「8」検索結果507件
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スタジオジブリ全23作品のポスターとパンフレットを完全復刻! 「ジブリ Movie Collection」シリーズをTOHO animation STORE限定特典付きで11/1 より販売開始!「ジブリ Movie Collection」商品詳細・ご注文はこちらからこれまでに公開されたスタジオジブリの映画全23作品のポスター、パンフレットを当時のまま復刻する「ジブリMovie Collection」シリーズが誕生。TOHO animation STOREで対象商品を2,000円(税込)以上ご購入いただくと、全ポスタービジュアルを散りばめた「A4紙製ファイル」をプレゼント!是非この機会にお買い求めください。◀A4紙製ファイル© 1984 Studio Ghibli - H © 1986 Studio Ghibli © 1988 Studio Ghibli © Akiyuki Nosaka / Shinchosha,1988 © 1989 Eiko Kadono - Studio Ghibli - N © 1991 Hotaru Okamoto - Yuko Tone - Studio Ghibli - NH © 1992 Studio Ghibli - NN © 1993 Saeko Himuro - Studio Ghibli - N © 1994 Hatake Jimusho - Studio Ghibli - NH © 1995 Aoi Hiiragi / Shueisha - Studio Ghibli - NH © 1995 Studio Ghibli © 1997 Studio Ghibli - ND © 1999 Hisaichi Ishii - Hatake Jimusho - Studio Ghibli - NHD © 2001 Studio Ghibli - NDDTM © 2002 Nekonote-Do - Studio Ghibli - NDHMT © 2002 TS - Studio Ghibli - NDHMT © 2004 Studio Ghibli - NDDMT © 2006 Studio Ghibli - NDHDMT © 2008 Studio Ghibli - NDHDMT © 2010 Studio Ghibli - NDHDMTW © 2011 Chizuru Takahashi - Tetsuro Sayama - Studio Ghibli - NDHDMT © 2013 Studio Ghibli - NDHDMTK © 2013 Hatake Jimusho - Studio Ghibli - NDHDMTK © 2014 Studio Ghibli - NDHDMTK © 2016 Studio Ghibli - Wild Bunch - Why Not Productions - Arte France Cinéma - CN4 Productions - Belvision - Nippon Television Network - Dentsu - Hakuhodo DYMP - Walt Disney Japan - Mitsubishi - Toho © 2020 NHK, NEP, Studio Ghibli
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影武者 4Kリマスター Blu-raymovieさすがは信玄 死してなお三年の間よくぞこの信長をたばかった!TBR33122D/1980年度東宝©1980 TOHO CO.,LTD.影武者 4Kリマスター Blu-rayご購入はこちら
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影武者 4Kリマスター 4K-UHDmovieさすがは信玄 死してなお三年の間よくぞこの信長をたばかった!TBR33121D/1980年度東宝©1980 TOHO CO.,LTD.影武者 4Kリマスター 4K-UHDご購入はこちら
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経営理念/経営戦略経営理念/経営戦略|東宝株式会社会社情報メニュー経営理念/経営戦略トップメッセージTopMessageEntertainmentforYOU世界中のお客様に感動を創業者の小林一三は、「健全な娯楽を広く大衆に提供すること」を使命といたしました。今年は創立90周年となりますが、その理念は今でも我々の企業活動の根源であり、いわば東宝のパーパスであります。人が感動を求め、娯楽/エンタテインメントを欲する気持ちはいつの時代も変わらないと信じています。変化の多い今だからこそ、エンタテインメントの重要性はさらに増していると考えます。この度、私たちは創立100周年を迎える10年後の未来を見据えた「TOHOVISION2032東宝グループ経営戦略」を発表いたしました。祖業である映画、演劇、不動産に加えて、アニメーションを第4の柱に、グローバル市場に向けてビジネスを広げ、多角的にシナジー効果を高めることが目的です。新しい時代のテーマは「EntertainmentforYOU 世界中のお客様に感動を」。我々のお客様は世界中にいらっしゃいます。一人ひとりのお客様に喜んでいただけるエンタテインメントを提供できるよう取り組んでまいる所存です。東宝は、明るい未来に向けて、世界中の皆様に笑顔と感動をお届けしてまいります。代表取締役社長 松岡宏泰経営理念/経営戦略CorporateIdentity東宝グループの経営理念当社の創業者である小林一三の経営理念に基づき、我々は以下を定めます。パーパス健全な娯楽を広く大衆に提供することバリュー我々の享くる幸福はお客様の賜ものなりモットー朗らかに、清く正しく美しくTOHOVISION2032東宝グループ経営戦略ManagementStrategyTOHOVISION2032東宝グループ経営戦略当社は、「TOHOVISION2032東宝グループ経営戦略」として、「長期ビジョン2032」及び「中期経営計画2025(FY2023-2025)」を策定いたしました。コロナ禍を経た「お客様」の価値観・ライフスタイルの変容を踏まえて、ニューノーマルな時代に必要とされる、①東宝グループのパーパスを再定義し、②これまで以上に長期的な視点に立った明確なビジョンの策定・新たな成長戦略のストーリー、③お客様の変化を捉えた既存3本柱(映画・演劇・不動産)のレジリエントな対応と進化、④成長戦略を支える人材と組織の強化・サステナビリティ経営の推進が必要と考え、創立100周年を迎える2032年に向けて、従来からの経営理念である『健全な娯楽を広く大衆に提供すること』をパーパスに掲げ、『我々の享くる幸福はお客様の賜ものなり』をバリューとして、『朗らかに、清く正しく美しく』をモットーに、中長期の事業環境を見据えた新たな成長戦略をスタートいたします。長期ビジョン2032コーポレート・スローガン東宝グループは創業者の精神である『健全な娯楽を広く大衆に提供すること』をパーパスと考えます。2032年の創立100周年に向け、東宝グループの新たなコーポレート・スローガンを掲げます。自らに変化と進化を促し、さらなる成長と企業価値向上を目指してまいります。長期ビジョンに至る成長ストーリー創立100周年の2032年をターゲットに、「既存事業基盤の拡充」「人材・組織の強化」「サステナビリティ経営の推進」をベースに、M&Aを活用しながら成長戦略を実行します。営業利益750億円~1,000億円、ROE8%~10%程度の企業への成長を目指します。長期ビジョンに向けた3つの重要ポイント成長に向けた投資を推進人材の確保・育成に注力アニメ事業を「第4の柱」に成長戦略の4つのキーワード企画&IPの創出と展開アニメーション事業の拡大デジタルの活用海外市場の開拓事業ポートフォリオの方向性従来の3本柱である①映画事業(映画営業事業・映画興行事業・映像事業)、②演劇事業、③不動産事業に加え、4本目の柱として、④アニメ事業を加えます。映画事業とアニメ事業の両輪で収益を最大化できることが当社グループの強みです。中期経営計画2025数値目標コロナ禍からの回復を見極めつつ、次の成長をしっかりと実現すべく「投資」を重視する期間とします。成長投資コンテンツ関連投資(映画・アニメ・演劇製作・新規IP創出・人材獲得)500億円不動産関連投資(保有物件再開発・新規物件取得)500億円新規シネコン出店50億円海外展開・DX関連ほか50億円大型M&Aに関する投資額を別枠とし、3ヶ年で計1,100億円程度の投資額を見込みます。営業利益FY2025までに最高益(528億円)の更新を目指します。株主還元年間40円の配当をベースに連結配当性向30%以上かつ機動的な自己株式取得を実施します。ROE8%以上を目標とします。個別事業戦略の概要映画事業(製作・配給)映画館で観るべき最高のラインナップ編成に注力自社での企画・製作に注力映画事業(映画興行)シネコン新規出店の継続上映環境・コンテンツの充実アニメ事業企画開発への積極投資海外展開の強化デジタルの活用演劇事業コンテンツ開発多面的ビジネス展開不動産事業再開発による価値最大化新規の取得・開発の推進人材と組織/サステナビリティの方針長期ビジョンや中期経営計画を実現するため、基盤となる人材と組織の戦略、持続可能な社会の実現に向けた東宝グループとしての基本方針を策定いたしました。人材と組織の戦略基本方針東宝グループはエンタテインメントの会社であり、良質の作品を創り、感動をお届けするために、新たな価値を創造できる「人材」が成長の大きな原動力となります。そのため、優秀な人材確保に向けた投資や、持てる能力を最大限に発揮できる制度・環境の整備は、今後の成長戦略と直結する重要課題です。「少数精鋭」「適材適所」といった従来の方針を維持しながらも、今後は、成長戦略の推進役となる多様で優秀な外部人材の採用を強化するとともに、よりクリエイティブな組織に進化すべく人材育成と働く環境の整備を推進していきます。具体的施策「キャリア採用の拡大・強化、エキスパート社員制度の拡充」「多様なキャリアパスと成長支援、公正な評価と成果に報いる処遇」を実現するために、従業員が心身共に健やかに働き、一人ひとりがいきいきと働く職場の実現を目指した「朗らか健康経営」への取り組み、東宝らしい働き方に関するガイドラインを示した「TOHOWORKSTYLE」、そして「ダイバーシティ&インクルージョン」や、新たな時代のワークスタイルに対応した「オフィス改革」等、エンゲージメントを高める環境整備を計画的に推進します。サステナビリティの基本方針東宝グループは、エンタテインメントの提供を通じて、誰もが幸福で心豊かになれる社会の実現に向けて「朗らかに、清く正しく美しく」貢献します。東宝グループが取り組む4つの重要課題朗らかに…誰もが健康でいきいきと活躍できる職場環境をつくります清く…地球環境に優しいクリーンな事業活動を推進します正しく…人権を尊重し、健全で公正な企業文化を形成します美しく…豊かな映画・演劇文化を創造し、次世代への継承に努めますトップ会社情報経営理念/経営戦略
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「キングダム 大将軍の帰還」大ヒット御礼舞台挨拶「キングダム 大将軍の帰還」公式サイト映画「キングダム」シリーズは、「キングダム」(2019年公開)「キングダム2 遥かなる大地へ」(2022年公開)「キングダム 運命の炎」(2023年公開)、そして「キングダム 大将軍の帰還」(2024年公開)と、2000年以降にシリーズ化された邦画実写作品で、一作目から四作連続で興行収入50億超えという史上初の偉業を達成しています。本シリーズ累計動員数は1,000万人を超え、数々の映画賞にも輝き、令和に名を刻む映画シリーズとなりました。そして、待望の最新作「キングダム 大将軍の帰還」が7月12日より公開しました。 9月15日には大ヒット御礼舞台挨拶を、TOHOシネマズ 日比谷にて実施し、山﨑賢人さん、吉沢亮さんが登壇しました。この日のMCは、キングダム大好き芸人・平成ノブシコブシの吉村崇さんが務めました。キングダムファンを前に、シリーズを振り返り、そして本作を支えてくれる皆さんへの感謝を述べました。この日の模様を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶信役山﨑賢人さん嬴政役吉沢亮さんMC吉村崇さん(平成ノブシコブシ)山﨑さんたくさんの人に観ていただいて、こうして大ヒット御礼舞台挨拶で帰ってこられて、すごくうれしいです。 吉沢さん本日は、集まっていただきありがとうございます。公開から二カ月経ちましたが、これだけたくさんの方にまだまだ愛していただけていることがすごくうれしいです。「本当に最高の作品なんだな」と改めて感じております。 ■全国350の映画館でライブビューイングが実施されており、カメラに向かって手を振るお二人吉村さん(MC)私は勝手ながら映画宣伝隊長として頑張ってきました! この四作目がとんでもないことになっておりますので、数字を発表します。7月12日金曜日に公開されて66日が経ちました。昨日まで、65日間の累計で動員が519万人、そして興行収入は76億4千万円です(会場:拍手)! 令和に入ってからの実写邦画映画の記録76.6億円を、この舞台挨拶中に更新するのではないか?! ということで、ほぼ確実に記録を作りました。今のお気持ちはいかがですか? 山﨑さん本当にうれしいです。(吉沢さんに)ね?吉沢さんうん、うれしいよね!(山﨑さんに)誕生日おめでとう! (会場:拍手) 山﨑さん(吉沢さんに)ありがとう!30歳になりました。(会場に)ありがとうございます。 吉村さん30歳ですか? そもそも(「キングダム」の)スタートはおいくつの時でしたか? 山﨑さん僕は、24歳でした。 吉沢さんいくつだろう? …でも賢人が24歳なら、僕は25歳だと思う(笑)。 吉村さん24歳頃から始めて、お二人とも30歳になられました。その間にどんな成長がありましたか? 山﨑さん六年間、準備を含めたら七年から八年間、信と一緒に成長してきました。 吉村さん自分は、24歳の時まだ蕎麦屋でバイトしていましたからね。(会場:笑)すごいですね。吉沢さんはいかがですか。 吉沢さん僕にとっては、一作目の「キングダム」が、本当にたくさんの方に自分を知っていただくきっかけになった作品でもありました。そこからいろいろなお仕事もさせていただきながら、「キングダム」シリーズに入る度に「少しずつ成長した姿を現場で見せられているのかな」と、現場で実感できたので、特別な思いがあります。 吉村さん漂と嬴政の二役という難しいことを25歳で! 吉沢さん演じていましたね! 吉村さん見事成し遂げたということですね! 一作目の撮影時に、印象に残っていることをお話しいただけたらと思います。 山﨑さん「キングダム」を撮っていた時は、がっつりと「二人で(天下の大将軍、中華統一を)目指すんだ!」って信と漂、信と嬴政のように、「やってやろうぜ!」とめちゃめちゃ燃えていましたね。 吉村さん24歳で、周りはすごい先輩ばかり。僕だったらビビってしまうと思うんですが、どうでしたか? 山﨑さんそれこそ、王騎将軍役の大沢(たかお)さんには、リアルにビビっていました。 吉村さん僕も先日初めて大沢さんにお会いしましたが、想像以上に大きかったです(笑)。お二人の後ろに、これまでの「キングダム」シリーズのパネルがありますが、特に印象深いシーンはありますか。 山﨑さんこれは27か28歳の時。 吉沢さん(橋本)環奈ちゃんは19歳!吉村さんえー! すげーな!…いやいや年齢を言っていくコーナーではありません(笑)。 吉沢さん個人的には、一作目の王宮のシーンは、がっつりアクションもやりましたし、すごく大変な撮影だったんですが、その分思い入れがあったと思います。 吉村さんいいシーンでしたよね。山﨑さんはいかがですか? 山﨑さん全部印象的ですが…僕は、馬! 馬にがっつり乗って戦うというのを二作目から始めました。「キングダム」シリーズでしかない戦場の迫力が印象に残っています。吉沢さん賢人の馬、ヤバいもんね、本当に。スタッフさんに、「今はこんなシーンを撮っています」という映像をたまに送ってもらうんですが、役者が乗っているとは思えないスピードで、馬に乗った賢人が車と並走しているんですよ!山﨑さんカメラを載せた車と、馬に乗った僕が並走しているんです。 吉村さんえ! 僕も乗馬するんですが、「絶対に車と走っちゃダメです!」って言われましたよ。馬が興奮しちゃうから、素人じゃ制御できなくなるそうで…それを制御しながらやっているんですか!? 山﨑さんうん…そうですね! (会場:笑) 吉村さん恐ろしいなぁ!そして、本作はまだまだ大ヒット上映中ですが、さらに楽しんでいただけるように、いくつか発表があります。まずは応援上映という映画の鑑賞スタイルご存知ですか? 山﨑さん知っています! 吉村さんこちらは声を出すのも、コスプレをするのも、応援グッズの持ち込みもOKということで、スクリーンに向かって皆さん叫んでもいいんです。僕は、二回目の本作の応援上映に行きました。誰かが出てくると「キャー!」と歓声が上がったり大盛り上がりでした。こちらが大変好評ということで、第三回の応援上映が決まりました。(会場:拍手)来週9月20日(金)19時30分より、全国五大都市・六劇場での開催です。お二人はどんな応援をしていただきたいと思っていますか。 山﨑さん最後の王騎と龐煖の戦いは、一緒になって応援してほしいですね。 吉沢さん「この王騎が背中についてますよ!」っていうシーンですかね。あのシーンは皆さんも思わず声が出そうになったんじゃないかと思います。ぜひ応援上映で、全力で叫んでほしいですね。 吉村さんそして、もう一つ発表がございます! スタッフ・吉村さんあっという間のお時間でございます。最後に、お二人からご挨拶をお願いします。 吉沢さん去年もこうして賢人と二人で舞台挨拶に立たせてもらったんですが、いつも気が緩みすぎて(舞台上の)立ち位置がどこかを忘れちゃうんですが(笑)、今日は大丈夫ですね。本作は、本当に熱くて、今までの「キングダム」シリーズの中でも、数字的にもそうですし、観てくださった皆さんの熱量も一番高まる作品だという気がしています。公開から二カ月が経ちましたが、まだまだこの作品がもっともっと多くの方に広がって、愛していただけたらなと思っております。ぜひ皆さんも飛信隊の一員になったつもりで、この作品を一緒に盛り上げてくれたらうれしいです。これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございました。 山﨑さん今日は本当にありがとうございました。僕たちもシリーズを重ねるごとに、熱を増して「もっとすごいものにする!」と、気持ちを込めてきました。そして、観ていただいた皆さんの思いも乗って、「キングダム」シリーズはここまで愛される熱い作品になりました。すごくうれしいです。まだまだ上映していますので、本作から元気や熱をもらって、もっと一緒に盛り上がっていけたらうれしく思います。これからもよろしくお願いします。 吉村さん年を越してもロングランできるように、皆さんで盛り上がりましょう! 本日はありがとうございました。
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「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.1anime可愛らしい隣人との、甘くて焦れったい恋の物語TDV33080D/2023年東宝Ⓒ佐伯さん・SB クリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」 DVD Vol.1ご購入はこちら
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「スオミの話をしよう」初日舞台挨拶「スオミの話をしよう」公式サイト国民的脚本家・演出家・映画監督として、これまで日本中にたくさんの笑いと感動を届けてきた三谷幸喜監督の映画最新作「スオミの話をしよう」が、9月13日に公開となりました。 初日舞台挨拶が公開初日の9月13日にTOHOシネマズ 六本木にて開催され、長澤まさみさん、西島秀俊さん、松坂桃李さん、瀬戸康史さん、遠藤憲一さん、小林隆さん、坂東彌十郎さん、戸塚純貴さん、宮澤エマさん、三谷監督が出席しました。公開初日を迎えた喜びや、初日だからこそできる撮影の裏側を語り、笑顔の絶えないイベントとなりました。この日の模様を詳しくレポートします!初日舞台挨拶スオミ役長澤まさみさん草野圭吾役西島秀俊さん十勝左衛門役松坂桃李さん小磯杜夫役瀬戸康史さん魚山大吉役遠藤憲一さん宇賀神守役小林隆さん寒川しずお役坂東彌十郎さん乙骨直虎役戸塚純貴さん薊役宮澤エマさん三谷幸喜監督長澤さん本日は、初日に駆けつけてくださり本当にありがとうございます。去年の今頃、本作の撮影をしていました。すごく暑い中の撮影でしたが、あっという間に終わってしまいました。でも、「本当に良い時間を過ごしたな」という思い出に今はひたっています。それと同時に、本作が皆さんの元に届いて、ちょっとホッとしているところでもあります。本作をたくさんの方に観てもらいたいと思っています。 西島さん撮影は楽しかったです。この幸せな作品が、皆さんの元に届いて、劇場で本作を観て皆さんが笑うことで、作品がもっともっと豊かに膨らんでいくと思っています。本当に本作は、とにかく幸せになる作品なので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいと思っています。 松坂さん本日は、初日に駆けつけてくださり、本当にありがとうございます。 上映後ということで、皆さんの表情を見ることができて、ほっとしています。「ようやく皆さんに届けることができた」という思いと、すごくうれしい気持ちでいっぱいです。さらにたくさんの人に観てほしいので、引き続きよろしくお願いします。 瀬戸さん小磯と、ミュージカルシーンでは不思議な髪型をした人物を演じた瀬戸康史です。(登壇者の皆さん:笑) 内容を知っていても楽しいし面白い作品です。この楽しさを多くの人に届けることができたら良いなと思います。そして、少しでも皆さんの不安な気持ちやストレスが、本作を観て、少なくなればと思っております。たくさんの方に観ていただけるように、我々も頑張ります。 遠藤さんやりがいのある楽しい作品でした。そして、楽しいメンバーでした。お世話になりました。(登壇者の皆さん:笑) 松坂さん毎回、それ言いますよね(笑)。 遠藤さんお世話になっているからね。お世話になりました(笑)。他に言葉が出てこなくてすみませんね。 MC遠藤さん、初日を迎えてどんなお気持ちですか? 遠藤さんうれしいです!(登壇者の皆さん:笑) 小林さん皆さん、本日はようこそおいでくださいました。ここにおいでの皆さんや、他の劇場にお越しくださった全ての皆さんのおかげで、「スオミの話をしよう」が無事に船出することができました。 この航海ができるだけ長く続きますことをお祈りしております。 彌十郎さん皆さんはもう、本作を観ていただいた後ということで、反応が非常に怖いです。僕のことを嫌いにならないでくださいね(笑)。でも、最低でわがままな男の役は楽しかったです。これからももっともっと観ていただけるように、皆さんも本作の宣伝をよろしくお願いいたします。 戸塚さん本当にこの日を楽しみにしていました。改めて、こうして皆さんの前に立って、素晴らしい作品に参加したんだなと実感しています。寒川さんには、こき使われて、僕はすごく楽しかったです(笑)。 宮澤さん一年前に、愛すべきこのキャストの皆さんと、わちゃわちゃしながら撮影をしていた時は、他の作品の時もそうですが、「一体どんな作品になるのか」「お客さんにはどういう風に受け取られるんだろう」と、不安な部分も多かったです。でも、今日は上映後なので、私たちキャストは、会場のお客さんと大きな秘密をシェアしているような気持ちです。皆さんの感想を聞くのが楽しみです。一体皆さんがどんなスオミの話をしてくださるのか、今からすごく心待ちにしています。 三谷監督僕は、今回脚本と監督とBGMのピアニカを担当しました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 瀬戸さん本当ですか? 三谷監督本当なんですよ! 僕がピアニカを弾いたんです。今回、宣伝活動ではいろんな番組に出ました。僕だけじゃなくて、登壇者の皆さんも本当に頑張ってくれて、たくさん宣伝をしました。おかげで、今日も全国でたくさんのお客さんが来てくださり、本当にうれしく思っております。いろんな方が観てくれて、例えば谷原章介さんが「すごく面白かった」って言ってくれたし、 軽部さん(フジテレビアナウンサー)も「面白かった」って言ってくれました。バナナマンの設楽さんは、たぶん観ていないと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑) 先日、中居正広さんが感想をくれたんです。その中で、「この作品はとっても手に汗握らないですね。」 という言葉が印象に残っています。(登壇者の皆さん&会場:笑)「嫌なこと言うな」と思ったんですが、でも確かにそうなんですよね。一応ミステリーっていうことにはなっていますが、僕の作品なので、スオミが悲惨な結末をたどるわけがないんですよね。「絶対にこんな感じで終わるんだろうな」と、皆さんが思っていると思うんです。それでも、何となく楽しくて、ワクワクして、手に汗を握らないんだけれども、握りそうになりながら、二時間楽しい時間を過ごせるような作品になったと思います。とても僕は満足しています。そして、たくさんの方に観ていただいて、本当に感謝しています。 MC長澤さん、スオミは非常に難しいチャレンジングな役どころで、三谷監督は「挑戦状のような台本」だとおっしゃっていました。挑戦を終え、仕上がりを観て、ご自身はどのように受け止めていらっしゃいますか。 長澤さんまだ冷静に本作を観ていないので、映画館に観に行こうと思っています。私が、今できることはやれたと思っています。撮影が終わった後も、「スオミはもしかしたらこうだったかもしれない」「ああだったかもしれない」って、まだまだ可能性を見いだせるようなすごく楽しくて面白い役を演じられたなと思っています。MC三谷監督は「長澤さんの引き出しを全部引き出したい」というお気持ちだったとうかがいました。 三谷監督たくさんの引き出しを持っている方だから、まだあと八つぐらいは残っているんじゃんないですか? でも、僕が気づいた引き出しは全部開けました。でも、なんか奥にまだありそうな気もします。 MC長澤さん、クライマックスシーンの集中力・緊迫感はすごいものがあったとうかがっています。 長澤さんあのシーンの撮影日は、とにかく皆さんの足を引っ張らないように「頑張らなくちゃ」と、一人ですごく緊張していました。でも、本当に夫たちの目が優しくて、見守るように一緒にいてくださりました。私と薊ちゃんがいない間に、夫たちはとても結束力を固めて、良い時間を過ごしていたんだなと感じました。本当に温かい時間でした。自分のことに集中することができて、本当に感謝しています。ありがとうございました。 MC西島さん、クライマックスのシーンは四分半以上とうかがっています。あのシーンで、OKが出た瞬間に思わず声をおかけになったそうですね。 西島さんすごかったですね。目が離せなかったです。何だか綱渡りを全速力で駆け抜けているような感じでした。僕は、手に汗を握りましたよ。役だから握っちゃいけないんですが、心の奥では「うわっ。これどうなるの。いけるのかな。」って、目が離せなかったですね。引き込まれました。MC松坂さん、いかがでしたか。 松坂さんそうですね、見入っちゃいました。でも、本当は役としてそこにいなきゃいけないんです。でも、そのシーンは僕が知らないスオミを初めて目にする瞬間なので「こういう感じなんだ」「次こうなんだ!」と、次々と出てくる長澤さんの引き出しに、思わず僕も心の奥底で手に汗を握りましたね。 三谷監督僕も握っていました。(登壇者の皆さん:笑)でも、本作では長澤さんは一回もNGを出していないです。NGといえば、思い出すのは西島さんですね。(会場:笑) MCでは、西島さんは三谷監督とは意外にも初タッグということですが、いかがでしたか。 西島さんそうですね。本当は楽しんでいたらダメなんですが、監督の演出の時の言葉がおかしいんです。それがずっと現場に漂っていて、本番中も残っているんです。その現場の楽しさが、きっと本作に残っているんじゃないかと信じています。僕は自分がやったことは間違ってないと思っています(笑)。三谷監督間違っています。(登壇者の皆さん:大笑い) 西島さんそうですよね、間違っていますよね。本当に反省しています(笑)。 MC現場の空気がそうさせていたのかもしれませんね。 西島さん皆さんがあまりにも面白いので、とても大変な現場でした。 MC松坂さんも三谷組は初めてということですが、現場の空気や、三谷演出にはどんなことをお感じになりましたか。 松坂さん西島さんと同じで、僕も三谷さんの演出の言葉がずっと残っていました。それこそクライマックスシーンの、スオミが中国語以外の言葉をしゃべった時の小林さんのリアクションへの演出が頭に残っています。三谷さんは「自分が飼っている犬が日本語をしゃべった時のような驚き方をしてくれ」と小林さんに言っていました。それがすごく頭に残っていて、「じゃあ本番いきます。よーい」って言われて、「どんな顔をすんだろう。すっごく気になる。でも、スオミの方を見ていなきゃだし…」って、本当に気になっていました。皆さんは小林さんのリアクションをご覧になったんですもんね。いやぁ面白かったですね。 MC小林さんはその演出を聞いた時のお気持ちはいかがでしたか。 小林さんこのシーンに限らず、いろんなところで三谷監督が来て、こちょこちょっと耳元で言うんです。その回数が多すぎて、いちいち覚えていられなかったというのが正直なところです。あのシーンの時は、犬でしたかね? 僕は、犬を飼ったことがないので、想像力をフル回転させて、必死に演じていたはずです。だって、スオミが初めて日本語を話す姿を目撃したわけですからね。それまでは、中国語だったんですから。(登壇者の皆さん:笑)これは、(小林さんが演じた)宇賀神にとってはすごく大変な出来事だったんです。結婚生活においても、おそらく夢の中でも大量に降り注ぐスオミの中国語のシャワー…。これに対して、戸惑いながらも、心の中では幸せだった宇賀神でいたかったし、そう演じたつもりです。言葉の意味なんてどれほどのものだっていう感じで、スオミの中国語を極上の音楽だと思って聞いていましたね。ただ、スオミの口調や表情から発する、かすかなSOSのサインだけは逃すまいと思ってやっていました。それが、警察署での対面のシーンですね。あの時の表情は、未だに忘れません。あの顔だけで一年近い結婚生活を過ごしたと言っても良いくらいです。MC西島さんは、笑っていますが、小林さんの演技がツボという感じですね。 西島さんコバさん(小林さん)はこういう人なんですよ(笑)。僕のNGの80%はコバさんの演技で吹いたものですね。 三谷監督でも、本当に真面目な方だから、今も別にみんなを笑わせようとして言っているわけではないんです。真剣に話しているんですよ。 小林さんだって、ちょっとありえないですよね。 一年弱結婚していて、言葉が分からないんですよ…。 三谷監督大体言いたいことは分かりました。もう大丈夫です。 小林さん以上です(笑)。 MC西島さんの笑いが止まりませんね。では、続いて瀬戸さんにうかがいます。やっぱりセスナのシーンは想像のはるか上をいくアクションシーンでしたね。 瀬戸さんあの大アクションシーンのことですね。僕もあれは想像していなかったです。突然言われたんですよ。三谷監督あれは、現場でちょっと思いついたんです。一応設定はあったんですが、どんな風に落ちようかっていうのは決まっていなかったので、「そうだ!浮かび上がってこよう」っていうことになりました。 瀬戸さんまさかのレジャーシートですからね。ハットリくんみたいですよ。びっくりしました。あそこ、すごかったですよね(笑)? 西島さんトム・クルーズもあれはやっていない(笑)。 瀬戸さんそうですね、もう飛行機に追いついちゃっていますからね。良い感じに上昇気流に乗ったっていう前提ですよね、三谷さん。 三谷監督ちょっとあれはリアリティを超えてしまったんですね。 瀬戸さん楽しい撮影でした。 MC長回しが多い撮影なので、長い稽古をされたともうかがいました。一方で、現場では三谷監督が演出を変えてくることに応えるのは、役者としての面白さみたいなものもありましたか。 瀬戸さんそれはすごくあると思います。だから、「アクションがあります」と突然言われて、ワイヤーアクションをやらされて、ああいう形になりましたね。 三谷監督最初は、翼にしがみついている設定だったんですよ。でも、それだとなんか面白くないから、「一回落ちよう」となったんです。でも、「落ちたら何とかして上がってきてもらおう」っていう話にもなりました。(登壇者の皆さん:笑) 瀬戸さんすごく楽しかったです。 MC遠藤さんは、何と言ってもやっぱり長澤さんとの初共演ですよね。 遠藤さんはい。うれしいです。(登壇者の皆さん&会場:笑)まさみちゃんとは初共演なんです。僕は、雑談が苦手で、しゃべるのとか得意じゃないんです。それでも、話しかけてみたら、まさみちゃんに「絡みづらい」って言われました。でも、その正直なのが面白くて、逆に話しやすくなって、ガンガン話しかけていました。だから会っている時は、ずっとまさみちゃんと話をしていましたね。迷惑だったでしょ?長澤さんいやいやいや。うれしかったですよ。 遠藤さんありがとうございます(笑)。 MC長澤さんは遠藤さんを「憲一」と呼ぶようになったとうかがいました。 長澤さん「憲一」って呼んでって言われたんです。 遠藤さん僕から頼みました。「憲一」と呼ばれて、芝居では怒鳴られて、幸せでした。(登壇者の皆さん&会場:笑) MC長澤さんは遠藤さんとの共演はいかがでしたか。 長澤さん本当に楽しかったですね。お互いちょっと似たところがあって、 緊張しいとか、自信がないところとか、人見知りなところとかね。なので、私が一生懸命芝居をしている時に、三谷さんからいろんな注文がきて、それを(遠藤さんが)ずっと優しい…濡れた子犬みたいに目をウルウルさせて「分かるよ。一緒だよ。まさみちゃんもそうなんだ」って言ってくるんですよ。 遠藤さんそれ妄想じゃないの(笑)? 長澤さん言ったじゃないですか(笑)! 遠藤さんそんな感じだったね(笑)。 長澤さんそんな感じでした。だから、分かってくれるのがすごく安心感になりました。遠藤さんとはとても良い友情関係を築くことができました。 遠藤さん(長澤さんが)緊張しいで、人見知りには全然思えなかったので、本当びっくりしたんです。自分もそういうところがあるので、他人だとは思えなくなったっていうのはありましたね。 三谷監督二人とも本当に仲良しでしたね。だから、もう十年ぐらいの知り合いなのかと思っていましたもんね。初めて会ったんでしょ? 遠藤さん一応、真田丸(2016年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」/主演:堺雅人)の打ち上げの時にちょっと会ったことはありますね。打ち上げの一次会でちょっと話しただけです。なので、ちゃんとした共演は生まれて初めてです。(登壇者の皆さん&会場:笑)MC彌十郎さんは映画作品への出演が、そんなに多くないとうかがいました。三谷作品へのご出演はいかがでしたか。 彌十郎さん楽しかったというのが第一ですね。撮影が終わってから、「大丈夫だっただろうか」「これで良かったんだろうか」と、後からじわじわとなってきていました。 MC三谷監督、彌十郎さんも、三谷作品には欠かせないお一人という印象もありますが。 三谷監督僕は、歌舞伎を観ていたので、彌十郎さんの面白さは当然分かっていました。でも、知らない方はまだまだ多かった。「こんなにすごい俳優さんがいるんだよ」と、世の中に伝えたいという思いが大きかったです。もともと彌十郎さんのお父さんだって、映画俳優さんでいらっしゃったんですよね。 彌十郎さんそうですね、結構長い間映画の仕事をしていました。 三谷監督だから、もう二世俳優になるんですよね。それにしては、かなり成長されていますけれども…。(登壇者の皆さん&会場:笑) 僕は、彌十郎さん今後の日本映画界を背負って立つ人材なんじゃないかなと思っております。 MC映像作品のお仕事はどうでしょうか。 彌十郎さん三谷監督は、いつもやっている舞台に近い感じで演出をつけてくれるので、僕としてはすごくやりやすかったですよ。そして、キャストの方も、スタッフの方も本当にいたわってくれました。なので、やりやすかったですね。 MC冒頭では、「嫌なやつなので嫌われちゃったんじゃないか」とおっしゃっていましたが、彌十郎さんは嫌われないという感じもしますよね。 三谷監督ちょっと腹立たしいぐらい、憎めないところがあります。何をやってもかわいげがあるんですよ。もしかしたら、皆さんは見逃しているかもしれないですが、最後のダンスシーンで、ちょっとだけ振りを失敗されているんですよ。 彌十郎さん悔しいんですよ。何であれを使ったんですか(笑)。 三谷監督うまくいった回もあったんですが、失敗した感じがチャーミングでかわいいんですよ。だから使いました。 彌十郎さん完成した本作を観たら、「何で?」って感じでした。ちょっと悔しかったです。 三谷監督皆さん、ぜひもう一回観て確認してください。 MC戸塚さんは三谷組に出ることが目標だったそうですね。 戸塚さんあ…はい。 MC違うんですか?(登壇者の皆さん&会場:笑) 戸塚さん(登壇者の皆さんに向かって)目標でした! 三谷作品に出たくて、役者をやってきました。(登壇者の皆さん:笑) なので、これからの目標がなくなってしまいました。三谷さんもそうですし、こんな素晴らしい先輩方に囲まれて、僕にとっては本当にご褒美みたいな時間でした。「役者を続けてきて良かったなぁ」って本当に思いました。ちょっと一つ思い出したことがあります。長澤さんと共演するのは久しぶりなんですが、この作品でご挨拶した時に、スタッフさんに間違えられました。(長澤さんに向かって)覚えていますか?長澤さんミュージカルシーンの稽古で、私は一人で稽古をしていたんです。私の稽古の後に、小林さんと戸塚さんの稽古でした。久しぶりに小林さんに会って「まさみちゃん」って声をかけられて、話をしていました。そのまま小林さんとの会話に夢中になっていたら、(戸塚さんの前を)通り過ぎようとしていました(笑)。 戸塚さん(長澤さんの真似をして)「あ、おはようございます」みたいな感じでしたよ。「あれあれあれ?」と思っていたら、「小林さんのマネージャーさんかと思った」って言われました。(登壇者の皆さん&会場:笑) でも、この最初のこのやり取りで、乙骨の人生がちょっと決まった気がして、何だかぐっときました!(登壇者の皆さん:笑) MC西島さん、ミュージカルシーンの決めポーズは、男性陣は各々が決めるような感じだったそうですね。 西島さんいや、そんなことないですよ。人によりますね。 MC小林さんは? 小林さん僕は、初めてのダンス稽古の日に遅刻したので、その振り付けは終わっていました。だから、「ここは自分で考えるのか」と思っていました。あれって、決まっていたんですね? ナレーションが入っているところで、一人ずつポーズを決めていくんですが、僕の場合は、いい人か悪い人か分からないようなナレーションだったので、カッコ良いポーズにしようと思いました。だから、宝塚の二枚目のような(手を拳銃のような形にする)ポーズから、拳銃の煙をフッと消すポーズに落ち着きました。三谷監督あれは宝塚だったんですか?(登壇者の皆さん&会場:笑) 小林さん手の形が拳銃にも見えるし、僕は刑事役なので煙を消すようなポーズにしました。 西島さんそういうことだったんですね。マイケル・ジャクソンの(ムーンウォークの)ポーズをやっていた時もありましたよね。 小林さんでも、それだとよく分からないかなと思って、あれに落ち着きました。 MC宮澤さんは、そのミュージカルシーンでは、リードする立場でもあったとうかがいました。本作では長澤さんとの共演が軸だったと思いますが、いかがでしたか。 宮澤さん三谷監督の演出を受けた人たちは、同志というか、試練を乗り越えた方々だと思っています。その中でも、今回いただいた脚本は、自分が演じる薊は、常にスオミと一緒にいるんです。二人の関係性が何なのかは明確に書かれていないし、何者なのかについても謎が多くて、すごく悩みました。これをどう演じることが良いのかがすごく分かりませんでした。現場に来てみたら、長澤さんも同じように悩んでいたので、いろいろ相談もしました。プライベートでは「まさみちゃん」って呼んでいるんですが、こういう場では「長澤さん」って呼びたくなるような、凛とした軸がしっかりあって、まっすぐ立っている姿が印象的でした。「こうだよね、ああだよね」って悩んでいても、最終的にカメラの前に立つと、決めてくれました。「このスオミがあっての薊だな」っていう、私の指針でいてくれたので、付いていくだけでした。ありがとうございました。MCスオミと共に薊も変化する作品だと思いますが、長澤さんも宮澤さんと一緒に作り上げる部分がありましたか。 長澤さん本当に二人で毎回違う関係性を演じなくてはいけなかったので、 悩みは一緒だったと思います。でも、そういったところも含めて、親友の役なのかなって思いました。 MC三谷監督、この二人の女性の輝きはいかがでしたか。 三谷監督長澤さんは、以前舞台を一緒にやりましたが、映画は本作が初でした。宮澤さんは、僕の映画作品では、今回が二回目になります。(「記憶にございません!」(2019年公開)/主演:中井貴一)これからも「出オチ女優」として、僕の作品には欠かせない人になるのかなと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑) 宮澤さんひどいですよね。何だか私の扱いが雑なんですよね。 三谷監督何か面白いですよね。 宮澤さん今回も、台本を読んで「こういうことなんだな」って思っても、三谷さんの演出は愛だと思って、一回は嫌だなって思いながらも、咀嚼して演じました。 MCやはり、宮澤さんは三谷監督の演出意図をパッと理解できる女優さんという感じですか。 三谷監督そうですね。嫌そうな顔は一回されますが、ちゃんとやってくれます。どんどん進めていけるので、とても感謝しています。 MC「出オチ女優」って、ちょっと強めの言葉だなと思ったので、フォローするチャンスをと思って、もう一度聞いたんですが…。(登壇者の皆さん:笑) 三谷監督そういう意図があったんですね(笑)。「最高の出オチ女優」です!(登壇者の皆さん&会場:笑) MC三谷監督、本作の宣伝コピーでは、「最高傑作」という言葉が使われていますが、三谷監督にとっては、本作の位置付けはいかがでしょうか。 三谷監督それは、僕が言っているんじゃないんですよ。僕が新作を作るといつも「最高傑作」って宣伝部の方が付けてくれます。でも、「本作は最低でした」っていうのもひどい話ですしね。(登壇者の皆さん&会場:笑) やっぱり最高のつもりで作品は作っています。特に、僕は、演劇出身の人間なので、「一度演劇のような映画を作ってみたい」とずっと思っていたんです。舞台は大体一カ月稽古をして、一カ月間本番公演をやりますよね。公演の終わりぐらいには、俳優さんと役が同化して本当にすごい境地まで行くんですよ。そういうお芝居を、映画でも観てみたいと思ったんです。映画
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