映画「教場 Requiem」大ヒット記念舞台挨拶

2026.03.01
  • 公開後舞台挨拶

大ヒット記念舞台挨拶

ドラマから始まり、シリーズを重ねてきた「教場」シリーズの劇場版最新作、映画「教場 Requiem」の大ヒットを記念して3月1日に東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて舞台挨拶が開催。当日は、木村拓哉さん、綱啓永さん、齊藤京子さん、倉悠貴さん、中江功監督が登壇しました。客席とのティーチインでは、木村さんら男性キャストがマイクランナーを務め客席へ。会場は大きな盛り上がりを見せたこちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

木村拓哉さん

風間公親役

綱啓永さん

門田陽光役

齊藤京子さん

星谷舞美役

倉悠貴さん

氏原清純役

中江功監督

木村さん

2月20日に公開して、本日3月1日に再びスクリーンの前に上がれること自体、本当に大勢の方にこの作品を受け取っていただいたという証しだと強く感じています。本当にありがとうございます。

綱さん

公開から一週間ちょっと経ちましたが、すでにたくさんの方にこの作品を受け取っていただけて本当にうれしい限りです。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。

齊藤さん

本日はお越しいただき本当にありがとうございます。大ヒット舞台挨拶ということで、私自身も本日のことを誇りに思います。本日はよろしくお願いいたします。

倉さん

本当にすごくたくさんの反響をいただいて、今ちょっと感動しています。お客さんを交えて話すことができる機会もあるそうなので、楽しみにしていただけたらと思います。

中江監督

本作がヒットということで、ありがたいことです。もう二回以上観た方はいらっしゃるんですか?

■会場から多くの人が手を挙げる。

中江監督

こういう方がいないと、大ヒットにはならないと思いますので、二回と言わず、何度も観ていただけるとありがたいです。今日はよろしくお願いします。

MC

木村さん、大ヒットの反響はどうでしょうか? 木村さんの周りで反響を感じたエピソードがありましたらお願いします。

木村さん

現場以外でも、プライベートな時間を過ごしている時に、すれ違った方とかに「映画「教場 Requiem」行かせていただきました」と、街で声をかけてくださったりしますね。今日も、こちらに来る前に歩いていたら、お店の中から店員さんがわざわざ出て来て「映画「教場 Requiem」行かせていただきました」って言われました。でも、その時は犬が一緒だったんだよな…風間の“か”の字もないような状態の素で歩いていたんですが、皆さん映画「教場 Requiem」を観てくださった方たちは、どこかに風間の空気感を若干表現してくださっているか、すごく丁寧に言ってくださいます。「拝見させていただきました」みたいな感じで…。でも、すごくうれしかったです。

MC

2月28日の時点で、観客動員数が92万人で、まもなく100万人の方が観てくださることになります。すごくうれしい数字ですね監督?

中江監督

はい。ありがとうございます。

MC

そして、綱さん、齊藤さん、倉さんには、改めて風間公親の魅力について教えていただきたいと思います。

綱さん

(風間の名セリフが書かれた後ろのボードを見ながら)はい。風間公親といえば、やっぱり怖い印象があるのはもちろんのことなんですが…。

木村さん

これ、一個だけツッコミを入れても良い? スタッフさんもそうなんですが、打ち合わせの時も「えーと、風間の魅力を…」って、みんな呼び捨てなんですよ。よくてもフルネームの「風間公親の…」って…。「風間」って呼び捨てにして良いのは、四方田さん(小日向文世)だけだと思うんですが…(笑)。みんな、すげぇ言ってくるんですよね、まぁ、いいや。

MC

では、綱さん風間教官の魅力をお願いします。

綱さん

風間公親“さん”については、やっぱり「怖い」という印象があると思うんです。でも、後ろの右上にある「卒業できずに辞めていった者も私の生徒だ」っていうセリフがあるんですが、とにかく生徒に対して愛があるんですよね。特に映画「教場 Reunion」の金子大地くんが演じた笠原のシーンは、愛を感じる瞬間だったと思います。ああいう部分が見えると、うれしいですし、これも風間さんの魅力の一つだなと思います。

齊藤さん

そうですね、風間教官……普通に第三者として「教場」を観た時は、「こんな世界観があるんだ!」って感動しました。最初に監督とお話をした時は、「『教場』を観て感動しました!」って言いながら、めちゃくちゃ泣いてしまうくらい風間教官と「教場」に圧倒されていました。後は、何と言っても木村さんだから風間教官が生きているというか、「風間教官がいらっしゃるな」って思うので…。

木村さん

「風間」で良いよ(笑)。

齊藤さん

木村さんの風間教官は、世界一カッコ良い教官だと思いますね。

倉さん

僕は、この「教場」シリーズは、「風間公親という人」を見たくて作品を観ていました。だから、「何がこんなに魅力的なんだろう?」ってすごく考えたんですが、「隙がない」っていうところが、一番大きいかなと思っています。
別の方から聞いたんですが、木村さんが風間公親を演じている時って、重心のかけ方が普段と違ったり、随所にこだわりがあるんです。所作が誰よりもキレイだからこそお手本になるし、そういうところが、作品の厚みが増す魅力なんじゃないかと思っています。

MC

木村さん、重心のかけ方が違っているんですか?

木村さん

それは、企業秘密です!

倉さん

失礼しました(笑)。

木村さん

いや、ウソウソ(笑)!
それは、シリーズ第一作目を作る時から、監督とも現場で話をさせていただきました。人と対面する時、背中を見せる時、相手に対して向き合っている時もそうですが、一度も片足重心ということがなかったっていう…。「常に軸を一切動かさずにやってみたらどうだ?」っていうアイデアは監督からいただきました。なので、一作目から培ってきたものをそのまま継続したという形ですね。

MC

やはり、すごい役作りを…。

木村さん

いや、「役づくり」とかではないです。現場で皆さんと対峙して、生まれるものなので、自分の個人的な「こうしたいんだ!」とかっていうのは一つもないです。

MC

木村さんにおうかがいしたいんですが、Uruさんの主題歌「今日という日を」の魅力を教えてください。

木村さん

僕自身、この映画「教場 Requiem」に「今日という日を」という新しい主題歌をいただいたっていう話をスタッフから聞いた時に、「Uruさんが劇場版に対してまた新しいものを生み出してくれたんだな」ってすごくうれしくて、感謝すべきことだと思いました。個人的には、連続ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系列にて放送)の時に「心得」という作品をくださって、映画「教場 Requiem」の前の映画「教場 Reunion」の主題歌も「心得」だったんです。この歌には僕自身支えられながら撮影をしていました。「今日という日を」という主題歌もそうなんですが「心得」の中にも共通して「行け」という言葉が出てくるんですね。その言葉はUruさんが生み出した感情と景色と言葉なんですが、風間公親という登場人物を演じた上で曲を聴くと、Uruさんが彼の代弁をしてくださっていると感じます。巣立っていく人、巣立てなかった人たちにすらも「行け」という言葉を渡すことによって、「前に進め。後ろを振り返ったら私がいる」と思わせてくれる強いワードが歌詞にあった時に、すごくありがたいものをいただいたという気になります。

MC

本日は大ヒット舞台挨拶ということで、より映画を深掘りできるティーチインを会場の皆さんと一緒にやっていければと思っております。
「教場」シリーズについて、中江監督に聞いてみたい質問がある方は挙手していただければと思います。
まずはSNSで募集した質問を監督にぶつけてみようと思います。

【SNSの質問】

警察学校の授業で一番好きな授業は何ですか?

中江監督

好きな授業? 僕、授業は受けてないですよ。

木村さん

質問をそのまま質問で返しましたね(笑)?

中江監督

好きな授業…? あの、みんなが大変だった点検とか行進の…あれは訓練か? 授業?

木村さん

あれは訓練です。でも、あれも込みなんじゃないですか? 撮影をしてきた警察学校のシーンの中で、監督の中で一番好きな部分ですよね?

中江監督

すごく撮影には時間がかかっていて、みんなも毎回いろいろなところで「大変」って言っているので、その大変度を見るのが好きですね。結構、みんなが疲れきってからやっと本番に入ったりするんですよ。

木村さん

現場では監督が言うように、クタクタになるまでやるんですよ。自分もそうなんですが、それこそ笠原役の(金子)大地とやった時も、中江監督が笑って「使わないけどね」って言うんですよ(笑)。それでもみんなは、「いっち、いっち…」って行進をする。行進しているところをカメラマンさんも撮っているんですが、カメラを回してないんですよ。この劇場がグラウンドだとしたら、ここ(舞台上)からスタートして、向こうに行って回って帰ってきて、そこを曲がってくるちょっと前になったらサインを出すんです。スタッフは「あぁ、そこからしか使わないんですね」みたいな感じで撮影を続けます。でもみんなは、最初のところから「用意はい!」という言葉で始めているんです。 みんな、すごくやっているんですけれどね。

MC

その授業が好きということですね?

中江監督

えぇと…職務質問の授業が好きです(苦笑)。

木村さん

変えた(笑)。

MC

それでは、会場の皆さんも、ご質問のある方はいらっしゃいますか?

木村さん

これ、(お客さんの)声届きます?

MC

スタッフが参りますので…。

木村さん

じゃあ、行くわ!

■木村さんが客席に降りて、マイクランナーを務める。

木村さん

(質問者の方に)どちらから?

質問者

小平です。

木村さん

下のお名前は?

質問者

ヨウコです。

木村さん

じゃあ監督に質問どうぞ。

【会場からの質問1】

シリアスな場面がかなり多かったと思いますが、キャストの方々にかける言葉や何か気をつけていたこと、団結力を深めるために気をつけていたことなどはありますか?

中江監督

難しい質問ですね…。生徒たち同士が揃って集まって、練習をしたり声の張り方を「頑張れよ!」って言いました。

木村さん

付け足すと、「頑張れ」なんて言っていないからね(笑)。

中江監督

あんまり言っていないです(笑)。そこは自主性に任せていました。

MC

他にも手が挙がっています。

木村さん

(壇上の綱さん、倉さんに向かって)二人も。

綱さん&倉さん

はい!

■倉さんが客席に降りてマイクランナーに。

【会場からの質問2】

平田さんの一度辞めてから最後の演技がすごかったです。(SPドラマ「教場」で)退校した時からこの最後の場面は思い浮かんでいたのでしょうか?
最後の「ハレルヤ」って言う木村さんのセリフは台本通りだったのでしょうか?
またはアドリブだったんでしょうか?

中江監督

最初の質問に関しては、一作目からまさかこんなに続くとは思っていませんでした。一作で終わると思ったので、最後に平田が…とは全く想像していないです。最初のSPドラマ「教場」で終わるつもりが、たまたまSPドラマ第2弾「教場II」があり、連続ドラマ「風間公親-教場0-」があり、そして映画まで来たので、そこまで考えてはいなかったです。
最後の「ハレルヤ」は台本にありました。風間教官…風間ちゃんが(笑)。

木村さん

業界人っぽく言うな(笑)!

中江監督

呼び捨てにするなって言うから(笑)。
風間教官が返すところですよね?

木村さん

あれは台本にありました。

中江監督

いろいろな言い方をしてくれました。

■会場から「聞きたい!」の声が上がる。

木村さん

いや、質問は受け付けます。

倉さん

(質問者の方に)ありがとうございました。

■続いて、綱さんがマイクランナーを務める。

木村さん

(綱さんに向かって)移動の時はどうやるんだっけ?

■木村さんに言われると、綱さんが劇中と同じように劇場の通路を駆ける。

齊藤さん

身体に染み付いている…(笑)。

【会場からの質問3】

生徒役の皆さんや木村さんは、役に入るために本物の教場を見学させてもらったりはしたんでしょうか?

中江監督

木村さんと私は行きました。最初のSPドラマ「教場」の時に、二人で警察学校に行っていろいろな訓練を全部見せてもらいました。それ以降は、すごく厳しい元警察官の警察指導の方にかなり厳しい指導を生徒たちにやってもらっています。

綱さん

(次の質問者の方へ移動して)よろしくお願いします。

【会場からの質問4】

「教場」のシリーズはいろいろなシリーズがあると思うんですが、今回の映画「教場 Requiem」へキャスティングされる上で、どういう基準・どういうキャラクターにしようと思ってキャスティングをされたのかお聞きしたいです。

中江監督

難しいことを聞きますね。
当然ですが原作がありまして、ほぼ原作に則ったエピソードです。
キャスティングに関しては、キャスティングのプロデューサーとか、いろいろなスタッフたちと話し合いながら「この役はこの人が良いんじゃないか?」って試行錯誤をしながら決めました、と言うしかないですね。

■再び木村さんがマイクランナーを務める。

【会場からの質問5】

撮影していても使われなかった部分があるとおっしゃっていましたが、カットしたシーンで、監督が好きなシーンがあれば教えていただきたいです。

中江監督

好きなシーンは劇中に残っているので難しいですが…、使われなかったシーンはいっぱいあります。ここだけの話、この作品は2時間半ぐらいの映画ですが、本当はもうちょっとあって「国宝」並みに長かったので、結構カットしました。十崎(森山未來)が半グレの連中を処分する映像を撮りましたが、使いませんでした。だから、彼が生き残っているっていう説明なのですが、そこはもう良いなって…。ここだけの話ですよ。

質問者

全然良くないです!

中江監督

(木村さんに向かって)言わせたでしょ(笑)!

木村さん

違うよ! 本人が「撮ったけど使いませんでした」って監督が言ったら、横で「全然良くない!」って言うから(中江監督に)「伝えて」と…。

中江監督

すみません(笑)。

MC

ちなみにどなたのファンなんですか?

質問者

倉くんです。

■倉さんが質問者のもとへ駆けつける。

倉さん

ありがとうございます。

MC

先ほど主題歌についてのお話がありましたが、19時を過ぎたのでうれしい報告があります。「心得」と「今日という日を」の二曲を使ったスペシャルPVがYouTubeにアップされました。

木村さん

それは、ここで観ることができるんですか?

MC

できないので、後ほどチェックしていただきたいです。
そしてもう一つお知らせがあります。
NETFLIXで好評配信中の映画「教場 Reunion」ですが、3月7日に東京・名古屋・大阪・福岡の四都市でイッキ見上映されることが決定しました。以前開催(「完成披露試写会」)したことがあるんですが、5時間を超える長時間のイッキ見上映となります。映画館で二作品を同時に観ることができる最後のチャンスかもしれません。監督これは楽しみですね?

中江監督

はい。僕は観られるんですか?

MC

劇場に行けば監督も見られますよ。

木村さん

監督だったら普通に「監督の中江です」って言えば「どうぞ」ってなるでしょ?

中江監督

いやいや、チケットを買って行きますよ。

木村さん

福岡・大阪・名古屋・東京ですもんね? 監督頑張って行ってきてください。

MC

監督、お時間は空いていらっしゃるんですか?

中江監督

僕が一人で行くんですか?(木村さんに)一緒に行こうよ。僕一人じゃあれだから…。行くよね?

木村さん

後で連絡します。

中江監督

誰か必ず連れて行きます!

MC

最後に木村さんからメッセージをお願いします。

木村さん

今日も劇場に足を運んでくれた皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございます。こうやって作品を受け取ってくださった皆さんと、いろいろなお話ができるのは一番うれしいです。またこんな機会が持てるように、自分もちょっとワクワクしながら待ってみたいと思います。今日は本当にありがとうございました。