映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』 神々たちのワールドプレミア
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ワールドプレミア
<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が、東京・立川の風呂なし六畳一間のアパートで二人暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描くギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中)。<ギャグ漫画日本代表>とも呼べる「聖☆おにいさん」初の実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』が12月20日より全国公開します。
12月12日、スパイラルホールにて神々たちのワールドプレミアが開催され、松山ケンイチさん、染谷将太さん、福田雄一監督が出席し、他のキャスト陣はまさかのパネルでの登壇となりました。また、松山さん、染谷さんは「今年の一言」をトレードマークであるTシャツに書き示し、この一年を振り返りました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします!
松山ケンイチさん
イエス役
染谷将太さん
ブッダ役
福田雄一監督
■松山さん、染谷さん、福田監督が登場後、キャストの皆さんの等身大パネルが一斉に登場しました。
MC
(等身大パネルに向かって)皆さん、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
福田監督
頭がおかしくなったんですか? パネルに話しかけていますよ!(会場のお客さん:笑)
MC
(きょとんとして)どうされましたか? 我々には、今神々が見えていますよ。(登壇者の皆さん:笑)
それでは、松山さんからご挨拶をお願いします。
松山さん
(等身大パネルを見つつ)豪華な方々が勢ぞろいですね。ワールドプレミアにふさわしい、にぎやかな舞台挨拶ですね。
染谷さん
今日、初めてキャスト全員が揃うって聞いたんですけれど…。
松山さん
揃ったことは揃ったね。
染谷さん
(窪田さんの等身大パネルを見つつ)窪田君とすごく目が合う…(笑)。
短い時間ですが、楽しんで帰ってください。
福田監督
たくさんのお客さんに集まっていただいて、本当にありがとうございます。今日は楽しんでいってください。
MC
まずは、衣装についておうかがいします。作中のTシャツにジーンズの姿とは違い、本日はタキシードですが、身にまとった心境はいかがでしょうか。
松山さん
こういう格好をするのは久しぶりなので、ちょっと照れもあります。でも、こういう場ですからね。今日は監督もタキシードですね。
福田監督
僕、(タキシードを着るのは)たぶん初めてです。サイズがあったことに、びっくりしました(笑)。
松山さん
めちゃくちゃ似合っていますよ。
ただ、僕たち三人はタキシードですが、他の十人がパネルで役の衣装の姿なので、何だか負けている感じがしますね(笑)。
染谷さん
するいですよね。
MC
(パネルの皆さんが実際にいるフリをして)今、(梵天役の)賀来賢人さんから、染谷さんの「タキシードがカッコ良い」という言葉が聞こえましたが、染谷さんはいかがですか?
福田監督
(MCに向かって)どうしたんですか?(会場のお客さん:大笑い)
染谷さん
はい、タキシードです(笑)。
福田監督
染谷くんは「劇場版ドクターX」(2024年公開/監督:田村直己・主演:米倉涼子)の完成披露舞台挨拶の時もタキシードを着ていたから、着慣れているよね。
染谷さん
でも、作中の衣装とはギャップがありますよね。作中では、僕たちの役はバカンスを過ごしているので、Tシャツにジーンズですからね。今日はパリッと気合いを入れています。
MC
そんなタキシードで決められたお二人には大変恐縮ですが、やはりファンの方々は本作に登場するお二人の姿も見たいのではないかと思いまして、本日はお二人の等身大パネルもご用意しております。
染谷さん
ちょっと待って。今日って来なくても良かったんですか?
MC
いえいえ、そのギャップを楽しみたいと思います。お二人には申し訳ないですが、舞台袖から持ってきてもらってもよろしいでしょうか。
松山さん
持って来さすんかい! 主演だよ?
■松山さんと染谷さんは、それぞれ自分の等身大パネルをステージ中央まで運びました。
松山さん
これって本作の延長だよね?
染谷さん
やっていることがそんな感じですよね。
福田監督
すごく邪魔そうだね。(会場のお客さん:笑)
染谷さん
もうメインがパネルになっていますね。
■パネルと並んだお二人に、会場は大きな拍手。
MC
改めて、ご自身のパネルをご覧になっていかがですか?
松山さん
イエスだし、ブッダだよね。すごく着やすい衣装でしたね。
染谷さん
本当に過ごしやすかったですね。
松山さん
作業着みたいなものですし、他のキャストの皆さんの衣装がすごいので、対抗するにはありがたい衣装でしたね。
染谷さん
対比しやすいですし、待ち時間にリラックスもできましたね。
福田監督
僕もキャストの方の支度をずっと待っていました。(マーラ役の)窪田さんの衣装はすごくきついそうです。
染谷さん
窪田さんの衣装は、一番大変だったと思います。
福田監督
今日はみんな(パネルのキャストの皆さん)はお仕事が忙しいんですかね?
(帝釈天役の)勝地は、今舞台をやっていますね。(女子―ズレッド役の)川口さんは連続ドラマの撮影かな。(ミカエル役の)岩ちゃんは、今東京ドームで、ライブをしていますね。
MC
(あくまでもキャストの皆さんが来ているつもりで)舞台や、ライブの隙間時間で駆けつけてくださっているんですね。(登壇者の皆さん&会場のお客さん:笑)
福田監督
(十一面観音役の)太賀は何をしているんだろう? 舞台かな? 窪田くんも連続ドラマの撮影だよね。(ルシファー役の)竜也くんも連続ドラマがあるし、(ヨハネ役の)神木君も今端島(「海に眠るダイヤモンド」/TBS系列にて放送中の舞台)だからね。賢人は何をやっているんだろう? 賢人と(戦いの仙人役の)佐藤二郎は、たぶんズル休みだな。(会場のお客さん:大笑い)
(弁財天役の)麻衣ちゃんは連続ドラマの撮影だからね。みんな忙しいんだな。売れっ子ばっかりで、すごいキャストだね。
松山さん
そうなんですが、皆さん本作では笑いに特化して、吹っ切れた演技をしていますからね。会場の皆さんは、これから本作を観ると思いますが、全員が想像の斜め上を超えていくと思います。観たことのない演技をしているので、びっくりしますよ。
MC
染谷さんのブッダの衣装は、耳たぶや頭はどのようになっているんでしょうか?
染谷さん
どうなっている…? (パネルを指して)こうなっています(笑)。
福田監督
これは、付けるのにどれくらい時間がかかるものなの?
染谷さん
普通、特殊メイクは1~2時間くらいかかりますが、これはものすごく良く作ってくださって、30~40分でささっと付けられます。
これも本当に過ごしやすくて、横になると枕っぽくなるんです。(福田監督&松山さん:笑) なので、休憩の時は衣装のまま横になっていました。首の位置がちょうど良いんですよ。磁石で止まっているので、ずれることもないです。
MC
松山さんは、髪型や髭などはいかがでしたか?
松山さん
染谷さんのブッダよりは支度は早かったですね。でも、(いばらの冠を指しつつ)これは寝られないよ。いばらは痛い。(会場のお客さん:笑)
染谷さん
そうですね。結構なロン毛なので、食事される際はいつも後ろで髪をピンで止めていて、かわいかったです(笑)。
MC
今日はたくさんの神々に集まっていただきましたので、これからご覧になる皆さんに向けて、「この方の演技がすごいよ!」という方を教えてください。
福田監督
皆さんすごいですが、強いて一人上げるならば、竜也くんかなぁ。
松山さん
(藤原さんのパネルを前に出して、ご自身のパネルの隣に置く)ちょっとね、あれなんだよなぁ。被っている感じがしてすごく嫌なんだよなぁ。
福田監督
そうだね。これだと完全に「DEATH NOTE」(2006年公開/監督:金子修介)だもんね。(会場のお客さん:大笑い)
染谷さん
(ご自身のパネルをずらして)。そうですよね。
MC
あれ? 「DEATH NOTE」ってこんな感じでしたっけ(笑)?
松山さん
(藤原さんが演じた)夜神月は、こんな感じでしたよね。(自身が演じた)LもロンTだったけど、ジーンズを履いていたし、格好は似ているかも。
福田監督
(大笑い)。そうだね、ロンTかTシャツかの違いだね。
松山さん
(改めてご自身のパネルを見て)そうですね。言われてみれば似ているなぁ。
MC
福田監督が藤原さんを選ばれた理由を教えてください。
福田監督
竜也くんの芝居がヤバかったです。これからご覧になる方も、びっくりすると思います。僕が全く考えていなかった演技プランで、「こんなセリフの言い方するんだ!」って思いました。
松山さん
パンチ力がありましたか?
福田監督
あった! 僕は全然違うイメージで書いていたので、「うわ、こっちで来るのか!」「蜷川幸雄に育てられた人って、こんな感じなのか!」と思って、びっくりしました。
先日の完成報告会で竜也くんも話していましたが、本作の最後に竜也くんにとんでもないものを持たせています。竜也くんは「これから仕事がなくなると思う」と言っていました。皆さんも「これが出てくるんだ!」ってびっくりすると思います。
松山さん
(白石さんの等身大パネルを前に出しながら)僕は白石さんです。白石さんと共演したのは初めてだったんですが、「よーい、スタート!」のかけ方がヤバかったですよね?
染谷さん
ヤバかったです。
福田監督
(笑)。僕はどちらかと言えば、四畳半のアパートに来た時の目がヤバいと思いました。
松山さん
それもヤバかったですね。白石さんは、いつまで経っても頭に残るような声のトーンで演技されるんですよね。「爆裂キャラだな」と、すごく印象に残っています。
福田監督
撮影のリハーサルが始まる前に、白石さんから「どう演技したら良いですか?」と聞かれたので、「とにかくMAXのデカい声で!」というお願いはしました。
松山さん
デカかった!
染谷さん
デカかったですね。僕たちは笑うのを耐えられなかったですもんね。
僕は、(大賀さんの等身大パネルを中央に運びつつ)この人です。この人は十一面観音さんで、帽子を被っています。予告では帽子を取った姿は出ていませんが、作中では帽子を取るシーンがあります。十一面観音さん、すっごいことになっています。(会場のお客さん:笑) この人は、(大賀さんの顔を指しつつ)一個でも割と濃いめなんですが、帽子を取ると本当にすごいことになっています。
染谷さん
初日で喉をからしていましたね(笑)。
MC
今日はお一人ずつピックアップしていただきましたが、皆さんキャラクターが濃いですね。
松山さん
そうですね。賀来くんも作中に映ってはいないですが、本番中に鼻水を垂らして、それをすすって戻してから、セリフを言い始めましたからね。(福田監督:大笑い)
染谷さん
あれはダメですよ。僕、本番中に笑いすぎて泣いちゃったもん(笑)。
MC
鼻水のシーンは、本作で使われてはいないんですね?
染谷さん
そこは使われていないんですが、その名残で(鼻を拭く真似をしつつ)こんな感じだったので、「あの時の鼻水だ」と思いました。
MC
本作のここに注目してほしいというポイントを教えてください。
福田監督
基本的に最初の60分が原作のストーリーで、その後の30分が僕のオリジナル脚本です。そこでかなり世界観が変わります。全然違う作品になってしまっているので、その辺りを楽しんでほしいです。
染谷さん
たくさんアクションシーンもあるんですが、その中にいろんな作品のオマージュがあるので、そこが見どころです。後は…この刺客の方々がひたすら笑わせようとしてくるので、僕たちがそれに必死に耐えている姿が垣間見られると思います。
福田監督
耐えられてないところも面白いですよね。
染谷さん
監督が耐えられていないところを使うんですよね。
福田監督
そうですね。佐藤二朗さんとのシーンでは、最終的に松山くんは津軽弁を話していましたね(笑)。
僕、あんなにふざけたのは、ヨシヒコ(「勇者ヨシヒコシリーズ」2011年テレビ東京系列にて放送/主演・山田孝之)以来かもしれないです。かなりふざけています。
松山さん
僕は、本作はキャストの皆さんのエンタメショーだと思っています。僕たちは、ストーリーテラーの部分もありますが、それを観ているお客さんのような感じでした。皆さん、本当にとんでもないものを置いていきます。
あと、実は僕まだ本作を観ていなくて、今日この後観ます。先日の完成報告会で、勝地くんが「みんなはすごく爪跡を残しているのに、僕は残せなかったかもしれない。」と話していたので、それがどういうことなのかを確認したい。(福田監督&染谷さん:大笑い)
染谷さん
悔やんでいましたね。
松山さん
(勝地くんは)めちゃくちゃ面白くて、才能があって、天才だと思っているのに、そういう人が本当に何も残せなかったのか確認したいです。
福田監督
だいぶ賀来賢人と岩ちゃんに押されてしまってね…。
松山さん
そうなんです。岩田くんと、賀来くんと、勝地くんが三人セットなんですよね。
福田監督
基本的に、賀来賢人は自分が目立っていれば良いと思っていて、輪を重んじない役者なんですよ(笑)。岩ちゃんも本作では、他の人との和を考えないお芝居をしていたので、そりゃあ、勝地も「わっ!」ってなりますよ。
松山さん
僕は、勝地くんが活躍できているかを注目して観たいと思います。
■「書き納めコーナー」と題して、松山さん、染谷さんが、それぞれの等身大パネルのTシャツ部分に「2024年を振り返った一言」を書きました。
松山さん&染谷さん
(パネルを裏返して、一言を書く)
MC
では、染谷さんからお願いします。
【染谷さんの2024年を振り返った一言】
「楽しい」
染谷さん
もうね、これしかないです。2024年、楽しかったです。
福田監督
(力を込めて)良かったねぇ! (松山さん:大笑い)
染谷さん
こんなに楽しい作品に出会えて、今も楽しいですし…「楽しかったなぁ!」と思いました(笑)。なので、来年も楽しい一年にできたらなという思いも込めています。
MC
松山さん、染谷さんの一言をご覧になっていかがですか?
松山さん
今年はオリンピックもあって、選手の皆さんがすごい成績を収めている姿を見て、僕は心が動かされましたね。
後は、僕たちは、本作の主題歌(「ビターバカンス」)を歌うMrs. GREEN APPLEさんのライブに行ったんですが、それも最高でしたよね。
染谷さん
最高でしたね。すごかった。
【松山さんの2024年を振り返った一言】
「畑仕事、もっとやりたかった。」
松山さん
今年は、朝ドラ(連続テレビ小説「虎に翼」NHKにて放送/主演・伊藤沙莉)の撮影があって、春・夏は、畑仕事ができませんでした。 毎年トマトとかスイカとかを作っていたんですが、今年はちょっとスイカを断念せざるを得なかったです。後、りんごも育てているんですが、りんごの花が咲く時期って春の4、5月くらいですごく短いんです。その限られた時に受粉させなきゃいけないんです。
福田監督
それを自分でやるんだ?
松山さん
やりたかったんですよ。でも、それも逃しちゃいました。そこで受粉しなかったら実もできませんからね。
福田監督
虫が花粉を運んでくれるわけじゃないんだ。
松山さん
やってくれれば良いですが、受粉用のりんごの木を、僕が枯らしちゃったんです。
福田監督
「虎に翼」で桂場を演じた裏で、そんなことが起きていたんだね。
松山さん
すごく戦っていたんですよ! めちゃくちゃ頑張ったんですが、畑の滞在時間が足りなかったですね。なので、来年はもうちょっと時間かけてやりたいと思っています。 りんごの受粉の成功と、スイカを復活させたいです。
MC
それだけ演技の仕事が充実していたということですよね。
松山さん
それは本当にありがたいですね。撮影もめちゃくちゃ楽しかったんですけれどね…。
MC
来年もたくさん仕事が来てお忙しくなるかと思いますが、畑仕事のために断ったりはしないですよね?
松山さん
うーん。
福田監督
ちょっと迷っているんだ(笑)!
染谷さん
でも、トマトだけは作ってほしいですね。本作の撮影現場にも差し入れてくださったんですが、松山さんの作ったトマトジュースはめちゃくちゃおいしいんですよ。
福田監督
僕は、先日まで舞台(「ミュージカル『グラウンドホッグ・デー』」/主演:桐山照史)をやっていたんですが、その大阪公演の劇場に、松山くんが全員分のトマトジュースを送ってくれました。 すごくおいしかったです。
松山さん
こういう風によろこんでくれる方がたくさんいるので、もう撮影どころじゃないんですよ! (染谷さん&福田監督:大笑い)
MC
農家の方ですか?
松山さん
(力を込めて)だから、僕は春、夏は野菜を育てたいんですよ!
MC
2025年はそれも叶う一年になればと、我々一同、祈っております。
松山さん
ありがとうございます。
■神々たちの等身大パネルとともにフォトセッションが行われました。松山さんが藤原さんのパネルを横に寝かせると会場は大爆笑。そのまま撮影が続行されました。
■ムービーセッションでは、松山さんと染谷さんがイエスとブッダそれぞれのパネルを振り回して、他の等身大パネルをなぎ倒し、会場は大いに盛り上がりました。
■「爪跡が残せなかった」と悔やんでいた勝地さんのパネルをセンターに置く松山さん。
MC
今ステージ上で起こったこと以上に、本作はすごいことになっていると思います。
そして、申し訳ありませんが、やはり勝地さんは横に戻しますね。
福田監督
(位置を戻されてしまった勝地さんのパネルを見て)最後まで爪跡が残せなかったなぁ。(会場のお客さん:大笑い)
MC
最後に松山さん、染谷さんからご挨拶をいただきます。
染谷さん
本作は、ただただ、笑ってほしいというコメディ映画です。笑い飛ばしてほしいです。この豪華なキャストの皆さんのこれまで観たこともない、「この人こんな風になっちゃうの?」という姿がたくさん観られます。これだけ豪華なキャストですが、チケットの値段は変わらないので、逆にお得かなと思っています。皆さん、今日は楽しんでいただいて、面白かったら周りの方にも広めてください。そして、たくさんの人に年末年始に観に行っていただけたら幸いです。
松山さん
笑って、笑って、笑って、最後には何も残らない作品です。(会場のお客さん:笑)
今年もいろいろ大変だったこともあったかもしれませんが、笑って、そういうものが消えてくれれば良いなと思っています。本当に、ただただ楽しんでいただきたいです。今日はお越しいただき、ありがとうございました。