「イチケイのカラス」完成報告会
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完成報告会
講談社「モーニング」で連載された同名コミックを原作に、2021年4月期にフジテレビ系列月曜9時枠にて放送され、平均世帯視聴率12.6%という令和“月9”No.1 の高視聴率を獲得した連続ドラマ「イチケイのカラス」が映画化。12月20日、映画『イチケイのカラス』の完成報告会が東京・日比谷の帝国ホテルで行われ、竹野内豊さん、黒木華さん、斎藤工さん、山崎育三郎さん、向井理さん、小日向文世さん、田中亮監督が出席しました。こちらのイベントの模様をレポートいたします。
竹野内豊さん
入間みちお役
黒木華さん
坂間千鶴役
斎藤工さん
月本信吾役
山崎育三郎さん
井出伊織役
向井理さん
鵜城英二役
小日向文世さん
駒沢義男役
田中亮監督
竹野内さん
本日は完成報告会にお越しいただいて誠にありがとうございます。今年真夏の中を撮影して、本作が完成したことをこのような形でご報告できることを嬉しく思います。
黒木さん
ドラマでやった「イチケイのカラス」をこうして映画として皆さんに報告できることを嬉しく思います。
斎藤さん
劇場版たるゆえんがたくさん詰まった、スケールアップした作品に参加できたことを光栄に思っています。
山崎さん
連ドラファンの方、そして本作が初めてという方の架け橋のような役割ができればと思っております。
向井さん
僕は、本作からの参加ということで、連ドラをすごく楽しみに見ていた一ファンとしては感慨深いものがありました。今年の夏、大変な中、撮っていた作品の完成をこうして皆さんにご報告できるのは嬉しいことです。
小日向さん
連ドラで駒沢役を演じ、そのまま本作にも参加できて幸せな気持ちです。とても良い作品に仕上がっていますのでぜひ宣伝をよろしくお願いします。
田中監督
これだけの素晴らしいキャストの皆さんに彩られて、自信をもってお送りできる作品が出来上がりました。
MC
本日の会場は“法廷”を模しております。嘘偽りのないトークをお願いします。まずは竹野内さん、本作の完成おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
竹野内さん
ありがとうございます。ちょうど一年前の連続ドラマの撮影中は、まさか映画化するなどとはスタッフもキャストも想像もつかなかったことでした。今こうして、この場に立つことができていること、これは本当にドラマを見て応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがたいことだと感謝しています。
MC
映画化は想像がつかなかったですか?
竹野内さん
そうですね。いろいろとまだ落ち着いていない時期でしたので、とにかく「無事に最終回までたどり着くことができるかな?」という緊迫感みたいなものが常に現場にありました。でも、この「イチケイのカラス」のレギュラーメンバーの皆さんは和気あいあいとしていて、そういう空気の中でも現場の雰囲気はとても良かったです。多くの皆さんに楽しんでいただける作品になったのは嬉しいなと思います。
MC
本作の現場で、皆さんと久々にお会いしたら、すぐに「イチケイのカラス」の世界観に引き戻されましたか?
竹野内さん
そうですね、一年空いていたので「また役に戻れるかな?」というちょっとした不安はありました。私がクランクインしたのは野球場のシーンからでしたが、黒木さんの声を聞いたら一発で記憶が戻った感じでした。また、田中監督がすごく遊び心のある方で、撮影現場をとても和ませてくださるので、終始穏やかでした。どんなに大変な撮影状況であっても、スタッフもキャストの皆さんの雰囲気、空気感もすごく良かったんですよね。本当に良い現場だったと思います。
田中監督
本当に暑い夏の撮影で、皆さんに長い法律用語とかを言ってもらったり、台本にないのに坂間さん(黒木さん)にチャリンコをこいでもらったり、皆さんに走ってもらったりしたので、「ニコニコやらないと怒られる」と考えていました。それがハマって良かったです(笑)。
竹野内さん
田中監督はいろいろなことを仕掛けてくるんですよね。台本に書いてあることはもちろんですが、書いていないこと――さらにもっと膨らみが出たというか、田中監督だからこそ、こういう”入間みちおと坂間”の人物像を構築できたと思います。本当にありがとうございます。
田中監督
こちらこそありがとうございます。
MC
今回は弁護士として登場となった坂間千鶴ですが、入間みちおとの待望のバディ復活でした。役作りなどはいかがでしたか?
黒木さん
気になっていた点は、坂間はロジカルに早口でまくし立てるセリフが多かったので、クランクインをした時に「戻せるかな?」というところでした。ドラマで一番大変だったのが、みちおさんを責め続ける長いシーンで、田中さんからは「もうちょっと早く」と言われました。「絶対にスピードを上げてください」っていう感じだったので、今回、弁護士としてそういう感じだったらどうしよう…と思っていました。でも、だんだんとみちおさんと会話をすることで感覚が戻ってきた感じでしたね。
MC
セリフもかなり難しい内容ですし…。
黒木さん
違う役でゆっくりとしたしゃべり方をしていると…本作では舌が思ったより追いついてこなかったりするんですよ。それが一番大変でした。でも(最初が)竹野内さんとの野球のシーンだったので、あの空気感が思い起こされました。
MC
そして、坂間には今回、これまでにない恋の予感のシーンもあります。今までにない表情にドキドキしました!
黒木さん
良かったです(笑)。あんまりキュンとし過ぎないようにはしていたんですが…。でもね、(相手が)斎藤さんなんでたぶん出ちゃっていたんだと思います(笑)。
MC
出ちゃっていました! 斎藤さんはそのシーンはいかがでしたか?
斎藤さん
黒木さんは日本映画界の宝なので、ただただ光栄でしたね。たぶん、正解のない世界だと思うんですが、黒木さんの表現は「正解」なんですよ。坂間千鶴としてこの作品を背負っている黒木さんの表現が、本当に身に染みて背筋が伸びる思いを日々していました、本当に。
MC
斎藤さんが演じた月本と坂間のバディも注目ですが、斎藤さんはどんなことを意識されたんでしょうか?
斎藤さん
そうですね、今回テーマに実はローカルエリアの絶妙な線引きというのがあって、月本はその地域に根づく法を超えたルールを坂間さんと探るというような、微妙な淵をなぞるような役割でした。そこのリアリティとエンタメ性は監督の采配によるものだったと思うんですが、実際に今流れている様々なニュースや地域の出来事と繋げるような役割を僕と坂間さんはいただいていたのかなと、完成した作品を観て思いました。
MC
時に違法行為すれすれのことをするようなワイルドな一面を見せていますが…。
斎藤さん
セーフではないようなこともあったりしました。法が何たるものかということを月本という人間なりに見ていて、それが観ている方にとって、ドラマの「イチケイのカラス」の坂間さんとはまた違う角度からの見方になったら良いなと思いました。
MC
お二人の自転車のシーンも最高でした!
斎藤さん
ありがとうございます。こひさんからも、さっき「あのシーンの黒木さんの表情が最高に素敵だ」とおっしゃっていただきました。
黒木さん
ずっと小雨でしたよね。
斎藤さん
そうでしたね。
MC
山崎さん演じる井出は、みちおの“お目付け役”として岡山に異動となるも、職権発動を止められず、うなだれる姿が予告編にも映っていました。久々の「イチケイのカラス」はいかがでしたか?
山崎さん
連ドラの時からLINEグループがあって、竹野内さんも華ちゃんも小日向さんもみんな入っていて、ちょくちょく皆さんとはやりとりをしていたんですね。そのおかけで「久しぶり!」という感覚はなかったですね。ただ、映画化が決まった時、本作には出演されないメンバーもいて、LINE上ではちょっと複雑な空気になりましたね。連ドラも映画もクランクインが野球場で、スタートの際にみんなで身体を動かすのって大事ですね。
MC
LINEグループではどんな連絡を…?
山崎さん
でも連絡くださるのはこひさんとか…おじさまたちが盛り上がるというのはありましたね。
MC
小日向さんはどんなLINEを送られていたんですか?
小日向さん
ドラマの最中ですか?
山崎さん
こひさん、聞いていました(笑)?
小日向さん
聞いていましたよ(笑)。ドラマの最中は、結構みんなでスタジオで写真を撮り合っていました。みんなが居眠りしているのをこっそり撮って、それを載せて「こんな顔してたんだ」って大笑いしたりしていましたね。ドラマが終わってからは、みんなで「食べに行こう」って話はしていたんですが、コロナ禍で行けなかったんで、その辺でちょっと止まっちゃったね…。
山崎さん
みんなが、というよりは、割りとこひさんがみんなの写真を…。
小日向さん
いや、華ちゃんも撮っていたんだよ。
黒木さん
そうなんですよ。私は小日向さんが気づかないうちに盗撮したり、竹野内さんがストレッチしているのを撮ったりと、いかに気づかれずに撮るかと…。
小日向さん
竹野内くんはよく寝ていたよね? 寝た写真をよく…。
竹野内さん
寝ていません。目をつぶっていただけです!
斎藤さん
嘘偽りなくお願いします。
MC
井出は、今回まさかの結婚をするという…。
山崎さん
今回、スピンオフ(スピンオフドラマ「イチケイのカラス~井出伊織、愛の記録~」2023年1月9日からフジテレビ系列にて放送)もあって井出さんが結婚するんです。「連ドラでやってきたキャラクターは合っていたのかな?」って思うくらい、井出さんが結婚することで、ちょっと爆発していくというか恋愛モードになっていきます。そんな井出さんには恐怖を感じるというか、ちょっと関わりたくないような人なので(苦笑)、スピンオフも楽しみにしていただければと思います。
MC
向井さんは本作からの参戦ですが、竹野内さんとのシーンが多かったかと思います。
向井さん
ほとんど僕は竹野内さんとしか会っていないというか…。黒木さんは(この日が)「初めまして」だし、工とこひさんとも現場では会っていないし…。山崎さんとは会ったけれど…。
僕も初めてこの現場に入っていくのは、プレッシャーってわけじゃないけれど、「どういう感じなのかな」と探るというか…。もうチームワークが出来上がったところに入っていくので、なるべく「自分」というより、「今までやられてきた方の流れを汲んで入っていければ」というのはありました。そこで最初から竹野内さんとご一緒できたのは大きかったです。みちおというキャラクターは、人間的なところがあって、僕は堅めの役だったので「崩されないように」という思いはありましたが、スムーズに現場に入れたと思います。
MC
竹野内さんの印象はいかがでしたか?
向井さん
さっき否定されていましたが、割とみちおっぽさがあるんじゃないかと僕は思っていまして…。印象は…パブリックイメージってあると思うんですが、今回初めてご一緒して、僕としてはずっと竹野内さんを見て育った“世代”なので、憧れもありました。それにどこかユーモアがあって…という雰囲気が役と重なって見えたところもあります。そういうところはある種、意外でもあり、みちおでもあり、僕としては面白く拝見しました。いちいち人を笑わせるというわけではなく、居住まいとか視点が人と違って面白いなと思いました。
竹野内さん
どうなんでしょうね? いや、そういう風におっしゃっていただくのは大変光栄なことだと思います(笑)。
MC
お二人は緊迫感のあるシーンが多かったですね。
向井さん
割と分かりやすく対立するところが多かったので、初めてお会いする先輩ですし、僕もあまりなあなあにはなりたくなかったんです。なので現場ではあまり深くしゃべらなかったんですが、だからこそ、また違う形でご一緒できたら嬉しいですね。
MC
小日向さんは今回、東京からの参戦で、撮影日数は少なかったけれど、小日向さんが来る日はすごく盛り上がったとか…。
小日向さん
今回、僕は連ドラから映画になって、みんなに会えると思っていたら、実は(役の上で)絡めたのは二人だけだったんです。斎藤さんと桜井ユキさんでした。だから、みんなとは法廷シーンで会いました。僕は傍聴席にいたんですが、そこで、華ちゃん、竹野内くん、山崎くんと会えて、嬉しくて手を振りました…(笑)。みんなも久しぶりに会えて、温かく迎えてくれた感じでした。もうちょっとみんなと絡めるかと思ったら三日で終わっちゃって…。ほとんどが斎藤さんとの山梨ロケで、待ち時間にいろんな映画の話ができてそれは楽しかったです。
斎藤さん
すごく僕も特別な時間でしたね。緑色のダンサーたちが小日向さんが現場にいらっしゃるということで踊っていました。
小日向さん
それはそういうシーンでしょ! 僕が来るからじゃなくて(笑)。
斎藤さん
僕にはそう見えました。現場の喜びを具現化したものだと(笑)。
MC
山崎さんも法廷での小日向さんとの再会は嬉しかったですか?
山崎さん
嬉しかったです。やっぱり、こひさんがいると一気に空気が変わるので安心しました!
小日向さん
いやいや、別に盛り上げようと思っていないんだけれどね(苦笑)。どうしても嬉しくてはしゃいじゃうんだよね。でも、もういい歳だから落ち着こうと思うんだけれど…。
MC
そして1月14日(土)放送のSPドラマ(「イチケイのカラス スペシャル」)では、カッコ良い駒沢部長が見られるとうかがいました。
小日向さん
これはね、本作の公開の翌日なんですが、本当に申し訳ないけれど、かなり面白いです。ヘタすると本作より良いかも(笑)。これまでと全然違うシチュエーションで、熊本と東京で共同審議を行なうという…。そこで、駒沢さんが入間と同じように、法壇から降りるかもしれないという、なかなか見応えのあるシーンがあるのでぜひ観てほしいです。
竹野内さん
連続ドラマの時に、見ることができなかった駒沢裁判官と入間みちおのバックグラウンドとか、その他のキャストの皆さんの、連続ドラマでは見られなかった過去などが見えてくる内容ですね。SPドラマの新キャストの方々も本当に魅力的で、豪華なゲストが集まっています。小日向さんがすごく…イヤ、何でもないです。ネタバレになるからやめておきます(笑)。
MC
田中監督、映画化にあたって意識したポイントはどこですか?
田中監督
刑事裁判官が主人公という非常に珍しい設定の作品です。でも、法律や裁判というものが遠い話ではなく、見ていただいた方々のすぐそばに訪れるかもしれない、すごく近い話だよと語りかけられるような作品になったら良いなと思って作ったところもあります。ただ法律についてだけではなく、坂間さんと月本さんの恋愛だったり、家族愛、郷土愛だったり、誰しも共感していただける部分も描いているので、まさにリーガルエンターテインメントになっていると思っています。そこは意識して作れたので良かったと思います。
MC
撮影で印象的なエピソードはありますか?
田中監督
劇中でも雨が降るシーンが多くて、そこは狙いで降らせたんですが、そうじゃない時も非常に雨が降っていました。特にこひさんと斎藤さんのシーンは、雨がパラついていて…。こひさんが「降っていても撮るよね?」とプレッシャーをかけてきました…(笑)。「どうしても撮らなきゃ」と思ったら雨が止んだので、ギリギリ撮れました。
小日向さん
雨で撮り直しになっても、また山梨にはとてもじゃないけど行けないから「何としてもこの日に撮ってほしい」と思っていました。そうしたら本当に雨が止んだんですよね(笑)。
MC
登壇者の皆さん、本作をご覧になっての感想をお願いいたします。
竹野内さん
いや、もうこの場では一言二言で感想を述べるのが難しいです。いろんな伏線が張られていて、時間があっという間で、もう終わってしまったんだなというくらい、本当に楽しんで拝見することができました。今回、「ドライブ・マイ・カー」(2021年公開/出演:西島秀俊 ほか)の撮影監督だった四宮(秀俊)さんが、カメラを回していて、その映像が本当にキレイだなという印象がすごく強かったです。連続ドラマからスケールも大きくなってしっかりと映画として、エンターテインメントとして、多くの方々に楽しんでいただける作品になったと思いました。
黒木さん
ドラマの「イチケイのカラス」の雰囲気を残しながら、事件もスケールアップして、キャストも豪華になっています。みちおとのバディと月本さんとのバディの違いを楽しんで観ていただけたら嬉しいです。
斎藤さん
僕はドラマ版のファンとして、ドラマ版はコロナ禍の初期だったと思うんですが、先が見えない中で創意工夫で素晴らしいドラマを作っていただいて、一視聴者として、難しい時期をエンターテインメントに救われました。多くの方にとってこの作品は、今自分が置かれた状況で、「何を真実として未来を見るのか?」と、寄り添ってくれる作品でした。それが、多くの視聴者の思いを乗せて劇場版として進化したのかなと思うので、その必然――パンデミックの最中に生まれるべくして生まれた作品になっているんじゃないかと、一ドラマファン、映画ファンとして完成した作品を観て感銘を受けました。ぜひスクリーンで観ていただきたいと思います。
山崎さん
ドラマファンの皆さんにも、本作から初めて観ていただく方にも必ず満足していただける作品になっていると思います。ドラマで表現できなかったスケール感や壮大さを、ぜひスクリーンでご覧になっていただきたいと思います。
あとは、野球のシーンで、竹野内さんが隠し球で黒木さんにタッチするシーンがあるんですが、その隠し球のボールの握り方、グローブの後ろにボールを挟むというのは、僕が教えました。
斎藤さん
僕も見ていました。野球のシーンはほぼ育三郎さんの監修でしたね。
山崎さん
監修です(笑)。自分が少年野球時代にやっていたことを竹野内豊さんがやってくださるという。
斎藤さん
素晴らしいご指導でした
竹野内さん
隠し球のやり方が分からなくて「どうしよう」って思っていたら、いくつかパターンを教えてくださいました。その中でも、おそらくこの状況だとこのやり方が面白いんじゃないかと教えていただきました。
山崎さん
僕が言いました!
竹野内さん
野球がものすごくお上手なんですよ!
向井さん
率直な感想として、映画として良くできているなと思いました。作品として、「エンターテインメント」というのはいろんな意味があると思いますが、本作はヒューマンドラマの部分もあり、コメディ要素もあります。ただ、先ほど竹野内さんがおっしゃったように、伏線がたくさんある中で、いくつかの事件、人間、時間軸が複雑に絡み合います。でも、全然混乱することもなく、中だるみもせず、きれいな繋ぎ目で常に何かが流れている感じがありました。僕はもちろん台本読んでいて内容が分かってはいるんですが、スーッと入ってきてストレスが全くない――絶妙なバランスで練り上げられた脚本と演出の総合力をまざまざと感じました。本当にこの作品に参加できて良かったと改めて思いました。
小日向さん
たくさんの登場人物たちの葛藤や生き様を田中監督がすごく丁寧に撮ってくれて、本当に満足できる作品になっていると思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいと思います。
MC
最後に竹野内さんからメッセージをお願いします。
竹野内さん
もう私から皆さんに伝えたいことは、「何の先入観もなくこの作品を楽しんでください」だと思います。ドラマシリーズをご覧いただいていない方でも十分にエンターテインメントとして楽しめる作品に田中監督が仕上げていますので、ぜひお正月に劇場で楽しんでいただけたらと思います。