人気のキーワード

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公開記念舞台挨拶

2025.09.20
  • 公開後舞台挨拶

公開記念舞台挨拶

原作は、鬼才の漫画家・藤本タツキさんが、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で人気連載中の漫画『チェンソーマン』。今作は、TV シリーズの最終回からつながる物語、【エピソード「レゼ篇」】を映画化しており、主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語です。
9月19日公開を迎えた本作。翌20日にTOHOシネマズ 日比谷にて公開記念舞台挨拶を実施し、戸谷菊之介さん、楠木ともりさん、坂田将吾さん、内田夕夜さん、内田真礼さん、高橋花林さん、上田麗奈さんが登壇しました。また、原作者の藤本先生からメッセージとイラストが寄せられました。こちらのイベントの様子を詳しくレポートします。

デンジ役

戸谷菊之介さん

デンジ役

マキマ役

楠木ともりさん

マキマ役

早川アキ役

坂田将吾さん

早川アキ役

暴力の魔人役

内田夕夜さん

暴力の魔人役

天使の悪魔役

内田真礼さん

天使の悪魔役

東山コベニ役

高橋花林さん

東山コベニ役

レゼ役

上田麗奈さん

レゼ役

MC

本日は、全国346の劇場で中継がされております。ちょっと手を振って話しかけてください。

戸谷さん

(中継カメラに手を振りながら)見てる~? (登壇者の皆さん:笑)

MC

全国ですので、どこでも地名をおっしゃってください! 

戸谷さん

えっ!?

内田(夕)さん

(カメラに向かって手を振りながら)福岡ー!

内田(真)さん

(カメラに向かって手を振りながら)大阪ー!

坂田さん

(カメラに向かって手を振りながら)(熊本)光の森ー! 地元の映画館なんです。

楠木さん

(カメラに向かって手を振りながら)愛知ー!

戸谷さん

(カメラに向かって手を振りながら)京都ー!

MC

それでは会場と全国の皆さんに向けてご挨拶をお願いします。

戸谷さん

本日は、いろいろな話ができたらと思います。ぜひ最後まで楽しんで帰ってください。

楠木さん

無事に公開できて、こうして本日皆さんとお話しできるのを楽しみにしておりました。

坂田さん

皆さん、上映後の余韻の中だと思いますが、楽しんでいただければ幸いです。

内田(夕)さん

(ハンドサインをしながら、暴力の魔人の原作のセリフから)「ラブ&ピース」です!

内田(真)さん

また、本日は皆さんと『チェンソーマン』のお話がたくさんできることを楽しみにして参りました。

高橋さん

皆さん、ご覧になったということなのでね。(コベニのセリフから)なんか、ごめんなさい。(会場:笑)

上田さん

今日はそれぞれのバディの皆さんも来てくださっているので、お話をうかがえるのがとっても楽しみです。今日は楽しんでいってください。

MC

夕夜さんの瞳は今日グリーンなんですよね?

内田(夕)さん

そうなんですよ。皆さん、それぞれキャラクターのカラーを纏(まと)うということで、暴力の魔人はグリーンがイメージカラーで、「レゼ篇」ということでレゼのグリーンアイにも敬意を表して、グリーンアイ(のカラーコンタクトレンズ)を入れてきました。今、思いっきり目を開いていますが、見えるかな?  見えない方のために、ちゃんと胸ポケットに暴力の魔人(のアクリルスタンド)を連れてきています。これは、昨日妻が映画館で買ってきてくれました。

高橋さん

すごい!

上田さん

本当だ! かわいい!

MC

皆さんは、本作を観終わった後ですので、いろいろなことをお話しいただけます。ですが、公開直後ということで結末だけはお控えください。
まずは、この情報をお伝えさせてください。昨日、無事に初日を迎えた本作ですが、公開一日目で観客動員数27万2000人、興行収入4億2000万円を突破したということです。最終興行収入50億円を狙える大ヒットスタートを切っています。(登壇者の皆さん&会場:拍手)

登壇者の皆さん

ありがとうございます!

MC

戸谷さん、すでに、こんなにたくさんの方が映画館に来ていただいているというのはいかがですか?

戸谷さん

ありがたいですね。反響もすごくいいです。SNSのハッシュタグのつぶやきも見ています。皆さん、興奮冷めやらぬ文章でつぶやいてくださっていて、本当にうれしいです。

MC

キャストの皆さんも、本作をご覧になっていますよね? ぜひその感想と、劇場版だからこそのシーンとか、すごいと思うところをお聞かせください。

戸谷さん

音響がすごくて、そこは映画館で観る価値があると思っていました。オープニングから、この音響で聴けるのが、めちゃくちゃ興奮しました。途中で、静かになる夜の学校のシーンとか、殺し屋が出てきてちょっとホラー調になる時の音響とか、もちろんアクションシーンの音響もずっと興奮しっぱなしでした。

楠木さん

私は、ここが(スクリーンに映っているポスター画像を指さして)劇場で観たかったんです。大きなスクリーンとリッチな音響で観て、視界いっぱいに広がる花火を観て絶望したかった…。(登壇者の皆さん:笑)

戸谷さん

絶望ですか?

楠木さん

(笑)。ここに向かっていくシーンも含めて劇場で観られてうれしかったです。

坂田さん

僕は、デンジとマキマさんのデートシーンですね。あのシーンは、すごく映画館の中が描写されますよね。それを、映画館の席で観ていると、何か変な気がして、楽しいというか…。

戸谷さん

確かに。

坂田さん

あのシーンを映画館で観られて良かったです。

内田(夕)さん

僕も同じことを思っていたんですよ。映画館で(デンジとマキマが)二人きりで観るようなところもあるし、満席状態で観ているのもある。「もしかして、ふと横を見たら、デンジくんが座っているかもしれない」という感覚になりました。自分と客観性がいったりきたりする感覚が、映画館ならではだと思いました。

内田(真)さん

私は、水の表現がすごかったなぁと思いました。水にもいろいろなパターンがあって、息ができなくなるような感覚と、鼓動がドキドキして止まらなくなる感覚がありました。だから、「このドキドキは何のドキドキだろう?」という時がありました。

MC

戸谷さん、プールのシーンはキレイでしたよね。

戸谷さん

めっちゃキレイでしたね。制作さんの「レゼを美しく描こう!」という意図を感じました。その美しさがダイレクトに伝わってきました。

高橋さん

私は、最初の漫画に入っていくような感じが、大きいスクリーンで観ると、没入感がすごくあると思いました。画の質感がシーンで変わって、サイケデリックなところがあったり、リアル調なところがあったり、そういう素敵な場面描写を大きいスクリーンで観るのはいいなと思いました。

上田さん

花火のシーンや、プールのシーンは、原作を読んでいた時から楽しみにしていたシーンだったのですが、実際に観て感動しました。でも、なんてことないシーンにもグッとくることが多かった印象もあります。ただ歩いているシーンとか、カフェ「二道」に向かうレゼの姿は、原作の時にスルーしてしまった部分だったのですが、映画になって、そのドラマ部分の尺が伸びたからこその、印象の残り方だったような感じがしています。そこでグッと来たので、最後に向かって、その積もり積もったものがあったからだなあと思っています。だから、「二回観るとよりグッとくるな」と思いました。ぜひ二度、三度と観てください。

MC

今まで、本作でレゼとボムの二役をされていることは公表していませんでした。デンジの前に現れるレゼという女の子、後半ではチェンソーマンと戦うボムという全く違うキャラクターを演じましたが、どのような思いで二つの役を演じられましたか。

上田さん

レゼに関しては、「デンジがマキマさんとレゼのどちらを好きなんだろう?」と、迷うぐらい魅力的な女の子を演じなければと思いました。レゼは、マキマさんとは違うタイプなので、距離の近さ・テンポ感・デンジとのノリの近さや年齢の近さなど、手が届くかわいい女の子を意識して、デンジをドキドキさせられるように頑張りました。

MC

あのマキマさんから心を持ってくるのは、相当ハードルが高いですよね?

上田さん

高いですよね。だから、本当に緊張したんですが、スタッフの皆さんのお力も盛大に借りして演じました。
ボムに関しては、デンジをドキドキさせる必要がなくなるので、今度は引き算になりました。「心を奪う」ことが目的のように動いていたレゼとは違って、「心臓を奪う」ことに集中力を切り替えたので、レゼとはまた違ったクールさが見えるように自然となったと思います。そのレゼとボムの中にもう一人“三人目のレゼでもボムでもない彼女”が、いるように心がけたので、全くの別人ではない形になったと思います。

MC

戸谷さんは、一緒に収録されたんですよね?

戸谷さん

そうですね。上田さんとは、全編同じところで収録しました。レゼと出会うシーンから一緒にやったんですが、距離の近さをめちゃくちゃ感じました。言葉の一つ一つに「この子は、デンジのことが好きなのでは?」と感じさせるような、うれしさや、あざとくない自然な好意が、言葉に出ていました。それを感じながら一緒にできたので、やっぱり一緒にやれて良かったです。
後半は、先ほどおっしゃっていた「デンジを惚れさせる必要がなくなった」ところに怖さを感じました。その落差が、デンジも「自分にはもう興味がないのかも」と期待がなくなって、「今までが嘘だった」というショックとか、後半の怒りに表れていったと思います。その落差は、上田さんの演技によって、引き出された感じです。

MC

今「上田さんに引き出された」とありました。一緒に収録したことで気づいたことや、こんなお芝居をしたとか、ありますか?

上田さん

戸谷さんは、すごくライブ感を持ってお芝居される役者さんです。だからこそ、予定調和ではなく、その時々の感情をまっすぐ届けて共有してくれました。だから、レゼも今まで体験したことのない楽しさに引っ張られていって、「もしかして、レゼも楽しんでいる?」と、皆さんに思ってもらえるようなところまで、引っ張ってもらった感覚がありました。

MC

楠木さん、今その話を横で静かに微笑みながら聞いていらっしゃいましたね。

楠木さん

はい、微笑ましいなと思いました。私の収録は、基本戸谷さんとやっていたので、レゼとデンジの掛け合いのシーンの収録は、あまり見ていないんですが、マキマに対するデンジはよく見ていました。デンジは、マキマを掴み取ろうと必死というか、ある意味ガメついというか、そういうまっすぐさがあります。
でも、レゼと話している時のデンジは、大事に壊さないように自分の気持ちに気付きながら、思春期の男の子の純粋なかわいらしさが出ているから、二人を見ていると本当に辛いですね。(胸に手をあて)ギュッてなって…「あぁ、なんて苦しいんだ」と思いながら劇場で観ていました。そこに、私は心を動かされました。

MC

そんな風に楠木さんが思っていることを戸谷さんは感じながら演じているわけでしょう?

戸谷さん

マキマさんとレゼで葛藤していますね。
二人への接し方は確かにかなり違いますよね。僕も客観的に「レゼと接している時はカッコつけているな!」って思いました(笑)。それもデンジのかわいいところだなって僕は思いました。

MC

それでは、(内田)真礼さんと高橋さんからうかがいます。これまでTVシリーズからデンジを見てきて、正直なところ、二人(デンジとレゼ)の関係はどういう風に映りましたか?

内田(真)さん

正直に言っても良いですか?
思っていたよりデンジがちょっとバカになった気がしています。まあ、TVシリーズの時から、割と頭悪かったと思うんですが……。

戸谷さん

(笑)。直球ですね!

内田(真)さん

恋愛って、どこか人をおかしくするところがありますよね。私も、レゼを見ていて、「とても魅力的」だと思ったので、「それはそうだよね」って思いました。そのデンジをお芝居する戸谷くんの演技が、「ハードにバカだな!」って…。(会場:笑)

戸谷さん

(苦笑)。初めて言われました。

内田(真)さん

いや、本当に素晴らしい演技だったの! すごく良いと思いましたし、今回のデンジは、より魅力的で大好きでした。

高橋さん

マキマさんに対するデンジは、「憧れのお姉さん」というか、年上の人に養われたいとか、快楽に直球という感じのイメージがありました。でも、レゼといる時は、クラスメイトといる感じで、心が見えづらかったデンジに、「切ない気持ち」や「悲しい気持ち」といった人間味を増す感情を生ませたのがレゼなのかなって思いました。先ほどの上田さんの話を聞いて、それが、デンジの成長につながっていったんだなってしっくりきました。

戸谷さん

確かにそうかもしれない。マキマさんからは、全て与えられて、言われるがままでしたが、レゼと接している時は、例えばプールのシーンでも自分から飛び込んでいこうとする瞬間が生まれたのは、レゼがいたからなのかなと思います。

高橋さん

「自分で考えることを始めた」感じがしました。

楠木さん

やっぱり、ちょっとバカなんだ(笑)。

MC

坂田さん、(内田)夕夜さん、男性はレゼのこと好きになりますよね?

内田(夕)さん

やはり男性は往々にして、快楽に直球なハードなバカたちですからね! それはそうなりますよ。(会場:笑)

戸谷さん

主語がデカい!

MC

一方で、マキマさんの私服の破壊力がヤバかったです。

坂田さん

袖が細くなっているのが良い!

戸谷さん

細かいな!(会場:笑)

坂田さん

後ろで手を組んだ時に、フワッとしたカーディガンのシルエットから手首にかけてシュッとなっているのが良いですよね。(登壇者の皆さん:大笑い)

MC

すみません、坂田さんもハードな感じなんですか?

内田(夕)さん

だから言いましたよね? (大きな声で)快楽に直球なハードなバカ!(登壇者の皆さん:大笑い)

坂田さん

(めげずに話を続ける)そこで、大人っぽさを演出していると思いました。…熱弁しちゃってすみません。

MC

揺れ動く気持ち分かりますよね?

内田(夕)さん

僕らだけじゃなくて、客席の男性が全員うなずいていますからね。

坂田さん

映画は、デンジの気持ちで見ちゃうじゃないですか。彼は16歳で、男子高校一年生ですよ。そんなの、揺れ動くに決まっているじゃないですか。

MC

先ほども触れましたが、本日は二組のバディが揃っています。改めて早川アキと天使の悪魔のバディも見どころの一つだと思います。

坂田さん

「レゼ篇」のアキと天使の悪魔は、バディができ上がるまでの話だと思っています。二人の最初の出会いからして、お互いに「何だ、こいつ!」と思っている感じがして、あまり良い感じではありませんでした。だから、本作では「バディとしてどう成立させていくか」という話なんだと、なんとなく思っています。

内田(真)さん

今回は、そのスタート地点からなので、アキが命をかけて助けてくれたのは、アイスを食べながら仕事をする天使の心が動く地点だったと思います。あのシーンは一緒に録りましたが、坂田くんのお芝居が本当にすごかったです。本当に死にそうになりながらお芝居していました。坂田くんも一カ月分くらい寿命を削りながらやっていたのかな(笑)?

坂田さん

かもしれない(笑)。そんなの安いもんですよ! (会場:笑)

内田(真)さん

心が動いた「レゼ篇」での二人は、「ここから先が観たい!」と思わせるシーンでした。

MC

(内田)夕夜さん、高橋さんはバディとしてお互いのキャラクターの印象はどうでしたか?

高橋さん

最初の「コベニちゃーん」と話しかけてくるところで、「わっ、素敵!」ってなりました。「二人は仲良さそうかな」って思いました。

内田(夕)さん

バディということで、愛しい感じもありましたが、コベニちゃんのヘッポコ具合がたまりませんでしたね。あれで、より一層「私はコベニちゃんを守らなければいけない」となりました。すごく強くなりました。

高橋さん

うれしいです。ありがとうございます!

MC

戸谷さんは、ビーム役の花江夏樹さんについてうかがいます。あの二人の相性、相当良い気がします。

戸谷さん

相性良いんですかね(笑)。最初は、デンジがビームを無下に扱いすぎて「男は嫌いだ」とグーパンチ入れていますからね。その時はあまりバディ感はなかったですが、戦いになると、デンジのセンスが炸裂して、なぜかビームも従ってくれるので、そこは観ていて「良いバディだな」となりました。

MC

花江さんが演じるビームがすごく良かったですね。

戸谷さん

すごいですよね。劇場で観て「すごく騒がしい二人だな」と思いました。でも、それが観ていて楽しいに直結する感じがしました。

MC

レゼから観て、相当戦いづらい相手なのではないかと思いましたがいかがでしたか?

上田さん

お二人を観ているだけでも楽しかったです。観ている方が楽しくなってくるほど、アクションシーンの情報量がすごく多くて、すさまじい気合いの入れようなのに、その中でデンジとビームの声が賑やかであればあるほど、緊張と緩和のバランスがとても心地よくて、最後まで満足度たっぷりに飽きずに観ることができました。本当に素晴らしいお芝居でした。
そこにレゼも、ボムとして戦いに加わっていくんですが、その時も、「デンジに引っ張られて楽しいのかな」それとも「デンジとだから楽しいのかな」と思っていました。命の取り合いをしているはずなのに、まるで戯れているような感じがしました。

戸谷さん

レゼのセリフにも楽しさを感じるところが端々にあって、観ていても良かったです。

上田さん

良いシーンが生まれたと思います。

MC

さて、本日公開二日目のイベントということで、とある方からメッセージを預かってまいりました。私がご紹介させていただきます。

■原作者の藤本タツキ先生からのメッセージと直筆イラストがスクリーンに。

【原作者・藤本タツキ先生からのメッセージ】

見た後に
レゼちゃんのことを考えて
眠れなくなりました!
すげーよかったです!
ビーム君も漫画の2倍くらい
頑張ってたのでもっと
丁寧に扱えばよかったです!
映画を作ってくれた皆さん!
関係者の皆さん! 
見てくれた皆さん!
ありがとうございました!
タツキ

戸谷さん

タツキ先生が、喜んでくださっていることがうれしいです。
しかも、このイラストは、レゼが制服を着ているじゃないですか。

上田さん

ねっ!

戸谷さん

学校に行っているところを描いてくださったのが、神!

楠木さん

このコメントを見て、安心しました。ここでは詳しくお話ししませんが、試写を観た時に、タツキ先生がいたのを遠目に見ていました。本当に楽しまれていたのを見て分かるくらいでした。すごくこの劇場版に熱い思いを持って観ていただけたと感じました。それを、このメッセージを聞いて思い出しました。イラスト、うれしいです。ありがとうございます。

内田(夕)さん

(上田さんにスクリーンの)イラストをガン見し過ぎ!

MC

お客さんにお尻を向けてしまっていますからね。

上田さん

ごめんなさい。喜んでくださっていることが何よりうれしいです。それに「レゼちゃんのことをいっぱい考えながらこの絵を描いてくださったのかな」って思うと、よりすごくうれしいです。もしかして、これは頬が赤らんでいない…ですかね?(また後ろのスクリーンを見上げてしまう)

内田(夕)さん

前を向きなさい。

上田さん

これは、頬が赤らんでいないレゼですか? それがすごく良い! 私は今、ネタバレを全部踏んでしゃべりたい! うー(と耐える)。(会場:笑) 本当にありがとうございます。

登壇者の皆さん

(頭を下げて)ありがとうございました。

MC

最後に一言ずつ、ご挨拶をお願いします。

高橋さん

本日はご来場、そしてご視聴の皆さん、ありがとうございます。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が皆さんに愛されて、公開一日目ですごい記録になりました。これからもたくさんの方に観ていただきたいと思います。
私も本当に素敵な作品に参加できてうれしく思っています。これからも『チェンソーマン』を愛していただけたらうれしいです。ありがとうございました。

MC

それでは、内田真礼さんお願いいたします。

内田(夕)さん&内田(真)さん

はい。

内田(夕)さん

あ! ごめんごめん。

高橋さん

内田さんが二人いらっしゃるから(笑)。

内田(夕)さん

途中まで一緒で名前も似ているから…。ここに内田雄馬がいないだけセーフなんです。(会場:笑)

MC

それでは、真礼さんお願いいたします。

内田(真)さん

ご来場の皆さん、ご鑑賞の皆さん、今日は本当にありがとうございます。私もですね。TVシリーズから引き続き天使の悪魔を担当し、今回はたくさんエピソードを演じたことがうれしかったです。『チェンソーマン』の物語をここから先をもっと観たいと思えるような劇場版作品になっていると思いました。すでに、たくさんの方に観ていただけていますが、これからもたくさんの方に観ていただきたいので、 SNSとかにいっぱい書いてくれたらうれしく思います。今日は本当にありがとうございました。

内田(夕)さん

もう内田真礼の言う通りです!
スタートダッシュがすごかったと先ほどお話がありましたが、そのダッシュは“全”ではなく、今日観てくださった“個(皆さんお一人お一人)”の結果です。皆さんが思ったことをそのまま伝えてくだされば、もっともっと本作が広がっていくだろうと思います。ぜひ皆さんご自身も、周りに伝えていただけるとうれしいです。
最後は、「ラブ&ピース」でよろしくお願いします。

坂田さん

本日はご来場いただきまして本当にありがとうございます。
僕は、昨日の夜に試写から数えたら二回目になりますが、観に行きました。来週あたり、もう一回行きたいと思っています。そして次は、やっぱりあのポップコーンの入れ物を買いたいと思っています。

戸谷さん

あれ、ほしい!

登壇者の皆さん

ほしい!

坂田さん

めちゃくちゃ良いよね! 買いたいと思います。皆さんも、また劇場に足を運んでいただけると幸いでございます。ありがとうございました。

楠木さん

本日はご来場いただき、そして全国でご覧いただきありがとうございます。
私は、実は「レゼ篇」がきっかけでマキマを好きになりました。なので、このような形で演じことを、改めてとてもうれしく思っています。きっと、この作品を今観た方は、「もう一回ぐらい観たいな」とほとんどの方が思われていると思います。すごく細かく、いろいろなところにこだわっているので、一度では抱えきれないぐらい、本当に素晴らしい作品になっています。劇中で、マキマさんが言っていたように、 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を何度もご覧いただいて、皆さんの心に深く刻まれて「人生において印象深い一本の作品」になったらいいなと願っています。ぜひ、今後とも『チェンソーマン』をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

上田さん

本日はご来場いただき、そしてご鑑賞いただきありがとうございます。デンジに感情移入しながら観てくださった方も多いと思いますが、私は、この台本を読んだ時から、ずっとレゼを中心に観ていました。そうすると、私が先ほどお話したレゼとボム、そして「もう一人誰かがいる」っていうのが見えてくる気がします。いろいろなところに、その子がチラッと顔をのぞかせているので、ぜひ見つけてあげてほしいです。何度も観て、「ココはこうだったんだ」って、細かいところまで楽しんでいただけたらうれしいです。本日は、ありがとうございました。

戸谷さん

本日はご来場いただいて、全国でご覧いただいて、ありがとうございます。皆さん、おっしゃっていますが、「この作品は、何回観ても楽しめる映画」だと思っています。一回観た時は、ずっと興奮しっぱなしだったので、「いつの間にか終わっていた」となっていました。でも、本作には細かい演出や、こだわりや小ネタもあるので、そういう部分を含めて何回も観られる作品です。
今日は、「どう演じたか」というお話もしましたが、インタビュー記事を読んでから観るとまた本作の見方が変わったり、視点が変わったりして、より没入できて、より感じるものが多くなると思います。そういう楽しみ方もあると思うので、ぜひ二回とは言わず、三回、四回と観てください。他にも、映画に関連しているものが展開しているので、それらを絡めながら楽しんでいただけると、最後まで「レゼ篇」を楽しめると思います。皆さん、公開してすぐですが、何度も楽しんでいただければと思います。本日はありがとうございました。