映画『からかい上手の高木さん』初日舞台挨拶

2024.05.31
  • 初日舞台挨拶

初日舞台挨拶

累計発行部数1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、劇場版アニメ化されている山本崇一朗による人気コミックを実写映画化した、映画『からかい上手の高木さん』が5月31日に公開を迎えました。
公開当日、TOHOシネマズ 六本木にて舞台挨拶が行われ、永野芽郁さん、高橋文哉さん、江口洋介さん、白鳥玉季さん、齋藤潤さんが登壇しました。初日を迎えた喜びや撮影時の思い出、10年後のなりたい自分について語りました。そして、『からかい上手の高木さん』のタイトルにちなみ、「自分は〇〇上手」を発表! こちらのイベントの模様をレポートします。

高木さん役

永野芽郁さん

高木さん役

西片役

高橋文哉さん

西片役

田辺先生役

江口洋介さん

田辺先生役

大関みき役

白鳥玉季さん

大関みき役

町田涼役

齋藤潤さん

町田涼役

今泉力哉監督

永野さん

今日はこちらにお越しくださっている皆さんと、そして全国の劇場で生中継をご覧になっている皆さん、初日から本当にありがとうございます。約一年前の撮影から、キャストとスタッフみんなで、暑い中頑張って作り上げたこの温かい作品を、こうしてお届けできることを本当に心からうれしく思います。皆さんは本作を観たんですよね? どうでしたか? 良かったですか?(会場:拍手)。良かった。うれしいです。

高橋さん

こんばんは~。そして、全国の皆さん、こんばんは~。本作を観てくださりありがとうございます。ここにいるキャストの皆さん、そして、熱量あふれる素敵なスタッフの皆さんと一緒に作り上げた映画『からかい上手の高木さん』が無事公開初日を迎えました。ホッとしていると共に、早く皆さんからの感想を聞きたいと思っております。また、二度でも三度でも楽しんでもらえる作品だと思いますので、よろしくお願いします。

白鳥さん

本作は、小豆島のきれいな景色に囲まれて、西片先生と高木先生のやり取りがとても愛おしく、愛らしい作品です。一度と言わず、二回、三回と観に来て、たくさん癒されてください。

齋藤さん

無事に初日を迎えられて本当に良かったです。僕も、本作を試写会で観た時に、小豆島の自然あふれる中でのかわいらしい二人や、いろんな登場人物たちが輝いているのを観て、「早く皆さんに届けば良いな」と思っていました。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。

江口さん

僕は、あんまりこの原作の漫画を知りませんでした。撮影のために、小豆島に行く時に、フェリーに乗りました。そのフェリーの中に、等身大と言ったら変かもしれないですが、すごく怖い顔でジャージ姿で立っている漫画の田辺先生の絵のパネルがありました。「この役を僕がやるんだな」と思いながら、小豆島に行きました。
皆さん、小豆島のムードにかなり癒されていますね。「ぽーっ」とした感じで、時間がゆっくり流れていると思います。普通の恋愛ドラマとはまたちょっと違った、…都会の恋愛ドラマとも違うのかな? 素朴というか、疲れた日常からちょっと癒されるような感じじゃなかったですか(笑)? 
今日はすごく幅広い年齢層の方々がいらっしゃるということですが、こういった作品もすごく珍しいかと思います。「作品を良かった」と思ったら宣伝してください。

今泉監督

今、挨拶にもありましたが、本当に恵まれたキャスト陣と一緒に本作を作れてうれしかったです。もちろん、スタッフも一緒に、キャストの皆さんにも協力してもらって本作が完成しました。キャストの皆さんもおっしゃっていましたが、小豆島の景色の中で撮れたことも、このピュアな物語を助けてくれていると思います。
今、話を聞いていて、あんなにお芝居がすごく素敵なのに、齋藤くんと白鳥さんがめちゃくちゃ緊張していてかわいらしく、それを永野さんと高橋さんがお兄さんお姉さんのように見つめていて、とても良いチームワークだなと思いました。それに、江口さんには10年前を描いた作品(ドラマストリーム「からかい上手の高木さん」)にも出ていただいたり、改めてこのチームで本作が作れて本当にうれしく思います。今日は楽しんでいってください。

MC

永野さんは、今回中学校の教育実習生、そして高橋さんは中学校の体育教師でしたね。生徒と向き合う役を演じてみていかがでしたか?

永野さん

教育実習生なので、まだ先生らしくないというか、西片にくっついていて、ちょっと生徒のみんなよりお姉さんだけれど、先生らしくはない…みたいな状態でした。潤くんとのシーンもすごく多くて、二人で過ごす時間も多かったですね。その時に、潤くんが一生懸命お芝居のことを聞いてくれたり、「こんな時はどうしているんですか?」って、私をお姉さんとして接してくれて、すごくありがたかったです。

MC

齋藤さんいかがですか?

齋藤さん

質問って、出ていました?

永野さん

出ていました。
緊張しているの(笑)?

齋藤さん

めちゃくちゃ緊張しています。

MC

今、永野さんの言葉、聞こえていました?

永野さん

あまり聞こえていなかったでしょう。

齋藤さん

えっ。声は聞こえていました。

永野さん

そりゃそうだよ~(笑)。

齋藤さん

質問の内容ってことですか?

MC

永野さんが齋藤さんへの思いを話していたのは…。

齋藤さん

あっ、届いています。

永野さん

良かった良かった。

MC

永野さん、齋藤さんとの共演シーンは素敵なシーンがたくさんあったと思います。印象的だったことはありますか?

永野さん

堤防に町田くんが一人で座って風景を描いているところに、「西片先生ってどんな人?」って声をかけるシーンがあったんです。その時に、自分が映っていない時も私の目線の先にずっと座ってくれていました。「暑いから全然大丈夫だよ。目線は適当に作るから、日陰で休んでいて。」と声をかけたんですが、「大丈夫です!見たくなかったら見なくても良いですが、座っています!」って言ってくれたんです。見えないところでもお芝居の相手をしてくれて、素晴らしい方だなと思いました。

MC

永野さんは、齋藤さんから何かもらったものがあるようですね。

永野さん

そうなんです! 絵をいただきました! おうちに飾っていたのを、今日持ってきちゃいました。すごくないですか?(会場:拍手)

MC

高橋さん、絵を見ていかがですか?

高橋さん

僕も渡すところを隣で見ていました。実は、絵を描いているところも見ていたんです。「毎日撮影の後に何時間も残っているな。潤くんは何をしているんだろう」って思っていました。後日談で、現場で先生と残りながらずっと絵を描いていたらしくて、それを聞いた時「良いな。すごいな」と思いましたね。

今泉監督

事前に本読みがあった時に、永野さんは絵を描く役だから、撮影中とか終わった時に「絵を描いてプレゼントしてくれる?」みたいなことを軽く冗談で言ったんですが、本当に描いてくれました。

永野さん

初めましての時が本読みだったんですが、その時に「(齋藤くんが役で)絵を描くんだし、私の似顔絵でも描いてくれる?」って、からかったんですよ。そしたらこんなに素晴らしい絵が来ちゃったもんだからびっくり仰天です! 素晴らしすぎて…。本当にありがとうございます。時間と愛情を感じました。

MC

齋藤さん、この絵にはどんな思いを込めて描いたんですか?

齋藤さん

本読みの時に言われてから、劇中で描く絵よりも、永野さんの絵を練習したほうが良いんじゃないかと思いました。それからずっと緊張していました。撮影が終わった後に先生に教えていただきながら、花火のシーンの絵を、僕が劇中で使っているパステルで描きました。ちゃんとお渡しできて良かったなと思います。

MC

永野さんはその絵を、今自宅に飾っているんですか?

永野さん

自宅に飾っています。ありがとう。

齋藤さん

こちらこそありがとうございます。

MC

中学の体育教師になった西片を演じられた高橋さんは、生徒と向き合う役というのは、いかがでしたか?

高橋さん

西片は体育教師とはいっても、先生らしくないというか、「西片」という先生のジャンルがあっても良いんじゃないかと思いました。「廊下を走るなよ」とか言っている部分は先生っぽいなと思いながら、でも、生徒は聞いていないんですよね。西片は、生徒からもからかわれたりして、年が近くて親しみやすい体育の先生だと思います。僕の学生時代を思い返して、そこに西片の愛くるしさと純粋さを入れて、もはや、自分らしい「西片」という先生のジャンルを作りましたね。

MC

その西片先生と共演シーンが多かったのは白鳥さんですね。高橋さんが白鳥さんと共演して思い出に残っていることはありますか?

高橋さん

教室のシーンで、「ちょっとお話があって、お時間いただいてすみません」と言うシーンがあるんです。あのシーンの撮影の時に「初めまして」だったよね?

白鳥さん

そうですね。

高橋さん

お互いにつかめていない中で、お互いが気を遣うシーンの撮影だったのは、タイミング的に良かったなと思いました。玉季ちゃんの話の内容がちょっと重いから、なるべく撮影以外では話しかけないようにしていたんです。そしたら、あまりしゃべる機会がなかったね。

白鳥さん

そうなんですよね。終わった後にもあまりしゃべれなかったなと思っていました。

高橋さん

変な気遣いしちゃってごめんね。教室でクラスのみんなの中にいて、僕が教壇に立っているシーンはありましたが、意外と二人だけのシーンがあったわけじゃなかったので、もうちょっとお話がしたかったなと思いますね。じゃあ、また今度ゆっくり。

MC

白鳥さんはどんな思いを高橋さんとの共演シーンで考えながら演じていましたか?

白鳥さん

私は、指揮をするシーンがあったので、指揮の練習をずっとしていました。さっきお話した二人のシーンの撮影の休憩中にも、練習していたんです。でも、上手くなっている気がしなくて不安になっていた時に「メトロノームの音をずっと聞いていると、その音を覚えられるから良いよ」って西片先生が教えてくださいました。撮影中も本物の先生のように生徒と関わってくださったので、「西片先生」という印象が強いです。

高橋さん

ありがとうございます。唯一「西片先生」って呼んでくれます。

MC

では、鑑賞直後の皆さんの前だからこそ話せるおすすめのシーンなどをうかがえますか?

永野さん

じゃあ、今まで言っていなかった話で言うと、玉季ちゃんが指揮をして、みんなが歌を歌うシーンがあるじゃないですか。あのシーンのみんなの歌声がきれいすぎました。すごく練習していたんだよね? 学校の先生ってこういう気持ちで私たちの学生時代の歌を聞いてくれていたんだろうなと思って、不思議に温かい気持ちになりました。

MC

生徒たちの気持ちがこもったシーンでしたよね。高橋さんはいかがでしょうか? 鑑賞直後だから言えるシーンでも構いません。

高橋さん

おすすめは…。

永野さん

ちょっと、何もなさそうな顔をするのはやめてもらっても良いですか?(会場:笑)

高橋さん

だって、今までおすすめなんて聞かれてこなかったじゃないですか。

永野さん

じゃあ、「イチオシ」ならどうですか?

高橋さん

イチオシ…。あの海辺のイヤホン半分ごっこ。

永野さん

おおー。ごっこ?

高橋さん

イヤホン半分こシーン。あのシーンの撮影は、結構序盤だったじゃないですか。

永野さん

初日じゃない? あ、二日目だ。

今泉監督

初日の予定だったんですが、天気にめっちゃこだわっていて、初日は曇っていたので、練習だけして、二日目か三日目の晴れの日に撮り直しました。

高橋さん

だから、まだお互いの関係性もあまりできていない中での撮影でした。でも、(西片が)中学生時代にそれをやっていたのを、ドラマで観ていたので、「今日やるのか」と、そわそわドキドキしながら現場に行きました。でも、イヤホンを人と半分こで聞いたことがなかったので楽しかったです。

永野さん

そうだったんだ?

高橋さん

イヤホンを半分こにして同じ音楽を聞くって、結構ベタじゃないですか。だからこそやってこなかったんですが、「こんなにも良いものなんだ」と思いました。「西片、幸せやなー」と思っていました。

永野さん

そんなにテンション上がっているとは知らなかったです。

高橋さん

いやいや、隠していました。あと、そこで段差を飛び越えるというか階段を下りるところがあるんですが、監督がベタ褒めしてくれました。

今泉監督

高木さんはスマートにポンっと下りるんですが、西片の絶妙なダサさというか、ドタバタしていて…あのシーンをもう一回観てください!

高橋さん

もう一回観てほしい。

今泉監督

オーバーじゃないけれど、「分かったよ!」って言いながらドタバタっと下りるのが素晴らしい。でも、何回かは「わかたよ」になっていたましたよね。

高橋さん

「わかたよ」になっていました。

今泉監督

すごく良かったです。

高橋さん

すごくお褒めいただいたので、覚えています。僕自身もお気に入りのシーンです。

MC

江口さん、ぜひおすすめのシーンがあればお願いします。

江口さん

今、考えていたんですが、やっぱり防波堤のシーンですかね。中学生時代のドラマにも僕は出ているんですが、中学生の時のシーンも「良いシーンだな」と思っていたんです。それが本作でも再現されて…、今のBluetoothやワイヤレスイヤホンだとこれはできないからね。そういえば、昔『ラ・ブーム』(1980年公開/ソフィー・マルソーのデビュー作)という映画で、ヘッドホンを後ろからチークダンスの時に彼女にかけるっていうシーンがあるんです。(客席に向かって)知っているでしょう? すごく有名なシーンが80年代の映画にあるんですよ。あれのパクリじゃないですか?

今泉監督

パクリじゃないです(笑)。

江口さん

そんな二人の関係性が良かったですね。

MC

物語のキーワードに「10年後」というものがあります。皆さんは10年後どのようになっていたいでしょうか?

永野さん

私の20代の過ごし方の目標が「何でもかんでも挑戦する」なんですよ。挑戦して、自分の中で「合う」「合わない」や、「やってみたい」「やってみたくない」などいろんなことを経験して、それを精査して、学びを得た状態で30代になったら、自分で選択していけるようにしたいと思って過ごしています。だから、10年後は、きっと自分を信じていろんな選択をしながら、今よりも楽しく、そうやって生きていてほしいと思います。その時にはまた違う自由度があるんじゃないかなと思いたい!

MC

なれます!

永野さん

なれますよね! 叶えます。楽しみです、30代。

MC

高橋さんも永野さんとは一歳違いですから、30代になっていますね。

高橋さん

34歳ですね。分かりません!

永野さん

分からない中で聞いているのよ。

高橋さん

分からない中で聞かれているのは分かっているんですが、分からない。

永野さん

願望、願望!

高橋さん

生きていたい。(会場:笑)

今泉監督

めっちゃ大事ですね。

高橋さん

家族のみんなが生きていたら良いなと思います。

永野さん

健康に過ごせたら良いなとかにしとく?

高橋さん

健康に過ごせたら良いな。みんなで仲良くできていたら良いなって思うのと、仕事に関しては10年後もカメラの前にいたいなって思います。

MC

では続いて、白鳥さんは現役の中学生ですからね。

永野さん

えっ、中学生なの?! ずっと高校生だと思っていた!

白鳥さん

まだ中学生です。来年からは中学生…じゃなかった高校生です(笑)。

永野さん

すごく大人っぽくて冷静なので、高校生かと思っていました。

MC

10年後、いかがですか?

白鳥さん

10年後…。今、14歳なので、24歳ですよね。キラキラした感じの、カッコ良くて美しい大人の女性にすごく憧れがあります。永野芽郁さんみたいな感じになれていたら良いなと思います。

永野さん

今、無理矢理言ってくれたよね? 私の圧を感じた? 大丈夫?(会場:笑)

白鳥さん

横を見たら、きれいな大人の女性がいました。

高橋さん

たまたまね(笑)。たまたま横を見たら10年後の理想の姿があったんだね。

MC

齋藤さんは現役の高校生、16歳ですか?

齋藤さん

今年で17歳になります。僕は、はっきりと言うんですが、「文哉さんみたいになりたい」と思っています。(会場:拍手)

高橋さん

それって、たまたまでしょう(笑)? たまたま視界に僕が入っちゃったんでしょう?

MC

理由は?

高橋さん

それはたくさん聞きましょうよ。理由なんていくらあっても良いですから。

齋藤さん

うまくまとめられるか、分からないんですが、文哉さんの作品をデビュー作からいろいろ観てきました。いつか一緒にお芝居がしたいって思った時に、本作のお話が来ました。僕は、文哉さんと一緒にお芝居をするシーンはなかったんですが、お風呂に誘っていただいた時に、いろんなお芝居の話とか、モチベーションの話を聞いて、もっと好きになりました。だから、「10年後」って質問になった時に「じゃあ文哉さんみたいに頑張ろう!」と思いました。

永野さん

プラス、今、横を見たら理想がいたんだね(笑)。

高橋さん

齋藤潤くんは、芸能界で唯一僕のことを崇拝してくれているんですよ。作品が放送されたり、公開されるたびに連絡をくれるんです。今までずっと僕は年下の立場だったので「またいつでもお話聞きたいです!」なんて言われることがあまりなかったんですよ。それって、先輩方に僕が言っていることだったので、少し前の僕を見ているようで重なる部分があります。僕大好きなんですよね。

齋藤さん

にょほ~。…変な声が出ちゃった(笑)。

MC

相思相愛ですね。素敵な愛情を感じました。
江口さん、いかがですか?

江口さん

10年後ですか…。もう、僕のことはどうでも良いですね。世界情勢が少しでも良くなってほしいとか、円安はこれ以上進むなとかですね。みんなが少しでも安心できる世の中であったら良いなって願いたいです。

MC

さて、本作のタイトル『からかい上手の高木さん』にちなみ、皆さんには、ご自身は「何上手」かをフリップに書いていただきました。江口さんからお願いいたします。

江口さん

ライブをやります。(会場:拍手)6月11日渋谷EASTでやります。良かったら遊びに来てください!
音楽をまた再開して、ライブがすごく楽しいですね。やっぱり、来てくれる人たちとのコミュニケーションがエネルギッシュなので、芝居もそうですが、ライブ感というか、生々しくやるのが好きなんですよね。そんないろんな意味をこめての「ライブ上手」としました。

MC

もう一度、ライブの日付をお願いいたします。

江口さん

6月11日! もう良いですよ(照笑)。

永野さん

「宣伝上手」でもありますね。

MC

では続いて、齋藤さん参りましょう。

齋藤さん

細かいんですが、「神経衰弱上手」です。
時々神経衰弱をやるんですが、勝つんです。3対1でも僕が勝ったりします。

永野さん

すごい!

齋藤さん

だから、強いのかなって思いました。

永野さん

私は、絶対無理! 相当な記憶力があるんだね。

MC

何かの企画で、どこかで披露してほしいですね。

齋藤さん

じゃあ、鍛えておきます。

MC

じゃあ、憧れの文哉さんといつかやってみますか?

高橋さん

僕、神経衰弱めっちゃ強いよ。

永野さん

あら。

齋藤さん

強そうです。やらせてください!

高橋さん

ぜひ、お手合わせ願います。

MC

忖度なしの真剣勝負を見せてしてほしいですね。
白鳥さんはいかがですか?

白鳥さん

「インタビュー上手の白鳥さん」になりたいです。
取材とかで、いつもすごく緊張しちゃって、言いたいことがいつも言えずに帰ってくるんです。だから、もっと話したいことを話せるくらいインタビュー上手になりたいなって意味を込めて「インタビュー上手」にしました。

MC

永野さん、今日の白鳥さんは、ここまでよくしゃべれていますよね?

永野さん

本当ですよ。緊張していないかのようにおしゃべりになっていますよ。やっぱり上手になりたいっていう思いがあれば上手になると思うので、楽しみだね?

白鳥さん

はい。

高橋さん

すごい、この間が幸せです。

MC

では、高橋さんいきましょう。

高橋さん

「何事にもハマり上手な高橋さん」です。
読んで字のごとくです。ファンの皆さんや永野さんはピンときていると思うんですが、僕はすごくハマりやすいんです。ハマり上手なんです、そこらへんの人とはレベルが違うくらいハマりやすいです。

MC

最近は何にハマっているんですか?

高橋さん

今日の「ザ・タイム」(TBS系列で放送中の朝の情報番組)でやった3大NEWスポーツを全部やろうかなと思いました。

MC

あの3大NEWスポーツですか? ピックルボールも含めて?

高橋さん

ピックルボールから始めようかなと…。

MC

「ザ・タイム」に出演された時に、高橋さんがかなりスーパープレイを連発されたんですよね。

高橋さん

ネットでピックルボールが買えないか調べました(笑)。そのレベルなんですよ。

MC

すごい! 永野さん、間近でご覧になっていましたがいかがでしたか?

永野さん

すごく上手なんですが、本当にハマりやすいのは現場でも伝わっていたので、さっきも「買っちゃだめだよ!」と言いました。

高橋さん

「本当にやるかも分からないんだから!」って言われました。

永野さん

「そんなに何でもかんでも買わないの!もうちょっと待ちなさい!」って言いました。

高橋さん

「でも、僕やりたいんです!」。

MC

じゃあ、過去にも結構買ったりされた経験がある?

高橋さん

家でできる可能性があるものは買います。好きなものとか、やってみたいハマりそうなこととか、うまくなりたいものとか。

今泉監督

そう言えば、ボウリングのスコアがめちゃくちゃすごいって聞いたんですが…。

高橋さん

何で知っているんですか?

今泉監督

最高スコアを言ったらみんな驚くと思います。

高橋さん

最高スコアは264です。(会場:感嘆)

今泉監督

ボウリングって、300点満点なんですよ。

永野さん

すごいね!

高橋さん

10連続ストライクをしました。

永野さん

あれ? マイボール持っていなかった?

高橋さん

持っています。

永野さん

ほら、ボウリングの球まで持っているんですよ。

MC

これは相当ハマりやすいですね。

高橋さん

本当にハマり上手なんです。

永野さん

上手!

高橋さん

ありがとうございます!

MC

ちゃんと極めて、レベルが高いって言うのがすごいですね。

高橋さん

極めて、誰にも負けなくなったら辞めるんです。自分の中でそういうボーダーラインがあります。

MC

パドルというラケットがあるんですが、ぜひとも購入してみてください。

永野さん

だめです!

高橋さん

買うと永野さんに怒られるので、「ザ・タイム」さんお願いします! 事務所に送ってください!(会場:笑)

MC

もしくは私が買います。

高橋さん

良いんですか! じゃあ、休日に一緒にやりましょう。

MC

やりましょう。齋藤さんも誘いますね。

齋藤さん

お願いします。

永野さん

えっ、私は?

MC

永野さんも誘って良いんですか?

永野さん

玉季ちゃんも行くよね?

白鳥さん

私、運動神経が悪くて…。

高橋さん

いやいや、大丈夫です。運動神経が悪くても、体格差があってもみんなで楽しめるのがピックルボールです。

白鳥さん

すでにハマっていらっしゃるんですね!

高橋さん

年齢も関係ないです。江口さんもどうですか?

江口さん

どういうスポーツなの? 

高橋さん

テニスと卓球とバドミントンの融合みたいなスポーツです。

江口さん

室内競技?

高橋さん

室内でも、屋外でもやります。テニスコートとか、体育館でもできます。ダブルスとシングルがあります。場所も取らなくて、テニスコート1面あれば4面に使えるんです。

今泉監督

高橋くんは、ピックルボールの何者(笑)。

MC

ではお待たせしました、永野さんお願いします。

永野さん

「時短上手の永野さん」。

MC

時短が上手なんですか?

永野さん

基本的に、どうしたら無駄な時間を使わなくて済むかっていうのを考えて過ごしています。せっかちっていうのもありますが、5分でも無駄な時間を作りたくないんです。基本何でも時短を考えています。

MC

家の中での動き方や、仕事でも?

永野さん

そうですね。時短とせっかちが混ざっています。家の中は間取りを把握していますが、早く角を曲がりたくて肩をぶつけたりします。

高橋さん

早く曲がりたくて?

永野さん

そう。デリバリーを頼む時も、家に帰ってからデリバリーを待っている時間が嫌なので、帰る時間を計算して、家に帰って1分で届くように考えています。

MC

段取りを上手く組めるように…。

永野さん

あっ、「段取り上手」の方が良かったかな。

MC

高橋さんは、永野さんがせっかちだなーと思うところなどありましたか?

高橋さん

永野さんはすごくせっかちですね。僕もせっかちなので、馬が合っます…。(噛んでしまい、会場:笑)

永野さん

何て(笑)?

高橋さん

馬が合っていたような気がします。

永野さん

そうですか、良かったです。

MC

今、語尾を時短したのかと思いました。

高橋さん

言葉も時短させていただきました。(会場:笑)

永野さん

私、歩くのも速いんです。待っている教室から、撮影に使う教室に移動する時も、きっと私は早歩きだったと思います。それに文哉くんは普通について来てくれていたもんね。

高橋さん

そうですね。待っているのが嫌で、走って移動したりします。

永野さん

走るんだ。

MC

永野さん、最近一番時短できて、充実感があったことはありましたか?

永野さん

お仕事の後に、プライベートの予定を詰めたりもするんですが、お仕事が巻いた時に、その分プライベートの予定も前倒ししたかったんです。それで、予約していたところとかに連絡してみたら、奇跡的に全部上手くハマって、移動時間も含めて3時間くらい予定より早く自宅に帰れて、すっごく幸せでした。

MC

それは最高に気持ち良いですね!

永野さん

最高に気持ち良かったです!

高橋さん

普通なら1時間くらいは待たないといけないですからね。

永野さん

変な空き時間ができちゃうなとか思っていたんですが、全部時間を詰められて幸せでした。

MC

そろそろお時間となりました。登壇者の皆さんを代表して、永野さんと高橋さんからご挨拶をいただきます。

高橋さん

本日はありがとうございました。短い時間ではありましたが、本作の魅力と僕らの関係性なんかも楽しく見ていただけたんじゃないかと思います。皆さんは本作を観た方々だと思います。本作の魅力と感想を、「本作を観たらこういう気持ちになれるよ」「こういうエネルギーをもらえるよ」みたいなことを、周りの人にたくさん共有してほしいです。そして、大切な人や友たち、家族とまた劇場でお会いできたらうれしく思います。何度でも楽しんでください。

永野さん

改めまして、この会場にご来場いただいた皆さんも、中継をご覧になっている皆さんも、本当にありがとうございます。私たち自身もすごくキュンキュンして、温かい気持ちになりながら撮影することができ、こうして皆さんに届けられました。きっと、本作を観て、皆さんもどこかでキュンキュンしたり、「何か懐かしいな」と思ったり、初恋の思い出をよみがえらせることができたんじゃないかなと思います。小豆島の皆さんにすごくご協力いただいて、とても素敵な景色と穏やかな空気の下で撮影ができました。疲れた時、元気な時、恋人、友だち、家族…どんな世代の方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧になっていただけたらうれしいです。本日は本当にありがとうございました。