽もそうですし、あと、あるお酒にすごく詳しいです(笑)。 福山さん(笑)。 有村さんあ、あれって話しましたっけ? 武史さんのお店に飾られているやつ。 福山さん(その話はしても)良いんじゃないですか? 有村さんぜひ、話してください! 福山さんあ、私ですか? 有村さんはい! 福山さん有村さんが、マイクを通して言うから、バレちゃいましたね(笑)。映画の終盤に登場する、「トラップハンド」というバーがあるんです。そこは、僕の演じる神尾武史という、ラスベガスで名を馳せた元マジシャンが、恵比寿で経営しているという設定なのですが、そのバーに置いてあるお酒は、私の家から持ってきたコレクションです。 MCバーを開けるぐらい持っているのですか? 福山さん入り切れませんでしたが…。 ■会場から歓声! 福山さん(歓声を鎮めるように)いやいやいやいや。またこういう部分が切り取られますから! まあ、切り取られると思うので話しますが、当時「地面師たち」(2024年Netflixにて配信開始/出演:綾野剛 他)という作品が非常にヒットしていたタイミングがありました。その作品に登場する(ハリソン役の豊川悦司さんの飲んでいる)ウイスキーがすごいっていう記事を読んだんですよ。僕も、ちょうど本作の撮影をしてたんです。それで、「何だって!」と思い、これはちょっと「ブラック・ショーマン」としても負けるわけにはいかないと思って、せっせとみんなで僕の家から運びました。ぜひご覧になってください。 お互いの「えぇ?」と思った意外な一面はありますか? 【質問②】 有村さん意外と寒がり(笑)。 福山さん(苦笑)。そうそうそう。ロケ地が岐阜県郡上八幡という風光明媚で、水のきれいなところだったんです。ただ、撮影の時期は秋だったのかな? 有村さん秋ですね。 福山さんすごく寒かったんですよね。というか、僕は底冷えがして寒かったんです(苦笑)。あまりにも寒くてですね、「すみません、足湯をしても良いですか?」って、お湯持ってきていただきました。「おそらく有村さんも寒いと思うのでぜひ足湯を…」って勧めたので、その印象があるんだと思います(笑)。 MC福山さんが思う意外だと思う有村さんの一面は何ですか? 福山さん意外ではなかったですが、想定を超えてすごいと思ったのは、やっぱりタフなことですね。僕は、撮影現場が寒かったんですが(笑)、しっかりと風邪もひかずにこなしていました。 MC有村さんからしたらそこまで寒くなかった? 有村さんいや、もう身震いするぐらい寒かったです。 福山さん強さがないと撮影の現場は続けられませんからね。タフさは想定していましたが、想定以上にタフな方でした。 それぞれが演じているシーンで好きなシーンを教えてください。 【質問③】 福山さんいっぱいあるんですが、皆さんもご覧になれるところで言うと、特報(映画『ブラック・ショーマン』60秒特報)の中で、ウエディングドレスを着ているんです。めちゃくちゃキレイでかわいいんですが、何かちょっと妖しい感じがするんですよね。そこがすごいと思います。あれって、何かちょっと妖しいと思ってもらおうという気持ちがあったんですか? 有村さんいや、特になかったんですが…。 福山さんそうですよね? 有村さんでも、(完成した作品を)観たら「ちょっと妖しく見えるな」と思いました。 福山さん「あ、もしかしたらこの人なんじゃないかな?」みたいに、ちょっと怖く見えるんだよね。それがすごいんですよ。まあ、意図していても、いなくても、そう見えた人の勝ちですから。それがすごいなと思って、一瞬なんですが、あのシーンがすごく好きですね。 有村さん岐阜県の苗木城跡というところでロケをしたんです。その場所に行くまでには、相当登らないといけないんです。そこで、コインロール(コインを指の間を生き物のように移動させる技)をしてから、コインを投げてキャッチするシーンがあるんです。すごく印象的なカットなんですが、そこが心に残っていますね。 福山さんもう寒くて指がかじかみましてね(苦笑)。もう指が動かなくなっちゃうから「早く撮って!早く撮って!」と思っていました。 MC早く足湯に入りたいと思っていた? 福山さんそうそうそう。もう足湯だけじゃなくて、手湯? 手を温めないと動かせないので、「早く撮りましょう」言っていました。風も強かったんですよね…。 MCそして福山さん、9月1日から先行配信になっている本作のテーマソング「幻界」ですが、現在開催中のドームツアー(「FUKUYAMA MASAHARU 35TH ANNIVERSARY DOME LIVE 2025 // SOUL」)でめちゃくちゃ盛り上がっていると聞いています。 福山さんそうなんですよ。早速、披露しています。「どんな曲になるでしょうね?」なんて共演者の方から、撮影の途中で話を振られたりもしましたが、当時は全くできていなかったんですね(苦笑)。だから、「やばいな」と思っていましたが、最後にわりと長いシーンでキャスト全員が登場するようなシーンがあるんです。でも、「その撮影をやってからのほうが良いかな?」と思っていました。できていないことの言い訳っぽいですがね(笑)。でも、そのシーンを撮り終えたら曲が浮かんで来たんです。それまでは、正直曲が浮かんできていなかったんです。でも、「あ、こういう音が神尾武史がラスベガスでマジシャンとして活躍していた頃の登場曲として鳴ってたらいいな」っていう曲がやっと浮かんできたんですよ。 MC有村さんはこの「幻界」を聴かれていかがでしたか? 有村さん今回、福山さんが演じる武史さんが、ダークヒーローということで、何かちょっと闇っぽい雰囲気がするというか、登場人物がみんな怪しく見えて、ちょっとピリつく緊張感が、楽曲からすごく感じました。だから、いつもの福山さんが作られる音楽とはまた違ったエッセンスが入った印象でした。 MC今日は、こちらにたくさんの皆さんに集まっていただいております。福山さん、トークも良いですが、(会場の皆さんに向かって)それだけじゃ物足りないですよね? (会場:拍手と歓声) 福山さん、神尾武史っぽくて楽しめるものを用意していただいていると聞いたんですが? 福山さんいやいやいや。、僕は、昨日まで、今日何をやるのかちゃんと聞いていなかったんですよ。で、「どうなってんの?」って聞いたら「新宿のペペっていうところで、たくさんの皆さんに見ていただきます」「雨が降るかもしれないですが、お集まりいただく予定です」と言われたんです。「で、何やるの?」って聞いたら、「ちょっとマジックらしきものを…」って言われたんです。いやいや、僕はマジシャンじゃないから(苦笑)! MC後ろからスタッフの方が出て来ましたが…。 福山さんちょっとマイクを持ってもらわないといけないんでね。(スタッフに向かって)大丈夫、やりますから、ちょっとだけ皆さんに言い訳をさせてください。何かもう、マジックをやることになってしまいました。だから、用意してきました。 ■会場から歓声! 福山さんていうか、用意されていました。強制的に…。 有村さん強制的に(笑)。 福山さんもう、こんなの強制マジシャンですよ(苦笑)。 MC福山さんは、私がご一緒しているラジオでも常にコインを握られていましたが、現場でもそうでしたか? 有村さんずっとしていました。常にポケットにコインを忍ばせていて、ずっと触っていらっしゃいましたよね? MC今日はコインではなく? 有村さん今日は何をするんでしょうか? 福山さん正直コインの方が気が楽です。今日はトランプを使います。 MCトランプのマジックですので、皆さんにも福山さんの手元を見ていただくために、会場の後ろのビジョンに福山さんの手元が映ります。ですので、皆さん後ろをご覧ください。 福山さんじゃあよろしいですか? 今日はですね、トランプを使った、ちょっとしたお遊びをやりたいと思います。(ポケットからトランプを取り出す)こちらのトランプを使います。このトランプの中から、今日お集まりになった皆さんが、印象に残ったカードを私が当てます。 ■福山さん、カメラに向かってトランプを素早く見せる。 MCちょっと早いです(苦笑)! 福山さんあなたの動体視力が遅い(笑)! じゃあもうちょっと分かりやすくやりますね。 ■福山さん、もう一度、カメラの前にトランプを見せる。 福山さん見えたかな? もう一回ですか? ■福山さんがもう一度、カメラに向かってトランプを見せる。 福山さんどう? 印象に残ったカードはありました? 有村さんありました! 福山さんでは、私が皆さんの印象に残ったカードを当てましょう。皆さんが印象に残ったカードの絵柄、数字…それはこちらですね。 ■お二人の後ろの幕が落ちて「ハートの7」が出てくると、会場から歓声! 有村さんおぉっ! 福山さん間違いありませんか? 有村さんまさに(印象に残ったのが)ハートの7だったので、びっくりしました。 MC最後に本作を楽しみにしている方々に一言ずついただけたらと思います。 有村さん「ブラック・ショーマン」は、登場人物みんなが、とても怪しいです。どの方がこうなのか? ああなのか? と、物語と一緒に皆さんが謎を解きながら観てくださるとより楽しめるのかなと思います。ぜひ楽しみにしてください。 福山さんはい、本日はありがとうございました。この作品はですね、今やったように、マジックも嘘なくやっております。マジックをベースにしながら、様々な人間関係、そして謎を紐解いていきます。全く新しい感覚で楽しんでいただけるミステリーエンターテインメントだと思います。9月12日には「ブラック・ショーマン」をぜひ劇場でご覧ください。本日お集まりいただきありがとうございました。では…ここは、ご唱和になるんですか? MC福山さんにここはビシッと決めていただきたいと思います。 福山さん9月12日(金)から始まる「ブラック・ショーマン」。It's Show time!
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「僕のヒーローアカデミア」6th Vol.5デクと死柄木、ヒーローと敵ヴィラン。その全面戦争の時が迫る―!Disc1カラー/16:9LB/日本語リニア PCM 2.0ch ステレオ/片面 2 層 ◆第18話~第21話TDV33028R/2022年東宝©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会「僕のヒーローアカデミア」6th Vol.5
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「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.4可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語TDV33086D/2023年東宝Ⓒ佐伯さん・SB クリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.4ご購入はこちら
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「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 Blu-ray Vol.4可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語TBR33085D/2023年東宝Ⓒ佐伯さん・SB クリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 Blu-ray Vol.4ご購入はこちら
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「すずめの戸締まり」大ヒット舞台挨拶「すずめの戸締まり」公式サイト「君の名は。」(2016年公開/主演:神木隆之介・上白石萌音)「天気の子」(2019年公開/主演:醍醐虎汰朗・森七菜)に続く新海誠監督三年ぶりとなる最新作「すずめの戸締まり」が11月11日より公開となり、17日までの7日間で興行収入27.7億円、観客動員数200万人を突破する大ヒットを記録しています。11月18日には東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで大ヒット舞台挨拶が開催され、原菜乃華さん、松村北斗さん、新海誠監督が登壇しました。日本全国から届いた本作への熱い感想をつづったメッセージボードを背景に、全国343館に向けた生中継舞台挨拶に臨みました。こちらのイベントの模様を詳しくレポートいたします!大ヒット舞台挨拶新海誠監督岩戸鈴芽役原菜乃華さん宗像草太役松村北斗さん新海監督六本木の皆さん、お越しいただき本当にありがとうございました。そして(中継)カメラの向こう、スクリーンの向こうにいらっしゃる全国の皆さん、僕の地元の長野県の皆さんも観ていらっしゃると思います。今日は楽しい時間にしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 原さん本日はお越しいただき、本当にありがとうございます。全国343ものスクリーンで、たくさんの方が「すずめの戸締まり」を楽しみに観に来てくださっていることがすごく嬉しいです。 松村さん343というとすごい数字ですし、皆さんの上映前の大切な時間をいただくので、この後に上映される「すずめの戸締まり」がもっとワクワクするような、そういう時間にできたらと思います。僕の地元の静岡でも(中継を)観ていると思うと、嬉しいです。もちろん343スクリーン、全ての皆さんのために楽しい、ワクワクする時間にしたいと思います。 MC嬉しいニュースが入ってきています。公開されてからまだ7日ですが、この7日間でなんと全国200万人の方に本作をご覧いただきました。 新海監督200万という数字は、ちょっと信じられない数字ですね。僕が昔アニメーション映画を作り始めた時、50人で満員になる映画館で上映したんですね。50人の方に拍手をいただいただけで、人生が変わったような感じでした。それが、200万というのは、言葉にならないですね。隣を見ちゃうな(笑)。200万人という数字はどうですか?(原さん、松村さんの方を見る)松村さん200万というと、皆さんが今、手に持っている(入場者プレゼントの冊子)「新海誠本」が300万名様限定なので、いよいよ在庫切れが見えてきています。 原さん「新海誠本」すごく濃い内容なので、皆さんに手に取ってもらいたいです。それに、プラスで作ってもらいたいですね。 MC「新海誠本」の増刷希望が入りました(笑)。さて、本日は皆さんの後ろに、何やら幕がかかったものがあります。早速オープンしてみましょう! ■ベールが外されると、熱い感想がつづられたメッセージボードがお目見えしました。登壇者の皆さんから「おー!」と驚きの声、会場からは拍手が上がりました。 MCこれまでに本作をご覧になった皆さんからの感想をお届けしたく、このようなメッセージボードをご用意いたしました。ぜひじっくりとご覧ください。 ■登壇者の皆さん、メッセージボードの感想に見入る。 原さん「ポテトサラダ気になる…」という感想があります(笑)。新海監督「顔面と声が良いお兄さん二人も」という感想も。 松村さんこれなんて、作品の大事なことじゃないですか。「何気ない『行ってきます』の言葉にも重みを感じました」と書かれています。 新海監督そうですね。「圧巻だった」とか「ありがとう」とか、こういった短い言葉にもちょっと泣きそうになります。嬉しいです。 松村さんあ、僕と同じ感想が! 「エンドロールの時に、この映画を作ってくれてありがとうと本当に思った」これは、分かりますね。新海監督嬉しいなあ。「もう一回観たいけど、ものすごい体力使う」という感想も…。すみません、何か…。(登壇者の皆さん:笑)。 松村さんでも、もう一回観たくなるんですよね。 新海監督これも嬉しいですね。「監督はどうしてこうも毎回等身大のヒロイン感半端ない女の子を見つけられるんだろうか」と書いてあります。原さんありがたいです。新海監督の演出のおかげです。 新海監督いえいえ、とんでもないです。 松村さん語彙力を失っている方がいますよ。「もう好き、全部好き」って! 原さん分かります! 松村さん分かりますね。 原さん「今、現在を精一杯生きなきゃと思わせてくれる映画でした」という感想もあります。シンプルだけど、すごく素敵な言葉ですね。 新海監督せっかくですので、ここにいらっしゃる皆さんにお伺いしたいんですが…。「今日これから本作を初めて観る」という方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか?(手を挙げた人は少数) ということは、二回以上観たという方が多いということですよね。ありがとうございます。「三回以上観たよ」という方もいらっしゃるんでしょうか。(あちこちから手が挙がる) ありがとうございます。嬉しいですね。 松村さんうわあ…すごい! 新海監督ありがとうございます。 MC原さん、松村さんに、周りの方からは反響が届いていますか? 原さん今までお世話になった先輩方や友だちもみんな、「本当に面白かったし、もう一回観たくなる作品だった」と言ってくれました。普段はアニメーションをあまり観ない方も「『すずめの戸締まり』は本当に面白かった」と言ってくれて、みんなにとってすごく特別な作品になっているんだと肌で感じて、とても嬉しい瞬間でした。 松村さんこの六本木の会場もそうですが、客席を見ると、男性から女性、お父さんお母さんお子さんまでいて、343のスクリーンがきっとそういう状況なんじゃないかと思います。昨日、おとといと、神戸、大阪を周り、自分で劇場に足を運んで感じたのは、いろいろな世代、いろいろな育ち方をしてきた方が、映画を観終わった後に皆さん同じような顔をされていました。何よりもそれが、言葉を超えた反響かなと感じています。きっと皆さんも、上映が終わった後には隣の人と同じ顔をしているんじゃないかと思います。 MC劇中では鈴芽と草太が全国を旅していますが、松村さんが今おっしゃったように、皆さんも神戸、大阪に行かれたんですよね。 新海監督そうなんです。全国キャンペーンの最初ということで、まずは関西にお邪魔しました。新幹線に乗って、鈴芽と同じルートで神戸駅に行きました。劇中にも神戸駅が出てくるんですが、(鈴芽たちと)同じホームに降り立って、新幹線の改札を出たらびっくりしましたよね。 松村さん驚きましたね。 原さん「すずめの戸締まり」のスタンディ(宣伝用のパネル)があったんですよね。 新海監督改札を出たところに置いてあって、思わず三人で写真を撮りました(笑)。神戸駅の駅長さんが大変(本作を)気に入ってくださったということでした。鈴芽とあるキャラクターが駅前で抱き合うシーンがあるんですが、そのシーンに合わせて飾ってある花の色も変えてくださっていました。現実と本作が混じったような感じがして、幸せでしたね。 松村さんすごい瞬間ですよね。 新海監督お二人の思い出はありますか? 松村さん今回はそうやって写真を撮ったり、劇場に駆けつけたりしました。過去に仕事などで訪れていた地とはいえ、「すずめの戸締まり」で訪れるとまた全然違う雰囲気がありました。(劇場で)皆さんの表情が見られたこともあり、すごく新鮮な気持ちがしました。 新海監督舞台挨拶をみんなで一緒にやっていると、菜乃華さんをじっと見ているお客さんとか、北斗くんをずっと見つめているお客さんとか、本当にすごく小さなお客さんもいました。一生懸命に手を挙げて質問していましたよね。 原さん緊張して、なかなか言いたいことがうまく言い出せなかった小さなお子さんに、松村さんが素敵なフォローをされていました。監督と「素敵だね」とお話をしていました。 新海監督(小さなお子さんが)なかなかしゃべれなかった時に、(松村さんが)「なんて素敵な待ち時間なんだろう」とおっしゃって。「さすがだな!」と思いました。 松村さん(照笑)。新海さんの紳士ぶりを受け継いで、ちょっと真似をしようと思ったところが大きいです。 新海監督いやいやいや…(照笑)。でも本当に、いろいろな劇場の方々がこの作品を届けてくださっているんだと、劇場に入った瞬間に分かりますよね。劇場の方の手作りのものが、たくさん飾ってあったりして…。 原さん似顔絵とかも、すごかったですね。 新海監督僕たちの滞在時間は一瞬なのに、何日もかけて作ってくれたんだと思います。 松村さん地元の中学生の方が描いてくれた絵も飾ってありましたね。(原さんの方を見ながら)写真を撮る手が止まらなかったですね。 原さん写真、止まらなかったです。 新海監督関西だけではなく、僕たちはこれからいろいろな場所に行きます。お二人が一緒の場合もあるし、僕が一人で行く場合もありますが、まずは静岡、名古屋にお邪魔して日本全国に行きます。(中継)カメラの向こうにいらっしゃる方とも、もしかしたら直接お目にかかれるかもしれませんね。楽しみです。 原さん&松村さん楽しみですね。 松村さん反響によっては、行く場所が増えていく可能性も…なくはないですよね? 増えてほしいですね。 原さんそうですね。 MCお客さんの盛り上がり次第かもしれませんね。こうしてプロモーションをやっていると、オーディションが懐かしく思われますね。 新海監督そうですね。メディアなどで「原菜乃華、松村北斗、アニメーション声優初挑戦」と書かれることがあるんです。それはもちろん嬉しいんですが、「そうじゃないんだよな」と思うこともあります。僕は二人の初挑戦がほしかったわけでも、初めての人がほしかったわけでもありません。僕は二人がほしかったんですよね。菜乃華さんと北斗くんに、鈴芽と草太をやっていただけることが、この作品にとって、とても重要でした。本当にガチでオーディションで選んだので、いろいろな人と戦っていただいて、選ばせていただいたんです。技術がうまいとか、芝居ができるとか、そういうことも大事なことではあるんですが、やはりうまいだけでは面白い作品にならないんですよね。そうではなくて、鈴芽と草太のように不安を抱え、「自分で良いのだろうか」と悩みながら、なんとか作品を完成まで導いて、(作品を)作り終わった後も一緒に届けてくれる人がほしかった。そういう人たちがこの二人なんだということを、オーディションを通じて感じました。そして、アフレコを二カ月くらいやってきましたね。原さん私は合格発表がサプライズ発表だったんですが、とにかく頭の中が真っ白になってしまいました。もちろんすごく嬉しい気持ちもあったんですが、それ以上にやっぱり不安や重圧みたいなものが一気に押し寄せてきて…。立っていられないと思って、その気持ちは一旦扉に閉じ込めて、アフレコに向けて練習をして、台本を開いていた日々でしたね。 新海監督北斗くんも不安そうだったよね。 松村さんはい。もう隠すことなく、不安を出しましたね。あの一番不安だった瞬間に「もしこれを聞いたらすごく安心しただろうな」と思うのは、最近新海さんが話してくれた言葉です。オーディションで僕らを見つけたのは、「子どもを見つけるよう」という言葉が、すごく温かくて、いまさらながら安心しました。 新海監督もっと早く言えば良かったね(笑)。脚本、セリフも全部僕が書いたものなので、子どものようなものなんです。(オーディションで)1000人の候補がいたとしても、(芝居を)聞いてすぐに分かるんですよね。自分の子どもであれば見分けられるように、見分けることができる。これが他人の作品だったら、きっと僕はそういう目は全然ないと思います(苦笑)。でも、自分のものだと「この人たちは、僕たちの作品にとって大事な人だ」というのが最初にすぐに分かりました。アフレコのお話になったところですし、今日はせっかくこの場に皆さんがいらっしゃるので、久しぶりにアフレコをやりませんか? 松村さん覚悟はしていました(苦笑)。 原さんはい(苦笑)。 新海監督おとといぐらいに、急遽、台本を書いたので…。 松村さん届きました、突然。おとといの夜、突然データが送られてきて…。「台本!?」と驚きました。「もう公開しているのに!」って。 新海監督じゃあ、やりましょう! ■マイクスタンドや台本が運び込まれ、生アフレコの場が用意される。 松村さんちょっと落ち着かないので、実際にアフレコをやっていた時の立ち位置に変えても良いですか? 新海監督そうしましょう。ここがアフレコスタジオだとすると、こういう並びですね。 ■ステージをアフレコスタジオに見立てて、ステージから見て一番右手に新海監督、真ん中に松村さん、左に原さんが並びました。 MC会場の皆さんは「何が起きているんだ」「まさかやってくれるのか」という気持ちだと思います。これはなかなか見られない、貴重なものになると思います。 新海監督これは、どうしてこの立ち位置なんですか? 松村さんそういえば、理由はなかったですね。同じ日にクランクインして、二本のマイクが並んでいて、 お互いに直感でこう並んだ感じでしたね。僕、驚いたことがあるんですが、アフレコが進んでいく途中で新たなポスタービジュアルが出たじゃないですか。そのポスターの鈴芽と草太は、この(アフレコ現場と同じ)並びだったんです。新海監督確かにそうですね。もしかしたら、僕の中にそのイメージがあったのかな。 原さんこの並びはしっくりきます。 新海監督アフレコスタジオだと二人の目の前に大きなスクリーンがあって、絵に合わせて二人がお芝居をするんです。ここには(監督とキャスト二人の間には)分厚いガラスがあって…。僕はスタッフと一緒に、コンソール(コンピュータの制御卓)越しに二人に指示を出しているんです。ですので、芝居をしている時の二人のお顔というのは、僕からは見えないんです。今日は皆さん、お得だと思います。僕も一緒にそっちで(生アフレコを)見たいくらいです(笑)。 松村さんアフレコ中、誰にも顔を見られたことないですもんね。 原さん恥ずかしいですね。松村さん(アフレコ現場では)一つ終わると、僕が一歩引いて二人で新海監督の方を見ていました。 新海監督不安そうな目でこっちを見ていましたね(笑)。 MC今から披露されるシーンは、どのような場面になりますか? 新海監督これから初めて映画を観る方もいるので、ネタバレにならないように、詳しい解説はしません。ただ草太という青年は“閉じ師”という役割を持った青年で、扉を閉じなければいけないわけです。扉からあるものが出てくるので、草太が扉をグーっと力を入れて閉めようとしているところからスタートします。それを助けるために鈴芽が遠くから駆け込んでくるという流れになります。ちょっと短いシークエンス(シーン)ですが、じゃあ行きましょうか。準備は大丈夫ですか? 原さん&松村さんはい! 新海監督3、2、1、キュー! ■生アフレコがスタート! 松村さんううっ…くっ…。 原さん草太さん! 松村さん君は死ぬのが怖くないのか! 原さん怖くない! 松村さんかけまくもかしこきヒミズの神よ。遠つ御祖のうぶすなよ。久しく拝領つかまつったこの山河、かしこみかしこみ、つつしんで…今だ! 原さんお返しします! ■熱のこもった演技に会場から大きな拍手が上がる。 新海監督ありがとう! とっても素敵でした。これをひたすら二カ月間やってきましたよね。 松村さんいやあ…これだけの方に見られていると、全然上手にできませんでした…。 原さんそうですね。どんな感じだったか分からなくなりますね(苦笑)。 新海監督いやいやいや、とても素敵でしたよ。こういう風にやりながら、たとえば「怖くない!」という言葉は、「菜乃華さん、裏声になっても良いから、もう一つトーンを上げてみましょうか」というオーダーを出しましたね。あるいは「かけまくも」の最初の「か」は「もっと苦しそうに行きましょうか」とか、何度も何度も話し合いながら繰り返していきましたね。 松村さんこの中に、オーディションにあったセリフもありますね。苦しかったこともいっぱい思い出します。それでもやってこられたのは、新海さんがものすごく的確かつ、温かく人間を包み込むようなディレクションをしてくれたからです。それが全てですね。 新海監督いえいえいえ。「もう少しこういう風に言ってみて」とか、「もう少し暗く」「明るく」など、二人のいろいろな扉を開け閉めして「これかな?違うかな?」みたいな感じで、たくさん扉を開けさせていただきました。だから、疲れたんじゃないかと思います。 松村さん必ず褒めてくれるんですよね。 原さん細かくシーンを割って録っていくんですが、そのブロックが終わるごとに、(新海監督が)「すごくすてきなお芝居でした。ありがとう」と言ってくれるんです。お芝居をして、一日に何回も「ありがとう」と言ってくださるので、「こちらこそありがとうございます」という気持ちでした。 新海監督こちらこそありがとうございました。 MC公開後にアフレコをやるとは全く思っていなかったと思います。 松村さん本当ですよ。もう上映してるのに…(苦笑)。 原さんうまくできるか不安でした。 松村さんでも、これで少しでも皆さんがこの後の上映を楽しみにしていただけたら嬉しいです。 MCアフレコの立ち位置が決まっているというのも、面白いですね。 松村さんそうですね。一度も変えませんでしたね。 新海監督そうですね。一度違う立ち位置でやろうとしたら、すごくやりにくそうでした。「変えて良いですか」と言われました。 松村さんやりましたね。 新海監督「そうか、そういえば決まっていたな」と、その時に初めて自覚しました。 松村さんたしか、その時は違うスタジオでやったんでしたっけ。流れで(いつもとは違う立ち位置のまま)スタジオに入って、違和感を覚えました。「もしかして逆ですかね」という話をしましたね。 新海監督あと、このメッセージボードにもドライブシーンのことや、「顔の良い男二人」というコメントなど、芹澤のことが結構書いてあるんですよね。みんな芹澤のことが好きなんだなと思って、嬉しいです。芹澤を演じている神木隆之介くんと北斗くんは、お友だちだったりするんですよね。原さんは、(神木さんと)一緒にお芝居をしたのは初めてでしたね。いかがでしたか? 原さん本当に優しかったです。すごく緊張したんですが、まず最初に「『君の名は。』が大好きです」とお伝えしました。お芝居のアドバイスをいただいたり、たくさん勉強をさせていただきました。好きなアニメーションの話など、オススメを教えていただいたりもしました。 新海監督北斗くんは、実は今回、一度も一緒に芝居はしていないんだよね。 松村さんそうなんですよね。実はつい三日くらい前に、偶然同じスタジオにいて、お会いしました。忙しくて、まだ本編を観に行けていないらしいんですが、自分が演じた芹澤を不安そうに「大丈夫だったかな」「あれで良かったのかな」と心配されていました。 新海監督神木くんらしい(笑)。数日前に神木くんが会いに来てくれました。僕も実は、本作が公開されてから、ずっと不安で怖くて怖くて、あまり眠れない日々が続いているんですが、一人で居酒屋のカウンターで飲んでいたら、(神木さんから)「監督は今、何をしているんですか?」というLINEのやり取りがありました。「一人なんですか? 今から行きますよ」って…。カウンターで横に座りながら、「すずめ」の話をしました(笑)。これから観る方には、芹澤というキャラクターも楽しみにしていただければと思います。神木くんとちょっと重なるところがあって、押し付けがましくなく、それでいて包み込むようなものを持っている面白いキャラクターです。 MCそれでは、最後のメッセージをお願いします。 新海監督これから二時間の映画を観る前に、長い時間お付き合いいただき本当にありがとうございました。映画を楽しんでいただければ良いなと思います。この映画は、RADWIMPSの野田洋次郎さんからもらった曲(カナタハルカ)の歌詞にある「僕にはないものでできてる 君がこの僕を形作ってる」、そういう映画のような気がしています。ここにいる二人の素晴らしいキャストもそうですが、素晴らしいアニメーターたち、ビジュアルを作ってくれた人、音楽を作ってくれた人たち…。そういった僕じゃない人たちの力で、出来上がった作品です。僕じゃないものの中には、本作を観てくださる皆さんも含まれていると僕は勝手に思っています。ずっと映画を作ってきて、「次はこういうものを観たい」という言葉が皆さんから聞こえてきたような気がして、「すずめの戸締まり」を作ったような気がしています。気に入っていただけたら、「この作品は私も作るのにちょっと手を貸したんだよ」みたいな気持ちでまた応援していただければ、とても嬉しいです。 松村さんまずはこの後の上映をぜひ、楽しんでください。改めて映画「すずめの戸締まり」が、このスクリーンから皆さんの元へと旅立ちます。「行こう、鈴芽さん!」 原さん「行ってきます!」(会場:拍手)
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ミュージカル『四月は君の噓』あしなが育英会との観劇会開催!一般財団法人あしなが育英会 東宝グループは、サステナビリティの基本方針に基づき、子どもたちに映画・演劇の原体験を提供することを目標に掲げています。 その取り組みの一環として、2023年より国内外の遺児を支援する一般財団法人あしなが育英会と連携し、所属する奨学生の皆さまを映画のイベント上映会や演劇公演などに継続的にご招待しています。 今回は、昭和女子大学人見記念講堂で上演したミュージカル『四月は君の噓』において、あしなが育英会所属の奨学生を対象とした観劇会を実施しました。 8月26日(火)~8月28日(木)の3公演に渡り行った本観劇会には、小学生~大学生とそのご家族、合わせて70名以上の方にご参加いただき、演劇ならではの生演奏や、キャストの迫真の演技などを通じて、特別なひと時をお楽しみいただきました。 また、観劇した子どもたちからは「ミュージカルを観て、生きる励みになりました!」「舞台から仲間や人との繋がりの大切さを学ぶことができて、私も周りの人を支えられるような人になりたいと思った!」などのメッセージが数多く寄せられ、子どもたちにとって、かけがえのない時間となりました。 今後も東宝グループは、子どもたちに原体験の機会を提供し、エンタテインメント文化に触れる喜びを知っていただけるよう努めてまいります。 カーテンコールの様子(写真提供:東宝演劇部) ▼2023年 ・映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』ジャパンプレミア ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・舞台『千と千尋の神隠し』公演 ご招待〈御園座〉 ・映画『ゴジラ-1.0』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ▼2024年 ・『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 六本木ヒルズ〉 ・『僕のヒーローアカデミア THE ユアネクスト』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・『すずめの戸締まり』あしなが育英会貸切上映会〈TOHOシネマズ 梅田〉〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ・映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』初日舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 日比谷〉 ▼2025年 ・『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公開記念舞台挨拶 ご招待〈TOHOシネマズ 六本木ヒルズ〉 ・ゴジラ生誕70周年記念 『ゴジラ・THE・アート展』 ご招待〈森アーツセンターギャラリー〉 ・あしなが育英会 東宝スタジオ見学ツアー〈東宝スタジオ〉 =過去の開催実績=
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「ブラック・ショーマン」初日舞台挨拶「ブラック・ショーマン」公式サイト 国内累計発行部数がシリーズ累計で100万部を突破し、多くの言語に翻訳され、世界中で読まれている東野圭吾の人気小説を福山雅治主演で映画化した「ブラック・ショーマン」が9月12日に公開を迎えました。 公開初日にTOHOシネマズ 日比谷にて行われた舞台挨拶には福山雅治さん、有村架純さん、岡崎紗絵さん、伊藤淳史さん、生瀬勝久さん、田中亮監督が登壇しました。ネタバレありのスペシャルトークを繰り広げたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします! 初日舞台挨拶 神尾武史役 福山雅治さん 神尾真世役 有村架純さん 九重梨々香役 岡崎紗絵さん 中條健太役 伊藤淳史さん 木暮大介役 生瀬勝久さん 田中亮監督 福山さん本日はお越しいただきましてありがとうございます。お会いできてうれしいです。やっと本作を皆さんに観ていただけました。本当にお一人お一人に感想を聞きたい気持ちです。今日は、そんなに長い時間じゃないかもしれませんが、いろいろとお話させていただきます。 有村さんこれからどんどんといろいろな方々に本作を観ていただけるのが楽しみです。今日は上映後ということなので、いろいろな話を皆さんとできればと思います。 岡崎さん初めてこの作品をスクリーンで観た時に、「早く皆さんに観てほしい」と強く思いました。なので、今日を迎えられてすごくうれしいです。スクリーンで観るマジックのダイナミックさや映像美は何度観ても良いと思うので、ぜひ何度でも観てください。 伊藤さん今日は、上映後ということなので、言っちゃいけないことも、いっぱい言っちゃおうかなと思っているんで…(笑)。 MCいやいや! 大きな謎とかの話はダメですよ! 伊藤さんそうですか(笑)。分かりました。ほどほどに言いたいと思います! 生瀬さん今日は本当に短い時間ですが、撮影現場の様子とか、そういうお話しができればと思います。前回の完成披露試写会の時はネタが言えなかったんですが、今日はご覧になった方ばかりですので、ぜひ現場での話しをしたいと思います。 田中監督皆さん、本作は楽しんでいただけましたでしょうか?(会場:拍手) ありがとうございます。東野先生の素晴らしい原作を、映画として最高のショーに仕上げるべく、キャスト・スタッフ一丸となって、心を込めて作りました。今日から全国の皆さんの元に、本作が届きます。今日観ていただいた皆さんも一緒に、本作を盛り上げていただければと思います。 MCいよいよ、公開初日を迎えました。脚本作りの段階から福山さんは関わりながら、監督・キャスト・スタッフの皆さんと一緒に本作を作り上げてきました。改めて、本作の初日を迎えた気持ちをお聞かせください。 福山さん脚本の手前に「決定稿」というものがあって、その前に「準備稿」というのがあります。準備稿は、決定稿とほぼ変わらないんですが、そのちょっと前のタイミングから、監督から展開をしていただきました。この神尾武史という役は、僕自身も初めてのキャラクターなので、当然不安で「どこまでどうやれば良いのか?」というのもあったので、田中監督とプロデューサーの上原さんを含めた皆さん。それから、演出補佐、ADの皆さんも一緒に読み合わせをしながら、キャラクター作りのお手伝いしてもらいました。どれぐらいの強さや弱さとか、しゃべる時のトーンやスピードを確認しながらやらせていただいたんですよね? 監督。 田中監督そうですね。あれが非常に貴重な機会になりました。おかげで神尾武史という役も深まっていった印象ですね。 福山さん全体のリズムや展開であるとか、そういったことを把握しながらやりました。僕は、演劇部じゃないんですが(笑)、何か演劇サークルみたいな感じで、みんなでワイワイとやりながらだったので、それは楽しかったですね。 MC今までの福山さんの中でも、なかなかない経験でしたか? 福山さんそうですね。もっと若かったら「ちょっと今のところ、もう一回やっても良い?」みたいな感じで、スタッフさんにダメ出しをしていたかもしれません(笑)。でも、もう僕もそんな年齢でもないんで、全てを受け止めていましたよ。楽しかった! MCやって良かったと? 福山さんめちゃくちゃ良かったですよ。そうやってみんなで作り上げた作品なので、初日を迎えて、感慨もひとしおという状態ですよ。 MC福山さんと有村さんは初共演でしたが、最強のバディでしたね。 有村さん良かったです。 MC有村さんはお芝居だけでなく、宣伝の場でも福山さんとご一緒されていかがでしたか? 有村さんいろいろな場所で、かつて一緒に仕事をして、時代を駆け抜けた「戦友」というか、福山さんにとっては仲間である方々と、楽しそうにお話しされている姿を見ました。「同窓会」じゃないですが、みんなが楽しそうに福山さんと時間を共有していて、そういう関係性がすごく素敵だなって思いました。あとは、生瀬さんとの絡みが面白かった…(笑)。 福山さんど、どの部分? どこなのかを言ってもらわないと…。 生瀬さん「面白い」っておかしいじゃないですか。こっちは、真剣にやり合っていたんでね。 有村さんお二人とも面白いので、お話をしているだけで、もう笑っちゃうというか…。 福山さんさっきの、控え室から移動する車の中とかでもね。 生瀬さん僕のキャラクターを別人格に作り変えてくるんですよ(苦笑)! “カミソリ生瀬”だとか、すぐにイジるんですよ! 福山さん生瀬さんは大俳優だから、みんなに気を遣われちゃうから…。だから、ちょっと僕が柔らかく作り上げなきゃいけないなと思って…。 生瀬さん「大俳優」なんて言われたことないよ! MCちょっと声が大きいです! 福山さん舞台俳優だから! MC有村さんも、福山さんが気を遣って話しかけてくれているのかな? なんて感じることもありました? 有村さんそれはもう、たくさんありました。私たちにすごく歩み寄ってくださいました。 岡崎さんありましたね。カメラが回っていない、お休みの時間に、みんなで一緒にいたら、すっとお隣に来ていろいろなお話を――何か食事や、ビタミンのお話をしました。 福山さんすっと横に来て「ビタミンなんだけど…」って(笑)。「どのビタミンを摂っていらっしゃいます? Aからいろいろありますけどね」って話をしましたね。 MC福山さんは改めて有村さんと今回初めて共演されて、バラエティ番組などで宣伝もされましたが、どんなことを感じられましたか? 福山さんまず、これは今回の取材を通じてずっとお話ししていますが、有村さんは、とにかく力のある俳優さんなので「表現力」においては、当然期待して現場に入りました。で、想定・期待以上の表現をしてくれました。真世というキャラクターは、実の父を殺害されて、ある種、非現実的な神尾武史というキャラクターと関わっていきます。神尾武史的にはおそらく「警察に任せられない!」という怒りであるとか憎しみが動機だと思うんです。でも、真世は普通に真面目にコツコツ生きてきたタイプだと思うので、普通は警察に任せると思うんです。だけど、それを超えてまで――武史に振り回されているように見えて、自分から乗ってきたというか…。真世は自ら事件に入っていきますからね。それほどまでに、憎しみもあったでしょうし、怒りもあったでしょう。父と娘との関係における後悔もあったでしょう。そういったものを内包しながら、事件を追いかけて武史に付いていくというのは、難しいだろうなと思っていたんです。でもね、本当に見事! 見事でした。セリフとして書いていないところで、そういった気持ちがないと、多分どのセリフを言ってもそうはならないだろうなと思ったんで、そういう表現が素晴らしかったですね。 MC有村さんは、今の福山さんからの言葉を聞いていかがですか? 有村さんはい。うれしいです。 福山さんいや、本当ですよ。有名なエピソードでは、仲村トオルさんの写真をスマホの待ち受けにしていたんですから。あんまり直接的に絡むシーンがなかったので、実の父とはいえ…。この話は、僕が全部説明して良いんですか? しかも、今この話は生瀬さんに説明しているんですからね(笑)。そんな役作りをするところも素晴らしいと思いました。「その役作りの方法はどこで覚えたんですか?」なんて聞いちゃったりしました。 MC岡崎さんは、念願の東野先生の原作作品へのご出演だったそうですね。出演するにあたり、ご自身の提案で、役柄のイメージで髪型をショートにされたり、衣装にもかなりこだわられたとうかがっております。改めてこの役を演じてみていかがだったんでしょうか? 岡崎さん役作りとして、髪を切りました。地元から離れて、東京で働いているということで、ちょっと東京の風をまとわせようっていうことで、監督ともお話ししました。私の役は、釘宮くんのマネージャーを勝手にやっているという部分もあるので、何かこうビシッとしたいっていう気持ちがあって、髪を切ってみようかなと提案しました。衣装合わせも、結構回数を重ねましたよね? 田中監督そうですね。通常だったら一、二回なんですが、四回ぐらいやりましたね。 岡崎さんZOOMで見ていただいたこともありました。「けっこうインパクトのあるオーラをまとったような」というテーマだったので、そこは大事かなと思って一緒に作らせていただきました。 MC伊藤さんは有村さんとは久しぶりの共演(「映画 ビリギャル」2015年公開作品以来)であり、仲村さんとは、以前バディを組んでいらっしゃいましたが(2008年フジテレビ系列で放送された「チーム・バチスタの栄光」から始まった「チーム・バチスタ」シリーズ)、お二人と共演されて、改めていかがでしたか? 伊藤さん架純ちゃんとは本当に久しぶりだったんですが、思い出話とかも含めて、現場では全然お芝居に関係ない話で盛り上がっていました。久しぶりに会えたことの喜びもありましたしね。お芝居をしていても、婚約者の役ということで、すごく良いシーンを撮らせていただいて、終始幸せで楽しい時間を過ごしました。トオルさんは、本作を観ていただいたので分かるとは思うんですが、もう死んでいるんですよ(苦笑)。クランクインの日が葬儀のシーンで、最初にスタッフさんから「中條健太役の伊藤淳史さんです」って紹介されるんですよ。「よろしくお願いします」と挨拶をしていたら、急に棺からムクッとトオルさんが起き上がって「伊藤くん、久しぶり!」って(苦笑)。僕からは見えていなかったので「えぇぇぇぇ!トオルさん、いた!」ってびっくりしました(笑)。トオルさんとはセリフのやりとりはなかったんですが、撮影の合間には、やっぱり撮影とは全然関係ない、当時の思い出話などをして盛り上がりました。あと、僕の衣装合わせは10分くらいで終わりました…。 田中監督いや、もうちょっとやったかもしれませんが…。 伊藤さんでも、かなり順調に進みましたもんね。しかも、僕の役って、物語的に一人だけスッキリしない終わり方ですよね? 「本当はどっちなんですか?」と聞いても「いやぁ、どっちでしょうね?」という感じで、誰も答えを教えてくれないというのは新しい経験でした。 MC生瀬さんは、東野先生もおっしゃっていましたが、実は東野先生の原作作品にとても多くご出演されていて、これまでに七作品に出演しているとか? 生瀬さんちょっと読み上げても良いですか?「浪花少年探偵団」(2012年TBS系列にて放送/主演・多部未華子)「ゲームの名は誘拐」(2024年WOWOWにて放送/主演・亀梨和也)、「プラチナデータ」(2013年公開/主演・二宮和也/監督・大友啓史)「ガリレオ」(2013年フジテレビ系列にて放送の第二シーズンでゲスト出演)「疾風ロンド」(2016年公開/主演・阿部寛/監督・吉田照幸)「マスカレードホテル」(2019年公開/主演・木村拓哉/監督・鈴木雅之)、そして「ダイイングアイ」(2019年WOWOWにて放送/主演・三浦春馬)この七作品に出演していて、今回で八作品目となります。ありがとうございます。まあ、絶対に記事にはならないと思うんですが…。 MC生瀬さんと福山さんのやりとりが、「まるでアクションの殺陣のようなマジックシーンで圧巻だった」と、東野先生もおっしゃっています。あれは、アドリブではなく、福山さんと相談されながらまさに殺陣のように決めてシーンを作り上げたとうかがっております。 生瀬さんまず、衣装合わせが私もありまして、その時に「マジックの練習をしますので、今日、福山さんがいらっしゃいます」と聞いていました。私の衣装が決まってから、福山さんが入ってこられたんですが、すでに役の服みたいでした。あれは私服ですか? 福山さんあれはおそらく私服ですね。背中に手の形がついている服でした? 生瀬さん覚えていないよ(笑)。 田中監督おそらくそうだったと思います。 生瀬さん皆さん、福山さんは私服もすごいんですよ。あれ、足元が光っていたでしょう? 福山さんまあ、光っていなかったとしても、光って見えちゃうというのは、あったかもしれません(笑)。 生瀬さん「ご無沙汰しています」って入ってこられてから2時間マジックの練習! 衣装合わせの日に2時間ですよ。それから、撮影の初日が、僕がいろいろと抜かれたりするシーンだったんです。試写を観終わってみて、「これ、映画ですよね?CGでも何とかなったんじゃないか?」って思いました。だって、わざわざやることないじゃない。あのマジックは、僕は本当にやられたんですよ。本当に、びっくりするぐらい上手になっているんです。あんなのさぁ…。 MCいやいや「あんなの」って…(苦笑)。 生瀬さんカットで割ったらできるわけじゃないですか? それを本気でやったのは、大変だったでしょう? 福山さん生瀬さんのこの怒りがどこに着地するのかはちょっと分からないまま話しますが…。やっぱり何が感動するかって、その時に本当にそこで起こっていることを見せたいんです。僕は、生瀬さんよりちょっと後輩になりますが、長年やっていますから、いろいろな現場を見ています。あのシーンが感動のドミノ倒しの一枚目にしたかったわけですよ。 生瀬さん名言ですね。 福山さんそれを生み出すためには、生瀬さんと僕で、初日のあのシーンの撮影で、僕らも、撮影のスタッフの皆さんも、他のキャストの皆さんも「本当にやってんだ!本当に消えて、また入った!」みたいな感動。「これは、嘘じゃないんだ!」という…。 生瀬さんあのシーンのマジックは実際に、本当にやっているんですよ! 福山さん僕もプロじゃないし、スリじゃないですから、ある種アクションなんですよ。こうやったら、こう受けて…、またこうやって自分のほうに向いて…みたいに、セリフのタイミングも含めて全部動きが決まっているんですよ。だから、あれは仕掛けている僕だけじゃなく、受ける方も、アクションですからすごく重要なんですよ。でも、あのシーンから入れたので、現場の士気がグッと上がりましたよね。ところで、生瀬さんは、「衣装合わせで15分って聞いていたのに、2時間もかかったじゃないか」とお怒りなんですか? 生瀬さん違う違う(笑)! 福山さんが「これはCGとかそういうので処理できるよね?」という提案をしなかったわけですよね? 福山さんそうしなかった私に対する怒り…? 生瀬さんいやいや(笑)! 怒っていません! あれはCGじゃないっていうことをちゃんと皆さんに分かってほしいんです。あのジッポライターのマジックもあったじゃないですか? 福山さんあれは、僕のキャリア史上最も多くのNGが出たところでした。何テイクやりましたっけ? 20近くやりましたっけ? 田中監督20テイク近くやりましたね。やっぱり、練習の時とは違って、本番は風のある屋外という環境でしたから…。 福山さんその時にね、生瀬さんが素敵なことを言ったんですよ! あれは、屋内だったらうまくいくんです。ちょっとでも自然の風がふっと吹いてくると、勝手にライターが発火しちゃうんですよ。要は、瞬間的に酸素をなくしているだけなので、風で空気が入ると火がついちゃうわけです。しかも、あそこのシーンは生瀬さんもセリフをワーッと言わなきゃいけなかったので、何回も何回もやっていただいてしまって「すみません」って言ったんです。そうしたら、生瀬さんが、「いやいや、回を重ねるごとに僕のセリフもなめらかになりますから、何回もやりましょう」って言ってくださったんです。 ■会場から拍手! 福山さんこれが大俳優の矜持です。 生瀬さんいや。もうね、福山さんの気持ちがね、本当に分かるんです。ずっと謝っているけれど、「いやいや、本当に謝ることじゃない」からと、「福山さんが悪いんじゃない、風だから!」と思っていたんで…。 福山さん本当にプレッシャーでしたが、ありがとうございました。 MC田中監督から見て、ここは「すごいシーンが撮れた」というところはどこですか? 田中監督いくつかあるんですが、先ほどのお話しに出ていた、武史さんが木暮さんから、ピックポケットというマジックで、いろいろなものを抜き取るシーンですね。もちろん他のマジックのシーンでもそうなんですが、CGによる映像トリックを使わないで、カメラを長回しして、カットを割らないと決めたんです。福山さんにもその覚悟で臨んでいただいたので、僕としては、それを信じて、福山さんができるまでやっていただくというか、託していました。本当にマジシャン・神尾武史になっていただくしかなかったし、実際になっていただけたと思っています。生瀬さんとのシーンがほぼクランクインで、最終的にクランクアップしたのは、冒頭のオープニングのラスベガスのシーンでした。あのラスベガスのシーンも、当初の予定では、あそこまでのシーンになると思っていなかったんです。福山さんが、神尾武史としてできることが増えたので、ついにはプロジェクションマッピングと戦うというところまで、行ってしまったというところです。すごい映像が撮れてしまったというのは、そこかなと思います。 MCここで、物語のキーとなる「登場人物全員が、嘘をついている」ということにちなんで、皆さんが最近ついた、小さな嘘についてお話しいただきたいと思います。福山さん、何かありますか? 福山さん僕ですか? いや、毎日嘘をついているんで…。「嘘」の内容を具体的には覚えていないくらいですよ。本当はちょっと寒いけれど、エアコンの風に関して何も言えなかったとか…。皆さんが、どういう嘘のお話しをされるのかは分かりませんが、物心ついてから嘘をつかなかった日ってほとんどないと思います。大なり小なり、少しずつついているから…。それは他人に対してだけじゃなくて、自分に対しても含めてね。だって、僕はもう嘘をついていますよ。だって、実は僕、すごくお腹空いていますから。「なんか食べたいな」と思っています。そんなことはいっぱいあります。 MC有村さんは何かありますか? 有村さん最近タクシーに乗ったんですが、運転手の方に「タレントさんか何かですか?」って聞かれて「違います」って嘘ついちゃいました(笑)。「あぁ、そうですか」で終わりました…。 岡崎さん私は、基本的に早く家に帰りたいので、「何かちょっと長くなりそうだなぁ」っていう食事会で「明日早いので…」って言っていの一番に出ます! MC次から使いづらくなりますね。 岡崎さん確かに! でも、もうそれを分かっていただけるとうれしいですね(笑)。 伊藤さん僕はちょっと、皆さんにちょっとこの場をお借りして…。 生瀬さんえぇ? 福山さんそんなに重たい話? 伊藤さんこの前の完成披露試写会で、皆さんはもう本作を観ていたので、感想を言っていたじゃないですか? でも、僕はまだあの時本作を観ていなかったんです。本当にすみません! 福山さん今は? 伊藤さん3日前に観ました。めっちゃ面白かった!! 福山さん良かった、良かった! 伊藤さんびっくりするくらい面白くて!「何だ?この映画!?」と思って、そのテンションで、あの時の嘘を許してもらいたいです(笑)。 福山さん分かりました。 伊藤さんすみません! MC生瀬さんは? 生瀬さんもう…9割嘘ですからね。本当のことのほうが少ないです。…まだ聞きますか? MC何かエピソードがあったら…。 生瀬さんちょっと体重増加があったので、3カ月くらい前からファスティングといって「一日一食」っていうのをずっと続けていたんですよ。そういう話を、いろいろな方と話していて、「え、そうなんですか?」ってすごく盛り上がるんです。そうなると、「じゃあ今日も?」って言われるので、流れで「うん」って言ったものの、その日はちょっと一食以上食べていたり…。そういう時はもう「今日も食べていないよ」っていう嘘はつきます。 MC監督は嘘をつくんですか? 田中監督一番直近だと、スタッフに「こういう時、監督は何をしゃべるか考えて行くんですか?」って聞かれて「いや、何かその場で聞かれたことに答えるだけです」って言ったんですが、実際はめっちゃ考えて行きます(笑)。今日の最初の挨拶も、すごく自分の心の中で練習して、何とか言えたっていう感じです! MC本日は、公開初日のお祝いとして、原作者の東野圭吾先生からメッセージを頂いております。私のほうから代読させて頂きます。 本日は映画「ブラック・ショーマン」が無事に初日を迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。 一足先に拝見させて頂きましたが、原作者の私でさえ、息つく暇のない見事なエンターテインメント作品に仕上がっていると思います。 監督さんやスタッフの皆さん、そして福山雅治さんや有村架純さんたち俳優の皆さんには、改めて敬意を表します。 福山さん、数カ月に及ぶマジックの猛練習、お疲れ様でした。 次はトム・クルーズばりのアクションなんかはいかがでしょうか? 東野圭吾。 【東野圭吾さんのメッセージ】 MCいきますか? あちらも生身でやっているらしいんで…。 福山さんあの、飛行機につかまったまま飛んじゃうやつ…? MCそうですね。バイクで崖をビューンとか…。東野先生からのオファーですけれども…。 福山さんそりゃもう、先生に「飛べ」と言われたら、私はもう飛ぶしかございません。よろしくお願いします。先生、もしあれば…。 MC最後に有村架純さん、福山雅治さんからメッセージをいただければと思います。 有村さんあとは、皆さんにこの作品を楽しんでいただければと思っています。ぜひぜひ、お気軽に映画館に足を運んでいただけたらと思います。今日はどうもありがとうございました。 福山さん本日はお越しいただきまして、ありがとうございました。本作はエンターテインメントをしております。マジックもありますし、セリフでお互いを騙し合う心理戦もあります。そして、さらに社会課題も描かれていると感じております。今、日本という国のみならず、世界的に「どうやって経済をやっていこうか?」みたいなところで新しいフェーズに入っている時代だと思います。「ブラック・ショーマン」に登場している一人一人というのは、皆さん一人一人にきっと当てはまるんじゃないかと思っております。何度もご覧になるうちに、エンターテインメントを楽しんでいただきながら「あ、あれはもしかしたら僕かもしれない」「私かもしれない」と感じていただけるような瞬間があると思います。なかなか現実っていうのは、大変ですから、現実にまた戻ったり、非現実であるエンターテインメントの世界に来ていただいたりと…そうすると、二回や三回では足りないのではないかと思っています。ちなみにテーマソングの「幻界」という曲も、私が作りました。絶賛配信中で、ライブでもやらせていただいています! 自分のことばかりですみません(笑)。「ブラック・ショーマン」は本日より公開になりました。では、皆さんご一緒にご唱和ください!「ブラック・ショーマン」初日でございます!「It's Show time!」
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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」公開直前!SPファンミーティング「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」公式サイト青山剛昌著の原作漫画の連載が30周年を迎え、劇場版シリーズの累計興行収入も1180億円を超えるなど、勢いを増すばかりの「名探偵コナン」。今年も劇場版最新作となる第27作目「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が、4月12日に公開となります! “月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから、北海道・函館の財閥が所蔵する「新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙う」という予告状が……。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために、現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。 4月7日、コナン史上初となるファンミーティングをベルサール渋谷ファーストにて開催し、レギュラー声優の高山みなみさん、山崎和佳奈さん、山口勝平さん、堀川りょうさん、ゲスト声優の大泉洋さんが出席しました。春の桜吹雪が舞い散る中、360度見渡せるセンターステージにてトークイベントを行いました。最新映像と最新情報を発表した、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。公開直前!SPファンミーティング江戸川コナン役高山みなみさん毛利蘭役山崎和佳奈さん怪盗キッド役山口勝平さん服部平次役堀川りょうさん川添善久役大泉洋さんMC劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」がいよいよ来週4月12日に公開を迎えます。先日、怪盗キッドの手によって本作のフィルムが盗まれてしまいましたので、コナン史上初、事前の試写会が一切ございません。ただ、本作の公開を心待ちにしてくださっているファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて、豪華キャストによるファンミーティングを本日させていただく運びとなりました!本日、この場で初公開となるスペシャルな映像をお持ちしましたので、まずはこちらをご覧いただきたいと思います。(会場:歓声と拍手) ■スクリーンに最新PVが流れる。 MCそれでは、劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」キャストの皆さんにご登場いただきましょう。皆さん、盛大な拍手をお送りください。今回は、ファンの皆さんに360度囲まれてのイベントとなります。高山さん皆さんこんにちはー! 会場の皆さんこんにちはー! 高山さんいいねぇ。声が出せるようになると、こういうのが楽しいよね。全国から見ているみなさーん!(大きく手を振る) 今日は初めてのファンミーティングです。楽しんでいってください。 山崎さん初めてこんなに長いランウェイを気持ち良く歩けて、何だか気分はガールズコレクションでした(笑)。短い時間ですが、楽しんでいってください。 堀川さん(服部平次の声で)「オレが西の名探偵・服部平次や!」こんにちは。今日は思いっきり楽しみましょう! 山口さん(怪盗キッドの声で)「レディース&ジェントルマン!さぁ、ショーの始まりだぜ」公開直前でワクワクしますね。この時間を楽しいものにしていきましょう! 大泉さん「オレが川添善久だぜぇ。全員逮捕するぜぇ。」……全然キャラクターが分からない(笑)!今、参加したことのないイベントにやってきたというアウェイ感でいっぱいです。よろしくお願いします。 MC今回は、試写会を行わない代わりにファンミーティングというイベントになりましたが、率直に今いかがですか。 高山さんすごくうれしいですが、試写会がないので自分もまだ観ていないんです。(会場から驚きの声)なので、皆さんと一緒で本作の上映を楽しみに待っている状態です。 MC先ほど初公開のPVを皆さんにもご覧いただきました。アフレコから今にいたるまで、いかがでしょうか。 高山さん結構時間が経っているようで、実はあっという間で、短かったですね。みんなと一緒で、今が一番、絶好調にドキドキです。 山崎さん私はつい数日前に試写室で観ました。だいぶ前にアフレコをしたので、ちょっと内容を忘れているところもありました。なので、改めて本作を観ると、すごく情報量が多い作品だと思いました。最後まで観たら「皆さんはどう反応するんだろう?」と思うお楽しみのシーンが盛りだくさんでした。 MCそれは気になるお言葉ですね。蘭ちゃんといえば、前作の「黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」では、とんでもないアクションもありましたが、今作では? 山崎さん私は、個人的に時代劇とチャンバラが大好きなんです。本作を観たら、ことのほかチャンバラのアクションシーンが多くて、蘭は戦うとしても徒手空拳(としゅくうけん:手に何も持っていないこと)なので、この拳が武器ではあるんですが、すごくうらやましかったです。刀との二刀流とかやりたいなぁと思いながら観ました。なので、今回は戦うというよりも、服部くんと和葉ちゃんの恋を応援しています。 MCそういった蘭姉ちゃんの活躍が観られるということですね? 高山さんでも、驚きのシーンあるよね? 山崎さんはい! もう驚きだらけです。 高山さんねっ! MC堀川さん、「から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」以来となりますので、映画のイベントも久しぶりかと思います。 堀川さんすごく興奮しています。皆さんの熱い応援を生で感じられるのは良いですね。最高のイベントだと思います。今回は、いろいろなとんでもないところで戦っています。ぜひチャンバラとアクションシーンもお楽しみいただければと思います。あと、今回恋愛面では蘭ちゃんに助けてもらっています。楽しみにしていてください。 MC特に怪盗キッドとは因縁といいますか、対決はいかがでしたか? 堀川さんキッドとは、これまであまり深く関わったことがなかったんです。今回が初めて服部とがっぷり四つというか、そういう感じで冒頭から熱く戦っています。 MCほかに平次の注目してほしいところは? 堀川さん例によって、平次くんは熱いですからね。まっすぐなところをぜひぜひ観ていただければと思います。アツくなってください! MC山口さん、怪盗キッドの登場も5年ぶり、「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」以来となります。今日はキッド様と同じ衣装でお越しいただきました。(会場:拍手) 山口さんキッドはやはりカッコ良いですからね。登場は5年ぶりですか。キッドは割とオリンピック周期くらいでコナンの映画に呼んでもらっているので(笑)、「あー、またこの時期が来たかあ」と思って、今回も張り切ってやらせてもらいました。 MCコピーにも「ついに明かされるキッドの真実」とあります。キッドの様々な表情が観られる作品だと思います。 山口さんそうですね。観られますよ。僕もみなみさんもよく取材で話していましたが、台本を最後まで読んだ時に、普通に「えー!」って声が出ました。あまりに驚きすぎて話の中身が飛んじゃって、「もう一度読み直そう」ってなるくらいの、結構衝撃的な真実が語られます。そちらもお楽しみにしていただきたいと思います。たぶん劇場で観た人もきっと声が出ると思うので「あぁ!」と思った時は声を出しちゃって良いですよ(笑)。「出しちゃダメなのかなぁ」とか気にせずに「あー!」とか「えー!」となっちゃっても良いと思います。 MC先日、ゲスト声優の大泉洋さんと函館に行かれてPRをしていただいたと聞いております。大泉さんの印象はいかがでしょうか。 山口さん大泉さんは、本当に楽しい方で、本当にこのままの方です。(会場:笑) ずっとバスの中では怪盗キッドの練習をされていました。(会場:笑) 大泉さんつい、ものまねをしちゃうものですから、勝平さんといるうちに、大体怪盗キッドができるようになりました。(会場:拍手) 山口さんそうなんですよ。できるんです。 MC今、お聞かせいただくわけには? 高山さん聞きた〜い! 大泉さんもう少しだけ待ってください。まだ盗んでいる最中なんです。今日こうしてイベントに参加して、改めて怪盗キッドの後ろ姿を見ると、結構な天然パーマだなと思いました。この感じは僕と似ていますね。MC後ろ姿がそっくりです。 大泉さんそうですよね! 背丈も同じくらいですし、 山口さんあ、本当だ。 大泉さんいよいよ私がキッド役をやったほうが…。(会場:爆笑) MC実写の際は? 大泉さん実写でしたら、全然私、怪盗キッド役で良いです! ほぼ同じ声が出せるんじゃないかと思います。 山口さんキッドなら、高いところから飛び降りないといけませんよ! 大泉さん(笑)。 高山さんそれに、高校生です! 大泉さんそんなこと言ったら勝平さんだって! 何でそんなこと言われなきゃいけないんですか?(会場:笑) MC函館イベントでは、山口さんといろいろなお話をされたのでしょうか。 山口さんもうあちこち、この辺をコナンくんが壊した、あの辺をコナンくんが壊したと…。 高山さんえーーー! 大泉さんコナンくんが函館市をめちゃくちゃにするんですよ。(会場:笑) ちょっと函館を破壊しすぎているんじゃないかと思うくらい。高山さん(コナンの声で)あれれ? 僕がやったのかなあ? 大泉さん何か、君しょっちゅうめちゃくちゃするでしょう! やたら飛ぶサッカーボールをパーンと蹴るとか! 高山さん(コナンの声で)それは、やります! 大泉さんすごく速いスケボーみたいなので! 高山さん(コナンの声で)ビューン!…良い子は真似しちゃいけません! 大泉さん危ないことばっかりしていましたよ、この人! 高山さんでも、破壊されたところは、すぐに鈴木財閥が直してくれますから! 山口さん修理していますから、大丈夫です! 大泉さん鈴木財閥やら、紅葉(大岡紅葉)とか、あの子もめちゃくちゃしますね。 高山さんはい。 MC北海道中をね! 高山さんめちゃくちゃな人が多い! 大泉さんこの人たち、みんなめちゃくちゃするんですよ。函館市を愛する人間としては、ちょっとだんだん腹が立ってきて…(笑)。 高山さんごめんなさい。それは本当にごめんなさい! MC魅力的なキャラクターがたくさんいるコナンですけども、大泉さんがオファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください。 大泉さんやっぱり舞台が函館っていうところで、それはもう「やらせてください!」という感じでしたね。僕は北海道を舞台にされたら出るんです。逆にいうと、出ていなかったら「函館が舞台なのに、なんでいないんだろう?!」ってイラッとするんです。そうなったら、私は延々とマイナスプロモーションしますからね。(会場:笑) 今回、私が出ていて良かったですよ。もし出ていなかったら、初日に映画を観て速攻で全部バラしますよ。 高山さんやーだー(笑)! MC大泉さんが演じられた川添は、先ほどのPVにもありましたが、一見ドジながら容疑者について詳しくて、シリアスな一面もあるように見受けられました。演じられていかがでしたか? 大泉さんちょっとドジなところもあって、私に寄っている部分もあるなと思いました。これはいろいろと情報が出てきて、私の娘が言ったことなんですけれど、「名探偵コナンのキャラクターはみんなカッコ良いし、刑事もみんなカッコ良いのに、何でパパのキャラはあんな顔しているの?」(会場:笑) 「名探偵コナンでは、あんまり見ないキャラじゃない?」「パパがやるからこうなの?」みたいなことを、若干制作陣に対してチクっと言っていました。「みんなカッコ良いのに、パパのキャラだけなんか結構な顔しているよね」って。(会場:爆笑) 高山さんえ! かわいかったですよ。 山口さん味があって愛嬌のあるキャラクターでしたね。今回のキャラクターの中で一番好きです。 大泉さんあの、カッコ良くない人をギリギリ褒める時の言葉は「味がある」ですよね。それってイコールカッコ良くないって言っているのと一緒ですよ。味がある顔なんて、何も褒めちゃいねぇんだ(笑)! 高山さん何でそこマイナスになるの(笑)? 大泉さんいや、すみません! 私はついボヤいちゃうんです。 高山さん本当にかわいいキャラなんです。 大泉さんでも、ちょっとだけ、一瞬、カッコ良いところがあったりするんですよ! 高山さんあります! 大泉さん私がいなかったら、コナンくんが危ない目に……。 高山さんそうですね! ありがとうございます! 山口さんでも、「コナンくんを逮捕したかった」って、取材の時に言っていましたよね。 大泉さん僕は涙ながらにコナンくんを逮捕したかったんですよ。 高山さんえ? 何で(笑)? 大泉さん「コナン、お前を逮捕する…!」っていうシーンがほしかったんですよ。 高山さん(コナンの声で)ボク、何か…やりましたか? 大泉さん何もしていなくても逮捕したいんです(笑)! MC大泉さんの演技はどうでしょうか。 堀川さんすごく馴染んでいて、自然で素晴らしかったです。カッコ良かったです! 大泉さん(小声で)いえ、そんなやめてください。(会場:拍手)今日この会場まで来るのに、キャストは一台のバスに乗ってきたんですよ。こう言っちゃ何ですが、私はだいたい一台の車で一人で来るわけですよ。でも今回は「こちらで移動してください」と言われたので、「はい」ってバスに乗ったら、(声優の)皆さんがもう乗っていらして…。 山口さんみっちり乗っていましたよね。 大泉さん「うわー!レギュラーの皆さんと移動するんだ」っていう、何だかすごく転校生のような感覚でした。僕は、後ろで会話されているのをずっと耳をダンボにして聞いていました。このレジェンド声優たちが、普通に話をするんですよ。でも、声がやっぱりコナンくんにしか聞こえないから、コナンくんが「お花見やりました?」って。(会場:笑) 高山さん(大笑い)。 大泉さん「このあいだどこどこでやったんですよ」「この後、ご飯食べに行くらしいですよ」とか、コナンくんや平次では絶対に聞けない会話をしているんですよ。それがもう私にとっては耳得でした。ずっと聞いていたかった。この人たちの会話。 MC私たちもその会話を聞きたかったです。 大泉さんいや、すごいですよ。ある意味夢を壊しちゃうかもしれないけど…。 高山さんちょっと恥ずかしい。 山崎さん恥ずかしいね。 MC大泉さん、貴重な情報ありがとうございました。さぁ、ここまでいろいろとお話をうかがって参りましたが、ここで私からもう一つお知らせがございます。事前の試写会を一切実施しない本作ですが、なんと公開日の4月12日(金)の日付が変わった瞬間、4月11日(木)の24時から世界最速上映の開催が決定しました! 全国10都道府県23劇場での開催を予定しており、前作を上回ってコナン史上最大規模での世界最速上映となります。詳細は、公式ページやSNSなどをご覧ください。高山さん行きたい! 山崎さん行きたいよね! 以前、シークレットナイトがありましたね。 高山さんそういうイメージだよね。 山崎さん大人の時間。(蘭の声で)子供はダメだよ、コナンくん。 高山さん(コナンの声で)何で! 蘭姉ちゃんだって子どもじゃん! 山崎さんあ、そうか。私もダメでした!(会場:笑) MCほか作品では、最速上映が実施できないことも多い中、この規模の上映です。大泉さん、コナンファンの熱量はいかがでしょうか? 大泉さん本当にすごいですね。コナンファンは20回とか30回とか観に行くわけでしょう? 上映している期間中、ちょっとでも時間があったら観に行くんですってね! すごい!最速上映っていうのはあれですか? (とぼけて)何かものすごく早口でやるんですか?(会場:笑) 高山さんそうじゃなくて(笑)! MC再生速度はいつも通りなんですが、世界で一番早く観られます。 大泉さん早く観終わるんじゃなくて、早く観られるんですね。始まった途端、「犯人はあなただ!」っていう最速上映ではなく。(会場:笑) MCそれでは最後に高山さんよりご挨拶をいただきます。 高山さん本日は皆さん、ありがとうございました。全国の皆さんも、ありがとうございました。いよいよ来週公開になります。このドキドキ、あと一週間温めてください。私もそれを楽しみに皆さんと一緒にドキドキ、ワクワクして待っていたいと思います。これからもよろしくお願いします。 ■フォトセッション MC最後に会場の皆さんと一緒にいつものあれをよろしいでしょうか? 高山さんじゃあ、いつものあれをやるよ! 今日はサイリウムがあるから、サイリウムをピッてやろうか。前の人の頭をそれで打たないでね。気を付けてね。いいかな? 声は出しても良いからね。いきますよ。「真実はいつも」「ひとつ!」(会場の皆さんも一緒に「ひとつ!」)
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「怪物」完成披露試写会「怪物」公式サイト第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された本作「怪物」は、登場人物それぞれの視線を通した”怪物”探しの果てを描くヒューマンドラマ。音楽は、坂本龍一さんが担当している奇跡のコラボレーション作品です。 5月8日、「万引き家族」(2018年公開)で第71回カンヌ国際映画祭のパルムドール(最高賞)に輝いた、是枝裕和監督の最新作「怪物」の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さんをはじめ、高畑充希さん、中村獅童さん、そして脚本の坂元裕二さん、是枝監督が登壇しました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。完成披露試写会麦野早織役安藤サクラさん保利道敏役永山瑛太さん麦野 湊役黒川想矢さん星川依里役柊木陽太さん鈴村広奈役高畑充希さん星川清高役中村獅童さん脚本坂元裕二さん是枝裕和監督MC怪物の仲間たちに今一度、大きな拍手をお願いします。安藤さん今ここに登壇して、MCさんが「怪物の仲間たちに」とおっしゃった言葉でグッときて、二人(=子どもたち)を見ていたら泣きそうになりました。 永山さんよろしくお願いします。 黒川さん今ここに立てていることがとても嬉しいです。 柊木さん初めての舞台挨拶でとても緊張しています。僕は「怪物」という作品に関われたことを嬉しく思っています。 高畑さん今日は、スクリーンで観ていた二人に会えて、感激しております。 中村さん是枝組に参加することが長年の夢だったので、こういった場所に立たせてもらえたことをとても嬉しく思っております。 坂元さん本日は、お越しくださりありがとうございます。 是枝監督本当に素晴らしいスタッフとキャストと一緒だから出来た作品だと思っています。 MC「怪物」は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への正式出品作に選ばれました!(会場:拍手)是枝監督、「万引き家族」の受賞が記憶に新しいですが、再びコンペティションに選ばれました。今はどのようなお気持ちでしょうか。 是枝監督とても光栄です。昨年の段階で、映画の公開初日が6月2日に決まっていました。カンヌ出品はそんなに簡単なことではないため、すごく心配でした。「もうちょっと先に延ばした方が良いのでは?」という話をずっとしていました。結果的に、(カンヌ国際映画祭に)良いかたちで参加できることになり、ホッとしています。(現地に赴くことが)楽しみです。現地に行く方とそうではない方がいらっしゃるので、参加した人で皆さんの分まで楽しんできます。 MC本作の始まりはこれまでとは異なり、企画の始まりが是枝監督ではなく、脚本の坂元さんだったということですね。坂元さん、監督が是枝さんに決まった時のことをお話しください。 坂元さん是枝監督が引き受けてくださった時は正直驚きました。長いキャリアの中で、映画監督としても評価されていて、基本はご自身で脚本を書かれている方なので…。脚本家としての是枝裕和も素晴らしいのにもかかわらず「僕の脚本で良いのだろうか」という不安を抱えた状態で、監督とお会いしました。MC脚本はすでに書いてあったということでよろしいのでしょうか。 坂元さんそうですね、今のお話は時系列がおかしくなっていました。本作のプロットがありまして、その段階で是枝監督がOKをくださいました。 MC是枝監督は、長編デビュー作(「幻の光」1995年公開/脚本:荻田芳久/出演:江角マキコ)だけがご自身の脚本ではないですよね。以降の全作品は脚本をご自身で手がけられてきました。そこに映画作りのこだわりがあると思っていたのですが……。「坂元さんの脚本で映画を撮ろう!」と思われたのは何か心境の変化があったのでしょうか。 是枝監督自分で脚本を書かないのであれば、坂元さんにお願いしたいと思っていました。何度か坂元さんと対談で直接お話をして…、ずっと僕からラブコールを送っていました。それで(今作で)声をかけてくれたのだと思っています。最初は、プロデューサーの川村元気さんから、「開発しているプロットがあるので読んでくれないか?」という連絡をいただきました。その時、僕はプロットを読む前なのに、引き受けることを決めていました。「どのような内容であれ、引き受けてチャレンジしてみよう!」と思いました。それぐらい、このタッグの実現に憧れていました。 MCキャストの方々にもお話を伺います。安藤さんは「万引き家族」以来、二度目の是枝組になりますが、出演依頼を受けていかがでしたか。 安藤さん引き受けたのは、コロナ禍前なので、それこそ「万引き家族」に出演してからそれほど時間が空いていなかったと思います。ですから、監督から再びお声がけいただけるとは思っていませんでした。だから、ものすごく嬉しい反面、監督の現場にすぐ戻ること、坂元さんの脚本であることは、私にはものすごく敷居が高いように思えて、かなり長いこと怖じ気づいてなかなか覚悟を決められませんでした。でも、現場に参加して、完成した作品をスクリーンで観た時に、その時の自分を”一発殴りたい”気持ちになりました。自分の想像をはるかに超える作品に参加できたこと本当に嬉しく思っています。本作に参加した一員というよりは、作品を観た一人として、本作に感動して涙が止まりませんでした。 MC永山さんは、初めての是枝組ですが、坂元脚本の作品には欠かせない存在の一人でいらっしゃいます。今回は、いかがでしたか。 永山さん坂元さんとは、二十代の前半からいろいろお付き合いさせてもらい、数々の素晴らしい脚本を書いてもらいました。僕が俳優を続けている限り、一生お付き合いしたいと思っております。是枝さんは、僕が俳優を初めてから、自分なりに「この人が日本映画を変えていくのだろう」と感じて、全作品を拝見してきました。そのお二人の座組に自分が入れたことを幸せに感じています。それだけで幸せなので、内容や役柄、出番がどうとか、どういうお芝居をしようかとか、もうそういうことではないです。 MC映画の中では小学校五年生を演じた黒川さんと柊木さんですが、黒川さんは、撮影時は何年生でしたか? 黒川さん小学校五年生? MC役柄と同じ? 安藤さん今は何年生なの?黒川さん(撮影の時は)六年生か……? 永山さん今は中学二年生でしょ? 安藤さんだって、撮影中に進学していたよ。私が「入学式どうだった?」って聞いて、(黒川さんが)入学式に行った話をしてくれたことを覚えているもん! 是枝監督僕が会ったのは小六で、撮影時は中学二年生かな。 永山さん撮影の春編を撮っている時が小学校六年生で、夏編の撮影は中学校一年生だったね。 安藤さんだからオーディションを受けた時が小学校五年生だったんじゃない? ……あ、違う? MC(笑)。柊木くんは何年生でしたか? 柊木さん僕は(小学校)五年生です。 MC黒川さん、撮影ではどのようなことを覚えていますか。 黒川さん監督が、カフェカーを何回か差し入れしてくれました。その時に、マシュマロとイチゴを串刺しにしたかわいいお菓子を両手にこうやって持って、みんなのところに「これ、いる?」って配っていたことが、楽しい思い出です。(会場:ほっこりして笑う) MC柊木さんは、どのような思い出がありますか。 柊木さん撮影期間中に、安藤さんや黒川くんたちと花火を見に行って、すごくキレイで楽しかったです。 MC監督、お二人をオーディションで選んだ時のことを教えてください。 是枝監督オーディションはたいがい、いろいろなことをお話します。決める時は、直感なんです。「この子と時間をかけて作品を作る!」という覚悟ができたらそれだけです。黒川くんは横顔が良かった。柊木くんは役にぴったりで会った瞬間に「(役柄の)依里くんが来た!」と思いました。 MC坂元さんもオーディションにいたのですか? 坂元さんはい、一度。お二人とも初めて拝見した時から、素晴らしいお芝居をされていました。この物語は、僕自身の子どもの頃の体験を基にしているところもあって、黒川くんが僕の立場の役なので恐縮です。柊木くんは、転校してきた依里くんに似ていました。もしかしたら「似ている!」と思い込んでいるだけなのかもしれないですが……。伝わっていますか? MCはい、分かります。役柄が投影できるお二人だったんですね。 坂元さんそうです。 MC安藤さんはお母さん役、永山さんは担任の先生役ですが、現場での二人はいかがでしたか。 安藤さん私自身、それに是枝組のチームのみんなは、二人のことを子どもにカテゴライズ(分類)していなくて、一緒に作品を作る同志として、いろいろと話し合いをしました。お二人はお芝居のタイプが違うので、毎回刺激を受けていました。それがとても楽しかったです。出来上がった作品を観た時に、ずっと一緒にいたのに、想像をはるかに超えた姿の二人が映っていました。とても感動しました。 MC黒川さん、とても難しい役だと思います。お芝居をしていてどうでしたか。 黒川さんお芝居をしている時は、あまり考えていなくて……。ただ、カットがかかっても、なかなか湊くんから自分自身に戻ることができなくて、苦しくなったり、悲しくなったりすることがありました。でも、とても楽しかったです。 MC辛い時は誰かに相談しましたか? 黒川さん相談は……しなかったです。 MC永山さんに相談したんじゃなかった? 黒川さん永山さんに相談したのではなくて、初めての休日に、永山さんからドライブに誘ってもらいました。その時に「自分がどう演技するかではなくて、役者は監督の脳みその中にあるものを表現するんだよ」と教えていただきました。それが響きました。 永山さん想矢は、作品に対する愛が深くて、自分のお芝居を掘り下げたいという気持ちを抱えていました。だから、撮影場所の近くにある諏訪湖で散歩をしながら話をして、「お肉が食べたい」というので焼き肉店に連れて行きました。でも、それがジンギスカンのお店で、「ジンギスカンは食べたことがない」と言っていたのに、無理矢理食べさせて悪かったなと思っています。でも、生まれて初めての瞬間にいられたことが、僕としては嬉しかったです。 MC獅童さんは、柊木さんのお父さん役です。現場の柊木さんはどうでしたか。 中村さんクランクイン前の本読みの段階で、役に入っていて、お二人とも素晴らしかったです。普段とのギャップがあまりなくて、子どもが演技をしているというよりは、自然体の少年がそこにいる感じですごかったです。MC柊木さんは、お芝居に悩むことはありましたか。 柊木さん特に悩まなかったです。 MC高畑さん、初めての是枝組はいかがでしたか。 高畑さん初めての是枝組だったのですごくワクワクして、インするのがすごく楽しみでした。私の参加は三日ぐらいで、その初日が皆さんのクランクインと重なったので急に緊張して……。永山さんとも初めてで、とにかく緊張してセリフ以外、何を話したか覚えていないぐらいでした。現場に入ると是枝さんが温かく見守ってくださっている感じがして、じんわり温かい気持ちになるなあと思っていたらあっという間に三日間が終わってしまって寂しかったです。 MC中村獅童さんは、是枝組はどうでしたか。 中村さん僕は、2015年だと思うのですが「海街diary」(2015年公開/出演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず)という作品が公開された当時は鎌倉に住んでいて、妻と散歩をして大船の映画館で上映していることを知りました。よく観たら、上映後に是枝監督のティーチインがあることが分かり「絶対に行こう!」と……。元々僕は是枝監督のファンなので、「何とか作品に起用してもらいたい」と思って、映画館のスクリーン脇の扉から裏へ入って、楽屋の前で待ち伏せをしました。何の約束もしていなかったのに、監督は「どうした?」って普通に会話をしてくれました。「いつか僕を使ってください」とお願いをして、それっきりでしたね。「やっぱり僕みたいな役者は、お好きじゃないんだろうな」と思っていました。でも、「想いって叶う」と思えたのが、2020年。コロナ禍の大変な最中に、緊急事態宣言でずっと家にいて、家族と「自分は50歳で死ぬまでの間に是枝監督の作品に出られたら良いな」という話をしていたら、その数カ月後に本作のご連絡をいただきました。 MC是枝監督、本作は念願叶って、坂本龍一さんの音楽が使われております。どのようにご依頼されて、どういったやりとりがあったのか等を教えてください。 是枝監督撮影場所が”諏訪”に決まって、脚本の風景が明確になったので、「この夜の湖に龍一さんのピアノが響くと良いな」と思いました。撮影中も仮で音楽を当てて撮っていました。 MCそれは許可が出る前に、ですか? 是枝監督はい。それで撮影を終えた段階で、仮編集をして仮の音楽を入れたものと手紙を書いて、坂本龍一さんに送りました。坂本さんの体調のこともあったので、「断られたら諦めよう」と思っていました。でも、すぐに観ていただいたようで「(映画は)面白かった。全部を引き受ける体力は残っていないけれども、音楽のイメージが何曲か浮かんでいるので、形にしてみますから、気に入ったら使ってください」というお手紙が届きました。 MC何曲作っていただいたのですか? 是枝監督二曲作っていただきました。「そのほかの曲は、すでに発表している曲を使ってかまわない」ということでしたので、昨年発表されたアルバム「12」の楽曲を何曲か、(仮編集の映像に)仮当てした楽曲も使わせてもらっています。それで整えて、もう一度送らせていただいて、了解をいただく…というやりとりを何度かしました。 MC坂本龍一さんに音楽をつけてもらえたお気持ちは? 是枝監督亡くなられたことが本当に残念です。最後にこういうかたちでご一緒できたことは、自分にとって誇りです。自分にとって以上に、この作品にとって坂本龍一さんの音楽が必要だったと、出来上がった作品を観ると、誰よりも強く感じています。本作に当てた曲だけでなく、「12」の楽曲も……言い方が難しいのですが、「まるで本作のために作った」かのように思えるほど、とても映像とマッチしています。まるで作品の中から聞こえてくる音のようで、不思議な気持ちを抱いています。本当に感謝しています。 MC冒頭にご紹介しましたが、カンヌ国際映画祭は来週からです。皆さん、渡仏されると伺っているのですが……。大変申し訳ないのですが、行く予定のない方はどなたですか。 ■高畑充希さんと中村獅童さんが挙手。 MCどんなお気持ちですか。 高畑さんどんな気持ち? ……悲しいです。テレビで見ます! 中村さんそうですね、悔しいですね。だけど、この前撮影したもう一本の作品(=北野武監督の「首」)で、「カンヌに行きましょう!」と声をかけてくださったので、カンヌには行けるみたいです! 高畑さん行けないのは私だけですね(笑)。テレビの前で応援します! MC安藤さん、カンヌに行くお気持ちは? 安藤さん以前監督にカンヌに連れて行っていただいた時は、初めてのカンヌだったことと、私が朝ドラ(連続テレビ小説「まんぷく」2018年10月~2019年3月にNHKで放送されたドラマ)を撮影していた時期だったので、バタバタしていて「これがカンヌか」って感じで、すぐに帰ってきました。なので今度はしっかり、じっくりいろいろなことを味わおうと、ワクワクしています。 MC永山さんは初カンヌですか? 永山さん一応、二度目(2011年公開の三池監督作品「一命」で第64回カンヌ国際映画祭に参加)です。一生のうちに何度も行ける場所ではないので、堪能したいと思います。 MC最後に、坂元さんと監督にご挨拶をいただきます。 坂元さん本日は、お越しくださいまして、ありがとうございます。自分自身のこれまで生きてきた、主に子ども時代の体験を思い出しながら、辛いこともありましたが、心を込めて書きました。何か皆さんの心に届くモノがあったら良いなと思います。 是枝監督自分が監督をしているかどうかは置いておいて、本当に特別なものがいろいろと映った作品になったと思います。スタッフが完成した本作を観て、「すべての人が良い仕事をしていますね」と言ってくれたのが、本当に嬉しいです。自分は、「是枝組」と呼ばれることがあまり好きではありません。映画を作りながらスタッフもキャストも少しずつ変わってはいるんです。今回も良いチームで、本当に素晴らしい作品が出来たので、楽しんでください。
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『ぷにるはかわいいスライム』かわいいサウンドトラックアーティスト:森いづみ【商品仕様】ブックレット(歌詞カード)封入、CD1枚組【収録楽曲】(42曲)1. かわいいスライム誕生/2. ぷにるのテーマ/3. コタローのテーマ/4. ひっつくなーっ!/5. 聖母きらら先輩/6. 相当な遊び人/7. すっとぼけスライム/8. いつものぷにる/9. ぷにるランドのテーマ/10. じゃーん!変身☆/11. ぷにるのテーマ〜Upバージョン〜/12. デュフフでメロメロ/13. ちょっとだけドキドキ/14. 切ないぷにる/15. To be continuedです/16. たまらんですなぁ/17. 大ショックです/18. 陰キャな俺たち/19. もしかしたら…/20. 実験室/21. マッドサイエンティスト/22. ワルイコスライムのボク/23. 世界のどんなゴミよりもかわいくないぼく/24. 母性と狂気/25. ぼくと勝負です!/26. 高飛車なお嬢様/27. この身を捧げます/28. アリスの豪邸/29. ホビーのルンルーン---30. ルンルーンランドのテーマ/31. ベタベタな日常/32. ぷにるギャグ1/33. ぷにるギャグ2/34. カジノバトル/35. ルンルーン・グランプリ開催/36. ぎゅむ!〜ピアノバージョン〜/37. かわいいの意味/38. みんなで作るもん!/39. キュティカフェ♡/40. キュティのCMソング/41. きゅーてぃ☆まいどりぃみー/42. きゅーてぃ☆まいどりぃみー 〜バンドver.〜THCA-60296/2024年東宝発売・販売元:東宝 ©まえだくん/小学館/ぷにる製作委員会『ぷにるはかわいいスライム』かわいいサウンドトラック
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『ぷにるはかわいいスライム』かわいいぷにるソングアルバムアーティスト:ぷにる(CV:篠原 侑)【商品内容】◆仕 様:描き下ろしジャケット、CD1枚組 ◆曲数:16曲 ◆初回封入特典:ボーナストラック「ぎゅむ! -Acoustic ver.- Short size」アクセスコード 初回アクセス期限:2025年6月30日まで【収録曲】1. ぎゅむ! 2. 唱 3. ともに 4. White Love 5. 可愛くてごめん 6. フライングゲット 7. Habit 8. HOT LIMIT 9.ぎゅむ! -Instrumental- 10. 唱 -Instrumental- 11. ともに -Instrumental- 12. White Love -Instrumental- 13. 可愛くてごめん -Instrumental- 14. フライングゲット -Instrumental- 15. Habit -Instrumental- 16. HOT LIMIT -Instrumental-THCA-60297/2024年東宝発売・販売元:東宝 ©まえだくん/小学館/ぷにる製作委員会『ぷにるはかわいいスライム』かわいいぷにるソングアルバム
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『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayロイド・フォージャー:江口拓也 アーニャ・フォージャー:種﨑敦美 ヨル・フォージャー:早見沙織 フランキー・フランクリン:吉野裕行 シルヴィア・シャーウッド:甲斐田裕子 ヘンリー・ヘンダーソン:山路和弘 ユーリ・ブライア:小野賢章 カミラ:庄司宇芽香 ミリー:石見舞菜香 シャロン:熊谷海麗 ドミニク:梶川翔平 ナレーター:松田健一郎人はみな 誰にも見せぬ自分を持っている――TBR31368D/2022年東宝原作:遠藤達哉(集英社「少年ジャンプ+」連載) 監督:古橋一浩 キャラクターデザイン:嶋田和晃 総作画監督:嶋田和晃 浅野恭司 助監督:片桐崇 高橋謙仁 原田孝宏 色彩設計:橋本賢 美術設定:谷内優穂 杉本智美 金平和茂 美術監督:永井一男 薄井久代 3DCG 監督:今垣佳奈 撮影監督:伏原あかね 副撮影監督:佐久間悠也 編集:齋藤朱里 音楽プロデュース:(K)NoW_NAME 音響監督:はたしょう二 音響効果:出雲範子 制作:WIT STUDIO×CloverWorks世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会『SPY×FAMILY』 Vol.4 初回生産限定版 Blu-rayご購入はこちら