「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」ラストマッチイベント

2024.08.18
  • イベント

ラストマッチイベント

2024年上半期、エンタメ界を席巻した「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」。8月19日の“ハイキュー!!の日”を前に8月18日に、“もう一回がない全国一斉上映!「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」ラストマッチ”と銘打って、最後となる舞台挨拶が東京・日比谷のTOHOシネマズ 日比谷にて開催されました。村瀬歩さん、梶裕貴さん、石川界人さん、内山昂輝さん、入野自由さんが登壇したこちらのイベントは、全国351館で同時中継も行なわれ、ネタバレ全開の熱いトークに会場は興奮に包まれました。こちらの舞台挨拶の模様をレポートいたします!

日向翔陽役

村瀬歩さん

日向翔陽役

孤爪研磨役

梶裕貴さん

孤爪研磨役

影山飛雄役

石川界人さん

影山飛雄役

月島蛍役

内山昂輝さん

月島蛍役

菅原孝支役

入野自由さん

菅原孝支役

MC

本作は8月17日までの184日で観客動員数は797万人、興行収入は114億円を突破しました! そして、こちらの舞台挨拶の模様は、全国351館の映画館でも生中継されています。それではお一人ずつご挨拶をお願います。

村瀬さん

皆さんお越しくださいまして、そして全国からご覧になっているカメラはこちらでしょうか?
先ほど、数字の話が出ました。もちろん数字が全てではないですが、作品に関わる身として、たくさんの人に、映画・TVアニメの「ハイキュー!!」が好きで、何度も足を運んでくれた方がたくさんいると聞いています。なので、今日は楽しい話ができたら良いなと思っています。

梶さん

本日、紅一点。音駒高校の“赤”ですからね(笑)。こういった舞台挨拶に何度か立っていますが、この光景はすごくうれしくなります。この作品を多くの方が観に来てくれているんだと直に感じることができるし、全国の映画館にも足を運んでくれているということが本当にうれしいです。それをかみしめながら、今日の時間を過ごしたいと思います。

石川さん

皆さんは、今、本作の上映をご覧になった直後ということですよね? これまで、作品の内容を深く話せる機会がありませんでした。いわゆる“ネタバレ禁止”で話すことが多かったので、本作を観た直後の感動を分かち合いながら、皆さんと話せるのが楽しみでこの場に立っています。
そして、皆さんの応援もありまして、大ヒットとなりました。本当に感謝しています。皆さんに感謝を伝えられる場として、僕自身も楽しめればと思っています。

内山さん

今日は楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC

本作は、半年余りの長きにわたって、多くのファンの方たちから応援をしていただき、大ヒットを記録しました。本日で本作のイベントはラストとなります。半年間、ファンの皆さんから応援をいただいた心境を教えてください。

村瀬さん

街を歩いていても、いたるところに「ハイキュー!!」グッズを持っている人がたくさんいました。今日も、ここに来るまでに小さなバスに乗って来たんですが、烏野のユニフォームを着ている方もいました。

梶さん

この会場にもいらっしゃいますね。

村瀬さん

後はグッズを持っている皆さん……何か、音駒の人、多くない(笑)? 

梶さん

良いじゃない!

村瀬さん

あ。あそこにいるのは烏野?

梶さん

あの黒い服を着ている人も烏野ですよね?

村瀬さん

あ、そうか!

梶さん

オレンジも烏野ですから。

村瀬さん

良かった!  安心しました(笑)。あと、…白鳥沢もちょこちょこいますね(笑)。

梶さん

ホントだ(笑)。

村瀬さん

この場には、「ハイキュー!!」が好きで観に来てくれている人だと思いますが、普通に歩いている時も、グッズを持っている人を見かけます。電車とかに乗っている時も「ハイキュー!!」の話をしている人がいると、うれしく思います。そんなことがすごく増えて、日常的に「ハイキュー!!」を感じるので、手応えを感じていますね。でも、今日がラストなんですね。(内山さんに向かって)ウッチー、ラストだって!

内山さん

ねぇ。

梶さん

ウッチーは、こういう機会で舞台挨拶するのは…?

内山さん

前に一回、舞台挨拶をやりました。でも、その時は「受験生たちが、受験が終わったら観るのを楽しみにしるから、烏野が勝ったことも言わないでくれ」と言われていました。でも、もう8月でしょ? 受験も終わってもう夏休みでしょ?

村瀬さん

これから指定校推薦とかAO入試も始まりますね。

内山さん

つまり、それほど長い間公開していたのがすごいなって思っています。本当にすごいことです。すぐ上映が終わっちゃう作品もありますから…。

登壇者の皆さん

いやいやいや(苦笑)。

梶さん

これは、難しい話が始まっちゃうな…(苦笑)。

内山さん

公開が中止になる作品もあるからね。

村瀬さん

やめなさい!

内山さん

今日はね、ネタバレありで包み隠さず話して良いということだからね。

MC

梶さんはどのように受け止めていますか?

梶さん

記録というか、数字的な意味では、もちろん僕らもうれしいです。絶対に、皆さんのリアクションとか作品の良さはもちろんですが、数字というのは、「それだけ頑張ったんだ」という証になります。だから、制作してくださったスタッフさん、原作サイドの皆さんにとっては、間違いなく励みになるし、頑張りが報われるだろうなと思います。
何気ないところで「ハイキュー!!」や、バレーボールというスポーツに触れる機会も増えたなと感じています。そのあたりも含めて、この作品の意義や重みを感じています。「ハイキュー!!」を観て、バレーボールを始めて、活躍されている方もたくさんいらっしゃると思います。そういう作品に携われたありがたみを、今感じています。
僕は、中国での上映イベントに登壇しましたが、世界中で愛されている作品だと感じる機会になりました。

石川さん

本作のアフレコの時、「今回は音駒が主役の作品にしたいと思っています」と、監督から伝えられていました。そして、どんどん音駒のファンが増えているのを実感しています。やはり「ゴミ捨て場の決戦」は、「ハイキュー!!」の中でもかなり大きな戦いです。今日も(音駒の)赤いパーカーを着ている方がすごく多いですが、作品の作り手としては、狙った通りに、皆さんがちゃんと音駒の魅力を感じてくれたんだと思っています。
一応、僕は烏野なんですよ(笑)!

MC

応援上映も話題になりました。

梶さん

(会場に向けて)観に行かれた方いますか?

村瀬さん

(会場からの反応に)ありがとうございます!

梶さん

どこが一番盛り上がるのかな? 回によっても違うんだろうね。

村瀬さん

観るのが一回目の人と、何回も行っている人では感じ方が違うんだろうな。
後は、あれじゃないですか? 「東宝!」とか「ハイキュー!!製作委員会!」とかやるんじゃないですか?

梶さん

そこ(笑)?

石川さん

「楽しぃ…」(研磨のセリフ)とか、みんな絶対に言っているでしょ?

梶さん

あとツッキー(月島)のとことか、みんな絶対に言うでしょ?「上に飛べ!」って。

石川さん

飛んじゃダメだけれどね(笑)。

MC

菅原孝支さんが応援団長を務めて応援上映を盛り上げてくださっていましたが、本日はそんな応援団長・菅原孝支役の入野自由さんにサプライズでお越しいただきました!

■主題歌が流れる中、会場の声援に応えながら入野さんが登場。

入野さん

皆さんこんにちは。私が、菅原孝支の声をやっております、応援団長の入野自由です!
(他の登壇陣に)しゃべり過ぎだ、お前らは!

梶さん

ハリウッドから来たわけじゃないですよね?

入野さん

いや、もう大変だったよ(苦笑)。30時間くらいかけて来たよ。

梶さん

皆さんすみません。裏で盛り上がったやり取りをちょっと披露しています。

村瀬さん

ずっとね、イチャイチャイチャイチャと、二人で話をしていますからね(苦笑)。

梶さん

(入野さんに)ご挨拶を!

入野さん

したよ!

梶さん

改めてね。

入野さん

私、みんなが大好きな菅原孝支役をやっております入野自由です。今日はみんなを応援しに来ました! あくまでも応援です。

MC

皆さんがそろったところで、本作の内容についてもお話していきたいと思います。本日はNG事項はございませんので、皆さんのお気に入りシーン、グッときたシーンを教えていただければと思います。

村瀬さん

やっぱり、研磨との最後のやり取りがすごく好きですね。当たり前ですが、終わったら、我々は帰るわけです。でも、それだけじゃなくて、「またな!」って言うところが、この後も研磨も日向も、そして烏野のみんなも、音駒のみんなもバレー生活が続いていくんだな…と感じました。それは、当たり前なんですが、あの「またな」という三文字に全てが入っている気がしていました。だから、日向は、「また戦いたいんだろうな」と思って演じたら「もう戦いじゃなく、元の感じに戻ってください」と言われました(笑)。
日向は、天真爛漫で元気なんですが、試合の時は、集中して自分を追い込むスイッチがあるんですよね。だから、まだ日向の中では試合が終わっている感じがしていませんでした。何か、影山に諭される――あの感じが僕にも若干、入っていたのかな? と思ったので、すごく印象に残っていて、好きなシーンです。

梶さん

ネタバレOKということなので、ようやく言えるのは、終盤の研磨の視点に合わせて、1カットでグルグル回るボールを追いかけるシーン――あそこを作るのは本当に大変な作業だったと思います。でも、観ている皆さんは、実際にバレーボールをしているような感覚を味わえたんじゃないかと思います。僕も、研磨を演じていて、彼と一緒に呼吸をしているような感覚で演じたシーンだったので、印象的でした。この話ができてうれしいです(笑)。
後は、クロ(黒尾鉄朗)をはじめとする三年生のことを思うと、これで部活動が幕を閉じてしまうのかなって考えながら観ると、込み上げてくるものがある作品でしたね。

石川さん

今までは音駒の魅力を伝えたいと思って、なるべく音駒の話をしていたし、黒尾さんの「ハッハーッ!」のところとかも大好きなんです。でも、影山の話をすると、スパイカーの道を開くためのセッターからのオープンの流れが、今までの影山からの変化を表していると思っています。ちゃんと日向のことを見て、日向が一番うれしいタイミングでオープンで上げるという選択を取れたのは、今まで他校の人たちと戦ってきたからこそ、そういうセッターの形になったんだと思います。最初の印象や、漫画を読んだ時には、「張り上げてモノローグをやろうかな」と考えていました。でも、セッターであるという実感が、このオープンの時に沸いてきたのであれば、「ちょっと落ち着いているかな」とか、いろんなことを考えながら演じたので、すごく印象に残っています。

内山さん

月島蛍の声をやっている身からすると、黒尾さんとネット際で話すシーンが多かったので、そこが印象的です。「バレー、最近どう?」って聞かれて「面白いです」って答える本当にちょっとしたシーンですが、月島がバレー部に入った時のこと何かを考えると…「そんなバカな!?」っていう(笑)気持ちになります。これは、驚天動地(きょうてんどうち)なサプライズ的な流れだと思います。でも、たまに面白いのが月島蛍らしいなとも思います。
あとは、終盤で、合宿などで学んだことを生かして、「上に飛べ」と言うところは、黒尾さんや木兎さんの教えを受けて、月島なりに、頭の中で何度も何度も反復練習してきたんだろうなっていうのをあの1カットで伝えられたらと思っていました。家で練習している時もそのことを考えながらやったので、劇場で本作観て、映える作りになっていったかなと思うので、印象に残っています。

入野さん

さっき梶くんも言っていましたが、僕自身も最後の長回しのシーンは見どころだと思っています。アニメーション技術としてもすごいですが、アニメで言うと10年間、ずっとみんなで一緒にいろんな試合、いろんなセリフを経験して、ようやくこのシーンにたどり着いた というあの感覚が、燃えるんですよね。あのシーン単独で観ても面白いですが、それだけじゃない。歴史を感じて涙が出てくるし、胸が熱くなる――それが「ハイキュー!!」の強みであり、大好きなシーンの一つでもあります。

MC

本作は、海外でも大ヒットをしており、79の国と地域で合計90億円、日本国内も合わせると全世界興行収入は204億円を突破しております。

村瀬さん

「すごいな」という一言しか出てこない。現実味を帯びないというか…。
先日やっていたパリオリンピックでもネーションズリーグでもそうですが、いろんな国の方がツッキーのぬいぐるみを持っていたり、タトゥーが入っているのを見ました。日本という島国で生まれて、古舘春一先生が描かれた“イズム”というものや、描かれてきた思いが、全世界に広がっているということが、ただ胸アツという感じですね。でも、同時に「そうだよな」って気持ちもあります。だって「ハイキュー!!」ってメチャクチャ面白いから「伝わって当然だよな」と思います。「ハイキュー!!」を魅力的に伝えてくださるProduction I.Gさん、音楽の林ゆうきさんや、監督・音響チームもすごく努力をしてくださっていました。だから、そこにあぐらをかくのではなく、地盤をしっかりと固めた上で、面白いものをより耕していける双方向化みたいなものがあったんじゃないかと、勝手にいち「ハイキュー!!」ファンとして思っています。

梶さん

「ハイキュー!!」を知って、観て、読んで、バレーボールを始めたという人が、これからもどんどん増えていくと思います。日本の部活動が、世界に共通するかっていうと感覚が違うとは思います。でも、それを超えて、言葉が違っても、表情や心情からは伝わるものある。だからこそ、「ハイキュー!!」が世界中で愛されているんだと思います。漫画・アニメの底力、魅力を改めて感じます。

石川さん

「ハイキュー!!」は、バレーボールという競技に集まった人たちを描いたドラマです。何か一つのことに打ち込んでいる人、悔しくて涙が出るほど一生懸命努力をしている人――そういうところを、世界中の人たちが、「頑張っている人を応援したくなる」という気持ちで繋がっているのかなと思います。人の頑張りや、熱い気持ちは、言語の壁では止められない。そういう作品なんだと思います。

内山さん

この間、仕事で、アメリカのワシトンD.C.に行きました。飛行機の中で観られる映画の邦画の中の一番上に「ハイキュー!!」がありました。「あ、もう飛行機で観られるんだ」と、思いました(笑)。現地で、サイン会をやったんですが、音駒のユニフォームで来ていた人もいました。作品の人気の高さを肌で感じましたね。

入野さん

僕は以前、半年くらいお休みをもらって海外に行っていた時期があります。6~7年くらい前ですが、イギリスでやっているアニメのイベントに参加したこともあります。その時、いろんなコスプレをしている人もいて…、あの段階で、僕はツッキーのコスプレをしている人と写真を撮ったからね(笑)。菅原のコスプレの人もいたので、写真を撮ってもらいました(笑)。日本のコンテンツが世界に広がるのはうれしいことだと思います。これからもどんどんと広がっていくんだろうなと思っています。

MC

本日は、皆さんにお伝えする新たな情報が四つあります。一つ目はこちらです。スクリーンにご注目ください。

■「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」Blu-ray&DVD発売決定!

登壇者の皆さん

おぉっ!

村瀬さん

これは大事ですよ。

梶さん

お家で観られますからね。「もう一回がない試合」が何度でも観られますからね。

村瀬さん

やったー!

■「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」展 開催決定!

登壇者の皆さん

おぉっ!

梶さん

やったー! すごいですね、「ゴミ捨て場の決戦」をフィーチャーしているってこと?

石川さん

作品単位なら聞きますが、劇場版一本でやるんですか。

入野さん

これは、無限にできるね(笑)。

梶さん

いっそ、話数ごとにやります(笑)?

MC

そのためのビジュアルも描き下ろしております。こちらです!

登壇者の皆さん

おぉー…!!

入野さん

あれ? 菅原さんがいないですね(笑)。

内山さん

(枠の外側を指しながら)この辺かな(笑)?

MC

2024年12月27日より松屋銀座にて開催です。その後、金沢、大阪など全国を巡回します。

登壇者の皆さん

すごい!

梶さん

今、映画館でこのイベントを観ている方の近くでも開催されるかもしれません。

■アニメ「ハイキュー!!」10周年ラストイベント実施決定!

梶さん

ラストイベント?

村瀬さん

「10周年」の、ラストイベントだね。

石川さん

今、「10周年」でいろいろと企画が動いているから、そのラストだね。
「ハイキュー!!」が終わっちゃうのかと思った(苦笑)。

入野さん

10年前を振り返ると、収録現場が懐かしいね。

梶さん

最初に行った時、悪ガキばかりでビックリしたもん(笑)。

村瀬さん

入野さん、靴隠されていたよね(笑)。

入野さん

そうだよ。あれはいじめだよ、いじめ! 呼ばれて、靴脱いで椅子に座っていたら、靴がなくなっているんだもん(笑)。

梶さん

みんな大きくなったね。

石川さん

この10年でようやく内山さんと話せるようになったし…。

内山さん

いやいやいや、しゃべっていただろう!

村瀬さん

遅くね(笑)。

入野さん

内山さんも、10年でだいぶ社交的になったよね。

内山さん

もう良いから(苦笑)!
イベントについて教えてください(笑)! どんなイベントなんですか?

MC

タイトルは「ハイキュー!! 10thイベント NEXT STEP」です。

登壇者の皆さん

「NEXT STEP」(笑)??

MC

2025年3月2日、昼の部、夜の部で行ないます。

梶さん

(会場に向かって)皆さんは、早くスケジュールを確認したいですよね。

MC

場所なんですが…。

内山さん

(入野さんと梶さんが二人でおしゃべりを続けているので、二人に向かって)ちょっとうるさいよ(笑)!

梶さん

ワンチャン、入野さんがまたサプライズの可能性があるから…。

内山さん

(ちょっと強めに)場所は!?(登壇者の皆さん:笑)

梶さん

10年で変わりましたね(笑)。

MC

東京・有明アリーナです。

梶さん

すごい! 聖地ですね。

入野さん

バレーボール…やるのかな?

内山さん

適当なこと言わないでくださいよ(笑)。

梶さん

ウッチーが(バレーボールをやるの)?

内山さん

やんねーよ(笑)!

石川さん

でも、最初の頃、バレーボールやったよね?

村瀬さん

やりましたねぇ…(笑)。懐かしい!

梶さん

ちょっと、だんだんアフレコ現場みたいな空気になっているよ(笑)。

村瀬さん

「NEXT STEP」の話をしましょう!

入野さん

場所は?

登壇者の皆さん

言ったよ(苦笑)!!

入野さん

ごめんごめん。有明アリーナでバレーボールをするんでしたっけ。

梶さん

話がループしているから!

入野さん

応援しに来たのに…。

梶さん

邪魔だよ(苦笑)!! 邪魔しに来ているの(笑)?

MC

キャストは村瀬歩さん、石川界人さん、ほか…。

梶さん

ほか? まだ分からないのか?

石川さん

落選しているかもしれないの?

梶さん

僕、他校だもん…。

入野さん

梶くんは、本作で終わりかもしれないし…。

登壇者の皆さん

いやいやいや!

梶さん

僕だってウッチーがバレーしているところ見たいんだから!

■山口と月島が仙台市の観光特使に決定!

登壇者の皆さん

おぉー!

梶さん

おめでとう!

内山さん

先日「萩の月」というお菓子のパッケージがツッキーになっているやつが販売されました。

石川さん

楽屋にありましたね。

内山さん

お召し上がりください(笑)。

梶さん

観光特使だ!

石川さん

パッケージのデザインのために、わざわざ描き下ろしをしているんです。メチャメチャ色気があるので、ぜひ皆さんご覧ください! 色気がすごいんす。

入野さん

会場の皆さんに一個ずつ配ったら良いんじゃない?

内山さん

なんで僕が(笑)?

MC

そろそろお時間なのですが、ここで“この方”から、これまで本作をご覧いただいた方へのメッセージを頂戴しております。スクリーンにご注目ください!

■スクリーンに古舘春一先生の描いた、イラスト付きのお礼のメッセージが映し出される。

登壇者の皆さん

おぉっ!!

村瀬さん

先生! しかも日付が今日だ!

梶さん

良い笑顔だねぇ…。

MC

せっかくですので、メッセージを村瀬さんから代読していただいてもよろしいですか?

村瀬さん

はい!
「ゴミ捨て場の決戦 沢山の応援 本当にありがとうございました!!!!!!」

MC

最後にキャストを代表して、村瀬さんからメッセージをお願いします。

村瀬さん

皆さん、暑い中、お越しいただき誠にありがとうございます。全国の劇場でご覧くださった皆さんもありがとうございます。
僕が「ハイキュー!!」に関わったのは、2013年からなので、「ハイキュー!!」のアニメ自体は10周年ですが、もう11年になります。皆さんが、この作品が「本当に大好きだ!」という思いで観に来てくださっているのが、本当にうれしいですし、力になります。本作も、最後の最後に(星海光来役の)花江夏樹がね、何か印象的な感じで出てきました。この続きができたら良いなと、役者として胸に抱きつつ、今後の展開を皆さんと一緒に楽しみに待っていたいと思います。
最後なので、「ハイキュー!!」イベントでは恒例の「おつかれした!」という掛け声で締めたいと思います。皆さんにもお願いしても良いですか? ちょっと練習しますか?

梶さん

全国で観ている皆さんも一緒にね。

村瀬さん

そうですね。(中継先の会場に向けて)他人事じゃないからね!

石川さん

急に強いな…。

梶さん

別に他人事だとは思ってないと思うよ? きっとやる気満々だと思うよ(苦笑)。

村瀬さん

10年間で僕も変わっちゃいましたね(笑)。強めの村瀬が出ちゃいました。
一回練習しましょう。では、行きますよ? 「おつかれした~!」

会場の皆さん

おつかれしたー!

村瀬さん

あぁ……。

梶さん

物足りない(笑)?

村瀬さん

もっとエネルギーをほっしちゃっています。ここがコートだと思ってね。コートの内側は、みんな仲間だから! 逆に声出していないヤツなんている?
では行きますよ?

梶さん

本番?

村瀬さん

本番行きます!

梶さん

全国の皆さんも気を抜かないでね…(笑)。部長に怒られるよ(苦笑)。

入野さん

部長、本番で(笑いが止まらなくなりながら)言えなくなったこと、ありましたもんね?

村瀬さん

それは、あなたのせいですよ(苦笑)!

梶さん

思い出トークが長いって(笑)!

村瀬さん

行きましょう!
「おつかれした~!」

会場の皆さん

おつかれした~!!

村瀬さん

ありがとうございました!