『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』完成披露試写会
- 完成披露
完成披露試写会
1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、1992年にTV アニメの放送がスタートしました。幅広い世代に笑顔と感動を届けてきた「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの32作目となる「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」では、灼熱の国・インドを舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が大活躍します。6月29日にイイノホールで行われた完成披露試写会には、賀来賢人さん、バイきんぐ(小峠英二さん、西村瑞樹さん)、瀬戸麻沙美さん、速水奨さん、小林由美子さん、佐藤智恵さん、橋本昌和監督が登壇し、しんのすけとボーちゃんも駆けつけて、会場を盛り上げました。この日の模様を詳しくレポートします!
賀来賢人さん
ウルフ役
小峠英二さん(バイキング)
ウフンアハーン役
西村瑞樹さん(バイキング)
バイト君役
瀬戸麻沙美
アリアーナ役
速水奨さん
ディル役
小林由美子さん
しんのすけ役
佐藤智恵さん
ボーちゃん役
橋本昌和監督
■「しんちゃーん!」「ボーちゃーん!」というお客さんからの呼びかけに、会場の中扉から客席の間を通ってしんのすけ&ボーちゃんが手を振って登場しました。しんのすけ&ボーちゃんが中通路でハグを交わしたり、お客さんとハイタッチをしながら、大きな拍手に包まれてステージに上がりました。
しんのすけ
みんなー! ナ、マ、ス、テー! オラ、春日部が生んだスーパースター、野原しんのすけ! みんな、オラに拍手! (会場のお客さん:拍手) どうもどうも、ありがとございますぅ。今日はオラのお、と、も、だ、ちのボーちゃんと一緒に遊びに来たゾ!
ボーちゃん
皆さん、ナマステー! 今日は会いに来てくれてありがとう! (会場のお客さん:拍手)
■しんのすけ&ボーちゃんはハイタッチや“お尻合いポーズ”をする。
MC
今日は映画に合わせて、二人ともとてもステキなお揃いの衣装を着ていますね。
しんのすけ
これは、これは、ちひろおねいさん(MCを務めたテレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサー)ではないですか! (佐藤アナに近づいて)ね、ね、ね、この後、オラと一緒にカレーでも食べない? ちなみにカレーはナン派? ライス派? それともカバディ派? (カバディの動きを真似しながら)カバディ、カバディ、カバディ…。
ボーちゃん
それを言うなら、チャパティ!
しんのすけ
お、おうー! そうとも言う!
MC
(笑)今日は映画の舞台挨拶ですから、改めて会場の皆さんにちゃんとご挨拶してください!
しんのすけ
それじゃあ、行きますか! 会場のみんな、今日はオラの映画の完全披露試写会に来てくれてと〜ってもうれしいゾ! オラの映画、楽しみ? 楽しみな人、拍手! (会場のお客さん:拍手)
どうも、どうもです。今日のオラのビジュって良い? 良いと思う人、拍手! (会場のお客さん:拍手) (さらに拍手を求めるように)もっともっと! ありがとございますぅ! (インド語で「ありがとう」を意味する)ダンニャワ〜ド!
MC
本作の舞台は、インドになるんだよね。インドでどんなことをしてきたの?
しんのすけ
インドでは、まずインドのハガシミール州、ムシバイさんたちとオラたちが住んでいる春日部が姉妹都市になったことを記念して「カスカベキッズエンタメフェスティバル」が開催されることになったんだゾ。そのダンス大会で、オラたちカスカベ防衛隊のみんなが力を合わせて、踊って〜、歌って〜、大会で優勝して〜、インドにご招待されることになったんだゾ。いやあ、オラたちってばさすがですな。
ボーちゃん
みんなでいっぱい練習した!
しんのすけ
そうそう、いっぱい練習したんだゾ! インドに着いたら、お店で鼻の形に似たカッコいいリュックサックを見つけて、ボーちゃんと買ったんだけど、このリュックサックには怖〜い秘密があったんだゾ! ボーちゃんがリュックサックから出ていた紙を鼻に刺したら、いつものゆっくりなボーちゃんの、鼻水が止まって、すごい速さで暴れる“暴君(ボーくん)”になっちゃったんだゾ!
MC
びっくりしたよね! ボーちゃんが暴君になるなんて、目が離せませんよね。実は私も本作を観たんですが、夏休みにぴったりの、歌って、踊って、泣いて、笑える最高傑作でした。しんちゃん、今回はインドの街中で歌って、踊っていたよね。
しんのすけ
いやあ〜、そんなに褒められると照れますなあ。映画を観ると、歌って踊って、カッコいいオラたちに惚れちゃうから、要注意ですな! ダン、ダン、ダン! ダンニャワ〜ド!
MC
皆さんも、しんちゃんとボーちゃんの華麗なダンスと歌にも注目してください。
そして、今日は映画に出演してくれた、超豪華なゲストの皆さんも駆けつけてくださいました。
しんのすけ
それじゃあ、さっそくお呼びしましょう!
■賀来賢人さん、バイきんぐさん(小峠英二さん、西村瑞樹さん)、瀬戸麻沙美さん、速水奨さんも客席を通って登場し、大きな拍手を浴びました。
賀来さん
「クレヨンしんちゃん」は、僕の小さな頃からのヒーローです。そして、今も自分の子どもと「クレヨンしんちゃん」を観ながら楽しんでいます。ずっと「クレヨンしんちゃん」と一緒にいるので、今回、映画で一緒に共演ができて、本当にうれしかったです。
小峠さん
(ウフンアハーン役と紹介されると、会場から笑いが起きる)謎の笑いが、会場から出ていますが、僕がこんなにたくさんのお子さんの前でお話をすることなんて、なかなかないですよ。すばらしい光景です。ウフンアハーン役ということで、「何なんだよ、ウフンアハーンって」と思っている方もいると思いますが、ぜひ観てください。
「クレヨンしんちゃん」の映画を何本か観ていますし、ずっと好きだったアニメに出られて非常に光栄です。この後は試写会もございますので、最後まで楽しんでいただければと思います。
西村さん
僕には四歳の息子がいますが、子供も大好きな「クレヨンしんちゃん」という作品に携わることができて、大変光栄です。今日は皆さん、最後まで楽しんでいってください。
小峠さん
(西村さんを示しながら)この人は、お笑いをバイト感覚でやっているんですよ。(会場のお客さん:笑)
西村さん
バイトじゃない。本業でございます! (会場のお客さん:笑)
瀬戸さん
私も、しんちゃんの映画に出られて、今こうして、しんちゃんとボーちゃん、そして皆さんと一緒にステージに立つことができてうれしいです。(観客の)皆さんと、今日お会いできたことも、とてもうれしいです。
速水さん
生まれた時から、しんちゃんが好きです。
しんのすけ
本当!?
速水さん
ウソです。(会場のお客さん:笑) 僕の方がちょっと年上ですが(笑)、こういう素敵な作品に出られて、とてもうれしいです。皆さんは、これから本作をご覧になると思います。笑えるところがいっぱいあります。特にバイト君に注目してください。
西村さん
僕ですか!
小峠さん
バイト君、笑いゼロですよ(笑)!
西村さん
笑いがゼロって! 人によりますよ!
速水さん
あと、僕の相棒のカビールの名前が長すぎるので、そこにも注目してほしいと思います。今日は楽しんでください。
橋本監督
インドにロケハンに行ったのは、もう一年以上前になります。ようやく本作が完成して、こうして初めて皆さんに観ていただくことができます。ちょっと緊張しつつ、ドキドキしています。今日はよろしくお願いします。
しんのすけ
みんな〜、よろちくび〜。賢人おにいさんと速水おにいさんは、オラと同じくらいセクシーでイケメンだし、何より…(瀬戸さんに近づいて手を握って)きれいな麻沙美おねいさんが来てくれて、本当に、本当にうれしいゾ!
ボーちゃん
しんちゃん、ちひろおねいさんもいるよ!
しんのすけ
(佐藤アナの方に近づきながら)うわーい! オラ、MCのちひろおねいさんも大好きだゾ! ね、ね、ね、ちひろおねいさん、麻沙美おねいさん。この後、オラと一緒にインドに行ってカレーでも食べな〜い?
MC
インドはちょっと遠いかもしれないね。まずは舞台挨拶の方を進めていきましょう。
しんのすけ
(落ち込んだ様子で)ほ、ほーい。
ボーちゃん
(しんのすけを励ますように)しんちゃん、どんまい! (しんのすけとボーちゃんがハグ)
MC
本日ご登壇の皆さんは、「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」をいち早くご覧になっていると思います。完成した映画をご覧になっていかがでしたか?
賀来さん
(しんのすけが賀来さんに至近距離まで近づくと驚いて)おおっ! しんちゃん、近い、近い。しんちゃんは、距離感がおかしいんですよ。
しんちゃんの映画を観て育ってきた僕としては、しんちゃんと一緒の画面に映って、お芝居をしている映像を観て泣きそうになりました。でも、自分が参加した感じが、全然していないんですよね。もう、一ファンとして、すごく楽しませてもらいました。
しんのすけ
いやあ、照れますなあ。そんなにオラのことが好きだなんて〜。(賀来さんとお尻をフリフリしながら)ブリブリ〜、ブリブリ〜、ブリブリ〜、友愛のブリブリ〜。
小峠さん
(しんのすけが小峠さんに近づく)近い、近い! (しんのすけの)頬が肩に刺さっているのよ!
しんのすけ
刺さる!? オラのこのプリプリのほっぺが!?
小峠さん
今回は舞台がインドということもあって、スケールがすごく大きな映画ですね。感動もしますし、やっぱり笑いがふんだんに散りばめられていて、お子さんはもちろん、お父さんやお母さんも声を出して笑えたり、腹を抱えて笑うような場面もあります。皆さん、お楽しみいただけるんじゃないかと思います。最後まで目が離せない展開もございますので、ぜひその辺りもご覧になっていただけたらと思います。
西村さん
(しんのすけが西村さんに近づく)やっぱり、来るんですね(笑)。
小峠さん
来る、来る。来るのよ。
西村さん
距離感がすごいです(笑)。
みんなに見せ場がある作品です。ひまわりにもシロにも見せ場があるし、みんなが主役です。そこがすばらしいと思います。最後までドキドキ、ハラハラが止まらず、すごく面白かったです。皆さんも最後まで楽しんでもらえればと思います。
MC
小峠さんは、かなりアフレコに苦戦されたそうです。
小峠さん
そうなんですよ。僕は「ウフンアハーン」しか基本言わない役なので、「ウフンアハーン」ですべての物事を表現するのは、なかなか難しかったです。そして、監督が厳しいんですよ。「これはちょっと違う」と言われても、何が違うのか、分からないんですよ。「ウフンアハーン」なんて言ったことがないですから、「もうちょっと抑えて」とか「もうちょっとここは立てていきましょう」とか言われても…。でも、いろいろと丁寧に、すごく優しく指導していただいたので、何とか乗り越えられました。
橋本監督
この後、本作を観ていただければ分かりますが、とてもすばらしい、存在感のあるキャラクターになっていると思います。
小峠さん
ありがとうございます。本当に難しかったです。
MC
アフレコが終わった後、小峠さんの様子はいかがでしたか?
西村さん
僕はあんな小峠さん、見たことないですね。監督さんに直接指導してもらっていたので、楽屋に戻ってきた時にノックアウトされたボクサーみたいになっていました。何も喋らないし、何も発さない。だから相当、出し尽くしたんだと思います。
小峠さん
「ウフンアハーン」で感情を出すことなんて、人生でやったことがないから大変です。
西村さん
見どころですよね。
MC
瀬戸さんはいかがでしたか?
瀬戸さん
まず本作に出演できたことがとてもうれしくて(しんのすけが近づいてきて、瀬戸さんがしんのすけの頬を触りながら「わー」と喜ぶ)私自身も幼い頃から「クレヨンしんちゃん」の映画を観てきました。今でも思い出に残っているシーンもあります。なので、声優になってしんちゃんの映画に出られたことがとてもうれしいです。
今回は歌って踊る映画ということで、オーディションの時に歌のオーディションが実はあったんです。ちょっとドキドキでしたが、選んでもらうことができました。実際に映画を観たら、想像以上に歌とダンスが盛りだくさんなので、皆さんに楽しんでいただけると思います。アリアーナちゃんはその中でも明るくて、元気な人気者なんです。でも、心の中には悩みを抱えていて。それをしんちゃんたちが明るくぶち破ってくれるので、そんなところも楽しんでいただけたらと思います。
速水さん
(しんちゃんが「ちょっと失礼しますよ」と速水さんに近づく)ここだけの話ですが、実は映画の公開日が僕のアニキの誕生日なんです。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
西村さん
ご本人かと思いましたが、お兄さんの誕生日!
速水さん
アニキです。
小峠さん
本当にここだけの話にしてくださいよ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
速水さん
きっと喜んでいると思います。とにかく、しんちゃんと共演できたのは、声優人生、四十数年やっていますが、一番うれしいかもしれない。
しんのすけ
うれしいゾ〜。
速水さん
(しんのすけが速水さんに近づく)しんちゃん、ちょっと近いので。もう少し、奥に行ってくれる?
しんのすけ
ええー! オラ、ここにいたいゾ。ずっとお声を聞いていたいゾ!
速水さん
ほっぺが硬いんですよね、しんちゃん。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
とりとめのない話になりましたが(笑)、本当に楽しかったです。音楽もステキだし、作品のテンポも良いので、ぜひ楽しんでもらえたらと思っています。
MC
ありがとうございます。本当に皆さん、しんちゃんが大好きなんですね。しんちゃん、ゲストの方々のお話を聞いてどうでしたか?
しんのすけ
いやあ、照れますなあ。オラの映画に出てくれただけでもうれしいのに、こんなに褒めてくれるなんて、本当にダンニャワ〜ド!
(賀来さんに向けて)賢人おにいさん、映画の中のオラ、カッコ良かった?
賀来さん
カッコ良かったよ!
しんのすけ
オラたち防衛隊の活躍、しっかり観てくれた?
賀来さん
観ていましたよ! 相変わらずの活躍だったね。よくよく考えたら、しんちゃんって五歳なのに、五歳であそこまでやれるなんてすごいよ、本当に。
しんのすけ
年季の入った五歳児なので。
賀来さん
毎度、しんちゃんはカッコ良いよ。
しんのすけ
ありがとうございますぅ。ダンニャワ〜ド!
賀来さん
「ダンニャワード」は、「ありがとう」っていう意味なんだよね。
しんのすけ
そうなのぉ?
賀来さん
知らないで使っていたの? (会場のお客さん:笑)
しんのすけ
響きが良いから〜。
MC
では、この方々にもご登壇いただきましょう。野原しんのすけを演じている小林由美子さん、ボーちゃんを演じている佐藤智恵さんです! (会場のお客さん:拍手)
小林さん
皆さん、本日は完成披露試写会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。今回の映画はインドが舞台ということで、歌って、踊って、カレーもいっぱい食べて、エンターテインメントが盛りだくさんのお時間も提供できると思います。そして我らが、平和の象徴と言われているボーちゃんが、なんと暴君になってしまうという。あのトレードマークの鼻水が、何と消えてしまうので、「ええ!どうなっちゃうの?」という展開や真相を、皆さんの目で確かめていただきたいと思っています。
佐藤さん
今日は暑い中、本当にありがとうございます! 今回はいつものんびり、ゆったりしているボーちゃんが、なんと暴君になってしまいます。だんだん変わっていってしまうボーちゃんを、皆さんに観届けてもらえたらと思います。そして、カスカベ防衛隊の友情も盛りだくさんです。ぜひ最後まで、お楽しみください。
MC
本作には、歌や踊りがたくさん登場します。先日解禁された最強の相棒を探す(賀来さん演じる)ウルフの歌唱映像も話題になっていました。実際に歌ってみて、いかがでしたか?
賀来さん
なかなか大変でした。初めて音源を聞かせていただいた時に、難しすぎて(困りました)! 歌も難しいし、ラップみたいな部分も難しいし、合いの手も自分でやらなきゃいけないんです。それが、めちゃめちゃ難しくて、(アフレコ)現場に行って、たくさん録りましたよね。
橋本監督
そうですね。でも、僕の印象としては、割とスムーズなアフレコでした。すごく頑張っていただいたという印象です。うまくいかないなという感じは全くなかったです。
賀来さん
全くなかったそうです!
MC
最初から完璧だったのでしょうか。
賀来さん
完璧だったそうです! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
MC
今回、アリアーナちゃんが自分の気持ちを思わず歌うシーンや、ディルはカビールと一緒に熱唱するシーンもあるんですよね。
瀬戸さん
アリアーナの曲は、詩の中に繊細なアリアーナの悩みが含まれていたりするんです。リズムがちょっと難しかったので、テンポがある中でちゃんと気持ちを込められるように歌いたいなと思っていました。監督、どうでしたか?
橋本監督
難しい曲だと思っていたんですが、「さすがだな」という感じでした。
瀬戸さん
ありがとうございます。
速水さん
僕は、カビール役の山寺宏一くんと二人で歌ったんですが、とにかく声帯というか、声が筋肉を増しているような感じで歌っています。そこを聞いていただいて、終わった後にはカレーを食べてほしいなと思います。
橋本監督
すごくステキな声で、力強い曲を披露していただきました。ぜひ聴いていただきたいなと思います。
MC
劇中の楽曲の中には、橋本監督ご自身が歌詞を担当されたり、ダンスの振り付けを考案されたものがあるとうかがいました。
橋本監督
今までの作品でも何度か詩を書いているんですが、別に「詩を書かせてくれ」と言ったわけではないんですよ。「監督が書くんですよね」という感じの空気がなんとなく出ていて…(笑)。何曲か詩を書きました。しんちゃんらしい詩にしたいという思いもあって、自分で書きました。ぜひ詩も追いかけていただけるとうれしいです。
MC
本作の「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」というタイトルにかけまして、皆さんにとって今、灼熱なものを教えてください。
賀来さん
もう解決はしたんですが、家のエアコンが壊れました。(周囲から「ええー!」と驚きの声) この灼熱時期に、四日ぐらい、エアコンなしでなんとか絶え抜きました。
MC
いつ頃、壊れてしまったんですか?
賀来さん
つい先日です。やっぱりエアコンって本当に大事! 扇風機でなんとかしのげました。
小峠さん
ガチ灼熱の話を聞きたかったわけじゃないんですよ! そういう話じゃないんです。
賀来さん
違うんですか(笑)?
MC
もしよろしければ、夢中になっていることなどを教えていただいても…。
賀来さん
そっちの意味ですか! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
小峠さん
だいたい、そうなんですよ。
賀来さん
(笑)。夢中になっていることですか、何でしょうね…。やっぱり、子供と遊ぶことは夢中になってやっていますね。毎日、寝る前に戦いごっこをするのが定番なんですが、ねじ伏せるぐらいまで戦わないと寝てくれないんです。なので、結構本格的に戦っています。
小林さん
子供の体力って無限ですよね。
賀来さん
そうなんですよ。
小林さん
本当にこっちが灼熱で焼かれるぐらい、熱くなってしまう。
賀来さん
はい。頑張っています。
MC
小峠さんは、いかがでしょうか。
小峠さん
今、頭が灼熱かもしれないですね。
西村さん
それは、今に始まったことじゃないですよ。
小峠さん
たまらないのよ、この時期は。
西村さん
二十年前からなのよ。
小峠さん
直で(太陽の光が)脳みそに来ますから。直脳だよ、直脳。
西村さん
そういう灼熱じゃないんですよ。自分で賀来さんに言っていたじゃないですか!
小峠さん
でも、夏は本当に大変ですから!
MC
最近は、灼熱な出来事などもあったかと思うんですが…。
小峠さん
(会場から拍手が上がり)ああ、すみません。そうですね、結婚をしました。(周囲から「おめでとうございます!」と声がかかり、小峠さんは頭を下げながら)ありがとうございます!
西村さん
小峠さん、「灼熱に幸せだ」と言っていましたよね。
小峠さん
(しんちゃんが「ケッコンおめでと〜」というメッセージをお腹に張り付けていることに気づき)これ、見てください、うれしい!
しんのすけ
(小峠さんの方に走り寄って、「ケッコンおめでと〜」というメッセージをアピール)
小峠さん
うれしいなあ。ありがとうございます。ありがたいですよ、こうやってしんちゃんに祝っていただけてうれしい。ちょっとメッセージを付けている場所が気になりますけれど…。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
MC
西村さんはいかがでしょうか。
西村さん
やっぱり灼熱におめでたいのは、小峠さんの結婚ですよね。
小峠さん
それはもう言ったんで、それ以外でお願いします。
西村さん
(笑)。何でしょうかね。小峠さんが結婚するということで、僕が婚姻届の証人になったんですよ。それは灼熱にうれしかったですね。
小峠さん
でも結婚するとなって、コイツに初めて報告した時は(気のない返事で)「はあ〜ん」でしたよ。
西村さん
もう、付き合いは長いですから、ようやく結婚をして、こんな幸せなことはないですよ。(小峠さんの持ちギャグ)「なんて日だ!」って思いました。
小峠さん
お前が言うんじゃないよ! (登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
MC
小林さん、佐藤さん。本作の中で「灼熱だ」と思うシーンを教えてください。
小林さん
こういう質問に対してこの答えとしては一番ダメな答えかなとは思うんですが、本当に、本心から、全部です! 頭からお尻まで灼熱じゃない箇所がない。ずーっと熱いまま終わっていくという感じです。どこを切っても熱い。この答えで申し訳ないんですが、全部のシーンが灼熱です。
佐藤さん
確かに全部が灼熱なんですが、特に歌と踊りのシーンではそれぞれのキャラクターがすごくエネルギッシュで、踊りたくなる感じの歌ばかりです。インドパワーが灼熱です!
MC
では最後に、賀来さんと小林さんからメッセージをお願いいたします。
賀来さん
いつものしんちゃんの映画の良さである、笑いあり、涙あり、感動あり、友情あり、家族愛ありに加えて、さらに今回は歌とダンスがありというエンタメの詰まった、最初から最後まで楽しめる「しんちゃんムービー」になっています。ぜひ皆さん、楽しんでください。ありがとうございました。(会場のお客さん:拍手)
小林さん
全国のボーちゃんファンの皆さん、お待たせいたしました。今回はボーちゃんが主役になっております。平和の象徴、ボーちゃんが暴君になってしまって、この鼻水が消えてしまいます。一体どうなってしまうのかという展開を、ぜひ劇場でお確かめいただければと思います。歌あり、ダンスあり、笑いあり、楽しいお時間を皆さんと共有できたらと思っております。「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」を何卒よろしくお願いします! (会場のお客さん:拍手)