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NCT DREAM Mystery Lab: DREAM( )SCAPE in Cinemas2024年12月11日(水)公開 配給:TOHO NEXT© 2024 SM ENTERTAINMENT CO., Ltd. All Rights Reserved.
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「劇場版ドクターX」完成披露舞台挨拶「劇場版ドクターX」公式サイト米倉涼子さん演じる、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ「ドクターX」。長年にわたって愛され続けている国民的医療ドラマの金字塔を映画化した「劇場版ドクターX」が12月6日より全国公開となり、いよいよシリーズが完結します。 11月19日にはTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露舞台挨拶が行われ、米倉涼子さん、田中圭さん、内田有紀さん、今田美桜さん、勝村政信さん、鈴木浩介さん、岸部一徳さん、染谷将太さん、西畑大吾さん、遠藤憲一さん、中園ミホさん(脚本)、田村直己監督が登壇しました。 絆を築いてきたレギュラーメンバーの皆さんが「親戚のようだ」と息ぴったりの掛け合いを披露し、劇場版からの参加となったキャスト陣もよろこびを語った「ドクターX」シリーズへの愛が詰まったイベントとなりました。この日の模様を、詳しくレポートします!完成披露舞台挨拶大門未知子役米倉涼子さん森本光役田中圭さん城之内博美役内田有紀さん大間正子役今田美桜さん加地秀樹役勝村政信さん原守役鈴木浩介さん神原晶役岸部一徳さん神津比呂人・多可人役染谷将太さん東村練役西畑大吾さん海老名敬役遠藤憲一さん脚本中園ミホさん田村直己監督米倉さん今日はお集まりいただきありがとうございます。いよいよ完成披露試写会です。 前回の完成報告会には西田(敏行)さんもいましたが、今日はこうして久しぶりに皆さんと会えてうれしい思いでいっぱいです。 田中さん今日ここにいる皆さんは、(舞台挨拶に一万三千通の応募があったことから)すごい倍率をくぐり抜けたラッキーな皆さんです。僕も、登壇者の皆さんと一緒にここに立てたことが、とてもラッキーなことだと思っています。 内田さんあと何回(役名である)「城之内博美役」と言えるのかなと、考えていました。「あと数回、片手で数えられるほどしか言えないんだなぁ…」と、実感が湧いてきています。今日はこうしてファミリーの皆さんと登壇できて幸せです。そして、12年間これまで応援してくださった皆さん一人一人のお顔が見られて本当に幸せです。 染谷さん本作に参加できて本当に光栄でした。皆さんに優しくしていただきながら宿敵役として頑張りました。今日は皆さん、楽しんで行ってください。 岸部さんテレビドラマを観ていた方も、今日この劇場版から初めて「ドクターX」をご覧になる方も、どうか楽しんでご覧になってください。 今田さん私はシーズン6から参加しました。こうして「ドクターXファミリー」の皆さんと共に、この場に立つことができて、とてもうれしいです。やっと皆さんに素敵な作品を観てもらえるんだと思うと、とてもワクワクしています。 遠藤さんみんなと裏で話をしていたんですが、「ファイナル」と言っても「絶対にまたやるんだろうな」と言っていました。でも、やっぱりもうやらないね。だって司会に(テレビ朝日のアナウンサー)大下(容子)さんがいらっしゃっているもんね。(登壇者の皆さん&会場:笑)大下さんのような方が司会をやるということは、「本当に終わるんだな」と、ひしひしと感じました。皆さんはもう本作を観たんですか? これからですか?(登壇者の皆さんから「これからだよ」と声がかかり)これからだね! (登壇者の皆さん&会場:笑)みんな「ドクターX」の大ファンだと思います。僕たちも12年間の思いを込めて演じました。ぜひ熱い思いで観てください。 米倉さん(遠藤さんは主演ドラマ)「民王R」(テレビ朝日系列にて放送中)でちょっと疲れているのよね。(登壇者の皆さん&会場:笑) 西畑さんこの場に立てることがすごくうれしく、光栄に思います。短い時間ですが、皆さんぜひ楽しんで行ってください。 勝村さん(“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれる役柄を演じていることから)ふ、ふく、ふくくうきょうの…(登壇者の皆さんから「ちゃんと言って」とツッコミが入る。登壇者の皆さん&会場:笑)12年前にファーストシーズンで、この…(噛みながら)“腹腔鏡の魔術師”という役をいただきました。ファイナルになっても、未だにちゃんと言うことができません。(登壇者の皆さん&会場:笑)来世でも「ドクターX」という作品があるとしたら、(噛みながら)“腹腔鏡の魔術師”と、ちゃんと言えたら良いなと思っています! 田村監督がすばらしい作品を撮ってくださいましたので、皆さん楽しんでいただければと思います。(再び、噛みながら)…今日はありがとうございました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 鈴木さん遠藤さんと、勝村さんの挨拶で心がざわついて、言うことを決めていたのに忘れてしまいました。(登壇者の皆さん&会場:笑)僕も12年間、同じ役を演じるとは全く思っていませんでした。しかも、こういう場所に立って、皆さんと一緒の時間を共有できることも想像していませんでした。今日は、これからご覧になる皆さんと一緒に、僕も楽しみたいと思っています。 米倉さん(大門未知子が鈴木さん演じる原守を呼ぶ時のニックネーム)きんちゃーん! 鈴木さん(戸惑いながら)はい! いや、守! 原守! (登壇者の皆さん&会場:笑) 勝村さん(鈴木さんの反応が遅れたことに)準備ができていなくて…。 鈴木さんごめんなさい! どこから声が聞こえてきたのか分からなくなっちゃって! (登壇者の皆さん&会場:笑)中園さん12年間「ドクターX」を書いてきました。私も年を取りましたが、(キャスト陣を見渡しながら)…みんなも年取ったなと思います。それでも相変わらずグダグダで、「面白いな」と思って見ていました。(登壇者の皆さん&会場:笑)今日の舞台挨拶はすごい競争倍率だったそうですね。とても強運な方たちがここにいらっしゃるんだと思います。そういう方たちに、最初に観ていただけることを、とても光栄に思います。もし面白かったら、宣伝してください。周りの方にきっとその運が広がっていくと思います。 田村監督この個性的なみんなと一緒にやってきて、12年間の集大成の作品を作りました。 MC本作は先日行われた東京国際映画祭にも招待され、ワールドプレミアが行われました。お客さんの反応を見て、どのように感じましたか? 米倉さん晶さん(岸部さん)と一緒にレッドカーペットを歩きました。初めての東京国際映画祭だったので、とても興奮しました。ワールドプレミア上映では、応援をしてくださるたくさんの皆さんが、逆に感動をくださいました。それで「泣き泣き事件」が起きてしまいました。とにかくすごく興奮して、ドキドキしていましたね。 MC岸部さんはレッドカーペット、田村監督と中園さんはワールドプレミアに参加されました。お客さんの反応はいかがでしたか。 岸部さん東京国際映画祭も年々充実した派手さが加わって、ちょうどそんな時に(米倉さんと)二人で歩くことができました。やっぱり米倉さんはレッドカーペットが良く似合っていました。米倉さんがレッドカーペットを歩くと、視線がそちらに集まる。映画祭にはぴったりな方ですよね。 米倉さん身内に褒められると恥ずかしいです(照笑)。その日に(岸部さんが)「あなた今日、きれいね」と言ってくださったのが、ちょっとうれしかったです。中園さん帰りに、お客さんから泣きながら、「あと20回観ます」と声をかけていただきました。それは、米倉さんが「みんな、20回観るのよ!」とワールドプレミアでプレッシャーをかけたからだと思います(笑)。だから、その方はちゃんとそう言ってくださいました。今日いらっしゃる方たちも、ぜひ20回観てください。(会場:笑) 田村監督米倉さんは本当にきれいでしたね。 米倉さん監督には褒められた記憶がないですね(笑)。 田村監督すみません、心の中では思っていました(笑)。ワールドプレミアでは、本作に英語の字幕が付いていて、それにとても感動しました。「『ドクターX』は世界に羽ばたくのかな」と思いました。米倉さんは英語が堪能なので、僕も勉強しなきゃいけないなと思いました。 米倉さんそういうことは言わないでほしい(笑)。 田村監督米倉さんは、スペイン語も話せますからね。 米倉さん言わないで(笑)。 MC長年続いてきた「ドクターX」シリーズ初の映画化が実現すると共に、ついに完結を迎えます。ドラマから出演されているキャスト、スタッフの方には複雑な思いもあるかと思います。今の率直な気持ちを教えてください。 米倉さん「いよいよ、本当に最後になっちゃうのかな」という気持ちです。 撮影をしていた当時は、最後なので、全てのシーンを噛み締めるように演じていました。体調がまだ万全ではなかったので、より一つ一つを“大門未知子”として、噛み締めながら撮影をしていました。それが形になって、お披露目できる時が来て、やっと「私、ファイナルって言っちゃっている」という感覚が押し寄せてきています。 田中さん12年前から、ちょこちょこと“たまに帰ってくる森本”として「ドクターX」に参加していました。僕も年齢を重ねて、40歳になり、他の現場では後輩がいっぱいいるようになりました。スタッフさんにも年下がいっぱいいます。これだけすばらしい先輩たちの中で、若手感覚でいられる現場は、「ドクターX」しかありません。他の作品で、こんな素敵な先輩たちがこんなに集まることはないと思います。だから、ファイナルということがすごく寂しいです。先ほど、ここに登壇するまでの動線の確認をしたんですが、「そんなに(動線が)分からない?」って思うくらい、ずっとワーワーやっていたんですよ(笑)! こういう愛すべき先輩たちがいる現場がなくなってしまうのは、寂しいなと改めて思いました。(登壇者の皆さん&会場:笑)内田さんこうしてみんなが集まると、家族のように言いたい放題になってしまいます。言っても、誰も受け答えをしてくれないんですよね(笑)。ただただ、好き勝手に言っている家族のようです。こうしてみんなと12年間歩いてきたので、「寂しいと思っているんだろうなぁ…」というのがひしひしと伝わってきます。そして、そんな毎日を、最後まで過ごすんだろうなと思っています。一つ一つを大事に、 “思い出アルバム”を作っていこうと思っています。こうやってみんなで並んで立っていられることも、大事にしたいと思います。まだ終わっていないので、公開初日までは(完結することについての)私の思いは取っておきたいと思います。岸部さん正直に言うと、半分は「寂しいな」「もったいないな」という思いはあります。もう半分は「ここからみんな前に進んでいく」すごく良いタイミングだったと思っています。12年間、ただ続いていただけではなく、信頼や絆が重なって育ったというのは、ドラマとしては珍しいことだと思います。今田さん「大門先生に、メスとかモノポーラ(電気メス)をお渡しするのは最後なのかな」「(鈴木さん演じる)原先生と(勝村さん演じる)加地先生にはセッシ(ピンセット)とガーゼをお渡しするのも、もう最後なのかな」とか、寂しく思いながら、大事に撮影をしました。今日は皆さんと久しぶりにお会いして、和気あいあいとした賑やかな現場を見て、改めて「大好きだな」と思いました。先ほど、裏でもみんなでお話をさせていただきました。寂しいですが、私も「皆さんと一気にお会いできるのは最後かな」と思うので、残りの「ドクターX」日を大事に… (こういう気持ちを表現するには)何て言えば良いんですかね?内田さん(助け舟を出して)「ドクターX」日和を楽しみたいなということだよね。 今田さんそうです。ありがとうございます! 米倉さん(内田さんの機転に)さすがだねー! (今田さんは)かわいいから、何でも良いのよ! 内田さん(米倉さんと笑顔を見合わせながら)許せちゃうよね!MC遠藤さんはいかがでしょうか。 遠藤さん僕はすごく人見知りなんですよ。(周囲から疑いの目を向けられていることに気付き)本当に! だからね、一つのドラマを撮る期間は大体三カ月ぐらいなので、その度に毎回転校生のような気分なんです。そういう気分で、一生懸命やっているんです。でも、この組ではもう12年もやっているのでこんなに気を遣わない組は初めてで、居心地が良いんです。だから、終わらないでほしいんだよね。何にも考えないで参加できるので。(登壇者の皆さん&会場:笑) 米倉さん何にも考えないの? (登壇者の皆さん&会場:笑) 遠藤さんもちろんセリフは考えるよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)でも、気分としては、何も考えないでいられるから、良い組だなと思っています。できれば、またやれると良いんですが、残念ですけれど一応ファイナルと決まっちゃったのでね。本当に素晴らしい組でした。勝村さん僕らはシーズン1から出演していたんですが、その時は、みんな1クールで終わるドラマだと思っていました。それが、次の年にも同じ時期に撮影が始まったんですが、(1クールで終わると思っていたので、)その時期に僕は舞台の仕事を入れていました。(登壇者の皆さん&会場:笑) なので、出ていません。 米倉さん途中から、ちょっとだけ出ているよね。 勝村さん最後だけ。 米倉さんみかんだよね。 勝村さんみかんは、愛媛に飛ばされた時だね。必ずドラマの最後には誰かが飛ばされて、また帰って来る。浩介はよくロシアに行っていたよね。 米倉さんそれで、憲一さんが出て来るのよ。 勝村さん僕がしゃべっているのよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 遠藤さん何の天才だっけ? 勝村さん(噛みながら)ふ、ふく、ふくくうきょうの魔術師…。ほらね、この人のせいで、こういうことになるんですよ! 僕はどこまでしゃべったの?内田さんもう大丈夫。 勝村さん有紀ちゃんが、そろそろ良いっていうので…。 米倉さんちゃんとしゃべってください。 勝村さんだから、今しゃべっているんだよ! (登壇者の皆さん&会場:笑)こんなに家族みたいに…家族みたいにというか、もう家族になっちゃっているんです。西畑くんも参加してくれていますが、「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」(11月30日テレビ朝日系列にて放送)の現場でも本番前までずっとしゃべっていたら、ミッチー(及川光博さん)に「この現場は『何なんだ』と思った」と言われたことがありました。その時に、そういえば「『ドクターX』の時もずっとしゃべっているな」と思いました。 西畑さん(本番前のカウント掛け声の)「三、二、一」の「二」までしゃべっていましたね(笑)。 勝村さんそんな現場って、他にないんですよ。ちょっと緊張感があって大人しくしていたりするんですが、この組だけは本番ギリギリまでしゃべっていて、それでも普通に芝居ができました。そんなことは、本当にないんです。皆さん、今までどうもありがとうございました。またお会いできたら幸せです。 MC鈴木さんは、今のお気持ちはいかがでしょうか。 鈴木さん今の気持ちは、「この(トークの)順番が嫌だな」というのが正直な気持ちです。(登壇者の皆さん&会場:笑) もう話すこともないです(笑)。クランクアップして随分経つんですが、久しぶりに皆さんとお会いすると、良い意味で…やっぱりちょっとうるさいなと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑)でも、この賑やかさが「ドクターX」の一番良いところです。本作を観てもらえれば、この(メンバーの中にある)信頼感と親近感が画面から飛び出してくると思います。米倉さんが、「私、失敗しないので。」という言葉を12年間も言い続けてきているのを、近くで見てきました。彼女の責任感、緊張感など、そういった肩の荷が下りるのだとしたら、このファイナルは良いタイミングだったんじゃないかと、勝手ながらそう思っています。中園さん皆さん、「家族みたい」とおっしゃっていますが、私は親戚の集まりみたいだなと思っています。年に一回みんなで集まって、みんなで好き勝手して、本当に気を遣わないでいられる。そうやって私たちは楽しんでいただけで、「ドクターX」シリーズを観てくれていた皆さんが育ててくれたと思っています。以前、「加地先生の恋愛はどうなったんですか?」と聞かれたことがあって、「え?そんなのあったっけ?」と、私も忘れていました。(登壇者の皆さん&会場:笑) 勝村さんあなたが書いたんですよ! (登壇者の皆さん&会場:笑) 中園さん「そんなこともあったわね」みたいな感じでした。 勝村さん横浜にデートに行きましたよ。 米倉さんマフラーしてね(笑)。 中園さんファンの方にツッコまれて、「そうだ、それもちゃんと決着をつけなきゃね」と思って、書き足しました。すっかり忘れていましたが、そこも楽しんでいただきたいと思います。(改行)本当に寂しいんですが、仲の良い親戚なので、お仕事じゃなくてもこの関係はきっと続いていくんだろうなと思っています。 田村監督この方々たちとしばらく(シリーズを)やっていますが、こうして見ていると「この人たちとまたやるのは、よく考えたらすごく大変なことだな」と思いました(笑)。それぐらい個性豊かで、パワーがあって、よくぞここまでやってきたなと自分を褒めたいと思います。(登壇者の皆さん&会場:笑) 本当に終わるのが寂しいですが、またどこかでいろいろな形で何かできると思います。 米倉さん今日は完成披露で、「劇場版ドクターX」ファイナルのお知らせは今日からだからね。 田村監督そうですね。今日から始まるんです! 12月6日から公開しますので、皆さん宣伝してください。そして、何回も観てください。よろしくお願いします! MC劇場版からの参加となりましたお二人にもお話をうかがいます。出演のオファーがあった時のお気持ちや、撮影を終えてみての感想をお聞かせください。染谷さんものすごく驚きました。「ドクターX」の世界に、まさか自分が飛び込むとは想像もしていなかったので、驚きとうれしさがありました。とても緊張して、撮影初日はドキドキしていました。初日に米倉さんにお会いした時には、「あ、大門先生だ」「大門先生が目の前にいる」と思ってしまいました(笑)。すごく緊張していたんですが、大家族の皆さんが気にかけて、声をかけてくれたり、優しく迎え入れてくれたおかげで、宿敵を演じることができました。すごく充実した時間を一緒に過ごすことができたと思います。西畑さんお話をいただいた時は、めちゃくちゃ驚いたんですが、率直にすごくうれしかったです。僕が他の作品に出演した時、父はあまり興味を示さなかったんですが、「ドクターX」をずっと観ていたので、「ドクターXに出るねん」と話した時は、めちゃめちゃよろこんでくれたんです。「親孝行できた」という気持ちになりました。こういった家族感のある場所に飛び込むのはすごく緊張しましたが、皆さんが気さくに、優しくお話してくれました。「何て呼ばれているの?」と聞かれたので、「大ちゃんと呼ばれています」と言ったら、米倉さんと内田さんが「大ちゃん」と呼んでくれました。その「大ちゃん」は人生で一番うれしかったです。オペのシーンではマスクをしていたんですが、ドキドキしすぎていたので、顔が隠れていて良かったと思いました。米倉さん大ちゃんは、これから放送される「ドクターY ~外科医・加地秀樹~」という作品にも出ていますよ。 勝村さん&西畑さん11月30日放送です。よろしくお願いします! 米倉さん(西畑さんを労って)キャラクター作りも大変だったんじゃないかなと思います。 MC米倉さんは、染谷さん、西畑さんとの共演はいかがでしたか。 米倉さんドキドキでした。大ちゃんとの最初のやり取りで、(西畑さんの)目が透き通り過ぎて、ぶっ倒れそうになりました。染谷さんとは(会場に向かって語りかけるように)皆さん、分かるでしょう? 存在感がすごすぎて、こちらはこちらでまたぶっ倒れそうになりました(笑)。 MC最後に米倉さんからご挨拶をお願いいたします。 米倉さん私たちが12年間積み上げてきた思いを、最後の「劇場版ドクターX」に詰め込みました。新しいキャストの方たち、綾野剛くんも参加してくれています。思いのこもった、そして思いがこみ上げるような作品になっていると思いますので、どうぞ楽しんでください。(会場:拍手)
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「怪物」初日舞台挨拶「怪物」公式サイト第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて脚本賞と独立部門のクィア・パルム賞に輝いた本作「怪物」は、『万引き家族』(2018年公開)でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督、『花束みたいな恋をした』(2021年公開)やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年フジテレビ系列にて放送)などで圧倒的な人気を博す脚本家・坂元裕二さん、そして日本人初となるアカデミー賞🄬作曲賞を受賞し国内外を問わず第一線で活躍した坂本龍一さんが音楽を担当し、観る者を圧倒するキャスト陣という、まさに怪物級の才能が一堂に会した作品です。 6月2日、「怪物」の初日舞台挨拶がTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の安藤サクラさん、永山瑛太さん、黒川想矢さん、柊木陽太さんをはじめ、角田晃広(東京03)さん、中村獅童さん、そして脚本の坂元裕二さん、是枝裕和監督が登壇しました。カンヌ映画祭受賞の朗報もあり、より盛り上がったこちらのイベントの様子を詳しくレポートします。初日舞台挨拶麦野早織役安藤サクラさん保利道敏役永山瑛太さん麦野 湊役黒川想矢さん星川依里役柊木陽太さん正田文昭役角田晃広さん(東京03)星川清高役中村獅童さん脚本坂元裕二さん是枝裕和監督安藤さん今日は、たくさん雨が降る中、お越しいただきありがとうございます。カンヌから戻ってきて、まだちょっとフワフワしたような、興奮したような状態のまま初日を迎えていますが、皆さんとここでお会いできて嬉しいです。 永山さん「怪物」という作品に参加できたことは幸せなことです。初日を迎えて、たくさんの方に本作からいろいろなことを感じて、考えていただけたら嬉しいです。 黒川さん今ここに自分が立っていることがとても嬉しいです。楽しんで観ていただけたら、とても嬉しいです。 柊木さん昨年、春と夏に頑張って撮影した作品を皆さんに観てもらえると思うと、とても嬉しいですし、少しドキドキしています。 角田さん試写会で観た時に、改めてものすごい作品に参加させていただけたんだなという気持ちになりました。本当に「早く皆さんにも観ていただきたい」と思っていたので、この日を迎えられて非常に嬉しいです。 中村さん是枝組で初日舞台挨拶のこの場に立てていることを非常にありがたく思っています。本作は、二重三重の構造になっているような作品だと思っています。登場人物それぞれに感情移入して観ていただけたら嬉しく思います。 坂元さんこの企画を始めたのが2018年なので、足かけ五年。そして今日、こうしてようやく……。この大雨の中、こんなにたくさんの方に来ていただけて、感謝の思いでいっぱいです。 是枝監督今、坂元さんがおっしゃった通り、長い時間をかけて、コロナ禍の前からスタートした企画が、ようやくこういうかたちになりました。本当に素晴らしいスタッフとキャストに恵まれて、自分でも納得がいく面白い作品ができたと思っております。皆さんに今日本作を届けられることをとても嬉しく思います。ありがとうございます。 MC第76回カンヌ国際映画祭での二冠、誠におめでとうございます!(会場:拍手)ここからは、カンヌ映画祭にまつわるお話を伺います。まずは是枝監督にお聞きします。コンペティション部門への出品は今回が七回目、映画祭への出品自体は九回目ということで、「怪物」で行かれたカンヌはいかがでしたか。 是枝監督最高の滞在でした。今回「怪物」がオープニング上映ということもあって、丸々15日間滞在しました。こんなに長く行ったのは初めてでした。作品上映のあと二日、三日と日が経つに従って、(本作を)観てくれた方からの口コミで広がって、街中で声をかけられることが増えました。歩いていると呼び止められて、「あのシーンはこういう解釈で良いのか?」と質問されるんです。僕の答えに納得されて帰って行ったり、手の親指を上げるポーズ(=サムアップ)だけされて帰られる方もいました。今回は、「作品が届いている」と強く感じることができました。MC坂元さんは、脚本賞を受賞されるという偉業を達成されました。カンヌでの受賞の日から今日までの日々、どのようなお気持ちで過ごされましたか。 坂元さん三十年前に、遊びでカンヌ映画祭に行ったことがあります。その頃は遠巻きにレッドカーペットを見て「素敵だな」と思っていたのですが、今回は是枝監督に連れて行ってもらい、実際にレッドカーペットを歩くことができました。忘れていた三十年来の夢を叶えることができて感無量でした。 MC夢の舞台で、この「怪物」がいろいろな方に観ていただけるのは、嬉しいですよね。 坂元さん自分が想像していた以上の歓声で迎えられて、レッドカーペットを歩いている時も、上映後もお客さんの反応が常にすごかったです。恐縮しながらも、胸がいっぱいになりました。 MCカンヌに渡航した皆さんに現地の思い出を伺いましょう。……角田さんは、今回カンヌには行かれて……いない? 角田さん(手でメガネをクイッと持ち上げて)行かれていないですね。「行けるかな?」と、わずかに期待しましたが、やはり行けなかったです。 MC私と一緒に「カンヌのアレってどうなの?」など気になることをどんどん……。行けなかった組としてお話を伺っていきましょう。 角田さんそうですね。「何で行けていない報告をするんだろう?」と思ったんですが、そういうことですね。分かりました。 MC安藤さんは、「万引き家族」(2018年公開)の時は、スケジュールの都合で授賞式には出席できなかったそうですが、今回は授賞式にも参加されていかがでしたか。 安藤さん前回は上映の時だけパッと行って、すぐ帰国したので……。今回は、映画祭を全体的に感じることができました。他の作品の上映にも行け、授賞式に参加した時に、本当に素晴らしい瞬間に一緒にいて、ものすごいことなんだと実感しました。すごく素晴らしい経験ができました。大興奮でした。 MC永山さん、レッドカーペットはいかがでしたか。 永山さん世界中の方々が、「コレエダ!」「サクラ!」と写真を求めていました。時折、「コレエダ」が「コレ……エータ」になり、それが「エータ」と聞こえて、自分が呼ばれたと思って振り返ると、全然こちらを向いていない……というとても恥ずかしい思いをしました。最後に、壇上に上がった時に、確か是枝さんの指示で「(両手のジェスチャー付きで)振り返ったら手を振ってね」と言われたので……、僕と坂元さんだけ、両手で手を振っていました(笑)。そこだけ写真を抜かれて…、(坂元さんに向かって)二人だけとらわれた宇宙人みたいでしたよね?坂元さん(苦笑い)。そう!……歓声があまりにすごくて、片手で応えるのでは返し切れていない気がして、なぜか両手で応えたらとらわれた宇宙人になっていました。永山さん(笑)。 MC確かに、「両手を上げて万歳をしているのかな?」と思ったので、私も印象に残っています。 永山さん(是枝監督に向かって)いや……「是枝さんのせい!」と言っているわけではないですからね。 是枝監督その時、僕は片手だったよね。 永山さんそうでしたね。 坂元さん(場に)慣れている方は片手……。 是枝監督(下を向いて苦笑い)。 MCその時はすごい光景が広がっていたんでしょうねぇ。角田さん! 角田さんそうですね。行きたかったですー! 急に(話を振られて)びっくりした……。すみません、(会話に)あまり参加できずに……申し訳ないです。 MC私たちには想像のつかない……。 角田さんいや、想像つかないですよ! 我々が想像している以上にレッドカーペットってすごいんですよね? (安藤さんに向かって大きな声で)ね? 安藤さん(大きな声で)はい(笑)! 角田さん(MCさんに)いずれ我々も立ちたいですね! MCぜひ!黒川さんと柊木さんは、今回が初めての海外映画祭でしたね。特に印象に残っていることはありますか。 黒川さん(柊木さんと顔を見合わせてから)カンヌの上映が終わった次の日に、「どんなところかな?」と思って街を歩いていたら、いろいろな人から「コングラチュレーション!(おめでとう!)」や「アイ・ラブ・ユア・フィルム!(映画「怪物」が好き!)」と言われてすごく嬉しかったです。柊木さんレッドカーペットで、記者の方たちが「ヒナタ!」とか「ディス、ウェイ、ヒナタ!(ヒナタ、こっち向いて!)」と言ってくれたのが、すごく嬉しかったです。でも、外国の方は「ヒ」の発音が難しいらしく、「イナタ・イイラギ」とか「イナティ」みたいになっていたので、ちょっと申し訳なく、「サニー」っていう名前に変えようかと思いました。 角田さんそこは全然申し訳ないところじゃないから、(名前を変えなくて)大丈夫だよ! 柊木さん(笑顔)。 角田さん僕はカンヌには行けなかったので、ニュースで見たり、記事を読んだりしていました。「坂元さんがお腹をこわした」というニュースがずっと気になっていました。よりによって、カンヌで? MCそれは気になりますね。坂元さん、何があったのですか。 坂元さんレッドカーペットを歩いた日に食べた食事が合わなかったみたいで…。その日は大丈夫だったんですが、次の日の午前中に、みんなで写真を撮っていたら急に苦しくなって……。「このあとみんなで食事に行きましょう」という流れだったんですが、私は、そのお店のトイレから出られなくなりました。代わる代わる「坂元さん!皆さん食事を待っていますよ」と来てくれたんですが……。 角田さん災難でしたね。 坂元さんおいしくて、食べ過ぎてしまったみたいです。 角田さんそれから、「ウエハースがおいしかった」というニュースを読みましたが「これは何だろう?」と思っています。 坂元さんカンヌに滞在した三日間のうちの二日間は、ずっとホテルで寝込んでいたんですが、優しいスタッフの方が、「坂元さん、これを食べて」とクッキーとウエハースを持ってきてくれました。カンヌと言えば、ヨットで、シャンパンを飲みながらムール貝を食べる!……だと思っていたんですが、最高のウエハースを食べることができました! 角田さん(笑)。どんな思い出なんですか!? MC是枝監督、今回はカンヌで世界中の映画人の方とお会いになったと思いますが、印象深かった方はいらっしゃいますか。 是枝監督今回は、日本からの参加も本当に多くて……。"世界中の映画人の方”と聞かれているんですが、僕が感動したのは映画「首」で参加していた(北野)武さんです。出品作「首」の上映を観て、ご挨拶して、ツーショット写真を撮っていただきました。そこに写っている自分が、学生時代に戻ったような立ち方をしていて、(ファン心理が)何か出ちゃっているんですよね(笑)。不思議ですね。本当に長くいたので、武さん以外にもヴィム・ヴェンダースさん(コンペティション部門出品作品、主演役所広司の「PERFECT DAYS」監督)や、最終日の上映だったケン・ローチさん(コンペティション部門出品作品「THE OLD OAK」監督)にもご挨拶できました。「会いたい人には、大体会えたかな」っていう感じです。 MC中村さんは、前回の完成披露の時に、別の作品でカンヌ映画祭に参加されることをお話されていましたが、いかがでしたか。 中村さん(北野武監督の「首」で)カンヌに着いた日がもう夜中だったんですが、「せっかくカンヌに来たのだからお祭りの雰囲気を体験しよう」と思って、共演者の大森南朋さんと、ホテルの前のビーチ沿いでやっているパーティに参加しました。ところが、外国の方の華やかなノリについていけなくて、ビールを一本飲んで、あまり会話もなくホテルに帰りました。「是枝監督に会えたら嬉しいな」と思っていたところ、次の日に映画の取材のための移動でホテルから歩いている時に、偶然お会いしました。「会えて嬉しかったな」と振り返ったら、是枝監督は外国の方に囲まれてサインをしていたので、「すごいなぁ」と思いました。「首」のアフターパーティには、是枝監督もいらして、先ほどおっしゃっていましたが、僕らは北野武監督と是枝監督がツーショットを撮る様子を遠目に見ていました。「すごいツーショットだな」と感動しました。 MC角田さんは、本作がカンヌに出品されると聞いた時は、どんなお気持ちでしたか。 角田さん「でしょうね!」と思いました。(登壇者の皆さん:笑) 台本を読んだ時から、「すごい作品だな」と思いましたし、それが映像になったものを試写会で観て、本当に素晴らしくて…。すごいんですよ、黒川くんも柊木くんも! 「これはもう、カンヌで評価されるでしょうよ!」って思いでいっぱいでした。そしたら、案の定でした!MCちなみに「東京03」のメンバーの皆さんは? 角田さんそういうニュースが流れた時に三人で一緒に仕事をしていました。楽屋のテレビで見て、飯塚(悟志)さんは、「すごいね!すごい作品に出させてもらったね」と言ってくれました。豊本(明長)さんは、それを聞きながら無言でうなずいていたので、同じ思いだと感じました。 MC本作のプロモーションに参加されるのは、今日が初めてとのことですが、是枝組でのお仕事はいかがでしたか。 角田さんものすごく緊張しました。必要以上の緊張感を持って、現場にいたと思います。でも、現場の雰囲気というか空気がとても穏やかなんです。是枝監督の醸し出す雰囲気、口調も丁寧で優しいので逆に怖いと思うこともありました。……「怖い」というのはちょっと違うか…。本番になるとピシッと引き締まって、スタッフの一人一人がすごく集中していました。(じっと見ている安藤さんに向かって)何かめっちゃ見てくるよね? 安藤さんちょっと、一つ良いですか?(角田さんに向かって)本番中にめっちゃ笑かしにきますよね? 角田さんありましたっけ? 安藤さん今のお話を聞いていて、「あれ?……あれ?」って思うくらいリラックスされていましたよね。 中村さんふざけているんですか? 角田さんふざけていないです! 中村さん真面目にやってください! これから皆さんに本作を観ていただくんだから! 安藤さんだから、余計なことはあまり言いたくないの。……とは思いながら、どうしても…、すみません! 角田さんいや、大真面目ですよ! イメージとして、大声が飛び交う現場ってあるじゃないですか。我々が普段いるお笑いの現場は声が高くて……(是枝組は)そういうのがない現場。 中村さんこれからご覧になるお客さんが、角田さんが出てくると「あぁ、ふざけているんだな」って思いませんか? 大丈夫ですか(笑)。 角田さんそんなシーン一つもないわ(笑)! MC是枝監督からみて、角田さんはいかがでしたか。 角田さんそんなこと聞くの? すごい質問をするなー! 是枝監督(笑顔で)どうすれば良いんだろう。観る前に話すのはあまり……。お笑いをされている中で、お芝居がうまい人がときどきいるんです。角田さんはその一人ですね。セリフの間合いの取り方はもちろん素晴らしいですが、画面の中のポジション取りがすごく上手なんです。 角田さん本当ですか? 是枝監督うん! 角田さん(MCに向かって)この質問をしてくださって、ありがとうございます。 是枝監督すごく的確なところにちゃんと動くし、タイミング良くフレームに入ってくる。これは天性のものだと思います。素晴らしかったです! 角田さん(嬉しさで顔をほころばせ)嬉しいです。(頭を下げて)本当にありがとうございます。 ■壇上に、カンヌ国際映画祭脚本賞のトロフィーが運ばれてくる。MCこちらのトロフィーは、先日の凱旋会見の時に、是枝監督から坂元さんにお渡しいただきました。キャストの皆さんは、実物を目にするのが初めての方も多いと思います。黒川さん、実際に見ていかがですか。 黒川さん(何度もトロフィーを見つめ、圧倒されたかのように無言でうなずく)。坂元さん(何かを話さなければと戸惑う黒川さんに)無理しなくて大丈夫だよ! MC柊木さん、実際に見ていかがですか。柊木さんすごくきれいです。 ■フォトセッション MC最後に、坂元さんと是枝監督からご挨拶をいただきます。 坂元さん本日は、この雨の中本当にありがとうございました。皆さんに観ていただける日をずっと願い続けて、届けられる日を思い続けてきました。本当に感謝の思いでいっぱいです。心を込めて作りましたので、どうぞよろしくお願いします。 是枝監督大雨の初日ということで、映画館にたどり着くのも大変だった方もいらっしゃるかもしれません。こんなにたくさんのお客さんに来ていただき、とても幸せな作品になったと思います。本当にスタッフとキャストの力を結集して作り上げた作品です。……届くと良いなと思います。楽しんでください。
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Songwriters' SHOWCASE2024年12月18日
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TVアニメ『呪術廻戦』初のスマートフォンゲーム「呪術廻戦 ファントムパレード」、1stアニバーサリー開幕!anime『ファンパレ』1stアニバーサリー公式放送1stアニバーサリー特設サイト『呪術廻戦 ファントムパレード』公式X(@jujutsuphanpara)『呪術廻戦 ファントムパレード』公式YouTubeApp StoreGoogle PlayDMM GAMES(PC版)TVアニメ公式サイトTVアニメ公式X(@animejujutsu)『呪術廻戦 ファントムパレード』は、2024年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて6年半にわたる連載が完結した芥見下々(あくたみげげ)氏による人気漫画を原作としたTVアニメ『呪術廻戦』を元にした、作品初のスマートフォンゲームです。本ゲームは、2023年11月21日(火)に正式サービス開始し、600万ダウンロードを突破(2024年8月15日時点)しています。TVアニメ『呪術廻戦』第1期の物語を追体験できるだけでなく、福岡を舞台にした『ファンパレ』オリジナルのストーリーが楽しめるコマンドバトルRPGとなっています。2024年2月に発表された「Sensor Tower APAC Awards 2023」では「ベストIPゲーム」を受賞しました。 ◆『ファンパレ』1stアニバーサリー キービジュアル公開! 2024年11月21日(木)でスマホゲーム配信開始から1年を迎えることを記念して、1stアニバーサリー企画を実施します。これまでのイベントを振り返る『ファンパレ』1stアニバーサリーキービジュアルを公開しました。また11/17(日) 21:00より【メインストーリー第16章「九州大結界 後編」】の公開も決定。本イベントの詳細は、2024年11月17日(日) 17時より配信予定の『ファンパレ』1stアニバーサリー公式放送で発表しました。 ◆1stアニバーサリー特設サイト・ティザーPVを公開! 1stアニバーサリーの特設サイトを公開中です。本サイトでは、ゲーム内イベントやプロモーション情報、グッズ情報を随時更新し、スペシャルコンテンツも掲載予定です。 ◆虎杖悠仁と五条悟のカードイラストを先行公開 1stアニバーサリーを記念して登場する「SSRキャラクター[ゾーン]虎杖悠仁」と「SSRキャラクター[無下限の内側]五条悟」のイラストを公開しました。東宝株式会社(以下、当社)が企画・制作し、サムザップが企画・制作・開発・運営を行う、スマートフォンゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』(以下、『ファンパレ』)の1stアニバーサリーが開幕しました。◆2025年1月下旬より『ファンパレ 』にて「渋谷事変」が順次追加することが決定・タイトル : 呪術廻戦 ファントムパレード ・ジャンル : RPG ・価格 : 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) ・対応OS : iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります) ・PC版推奨環境 : 対応OS:Windows 10 (64-bit) 以降 CPU : Intel(R) Core i5-8265U 以上 メモリ : 8GB 以上 ディスク空き容量 :20GB 以上 グラフィック : Intel(R) UHD Graphics 620 以上 ・企画・制作 : 株式会社サムザップ、東宝株式会社 ・開発・運営 : 株式会社サムザップ ・権利表記 : ©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 ©Sumzap, Inc./TOHO CO., LTD. <『呪術廻戦 ファントムパレード』主題歌「アヴァン」について> Eve「アヴァン」 作詞・作曲 : Eve 編曲 : Numa (TOY'S FACTORY)■『呪術廻戦 ファントムパレード』概要2024年9月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて6年半にわたる連載が完結した芥見下々氏による人気漫画を原作としたTVアニメです。2020年10月よりTVアニメ第1期の放送が始まり、2021年12月24日より『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。2023年7月より放送が開始された第2期の最終回では、続編「死滅回游」の制作が決定いたしました。さらに、「懐玉・玉折」総集編の劇場公開が2025年に決定しており、ますます盛り上がりをみせております。また、原作コミックスは電子版を含めて、シリーズ累計発行部数が1億部を突破している。■TVアニメ『呪術廻戦』作品概要
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「生きる LIVING」DVD レンタルビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ/トム・バークmovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TDV33228R/2022年/英国東宝原作:黒澤明 橋本忍 小国英雄 監督:オリヴァー・ハーマナス 脚本:カズオ・イシグロ©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」DVD レンタル
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「生きる LIVING」Blu-ray レンタルビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ/トム・バークmovie黒澤明 × カズオ・イシグロ(ノーベル賞作家) 不朽の名作がイギリスを舞台にいま、よみがえる!最期を知り、人生が輝く。TBR33227R/2022年/英国東宝原作:黒澤明 橋本忍 小国英雄 監督:オリヴァー・ハーマナス 脚本:カズオ・イシグロ©Number 9 Films Living Limited「生きる LIVING」Blu-ray レンタル
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「怪物」大ヒット御礼舞台挨拶「怪物」公式サイト第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて脚本賞と独立部門のクィア・パルム賞に輝いた本作「怪物」は、「万引き家族」(2018年公開)でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督、「花束みたいな恋をした」(2021年公開)やドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年フジテレビ系列にて放送)などで圧倒的な人気を博す脚本家・坂元裕二さん、そして日本人初となるアカデミー賞(R)作曲賞を受賞し国内外を問わず第一線で活躍した坂本龍一さんが音楽を担当し、観る者を圧倒するキャスト陣という、まさに怪物級の才能が一堂に会した作品です。 6月19日、「怪物」の大ヒット御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の安藤サクラさんと永山瑛太さん、是枝裕和監督が登壇しました。この日が初めての上映後の舞台挨拶となった、こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。大ヒット御礼舞台挨拶麦野早織役安藤サクラさん保利道敏役永山瑛太さん是枝裕和監督MC本作は、6月2日より公開し、昨日までに観客動員数約90万人、興行収入12.3億円を突破する大ヒットとなりました。本日は、上映後の舞台挨拶ということで、内容にも触れてまいりたいと思います。 安藤さん今日は、本作初めての上映後舞台挨拶です。これまでは宣伝などでも内容に触れ過ぎないように、すごく気をつけて話をしてきました。やっと上映後の雰囲気の中で、皆さんとおしゃべりできることがとても楽しみです。永山さん本日は、ありがとうございます。短い時間ですがよろしくお願いします。 是枝監督公開から2週間ちょっと経ちまして、僕の元にもすごくたくさんの感想が寄せられています。本作が、良い形で広がっているのを実感しております。ありがとうございます。 MC今週中にも観客動員数が100万人を突破しそうな見込みです。ちょっと聞いてみましょうか… 。(客席に向けて)すでに二回以上、複数回ご覧になっている方はどのぐらいいらっしゃいますか? (たくさんの手が挙がる) 安藤さん(驚いて)えー! すごいですね…。何回、ご覧になっているのでしょうか。MC聞いてみましょう!(客席に向かって)三回以上の方は? 四回以上の方は? 五回以上観ている方も…いらっしゃる。それだけ語りたくなりますし、考えたくもなる作品です。安藤さんのところには何か反響は届いていますか。 安藤さん私が聴いているラジオで、皆さんが次々に「怪物」の話をされるので、「すごいんだな」と思っています。こんなにも、何て言うんだろう……? MC(「怪物」の話をしてくださいと)お願いして話してもらっているというより、皆さんが自発的に本作の話をしてくださっているのですね。 安藤さんそうそう。「あまり細かいことは言いません」という感じなので、だんだんと私よりも本作を観ている皆さんの方が、「いろいろな細かいことをご存じなのでは?」と……。自分よりも皆さんのほうが作品に詳しい気がして、しゃべるのが怖い気持ちにもなっています。 MCいろいろな解釈がありますからね。永山さんのところには何か反響は届いていますか。 永山さん本当に皆さんそれぞれ感じ方や受け取り方が違うので…。一番多いのが二回以上観た方々の感想が「何かニュアンスが違ってくるな」ということです。あとは「言葉にならないので、会って話がしたい」と言われます。僕の周りで一番(鑑賞回数が)多いのは、五回ですね。今、サクラが言った通り、今までの取材をやってきた時は、ネタバレにならないようにとオブラートに包んで話をしていました。公開されてからは、どういう風に本作の良さを言葉で伝えたら良いのか、分からなくなりました。お客さんのほうが、(内容を)より理解されている気がしています。僕自身も言葉にできない気持ちでいます。 MC言葉を尽くして話したくなる作品なので、皆さん熱を持ってお話されるのではないかと思います。是枝監督の元にはどのような感想が寄せられていますか。 是枝監督「あまりSNS向きではない」とか「もっと長い文章で感想を伝えたい」といった感じですかね。僕の周りには、結構若い監督が仲間として、同じ空間にいるんです。その彼らに言われるのが、「いつもよりも演出に迷いがない」「編集のキレが良い!」「もう自分で脚本を書かないほうが良いんじゃないか」という(苦笑い)。熱い、温かいメッセージをいただいています。 安藤さんそれを聞いて、どんな気持ちになるんですか? 是枝監督(少し考えて)…悔しい気持ちがないわけではないです。でも、坂元さんとやったことを吸収して、「無駄のない脚本を書こう!」という気持ちに今はなっています。でも、自分で観ていても「今回は良い編集をしているな」と思っていたので、嬉しいです。 MC皆さんが最も印象深かったシーンについてお話いただけますか。 安藤さん現場の出来事として印象に残ったシーンは、病院の帰り道で湊が走り出すシーンですね。いろいろな出来事があったので印象に残っています。何回か繰り返しやっている時に、(湊役の黒川)想矢が「パンッ!」とはじけたというか…、その瞬間を目の当たりにして、それに反応して乗っていくことにもすごくワクワクしました。あとは、カットがかかった時に、監督が「OKでしょう?」という反応になったんですが、技術部の皆さんからのOKがでないと全体のOKにはならないので、「まだOK!と言わないで」と監督から逃げたことです。 是枝監督(うなずきながら)はいはい。とても良いシーンだったね。 安藤さんあの時の現場の空気がすごくて…。 是枝監督最初のリハーサルでは、湊が道にしゃがむので、顔を覗き込むお芝居にしていたんです。でも、リハーサルをしていくうちに、何となく「違うな」となって、湊に「しゃがみこまなくても良いよ」と話したら、走り出したんですよね。それでサクラさんが、(湊を)追いかける芝居に変わりました。「絶対にこっちのほうが良いや」と思ったんですが、その道の先まで撮影する予定ではなかったので、照明を準備していなくて…。それで一旦撮影を中止にして、日を改めて撮り直したんです。それは、スタッフも「絶対にこっちのほうが良いので撮り直しましょう」と言ってくれたからこそ実現しました。そこで誰かが「えー、このまま撮ろうよ」と言っていたら、絶対にあのシーンにはなっていないので…。 安藤さんしかも、その時点で当初撮る予定だった部分も、太陽の関係で… 是枝監督やめました。 安藤さんすでに延びていたから、大人の人たちは「絶対に撮らないと!」という考えになっていたはずの日だったのに(是枝監督が大きくうなずく)…すごい。 是枝監督照明の尾下(栄治)さんが「やり直そう!」と言ってくれたので、もう本当に良いスタッフ! 安藤さんあの時のチームはカッコ良かったです! 是枝監督(笑)。 MC安藤さん、これまでの現場でも、役者さんの動きに合わせて、監督が柔軟に「こうしよう」と変えることはよくある現場なんですか。 安藤さん私への質問ですか? たぶん監督のほうが……私、分からないです。 MC(是枝監督に)役者さんの動きに合わせて、演出を変えることはよくあるのですか。 是枝監督僕の現場で? (安藤さんにパスする) 安藤さん俳優部に限らず、すべての流れを見て、それをくみ取りながら撮影を進めていく監督だと、私は感じています。どうなんだろう…(永山さんに)そうだよね? 永山さんうん! そうだと思う。 安藤さんそうだよね。何かすごいプレッシャーが…。(是枝監督に)そうですよね? 是枝監督はい。 MC永山さんは、撮影中や作品を観て印象に残ったシーンはありましたか。 永山さん冒頭の、サクラがクリーニング店で働いている時に、エレベーターが動いて、行ってしまった後で、野呂佳代さんに気がついた時の動き! 是枝監督「ぴょ!」ってやつね。 永山さん(うなずく)あれは、「あんな人間見たことない!」ってなりました。あれはどういう気分でやったの? 今まで役者さんの中で、あの動きをした人を見たことがない。冒頭から見た時に「すごいな」ってなりました。(しみじみと)うーん、なかなかあれはできない! 「すごいものを見た」ってなりました。 安藤さんでも、同じように瞬発的な身体表現で、瑛太くんを見て驚くことがありました。 MCどのシーンですか。 安藤さん全部そう。なんか突発的な…魚をこぼす? 違うな。何て言ったらいいの? 永山さん水槽の水をこぼす? 安藤さんそうそう! 何て言ったら良いのかな? 私全然うまくしゃべれない。 是枝監督大丈夫! 伝わっている。 MC是枝監督は、お二人の身体表現をどのように感じていましたか。 是枝監督難しい質問ですね。役者さんに必要なのは、究極的に言うと”運動神経”だと思います。それは、スポーツができるできないではなくて、身体をコントロールする能力の高い役者が、すぐれた役者だと思います。この二人(安藤さんと永山さん)は、とってもそれが優れているから、演出していて楽。とても楽。 安藤さん(満面の笑みで)やったー! 永山さん(笑顔)。 是枝監督僕が一番印象に残っているシーンの話をしても良いですか?土砂崩れで横倒しになった列車の窓の泥を二人で必死にかきわけて(車両の)中をのぞこうとするシーン。下からカメラが撮って、ふたりの手が泥をかき分けているあのカット。あれは、大変だったね。泥が窓枠に入っているので、必死に瑛太さんが開けて、中をのぞく長いワンカットなんですがとても好きです。 MCあのシーンは、映像的にもインパクトがありましたし、面白かったです。あのシーンは想定通りだったのですか。 是枝監督(額に手を当てて考えた後に)想定はしていませんでした。カメラを置く位置は決めていましたが、あんな風になるとは誰も思っていませんでした。実際に雨を降らせた時に、夜空の星のようにも見えるし、あんな風に手が感情を伝えるんだと現場で気がつきました。現場で見つけたカットでした。 MC愛情にも見えますし、どこか世の中に隠れていく怖さの比喩表現のようにも見えました。 是枝監督そうですね。いろいろなものがあそこに見えてきますよね。 MCこの作品には、たくさんの方々が関わっていますが、なくてはならないお二人のサカモト(坂元裕二さん、坂本龍一さん)さんの存在があります。是枝監督、改めてお二人とご一緒されてみていかがでしたか。 是枝監督裕二さんの時間をかけた決定稿までのプロセス、緻密な脚本作りを間近で見て本当に勉強になりました。作品の内容は分かっていたつもりなんですが、出来上がった作品を観ると、さらに”こことここがつながっているんだな”とか…。僕は、本当なら出来上がる前に分かっていなくてはいけないんですが、画になってつながった時に気がつくことも結構あるんです。それが本当にすごいと思っています。周りのスタッフの話ばかりして申し訳ないですが、未だに坂元さんのセリフを真似して、日常的に使うスタッフがいます。「直接触っていないから汚くないよ」みたいなこととか…。すごく短いフレーズで、何気ないことですが、すごく独特の坂元さんならではの言い回しがあって、それがずっと頭に残っているんですよね。撮影からもう一年が過ぎましたが、そういうすごさも感じます。MC坂本龍一さんとは、念願叶ってご一緒できました。 是枝監督はい。これが一番、言葉にしづらいんですが…。僕としては、作品全部の音楽をお願いできたわけではないですが、同じスタッフロールの中に、自分の名前と坂本龍一さんの名前が一緒になったということを本当に嬉しく思っています。 MC坂本龍一さんには二曲書いていただきました。監督は、これまで脚本を書く時には音楽を想定されていらしたと思います。今回の脚本は、坂元裕二さんですが、いつどういったタイミングで坂本龍一さんの楽曲とつながったのでしょうか。 是枝監督ロケハンをして、夜の湖を見た段階で「坂本龍一さんが良い!」と思っていました。なので、撮影の前段階で、脚本をもらって、コンテを描いている時に坂本龍一さんの音楽をかけていました。自分の中では(脚本と音楽が)一体化していて、そこから離れるのは結構難しいものです。ほかの方にお願いすることは自分の発想の中にはありませんでした。だから、本当に(坂本龍一さんに)断られなくて良かったです。「ちょっと無理をさせてしまったかもしれない」という気持ちもあります。でも、引き受けていただいたことに感謝しています。本作のために作っていただいた二曲以外にも、三章で子どもたちがマンホールに耳を当てて音を聴くシーンでは、(坂本龍一さんの)アルバム「12」の楽曲を使わせていただきました。映像に当ててみると、そのシーンに合わせて書いてもらったかのように、お芝居や編集のリズムに合っていて、僕が言うのもなんですけど、そういう運命的な縁を感じました。 MC本作は、カンヌ国際映画祭でも世界中の方々から注目を集める作品になりました。既に190の国と地域での展開が決まっています。ほかの国の方に観ていただくことや、作品が世界に広まっていくことについて、どのように感じていますか。 安藤さん本作が公開されて、国内だけでもさまざまな角度からの感想があり、感じ方が皆さんそれぞれ違うことを改めて感じました。文化が違う中で、この作品を観る角度がまた増えると思います。他人事のように言っていますが、それがすごく面白そうだと感じています。 MCカンヌでは感想を耳にしましたか? 安藤さん皆さんそれぞれで…。でも「素晴らしかった」というのが多かったですね。一緒に上映を観て、野呂さんの顔芸…じゃなくて、表情で笑いが起きていました。校長室のシーンは、「笑える」という方と「腹が立つ」という方がいました。いろいろな感想があるような気がします。 MC永山さん、190の国と地域で展開されることについていかがですか。 永山さん想像がちょっとできないですが、すごいことですよね。ほかの国や地域の方の感想も聞いてみたいです。 MC是枝監督は、190の国と地域で展開されることをどのように受け止めていますか。 是枝監督…すごいですね。最初に、190もの国があることに驚きます。カンヌ国際映画祭に、それだけの国と地域の人が集まっていたわけではないと思いますが、今回は二週間滞在したので、街を歩いていると声をかけてもらいました。「本当に良かった」「少年二人がすごく良かった」や、電車の窓のことだろうなという身振りに心を動かされたとか、「ラストは○○だよね?」といった声に対して、「そうですね」と答えるとホッとした表情を見せた方もいました。そういうやりとりが街中ですれ違いざまに起きるのが、映画祭の良いところですね。同じようにいろいろな国と地域で、この作品についての会話が広がっていくと良いなと思います。 MC(主演で子役の)黒川想矢さん、柊木陽太さんのお話を伺いたかったのですが、お時間になってしまいました。最後にお一方ずつご挨拶をお願いします。 永山さん今日は、お集まりいただきありがとうございます。大ヒットを記念してということで、この場に立ちました。ロングランということになれば、この作品を観てもらえる機会が増えることになるので本当に幸せです。二度、三度とまた映画館で観てください。 安藤さん質問があります。この前、喫茶店で隣にいらした奥様が、「『怪物』を観たいのだけれど、怖そうで…。怖い気持ちになるのが嫌だから観に行けていないの」と言っていました。私のInstagramにも「ホラー映画ですか」という質問があります。その時は「ホラーではないです。怖くな…」まで言って、「ある意味怖いよね?」と考えてしまって…。その人が何を怖がっていらっしゃるのかが分からないので、観ていただきたいけれど、そういう時に、どうお答えするのが良いでしょうか? …これを誰に聞いたら良いのかも分からなくて…。(是枝監督に)「怖くない」と答えて良いですか? 是枝監督そうですね。たぶんその方は、予告編の中で鼻血がたれることからイメージして「怖い」となっていると思うので、サクラさんが考えた人間や社会の怖さとは違うかと…。「ホラーじゃないですよ」で良いかもしれないです。 安藤さんその時に、「苦しい気持ちになりたくない」と言っていたので、「何かご自身で感じることがあれば、苦しい気持ちになるのはご自身次第」って答えたんです。「ホラーじゃないですよ、怖くないですよ」で大丈夫ですね? 是枝監督「ホラーじゃないですよ」 安藤さん「ホラーじゃないですよ」という言葉を添えて、周りでまだご覧になっていない方々にオススメしてください。みんなで「怪物」について話すことができたら、面白そうだと最近よく思います。また違う機会にも、こうして作品を観た方々とコミュニケーションがとれたら良いなと感じています。では、また!(とお辞儀) 是枝監督僕が参加したのが2018年の12月だから…四年半経っているのか…もっとだね、五年か。長い時間をかけてこの題材とモチーフと向き合って、スタッフともいろいろな話し合いを重ねながら、役者の方とも、人物像に関して丁寧に向き合ってきました。届け方や語り方が非常に難しい作品であることは間違いないです。今「どんな映画なの?」と言われて、正直に言うと「みんなで楽しめる映画だよ」とはなかなか言えない部分もあります。ですので、こうして観ていただいた方たちの感想とか、表情を目にすることで、この作品が「どのように届いているのか」「届いていないのか」「どんな届け方が正しいのか」ということを、時間をかけてキャッチしていけたらと考えております。直接、間接どちらもかまいませんので、ぜひ感想を届けてください。今日は、ありがとうございました。
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映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 パンフレット発売のお知らせgoods今回登場する数々のスパイダーマンのキャラクター紹介、パンフレット購入の日本のお客様へ向けての貴重なスタッフ・インタビュー、24ページに及ぶコンセプトアート集、多数の場面写真等々の充実した構成で、前作を超絶したアニメ製作の秘密を解き明かします! パンフレット限定7種類のステッカー付き!6月16日(金)より『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の上映劇場にて パンフレットを販売致します。商品名:『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』パンフレット 仕様:300×225㎜ 72P + ステッカー 価格:1,100円(税込)【パンフレット】発売日:2023年6月16日(金) ©2023 MARVEL ©2023 CPII 東宝株式会社 ライツ事業部
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『WHAT IF...?』パンフレット発売のお知らせgoodsTOHO theater Store でも販売いたします。マーベル公式『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の公開を記念し、6月16日(金)より上映劇場にて 『WHAT IF...?』のパンフレットを発売いたします。 アニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のテーマとなっている異元世界=マルチバース。 ディズニープラス配信中の『WHAT IF...?』は、コミックのアニメ化ではなく、映画『アベンジャーズ』シリーズなどで展開されてきたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の実写作品群をベースとしたマルチバースをアニメとして描くストーリーです。 実写シリーズの錚々たるキャストが、自分の役で声優を努めているのも話題となりました。 本作のパンフレットは、登場する80以上ものキャラクターの解説、各話の元ネタと“もしも”という設定となった場合の見所解説、これまでMCUを裏で支えてきて今回アニメ初挑戦となったスタッフのインタビュー、アメコミライターのコラム、豊富な場面写真などで構成。時空を超えて壮大に広がり続けるMCUの魅力に迫ります。商品名:『WHAT IF...?』パンフレット 仕様:300×225㎜ 48P 価格:880円(税込)発売日:2023年6月16日(金) ©2023 MARVEL 東宝株式会社 ライツ事業部