「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」公開記念舞台挨拶
- 公開後舞台挨拶
公開記念舞台挨拶
現在TVアニメ7期が放送中の大人気作品「僕のヒーローアカデミア」(原作:堀越耕平)、通称「ヒロアカ」の最新作となる劇場版・第4弾「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」が、8月2日より公開となりました。
8月3日には、公開記念舞台挨拶をTOHOシネマズ日比谷にて開催し、レギュラー声優の岡本信彦さん、梶裕貴さん、佐倉綾音さん、三宅健太さん、ゲスト声優の宮野真守さん、生見愛瑠さんが登壇。「ヒロアカ」ファンの生見さんには、「ヒロアカ」声優陣からアンナに相応しい「決めゼリフ」のプレゼントもありました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。
岡本信彦さん
爆豪勝己役
梶裕貴さん
轟焦凍役
佐倉綾音さん
麗日お茶子役
三宅健太さん
オールマイト/ダークマイト役
宮野真守さん
ジュリオ・ガンディーニ役
生見愛瑠さん
アンナ・シェルビーノ役
■登壇者の皆さんが、客席通路を歩いてステージに登壇しました。
岡本さん
皆さん、恒例の声出し、いきましょう!
(爆豪の声で)「みんな、“かっちゃ~ん”って呼んで!」
会場の皆さん
かっちゃ~ん!
岡本さん
ありがとうございます。本日ここにいたであろうデク役の山下大輝くん(当日体調不良のため欠席)の思いも乗せて、盛り上がっていきましょう。よろしくお願い(スマッシュ!の感じで)シマーシュ!
梶さん
(焦凍の声で)「みんな、“焦凍”って呼んでー!」
会場の皆さん
焦凍―!
梶さん
伝えておきます(笑)!
いよいよ本作が公開して、ご覧になった直後の皆さんの熱量そのままに盛り上がっていけたらと思います。
佐倉さん
じゃあ、行きます。
(お茶子の声で)「“お茶子ちゃん”て呼んで!」
会場の皆さん
お茶子ちゃ~ん!
佐倉さん
ありがとうございます。伝えておきます。
三宅さん
(ダークマイトの声で)「次は俺だ!」
からの…
(オールマイトの声で)「私が来た!」
宮野さん
今日お越し下さいましたガキ様たち、本日はよろしくお願いします。
生見さん
はじめまして。本日はよろしくお願いします。
■マスコミのフラッシュ撮影の時間が終わると、宮野さん・生見さん・三宅さんが各々ギャルピースなどのポーズを決め始める。
MC
逆に今ですか(笑)? すごいサービスですね。三宅さんまでやっている。
三宅さん
指をつりました(苦笑)
MC
負傷者が出ましたので、リカバリーガールを呼んでください!
それでは、お話をうかがう前に、昨日から公開されている本作ですが現時点で、早くも興行収入3.7億円、観客動員数26万人を突破しました! そして興行収入が40億円を狙えるほどで、劇場版「僕のヒーローアカデミア」歴代一位のスタートを切ったということでございます! (会場:拍手)
三宅さん
(ダークマイトの声)「よ! 俺が来た!」
佐倉さん
来てる来てる!
宮野さん
あいつ(=ダークマイト)来たら怖いんだよな…。(登壇者の皆さん:笑)
MC
岡本さん、歴代一位のスタートですが、いかがですか?
岡本さん
うれしいですね。いち早く山下大輝くんに伝えたいです。それと同時に、本誌の連載がめちゃくちゃ盛り上がっていて、しかも、残り一話というこのタイミングで、こんな朗報が聞けたのがとてもうれしく思います。ありがとうございます。
三宅さん
うれしいですね。本当に、何で今日は大輝くんがいないんだ!(山下さんの身長よりもかなり低い位置に、山下さんを示すような動きをする)
岡本さん
こんなに小さかったっけ(笑)?
三宅さん
でも、大輝くんも喜んでいると思います。
何よりも、私は2役もやったので、うれしさも二倍でございます。ありがとうございます。(会場:拍手)
MC
会場の皆さんは本作をご覧になったばかりですが、どうでしたか?(会場:拍手)
ちなみに、もう複数回観た方はいらっしゃいますか?(会場から手が挙がると、登壇者が驚きと喜びの声を上げる)いやあ、でも、皆さんの気持ちは分かります。
宮野さん
お客様の気持ちが分かっているMCさんがいる!
佐倉さん
(MCの)目がバキバキですよね!(登壇者の皆さん:笑)
MC
朝の四時から仕事をしているので、深夜テンションでお送りしております。
登壇者の皆さん
お疲れさまです!
梶さん
昨日公開したわけですもんね! もう三回目という人は?(会場から手が挙がる) え、いるんだ! じゃあ四回目?(会場から手が挙がる) もう、時間を考えたら、昨日から『ヒロアカ』しか観ていないでしょ。
岡本さん
そうだよね。時間を考えるとね。
梶さん
いやあ、猛者がいるもんですね。
岡本さん
目がバッキバキになってそうだね。(登壇者:笑)
MC
佐倉さん、本作で劇場版は四作目になりますね。
佐倉さん
そうですね。「ヒロアカ」の劇場版は、夏に公開されることが多いので、夏が来ると「ヒロアカの夏」って毎年言いたくなるんです。でも、公開できない年もあったので、またこうやって「ヒロアカの夏」が戻ってきてとってもうれしいです。(実際の身長よりも低い位置に目を向けて)ね! 大輝くん!
三宅さん
いやいやいや。
梶さん
どんどん小さくなっていっている。
岡本さん
彼は妖精か何かなの?
梶さん
イメージはね、それくらいの感じで「よしよし」って感じなんだけれども…。(登壇者:笑)
MC
そしてその四作目にゲスト声優として出演されたのが、宮野さんと生見さんですね。
佐倉さん
マモさん(宮野さん)って、ヒロアカに出ていなかったんですね!
宮野さん
そうなんですよ。
佐倉さん
出ていそうなのに…!
宮野さん
「出てそうな顔」しているんですよ!(会場:笑)
三宅さん
一番ヒーローっぽいもんね!
梶さん
満を持しての出演ですよね。
宮野さん
(ネタバレになるので)細かい事は話せないですが、(生見さんと自分を指して)ここの二人、良かったでしょ?(会場:拍手) ヒロアカの中でも面白い関係性だったでしょ。僕らはまっすぐに演じたので、皆さんに伝わっていれば良いなと思います。
生見さん
はい、そう思います!
宮野さん
めるるは、元々『ヒロアカ』のファンだったんだよね。
生見さん
はい! 本当にただのヒロアカファンだったので、作品に参加できてうれしいです。今日も皆さんにお会いできて本当にうれしいです!
佐倉さん
めるるさんは、昨日本作をプライベートで観たんですよね?
生見さん
はい。公開日にプライベートで観に行きました! 入場特典の本もいただきました!(笑顔で)うれしかったです。
MC
ご自身が演じている本作を劇場でご覧になっていかがでしたか?
生見さん
もう夢みたいな感じですが、自分が出ているのはちょっと恥ずかしいですね。でも、作品はめちゃくちゃ素敵でした。
MC
そして本作ではVaundyさんが、主題歌の「ホムンクルス」のほかに、もう一曲エンディング主題歌「Gift」を書き下ろしてくださいました。皆さんエンディングの曲はどうでしたか?(会場:拍手)
「ホムンクルス」は、本作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」をイメージしていて、「Gift」は「僕のヒーローアカデミア」全体の世界観を象徴する曲として作られたそうです。
宮野さん
感動しますよね。それに、エンディングで初めて「ヒロアカ」を象徴した曲を聴くっていうのも粋ですよね。素晴らしいと思いました。
岡本さん
いろいろなことが重なったタイミングで、アニメのほうはとても大変な事態になっています。絶望的な展開だったり、物語が最後に向かっているという中で、こうやってサプライズがあったり、いろいろな楽しみを与えてくれる、とても素敵な作品だと思います。
MC
レギュラー組の皆さんにお話をうかがいます。
本作の最後の戦いが、あの三人による三位一体の!
梶さん
(小さな山下さんのことを示しながら)この子と一緒にね。
MC
そうですね、見えない山下さんと…。(山下さんを風船やボールに見立てて遊び始めるレギュラー陣の皆さん)いやいやいや…。この部分は、何て記事に書かれるんでしょうか…。(会場:笑)
梶さん
「宙を舞う山下大輝!」って書かれるんじゃない?(会場:笑) まあ、この三人のね…戦いがね。
岡本さん
梶くんの轟と、爆轟の僕は、二人で一緒に収録ができたんですよ。一緒にできたのもうれしかったですし、最後の絵がすごくなかったですか?(会場:拍手) 迫力とかすごかったですよね。最初に観た時、信じられなかった。
梶さん
三人にとってオールマイトという存在が、どれだけ大きかったかということは、これまででも伝わってはいたと思います。でも、それをあの熱量と言葉として聞けたのは、これから最終決戦にむかっていく上で、良かったですよね。
爆豪と轟が背中合わせで、しかも一つの文章を二人で言う割ゼリフがあるんですよね。「いつの間にそんな風になっていたの?」と。
岡本さん
同じ方向を向いているからこそね。
佐倉さん
なかよぴ!(会場:笑)
梶さん
(記者に向かって)「二人は“なかよぴ”」と書いておいてください!
ここまで来ると、僕らもですが、1年A組が成長したことが感じられる作品でしたね。
MC
アフレコ現場ではどんな感じだったんですか?
岡本さん
なかよぴ。
佐倉さん
ぴっぴ?
梶さん
(笑)。ぴっぴでしたね。
岡本さん
ぴっぴしていましたね。
■佐倉さんが移動し、岡本さんと梶さんが並んで二人でポーズをとる。
MC
シャッターチャンスです! 佐倉さん、お気遣いありがとうございます。
岡本さん
(恥ずかしそうに)いや、違う違う。
宮野さん
で、どうだったんですか? 収録現場では。
梶さん
本当にスムーズでした。
岡本さん
どれぐらいの成長度合いなのかを話し合いながら進めました。演じるシーンがどこの時間軸なのか、アニメではココとココの間になってくると、ボロボロではないけれど、どれくらい成長しているのかというのを「見せつけるんだ!」という気持ちをね。
梶さん
そうだね。
岡本さん
オールマイトにも見てもらいたい気持ちもありましたね!
三宅さん
(オールマイトの声で)「見ていたよ!」
岡本さん&梶さん
おお!
梶さん
今のは、オールマイトの声ですよね?
三宅さん
(ダークマイトの声で)「さぁ、どっちかな?」
宮野さん
そのスイッチを入れるのはやめてくださいよ(笑)。
岡本さん
どっちマイトだったんだろう?
三宅さん
どっちマイトだろう?
宮野さん
三宅マイト!
MC
三宅さんはどうご覧になりましたか?
三宅さん
三宅マイト的にはですね。(会場:笑)
劇場版一作目の時は、緑谷少年と共闘して戦うシチュエーションだったんです。でも、今回は僕としたら逆側にも回っていますからね。お二人も言っていた通り、三人の気持ちがダイレクトに聞けた時は、僕はダークマイトなのに、何だかうれしくなって、涙がこぼれちゃうような気持ちでした。
梶さん
そう言ってもらえてうれしいです。
三宅さん
そうやって来れば来るほど、逆に(ダークマイトの声で)「じゃあそれを叩き潰してやろう!」という興奮もあったりして、すごく盛り上がりました。
梶さん
本当に、この声でダークマイトがしゃべるたびにイライラしていました。だって、僕たちのオールマイトの声ですから。
岡本さん
「変なことを語ってんじゃねえ!」って、作中でも言っていますけれどね。
三宅さん
(ダークマイトの声で)「皆さん、イライラしたかい?」(会場:笑)
梶さん
すごい煽り方だなあ。でも、最後にデクがね…!
岡本さん
あのスマッシュもすごくなかった?
三宅さん
そう。
梶さん
あらゆる都市名が出てきましたからね。(登壇者:笑)
三宅さん
本当に、緑谷少年から今までに聞いたことがないトーンだったからね。あれはすごかった。
MC
佐倉さんはA組の成長が見られる本作をどのように受け止めていらっしゃいますか?
佐倉さん
お茶子は、「大切な場面」で「大切なものを渡す」シーンがあって、お茶子だからこその、今回のオリジナルキャラクターへのアプローチなのかなと思っています。今回、お茶子がこの役回りをもらえて良かったなって思いました。あと、これまでの劇場版ではA組の出番があまり多くないこともあって…。
梶さん
他を描く必要があるというかね…。
佐倉さん
でも、今回は結構活躍できました。劇場で観る「ヒロアカ」って、ちょっと特別なものがあるので、スクリーンでA組が頑張っているのはすごくうれしい気持ちになります。
MC
宮野さん、本作のジャパンプレミア以降、ジュリオ沼にはまった人が続出しております。本作の公開と同時にSNSのトレンドには常にジュリオがいますが…。
宮野さん
あいつカッコ良いんですよ。(登壇者の皆さん:笑) 本作を観て改めて「ジュリオってカッコ良いな」って思いました。
梶さん
僕、いろんなところで言っているんですが、あらゆる“癖(へき)”がジュリオには詰まっているんです。
佐倉さん
ずるい!
宮野さん
“癖”って言うなよ(笑)!
佐倉さん
「CV:宮野真守」も含めてだよね!
梶さん
そう。それも“癖”の一つですから!
佐倉さん
そう!
梶さん
分かりますよね、皆さん。いっぱいあるから!
宮野さん
私も、やはり緊張したんですよ。劇場版で、皆さんの中に参加する身として、いきなり来た感じになってしまうのも嫌だし、ぐっと入ってくるのも大変ですから。だからこそ、収録の時に監督さんに、キャラクターのことをしっかり聞いて、ここに生きていたことが当たり前のように演じられれば良いなと思って演じました。まあ、いろいろと設定が盛り込まれていますが、生まれてから、今に至るまでのジュリオの人生が面白いなと思うし、だからこそ、丁寧な口調でも口が悪いと言う、矛盾したことが起こることもうなずけるんです。
三宅さん
“ガキ様”ってすごいよね!
宮野さん
僕の中の“癖”は、本作の監督が岡村天斎監督ということですね。三宅さんと僕が22年前に一緒にやった作品(「WOLF'S RAIN」/2003年フジテレビ系列にて放送)で、僕が初めてアニメで主役をやった作品の監督だったので、何だかエモいものがありました。
三宅さん
何とか今日も一緒に立てたね!
岡本さん
三宅さんが一番かわいいじゃないですか!
宮野さん
よしよし。(すごく高いところの頭をなでるような仕草)
梶さん
横にいるんだから、高さわかるでしょ!(三宅さんが飛び跳ねて、高さを合わせようとする)
MC
さて、生見さん、映画が大ヒットという事ですが、この状況はいかがですか?
生見さん
私は、ヒロアカのファンなので、アフレコに参加できたことが夢のようです。今でも信じられないくらい、すごくうれしいです。
MC
宮野さんの演じたジュリオの執事ぶりはいかがでしたか?
生見さん
めちゃくちゃカッコ良いです。
宮野さん
ありがとうございます!
生見さん
良い意味でギャップの塊で、すごく素敵だと思います。
宮野さん
良い意味でギャップの塊? ジュリオがでしょ?(会場:笑)
梶さん
良いこと言ってくれたじゃないですか。
宮野さん
不満はないよ。アンナもすごく良いキャラクターですね。本作の中のキーポイントですし、大変だったと思います。
生見さん
助けていただいて、ありがとうございます。
佐倉さん
ずっと叫んでいましたよね?
宮野さん
最後なんて苦しかったと思うんだけれど?
三宅さん
それもあって、ダークマイトに対する反応がすごいことになっています。
宮野さん
いろんなことが要求されるキャラクターだったのに、素晴らしかったですね。
MC
宮野さんと生見さんは、(Anime EXPO出席のために)一緒にアメリカへ行ったり番組に一緒に出たりして、絆は深まりましたか?
宮野さん&生見さん
(笑)。(お互いに笑いあう)
岡本さん
何それ!
佐倉さん
アメリカで何かありましたか(笑)?
梶さん
説明してよ。
生見さん
すごく楽しかったです。
宮野さん
アメリカに行けたこともそうですが、こんなにたくさんプロモーションをさせてもらえると思っていませんでした。いろいろな番組にも出させてもらって楽しかったです。
生見さん
宮野さんは、すごく真面目な方なんです。
宮野さん
言うな、言うな!
梶さん
ギャップだね!
生見さん
本番前に、セリフをすごく練習していました。
宮野さん
言うな、言うな!
生見さん
一番面白かったのが、プロモーションでテレビに出る時に、「おはようございます」をずっと練習していたことです。
宮野さん
言うな、言うな!
生見さん
そこは必要あるのかな? って思ってました(笑)。
宮野さん
めるるが、テレビのインタビューとかで、僕を褒めてくれるんですけど、言い方が、「普段はあっけらかんとしているのに」とか、ギャップの例えが悪すぎるんですよ(笑)。
生見さん
いや、良い意味です!
宮野さん
良い意味で「あっけらかんとして」って言う? だから、「裏では真面目なんですよ」って言われても、あまり褒められている気がしない(笑)。
MC
これで記事のタイトル決まりましたね。
梶さん
「宮野真守、あっけらかん!」
宮野さん
「あっけらかんとしているのに真面目」
梶さん
「『おはようございます』を何度も練習」
MC
ちょっと宮野さんの真面目な部分が見えたところで、ここでコーナーに移りたいと思います。
梶さん
(まだ盛り上がっている皆さんに)次にいきますよ! あっけらかんとしていないでください。
MC
本作は、オールマイトの「次は君だ」という言葉がきっかけで生まれた敵<ヴィラン>と戦っていく物語で、オールマイトの意思を継承するという、「継承」が一つのテーマになっています。
そこで、ベテラン声優陣の皆さんから、先日行われた本作のジャパンプレミアで「決めゼリフがほしい」と言っていためるるさんへ、決めゼリフを「継承」していただきたいと思います。(会場:拍手)
皆さんには、めるるさんが演じる「アンナにぴったりなセリフ」を事前に考えてフリップに書いていただきました。最後に良いなと思ったセリフをめるるさんが継承して、言っていただければと思います。
生見さん
緊張する…。すごいプレッシャーですね。
佐倉さん
全部を読んでもらえるんじゃないんですか?
梶さん
読んでほしいですよね。
佐倉さん
ですよね!
MC
何か岡本さんだけ緊張されていますか?
岡本さん
(梶さんと佐倉さんにフリップを見せて)言ってくれるかな?
佐倉さん
事務所NGの可能性があります。
宮野さん
ちゃんとボケた?(会場:笑)
梶さん
ボケるの?
宮野さん
フリップってそうじゃないの?(会場:笑)
生見さん
バラエティやりすぎなんですよ!
三宅さん
(TVに)染まったなぁ〜!
宮野さん
だから(フリップが)二枚あるんじゃないの?
佐倉さん
それは予備で用意されたやつ!
宮野さん
予備なんだ! (枚数が)あるとあるだけ書いちゃう!
梶さん
いっぱいボケろじゃないんだよ。
MC
これは順番大事ですよね。じゃあちょっと緊張しちゃっている岡本さんからいきましょうか。
岡本さん
継承ということだったので、ギャップも含めてこれですね!(会場:笑)
■岡本さんの継承したい決めゼリフ【クソが!】
岡本さん
「クソが!」(会場:拍手)
宮野さん
ああ、ガンバレルーヤの名言だ!
生見さん
そっち?
梶さん
岡本さんがやっているキャラクターが良く言うんです。
岡本さん
でも、バラエティ的にはそっちもあるのかもしれない(笑)。
宮野さん
ガンバレルーヤのよしこさんじゃないんだ。
岡本さん
よしこさんも「ヒロアカ」好きです!
…僕自身、怒りの感情が湧きにくいんですよ。「何でかなぁ」と思ったんですが、かっちゃんが「クソが」とか暴言を言いまくったからだと思います。
宮野さん
デトックス!
岡本さん
心の毒素がなくなったみたいです。
宮野さん
でも、言ってほしいかもしれない。めるるは、感情がいつもフラットなんですって。
佐倉さん
セリフは口当たりも大事ですからね。一回言ってもらわないとですね。
生見さん
「クソが!」(会場:拍手)
宮野さん
めちゃめちゃ良い! (生見さんに)そういう役、待っています!
MC
次に梶さんいきましょうか?
梶さん
アンナの決めゼリフですよね。
■梶さんの継承したい決めゼリフ【私はヒロインなんかじゃない……ヒーローよ!!!】
佐倉さん
(梶さんの)字がかわいい!
梶さん
そこじゃないだろ!
佐倉さん
ヒロインの字!
MC
では、めるるさん言ってみましょう!
■梶さんが片膝をついて、生見さんに向けてフリップを構える。
生見さん
「私はヒロインなんかじゃない……ヒーローよ!!!」
梶さん
ありがとうございます!!
佐倉さん
私は、今日がめるるさんと初対面でした。目を合わせるのも緊張しちゃうくらいめちゃくちゃかわいかったので、これをやってほしいなと思いました。
■佐倉さんの継承したい決めゼリフ【めるるーん☆ アンナめるよ~☆ 皆のことめるめるにしちゃうめる~☆めるめるめるめ めるるめる~☆】
宮野さん
最低ですね。
生見さん
本当に言うのが嫌なんですけど…(笑)。
宮野さん
めっちゃ言ってもらいたそうな目をしていますね、悪い子ですね。
MC
全部のセリフを言う流れになったことに、私も責任を感じています。
■佐倉さんが、生見さんに向けてフリップを構える。
生見さん
「めるるーん☆ アンナめるよ~☆ 皆のことめるめるにしちゃうめる~☆めるめるめるめ めるるめる~☆」
何これ?(会場:拍手)
宮野さん
読みづらいと言う難点がありました。
佐倉さん
実は、私も書いている時に、ゲシュタルト崩壊してしまって、何を書いているのか分からなくなっちゃいました(笑)。
MC
ではつづいて三宅さん、お願いします!
三宅さん
そこまで毒を盛るとは思わなかった。じゃぁ箸休めな感じです。ダジャレで、「生見」を「ルックアットミー」にしました。
■三宅さんの継承したい決めゼリフ【私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡】
生見さん
一番嫌なんですけどぉ〜(笑)!
宮野さん
まさかのダジャレできました。
■三宅さんが、生見さんに向けてフリップを構える。
生見さん
「私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡」
佐倉さん
下の絵は何ですか?
三宅さん
これは…オールマイトのサインよ(笑)。
生見さん
それはほしい。
宮野さん
オールマイトが言ってほしい言葉なんだね?
三宅さん
(オールマイトの声で)「私はヒーローお姉さん ぬっくあっとみぃ♡」(会場:拍手)
MC
最後にフリップを二枚持っている、宮野さん!
宮野さん
順番にやるなんて思っていなかったからさ!
三宅さん
出してごらんよ!
宮野さん
まずやってほしいのは、声優って必殺技を言うじゃないですか。だからちょっと自分の名前を必殺技っぽく言ってほしくて…。
■宮野さんの継承したい決めゼリフ①【…アンナ シェルビ~~~~~ノ!!!】
佐倉さん
それは言い方じゃない?
梶さん
でも、必殺技っぽい。
MC
お願いしてもよろしいでしょうか?
生見さん
「アンナ シェルビ~~~~~ノ!!!」
登壇者の皆さん
おお!!
生見さん
意外と良いじゃないですか。
宮野さん
でも、実はめるるは、決めゼリフを持っているから、考えなくても良いなと思っているんです。めるるが好きな決めゼリフはこれです!
■宮野さんの継承したい決めゼリフ②【(お手振りと顔芸つきで)こんにちは~】
生見さん
(笑)。そんな顔はしてないです!
MC
お願いしてもよろしいですか?
生見さん
(宮野さんを真似しながら)「こんにちは~!」(会場:笑)
確かに、これは良いかもしれない。
MC
めるるさん、六個の中から選んでください。
生見さん
一番言いやすかったのは…。
宮野さん
佐倉綾音のセリフか。
佐倉さん
「めるるーん☆ めるめるめるめ めるるめる~☆」
生見さん
長くて覚えられないです(笑)。 でも、「こんにちは~」ですね。使いやすいです(笑)。
宮野さん
「おはようございます」に緊張する宮野と、フラットな「こんにちは」のめるる!
MC
挨拶が大事ということで、「こんにちは」のアンナ・シェルビーノが誕生しました。
めちゃくちゃ盛り上がりましたね。僕は佐倉さんの「めるめるめるめ」を噛み締めました。(登壇者の皆さん:笑)
お時間となりましたので、最後にご挨拶をいただこうと思います。
いよいよ週刊少年ジャンプでの原作が完結となります。劇場版やテレビアニメはまだまだこれからですが、「ヒロアカ」にとっては特別な年になります。そんな思いも含め、代表してゲスト声優の宮野さんとレギュラー声優の岡本さんにお願いします。
宮野さん
皆さん、本日はありがとうございます。僕自身は、「ヒロアカ」には今回が初参加でしたが、とても良い作品で、とても良い現場だなと、参加して分かりました。この作品の持つ絆や、友情、ヒーローへの熱い思いが、作品の“気”を良くしているんだと思いました。本作も「ヒロアカ」が体現してきた仲間との絆、師弟との絆、親と子供の絆、そして、また違う男女の絆を、僕らのオリジナルキャラクターで見せることができたんじゃないかと思っております。この先の大きな展開にも期待しつつ、本作をたくさん愛していただければと思います。今日は、本当にありがとうございました。
岡本さん
皆さん、ありがとうございます。「ヒロアカ」は何年もやっていて、イベントで登壇する機会たくさんありました。でも、ここに山下大輝くんがいないのは、ちょっと不思議な感覚です。さっきも揶揄していましたが、最初のイベントの時は本当に可愛らしい少年みたいでした。今ここにいないと、寂しいという感情の他に、「存在がデカくなったんだな」ということをとても感じています。それだけ、彼が「ヒロアカ」で成長していて、最高のヒーローとなっている姿を一番近くで見ていたんだとも思います。山下くんが「ヒロアカ」の持っている熱にも、僕自身にも、他のキャストの皆さんにも負けないように、上を目指して作ってきた気がしました。劇場版には、ゲスト声優のお二人がこうして駆けつけてくれて、一緒にアメリカにも行きました。
公開から一日しか経っていないのに、三回も四回も観てくださる皆さんの愛で、盛り上げもらって、劇場版の四作目ができ上がりました。いずれまた、こういう機会ができる未来を待ち望んでいます。一緒に盛り上げてくださればうれしいです。本日は、ありがとうございました。
MC
最後に、会場のお客様と一緒にプルスウルトラを決めたいと思います。今日は岡本さんにお願いします。
岡本さん
はい。(デクのマスコットを手にして)実は、大輝くんからメッセージが届いています。代読します。
【山下大輝さんからのメッセージ】
ここにいる一人一人の力、みんなの「ワン・フォー・オール」で、まだ「ヒロアカ」を知らない日本中、世界中のみんなに、僕らの大好きな「ヒロアカ」を一緒に伝えていきましょう!
岡本さん
さらに向こうへ!
登壇者の皆さん&会場の皆さん
プルスウルトラ!(右手を挙げる)